JP2002371968A - 電磁振動型ポンプおよびポンプユニット - Google Patents

電磁振動型ポンプおよびポンプユニット

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electromagnet
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Ikuo Oya
郁夫 大家
Koichi Komuro
浩一 小室
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ本体からの振動および騒音を低減する
ことができる電磁振動型ポンプを提供する。 【解決手段】 鉄心および捲線コイル部により構成され
る電磁石部の内周部に、該鉄心を位置決めおよび保持す
る鉄心保持具を配置する電磁石部と、該電磁石部内に支
持され、永久磁石を備えている振動子と、前記電磁石部
の両側部に固定されるポンプケーシング部とを備えてな
る電磁振動型ポンプであって、前記電磁石部の外表面に
樹脂がモールドされた框体部が成形されているととも
に、前記ポンプケーシング部に遮音のための二重構造が
設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁振動型ポンプお
よびポンプユニットに関する。さらに詳しくは、主とし
て室内用エアマットやエアベッドへのエアの吸排、養魚
用水槽や家庭浄化槽などにおける酸素補給、または公害
監視における検査ガスのサンプリングなどに利用される
電磁振動型ポンプおよびポンプユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電磁石と永久磁石との磁気的
相互作用に基づく、該永久磁石を備えた振動子の振動を
利用して流体を吸引、吐出する電磁振動型ポンプとし
て、たとえば図5に示されるようなダイヤフラム式のポ
ンプがある。
【0003】このポンプは、ダイヤフラム201を支持
するとともにポンプ室202を形成する2組のケーシン
グ203、204と、ダイヤフラム201に連結される
振動子205と、電磁石206からなる電磁石部207
と、フィルター保持部208と、エアタンク209とを
備えているものがある。ケーシング203、204のあ
いだには円筒状の筒体210がビス210aにより取り
付けられ、この中に前記電磁石部207が収納されてポ
ンプ本体211を形成している。このポンプ本体211
は、遮音ケースのハウジング212内に収納され、かつ
該ハウジング212の上部に前記フィルター保持部20
8が嵌め込まれているとともに、下部に前記エアタンク
209がビス212aにより取り付けられている。
【0004】かかるポンプは、ダイヤフラム201の強
制振動により、ポンプ本体211自身が振動するととも
に大きな騒音を発生しやすいため、ポンプ本体211を
4本の段付きクッション213でエアタンク209に支
持し、ハウジング212内で振動を吸収するようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ポ
ンプ本体211を4本の段付きクッション213で支持
するだけでは、ポンプ本体211の振動を充分に吸収す
ることができず、ポンプ騒音を低減することが難しい。
この場合、ハウジングをアルミダイカスト製にすること
により、従来のポンプよりもポンプ騒音を低減すること
ができるが、ポンプの重量が重くなるとともに、金型価
格が嵩み、製造コストの低減が難しいという問題があ
る。
【0006】本発明は、叙上の事情に鑑み、ポンプ本体
からの振動および騒音を低減することができる電磁振動
型ポンプおよびポンプユニットを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁振動型ポン
プは、鉄心および捲線コイル部により構成される電磁石
部の内周部に、該鉄心を位置決めおよび保持する鉄心保
持具を配置する電磁石部と、該電磁石部内に支持され、
永久磁石を備えている振動子と、前記電磁石部の両側部
に固定されるポンプケーシング部とを備えてなる電磁振
動型ポンプであって、前記電磁石部の外表面に樹脂がモ
ールドされた框体部が成形されているとともに、前記ポ
ンプケーシング部に遮音のための二重構造が設けられて
なることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の電磁振動型ポンプおよびポンプユニットを説明する。
【0009】図1は本発明の電磁振動型ポンプの一実施
の形態を示す斜視図、図2は図1の電磁振動型ポンプの
縦断面図、図3は図1のポンプケーシング部の分解斜視
図、、図4は本発明の一実施の形態にかかわる電磁振動
型ポンプをハウジングに収納したポンプユニットを示す
縦断面図である。
【0010】図1〜3に示されるように、本発明の一実
施の形態にかかわる電磁振動型ポンプAは、電磁石部1
と、該電磁石部1内の空隙部に所定の間隔をおいて配置
される、フェライト磁石または稀土類磁石などの永久磁
石2を備えた振動子3と、該振動子3の両端に連結され
るダイヤフラム4と、前記電磁石部1の両端部にそれぞ
れ固定されるポンプケーシング部5から構成されてい
る。このポンプケーシング部5は、ポンプケーシング6
とこのポンプケーシング6の側面側にパッキング7を挟
んで固着される側面蓋部(弁室蓋部)8とからなり、該
ポンプケーシング部5に遮音のための二重構造が設けら
れている。
【0011】前記ポンプケーシング6は、さらに吸引室
9、吐出室10および圧縮室11からなるポンプ部を有
しており、吸引室9は、前記圧縮室11と連通するため
に、吸入口12と吸入弁13を、吐出室10は吐出口1
4と吐出弁15をそれぞれ備えている。
【0012】前記二重構造は、適宜の箇所に設けること
ができるが、本実施の形態では、第1の二重構造および
第2の二重構造とからなり、第1の二重構造が前記ポン
プケーシング5に設けられており、第2の二重構造が前
記側面蓋部8に設けられている。前記ポンプケーシング
6における第1の二重構造は、吸引室9、吐出室10お
よび後述する空洞部42の外周壁16に軸方向に形成さ
れる溝17により隔てられる、内壁16aと外壁16b
とから構成されている。ポンプ部からの振動を溝17の
空洞の空気により緩和している。また、前記側面蓋部8
は、内側蓋8aと外側蓋8bとからなる第2の二重構造
にされており、ポンプ部からの振動を空洞の空気により
緩和する高い防音性(遮音性)を有している。また、内
側蓋8aには、ポンプ本体を容易に取付部位に取り付け
られるように、取付け脚18が一体化されている。な
お、18aは段付きクッションであり、ポンプ部の振動
を吸収するようにしている。また、側面蓋部8の材質は
強度上、ガラス繊維入り熱可塑性樹脂が望ましい。
【0013】前記ポンプケーシング6の第1の二重構造
の遮音により、ポンプの低騒音化を図ることができる。
また、側面蓋部8の第2の二重構造によって、騒音がさ
らに低下すると同時に、ポンプ本体の取付け脚部18を
有するので、部品コストおよび組立コストを低減でき
る。また、デザイン上のメリットもある。なお、本発明
においては、第1の二重構造および第2の二重構造のう
ち、少なくとも一方の二重構造により低騒音を図ること
ができる。
【0014】前記永久磁石2は、シャフトに直接取り付
けられた外形形状が四角(角柱タイプ)にされている。
そして一対の永久磁石2のうち、一方の永久磁石2が周
方向の4箇所にN極とS極の極性が交互に極異方性磁極
に着磁され、もう一方の永久磁石2の極性が対向する永
久磁石2とは逆に周方向の4箇所にS極とN極の極性が
交互に極異方性磁極に着磁されている。
【0015】前記電磁石部1は、対向して配置される一
対の大径鉄心(主鉄心)および該一対の大径鉄心(主鉄
心)の内周凹部に組み込まれる捲線コイル部からなる電
磁石と、一対の小径鉄心(補助鉄心)19と、前記一対
の大径鉄心および小径鉄心19の内周部に配置される四
角管状の鉄心保持具(中子)20とからなり、外表面に
は樹脂がモールドされた框体部21が成形されている。
【0016】前記大径鉄心および小径鉄心19は、とも
に断面がE型を呈しており、該小径鉄心19は外方ヨー
ク部19aと、該外方ヨーク部19aの両端部位に配置
されるサイドポール部19bと、該サイドポール部19
bのあいだに配置されるセンターポール部(主極)19
cとから構成されている。また、大径鉄心では、捲線コ
イル部を挿入しやすいように、外方ヨーク部とセンター
ポール部とが分割構造にされている。なお、小径鉄心1
9については、予め外方ヨーク部19aの両端部位に配
置されるサイドポール部19bと中央に配置されるセン
ターポール部19cが一体に加工された珪素鋼鈑製のス
テータコアを複数枚積層して作製するか、または削り出
しにより作製することもできる。また、大径鉄心につい
ても、同様に予め外方ヨーク部の両端部位に配置される
サイドポール部が加工された珪素鋼鈑製のステータコア
を複数枚積層したものと、センターポール部が加工され
た珪素鋼鈑製のステータコアを複数枚積層したものとを
圧入により一体化して作製するか、または外方ヨーク部
およびセンターポール部を所定の形状に削り出して形成
したのちに、圧入一体化して作製することもできる。前
記小径鉄心19および大径鉄心は、位置決めと取り付け
を容易にするために、鉄心保持具20に結合されてお
り、外表面に樹脂をモールドするときに、モールド時の
型への挿入が容易で、かつ高いモールド時の樹脂圧力に
耐えるようにされている。
【0017】前記鉄心保持具20の材質としては、モー
ルド時の150度位の熱に耐えられる耐熱性樹脂または
アルミニウムなどの非磁性体金属などを用いることがで
きる。また、前記框体部21の材質としては、成形材料
である耐熱性で低収縮率のBMC(バルクモールドコン
パウンド)が望ましく、たとえば不飽和ポリエステル系
のBMCなどを用いることができる。
【0018】前記框体部21には、一対の小径鉄心19
側の外周部位に吸気用のタンク部22と排気用のタンク
部23が、電磁石を熱硬化性樹脂でモールドする際に同
時に形成されている。このタンク部22、23はサイレ
ンサー機能を有する。
【0019】タンク部22には、吸入部24aを有する
蓋24が固着されているとともに、タンク部23には、
排出部25aを有する蓋25が固着されている。これら
蓋32、33の固着手段としては、ねじ止め、接着およ
び溶着のうちでメンテナンスが容易にできるように、ね
じ止めとすることができるが、ワンタッチで取り付けら
れるように差込み構造とするのが好ましい。すなわち、
蓋24、25の内面、たとえば四隅部にピン26を形成
するとともに、前記框体部21のタンク部22、23に
は、蓋24、25の4本のピン26を挿入する挿入穴2
7をモールド時に形成する。この挿入穴27とピン26
との嵌め合い寸法はトマリバメにする。そして、蓋2
3、25の延長部28、29の先端28a、29aを外
面から内面に向かうテーパ形状の刃形にしている。ま
た、前記左右のポンプケーシング6側の畝30を延長部
28、29が嵌め込めるように低くしている。また、該
ポンプケーシング6の側面には、前記延長部28、29
の先端刃形とは逆形状であり、該延長部28、29を押
さえ込むための横溝31が形成されている。この横溝3
1は、前記框体部21の成形後の切削加工または框体部
21を成形するときに、分割型金具などを用いて同時に
形成することができる。
【0020】本実施の形態では、前記蓋24、25とポ
ンプケーシング部5との嵌合部を刃形として蓋23、2
5を框体部21のタンク部22、23に取り付けたの
ち、左右方向からポンプケーシング部5を取り付け、つ
いで左右からネジ32を側面蓋部、パッキンおよびポン
プケーシングに形成される孔に差し込んで組み立てるこ
とができる。このように、蓋を框体部に取り付けたの
ち、ポンプケーシング部とが4本のネジで同時に組み立
てられるので、組立性が向上し、組立自動化による工数
の低減を図ることができる。なお、側面蓋部は樹脂より
金属、たとえば鋼板にすればさらなる防音効果が期待で
きる。
【0021】また、前記タンク部22、23には、フェ
ルトまたはポリエステル繊維などからなるフィルターを
配置することにより、空気がフィルター内を通過すると
きに塵などの不純物が取り除かれるため、清浄な空気を
排出することができるが、吸気側のタンク部22に作動
検出装置の検出手段33を収納できるようにカップ形状
の蓋24を取り付けている。前記作動検出装置、たとえ
ばダイヤフラム破損検出装置である場合、前記検出手段
33としては、ポンプケーシング部5の内圧を検出する
差圧検出用蛇腹管などからなるものを用いることができ
る。また、前記作動検出装置としては、過大電流検出装
置(サーマルプロテクター)なども用いることができ
る。なお、34はタンク部22から引き出されたリード
線である。
【0022】本実施の形態では、吸入部24aから吸入
された空気はタンク部22に一旦貯えられたのち、吸引
室9に吸入されるため、吸入音が低減される。また吐出
室10に吐き出された空気はタンク部23に吸入された
のち、このタンク部23に一旦貯えられ、ついで排出部
25aから排気されるため、排気音が低減される。
【0023】なお、本実施の形態におけるポンプケーシ
ング6は、図3に示されるように、吸引室9と吐出室1
0とが、ほぼX字状の隔壁41により上下方向に対称な
部位に形成されるとともに、前記隔壁41により左右方
向に対称な部位に空洞部42が形成され、吸音用の共鳴
形サイレンサーを備えている。そして、前記吸引室9と
左右の空洞部42とを区画する隔壁41には、貫通溝4
3が形成されている。該貫通溝43の形状としては、空
洞部42と連通する形状であれば、とくに限定されるも
のではなく、たとえば切り欠いた溝または孔とすること
ができる。また貫通溝43の数についても、とくに限定
されるものではなく、適宜選定することができる。
【0024】本実施の形態では、前記吸引室9と左右の
空洞部42をそれぞれ1つの貫通溝43でつなげること
により、吸入された空気の吸入音に対し、空洞部42が
共鳴形消音部として作用するので、吸入音が吸音され
る。
【0025】また、本実施の形態にかかわる電磁振動型
ポンプAは、ハウジングに収納してさらに低騒音型のポ
ンプユニットとすることができる。たとえば図4に示さ
れるようなカップ状の上下ケース51a、51bから構
成されるハウジング51内に収納する。このハウジング
51の内壁部には、ポンプAを制御するためのポンプ制
御器(コントローラ)52を配置している。また、ハウ
ジング51の下部には、排気側サイレンサー(消音器)
53を段付きクッション18aで支持するとともに、さ
らに該排気側サイレンサー(消音器)53の上部部位に
段付きクッション18aを介してポンプAを支持してい
る。なお、54はサイレンサー53の吐出部である。前
記ポンプAの排出部25aは蛇腹状に成形されて、サイ
レンサー53に連結されている。ハウジング51の上部
には、空気清浄化のためのフィルター55を収納するフ
ィルター保持部56が嵌め込まれている。これにより、
図2および図4に示されるように、外気はフィルター5
5により清浄化されたのち、ポンプAの蓋24の吸入部
24aから吸入側タンク部22に吸引され、ついで左右
のポンプ部を経由して、排出側タンク部23から蓋25
の排出部25aへと吐き出される。ついで当該吐出され
た空気は、サイレンサー53に流入したのち、吐出部5
4から排出される。
【0026】これまで説明したように、前記モールド成
形されたポンプAは、タンク部および二重構造による遮
音により、低騒音であるので、このポンプユニットは、
ポンプAをハウジングに収納するとともに、該ハウジン
グ内のサイレンサーによりさらなる低騒音化を図ること
ができる。このため、排気側サイレンサーや制御器など
を収納するハウジングの材質を低コストで、遮音性の低
い材質、たとえばABSなどの耐候性熱可塑性樹脂にす
ることができる。これにより、従来型のポンプのように
遮音のためにアルミダイカスト製のハウジングにする必
要がなくなる。その結果、本実施の形態では、樹脂によ
り金型の寿命が長くなり、金型価格の低下、ハウジング
の製造コストの低下および軽量化を図ることができる。
【0027】なお、本実施の形態では、振動子の両端に
円盤型ダイヤフラムが連結された電磁振動式ダイヤフラ
ムポンプについて説明したが、本発明においては、これ
に限定されるものではなく、円盤型ダイヤフラムの外側
に前記振動子の振動に連動して、圧力を発生し、ポンプ
作用を行なうコルゲーション付きダイヤフラムが連結さ
れている電磁振動式ダイヤフラムポンプ、振動子の両端
部に設けられるピストンとポンプケーシングに形成され
るシリンダー部からなるピストン式電磁振動型ポンプ、
またはこのピストン式電磁振動型ポンプの振動子の両端
部がコルゲーション付き十字形バネで支持されているピ
ストン式電磁振動型ポンプなどに適用することもでき
る。
【0028】また、本実施の形態では、鉄心保持具に組
み込んだ4極2コイルタイプの電磁石部に框体部が一体
成形されているが、本発明では、これ以外に1個のリン
グ状の鉄心から構成される電磁石部、2極2コイルタイ
プまたは4極4コイルタイプなどの1個または複数個の
鉄心および捲線コイル部により構成される電磁石部に框
体部を一体成形することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
ポンプ本体からの振動および騒音を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁振動型ポンプの一実施の形態を示
す縦断面図である。
【図2】図1の電磁振動型ポンプの縦断面図である。
【図3】図1のポンプケーシング部の分解斜視図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態にかかわる電磁振動型ポ
ンプをハウジングに収納したポンプユニットを示す縦断
面図である。
【図5】従来の電磁振動型ポンプの一例を示す縦段面図
である。
【符号の説明】
A 電磁振動型ポンプ 1 電磁石部 2 永久磁石 3 振動子 4 ダイヤフラム 5 ポンプケーシング部 6 ポンプケーシング 7 パッキング 8 側面蓋部 8a 内側蓋 8b 外側蓋 16 外周壁 16a 内壁 16b 外壁 17 溝 18 取付け脚 19 小径鉄心 20 鉄心保持具 21 框体部 22、23 タンク部 24、25 蓋 51 ハウジング 51a 上ケース 51b 下ケース 52 ポンプ制御器 53 排気側サイレンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 33/16 F04B 45/04 103A Fターム(参考) 3H003 AA04 AC02 AD03 BA03 CD01 CE02 3H077 AA12 CC02 CC09 CC17 DD05 EE24 EE34 FF02 FF04 FF32 5H607 AA04 BB01 BB11 BB21 CC01 CC05 DD01 DD17 FF06 JJ01 5H633 BB08 GG02 GG04 GG09 HH03 HH07 HH13 JB06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心および捲線コイル部により構成され
    る電磁石部の内周部に、該鉄心を位置決めおよび保持す
    る鉄心保持具を配置する電磁石部と、該電磁石部内に支
    持され、永久磁石を備えている振動子と、前記電磁石部
    の両側部に固定されるポンプケーシング部とを備えてな
    る電磁振動型ポンプであって、前記電磁石部の外表面に
    樹脂がモールドされた框体部が成形されているととも
    に、前記ポンプケーシング部に遮音のための二重構造が
    設けられてなる電磁振動型ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記二重構造が、前記ポンプケーシング
    部のポンプケーシングの外周壁に軸方向に形成される溝
    により隔てられる、内壁と外壁とから構成されてなる請
    求項1記載の電磁振動型ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記二重構造が、ポンプケーシング部の
    側面蓋部の内部を空洞にする内側蓋と外側蓋とから構成
    されてなる請求項1記載の電磁振動型ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記二重構造が第1の二重構造と第2の
    二重構造とからなり、該第1の二重構造が、前記ポンプ
    ケーシング部のポンプケーシングの外周壁に軸方向に形
    成される溝により、内壁と外壁とから構成され、前記第
    2の二重構造が、ポンプケーシング部の側面蓋部の内部
    を空洞にする内側蓋と外側蓋とから構成されてなる請求
    項1記載の電磁振動型ポンプ。
  5. 【請求項5】 前記ポンプケーシング内の吸引室と吐出
    室とが隔壁により上下方向の部位に形成されるととも
    に、前記隔壁により左右方向の部位に空洞部が形成され
    ており、前記吸引室と空洞部とを区画する隔壁に貫通溝
    が形成されてなる請求項2、3または4記載の電磁振動
    型ポンプ。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5記載の電
    磁振動型ポンプが、ハウジング内にポンプ制御器および
    排気側サイレンサーとともに収納されてなるポンプユニ
    ット。
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