JPS6320874Y2 - - Google Patents

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JPS6320874Y2
JPS6320874Y2 JP1980092153U JP9215380U JPS6320874Y2 JP S6320874 Y2 JPS6320874 Y2 JP S6320874Y2 JP 1980092153 U JP1980092153 U JP 1980092153U JP 9215380 U JP9215380 U JP 9215380U JP S6320874 Y2 JPS6320874 Y2 JP S6320874Y2
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JP
Japan
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diaphragm
chamber
pump body
holding plate
tank
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JP1980092153U
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JPS5715990U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧縮された圧力空気を吐出するダイヤ
フラムポンプに関し、その要旨は、ダイヤフラム
駆動機構1中の往復動する軸23の端に保持盤2
4を固着し、ポンプ本体2の側表面に張設したダ
イヤフラム3のほぼ中央部を保持盤24に取着
し、この保持盤24に吸入弁4を設け、導入した
外気の消音を図るための中空の消音タンク6をポ
ンプ本体2の側表面の上に着脱自在に取着して消
音タンク6の取着側面に凹設した圧縮室7にて上
記ダイヤフラム3,吸入弁4を気密的に覆つて成
るダイヤフラムポンプにある。
浄化槽等に使用されるダイヤフラムポンプは、
通常長期にわたつて連続運転されるので、特にダ
イヤフラムや吸入弁等のような劣化を生じ易い寿
命部品の交換、保守点検を必要とするが、第1図
に示す従来のダイヤフラムポンプA′ではその構
造上、寿命部品の取り換え、保守点検に大変手間
がかかつていた。すなわち寿命部品の取り換え、
あるいは保守点検にあたつては、ねじ8を外して
外装カバー9を取り外し、ねじ10を外して圧縮
室7′の蓋11を取り外すと吐出弁5′が露出し、
更にねじ12を外して弁取付台13を取り外すと
吸入弁4′とダイヤフラム3′とが露出するように
なつており、分解や組立てに工数が多くかかり面
倒であつた。しかしこのように外装カバー9、圧
縮室7′の蓋11、弁取付台13というように部
品数が多くて装置が大型になると共にコストも高
くつくという欠点があつた。又、吐出弁と吸入弁
とを取付けた蓋ブロツクによりダイヤフラムを覆
つて中間に圧縮室を形成し、蓋ブロツクをポンプ
本体から外すだけでダイヤフラムや吐出弁、吸入
弁等の寿命部品を露出させられるようにしたもの
が考案されているが(実開昭51−138712号公報)、
この考案にあつてもダイヤフラムと吸入弁等が
別々であるために、ダイヤフラム及び吸入弁のよ
うな寿命部品の保守点検及びその取り替えに手数
を要するという欠点があつた。
本考案は叙上の従来例の欠点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは消音タンク
をポンプ本体から取り外すだけでダイヤフラムや
吸入弁等の寿命部品をポンプ本体側において保守
点検及び取り替えが簡単に行える形で露出させる
ことができ、寿命部品の保守点検あるいは取り替
えを容易に行うことができるダイヤフラムポンプ
を提供することにある。
以下本考案を添付図により詳述する。1はポン
プ本体2内のダイヤフラム駆動機構であり、図中
15はマグネツト、16はヨーク、17はプレー
ト、18はコイルフレーム19の筒部20外周に
巻き回したコイル、21はスプリングであり、上
記コイル18をヨーク17との間に間隔部22内
に出入り自在に納入してあり、コイル18に交流
電流を流すと電磁吸引力もしくは電磁反発力によ
つてコイル18が間隔部22内から出入りし、こ
れに伴つてコイルフレーム19に固着された軸2
3がその軸方向に往復動するものである。3はポ
ンプ本体2の両外側面に張設されたダイヤフラム
であり、ゴム材等により形成されている。ダイヤ
フラム3の周縁部はポンプ本体2の側表面を構成
するように取付けられる外周保持盤41に取着さ
れ、ダイヤフラム3のほぼ中央部は軸23の両端
に固着した保持盤24に取着してあり、このダイ
ヤフラム3間において流入室25を形成してあ
る。26は保持盤24に透設した通孔であり、保
持盤24の外面に取着した吸入弁4によりこの通
孔26を閉塞してある。27はポンプ本体2の両
側部の外周保持盤41に透設した貫通孔であり、
この外周保持盤41に取着した吐出弁5により閉
塞されており、吐出弁5間において流出室28を
形成してある。29は上記の流入室25と流出室
28とを気密的に仕切るための仕切部である。消
音タンク6は2つの部分より成り、そのうち6a
は吸入側の消音タンク部分であり、吸入消音室3
1を構成し、6bは吐出側の消音タンク部分であ
り、吐出消音室30を構成している。つまり吐出
側の消音タンク部分6bは内部を中空にして吐出
消音室30を形成してあり、一外側面には圧縮室
7を構成するように吐出消音室30の端部部材3
0aに凹所30bを形成してある。吸入側の消音
タンク部分6aも内部を中空にして吸入消音室3
1とフイルター室32とを形成してあり、一外側
面には圧縮室7を構成するように吸入消音室31
の端部部材31aに凹所31bを形成してある。
しかしてゴムパツキン33を介して夫々ポンプ本
体2の両側面に消音タンク部分6a,6bを着脱
自在に取着して圧縮室7にてダイヤフラム3、吸
入弁4を気密的に覆い、更に消音タンク部分6
a,6bから一体に延出した外装部34によりポ
ンプ本体2の周囲を覆つて密閉してある。消音タ
ンク部分6aは図示の如くビス35によりポンプ
本体2に取付けられているが、もう一方の消音タ
ンク部分6bも同様にビスによりポンプ本体2に
取付けても良く、あるいはビス35で取付けられ
た消音タンク6aの外装部34と消音タンク6b
の外装部34とが互いに係合しあつて消音タンク
6bを取付けられるようにしても差支えない。こ
のようにポンプ本体2に消音タンク部分6a,6
bを取付けたとき、流入室25と吸入消音室31
とが気密的に連通し、流出室28と吐出消音室3
0とが気密的に連通するように構成してある。以
下その連通構成を詳述する。
第4図に示すように、吸入消音室31側の端部
部材31aには圧縮室7となる凹所31bが形成
され、この凹所31bが形成されていない箇所の
端部部材31aに通孔31cが形成されている。
そして端部部材31aに当接されるとともにダイ
ヤフラム3を保持する外周保持盤41に連通孔2
4aを形成し、しかして端部部材31aを外周保
持盤41に当接することで、通孔31cを連通孔
24aに気密的に連通させ、しかして流入室25
と吸入消音室31とが気密的に連通させてある。
又、吐出消音室30側の端部部材30aには圧縮
室7となる凹所30bが形成され、この凹所30
bが形成されていない箇所の端部部材30aに通
孔30cが形成されている。そして端部部材30
aに当接されるとともにダイヤフラム3を保持す
る外周保持盤41に連通孔24bを形成し、しか
して端部部材30aを外周保持盤41に当接し、
通孔30cを連通孔24bに連通し、この連通孔
24bをポンプ本体2の流出室28と連通させて
ある連通孔部2aに連通させ、このようにして流
出室28と吐出消音室30とを気密的に連通して
ある。
以上のような構成を持つダイヤフラムポンプA
は次のように動作するものである。すなわち、フ
イルター室32内へ導入されたエアはフイルター
36によりろ過されてほこり等を除去され、ろ過
されたエアは吸入消音室31からポンプ本体2の
流入室25へ流れる。ダイヤフラム3が圧縮室7
を膨張させる方向へ駆動されると吸入弁4が開い
て圧縮室7内へエアが流入し、次にダイヤフラム
3が、圧縮室7が収縮させる方向へ駆動させると
圧縮室7内でエアが圧縮されると共に吐出弁5が
開いて圧縮されたエアが流出室28へ流出し、更
に消音タンク部分6bの吐出消音室30へ流れ、
吐出口37から圧縮されたエアが噴出させられる
わけである。なお、フイルター36の点検や掃除
を行なうには、ナツト38を外して蓋39をあけ
れば良い。また寿命部品の点検や交換を行なうに
は、第3図に示すようにポンプ本体2から消音タ
ンク部分6a,6bを外すだけでダイヤフラム3
と吸入弁4が露出して点検や交換を行なえ、貫孔
27からピン等を入れて吐出弁5の点検も行うこ
とができる。
第7図に示すものは本考案の他例であり、ダイ
ヤフラム3等の寿命部品が1組しかなく、圧縮室
7も1つの場合であり、この場合には側面に圧縮
室7を設けた1つの消音タンク6のみを着脱でき
るようにすれば良い。
本考案は叙述の如くポンプ本体の側表面に張設
したダイヤフラムのほぼ中央部を保持盤に取着
し、この保持盤に吸入弁を設け、導入した外気の
消音を図るための中空の消音タンクをポンプ本体
の側表面の上に着脱自在に取着してあるから、消
音タンクをポンプ本体から取り外すだけでダイヤ
フラムや吸入弁等の寿命部品をポンプ本体側にお
いて保守点検及び取り替えが簡単に行える形で露
出させることができ、寿命部品の保守点検あるい
は取り替えを容易に行うことができるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図は本考案の一
従来例を示す断面図、第3図は同上の一部切欠し
た概略分解正面図、第4図は同上の分解斜視図、
第5図は同上の吸入消音室側の連通構成を示す断
面図、第6図は同上の吐出消音室側の連通構成を
示す断面図、第7図は本考案の他例を示す一部切
欠した概略分解正面図であり、1はダイヤフラム
駆動機構、2はポンプ本体、3はダイヤフラム、
4は吸入弁、5は吐出弁、6は消音タンク、7は
圧縮室、23は軸、24は保持盤である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイヤフラム駆動機構中の往復動する軸の端に
    保持盤を固着し、ポンプ本体の側表面に張設した
    ダイヤフラムのほぼ中央部を保持盤に取着し、こ
    の保持盤に吸入弁を設け、導入した外気の消音を
    図るための中空の消音タンクをポンプ本体の側表
    面の上に着脱自在に取着して消音タンクの取着側
    面に凹設した圧縮室にて上記ダイヤフラム、吸入
    弁を気密的に覆つて成るダイヤフラムポンプ。
JP1980092153U 1980-06-30 1980-06-30 Expired JPS6320874Y2 (ja)

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JP1980092153U JPS6320874Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30

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JP1980092153U JPS6320874Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30

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