JP5014829B2 - 集塵機構 - Google Patents

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Description

本発明はエアポンプの集塵機構に関する。さらに詳しくは、主として家庭用浄化槽や養魚用水槽などへの酸素供給に利用される電磁振動型エアポンプの集塵機構に関する。しかしながら、本発明の集塵機構は、電磁振動型エアポンプへの適用に限定されるものではなく、一般のエアポンプにも適用することが可能である。
従来技術にかかわるポンプとして、図7および8に示されるようなダイヤフラム式ポンプが開示されている(特許文献1参照)。そして、図7のダイヤフラム式ポンプは、ポンプ筐体200内のフレームに対向して配置されている電磁石と、永久磁石を備えた振動子と、該振動子の両端に連結されたダイヤフラムと、前記フレームの両端側にそれぞれ固定されたポンプケーシング部とから構成されている。
また、前記ポンプ筐体200の上部には、大気中の砂塵や埃などを除去して吸気するために、集塵部201が設けられている。この集塵部201は、ポンプ筐体200に形成されたほぼ四角形状またはほぼ円形の集塵室202に順次設けられた、合成繊維の不織布からなるフィルター203と、フィルターパッキン204と、フィルターカバー205とから構成されている。
また、前記集塵室202の上部底面には、空気の吸入用の吸気口Suが設けられており、フィルターカバー205で覆われたフィルターパッキン204のあいだに、空気の取入口206が形成されている。このポンプの場合、大気中の砂塵や埃を除去するために合成樹脂の不織布が設けられているが、小さい砂塵や埃を除去するにはフィルターのメッシュを細かくする必要があり、そのためフィルターの目詰まりが発生しやすく、頻繁にフィルターの洗浄や取替えメンテナンス作業が必要となるので厄介であり、目詰まりの状態のままでポンプの継続運転を行うと、流量低下やポンプが異常発熱を引き起こしてポンプの寿命の低減や客先からのクレームに繋がるという問題が生じるのである。
特開2004−76727号公報
叙上の特許文献1に記載された電磁振動型ポンプの場合(図8参照)、デッドスペースが大きくなり、小型化できず、コストが高くつくという問題がある。
本発明は、コンパクトな構造で、集塵能力の効率化が実現でき、そのうえ組み立て作業とメンテナンスが簡単で、そのうえコストの低減が可能な、エアポンプ(とりわけ電磁振動型ポンプ)用集塵機構を提供することを目的とするものである。
さらに、ピストン式やダイヤフラム式の電磁振動型ポンプにおいては、ポンプの寿命を左右するものは、ピストンの摩滅や損傷、ダイヤフラムの破損や弁の損傷等による性能低下、ポンプ機能の低下である。大気中あるいはポンプの外部から流入する流体に含まれる砂塵や異物(例えば、硬くて尖った微小異物)等により、機能部品であるピストンおよびダイヤフラムが損傷や破損を受け、弁も損傷や破損を受けるため、ポンプの寿命を著しく低下させる要因となっている。
本発明は、大気中あるいはポンプの外部から流入する流体に含まれる砂塵や異物等を除去して清浄化された流体を後段のポンプ部に供給できる電磁振動型ポンプを提供することを目的とする。
本発明のエアポンプの集塵機構は、エアポンプの筐体の少なくとも一部に隔室が設けられ、
該隔室に流体の入口と出口とが設けられ、
該隔室内に渦巻き状の通気路が設けられ、
該渦巻き状の通気路内に1または2以上のふきだまり部が設けられ
該ふきだまり部に偏向板が配設され、
該偏向板は、前記ふきだまり部から、流体が前記通気路内を通過する方向と同方向へ伸びてい
ことを特徴としている。
また、前記隔室が着脱可能に設けられてなるようにしてもよい。
また、前記渦巻き状の通気路の断面形状が略円形であることが好ましい。
また、前記渦巻き状の通気路の断面形状がn角形であり、前記nが3以上12以下の整数であることが好ましい。
本発明の第2の態様にかかわるエアポンプの集塵機構は、前記隔室に装着用の突起部を設け2以上の多段重に連結されていることを特徴としている。
本発明の集塵機構によれば、ポンプの筐体の少なくとも一部に設けられた隔室内に通気路が渦巻き状に形成されるため、ポンプに流入する流体が、隔壁内の渦巻き状の通気路を通過するのに伴い流体の渦流が発生する。その結果、かかる渦流の発生によって塵埃が遠心力と流速変化によって隔壁の外側壁に寄せられて集塵作用が得られる。
また、扁平形の集塵機構のため余計なスペースを必要とせず、コンパクトな構造を実現することができ、組立やメンテナンス作業が簡単な上、多段重に連結が可能で、より集塵効果のアップした電磁振動型ポンプを提供することができる。
本実施の形態の電磁振動型ポンプについて添付図面を参照しつつ、以下に詳細に説明する。図1(a)は本発明の一形態にかかわる集塵機構を示す説明図、図1(b)は本発明の集塵機構の流体の流れを示す説明図、図2は本発明の一形態の集塵機構を示す説明図、図3(a)は本発明の一形態の集塵機構を示す説明図、図3(b)は本発明の一形態の集塵機構の流体の流れを示す説明図、図4は本発明の多段重に連結された集塵機構の一実施例を示す説明図、図5は本発明の集塵機構の脱着可能な一実施例を示すポンプの説明図、図6は本発明の集塵機構の脱着可能な一実施例を示すポンプの説明図である。
実施の形態1
本実施の形態の集塵機構1(図1〜3参照)は、筐体H(図5参照)の少なくとも一部に設けられた隔室2に流体の入口3と出口4とを有しており、当該隔室内2に渦巻き状の隔壁5が配設され、渦巻き状の通気路6を形成し、前記渦巻き状の通気路内6に1または2以上のふきだまり部7と偏向板8が設けられている。
ふきだまり部7および偏向板8の数は、それぞれ2つのものが図示されているが、本発明は、特定の数に限定されることはない。
そして、本実施の形態の集塵機構1は、かかる構成により、砂塵や異物を含む外気が、隔室2の流体の入口3より流入して、当該隔室内2に配設された渦巻き状の隔壁5とで形成された渦巻き状の通気路6を通過するときに、砂塵や異物等の粒子に遠心力の作用を受けることなる。隔室2の流体の入口3より流入した砂塵や異物等の粒子が、渦巻き状の通気路6を通過するときに作用する遠心力Zは、つぎの式(1)により算出される。
Z=mU2 / r ・・・・・(1)
Z:遠心力
m:粒子(砂塵)の質量
U:分周速度
r:円軌道の半径
また、粒子(砂塵)の遠心効果Vは、つぎの式(2)によって算出される。
V=Z・mg ・・・・・・(2)
隔室2の流体の入口3より流入した砂塵や異物等の粒子は、渦巻き状の通気路6を通過するときに受ける遠心力Zと遠心効果V(式(1)と式(2)に示される関係式によって算出される)によって、隔壁5の外側壁に寄せられるため、きわめて効果的な集塵作用が得られる。
また、隔壁5のふきだまり部7に配設された偏向板8によって流体の渦流が発生する。
その結果、砂塵や異物がふきだまり部7に集塵されるという利点がある。
また、ふきだまり部7内に不織布を設けてもよい。
本発明の集塵機構1(図4参照)は筐体H(図5参照)の少なくとも一部に設けられ隔室2に設けられた装着用の突起部(s、h)により2以上の多段重に連結が可能で、エアポンプの能力に応じた集塵効果を一層高めることができるという利点がある。
本実施の形態の集塵機構は、図5〜6に示されるように、筐体Hの少なくとも一部(図示された例では、筐体Hの側面に設けられた凹所Ca)に隔室5が設けられておればよく、当該隔室5には流体の入口6と出口7とが設けられている。
図6に示された例では、筐体Hの凹所Ca内に取り付けられた渦巻き状の隔壁5によって隔室5が画定されている。そして、隔室5を覆う蓋Lがネジによって着脱可能に設けられる。
図6に示された例では、隔室5は、凹所Caの側面に支持プレートSPを介して取り付けられ、隔室5の側面と対向する側は蓋Lで閉鎖された後、凹所Caの側面に設けられた雌ネジに、蓋Lの表側から挿通される雄ネジを螺着することによって固定される。
図示されていないが、隔室Rは、凹所Caの側面に支持プレートSPを介して着脱自在に取り付けられるモジュール(一種のカセット)内に設けることもできる。
(a)は本発明の一形態の集塵機構を示す説明図であり、(b)は本発明の一形態の集塵機構の流体の流れを示す説明図である。 本発明の一形態の集塵機構を示す説明図である。 (a)は本発明の一形態の集塵機構を示す説明図であり、(b)は本発明の一形態の集塵機構の流体の流れを示す説明図である。 本発明の多段重に連結された集塵機構の一実施例を示す説明図である。 本発明の集塵機構の脱着可能な一実施例を示すポンプの説明図である。 本発明の集塵機構の脱着可能な一実施例を示すポンプの説明図である。 従来の集塵機構部を示す外観説明図である。 従来の集塵機構部を示す断面説明図である。
符号の説明
1 集塵機構
2 隔室
3 入口
4 出口
5 隔壁
6 通気路
7 ふきだまり部
8 偏向板
w 通気路幅(断面積)
s、h 接合突起部
H エアポンプの筐体

Claims (5)

  1. エアポンプの筐体の少なくとも一部に隔室が設けられ、
    該隔室に流体の入口と出口とが設けられ、
    該隔室内に渦巻き状の通気路が設けられ、
    該渦巻き状の通気路内に1または2以上のふきだまり部が設けられ
    該ふきだまり部に偏向板が配設され、
    該偏向板は、前記ふきだまり部から、流体が前記通気路内を通過する方向と同方向へ伸びてい
    ことを特徴とするエアポンプの集塵機構。
  2. 前記渦巻き状の通気路の断面形状が略円形である請求項1記載のエアポンプの集塵機構。
  3. 前記渦巻き状の通気路の断面形状がn角形である請求項1記載のエアポンプの集塵機構。
  4. 前記nが3以上12以下の整数である請求項記載のエアポンプの集塵機構。
  5. 前記隔室に装着用の突起部を設け2以上の多段重に連結されてなる請求項1または2記載のエアポンプの集塵機構。
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