JPS599074A - 記録装置における給紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンピュータ出力用プリンタやファクシミリ、
ワードプロセッサ等の記録装置における７リクシＢンフ
イ一ド型給紙装置に関するものである。

一般に上記給紙装置に用いられる記録用紙としては、ロ
ール紙等の連続紙あるいはカット紙があるが、該記録用
紙を上記給紙装置に装填するに当っては、始めの用紙の
装填は煩［、いものであり、また始めの用紙装填がうま
くいかなければ、正しい記録が行なえなくなる。よって
正確で安定した記録用紙装填は記録装置において極めて
重要な事項である。即ち容易、迅速、安全な操作と、確
実、安定した用紙装填により記録用紙の走行面り、ジャ
ム、弛み、皺等の発生を防止し、印字品質の安定保持す
ることが記録装置における給紙装置にとって必須である
。

本発明は上記の各種要望条件を満たした給紙装置であり
、各種記録用紙の自動装填を可能に【−１尚ｍｓ性と低
コストでコンパクトなプリクションフイード型給紙装置
を提供することを目的としてなされたものである。

従来のフリクシタンフィード型給紙装置の一例を示す第
１図の斜視図および第２図の断面図により説明する。図
において、記録用紙Ｐを給送する円筒状のプラテン１が
図示しない駆動源例えばパルスモータ又はサーボモータ
により回転駆動され、該プラテンの軸はフレーム九回転
自槍後持されている。このプラテン１の下部には上記記
録用紙Ｐを挿入し案内する固定ガイド板２が固設されて
いて、前記プラテン１の外周面と該固定ガイド板２の内
面とは用紙Ｐを誘導するのに必要な所定間隙が保１これ
ている。また前記プラテンエの下方であって上記固定ガ
イド板２の開口部には、ばね３により付勢されたアーム
４に支持された下ローラ５が従動回転自在に設けられ、
前記プラテン１の外周面に圧接されている。更に前記プ
ラテン１の前上方にもばね６で付勢されたアーム７間に
懸は渡された支軸８に軸方向移動自在で従動回転自在の
複数個の上ローラ９が設けられていて、該上ローラ９は
前記プラテン１の外周面に圧接されている。

尚、前記プラテン１の上方には排紙ガイド板１０が設け
られ、記録済みの記録用紙Ｐを排出案内する。

一方、前記プラテン１の前方下部には二本のガイド軸１
１．１２が平行に設置されている。これらのガイド軸１
１．１２には、キャリッジ１３がタイミングベルト１４
又はワイヤ等を介してサーボモータ等の駆動力により制
御されて往復動自在に設けられて録するための記録ヘッ
ド１５例えばインクジェット記録ヘッド、ワイヤドツト
記録ヘッド、サーマル記録ヘッドあるいは活字タイプユ
ニット等が搭載されていて、この記録ヘッド１５の記録
前面は前記プラテン１に対して所定寸法で離間している
。

次に上記の従来例に示す記録装置における記録用紙の装
填手順を説明する。始めに、記録用紙Ｐをプラテン１の
後方より固定ガイド板２の上面に沿わせて挿入し、プラ
テン１と下ローラ５とが外接する位置にまで押し込む。

その後にプラテン１を手動又は電動により回転すると、
記録用紙Ｐはプラテン１と下ローラ５の間に圧接挾持さ
れて給送され、固定ガイド板２とプラテン１との間隙を
通過してプラテン１の前方に出され、更に記録用紙Ｐの
先端が上ローラ９の付近に至るまで送り出す。次にレバ
ー７を手前側に倒し、上ローラ９をプラテン１０表面よ
り離間させ、記録用紙Ｐをこの離間した間隙に挿入し、
再び上ローラ９を原位置に復Ｉｌｌ！させることにより
記録紙Ｐはプラテン１と上σ−ラ９の各表面間ｖｃＦＥ
、接挾持される。この時、記録用紙Ｐを引っばりながら
プラテンに密接−４−るようにして、更に用紙Ｐの先端
が所定位置に来るようにしながら、上ローラ９をプラテ
ンエに圧接する。このように従来の記録用紙装填手順は
煩雑で、かつ不確実なものであった〇 本発明は記録装置における従来の給紙装置における上記
の問題点を解決するためになされたものである。即ち、
記録用紙を給送する円筒状のプラテンと、上記記録用紙
を上記プラテンの円周上に圧接挾持して従動回転する上
ローラおよび下ローラと、上記記録用紙を上記プラテン
の円周面上に誘導する固定ガイド板とから成る記録装置
の７１クシヨンフイ一ド型給紙装置において、前記固定
ガイド板の外側に揺動回転可能７２町動ガイド板を設け
、前記記録用紙の前記プラテンへの装填に協働して該可
動ガイド板を回動せしめることを特徴とする本発明の給
紙装置は前記の目的を満たすものである。

以下、図面により本発明の実施例を具体的に説明する。

第３図は本発明による給紙装置を装備した記録装置の一
実施例ケ示す斜視図であり、第４図はその断面図である
。

本発明による給紙装置は、ロール紙等の連続紙ＰＩおよ
び所定寸法九裁断されたカット紙Ｐｔの何れの記録用紙
Ｐの給送にも適用可能である。これら記録用紙Ｐを給送
するプラテン１０円筒状外周面は、金属、プラスチック
・合成ゴム等により形成され、この外周面に記録用紙Ｐ
を巻きつけて記録用紙Ｐを給送する。上記プラテンの中
心軸ＩＡは不図示のフレームに回転自在に支持されてお
り、また中心軸ＩＡの一端には手動回転用ノブ、切換え
クラッチおよび電動回転用のプーリ又はギヤ等が軸固定
されている。該プーリ又をコギャはベルト又はギヤを介
してパルスモータ又はサーボモータ等の駆動用モータＭ
１に接続している。更に上記中心軸ＩＡの両軸端にそれ
ぞれ嵌合して回軸自在の左揺動板加と右揺動板２１とが
設けられていて、これ「コ揺動板か、２１の他端け、円
ｗＪ面の一部形状を７２−ｆ　ＥｉＪ動ガイド板２２に
よｔ）一体を７２１．てしする。該可動ガイド板２２は
、上記プラテン１の外周面と所定間隙を保って固設され
該間隙に記録用紙を誘導通過させる固定ガイド板２の最
外側に設けられている。

可動ガイド板駆動モータＭ２はフレーム固設されていて
、該モータＭ、の回転軸にはウオームギヤ膿が取り付け
られ、該ウオームギヤｎはウオームホイールＵを回転き
せる。該ホイール寓の端面にはスタッド５が偏芯位置に
固設されている。ホイール２４０回転によって該スタン
ド５は、前記右揺動板２１の端面２１ＣＫ当接しながら
、右揺動板２１ヲ前記プラテン１０回転軸ＩＡを中心に
円運動させることにより、該右揺動板２１と一体をなす
可動ガイド板２２をプラテン１の外周付近で揺動させる
。

上記右揺動板２１ハ前記ｑ動ガイド°板ｎの下限位置検
知用の突起部２１Ａと上限位置検知用の突起部２１Ｂト
ヲＷし、かつスタッド５に当接する端面２１Ｃを有して
いる。尚Ｓ、、Ｓ、は上記突起部２１Ａ。

２１、ＢＶｃ当接して検知信号を選出するマイクロスイ
ッチであり、ＳＩは可動ガイド板下限検出信号を、Ｓｔ
は可動ガイド板上限検出信号を発てる。

また前記プラテン１の上方および下方には、ばね付勢さ
れてプラテン１の外周面に圧接され、プラテン１によっ
て従動回転自在となっている上ローラ９および下ローラ
５が、軸、アーム、ばね等によって配設されている。尚
、上ローラ９の支軸８の両端を保持している７−ム７の
内部には公知の一方向クラッチがが内装されていて、支
軸８は一方向即ち給紙方向にのみ順回転可能であって、
逆回転は不可となっている。

更に、前記プラテン１の後方即ち記録面の反対側には、
連続紙Ｐ、を挿入して下ローラ５付近に導入する連続紙
ガイド板谷と、カット紙Ｐ、を挿入し同じく下ローラ付
近に導入するインサータ装置路とが固設されている。該
インサータ装［２８は、左ガイド２９と右ガイド関およ
び中間ガイド３１のそれぞれがガイドバー３２によって
単独にスライドできるように配置されている。上記ガイ
ドバー３２は左右両側のイン→Ｊ゛−ターフレーム３３
により固定されている。また上記インサータ装置路に記
録用紙Ｐ。

を挿入する角度は垂直またはこれに近い角度に設定され
、用紙Ｐ、の自重によって所定位置即ち下ローラ５の付
近に落下停止するようになっている。

次に本発明πよる給紙装置の駆動について第３図乃至第
８図に基づいて具体的に説明する。第４図および１！ｇ
５図は本発明の給紙装置による記録用紙装填過程を示す
断面図であり、第６図はそのタイミングチャート、第７
図は電気回路のブロック図、第８図はフローチャートで
ある。

先ず、記録用紙が連続用紙Ｐｌであるときには、連続紙
ガイド板ｎ面上に沿わせて用紙先端を下ローラ５とプラ
テン１とが接する位置に挿入する。

記録用紙が所定寸法に断裁されたカット紙Ｐ、であると
きにはインサータ装置路の所定スリント位置に挿入する
。

上記記録用紙の何れか即ちＰｌまたはＰ、が挿入されて
所定位置（例えば下ローラ５の表面）ＶＣ停止し１コ後
、用紙セットスイッチＳｏ　　（第６．７．８図）をＯ
Ｎにする。次に記録ヘッド１５が前記可動ガイド板部〇
回動時に干渉するような位置にある場合には、該記録ヘ
ッド１５を上記可動カイト板部の作動範囲外の所定位置
（ホームボジシ望ンと呼ぶ）に退避させる。

記録ヘッド１５が所定位置にあることを検出確認後に、
前記用紙セット信号ＳＯに応動して、可動ガイド板ドラ
イブ回路が慟らき可動ガイド板駆動モータＭ、がＯＮと
なり、回転が開始する。これによりウオームギヤお、ホ
イール別を伝動し、更にスタンド２５は右揺動板２１の
端面２ＩＣを圧し、右揺動板２１をプラテン１０回転軸
ＩＡを中心にして揺動させる。右揺動板２１に一体構造
となっている前記ガイド板２２は、前記固定ガイド板２
の外側に沿って揺動し、その先端が上ローラ９の近傍に
接近すると、突起部２１Ｂは装置本体のフレームに固設
されたマイクロスイッチＳ、に当接Ｌ７、前記モータＭ
２を停止させる。

一方、前記用紙セット信号（ｇｏ）　Ｉｃ応動して制御
回路より給紙開始命令が出力され、給紙ドライ゛ブ回路
により給紙モータＭ１が回転を開始する。これによって
、前記プラテン１が回転し、下ローラ５に挾圧さ第１て
記録用紙は給送され、用紙の先端が装置本体のフレーム
に固設されたマイクロスイッチＳ３に当接すると、給紙
検知信号を発し、制御回路によってこの時点より正回転
パルス数の計数を開始する。この計数開始は、前記可動
ガイド板ｎが揺動中に並行して実行した方が時間短縮化
に有効である。本発明の一実施例としては、上記正回転
パルスをパルスモータＭ、に入力し正回転させ給紙し、
５２０パルスを計数【、１こ後・一旦停止し引続き逆回
転パルスを再び入力し逆回転させ四パルスを計数する。

即ちプラテンは上記パルスモータＭ、により正回転によ
り給紙した後に僅か逆回転される。また、上記プラテン
１０表面に圧接された上ローラ９の支軸８の両端を保持
しているアーム７の内部にある一方向クラッチあの特性
により、上ローラ９は給紙方向に対しては回転可能であ
るので、上記プラテン１が正回転しているときには上ロ
ーラ９は従動して正回転する。次にプラテン１が逆回転
に移行すると、上ローラ９は逆転不可能であるので停止
したままでいる。

プラテン１および上ローム９は正回転のみでは、記録用
紙は可動ガイド板により案内されて上ローラ９とプラテ
ンＩの間に自動的に挿入されるが、記録用紙は上ローラ
９に保持されるとき、プラテン１０表面上には密着せず
弛みを生ずるが、逆回転時には記録用紙は上ローラ９の
逆回転防止作用により保持され停止状態となり、プラテ
ン１のみが僅か逆回転するようＫなしであるので、プラ
テン１と圧接する下ローラ５は記録用紙の一部を引き戻
し、前記の弛みを除去し、て、記録用紙をプラテン１の
表面に密着させる。

上記のようにプラテン１を正逆回転させて記録用紙を給
送することにより、記録用紙は弛みなくプラテン１に巻
きつけられる。次いで給紙用モータＭ、の回転を停止さ
せ自動給紙を終らせる。

次に自動給紙完了による信号ケ可動ガイド板ドライブ回
路に出力し、駆動モータＭ２を駆動し、前述と同様にウ
オームギヤる、ホイールｚ＠、スタッド謳、右揺動板２
１を経由して１丁動ガイド板ｎを原位置に復帰させると
、下限検知用マイクロスインチＳ１がＯＮ　となり、駆
動モータＭ２が停止する。

かくして、記録用紙の自動装填と、可動ガイド板復帰も
終わり、印字準備は完了し５だので、先に可動ガイド板
の作動域外に退避させていた記録ヘット１５を原所定位
置（例えばレフトマージン）に戻し、印字開始の待機状
態とする。

本発明による上記の説明では固定ガイド板２を用いかつ
その外側に可動ガイド板部を設けた二重構造となしたが
、他の実施例としては、固定ガイド板２を省き可動ガイ
ド板２２のみを用い、記録用紙の給送開始と殆んど同時
に可動ガイド板ｎの回動を開始することも可能である。

また、他の実施例としては、記録用紙装填時に、該記録
用紙の先端がプラテン１によって給送されて上ローラ９
ＶＣかみつく寸前に、可動ガイド板ｎをプラテン１より
速く動くようにして、プラテン１０表面上に記録用紙を
弛みなく密接させて、上ローラ９に送り込むことも可能
である。この時可動ガイド板ｎの先端部内面に若干摩擦
抵抗を有する部材を貼り付けておくとより効果的である
。

以上のように本発明による給紙装置は、記録用紙の自動
装填を可能になし、かつ高信頼性と低コスト、コンパク
ト化を達成したものである。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は従来の給紙装置による給紙状態を
示す斜視図および断面図、第３図は本発明による記録装
置における給紙装置の斜視図、第４図および第５図は本
発明の給紙装置による給紙状態を示す断面図、第６図は
本発明の給紙装置による電気信号の過程を示すタイミン
グチャート、第７図は本発明の給紙装置１ｃｊ：る電気
回路の動作を示すブロックダイヤダラム、第８図は本発
明の給紙装置による動作全般を示すフローチャートであ
る。 １・・・プラテン、２川固定ガイド板、５・・・下ロー
ラ、９・・・上ローラ、１５・・・記録ヘッド、２１・
・・右揺動板、匹・・・可動ガイド板、Ｚ・・・ウオー
ムギヤ、％・・・ホイール、５・・・スタッド、％・・
・一方向クラッチ、２７・・・連続紙ガイド−板、あ・
・インサータ装置、Ｐｌ・・連続紙・Ｐ、・・カット紙
、Ｍ、・・・給紙用モータ、Ｍ、・・・可動ガイド板駆
動モータ、Ｓ、、　Ｓ、、　Ｓ、・・・マイクロスイン
チ。 代理人　　桑　原　餞　美

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録用紙を給送する円筒状のプラテンと、上記記録用紙
   を上記プラテンの円周面上に圧接挾持する紙抑えローラ
   とから成る記録装置の給紙装置において、前記プラテン
   の外周部に近接して揺動回転可能な可動ガイド板を設け
   、前記記録用紙の前記プラテンへの装填に協働して該可
   動ガイド板を回動せＬ７めることにより記録用紙の自動
   装填を行なうことを特徴とする記録装置の給紙装置０