JPS5986908A - 指向性体の指向方向制御方法 - Google Patents
指向性体の指向方向制御方法Info
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- JPS5986908A JPS5986908A JP19854682A JP19854682A JPS5986908A JP S5986908 A JPS5986908 A JP S5986908A JP 19854682 A JP19854682 A JP 19854682A JP 19854682 A JP19854682 A JP 19854682A JP S5986908 A JPS5986908 A JP S5986908A
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- JP
- Japan
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- axis
- angle
- directional
- rotation
- rotation angle
- Prior art date
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/18—Means for stabilising antennas on an unstable platform
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
例えば、衛星通信を行なう場合、指向性の鋭いパラボラ
アンテナを衛星方向に向けて通信が行なわれる。
アンテナを衛星方向に向けて通信が行なわれる。
このようなパラボラアンテナを地上に設置する場合はそ
の指向方向を衛星方向に一致させることは比較的容易で
ある。しかし、船舶に設置する場合は、船舶のローリン
グ、ピッチング等に応じてパラボラアンテナの指向方向
が一定方向になるように自動制御する必要がある。
の指向方向を衛星方向に一致させることは比較的容易で
ある。しかし、船舶に設置する場合は、船舶のローリン
グ、ピッチング等に応じてパラボラアンテナの指向方向
が一定方向になるように自動制御する必要がある。
このような指向方向制御を行なう装置として一般にはジ
ンバル機構が多く用いられている。
ンバル機構が多く用いられている。
ジンバル機構は、第1図に原理図を示すように回転自在
のY軸に直交方向に回転自在のY軸が設けらnる。そし
て、Y@に上記指向性空中HAを固定してXY平面の傾
@に対してY軸、Y軸を各々独立して回転させることに
より指向性空中線Aの指向方向を一定方向に保持する。
のY軸に直交方向に回転自在のY軸が設けらnる。そし
て、Y@に上記指向性空中HAを固定してXY平面の傾
@に対してY軸、Y軸を各々独立して回転させることに
より指向性空中線Aの指向方向を一定方向に保持する。
第1図のジンバル機構は、一般的にはXY平面の傾き、
従ってジンバル機構を船体に取り付けた場合は船体のロ
ーリング、ピッチングに対応した角度だけY軸あるいは
Y軸を回転させることにより指向性空中線入を一定方向
に保持することができる。ところが、Y軸あるいはY軸
の回転角はローリングあるいはピッチング角に常に対応
しているとは限らす、指向性空中線Aの指向方向によっ
ては、わずかなローリング、ピッチングに対してもX@
あるいはY軸を大きく回転きせなければならないΦこの
現象は、一般にはジンバルロックド言われているもので
、指向性空中線への指向性追尾機能を大きく阻害する。
従ってジンバル機構を船体に取り付けた場合は船体のロ
ーリング、ピッチングに対応した角度だけY軸あるいは
Y軸を回転させることにより指向性空中線入を一定方向
に保持することができる。ところが、Y軸あるいはY軸
の回転角はローリングあるいはピッチング角に常に対応
しているとは限らす、指向性空中線Aの指向方向によっ
ては、わずかなローリング、ピッチングに対してもX@
あるいはY軸を大きく回転きせなければならないΦこの
現象は、一般にはジンバルロックド言われているもので
、指向性空中線への指向性追尾機能を大きく阻害する。
例えば、第2図において、ジンバル機構のY軸を船体S
の船首線と平行に設置した場合、船体Sのローリング角
6、ピッチング角γに対して指向性空中線Aを一足方向
に指向させるためのY軸並びにY軸の回転ζ、lは、 1 =sin ” (cosr・aystl・cosW
−smresmθ)−・−−−(2)として求められ
ることが知られている。(1)、(2)式において0は
指向性空中線の仰角、Yは船体Sの船首線を基準にした
水平方位角を示す。上記角はいずれも時計方向を正、反
時計方向を負とし、Y軸、Y軸の回転角ζ、lは船首方
向又は右舷から見て天頂方間を「0°」とした角度を示
す。
の船首線と平行に設置した場合、船体Sのローリング角
6、ピッチング角γに対して指向性空中線Aを一足方向
に指向させるためのY軸並びにY軸の回転ζ、lは、 1 =sin ” (cosr・aystl・cosW
−smresmθ)−・−−−(2)として求められ
ることが知られている。(1)、(2)式において0は
指向性空中線の仰角、Yは船体Sの船首線を基準にした
水平方位角を示す。上記角はいずれも時計方向を正、反
時計方向を負とし、Y軸、Y軸の回転角ζ、lは船首方
向又は右舷から見て天頂方間を「0°」とした角度を示
す。
上記(1)、(2)式から明らかなように、ローリング
角δはX=回回転角圧のみ影響を与え、かつ、ローリン
グ角δの変化はX軸回転角このy化に直接対応するから
、船体のローリングに対する指向性空中線Aの指向制御
は比較的容易に可能である。
角δはX=回回転角圧のみ影響を与え、かつ、ローリン
グ角δの変化はX軸回転角このy化に直接対応するから
、船体のローリングに対する指向性空中線Aの指向制御
は比較的容易に可能である。
しかし、ピッチング角γに対しては、X軸回転角ζ、Y
@回転角lは一義的には決まらず、指向性空中ifMA
の仰角θ並びに水平指向方向ψによって異なる。
@回転角lは一義的には決まらず、指向性空中ifMA
の仰角θ並びに水平指向方向ψによって異なる。
この場合、ピッチング角γの変化VCHするX41!j
1回転角ζ、゛Y軸回転角ηの変化が比較的小さい場合
+a、ピッチングに十分追従して指向方向制御を行なう
ことができる。しかし、X@j回転角ζ、Y軸回転角l
の変化が極めて大きい場合は、船体のピッチングに追従
して指向性空中?tMAの指向方向を一定方向に保つた
めには、船体のわずかなピッチングに対してもX$lI
lあるいはY軸を高速回転させなけnばならない。その
ため、指向性の追尾遅れが生じる欠点がある。
1回転角ζ、゛Y軸回転角ηの変化が比較的小さい場合
+a、ピッチングに十分追従して指向方向制御を行なう
ことができる。しかし、X@j回転角ζ、Y軸回転角l
の変化が極めて大きい場合は、船体のピッチングに追従
して指向性空中?tMAの指向方向を一定方向に保つた
めには、船体のわずかなピッチングに対してもX$lI
lあるいはY軸を高速回転させなけnばならない。その
ため、指向性の追尾遅れが生じる欠点がある。
第3図並びに第4図は、上記(1)、(2)式において
船体のピッチングを+5°から一5°まで変化させたと
き仰角Uの各々に対するY軸の回転角変化Δζ、Y軸の
回転角変化Δ9の特性を表わす。
船体のピッチングを+5°から一5°まで変化させたと
き仰角Uの各々に対するY軸の回転角変化Δζ、Y軸の
回転角変化Δ9の特性を表わす。
第3図において、Y軸の回転角変化Δζは、上記(1)
式から明らかなように、水平方位角ψによって種々の特
性を示し、■は水平方位角 ψ=+16 ■は、 ψ=+5゜ ■は、 ψ=+20゜ ■は、 F = +45゜ ■は、 9’ = +91゜のときの特性を
示す。
式から明らかなように、水平方位角ψによって種々の特
性を示し、■は水平方位角 ψ=+16 ■は、 ψ=+5゜ ■は、 ψ=+20゜ ■は、 F = +45゜ ■は、 9’ = +91゜のときの特性を
示す。
同様に、第4図において、Y軸の回転角変化△ηも水平
方位角ψによって種々に変化し、■は水平方位角 @=十’1’ ■は、 ψ== + 200 ■は、 ψ= + 91’ のときの特性を示す。
方位角ψによって種々に変化し、■は水平方位角 @=十’1’ ■は、 ψ== + 200 ■は、 ψ= + 91’ のときの特性を示す。
上記第3図並びVC第4図において、船体のピッチング
角変化(+5°から一5°のl’jl )に対するY軸
の回転角変化△ηは、指向性空中線Aの水平方位角ψに
あ1り影響されず比較的小さい(ピッチング角の10°
以下)のに対して、Y軸の回転角変化△ζは水平方位角
ψによって種々に変化する。すなわち、水平方位角ψが
極めて小さく、例えば、1°乃至5°のとき指向性空中
線入の仰角θが特定角以上に小さくなるとY軸の回転角
変化△ζが急激に増大し、かつ、仰角θのわずかな変化
に対して大きく変化することかわかる。その結釆、指向
性空中iAの指向方向が船首方向に近いときは船体のわ
ずかなピッチングに対してX=i人さく、かつ、急激に
回転式せなければならない。一般に、船の位置変化に伴
なう指向性空中線Nの指向方向制御はステップ状に追尾
を行なうステップトラック法が用いられる。そのため、
上記のような急激な回転を必要とするときは指向性追尾
に追尾遅nが生じる欠点がある。
角変化(+5°から一5°のl’jl )に対するY軸
の回転角変化△ηは、指向性空中線Aの水平方位角ψに
あ1り影響されず比較的小さい(ピッチング角の10°
以下)のに対して、Y軸の回転角変化△ζは水平方位角
ψによって種々に変化する。すなわち、水平方位角ψが
極めて小さく、例えば、1°乃至5°のとき指向性空中
線入の仰角θが特定角以上に小さくなるとY軸の回転角
変化△ζが急激に増大し、かつ、仰角θのわずかな変化
に対して大きく変化することかわかる。その結釆、指向
性空中iAの指向方向が船首方向に近いときは船体のわ
ずかなピッチングに対してX=i人さく、かつ、急激に
回転式せなければならない。一般に、船の位置変化に伴
なう指向性空中線Nの指向方向制御はステップ状に追尾
を行なうステップトラック法が用いられる。そのため、
上記のような急激な回転を必要とするときは指向性追尾
に追尾遅nが生じる欠点がある。
この発明は、上記のような追尾遅れが生じることガく指
向性空中線Aの指向方向を船体のローリング、ピッチン
グに対して常に特定方向に維持し得る方法を提供する。
向性空中線Aの指向方向を船体のローリング、ピッチン
グに対して常に特定方向に維持し得る方法を提供する。
以下この発明の実施例について説明する0まずこの発明
の原理について説明すると、第3図の特性図において、
指向性背中kAの水平指向角ψが極めて小はいと凱仰角
が特定角以下になると、前記説明のように、船体のわず
かなピッチングに対してもX軸回転角が急減に大きくな
る。
の原理について説明すると、第3図の特性図において、
指向性背中kAの水平指向角ψが極めて小はいと凱仰角
が特定角以下になると、前記説明のように、船体のわず
かなピッチングに対してもX軸回転角が急減に大きくな
る。
ところが、特性図■あるいはVに示すように、水平指向
方位Tが45°あるいは91°のように、特性図■ある
いはπの水平指向方位ヲ90°回転させた方位に近すけ
るに従って、船体のピッチングに対するX軸回転角が非
常に小さくなる。特に、特性図■のように、水平指向方
位が特性図Iの水平指向方位 ψ−+1゜ を90°回転させた方位にあるとき、ピッチングに対す
るX軸回転角変化量△ζは非常に小さく約1゜以下であ
る。
方位Tが45°あるいは91°のように、特性図■ある
いはπの水平指向方位ヲ90°回転させた方位に近すけ
るに従って、船体のピッチングに対するX軸回転角が非
常に小さくなる。特に、特性図■のように、水平指向方
位が特性図Iの水平指向方位 ψ−+1゜ を90°回転させた方位にあるとき、ピッチングに対す
るX軸回転角変化量△ζは非常に小さく約1゜以下であ
る。
この発明は、この点に着目してピッチングに対するX軸
回転角変化量△ζを小さくするもので、第2図において
、指向性空中線Aの水平指向方位ψが船首線方向、すな
わちXM方向Vこある一定角以上近すいた場合は、第5
図に示すように、ジンバル機構のY軸を船首線Hと直角
方向に配置して、指向性空中線人を船首線H力向に向け
る。すなわち、第2図におけるジンバル機構全体を90
°回転させることにより、第3図の特性図Iを特性図V
に変化させるものである。
回転角変化量△ζを小さくするもので、第2図において
、指向性空中線Aの水平指向方位ψが船首線方向、すな
わちXM方向Vこある一定角以上近すいた場合は、第5
図に示すように、ジンバル機構のY軸を船首線Hと直角
方向に配置して、指向性空中線人を船首線H力向に向け
る。すなわち、第2図におけるジンバル機構全体を90
°回転させることにより、第3図の特性図Iを特性図V
に変化させるものである。
第6図は上記原理に基づく実施例を示し、Y軸並びにY
軸は第1図あるいは第2図と同様なジンバル機構を構成
している。そして、Y軸並びに】軸は2軸によってXY
平面内で回転可能に支持でれている。
軸は第1図あるいは第2図と同様なジンバル機構を構成
している。そして、Y軸並びに】軸は2軸によってXY
平面内で回転可能に支持でれている。
上記においてY軸、Y軸並びにZ軸の各々はX軸回転装
置1、X軸回転装置2、Z軸回転装置3によって各々の
N転角が別個に制御される。
置1、X軸回転装置2、Z軸回転装置3によって各々の
N転角が別個に制御される。
X軸回転装置1、X軸回転装置2、Z軸回転装置3の各
々(dマイクロプロセッサ−4によって各軸の回転動作
を行なう。すなわち、X軸回転装置1は、マイクロプロ
セッサ−4から(1)式によって与えられるX軸回転角
ζに一致するようにX@を回転させる。又、X軸回転装
置2はマイクロプロセッサ−4から(2)式によって与
えられるY11]回転角lに一致するようにY軸を回゛
転させる。
々(dマイクロプロセッサ−4によって各軸の回転動作
を行なう。すなわち、X軸回転装置1は、マイクロプロ
セッサ−4から(1)式によって与えられるX軸回転角
ζに一致するようにX@を回転させる。又、X軸回転装
置2はマイクロプロセッサ−4から(2)式によって与
えられるY11]回転角lに一致するようにY軸を回゛
転させる。
マイクロプロセッサ−4が上記(1)、(2)式を演算
するとき、演算に用いられるローリング角デークーはロ
ーリング検出器5によって与えら汎、又、ピッチング角
チーターζはピッチング検出器6によって与えられる。
するとき、演算に用いられるローリング角デークーはロ
ーリング検出器5によって与えら汎、又、ピッチング角
チーターζはピッチング検出器6によって与えられる。
ローリング検出器5並びにピッチング検出器6は船体の
ローリング、ピッチングを検出するもので、船体の頑き
角を電気的に検出する。そして、検出されたローリング
、ピッチングデーターはデーターバスを経てマイクロプ
ロ □セッサー4に取り込まnだ後、読出し書込みメモ
リ7に記憶される。
ローリング、ピッチングを検出するもので、船体の頑き
角を電気的に検出する。そして、検出されたローリング
、ピッチングデーターはデーターバスを経てマイクロプ
ロ □セッサー4に取り込まnだ後、読出し書込みメモ
リ7に記憶される。
又、(1)、(2)式における水平方位角ψ、仰角θは
衛星通信を行なう衛星位置、自船位置及び船首方位から
計算される。通信を行なう衛星はその軌道データーある
いは位置データー等があらかじめ既知であるから、それ
らのデーターかキーボード8によって与えら九る。るる
いは、衛星に関連したデーターは耽出し専用メモリ9.
にあらかじめ記憶されており、キーボードによって必要
なデーターが読出される。
衛星通信を行なう衛星位置、自船位置及び船首方位から
計算される。通信を行なう衛星はその軌道データーある
いは位置データー等があらかじめ既知であるから、それ
らのデーターかキーボード8によって与えら九る。るる
いは、衛星に関連したデーターは耽出し専用メモリ9.
にあらかじめ記憶されており、キーボードによって必要
なデーターが読出される。
9は方位検出器で自船の船首方位を検出するもので例え
ばジャイロコンパスが用いられる。そして、10は位置
検出器でいわゆる航法装置が用いられ自船の位置チータ
ーを送出する。
ばジャイロコンパスが用いられる。そして、10は位置
検出器でいわゆる航法装置が用いられ自船の位置チータ
ーを送出する。
マイクロプロセッサ−4は上記衛星位置データー、船首
方位、自船の位置データーを用いて、自船の現在位置か
らの衛星の水平方位角ψ% ILIJ月6を公仰のごと
く計算した後読出し書込みメモリ7に記憶させる。この
場合、水平方位角ψは自船の船首方位を基準にした方位
を送出する。そして、マイクロプロセッサ−4は読出し
書込みメモリ7に記憶でれた上記各データーを用いて(
1)、(2)式の演算を行なう。マイクロプロセッサ−
4は(1)、(2)式から演算したX軸回転角ζ、Y軸
回転角lを読出し書込みメモリ7に記憶させる。その後
、マイクロプロセッサ−4は記憶データがらX軸回転角
ζ、Y軸回転角lを読出して、そのデーターに基づいて
X軸回転装置1、X軸回転装置2をそれぞれ駆動させる
。
方位、自船の位置データーを用いて、自船の現在位置か
らの衛星の水平方位角ψ% ILIJ月6を公仰のごと
く計算した後読出し書込みメモリ7に記憶させる。この
場合、水平方位角ψは自船の船首方位を基準にした方位
を送出する。そして、マイクロプロセッサ−4は読出し
書込みメモリ7に記憶でれた上記各データーを用いて(
1)、(2)式の演算を行なう。マイクロプロセッサ−
4は(1)、(2)式から演算したX軸回転角ζ、Y軸
回転角lを読出し書込みメモリ7に記憶させる。その後
、マイクロプロセッサ−4は記憶データがらX軸回転角
ζ、Y軸回転角lを読出して、そのデーターに基づいて
X軸回転装置1、X軸回転装置2をそれぞれ駆動させる
。
マイクロプロセンサー4は、上記のようにしてジンバル
機構のY軸、Y@を回転制御する一方、胱出し書込みメ
モリ7に記憶されている指向性空中mAの水平方位角ψ
及び仰角θを判別する。すなわち、第3図で説明したよ
うに、水平方位角ψ及び仰角θが極めて小さく、あらか
じめ定めた特定角γX、θx Vcなったとき、それを
判別してZ軸回転装置3へ判別出力を送出する。2軸回
転装置3はその割」別出力に基づいてZ軸を90’回転
させる。さらに、マイクロプロセッサ−4は1.上記判
別出刃に基づいて、上記(1)、(2)式を演算して、
指向性アンテナAの水平方位角ψを特定角ψXに対して
Z軸の回転と逆方向の90’方向ψX−90に設定する
ためのY軸、Y軸の回転角ζX−90,VX−90を求
める。この演算された回転角ζX −90、9X−90
は耽出し書込みメモリ7に記憶されると同時に、X軸回
転装置1、X軸回転装置2はY軸、’Yellをこの回
転角になるように回転制御する。すなわち、これは、第
7図のジンバル機構に取付けらnた指向性空中線Aの仰
角θを極めて小さく、かつ、水平方位角ψを船首線Hと
わずかに異なる方向FXK指向させるとき、第8図に示
すようにY軸がほぼ垂直になるようにX@を回転させる
代わりに、指向性空中IIMAを方位ψXに対して90
°異なる水平指向方位に設定した後、第9図のように、
Z軸を90゜回転きせることにより指向性空中線Aをψ
X方向に設定したことになる。従って、第9図から明ら
かなように、Y軸が船首線Hと直角に配置ざ2″した状
態で指向性空中HAが第8図と同方向を指向する。
機構のY軸、Y@を回転制御する一方、胱出し書込みメ
モリ7に記憶されている指向性空中mAの水平方位角ψ
及び仰角θを判別する。すなわち、第3図で説明したよ
うに、水平方位角ψ及び仰角θが極めて小さく、あらか
じめ定めた特定角γX、θx Vcなったとき、それを
判別してZ軸回転装置3へ判別出力を送出する。2軸回
転装置3はその割」別出力に基づいてZ軸を90’回転
させる。さらに、マイクロプロセッサ−4は1.上記判
別出刃に基づいて、上記(1)、(2)式を演算して、
指向性アンテナAの水平方位角ψを特定角ψXに対して
Z軸の回転と逆方向の90’方向ψX−90に設定する
ためのY軸、Y軸の回転角ζX−90,VX−90を求
める。この演算された回転角ζX −90、9X−90
は耽出し書込みメモリ7に記憶されると同時に、X軸回
転装置1、X軸回転装置2はY軸、’Yellをこの回
転角になるように回転制御する。すなわち、これは、第
7図のジンバル機構に取付けらnた指向性空中線Aの仰
角θを極めて小さく、かつ、水平方位角ψを船首線Hと
わずかに異なる方向FXK指向させるとき、第8図に示
すようにY軸がほぼ垂直になるようにX@を回転させる
代わりに、指向性空中IIMAを方位ψXに対して90
°異なる水平指向方位に設定した後、第9図のように、
Z軸を90゜回転きせることにより指向性空中線Aをψ
X方向に設定したことになる。従って、第9図から明ら
かなように、Y軸が船首線Hと直角に配置ざ2″した状
態で指向性空中HAが第8図と同方向を指向する。
第3図において、各々の特性を表わす水平方位角ψはY
軸に対する方位を示し、Y軸に船体のピッチングすなわ
ちZ軸方向の揺nを与えたときのY軸の回転角変化△ζ
を示す。これを第9図に適用すると、指向性空中線Aの
Y軸に対する水平方位はほぼ90″方向に相当するから
、これは第3図の特性■1で相当する。従って、この場
合、Y軸のZ軸方向の揺nに対するX軸回転角変化Δζ
は極めて小さくなることがわかる。但し、この場合、Y
軸のZ軸方向揺れは船体のローリングに相当するか′ら
、マイクロプロセッサー4は上記判別出力を送出した後
は、前記(1)式のX軸回転角ζを演算するに当り、ロ
ーリング角検出器5の検出したローリング角を(1)式
のピッチング角γとし、又、ピッチング角検出器6の検
出したピッチング角は(1)式のローリング角δとして
(1)式を演算する。
軸に対する方位を示し、Y軸に船体のピッチングすなわ
ちZ軸方向の揺nを与えたときのY軸の回転角変化△ζ
を示す。これを第9図に適用すると、指向性空中線Aの
Y軸に対する水平方位はほぼ90″方向に相当するから
、これは第3図の特性■1で相当する。従って、この場
合、Y軸のZ軸方向の揺nに対するX軸回転角変化Δζ
は極めて小さくなることがわかる。但し、この場合、Y
軸のZ軸方向揺れは船体のローリングに相当するか′ら
、マイクロプロセッサー4は上記判別出力を送出した後
は、前記(1)式のX軸回転角ζを演算するに当り、ロ
ーリング角検出器5の検出したローリング角を(1)式
のピッチング角γとし、又、ピッチング角検出器6の検
出したピッチング角は(1)式のローリング角δとして
(1)式を演算する。
以上説明のように、この発明は、衛星通信等に用いる指
向性空中線を船体のローリング、ピッチング等に対して
ジンバル機構を用いて補償するに当り、指向性空中線の
特定の指向方向に対する補償角が限度以上に大きくなる
場合は、ジンバル機構全体を水平面内で回転させて指向
性空中線を所望方向に指向させるものである。その結果
、指向性を中線のいずれの指向方向に対しても、ローリ
ング1.ピッチングに対する補償角を十分小さくするこ
とができるから、応答のすぐれた指同性追尾を行わせる
ことができる。
向性空中線を船体のローリング、ピッチング等に対して
ジンバル機構を用いて補償するに当り、指向性空中線の
特定の指向方向に対する補償角が限度以上に大きくなる
場合は、ジンバル機構全体を水平面内で回転させて指向
性空中線を所望方向に指向させるものである。その結果
、指向性を中線のいずれの指向方向に対しても、ローリ
ング1.ピッチングに対する補償角を十分小さくするこ
とができるから、応答のすぐれた指同性追尾を行わせる
ことができる。
なお、上記においては、船首線方向にジンバル晶コック
が生じる場合について説明したが、第9図のようにX軸
を船首線Hと直交方向に配置したときは、前記説明から
明らかなように、右舷あるいは左舷方向にジンバルロッ
クが発生する。従って、第9図のようにZNを90°回
転させた俊、船体の変針により指向性空中縁の指向方向
が右舷水平方向になった場合は、上記と逆方向にZ軸を
回転させ、X軸、YIlliI]を(1)、(2)式に
従って回転させることにより上記と同様に追゛尾させる
ことができる。
が生じる場合について説明したが、第9図のようにX軸
を船首線Hと直交方向に配置したときは、前記説明から
明らかなように、右舷あるいは左舷方向にジンバルロッ
クが発生する。従って、第9図のようにZNを90°回
転させた俊、船体の変針により指向性空中縁の指向方向
が右舷水平方向になった場合は、上記と逆方向にZ軸を
回転させ、X軸、YIlliI]を(1)、(2)式に
従って回転させることにより上記と同様に追゛尾させる
ことができる。
又、上記実施例は船体のローリング、ピッチングに対す
るジンバルロックについて説明したが、船体のヨーイン
グに対するジンバルロックについても同様に適用するこ
とができる。すなわち、ヨーイングによって船首方向が
△ψだけ変化した場合、指向性空中線の水平方位角も△
Yたけ変化するから、それを元にもどすためには、ヨー
イング前の水平方位角ψθを基準にして一△ψだけ異な
る方向に設定するためのX軸回転角−ご、Y軸回転角l
を(1)、(2)式から演算すればよい。
るジンバルロックについて説明したが、船体のヨーイン
グに対するジンバルロックについても同様に適用するこ
とができる。すなわち、ヨーイングによって船首方向が
△ψだけ変化した場合、指向性空中線の水平方位角も△
Yたけ変化するから、それを元にもどすためには、ヨー
イング前の水平方位角ψθを基準にして一△ψだけ異な
る方向に設定するためのX軸回転角−ご、Y軸回転角l
を(1)、(2)式から演算すればよい。
今、(1)式及び(2)式において、船体のローリング
δ、ピッチングγを「0」とすると、 η’=sin”(。θ、い、)0、a * e 11
@ a a a ++ * e * (2)IでX軸回
転角、X軸回転角がそれ七°れ与えられる。
δ、ピッチングγを「0」とすると、 η’=sin”(。θ、い、)0、a * e 11
@ a a a ++ * e * (2)IでX軸回
転角、X軸回転角がそれ七°れ与えられる。
(1)′、(2)7式において、相同性空中mAの水平
方位角ψの各々に対して、ヨーイングによる水平方位角
変化±5°を与えたときのX軸回転角質化△ζ′、Y軸
回転角変化△lは第10図並びに第11図のように表わ
さnる。第10図及び第11図に2いて、■は水平方位
角rが+1°のときの特性を示し、■は+5°、■は+
20°、■は+45°の特性を示す。
方位角ψの各々に対して、ヨーイングによる水平方位角
変化±5°を与えたときのX軸回転角質化△ζ′、Y軸
回転角変化△lは第10図並びに第11図のように表わ
さnる。第10図及び第11図に2いて、■は水平方位
角rが+1°のときの特性を示し、■は+5°、■は+
20°、■は+45°の特性を示す。
第10図、第11図から明らかなように、ヨーイング変
化に対するY@回転角変化△ワ′は仰角θの大きさにか
かわらず比較的小さいが、X軸回転角変化△ζ′は、第
3図と同様に水平方位角ψが極めて小さく、かつ、仰角
θが極めて小さい領域において非常に大きくなる。従っ
て、この場合も前記と同様にZ軸を90″回転させるこ
とによりX軸回転角変化△ζ′を極めて小さくすること
ができる。
化に対するY@回転角変化△ワ′は仰角θの大きさにか
かわらず比較的小さいが、X軸回転角変化△ζ′は、第
3図と同様に水平方位角ψが極めて小さく、かつ、仰角
θが極めて小さい領域において非常に大きくなる。従っ
て、この場合も前記と同様にZ軸を90″回転させるこ
とによりX軸回転角変化△ζ′を極めて小さくすること
ができる。
第1図はジンバル機構の原理を説明するための図、第2
図はジンバル機構を用いて指向性空中線の指向制御を行
なう方法+a明するための図、第3図は第2図の指向制
御を行なうときのX軸回転角変化の特性を示す図、第4
図はY軸の回転角変化の特性を示す図、第5図は第3図
特性における特定の特性を説明するだめの図、第6図は
この発明の実施例、第7図、第8図及び第9図はその動
作を説明するための図、第10図はヨーイングに対する
X軸回転角変化の特性を示し、第11図はヨーイングに
対するX軸回転角変化の特性を示す。 待針出願人 古野電気株式会社 第1図 第2図 第5 図 \ 第6 図 第8図 第9図 手続補正書(自発) 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第198546号 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 2、ノ+1+1;八ffHフ 住 所 兵庫県西宮面戸原町9番52号明細書の発明
の詳細な説明の項並びに図面5、補正の内容 (1)図面の第2図、第6図及び第10図を別添の図面
(3)明細書第7頁第14行乃至同頁第17行に記載の
「一般に、船の位置変化に・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・が用いられる。」を削除する。 第2図 第6図
図はジンバル機構を用いて指向性空中線の指向制御を行
なう方法+a明するための図、第3図は第2図の指向制
御を行なうときのX軸回転角変化の特性を示す図、第4
図はY軸の回転角変化の特性を示す図、第5図は第3図
特性における特定の特性を説明するだめの図、第6図は
この発明の実施例、第7図、第8図及び第9図はその動
作を説明するための図、第10図はヨーイングに対する
X軸回転角変化の特性を示し、第11図はヨーイングに
対するX軸回転角変化の特性を示す。 待針出願人 古野電気株式会社 第1図 第2図 第5 図 \ 第6 図 第8図 第9図 手続補正書(自発) 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第198546号 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 2、ノ+1+1;八ffHフ 住 所 兵庫県西宮面戸原町9番52号明細書の発明
の詳細な説明の項並びに図面5、補正の内容 (1)図面の第2図、第6図及び第10図を別添の図面
(3)明細書第7頁第14行乃至同頁第17行に記載の
「一般に、船の位置変化に・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・が用いられる。」を削除する。 第2図 第6図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 直交するY軸、Y軸を有するジンバル機構のY軸に特定
の方向(仰角U1X軸に対する水平方位角ψ)に指向さ
せるべき指向性体を固定して上記ジンバル機構を設置し
た設置面の傾き(X軸方向の頷きγ、Y軸方向の傾きδ
)に対して、Co5I!”sinr 0−′−”(sinr”cosθ、−、ヤー7.sin
#)−6y)=s+n (cosγ・crstJ ・
cos y −mγ―歯0)(但し、ζ、ワは船首又は
右舷から見て天頂方向を00とした時計方向回転角) を演算して、該演算結果を用いて上記X@を角度ζ、又
Y軸を角度lたけ回転させて上記指向性体の指向方向を
上記特定の方向に維持する装置において、 上記Y軸に固定した指向性体の指向方向(仰角θ、水平
方位角ψ)がX軸方向にあらかじめ定めだ特定角(θ−
6x、−−ψX)以上近すいたとき、上記ジンバル機構
全体を水平面内において90°回転はせると同時に、上
記指向性体の水平方位角ψを上記荷重角すに対して上記
ジンバル機構の90゜回転と逆方向の90°方向ψX−
90に設定すべき上記Y軸、Y軸の回転角ζX−90、
ηX−90をそれぞれ演算し、上記Y軸、Y軸の各々の
回転角を該演算した回転角ζX−90、ηX−90にそ
れぞれ設定することにより、上記指向性体の指向方向を
元の方向tF−復帰させた彼、X軸方向の傾きを6、Y
軸方向の傾@をγとして上記X軸回転角ζ、Y軸回転用
ηを演算して該演算結果に基づいて上記Y軸、Y軸を回
転はせて上記指向性体の指向方向を特定方向に維持する
ことを特徴とする指向性体の指向方向制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19854682A JPS5986908A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 指向性体の指向方向制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19854682A JPS5986908A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 指向性体の指向方向制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5986908A true JPS5986908A (ja) | 1984-05-19 |
Family
ID=16392958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19854682A Pending JPS5986908A (ja) | 1982-11-11 | 1982-11-11 | 指向性体の指向方向制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5986908A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0294801A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-05 | Anritsu Corp | アンテナマウント装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5177155A (en) * | 1974-12-27 | 1976-07-03 | Japan Radio Co Ltd | Senpakutosaiyo antena maunto |
-
1982
- 1982-11-11 JP JP19854682A patent/JPS5986908A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5177155A (en) * | 1974-12-27 | 1976-07-03 | Japan Radio Co Ltd | Senpakutosaiyo antena maunto |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0294801A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-05 | Anritsu Corp | アンテナマウント装置 |
JPH0834373B2 (ja) * | 1988-09-30 | 1996-03-29 | アンリツ株式会社 | アンテナマウント装置 |
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