JPS5984734A - 缶およびその製造方法 - Google Patents

缶およびその製造方法

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JPS5984734A JP57187864A JP18786482A JPS5984734A JP S5984734 A JPS5984734 A JP S5984734A JP 57187864 A JP57187864 A JP 57187864A JP 18786482 A JP18786482 A JP 18786482A JP S5984734 A JPS5984734 A JP S5984734A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は缶内の除圧によって生ずる缶胴の陥没を未然
に防止することを目的とした缶および当該缶の製造法に
関するものである。
従来、紙あるいは合成樹脂シート、金属箔等の比較的耐
圧力の弱い材質の缶胴を用いた缶に、加熱した内容物を
充填して密封する場合に内容物の冷却に伴なって缶内に
生ずる除圧の為に、缶胴が陥没するという間朗点があっ
た。
上記問題点をM次する技術としては、内容物がある程度
冷却して除圧が大きくなった時点で、缶の端板を人為的
に陥没させることが知られている。
しかしながら、係る技術においては端板な陥没させた後
に生ずる除圧を吸収することはできず(例えば内容物を
り2皮Cで充填し、655皮C端板を陥没させた場合、
該陥没によって陥没前に生じた陽圧は吸収できるものの
、内容物の温度が紡度C以下に冷却した際に生ずる陽圧
を吸jp(することはできない)、缶胴が陥没するおそ
れがあった。
しかるにこの発明は、缶の端板内1111Jヘフイルム
を所定間隙を保って張設したので、陽圧はフィルムの変
形によって吸収されると共に、端板とフィルムとの間の
スペースが緩衝効果を突することとなり、缶胴に対する
陽圧の影響が少な(なり、陥没を未然に防止することに
成功したものである。
またこの発明の方法によれば、端板とフィルムとを同時
に巻締たので憶めて容易にフィルムを晶封張設した缶を
得ることができる。
以下この発明を第1図に示す実hM圀に牽づいて説明す
る。
缶胴(例えば紙、合成樹脂シート又は金跣箔製)lの上
端縁部に断面凸弧状の端板コと、その内11!I”’該
端板コ℃若干のスペース3をおいて設けた断面凸弧状の
合成樹脂フィルムダの周縁とを巻M固漕しである。一方
前記祇缶胴lの下端には端板5が固層しである。図中6
は開口」の揃み片である。
次にこの発明の方法によって上記実施例に示す缶を製造
する例を説明する。
断面凸弧状で周縁に巻締用向コaを成形した端板コの凹
面へ、同じく断面凸弧状で周縁に巻締周鍔faを成形し
た合成樹脂フィルムケを、前記端板コとの間に若干のス
ペース3をおいて重ねる。
次に皇ねられた端板コと合成樹脂フイルムダとを紙缶胴
lの上端開口部へ嵌装し、その後前記端板コおよび合成
樹脂フイルムダの巻締周鍔2a、’1aを重ねて前記紙
缶胴lの下端縁部へ巻締固着する。更に内容物充填後、
紙f5胴lの下端縁部に端板夕を巻締固定して缶とする
上記実施例に示す缶によれば、缶に加熱した内容物を充
填した場合において、該内容物の冷却に伴なって陽圧が
発生すると、合成樹脂フイルムダは陽圧に吸引されて次
第に缶の内方へ変形するO前記フイルムダの変形にty
ないスペース3に陽圧が生じるので、この陽圧が所定の
大きさに到った時(例えばq2wcで充実した内容物が
65度Cまで冷却した時)K端板、2を外力により陥没
させ(第1図中鎖線図示)、陽圧を吸収1−る。前記陥
没後の内容物の冷却によって更に陽圧が生じると、前記
フイルムダが変形して(第1図中鎖線図示)陽圧を吸収
するので、缶胴lは原形を保つことになる。尚、フィル
ムと端板との密封時にはスペース内の空気は常温である
から、内容物充填後冷却した場合の蔭圧になる割合が少
ない。
これに反し、缶内スペースの空気は内容物によって加温
されているので、冷却時の陽圧の程度が大きい。
次に第3図に示1一実施例は断面凸弧状の端板7の周縁
と、断面凹弧状の合成樹脂フィルムgの周縁とを缶胴端
縁へ一体的に巻締固着したものである。この実施例によ
れば端板7とフィルムgとの間のスペースタの空気の膨
張によって、核部が陽圧となり缶内へ加圧力を及はすこ
とが認められた。
尚、端板7ン外力により陥没させれば、スペース9は更
に陽圧になり、積極的に缶内へ加圧カン及はし、効果が
大となる。
次に第9図に示す実施吻は、下に凸で中央に凸部10乞
有する端板l/と、これとほぼ同形の合成樹脂フィルム
/2とをスペース/3乞おいて巻締固着したものである
。前記端板l/の凸部10は周囲に比較して薄厚とし、
外力を加えることなく陥没し得るようにしであるので、
缶内の陽圧の発生に伴なって核部は自動的に陥没する。
次に第S図に示す実施例は、」二に凸な端板/IIおよ
び合成樹脂フィルム/Sの中央部に夫々階段状の凹入部
/6、/7”J設けたものである。この実施例によれば
端板/グおよび合成樹脂フィルム/Sの表面積を広く得
ることができるので、陥没による変形量が大きくなり(
端板、合成樹脂フィルム共に陥没時には湾曲面となる)
、缶内の陽圧が比較的大きな場合でも陽圧欠十分に吸収
することができる。
上記各実施例においては、端板と合成樹脂フィルムと欠
一体的に缶胴へ巻締固着したが、必ずしも一体的に巻締
める必要はなく、例えば合成樹脂フィルムの周縁部を端
板へ接着し、端板のみZ缶胴に巻締た構造とすることも
できろが、端板と合成樹脂フィルムとを重ねて巻締める
というこの発明の方法によれば、固着工程が増加するこ
ともなく、極めて簡易にこの発明の缶乞製造することが
できる。また端板乞凸弧状とすれば、端板乞陥没させる
ことにより、より大きな陽圧乞吸収し得るが、端板は必
ずしも凸弧状とする必要はない。また、フィルムは非通
気性であれば、軟質又は硬質の合成樹脂フィルム、金属
箔フィルムを使用することができる。
すなわちこの発明の缶によれば、缶の端板内側へフィル
ム乞離接自在に張設したので、フィルムの吸引変形によ
って缶内の除圧が吸収されると共に、端板とフィルムと
の間に生じるスペースが緩衝効果を奏することとなり、
除圧の缶胴への影響が少なく、缶胴の陥没乞未然に防止
することができる。またこの発明の方法によれば、端板
とフィルムとを同時に巻締めたので、工程乞増加させる
ことなく、極めて容易にフィルムの張設された缶を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
の発明の詳細な説明する一部を省略(−だ分解断面図、
第3図は同じく他の実施例χ示す一部を省略した断面図
、第り図は端板が自動的に陥没し得るようにした実施例
の一部を省略した断面図、第左図は端板に階段状凹入部
を設けた実施例の一部ビ省略した断面図である。 ハ・・缶胴  −1t、?、//、/l・、・端板夕、
g、 /、2、is、・・合成樹脂フィルム特許出願人 日本製罐株式会社 代理人 鈴  木  正  次 手続補正書(自発) 昭和51年を月 611 特許庁餞富  若 杉 相 夫    殿1、事件の表
示 昭和51年特 許 願第11914ダ号事件との関係 
 特許出績人 4、代 理 人 (郵便番号160) 住所東京都新宿区信濃町29番地徳明ビル昭和  年 
 月  日 2 補正の内容 1/)  図面は別紙癌性の通り、第6図乃至第70図
を追加する。 (JJ  uA卸IN 7 hz g; i−i目の仄
へ下HQ’t 7J11人する。 トC 第6図および第7図に示す実施例は、上部に凸な肩板/
Iと、中央部を下方へ四人させた合成樹廁フィルム/1
とt−凪ね付せ(化6因]た恢1合成4ijj膚フィル
ム/1を1m4R四へ凸出させた後、両者の周縁を缶胴
/の止痛へ巻きiめ固定した場合を示すものである。こ
の場合には上部態量をより大きくとることができる口 また第を図乃:臂帛10図0)実画1uは肩板〃の周縁
へ1合成m71*−’イル^コlの周縁′4I:重ね、
核部を仮層した場合を示すものである。このjJII合
tctL帛り図のよ5に合成4#側フイルムを端板側へ
近接させた後、端板な巻締めすれば旧も一体物のよ5に
填扱うことができる為6作業性がきわめて良好である。 第70図中λ−は非嬢屑部、刀はm清till 1に:
示すもので、非羨屑部は瀘気抜の作用がある・ (,71図面の簡J?、な説明の楠を別紙の;l[ll
 9 II jEすもよ 添付誓頑の目録 (/J  訂正図面             1通図
面の簡単な説明 第7図はこの元1jlJ来廊例の−JI図、弔コ図を工
この発明の詳細な説明する一部な省略した分解断−図−
第3図は同じく他の機織例な示す一部を省略した断面図
、第ダ図は4板が1拗的に陥没し慢るよ5rcした実施
例の一部な省略した断面図、第5図は)i仮に階段状門
人郁を設けた実施例の一部を省略したffr曲図、第6
1凶を寡端板と合成−廁フイルムとを反対餌に膨出させ
た実施例の巻締前の断面図、爪り図&工10」じくイを
一部の断面図−第3図は肩板と脅成何廁フィルムとを成
層する夾州しUの断面図、42図は同じく巻##時の所
向回、帛lo図は同じく平−1凶である・ l#・缶胴  コ、j−7.lへi(1,/れ−O・・
 ン崗@      lI、Jr−/コ、  ij、 
 tt、  コト ・ 合成舗)jぼフイルム 第61¥1 第7図 第8図 第9図 1 0 第101司 手続補正書(自発ン 、昭和51年 を月/4日 特許庁長官若杉和夫  殿 、 事件の表示 昭和s7年 特許 願第11vI−−号事件との関係 
特許由枳人 代 理 人 (郵便番号160)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 l 缶の端板内側へフィルムが所定間隙を保って張設さ
    れ、該フィルムは前記端板と縁部において固着された缶 ユ 端板は断面凸弧状とした特r[gvi求のW!、四
    組1項記載の缶 3 フィルムは軟買又は硬質合成樹脂フィルム又は金属
    箔とした特許請求の範囲第1y4.記載の缶り フィル
    ムは断面凸弧状又は凹弧状とした特許請求の範囲第1項
    記載の缶 S フィルムと端板との同層は、両者の周縁を缶胴端へ
    一体的に巻締した特5′1:請求のφ1囲第7項記載の
    缶 6、缶の端板の一側面へフィルムを重ねた俊、該フィル
    ムを内側にして缶胴の端縁部と、端板およびフィルムの
    周縁部とを一体的に巻締することを持家とした缶の製造
    方法 7、端板とフィルムとは所定の空隙を保って恵ねた特許
    請求の範囲第6項記載の缶の製造方法g、端板周縁とフ
    ィルム周縁とは仮着してから缶胴端と巻締した特許請求
    の範囲第6m記載の缶の製造方法
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