JPS598126Y2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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Publication number
JPS598126Y2
JPS598126Y2 JP14448878U JP14448878U JPS598126Y2 JP S598126 Y2 JPS598126 Y2 JP S598126Y2 JP 14448878 U JP14448878 U JP 14448878U JP 14448878 U JP14448878 U JP 14448878U JP S598126 Y2 JPS598126 Y2 JP S598126Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
combustion
impeller
air
blower
Prior art date
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Expired
Application number
JP14448878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5559250U (ja
Inventor
信二郎 宮原
勲 乾
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP14448878U priority Critical patent/JPS598126Y2/ja
Publication of JPS5559250U publication Critical patent/JPS5559250U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS598126Y2 publication Critical patent/JPS598126Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、強制給排気方式の温風暖房機に関するもので
ある。
従来、例えば実開昭53−125936号公報等で公知
となっている強制給排気方式の温風暖房機を簡略化する
と第1図に示すように羽根車1,羽根車駆動用電動機2
およびケーシング3を備えた燃焼用送風機A、燃焼部4
,熱交換器5を外装6内に配し、燃焼用送風機Aにより
給気路7を介して燃焼用空気を給気し、燃焼部4で燃焼
に供した後、排ガスとして、熱交換器5,排気路8を経
て、排出している。
さらに、外装6内には、温風用送風機9を配して室内の
空気を外装6内に吸引するとともに、熱交換器5へ送気
し、温風とした後、再び外装6外に吐出している。
しかるに、このような構或とした場合、燃焼用送風機A
部において、羽根車1の回転によって生じる空気の流れ
は、同図実線矢印で示すように、給気路7を介して吸引
された空気流は、羽根車1の遠心力によって外方のケー
シング3内面に衝突すべく放出され、その後、燃焼部4
へ流れる状態になる。
しかし、このような流れに対して、特に羽根車1より遠
心力によって放出された空気流がケーシング3内面に衝
突した際、その圧力によってケーシング3を励振させ、
このため、ケーシング3より騒音を発生し、ケーシング
3の機械的な共振周波数等のため、非常に耳ぎわリな騒
音となり、室内用機器として静音化を望む場合、大きな
欠点となっていた。
そこで本考案はケーシングに羽根車からの空気流が衝突
するのを防止することで、上記従来の欠点を解消するこ
とを目的とするものである。
そして本考案はこの目的を達或するために、燃焼用送風
機と燃焼部を連結した第1のケーシング内に第2のケー
シングを設けて二重壁とし、第1,第2のゲーシングは
空隙を設けるとともに、防振材を介して固定したもので
あり、以上の構戒とすることにより羽根車からの空気流
が外方のケーシングに衝突して振動するのを防止して、
騒音の発生を阻止したものである。
以下図面を用いて本考案の一実施例について詳細に説明
する。
第2図に示すように、羽根車11,羽根車駆動用の電動
機12および第1のケーシング13を備えた燃焼用送風
機B,燃焼部14,熱交換器15を外装16内に配し、
燃焼用送風機Bにより給気路17を介して燃焼用空気を
給気し、燃焼部14で燃焼に供した後、排ガスとして下
流の熱交換器15,排気路18を経て外装16外へ排出
している。
さらに外装16内には温風用送風機19を配して室内の
空気を外装16内に吸引するとともに熱交換器15外面
へ送気し、温風とした後、再び外装16外に吐出してい
る。
一方燃焼用送風機Bと燃焼部14を連結した第]のケー
シング13内面には、空隙20を介して第2のケーシン
グ21を配するとともに、第1のケーシング13と第2
のケーシング21とは、例えば硬度30’程度のゴム材
を用いた防振材22を介して固定してある。
このように構或した場合、燃焼用送風機B部において、
羽根車11の回転によって生じる空気の流れは、同図実
線矢印で示すように、給気路17を介して吸引された空
気流は羽根車11の遠心力によって外方の第1のケーシ
ング13内面に衝突すべく放出されるのであるが、第l
のケーシング13内面には第2のケーシング21を配す
とともに第1のケーシング13との間には空隙20を設
け、かつ両ケーシング間は防振材22を介して固定して
いるため、羽根車11より放出された空気流は、第2の
ケーシング21と衝突し、第2のケーシング21を励振
するが、空隙20および防振材22によって第1のケー
シング13へ伝播する振動が防振される。
すなわち第1のケーシング13の振動を低く抑えること
ができるため、第1のケーシング13の振動による騒音
の発生が防止でき、極めて低騒音な温風暖房機を提供す
ることができるものである。
さらに、例えば防振材22と第2のケーシング21との
機械的な共振周波数を、第1のケーシング13の機械的
な共振周波数より低周波とすれば、より効果的であるこ
とは言うまでもない。
以上のように本考案は羽根車の外方の二重壁となった第
1,第2のケーシングで覆い、第1,第2のケーシング
間に空隙を設けるとともに、防振材を介して固定したの
で、初期の目的を達或できるだけでなく、燃焼用送風機
と燃焼部を連結した第1のケーシングから伝わる燃焼部
からの熱が第2のケーシングを介して羽根車や電動機に
伝わりにくくなり、その熱劣化が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の温風暖房機の断面図、第2図は本考案の
一実施例を示す温風暖房機の断面図である。 B・・・・・・燃焼用送風機、11・・・・・・羽根車
、13・・・・・・第1のケーシング、14・・・・・
・燃焼部、17・・・・・・給気路、18・・・・・・
排気路、19・・・・・・温風用送風機、20・・・・
・・空隙、21・・・・・・第2のケーシング、22・
・・・・・防振材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼部と、この燃焼部に燃焼用空気を送る燃焼用送風機
    と、上記燃焼部の下流に連結された熱交換器と、この熱
    交換器の外面に送風する温風用送風機とを備え、上記燃
    焼用送風機は外方に空気を吐出する羽根車とこの羽根車
    を駆動する電動機と、上記羽根車の外方を覆ったケーシ
    ングとを有し、上記ケーシングは燃焼部と燃焼用送風機
    を連結した第1のケーシングと、この第1のケーシング
    内に設けた第2のケーシングによる二重壁とし、第1,
    第2のケーシングは空隙を設けるとともに、防振材を用
    いて固定した温風暖房機。
JP14448878U 1978-10-19 1978-10-19 温風暖房機 Expired JPS598126Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14448878U JPS598126Y2 (ja) 1978-10-19 1978-10-19 温風暖房機

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JP14448878U JPS598126Y2 (ja) 1978-10-19 1978-10-19 温風暖房機

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Publication Number Publication Date
JPS5559250U JPS5559250U (ja) 1980-04-22
JPS598126Y2 true JPS598126Y2 (ja) 1984-03-13

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ID=29123153

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JP14448878U Expired JPS598126Y2 (ja) 1978-10-19 1978-10-19 温風暖房機

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