JPH02211400A - 斜流送風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、外筺内に消音用箱体を設けた斜流送風機に
関するものである。

〔従来の技術〕

第７図は例えば実開昭５６−６３８９８号公報に示され
た従来の斜流送ｍ機を示す断面図であり、図において（
１）は本体ゲージングで、吸込側（２）と排出側（３）
とに分割された釣鐘形状を形成し、風路（用を構成して
いる。（５１はこの本体ケーシング内に設けられた案内
羽根、（６）はこの案内羽根に設けられた電動機、（７
）はこの電動機に装着された羽根車で、吸込側（２Ｊに
位置する。

従来の斜流送風機は上記のように構成され、電源が電動
１機（６）に入力されることにより羽根車（７）が回転
、吸込側（２１より排出側（３）へと送風作用がなされ
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のような従来の斜流送風機では、本体ケーシング（
１）は斜流送風機の外筺であり風路（イ）でもあるため
に、風路（社）内にて発生する音が本体ケーシング（１
）側壁より外部へ透過し、製品周囲における騒音が高く
なるという課題があった。

この発明は係る課題を解決するためになされたもので、
本体ゲージング側壁より外部へ透過する音を低減できる
斜流送風機を得ることを目的と°するものである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る斜流送風機は、枠体よりなる風胴と、こ
の風胴の両端に固着された接続フランジとからなる外筺
と、この外筺内に羽根車を設けてなる電動機とを備え、
上記接続フランジの端部を上記風胴径より小径に形成し
、この端部より風胴内壁にケーシングを突設し、箱体を
形成したものである。

また、箱体内に消音材を設けたものである。

〔作用〕

この発明においては、外筺内にて発生する音が箱体およ
び消音材により吸音される。

〔実施例〕

第１図および第２図において、叫は例えば円筒形からな
る枠体にて形成された風胴、（１１）はこの風胴の両端
に固着された接続フランジで、吸込側開口部（１２）に
設けられた接続フランジＡ（１３）及び排出側開口部（
１４）に設けられた接続フランジＢ（１５）とからなる
、　（１６）はこのフランジＡ、Ｂの端部で、上記風胴
α〔径より小径に形成され、外方へ突設されている。　
（１７）は上記風胴−および接続フランジＡ（１３）、
Ｂ　（１５）から構成される外筺、（１８）は上記端部
（１６）より上記風胴頭内壁へ斜面を持って突設された
ケーシングで、吸込ケーシング＜１９）および排出ケー
シング（２０）からなり上記外筺（１７）内にて風路（
２１）を形成し、その突設端（２２）は風胴ａＩ内壁と
所定隙間（２３）を有している。　（２４）はこのケー
シングと上記風胴頭内壁とにより形成された箱体、（２
５）は上記風胴α〔内壁に設けられた案内羽根で、放射
状に配設されている。　（２６）はこの案内羽根に固着
されたエアーカイト、（２７）はこのエアーガイドに装
着された電動機で、風胴鳴の中心線上に配設されている
。　（２Ｂ）はこの電動機の図示されない回転軸に装着
された羽根車で、例えばミクスドフローファンよりなる
。

上記のように構成された斜流送風機においては、接続フ
ランジＡ（１３）、Ｂ　（１５）の端部（１６）に図示
されないダクトが接続され、電動機（２６）に電源が入
力されることにより起動、羽根車（２７）が回転して吸
込側開口部（１２）側より排出側開口部（１４）側へ送
風作用がなされる。この場合、風胴α〔と吸込ケーシン
グ（１９）、排出ケーシング（２０）とによって形成さ
れる風路（２１）と箱体（２４）とによって二重の空気
層が形成されるので、外筺（１７）内にて発生し側壁を
透過される音は上記空気１層と外筺（１７）とにより減
衰される。このように；重の空気層により運転音が減衰
されることにより、送風性能および製品寸法を変えるこ
となく、低騒音の製品が得られる。

なお、本発明ではケーシング（１８）と風胴頭内壁面と
の間に所定隙間（２３）を設けているが、第３図〜第５
図に示すようにケーシング（１８）の延設、風胴α〔内
壁面にリブ（２９）の立設およびシール材（３０）等に
て所定隙間（２３）を封止しても上記実施例と同様の効
果が期待できる。

また、第６図は箱体（２４）内部に例えば樹脂品よりな
る消音材（３１）を設けることにより上記実施例をより
一層高める効果がある。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、枠体よりなる風胴と、
この風胴の両端に固着された接続フランジとからなる外
筺と、この外筺内に羽根車を設けてなる電動機とを備え
、上記接続フランジの端部を上記風胴径より小径に形成
し、この端部より風胴内壁にケーシングを突設し、箱体
を形成するとともに、この箱体に消音材を内設したした
ことにより、製品本体の運転音が減衰され、低騒音の斜
流送風機が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は斜流送風機の構造断面図、第２図〜第５図は斜
流送風機の部分断面図、第６図は斜流送風機の構造断面
図、第７図は従来の斜流送風機を示す構造断面図である
。 なお、ａ〔は風胴、（１１）は接続フランジ、（１６）
は端部、（１７）は外筺、（１８）はケーシング、（２
４）は箱体、（２７）は電動機、（２８）は羽根車、（
３１）は消音材である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）枠体よりなる風胴と、この風胴の両端に固着され
   た接続フランジとからなる外筺と、この外筺内に羽根車
   を設けてなる電動機とを備え、上記接続フランジの端部
   を上記風胴径より小径に形成し、この端部より風胴内壁
   にケーシングを突設し、箱体を形成したことを特徴とす
   る斜流送風機。
2. （２）箱体内に消音材を設けたことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の斜流送風機。