JPS598126A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPS598126A JPS598126A JP11647382A JP11647382A JPS598126A JP S598126 A JPS598126 A JP S598126A JP 11647382 A JP11647382 A JP 11647382A JP 11647382 A JP11647382 A JP 11647382A JP S598126 A JPS598126 A JP S598126A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- binder
- group
- powder
- vinyl chloride
- acrylic double
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/702—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent
- G11B5/7023—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the bonding agent containing polyesters, polyethers, silicones, polyvinyl resins, polyacrylresins or epoxy resins
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は放射線硬化型のバインダを含有する磁気テープ
等の磁気記録媒体に関するものである。
等の磁気記録媒体に関するものである。
従来、磁気テープ等の磁気記録媒体のバインダに、電子
線硬化型のアクリル系二重結合を有するバインダを使用
し、これを磁性粉と共に混合した磁性塗料をフィルム基
体上に塗布した後、電子線で硬化させる事が仰られてい
る。このように、電子線硬化型のバインダを使用してこ
れを電子線で硬化させると、塗料固形分の凝固性及びポ
ットライフの向上、製造工程の簡略化、省エネルギー等
の点で効果がある。
線硬化型のアクリル系二重結合を有するバインダを使用
し、これを磁性粉と共に混合した磁性塗料をフィルム基
体上に塗布した後、電子線で硬化させる事が仰られてい
る。このように、電子線硬化型のバインダを使用してこ
れを電子線で硬化させると、塗料固形分の凝固性及びポ
ットライフの向上、製造工程の簡略化、省エネルギー等
の点で効果がある。
塩化ビニル系共重合体は磁気記録媒体のバインダとして
広く用いられている。塩化ビニル系共重合体に、放射線
感応基を導入して、上述のオU点を有したバインダが知
られている。しかしこのバインダでは、磁性粉との親和
力、即ち磁性粉の分散性について殆ど考慮が払われてい
ない為、磁気特性が劣っている。
広く用いられている。塩化ビニル系共重合体に、放射線
感応基を導入して、上述のオU点を有したバインダが知
られている。しかしこのバインダでは、磁性粉との親和
力、即ち磁性粉の分散性について殆ど考慮が払われてい
ない為、磁気特性が劣っている。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって
、分子中に親水基とアクリル系二重結合とを夫々有し、
かつ前記親水基1個及び前記アクリル系二重結合1個当
りの分子量が共に200〜20,000である下記の構
造式で表わされる塩化ビニル系共重合体が磁性層に含有
され、この磁性層に放射線照射処理が施されていること
を特徴とする磁気記録媒体に係るものである。
、分子中に親水基とアクリル系二重結合とを夫々有し、
かつ前記親水基1個及び前記アクリル系二重結合1個当
りの分子量が共に200〜20,000である下記の構
造式で表わされる塩化ビニル系共重合体が磁性層に含有
され、この磁性層に放射線照射処理が施されていること
を特徴とする磁気記録媒体に係るものである。
カリ金属、M′は水素、アルカリ金属又は炭化水素基)
を含む親水性基団、Yはアクリル系二車結合を有する基
、i = 200〜800.j=0〜200.t=0.
1〜50 、 m=2〜100 、 k+t+m≦20
0)本発明によれば、2個以上のアクリル系二重結合を
廟する放射線硬化型バインダが、スルホン酸型(−8o
3M )、カルボン酸型(−COOM )、硫酸工て、
磁性粉との親和性が増して、磁性粉の分散性及び磁性粉
とバインダとの結合性が向上する。この為、磁気記録媒
体の周波数%’VJ、S/N比、耐久性、粉落ち等の改
善が図れて、上述した放射線硬化による効果を充分に生
かす事が出来る。
を含む親水性基団、Yはアクリル系二車結合を有する基
、i = 200〜800.j=0〜200.t=0.
1〜50 、 m=2〜100 、 k+t+m≦20
0)本発明によれば、2個以上のアクリル系二重結合を
廟する放射線硬化型バインダが、スルホン酸型(−8o
3M )、カルボン酸型(−COOM )、硫酸工て、
磁性粉との親和性が増して、磁性粉の分散性及び磁性粉
とバインダとの結合性が向上する。この為、磁気記録媒
体の周波数%’VJ、S/N比、耐久性、粉落ち等の改
善が図れて、上述した放射線硬化による効果を充分に生
かす事が出来る。
本発明で使用されるバインダは次の一般式で表わされる
ものである。
ものである。
−COOM 、 −080M又バーP”(OM′)2(
Rjii水素又水素子1dア3 S。
Rjii水素又水素子1dア3 S。
ルカリ金属、M′は水素、アルカリ金属又は炭化水素基
)を含む親水性基団、Yはアクリル系二重結合を有する
基、l−2oo〜8oo%j=o〜200、t= 0.
1〜50 %、 m = 2〜100 、、 k +1
+ m≦200 〕 このバインダにおいて、上記の優れた作用効果を得る上
で、塩化ビニル成分は、媒体の強度に寄与しており、こ
のために1=200〜800とすヘキテする。iが20
0未満であると強度が小さくなpすぎ、800を越える
と溶剤への溶解性が悪くなる。酢酸ビニル成分は塩化ビ
ニル成分の溶解性を高め、柔軟性を向上させるために必
要であるが、必らずしもなくてもよいがjが200を越
えると逆に強度が低下するのでj=0〜200とする必
要がある。また、ビニルアルコール成分はその親水性の
故に磁性粉の分散性に寄与しているが、この分散性を更
に高めるために前記のように−OH基の少なくとも一部
を親水性極性基で置換することが極めて重要である。こ
の置換基としてt”〜0.1〜50 、に+t+m≦2
00とすべきである。tがOでは分散性向上の効果がな
く、また50を越えると却って耐湿性が悪くなり、他方
kが200以上となっても分散性向上の効果が従来の域
を出ず、耐湿性も悪くなる。また−〇H基の少なくとも
一部を放射線照射により架橋反応を起こすアクリル系二
重結合を有する基で置換することもまた本発明に於て極
めて重要である。この置換量としてm = 2〜100
とすべきである。mが2未満では放射線照射による架橋
が不光分となり、また100を越えると架橋密度が高く
なりすぎて、却って耐久性の乏しい塗膜構造となってし
まう。
)を含む親水性基団、Yはアクリル系二重結合を有する
基、l−2oo〜8oo%j=o〜200、t= 0.
1〜50 %、 m = 2〜100 、、 k +1
+ m≦200 〕 このバインダにおいて、上記の優れた作用効果を得る上
で、塩化ビニル成分は、媒体の強度に寄与しており、こ
のために1=200〜800とすヘキテする。iが20
0未満であると強度が小さくなpすぎ、800を越える
と溶剤への溶解性が悪くなる。酢酸ビニル成分は塩化ビ
ニル成分の溶解性を高め、柔軟性を向上させるために必
要であるが、必らずしもなくてもよいがjが200を越
えると逆に強度が低下するのでj=0〜200とする必
要がある。また、ビニルアルコール成分はその親水性の
故に磁性粉の分散性に寄与しているが、この分散性を更
に高めるために前記のように−OH基の少なくとも一部
を親水性極性基で置換することが極めて重要である。こ
の置換基としてt”〜0.1〜50 、に+t+m≦2
00とすべきである。tがOでは分散性向上の効果がな
く、また50を越えると却って耐湿性が悪くなり、他方
kが200以上となっても分散性向上の効果が従来の域
を出ず、耐湿性も悪くなる。また−〇H基の少なくとも
一部を放射線照射により架橋反応を起こすアクリル系二
重結合を有する基で置換することもまた本発明に於て極
めて重要である。この置換量としてm = 2〜100
とすべきである。mが2未満では放射線照射による架橋
が不光分となり、また100を越えると架橋密度が高く
なりすぎて、却って耐久性の乏しい塗膜構造となってし
まう。
本発明において、アクリル系二重結合としては、H又は
CH3)等が有効である。このようなアクリル系二重結
合は、本発明による化合物の1分子中に2個以上含有さ
れるのがよく、1個では放射線による硬化が不充分であ
る。又、このアクリル系二重結合1個に対する上記化合
物の分子量は200〜20.000であるのが良く、2
00より小さいと架橋密度が高くなりすぎて、却って耐
久性の乏しい塗膜構造となり、一方、20,000より
大きいと架橋が不充分になる。
CH3)等が有効である。このようなアクリル系二重結
合は、本発明による化合物の1分子中に2個以上含有さ
れるのがよく、1個では放射線による硬化が不充分であ
る。又、このアクリル系二重結合1個に対する上記化合
物の分子量は200〜20.000であるのが良く、2
00より小さいと架橋密度が高くなりすぎて、却って耐
久性の乏しい塗膜構造となり、一方、20,000より
大きいと架橋が不充分になる。
上記アクリル系二重結合を導入する方法としては、例え
ば次のような方法が挙げられる。2官能インシアネ一ト
化合物の1官能をイソシアネート基と反応しうるアクリ
ル系もしくはメタクリル系化合物と反応させた後、他方
のインシアネート基をバインダ中のビニルアルコール成
分の一〇H基と反応させる方法。ここで、上記の2官能
インシアネート化合物としては、例えば、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、インホロンジインシアネー・ト、
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、メチルシク
ロヘキサンジインシアネー トなどの脂肪族ジイソシア
ネート、m−7エニレンジイソシアネート、p−フェニ
レンジイソシアネー)、2.4−トリレンジイソシアネ
ート、2,6−ドリレンジイソシアネー)、1.3−キ
シリレンジインシアネート、1,4−キシリレンジイソ
シアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、4
.4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、3.3′
−ジメチル−4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、3.3’−ジメチルビフェニレンジインシアネー
ト、ジトリレンジイソシアネート、ジアニシジンジイン
シアネートなどの芳香族ジイソシアネートなどが挙けら
れる。
ば次のような方法が挙げられる。2官能インシアネ一ト
化合物の1官能をイソシアネート基と反応しうるアクリ
ル系もしくはメタクリル系化合物と反応させた後、他方
のインシアネート基をバインダ中のビニルアルコール成
分の一〇H基と反応させる方法。ここで、上記の2官能
インシアネート化合物としては、例えば、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、インホロンジインシアネー・ト、
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、メチルシク
ロヘキサンジインシアネー トなどの脂肪族ジイソシア
ネート、m−7エニレンジイソシアネート、p−フェニ
レンジイソシアネー)、2.4−トリレンジイソシアネ
ート、2,6−ドリレンジイソシアネー)、1.3−キ
シリレンジインシアネート、1,4−キシリレンジイソ
シアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、4
.4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、3.3′
−ジメチル−4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、3.3’−ジメチルビフェニレンジインシアネー
ト、ジトリレンジイソシアネート、ジアニシジンジイン
シアネートなどの芳香族ジイソシアネートなどが挙けら
れる。
またインシアネート基と反応しつるアクリル系もしくは
メタクリル系化合物としては、例えば、アクリル酸、メ
タクリル酸、アクリル酸またはメタクリル酸のヒドロキ
シエチルエステル、2−ヒドロキシエチルエステル、2
−ヒドロキシプロピルエステル、2−ヒドロキシブチル
エステル、2−ヒドロキシオクチルエステルなどのヒド
ロキシアルキルエステル類、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロ
ールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド
などが挙げられる。
メタクリル系化合物としては、例えば、アクリル酸、メ
タクリル酸、アクリル酸またはメタクリル酸のヒドロキ
シエチルエステル、2−ヒドロキシエチルエステル、2
−ヒドロキシプロピルエステル、2−ヒドロキシブチル
エステル、2−ヒドロキシオクチルエステルなどのヒド
ロキシアルキルエステル類、アクリルアミド、メタクリ
ルアミド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロ
ールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド
などが挙げられる。
本発明において、上述した親水性極性基1個に対する放
射線硬化型バインダの当量即ち分子量はやはり200〜
20,000であるのがよい。その理由は、この当量が
200より小さいとバインダの親水性が強すぎて、溶剤
への溶解性、他のバインダとの相溶性及び磁性塗膜の耐
湿性が悪くなり、一方、20,000より大きいと磁性
粉の分散性に対する効果が不充分になるからである。
射線硬化型バインダの当量即ち分子量はやはり200〜
20,000であるのがよい。その理由は、この当量が
200より小さいとバインダの親水性が強すぎて、溶剤
への溶解性、他のバインダとの相溶性及び磁性塗膜の耐
湿性が悪くなり、一方、20,000より大きいと磁性
粉の分散性に対する効果が不充分になるからである。
放射線硬化型バインダに親水基を導入する方法としては
、例えば以下のような方法が挙げられる。
、例えば以下のような方法が挙げられる。
ビニルアルコールの−OHとXCH2CH2SO3M+
XCH2C00M、XCH2CH20505M、XCH
2P(OM’)2で表わさ・0 れる化合物(但しXはハロゲン原子を表わす)をジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の溶剤の存在
下でピリジン、ピコリン、トリエチルアミンなどのアミ
ン類、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドなど
のエポキシ化合物等の脱ハロゲン化水素剤により反応さ
せ、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体に親水性極性基
を導入する。反応式で示せば、次の通りである。
XCH2C00M、XCH2CH20505M、XCH
2P(OM’)2で表わさ・0 れる化合物(但しXはハロゲン原子を表わす)をジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の溶剤の存在
下でピリジン、ピコリン、トリエチルアミンなどのアミ
ン類、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドなど
のエポキシ化合物等の脱ハロゲン化水素剤により反応さ
せ、塩化ビニル−酢酸ビニル系共重合体に親水性極性基
を導入する。反応式で示せば、次の通りである。
反応式■−(1):
CH2CH2503M
反応式夏−(2):
CH,、C00M
反応式1−(3C
CH2CH20S03M
反応式1−(4):
%式%(0)
これらの反応では、若干の副生成物が生じるが、次の方
法でも親水性極性基を導入することができる。即ち、H
OCH2CH2So、M 、 I(OCH2COOM
。
法でも親水性極性基を導入することができる。即ち、H
OCH2CH2So、M 、 I(OCH2COOM
。
HOCH2CH20S03M、HOCH2r(OM′)
2 とジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシ
ド中で2官能インシアネ一ト化合物(例えば、4.4’
−ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート)とを等モル反応させ、ジイソシアネ
ートの一方のインシアネート基と上記分子中の−OHと
の反応による反応生成物を得る。次に塩化ビニ。
2 とジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシ
ド中で2官能インシアネ一ト化合物(例えば、4.4’
−ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート)とを等モル反応させ、ジイソシアネ
ートの一方のインシアネート基と上記分子中の−OHと
の反応による反応生成物を得る。次に塩化ビニ。
ルー酢酸ビニル系共重合体の−OHと残留している一N
GO基とを反応させることにより、親水性極性基を導入
することができる。反応式で示せば、次の通りである。
GO基とを反応させることにより、親水性極性基を導入
することができる。反応式で示せば、次の通りである。
反応式II−(υ:
0CN−R−NCO+ HOCH2CH2So3M−+
OCN−R−Nl(COOCH2CH2803M−伏
H2−CH+ 0 0=CNHRNHCOOCH2CH2So3M反応式■
べ2): 0CN−R−NCO+ HOCH2COOM10CN−
R−NHCOOCH2COOM−→+−CH2−CH+ 0=CNHRNHCOOCH2COOM反応式1l−(
3): %式% 反応式1l−(4)ニ ー+ OCN−R−NHCOOCH2P(OM’)2
→ +L−H2−CH+ O=CNHRCOOCH2P(OM’) 2これらの反
応において、Rは上記に例示したようなジイソシアネー
ト化合物である。
OCN−R−Nl(COOCH2CH2803M−伏
H2−CH+ 0 0=CNHRNHCOOCH2CH2So3M反応式■
べ2): 0CN−R−NCO+ HOCH2COOM10CN−
R−NHCOOCH2COOM−→+−CH2−CH+ 0=CNHRNHCOOCH2COOM反応式1l−(
3): %式% 反応式1l−(4)ニ ー+ OCN−R−NHCOOCH2P(OM’)2
→ +L−H2−CH+ O=CNHRCOOCH2P(OM’) 2これらの反
応において、Rは上記に例示したようなジイソシアネー
ト化合物である。
本発明における上記バインダの出発原料としては、塩化
ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共1合体をはじ
め、塩化ビニル−ゾロピオン酸ビニルアルコール、塩化
ビニル−酢酸ビニループロピオン酸ビニルービニルアル
コールの共重合体が挙げられる。この場合、ビニルアル
コール(7) 割合が0.5重量%〜2o重量%程度の
ものが好ましい。
ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共1合体をはじ
め、塩化ビニル−ゾロピオン酸ビニルアルコール、塩化
ビニル−酢酸ビニループロピオン酸ビニルービニルアル
コールの共重合体が挙げられる。この場合、ビニルアル
コール(7) 割合が0.5重量%〜2o重量%程度の
ものが好ましい。
壕だ本発明によるバインダはポリウレタン樹脂、ポリエ
ステル樹脂等の他のバインダと併用して用いることも出
来、その場合には、本発明によるバインダを全バインダ
量に対して10重量φ以上とするのが好ましい。
ステル樹脂等の他のバインダと併用して用いることも出
来、その場合には、本発明によるバインダを全バインダ
量に対して10重量φ以上とするのが好ましい。
本発明において、磁性塗膜に対する放射線は、塗料を塗
布した後にカレンダー処理を施してから照射することが
望ましいが、照射後にカレンダー処理することも出来る
。照射する放射線としては、電子線、中性子線、γ線等
の電離放射線が使用され、工業的には′電子線が望まし
い。またその照射量は1〜10 Mradがよく、2〜
7 Mradがより望ましい。電子線加速機を用いる場
合、その照射エネルギー(加速電圧)は100 kV以
上とするのが良い。
布した後にカレンダー処理を施してから照射することが
望ましいが、照射後にカレンダー処理することも出来る
。照射する放射線としては、電子線、中性子線、γ線等
の電離放射線が使用され、工業的には′電子線が望まし
い。またその照射量は1〜10 Mradがよく、2〜
7 Mradがより望ましい。電子線加速機を用いる場
合、その照射エネルギー(加速電圧)は100 kV以
上とするのが良い。
本発明において、磁性層に使用可能な磁性粉は、γ−F
e203.γ−Fe203及びFe3O4の混晶、コバ
ルトをドープしたγ−Fe 203又はFe3O4,C
rO2、バリウムフェライト、他の強磁性合金粉末(例
えはFe−Co+ Co−Ni、 Fe−Co−Ni、
Fe−Co−B、 Fe−Co−Cr−B。
e203.γ−Fe203及びFe3O4の混晶、コバ
ルトをドープしたγ−Fe 203又はFe3O4,C
rO2、バリウムフェライト、他の強磁性合金粉末(例
えはFe−Co+ Co−Ni、 Fe−Co−Ni、
Fe−Co−B、 Fe−Co−Cr−B。
Mn−旧、 Mn−At、 Fe−Co−V )、蟹化
鉄等が挙げられる。磁性層には又、酸化アルミニウム、
酸化クロム、シリコン酸化物を強化剤として添加したり
、滑剤としてのスクヮラン、帯電防止剤としてのカー&
ンブラックや分散剤としてのレシチンも添加可能である
。また磁性層の構成材料は有機溶剤に溶かして磁性塗料
を調製し、これをペース上に塗布するが、その磁性塗料
の溶剤としてはケトン(例えばアセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン)
、アルコール(例えばメタノール、エタノール、グロパ
ノール、ブタノール)、エステル(例えばメチルアセテ
ート、エチルアセテート、ブチルアセテート、エチルラ
クテート、グリコールアセテート、モノエチルエーテル
)、グリコールエーテル(例えはエチレングリコールジ
メチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジオキサン)、芳香族炭化水素(例えはベンゼン、
トルエン、キシレン)、脂肪族炭化水素(例えばヘキサ
ン、へ′ブタン)、ニトロプロパン等が挙げられる。こ
の磁性塗料を塗布するペースは非磁性であって、ポリエ
ステル(例えばポリエチレンテレフタレート)、ポリオ
レフィン(例えばポリプロピレン〕、セルロース誘導体
(例えばセルローストリアセテート、セルロースジアセ
テート)、ポリカーボネート、ポリ環化ビニル、ポリイ
ミド、ポリアミド、ポリヒドラ・ノド類、金属(例えば
アルミニウム、銅)、紙等から成っていて良い。
鉄等が挙げられる。磁性層には又、酸化アルミニウム、
酸化クロム、シリコン酸化物を強化剤として添加したり
、滑剤としてのスクヮラン、帯電防止剤としてのカー&
ンブラックや分散剤としてのレシチンも添加可能である
。また磁性層の構成材料は有機溶剤に溶かして磁性塗料
を調製し、これをペース上に塗布するが、その磁性塗料
の溶剤としてはケトン(例えばアセトン、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン)
、アルコール(例えばメタノール、エタノール、グロパ
ノール、ブタノール)、エステル(例えばメチルアセテ
ート、エチルアセテート、ブチルアセテート、エチルラ
クテート、グリコールアセテート、モノエチルエーテル
)、グリコールエーテル(例えはエチレングリコールジ
メチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジオキサン)、芳香族炭化水素(例えはベンゼン、
トルエン、キシレン)、脂肪族炭化水素(例えばヘキサ
ン、へ′ブタン)、ニトロプロパン等が挙げられる。こ
の磁性塗料を塗布するペースは非磁性であって、ポリエ
ステル(例えばポリエチレンテレフタレート)、ポリオ
レフィン(例えばポリプロピレン〕、セルロース誘導体
(例えばセルローストリアセテート、セルロースジアセ
テート)、ポリカーボネート、ポリ環化ビニル、ポリイ
ミド、ポリアミド、ポリヒドラ・ノド類、金属(例えば
アルミニウム、銅)、紙等から成っていて良い。
以下、本発明を実施例につき説明する。
実施例(1)
(合成例)
攪拌器、窒素導入管、温度計と還流冷却器を備えつけた
1にの四ツロフラスコにVAGH(VCC社製)240
gとBrCH2Cl2So3Na o、 12.9とジ
メチルホルムアミド(DMF) 500.9を入れ、攪
拌下に還留させながら、160Cの反応byで3時間反
応させる。次にこの溶液を60〜80℃に温度を下げて
から、2ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA
)のジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の1
:1反応物3.8I!と5.51n9のヒドロキノンを
6yのDMFで希釈した溶液を滴下ロートよυ徐々に加
え、さらに80℃の反応温度で5時間反応させてポリマ
ーAを得る。このようにして得られたポリマーAは元素
分析、赤外線吸収スにクトル、NMR等の分析により、
おおよそ下記の構造を有する化合物であると推定される
。
1にの四ツロフラスコにVAGH(VCC社製)240
gとBrCH2Cl2So3Na o、 12.9とジ
メチルホルムアミド(DMF) 500.9を入れ、攪
拌下に還留させながら、160Cの反応byで3時間反
応させる。次にこの溶液を60〜80℃に温度を下げて
から、2ヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA
)のジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の1
:1反応物3.8I!と5.51n9のヒドロキノンを
6yのDMFで希釈した溶液を滴下ロートよυ徐々に加
え、さらに80℃の反応温度で5時間反応させてポリマ
ーAを得る。このようにして得られたポリマーAは元素
分析、赤外線吸収スにクトル、NMR等の分析により、
おおよそ下記の構造を有する化合物であると推定される
。
2H4
−0
次に下記の組成でテープを試作した。
r−Fe2o330 ox量部
ポリマーA 100重耐部スク
ワラン 9重量部Cr2033重
量部 メチルエテルケトン 500重毒゛部メ
チルイソブチルケトン 500重量部上記組
成物をゾールミルで48時間混合した後、3μフイルタ
ーでろ過し、16μのポリエステルフィルム上に5μ塗
布し、カレンダー処理後、150 kV 、 4Mra
dの照射部の電子線を照射した。
ワラン 9重量部Cr2033重
量部 メチルエテルケトン 500重毒゛部メ
チルイソブチルケトン 500重量部上記組
成物をゾールミルで48時間混合した後、3μフイルタ
ーでろ過し、16μのポリエステルフィルム上に5μ塗
布し、カレンダー処理後、150 kV 、 4Mra
dの照射部の電子線を照射した。
次に、これを381間幅に裁断し、磁気テープを作成し
た。
た。
実施例(2)
実施例(1)の合成例において、BrCH2CH25O
,Naの代わりにB r CH2COONaを用いて下
記の構造式で表わされるポリマーBを合成した。
,Naの代わりにB r CH2COONaを用いて下
記の構造式で表わされるポリマーBを合成した。
lンh
C=0
C21■4
−0
実施例(1)のポリマーAの代わ9にポリマーBを用い
て実施例(1)と同様の組成で磁気テープを作成した。
て実施例(1)と同様の組成で磁気テープを作成した。
実施例(3)
実施例(1)の合成例において、BrCH2CH2SO
3Naの代わりにBrCH2CH20SO3Naを用い
て下記の構造式で表わされるポリマーCを合成した。
3Naの代わりにBrCH2CH20SO3Naを用い
て下記の構造式で表わされるポリマーCを合成した。
門
−0
2H4
−0
実施例(1)のポリマーAの代わりにポリマーCを用い
て実施例(1)と同様の組成で磁気テープを作成した。
て実施例(1)と同様の組成で磁気テープを作成した。
実施例(4)
実施例(1)の合成例において、BrCH2CH2SO
3NaのC=0 2H4 C=0 実施例(1)のポリマーAの代わりにポリマーDを用い
て実施例(1)と同様の組成で磁気テープを作成した。
3NaのC=0 2H4 C=0 実施例(1)のポリマーAの代わりにポリマーDを用い
て実施例(1)と同様の組成で磁気テープを作成した。
比較例(1)
実施例(1ンの?リマーA′−の代わシに下記の化合物
を用い実施例(1)と同様の組成で磁気テープを作成し
た(但し電子線は照射していない)。
を用い実施例(1)と同様の組成で磁気テープを作成し
た(但し電子線は照射していない)。
比較例(2ン
実施例(1)のポリマーAの代わシに、上述した反応式
1−(1)により合成した下記の化合物を用い実施例(
1)と同様の組成で磁気テープを作成した。
1−(1)により合成した下記の化合物を用い実施例(
1)と同様の組成で磁気テープを作成した。
(但し電子線は照射していない)
比較例(3)
実施例(1)のポリマーAの代わυに、上述したアクリ
ル系二重結合を有する基の導入方法により合成した下記
の化合物を用い、実施例(1)と同様の組成で磁気テー
プを作成した。
ル系二重結合を有する基の導入方法により合成した下記
の化合物を用い、実施例(1)と同様の組成で磁気テー
プを作成した。
ぐ−〇
?
2H4
φ−〇
以上の各側のテープについて得られた実験データを次表
に示したが、本発明の実施例ではすべての点で特性良好
となることが分る。
に示したが、本発明の実施例ではすべての点で特性良好
となることが分る。
−\−
込み、100回走行した時の粉落ち状態を減点法(−5
点〜O点)で評価した。
点〜O点)で評価した。
本発明のような分子中に親水性極付基と放射線に感応す
るアクリル系二重結合を有する塩化ビニル−酢酸ビニル
系共重合体を磁気記録媒体のバインダに用いることによ
り、周波数特性、S/N比、耐久性、粉落ちが改善され
た磁気nc録媒体が得られる。
るアクリル系二重結合を有する塩化ビニル−酢酸ビニル
系共重合体を磁気記録媒体のバインダに用いることによ
り、周波数特性、S/N比、耐久性、粉落ちが改善され
た磁気nc録媒体が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 分子中に親水基とアクリル系二重結合とを夫々有し、か
つ前記親水基1個及び前記アクリル系二重結合1個当り
の分子量が共に200〜20,000である下記の構造
式で表わされる塩化ビニル系共重合体が磁性層に含有さ
れ、この磁性層に放射線照射処理が施されていることを
特徴とする磁気記録媒体。 ルカリ金属、M′は水素、アルカリ全組又は炭化水素基
)を含む親水性基団1.Yはアクリル系二重結合を有す
る基、1=200〜800.、j=0〜200.1=0
.1〜501.m=2〜100.に+t+m≦200〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11647382A JPS598126A (ja) | 1982-07-05 | 1982-07-05 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11647382A JPS598126A (ja) | 1982-07-05 | 1982-07-05 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS598126A true JPS598126A (ja) | 1984-01-17 |
Family
ID=14687968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11647382A Pending JPS598126A (ja) | 1982-07-05 | 1982-07-05 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598126A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61246917A (ja) * | 1986-04-03 | 1986-11-04 | Tdk Corp | 磁気記録媒体 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5740745A (en) * | 1980-08-23 | 1982-03-06 | Sony Corp | Magnetic recording medium |
JPS5792421A (en) * | 1980-11-25 | 1982-06-09 | Sony Corp | Magnetic recording medium |
-
1982
- 1982-07-05 JP JP11647382A patent/JPS598126A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5740745A (en) * | 1980-08-23 | 1982-03-06 | Sony Corp | Magnetic recording medium |
JPS5792421A (en) * | 1980-11-25 | 1982-06-09 | Sony Corp | Magnetic recording medium |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61246917A (ja) * | 1986-04-03 | 1986-11-04 | Tdk Corp | 磁気記録媒体 |
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