JPS597943Y2 - 消音マツト - Google Patents
消音マツトInfo
- Publication number
- JPS597943Y2 JPS597943Y2 JP9957479U JP9957479U JPS597943Y2 JP S597943 Y2 JPS597943 Y2 JP S597943Y2 JP 9957479 U JP9957479 U JP 9957479U JP 9957479 U JP9957479 U JP 9957479U JP S597943 Y2 JPS597943 Y2 JP S597943Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- embossed
- walking
- slip
- mat
- sound deadening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Building Environments (AREA)
- Carpets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、鉄板製の床面やコンクリート打ちの床面、特
に階段に取付けて歩行時の衝撃音を防止するための消音
マットに関するものである。
に階段に取付けて歩行時の衝撃音を防止するための消音
マットに関するものである。
鉄板製の階段等は昇降の際、衝撃音を生じ、特に夜間に
おいては耳障りな騒音となる。
おいては耳障りな騒音となる。
従来のゴムマットは、単に歩行時の滑り止めおよび耐摩
耗性を意図したものでしかなく、通例JIS硬度が60
以上と硬く、歩行衝撃音の消音効果は乏しかった。
耗性を意図したものでしかなく、通例JIS硬度が60
以上と硬く、歩行衝撃音の消音効果は乏しかった。
本考案は、ゴムマット上に、エンボス突起を設け、この
エンボス突起の配設と、ゴムマットの硬度を適切に選ぶ
ことにより、歩行時の衝撃音を吸収消音し、かつ滑り止
め効果を有する消音マットを提供するものである。
エンボス突起の配設と、ゴムマットの硬度を適切に選ぶ
ことにより、歩行時の衝撃音を吸収消音し、かつ滑り止
め効果を有する消音マットを提供するものである。
本考案の一実施例を図面に基いて説明すると、角形の基
板1の前縁には、断面台形の平行した突条からなる滑り
止め3が設けられている。
板1の前縁には、断面台形の平行した突条からなる滑り
止め3が設けられている。
滑り止め3は、断面台形の平行した突条に限らず、適宜
形状のものでよいが、滑り止め効果の点から、上記のも
のが好ましい。
形状のものでよいが、滑り止め効果の点から、上記のも
のが好ましい。
基板1には、辺縁部を除いて円柱状突起の正方形の格子
状に配列されたエンボス突起2が突設されている。
状に配列されたエンボス突起2が突設されている。
エンボス突起の個々の形状は円柱に限らず、角柱,三角
柱,菱形,楕円形柱,ランダムな幾何模様,条溝など適
宜の形状のものが用いられ、配列も、格子状,千鳥状な
どとすることができる。
柱,菱形,楕円形柱,ランダムな幾何模様,条溝など適
宜の形状のものが用いられ、配列も、格子状,千鳥状な
どとすることができる。
エンボス突起,滑り止めは、基板に一体戊形して設けて
もよい、別にエンボス突起を有するシートを戊形し、こ
のシートを基板本体に接着積層してもよい。
もよい、別にエンボス突起を有するシートを戊形し、こ
のシートを基板本体に接着積層してもよい。
なお、階段に取付けるために、階段の前縁,後縁の曲折
部に対応嵌着するよう、基板1の前縁,後縁に拘状曲折
縁を連設してもよい。
部に対応嵌着するよう、基板1の前縁,後縁に拘状曲折
縁を連設してもよい。
本考案の消音マットは、歩行時の衝撃力が、例えば駆け
上り駆け下りの際に3G〜6Gの力が作用するといわれ
るが、この衝撃力で発生する衝撃音の消音効果(ダンピ
ング効果、特に吸音効果)を充分に発揮することと、か
つ歩行に際し、接地時のずれ,違和感を生じないため等
に対し、次のような考慮が払われている。
上り駆け下りの際に3G〜6Gの力が作用するといわれ
るが、この衝撃力で発生する衝撃音の消音効果(ダンピ
ング効果、特に吸音効果)を充分に発揮することと、か
つ歩行に際し、接地時のずれ,違和感を生じないため等
に対し、次のような考慮が払われている。
即ち、ゴム硬度はJIS硬度で30〜59の範囲である
ことが必要で、30より低いと柔軟すぎて耐摩耗性に乏
しく、60以上では硬すぎて、エンボス突起の変位が困
難となり、衝撃音の吸収に劣る。
ことが必要で、30より低いと柔軟すぎて耐摩耗性に乏
しく、60以上では硬すぎて、エンボス突起の変位が困
難となり、衝撃音の吸収に劣る。
JIS硬度35〜55の範囲が好ましい。次に消音マッ
ト全体の厚み即ち、基板厚みとエンボス突起の高さの和
は、少なくとも3mmであることが必要で、これより薄
いと、消音効果が劣り、かつ耐久性が欠けるからである
。
ト全体の厚み即ち、基板厚みとエンボス突起の高さの和
は、少なくとも3mmであることが必要で、これより薄
いと、消音効果が劣り、かつ耐久性が欠けるからである
。
第2図に示す如く、エンボス突起2の個々の高さh、即
ち基板1の上表面から突起の部分までの高さは2mm以
上6mmまでの範囲が必要である。
ち基板1の上表面から突起の部分までの高さは2mm以
上6mmまでの範囲が必要である。
2mmより低いと、足の衝撃荷重に対応する変形量が期
待できず、6mmより大きいと変形量が大きすぎて、違
和感を生じ、歩行が困難となる。
待できず、6mmより大きいと変形量が大きすぎて、違
和感を生じ、歩行が困難となる。
次にエンボス突起の部分の合計面積は、基板面積(基板
の縦×横で規定される面積で、前述の拘状曲折縁は含ま
ない)に対し10〜45%の範囲が良い。
の縦×横で規定される面積で、前述の拘状曲折縁は含ま
ない)に対し10〜45%の範囲が良い。
45%以上では、エンボス突起の配列が密に過ぎ、充分
な変位を示さず製品の価格から見ても高価となる。
な変位を示さず製品の価格から見ても高価となる。
更に10%以下の面積では粗に過ぎて履物との接触面が
少なく、変位も大となり歩行に支障を生じ、また歩行時
にエンボス面の千切れ損傷を招くおそれがある。
少なく、変位も大となり歩行に支障を生じ、また歩行時
にエンボス面の千切れ損傷を招くおそれがある。
本考案は、上述のような構戊を有するので、鉄板、コン
クリート打ちの床や階段に施工して、充分な悄音効果を
発揮し、歩行に違和感を生ぜず、滑り止め効果も良く、
かつ、歩行時に優れたクッション性を付与する。
クリート打ちの床や階段に施工して、充分な悄音効果を
発揮し、歩行に違和感を生ぜず、滑り止め効果も良く、
かつ、歩行時に優れたクッション性を付与する。
またエンボス突起の高さ、配列の点からして水洗等が充
分でき、清潔に保つことができる。
分でき、清潔に保つことができる。
さらにエンボス突起の形状,配列,マットの色彩を適宜
選定することにより美感もすぐれるという利点がある。
選定することにより美感もすぐれるという利点がある。
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は第1図の
II − II線における拡大横断面図を示す。 1・・・・・・基板、2・・・・・・エンボス突起、3
・・・・・・滑り止め、h・・・・・・エンボス突起高
さ。
II − II線における拡大横断面図を示す。 1・・・・・・基板、2・・・・・・エンボス突起、3
・・・・・・滑り止め、h・・・・・・エンボス突起高
さ。
Claims (1)
- 基板上に前縁滑り止めおよびエンボス突起を設けたJI
S硬度30〜59を有するゴム板状体よりなり、該ゴム
板状体の厚さは少くとも3mmで、前記エンボス突起の
基板表面からの高さを2mm〜6mm,エンボス突起部
分の合計面積を基板全面積の10%〜45%としたこと
を特徴とする消音マツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9957479U JPS597943Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | 消音マツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9957479U JPS597943Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | 消音マツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5618782U JPS5618782U (ja) | 1981-02-19 |
JPS597943Y2 true JPS597943Y2 (ja) | 1984-03-12 |
Family
ID=29332322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9957479U Expired JPS597943Y2 (ja) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | 消音マツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS597943Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5580662B2 (ja) * | 2010-05-25 | 2014-08-27 | 株式会社ダスキン | ゴムマット |
-
1979
- 1979-07-20 JP JP9957479U patent/JPS597943Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5618782U (ja) | 1981-02-19 |
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