JP5580662B2 - ゴムマット - Google Patents
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Description
(A)シート本体が、突起部と一体の上層部と、下層部と、からなっており、下層部の硬度が、突起部及び上層部の硬度よりも、低い。
(B)シート本体が、突起部と一体の上層部と、下層部と、からなっており、突起部及び上層部が、非発泡ゴムからなっており、下層部が、発泡ゴムからなっている。
(C)突起部が、円柱形又は略円柱形を有しており、突起部の上端面の直径が、2〜4mmであり、突起部の高さが、1.5〜3mmであり、最も近接している突起部同士の間隙が、2〜3mmである。
(D)本体部の平面視における総面積に対する、突起部の上端面の合計面積の割合が、20〜35%である。
図1は、本実施形態のゴムマットの一部を示す断面図である。
(1)マット上に、コップや皿などの什器などが落下した場合に、好適な破損防止効果を発揮できる。すなわち、上記構成のゴムマット10は、優れた落下物破損防止機能を有している。
(2)マットを踏んだ時やマット上で長時間立ち仕事をする時などに、好適な疲労軽減効果を発揮できる。
図4は、本実施形態のゴムマットの一部を示す断面図である。
本実施形態のゴムマット10は、次の点のみが第1実施形態のゴムマット10とは異なっている。すなわち、台ゴムシート部3のシート本体32が、突起部31と一体の上層部33と、下層部34と、からなっている。また、突起部31及び上層部33が非発泡ゴムからなっており、下層部34が発泡ゴムからなっている。非発泡ゴム及び発泡ゴムとしては、例えば、NBRを使用できる。
(1)非発泡ゴムからなる上層部33の下側に発泡ゴムからなる下層部34を有しているので、上層部33が受ける衝撃が、下層部34に伝わる時に下層部34の広い面積で受けられることとなる。したがって、第1実施形態のゴムマット10と同様の効果を、より効果的に発揮できる。
図7は、本実施形態のゴムマットの一部を示す断面図である。
(1)非発泡ゴムからなる上層部33の下側に補強シート2を有しているので、上層部33が受けた衝撃を、更に緩和できる。したがって、第2及び第3実施形態のゴムマット10と同様の効果を、より効果的に発揮できる。
本実施形態は、上記実施形態に比して、突起部31の配置だけが異なっている。すなわち、本実施形態においては、平面視において、突起部は、その中心が、正六角形又は略正六角形の、全ての頂点位置又は略頂点位置に、及び、中心位置又は略中心位置に、在るよう、配置されて、7個の突起部31からなる第1ユニットを構成しており、第1ユニットは、その中心が、正六角形又は略正六角形の、全ての頂点位置又は略頂点位置に、及び、中心位置又は略中心位置に、在るよう、配置されて、7個の第1ユニットからなる第2ユニットを構成しており、第2ユニットは、互いに重ならないように且つ四方に並んで、配置されており、これにより、突起部の配置形態が構成されている。
(1)隣接する突起部31の間隙30の寸法Cが第1実施形態の配置(図2)と同じである場合において、第1実施形態に比して、単位面積当たりの突起部31の数を少なくできる。したがって、第1実施形態に比して、生産コストを低減できると共に、マットの軽量化を図ることができる。
実施例1、2は、第1実施形態に該当している。
実施例3は、第2実施形態に該当している。
実施例4は、第3実施形態に該当している。
実施例5は、第3実施形態に該当している。
実施例6は、第4実施形態に該当している。
実施例7は、第4実施形態に該当している。
比較例1のゴムマットは、衝撃加速度が115Gである点で、本発明から逸脱している。その他の基本的構成は、実施例1と同じである。
比較例2のゴムマットは、台ゴムシート部の厚さが8mmである点で、本発明から逸脱している。その他の基本的構成は、実施例2と同じである。
実施例1〜7及び比較例1、2のゴムマットについて、下記の(I)〜(V)の効果を、次のように実験して評価した。その結果は、表3に示されるとおりである。
市販のガラスコップ10個を、飲み口を下に向けて、85cmの高さから、マット上に自由落下させ、破損したガラスコップの数を求めた。0個の場合は「○」、1〜2個の場合は「△」、3〜5個の場合は「□」、6個以上の場合は「×」、と判定した。
上記(I)の実験において、ガラスコップの跳ね返った高さ(垂直距離)を、測定した。なお、ガラスコップが割れた場合には、測定不能として「破壊」とした。
上記(I)の実験において、ガラスコップの跳ね飛んだ距離(水平距離)を、測定した。なお、ガラスコップが割れた場合には、測定不能として「破壊」とした。
床からマットに上がる際に高低差に起因した不快感をどの程度感じたかを、10人の被験者によって求めた。全く感じなかった場合は「○」、若干感じた場合は「△」、大きく感じた場合は「×」、と判定した。
床からマットに上がる際にマットのエッジ部に足が引っ掛かることがあるかを、10人の被験者に20回ずつ(すなわち合計200回)試して貰った。200回中1回も引っ掛かることがなかった場合は「○」、1〜2回引っ掛かった場合は「□」、3回以上引っ掛かった場合は「×」、と判定した。
(1)図11に示されるような、多数の孔51を「並列配置」で有する多孔板5を、用いてもよい。これによれば、形成された多数の突起部31は、縦方向及び横方向に、等間隔に且つ平行に、並んでいる。
Claims (8)
- 台ゴムシート部を有するゴムマットにおいて、
台ゴムシート部が、シート本体と多数の突起部とからなっており、
上記突起部は、シート本体の表面に、シート本体と一体に、形成されており、
台ゴムシート部が、JIS−A−6519の床硬さ試験方法による最大衝撃加速度が90G以下となるような、衝撃吸収性能を、有しており、
シート本体の厚さと突起部の高さとの和が、6mm以下であり、
シート本体が、突起部と一体の上層部と、下層部と、からなっており、
下層部の硬度が、突起部及び上層部の硬度よりも、低い、
ことを特徴とするゴムマット。 - 台ゴムシート部を有するゴムマットにおいて、
台ゴムシート部が、シート本体と多数の突起部とからなっており、
上記突起部は、シート本体の表面に、シート本体と一体に、形成されており、
台ゴムシート部が、JIS−A−6519の床硬さ試験方法による最大衝撃加速度が90G以下となるような、衝撃吸収性能を、有しており、
シート本体の厚さと突起部の高さとの和が、6mm以下であり、
シート本体が、突起部と一体の上層部と、下層部と、からなっており、
突起部及び上層部が、非発泡ゴムからなっており、
下層部が、発泡ゴムからなっている、
ことを特徴とするゴムマット。 - 台ゴムシート部を有するゴムマットにおいて、
台ゴムシート部が、シート本体と多数の突起部とからなっており、
上記突起部は、シート本体の表面に、シート本体と一体に、形成されており、
台ゴムシート部が、JIS−A−6519の床硬さ試験方法による最大衝撃加速度が90G以下となるような、衝撃吸収性能を、有しており、
シート本体の厚さと突起部の高さとの和が、6mm以下であり、
突起部が、円柱形又は略円柱形を有しており、
突起部の上端面の直径が、2〜4mmであり、
突起部の高さが、1.5〜3mmであり、
最も近接している突起部同士の間隙が、2〜3mmである、
ことを特徴とするゴムマット。 - 台ゴムシート部を有するゴムマットにおいて、
台ゴムシート部が、シート本体と多数の突起部とからなっており、
上記突起部は、シート本体の表面に、シート本体と一体に、形成されており、
台ゴムシート部が、JIS−A−6519の床硬さ試験方法による最大衝撃加速度が90G以下となるような、衝撃吸収性能を、有しており、
シート本体の厚さと突起部の高さとの和が、6mm以下であり、
本体部の平面視における総面積に対する、突起部の上端面の合計面積の割合が、20〜35%である、
ことを特徴とするゴムマット。 - 台ゴムシート部が、非発泡ゴムからなっている、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載のゴムマット。 - 上層部と下層部との間に、補強シートを有している、
請求項1又は2に記載のゴムマット。 - 本体部と、本体部の周縁のエッジ部と、を有しており、
本体部が、台ゴムシート部からなっている、
請求項1乃至6のいずれか1項に記載のゴムマット。 - 落下物破損防止機能を有している、
請求項1乃至7のいずれか1項に記載のゴムマット。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010119308A JP5580662B2 (ja) | 2010-05-25 | 2010-05-25 | ゴムマット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010119308A JP5580662B2 (ja) | 2010-05-25 | 2010-05-25 | ゴムマット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011244925A JP2011244925A (ja) | 2011-12-08 |
JP5580662B2 true JP5580662B2 (ja) | 2014-08-27 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010119308A Active JP5580662B2 (ja) | 2010-05-25 | 2010-05-25 | ゴムマット |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2010
- 2010-05-25 JP JP2010119308A patent/JP5580662B2/ja active Active
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