JPS5978927A - 弗素含有硝酸アルミニウム水溶液からの弗素回収方法 - Google Patents
弗素含有硝酸アルミニウム水溶液からの弗素回収方法Info
- Publication number
- JPS5978927A JPS5978927A JP19016882A JP19016882A JPS5978927A JP S5978927 A JPS5978927 A JP S5978927A JP 19016882 A JP19016882 A JP 19016882A JP 19016882 A JP19016882 A JP 19016882A JP S5978927 A JPS5978927 A JP S5978927A
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- Japan
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- fluorine
- soln
- aluminum nitrate
- precipitate
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- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(NO3)3〕水溶液から弗素を固定回収する方法の改
良に関する。
良に関する。
UFQ)UOへの転換過程、HFガスのA4 (NO
)6 2
3 aによる除害吸収等から生じる弗素を
含有するAl(NO)廃液から弗素を回収する方法の一
つ(こ特開昭昼ーコム3θ号公報記載の方法がある。こ
の方法は」二記廃液に弗酸を’F/A/重量比で/.g
〜コ.コ(モル比ではλ.SA〜.J’./3)となる
ように添加して弗素をAIF として効率良く析出せし
め、該AIF3沈殿物を分離回収する方法である。とこ
ろがこの方法で得られるAIF沈殿物を500〜too
Cで焼成して結晶水を除去すると微粉状のAIF とな
る。微粉状のAIFは飛散し易く取扱上大変不便であっ
た。
)6 2
3 aによる除害吸収等から生じる弗素を
含有するAl(NO)廃液から弗素を回収する方法の一
つ(こ特開昭昼ーコム3θ号公報記載の方法がある。こ
の方法は」二記廃液に弗酸を’F/A/重量比で/.g
〜コ.コ(モル比ではλ.SA〜.J’./3)となる
ように添加して弗素をAIF として効率良く析出せし
め、該AIF3沈殿物を分離回収する方法である。とこ
ろがこの方法で得られるAIF沈殿物を500〜too
Cで焼成して結晶水を除去すると微粉状のAIF とな
る。微粉状のAIFは飛散し易く取扱上大変不便であっ
た。
本発明者等は取扱容易な性状のAIF を得るべくAJ
F沈殿物の生成条件を種々検討した結果、SOC以上で
3時間以上反応させると驚くべきことに、AIF沈殿物
は粒状となり、これを焼成しても容易に粉化しないAI
F が得られることを見出して本発明に到達した。即
ち本発明は、弗素を含有する硝酸アルミニウム水溶液を
3θC以上に加熱しながら該溶液中のF/Atモル比が
λ.7〜3.qとなるように弗酸を添加し、該溶液を攪
拌しながら300以上の温度に3時間以上保持した後、
析出した沈殿物を分離回収することを特徴とする。
F沈殿物の生成条件を種々検討した結果、SOC以上で
3時間以上反応させると驚くべきことに、AIF沈殿物
は粒状となり、これを焼成しても容易に粉化しないAI
F が得られることを見出して本発明に到達した。即
ち本発明は、弗素を含有する硝酸アルミニウム水溶液を
3θC以上に加熱しながら該溶液中のF/Atモル比が
λ.7〜3.qとなるように弗酸を添加し、該溶液を攪
拌しながら300以上の温度に3時間以上保持した後、
析出した沈殿物を分離回収することを特徴とする。
反応温度を300以上にするとA4F沈殿物は粒状とな
り、焼成しても粉化しないが、SOC未満では粒状とな
らず焼成すると粉化する。又、時間の要素も大切で3時
間未満では充分強度のあるA4F沈殿物にならず焼成す
ると粉化するので、3時間以上攪拌しなからSOC以上
に保持しなければならない。温度が高い程、又時間が長
くなる程粒状AIF沈殿物を構成するAIF ・3H
O結晶は粗大化3
3 2し、粒子表面の凹凸は
大となる。粒子表面の凹凸が大きくなるとイ1着水分が
多くなるので、あまり結晶を発達させないのか好ましい
。このため温度を乙θ〜go r 、反応時間を3〜7
.2時間とするのが良い。
り、焼成しても粉化しないが、SOC未満では粒状とな
らず焼成すると粉化する。又、時間の要素も大切で3時
間未満では充分強度のあるA4F沈殿物にならず焼成す
ると粉化するので、3時間以上攪拌しなからSOC以上
に保持しなければならない。温度が高い程、又時間が長
くなる程粒状AIF沈殿物を構成するAIF ・3H
O結晶は粗大化3
3 2し、粒子表面の凹凸は
大となる。粒子表面の凹凸が大きくなるとイ1着水分が
多くなるので、あまり結晶を発達させないのか好ましい
。このため温度を乙θ〜go r 、反応時間を3〜7
.2時間とするのが良い。
F/A/!モル比はλ、7〜3.qが最適である。2.
7未満てはFが不足で濾液中のA4残量が増し、3.夕
を超えるとAtが不足してF残量が増すからである。
7未満てはFが不足で濾液中のA4残量が増し、3.夕
を超えるとAtが不足してF残量が増すからである。
本発明により、AIF 沈殿物は粒子状となり、これを
焼成したAIF も粒状のま\であるため取扱いの困&
iit性を解消することができた。
焼成したAIF も粒状のま\であるため取扱いの困&
iit性を解消することができた。
以下に実験例を示す。
ADU法における溶媒抽出廃液(hl !;2 g/4
1F k乙gjt含有)を用い、次の実験を行なった。
1F k乙gjt含有)を用い、次の実験を行なった。
実験All /〜蔦乙
十記廃液各/lを常温及びSOC,乙oC,qoC。
gOC,90Cに加熱下で工業用弗酸(HF 、t5%
)をlO夕、グg添加しくF/Atモル比3.7となる
)、上記温度を保持しつ\6時間攪拌を続けた後沈殿物
を濾過し、3θθmlの水で水洗して乾燥後空気中so
o Cで7時間焼成した。
)をlO夕、グg添加しくF/Atモル比3.7となる
)、上記温度を保持しつ\6時間攪拌を続けた後沈殿物
を濾過し、3θθmlの水で水洗して乾燥後空気中so
o Cで7時間焼成した。
実験塵7〜16//
実験711i、 /〜AAに用いたのと同じADU法廃
液各/lを乙θCに加熱しながら工業用弗酸をF/A1
モル比がλ、乙、コ、7.39.2.3.り、30gと
なるように添加し、6時間攪拌を続けた。後の処理は実
験A/〜乙と全く同様に行なった。
液各/lを乙θCに加熱しながら工業用弗酸をF/A1
モル比がλ、乙、コ、7.39.2.3.り、30gと
なるように添加し、6時間攪拌を続けた。後の処理は実
験A/〜乙と全く同様に行なった。
・ 実験A7.2〜j677
反応温度を乙θC,F/iモル比3./とし、反応時間
をλ、3、ワ、/2、/3.73時間とした以外は実験
塵/〜A//と全く同様に処理した。
をλ、3、ワ、/2、/3.73時間とした以外は実験
塵/〜A//と全く同様に処理した。
各実験の温度、F/A1モル比、時間条件と、濾液及び
水洗廃液中のA/!、、?含有率、ケーキ水分率、焼成
後のA7F3結晶の粉化状況を第1表にまとめて示す。
水洗廃液中のA/!、、?含有率、ケーキ水分率、焼成
後のA7F3結晶の粉化状況を第1表にまとめて示す。
第 / 表
△・・や\粉化が認められる
○・・粉化せず
第1表の結果から、反応温度300以上で且つ3時間以
上攪拌しながら反応せしめて得られたAlF3沈殿物は
焼成による粉化が全くないか又はわずかであることが分
る。実験A7はAtFの粉化はわずがたが、1蘭液中の
All激賞多過ぎ、又、実験塵//はiF の粉化は全
く認められないが、濾液中のF残量が多過ぎる。従って
この点からF/A7モル比はコ、7〜3.Ilとすべき
ことが知られる。実験&/2は反応時間が短か過ぎる場
合を示す。結果はAlF3・J■IOの結晶生長が不充
分で濾液に残るA4.Fが多く、粉化もし易いことを示
している。
上攪拌しながら反応せしめて得られたAlF3沈殿物は
焼成による粉化が全くないか又はわずかであることが分
る。実験A7はAtFの粉化はわずがたが、1蘭液中の
All激賞多過ぎ、又、実験塵//はiF の粉化は全
く認められないが、濾液中のF残量が多過ぎる。従って
この点からF/A7モル比はコ、7〜3.Ilとすべき
ことが知られる。実験&/2は反応時間が短か過ぎる場
合を示す。結果はAlF3・J■IOの結晶生長が不充
分で濾液に残るA4.Fが多く、粉化もし易いことを示
している。
第1図、第2図は実験A/で得られたAtF沈殿倍の電
子顕微鏡写真図である。又、第S図及び第4図はこれら
の粉末X線回Vr図で、第3図は実験A/のHexag
ona7の2−ktF −,3HO,第6図は実3
2 験A3のTetragonalのAIF −3HOであ
ることを3 2 示している。従って本発明法で得られるAIF沈殿物は
TetragonalのA4F−、?HOであることが
これ3 2 によって明らかである。こ0.)結果AIF沈殿物の粒
状化にAIF−,3HOの結晶糸か大きく影響してい3
2 ることか分るが、この理由は未だ解明されていない。
子顕微鏡写真図である。又、第S図及び第4図はこれら
の粉末X線回Vr図で、第3図は実験A/のHexag
ona7の2−ktF −,3HO,第6図は実3
2 験A3のTetragonalのAIF −3HOであ
ることを3 2 示している。従って本発明法で得られるAIF沈殿物は
TetragonalのA4F−、?HOであることが
これ3 2 によって明らかである。こ0.)結果AIF沈殿物の粒
状化にAIF−,3HOの結晶糸か大きく影響してい3
2 ることか分るが、この理由は未だ解明されていない。
第1図は実験7y6/で得られたiF“沈殿物の700
0倍電子顕微鏡写↓゛貫図、第Ω図は第1図の沈殿物の
5000倍電子顕微鏡写↓″↓図、第3図は実験蔦3て
得られたAiF沈殿物の/θ00倍電子顕微鏡写真図、
第9図は第、?図の沈殿物の5000倍顕微鏡写真図、
第3図は実験A/の沈殿物のX線回ツノ1図、第4図は
実験ylF−Jの沈殿物のX線回折図である。 出願人 住友金属鉱山株式会社 代理人 弁理土中村勝成 尤1図 λ2 fl ′JX3 図 ケ41辺 手 絖 浦 正 jiF (方式) 111(和左S年夕月</11 偕″n’1庁長官 若杉和大 殿 1 ・If Iiの表示 昭和Sフイl 特 許 間第1ワ0/6g号3 h
旧1″をすイ)に゛ 111汁との関係 出 願 人 氏 ?’、(?+ F+・)住友金民鉱[11株式会社
48代理人 氏 ” (g/77)弁理−I−中 利 勝 成
6 油面により増加する発明の数 亀 / 1ぐ ×・・511全に粉化 △・・や\粉化が紹めらゎる q)・・粉化ゼず
0倍電子顕微鏡写↓゛貫図、第Ω図は第1図の沈殿物の
5000倍電子顕微鏡写↓″↓図、第3図は実験蔦3て
得られたAiF沈殿物の/θ00倍電子顕微鏡写真図、
第9図は第、?図の沈殿物の5000倍顕微鏡写真図、
第3図は実験A/の沈殿物のX線回ツノ1図、第4図は
実験ylF−Jの沈殿物のX線回折図である。 出願人 住友金属鉱山株式会社 代理人 弁理土中村勝成 尤1図 λ2 fl ′JX3 図 ケ41辺 手 絖 浦 正 jiF (方式) 111(和左S年夕月</11 偕″n’1庁長官 若杉和大 殿 1 ・If Iiの表示 昭和Sフイl 特 許 間第1ワ0/6g号3 h
旧1″をすイ)に゛ 111汁との関係 出 願 人 氏 ?’、(?+ F+・)住友金民鉱[11株式会社
48代理人 氏 ” (g/77)弁理−I−中 利 勝 成
6 油面により増加する発明の数 亀 / 1ぐ ×・・511全に粉化 △・・や\粉化が紹めらゎる q)・・粉化ゼず
Claims (1)
- (1) 弗素を含有する硝酸アルミニウム水溶液を3
00以上に加熱しながら該溶液中のF/A1モル比がコ
、7〜3.llとなるように弗酸を添加し、該溶液を攪
拌しながら!fOC以上の温度に3時間以上保持した後
、析出した沈殿物を分離回収することを特徴とする弗素
含有硝酸アルミニウム水溶液からの弗素回収方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19016882A JPS5978927A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 弗素含有硝酸アルミニウム水溶液からの弗素回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19016882A JPS5978927A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 弗素含有硝酸アルミニウム水溶液からの弗素回収方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5978927A true JPS5978927A (ja) | 1984-05-08 |
JPS644971B2 JPS644971B2 (ja) | 1989-01-27 |
Family
ID=16253561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19016882A Granted JPS5978927A (ja) | 1982-10-29 | 1982-10-29 | 弗素含有硝酸アルミニウム水溶液からの弗素回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5978927A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0255938A (ja) * | 1987-08-19 | 1990-02-26 | Ford Motor Co | 排出ガス流成分の多成分を測定する方法、ガス採取装置及びガス測定装置 |
-
1982
- 1982-10-29 JP JP19016882A patent/JPS5978927A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0255938A (ja) * | 1987-08-19 | 1990-02-26 | Ford Motor Co | 排出ガス流成分の多成分を測定する方法、ガス採取装置及びガス測定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS644971B2 (ja) | 1989-01-27 |
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