JPS5978211A - ポリマ−ラテツクスの製造方法 - Google Patents
ポリマ−ラテツクスの製造方法Info
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- JPS5978211A JPS5978211A JP18975782A JP18975782A JPS5978211A JP S5978211 A JPS5978211 A JP S5978211A JP 18975782 A JP18975782 A JP 18975782A JP 18975782 A JP18975782 A JP 18975782A JP S5978211 A JPS5978211 A JP S5978211A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエポキシ基残存率の商い安定な高分子水性エマ
ルジョン(以下ポリマーラテックスとよふ)を乳化重合
により製造する方法に関する。
ルジョン(以下ポリマーラテックスとよふ)を乳化重合
により製造する方法に関する。
エポキシ樹脂ラテックスを製造し得ることは公知であり
、実際に接着業界、塗布業界、写真業界等ですでに用い
られている。
、実際に接着業界、塗布業界、写真業界等ですでに用い
られている。
写真業界において、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)ベース等の引下き剤として、特公昭34−9629
号、特開昭49−11118号、同51−27918号
、同5l−F1B469号、同51−114120号、
同51−121323号、同52−104913号、お
よび同55−121437号等に記載されている。
T)ベース等の引下き剤として、特公昭34−9629
号、特開昭49−11118号、同51−27918号
、同5l−F1B469号、同51−114120号、
同51−121323号、同52−104913号、お
よび同55−121437号等に記載されている。
PETベースとの下引きにおいて、エポキシ基の残存率
がPETベースと下引き層および下引層とゼラチン層と
の接着性(当業界は膜付とよぶ)に大きく彰響すること
が判明している。よって、合成時でのエポキシ基残存率
が高残存で一定であること、および経時によるエポキシ
基残存率の低下を防ぐことが求められている。
がPETベースと下引き層および下引層とゼラチン層と
の接着性(当業界は膜付とよぶ)に大きく彰響すること
が判明している。よって、合成時でのエポキシ基残存率
が高残存で一定であること、および経時によるエポキシ
基残存率の低下を防ぐことが求められている。
通常、乳化重合に用いる重合開始剤として過硫酸塩単独
またVよ過硫酸塩と還元剤との混合が用いられ、反応温
度0°〜100℃で合成されている。エポキシ基の開環
速度は、 pHおよび温度に大きく依存しており、低p
Hまたは高pH1温度にかいては高温なほどエポキシ基
の開環速度は速い。その他にエポキシ基と反応する基(
水酸基、カルボキシ基、アミン基等)がラテ・ンクス中
に存在する場合もエポキシ基残存車が下がるのは当然で
ある。
またVよ過硫酸塩と還元剤との混合が用いられ、反応温
度0°〜100℃で合成されている。エポキシ基の開環
速度は、 pHおよび温度に大きく依存しており、低p
Hまたは高pH1温度にかいては高温なほどエポキシ基
の開環速度は速い。その他にエポキシ基と反応する基(
水酸基、カルボキシ基、アミン基等)がラテ・ンクス中
に存在する場合もエポキシ基残存車が下がるのは当然で
ある。
従来、乳化重合においてエポキシ樹脂ラテックスを合成
するとき、エポキシ基の開環を抑える方法がいくつか提
案されている。たとえCま高分子論文集vo1. 34
、 & 8. P571〜576(Aug 1977
)、同vo1.38 A 7 P2S5〜491(
July 1981 )、市分子加工1979年8月号
、P39〜43等に記載されているように■ノニオン活
性剤を用いる方法、■ノニオン活性剤+アニオン活性剤
を用いる方法、■重合開始剤としてアゾビスイソブチロ
ニトリル(AIBN)、2 、2’ −アゾビス(2−
アミノジグロパン)塩酸塩(AIBA)等分解して弱酸
性から中性のpHを示す化合物を用いる方法等が知られ
ている。■、■の方法においては、ノニオン活性剤を用
いており、低温重合(00〜60℃)においては良好な
エポキシ基残存率を示すが、高温重合(70°〜1υO
℃)においては水の熱運!ljl+でノニオン活性剤の
ミセルが崩壊し、エポキシ基残存率は著しく低下する。
するとき、エポキシ基の開環を抑える方法がいくつか提
案されている。たとえCま高分子論文集vo1. 34
、 & 8. P571〜576(Aug 1977
)、同vo1.38 A 7 P2S5〜491(
July 1981 )、市分子加工1979年8月号
、P39〜43等に記載されているように■ノニオン活
性剤を用いる方法、■ノニオン活性剤+アニオン活性剤
を用いる方法、■重合開始剤としてアゾビスイソブチロ
ニトリル(AIBN)、2 、2’ −アゾビス(2−
アミノジグロパン)塩酸塩(AIBA)等分解して弱酸
性から中性のpHを示す化合物を用いる方法等が知られ
ている。■、■の方法においては、ノニオン活性剤を用
いており、低温重合(00〜60℃)においては良好な
エポキシ基残存率を示すが、高温重合(70°〜1υO
℃)においては水の熱運!ljl+でノニオン活性剤の
ミセルが崩壊し、エポキシ基残存率は著しく低下する。
特にラテックス中のエポキシ基を有するビニル単量体の
組成が多いと重合中に凝集が起き使用に耐えない。■の
方法においては、たとえばAIBAを用いた場合、アミ
ン基、塩酸塩があるためエポキシ基と反応しエポキシ基
残存率は低下する。また、AIBNは水溶性でなく、非
水系のラジカル重合には有効であるが、乳化重合におい
ては好ましくない。
組成が多いと重合中に凝集が起き使用に耐えない。■の
方法においては、たとえばAIBAを用いた場合、アミ
ン基、塩酸塩があるためエポキシ基と反応しエポキシ基
残存率は低下する。また、AIBNは水溶性でなく、非
水系のラジカル重合には有効であるが、乳化重合におい
ては好ましくない。
また、前記文献の中にはエポキシ基残存率を100%に
する方法が記載されているが、この方法は反応温度0℃
にて紫外線照射し長時間をかけて合成しなければならず
工業的には有利ではない。
する方法が記載されているが、この方法は反応温度0℃
にて紫外線照射し長時間をかけて合成しなければならず
工業的には有利ではない。
エポキシ基は加水分解をうけてジヒドロキシ体シ体がエ
ポキシ基と反応し架橋効果を示し、所定の残存率にコン
トロールすることが望まれる。
ポキシ基と反応し架橋効果を示し、所定の残存率にコン
トロールすることが望まれる。
ラテックス中のエポキシ基は保存中に粒子表面から徐々
に加水分解されるため、製造直後のエポキシ残存率が低
いとラテ・ンクスの劣化(凝集、膜付不良、機械的安定
性の低下等)が赦しく、次加工するまでの保存期間が短
くなる。そのため製造直後のエポキシ基残存率祉高い程
よい。保存期間を延長するために冷所保存、製造後のp
H調整等があるが、一度開猿したエポキシ基はラテ・ン
クス中において開環すること線なく製造時でのエポキシ
基の開環を防ぐことが最も効果的である3、エポキシ樹
脂ラテックスの製造においてエポキシ基の開環速度は、
前述した如く、pHと温度が大きな因子である。反応温
度が低いと低pHでもエポキシ残存率が95%以上のも
のが合成されるが反応終了まで長時間要し未反応モノマ
ーも多く、まだ、ラテックス粒子の粒径も大きくなり機
械的安定性、保存性が著しく悪くなる。逆に反応温度が
高吟とラテックス中子が小さくなるため、機械的安定性
、保存性は良くなるがエポキシ残存率が低くなる傾向が
ある。
に加水分解されるため、製造直後のエポキシ残存率が低
いとラテ・ンクスの劣化(凝集、膜付不良、機械的安定
性の低下等)が赦しく、次加工するまでの保存期間が短
くなる。そのため製造直後のエポキシ基残存率祉高い程
よい。保存期間を延長するために冷所保存、製造後のp
H調整等があるが、一度開猿したエポキシ基はラテ・ン
クス中において開環すること線なく製造時でのエポキシ
基の開環を防ぐことが最も効果的である3、エポキシ樹
脂ラテックスの製造においてエポキシ基の開環速度は、
前述した如く、pHと温度が大きな因子である。反応温
度が低いと低pHでもエポキシ残存率が95%以上のも
のが合成されるが反応終了まで長時間要し未反応モノマ
ーも多く、まだ、ラテックス粒子の粒径も大きくなり機
械的安定性、保存性が著しく悪くなる。逆に反応温度が
高吟とラテックス中子が小さくなるため、機械的安定性
、保存性は良くなるがエポキシ残存率が低くなる傾向が
ある。
したがって、本発明の第1の目的は、エポキシ基残存率
の尚いボリマーラテ・ンクスの製造方法を提供すること
である。
の尚いボリマーラテ・ンクスの製造方法を提供すること
である。
本発明の第2の目的は、重合時の反応温度が高くてもエ
ポキシ基残存率の高いポリマーラテックスのN yδガ
法を提供することである。
ポキシ基残存率の高いポリマーラテックスのN yδガ
法を提供することである。
不イ6明の第3の目的は、経時保存性の良いポリマーラ
テックスを提供することである。
テックスを提供することである。
本発明者等はエポキシ基を有するビニル単量体を乳化重
合によってポリマーラテ・ンクスを製造するとき緩衝剤
を用いて反応液のpHを5〜8に調整することによって
上記目的が達成されることを見出した。
合によってポリマーラテ・ンクスを製造するとき緩衝剤
を用いて反応液のpHを5〜8に調整することによって
上記目的が達成されることを見出した。
特に反応温度を70°〜100℃で製造したとき、エポ
キシ残存率が高く、かつラテックス粒子が小さく機械的
安定性、保存性の良好な均一ポリマーラテックスが得ら
れることを見出した。
キシ残存率が高く、かつラテックス粒子が小さく機械的
安定性、保存性の良好な均一ポリマーラテックスが得ら
れることを見出した。
緩衝剤として、たとえばフタル酸カリ、リン酸第1、第
2および第3ソーダ、四ホウ酸ソーダ、クエン酸ソーダ
、コー・り酸ソーダ、乳酸ソーダまたは酢酸ソーダ等で
緩衝液のpHが5〜8のものがあけられる。この中で特
に好ましいものは、リン酸第1、第2塩およびホワ酸塩
である。使用する濃度としては全単量体に対し0.00
1〜2モル/W%(好ましく a、0.005〜0.3
モル/W%)が良い。また本緩衝剤はiL&反応開始前
に添加するのが好ましいが、重合中に添加してもよい。
2および第3ソーダ、四ホウ酸ソーダ、クエン酸ソーダ
、コー・り酸ソーダ、乳酸ソーダまたは酢酸ソーダ等で
緩衝液のpHが5〜8のものがあけられる。この中で特
に好ましいものは、リン酸第1、第2塩およびホワ酸塩
である。使用する濃度としては全単量体に対し0.00
1〜2モル/W%(好ましく a、0.005〜0.3
モル/W%)が良い。また本緩衝剤はiL&反応開始前
に添加するのが好ましいが、重合中に添加してもよい。
また反応終了後、pHを再調整してもよい。
エポキシ基を有するビニル単量体とは、重合可能なビニ
ル基とエポキシ基を同一分子内に含む化合物をボす。例
えばグリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
ト、アリルグリシジルエーテル、ビニルグリシジルエー
テル等である。またエポキシ基を有するビニル単を体と
共重合可能な単量体としては、例えはメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、メチル
メタアクリレート、 tert−ブチルアクリレート
、アクリルアミド、2−ヒドロキシエチルアクリレート
、スチレン、ブタジェン、イソプレン、アクリ ロ ニ
ト リ ル等 POLYMERHANDBOOK
(WILEY−INTER5CIENCE社、J 、
BRAI闘DRUP、 E、H,IMMER−OUT著
)に記載されているような単を体を1種以上用いること
ができる。
ル基とエポキシ基を同一分子内に含む化合物をボす。例
えばグリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
ト、アリルグリシジルエーテル、ビニルグリシジルエー
テル等である。またエポキシ基を有するビニル単を体と
共重合可能な単量体としては、例えはメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、メチル
メタアクリレート、 tert−ブチルアクリレート
、アクリルアミド、2−ヒドロキシエチルアクリレート
、スチレン、ブタジェン、イソプレン、アクリ ロ ニ
ト リ ル等 POLYMERHANDBOOK
(WILEY−INTER5CIENCE社、J 、
BRAI闘DRUP、 E、H,IMMER−OUT著
)に記載されているような単を体を1種以上用いること
ができる。
本発明の共重合体は、エポキシ基を有するビニル単iK
−エポキシ基を有するビニル単量体と共1台可能なビニ
ル単flから成るが、これらの中で特に好ましい共重合
体としては1例えばグリシジル(メタ)アクリレート−
エチルアクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート
−ブチルアクリレート、グリシジル(メタ)アクリレー
ト−ブチルアクリレート−スチレン、グリシジル(メタ
)アクリレート−ブタジェン−スチレンがあげられる。
−エポキシ基を有するビニル単量体と共1台可能なビニ
ル単flから成るが、これらの中で特に好ましい共重合
体としては1例えばグリシジル(メタ)アクリレート−
エチルアクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート
−ブチルアクリレート、グリシジル(メタ)アクリレー
ト−ブチルアクリレート−スチレン、グリシジル(メタ
)アクリレート−ブタジェン−スチレンがあげられる。
重合開始剤として妹、大別すると嚇−物質として用いら
れる単一開始剤と2成分以上の物質を混合して用いられ
る二元開始剤(レド・ンクス開始剤)とがある。単一開
始剤として、例えば過酸化物(H2O2l K2”20
m + (NH4)AOs等無機系化合物および第3ブ
チルヒドロペルオキシド、過酸化ベンゾイル等有機系化
合物)およびアゾ化合物(アゾビスイソブチロニトリル
、2.2’−アゾビス(2−アミノジプロパン)塩酸塩
、アゾビスシアノ吉草酸Na塩およびNH4塩等)があ
げられる。二元開始剤としては、例えはH,0,−Fθ
2+塩、過rj&酸塩−無機還元剤(例えは、過硫酸塩
として”v ”’v O8) (′NHJts、o、
、無機還元剤としてNaH3O,、Na2E20.等)
があげられる。この中で本発明に使用する重合開始剤と
して特に好ましいもの1水溶性開始剤であるに2S20
8. (NH,)、S、O,、K、S、0.−NaH
8O,、K2S、08−Na、S、O,(NH,)2S
208−Na)(803,(IJH,)2S、、08−
Na2S20.があけられる。
れる単一開始剤と2成分以上の物質を混合して用いられ
る二元開始剤(レド・ンクス開始剤)とがある。単一開
始剤として、例えば過酸化物(H2O2l K2”20
m + (NH4)AOs等無機系化合物および第3ブ
チルヒドロペルオキシド、過酸化ベンゾイル等有機系化
合物)およびアゾ化合物(アゾビスイソブチロニトリル
、2.2’−アゾビス(2−アミノジプロパン)塩酸塩
、アゾビスシアノ吉草酸Na塩およびNH4塩等)があ
げられる。二元開始剤としては、例えはH,0,−Fθ
2+塩、過rj&酸塩−無機還元剤(例えは、過硫酸塩
として”v ”’v O8) (′NHJts、o、
、無機還元剤としてNaH3O,、Na2E20.等)
があげられる。この中で本発明に使用する重合開始剤と
して特に好ましいもの1水溶性開始剤であるに2S20
8. (NH,)、S、O,、K、S、0.−NaH
8O,、K2S、08−Na、S、O,(NH,)2S
208−Na)(803,(IJH,)2S、、08−
Na2S20.があけられる。
1史用できる活性剤としてはアニオン系活性剤が望まし
いが、ノニオン糸活性剤およびアニオン系活性剤十ノニ
オン系活性剤を用いてもよい。その細組3ドテシルメル
カプタンのような連鎖移動剤、ゼラfン、ホハール、テ
ンプン、メチルセルロース、リン酸三カリウムのような
保護コロイドを使用してもよい。
いが、ノニオン糸活性剤およびアニオン系活性剤十ノニ
オン系活性剤を用いてもよい。その細組3ドテシルメル
カプタンのような連鎖移動剤、ゼラfン、ホハール、テ
ンプン、メチルセルロース、リン酸三カリウムのような
保護コロイドを使用してもよい。
製造操作としては、単量体を徐々に添加して極度に大き
な重合熱をおさえ、重合時の反応熱および反応温度のコ
ントロールの谷易な単量体後添加法および単′4i体分
割添加法と、重合反応開始前にはとんとすべての添加物
を仕込んでおき、反応開始後外部から加熱と冷却をコン
トロールして反応熱をおさえていく単量体一括か加法が
ある。
な重合熱をおさえ、重合時の反応熱および反応温度のコ
ントロールの谷易な単量体後添加法および単′4i体分
割添加法と、重合反応開始前にはとんとすべての添加物
を仕込んでおき、反応開始後外部から加熱と冷却をコン
トロールして反応熱をおさえていく単量体一括か加法が
ある。
本発明を用いることにより、次のような効果が得られる
。
。
111 製造時にpHが5〜8に保たれているため製
造時の1工ポキシ基開壌速度が遅くなり、高エポキシ基
残存率のボリマーラテ・ンクスが得られる。
造時の1工ポキシ基開壌速度が遅くなり、高エポキシ基
残存率のボリマーラテ・ンクスが得られる。
(2)製造時の温度が高温(700〜 100℃)でも
高エポキシ基残存率のポリマーラテックスが得られる。
高エポキシ基残存率のポリマーラテックスが得られる。
(3) 製造時の温度が高温(70°〜 100℃)
のときラテックスの粒径が小さくなり、機械的安定性の
良好なボリマーラテ・ンクスが得られる。
のときラテックスの粒径が小さくなり、機械的安定性の
良好なボリマーラテ・ンクスが得られる。
(4)製造時のエポキシ基残存率が高いため、保存中で
のエポキシ基残存率も尚<すり6ケ月以上室温に放置し
ても凝集は起らない。
のエポキシ基残存率も尚<すり6ケ月以上室温に放置し
ても凝集は起らない。
(5)高含有で一定なエポキシ基を有するポリマーラテ
ックスが得られるだめ、次加工においても安定に使用で
きる。
ックスが得られるだめ、次加工においても安定に使用で
きる。
ここでいうエポキシ基残存率とは、高分子論文集Vol
、 34 、4 B、P571〜576 (Aug、
1977 )に記載されているHc7.−ピリジン法
で測定した値を示し、次の計算式によって求められる値
をいう。
、 34 、4 B、P571〜576 (Aug、
1977 )に記載されているHc7.−ピリジン法
で測定した値を示し、次の計算式によって求められる値
をいう。
次に不発明に係る共重合体を具体的に示すが、本発明は
これらの共重合体に限定されるものではない。なお、各
組成は重量部を示す。
これらの共重合体に限定されるものではない。なお、各
組成は重量部を示す。
例示化合物 (1)
OH。
00002I−IflOOOOl(20HOH2\1
例示化合物 (2)
?1・
Hs
例示化合物 (4)
例示化合物 (5)
例示化名物 (6)
例示化合物 (7)
aooO,H,(nl Qooo)(20HOH
2\1 例示化合物 (8) OH。
2\1 例示化合物 (8) OH。
DH。
以FK不発明の実施例を示すが、これらに限定されるも
ので(はない。単量体は、すべて蒸留により県止剤をと
9除いたものを用いた。
ので(はない。単量体は、すべて蒸留により県止剤をと
9除いたものを用いた。
実施例
例示化合物(1)〜(7)の製造攪拌機、還流冷却器、
幅夏調節式加熱装置、温度側および滴下ロートを装着し
た5oomb谷値の4ソロフラスコにN2気流下280
mbの脱気した蒸留水と乳化分散剤としてドデシルペン
センスルホン酸ナトリヮム0.6℃オヨヒ板両剤とじ−
C’fJ’、 1表に記載している墓を加え、加温して
内温を第1表になるように調節しながら毎分200回転
の攪拌速度で攪拌を継続する。これに重合開始剤として
03&の過硫酸カリウム・を加え1〜2分後に第1表に
記載されている単量体120〃を1時間要して滴下した
。単量体滴下中は重合熱により発熱が著しいので、時々
冷却して内温が常に第1表となるように、IAl整した
。単量体滴下終了後も同一条件で更に4時間反応を継続
し重合を完結した。このようにして製造したポリマーラ
テ・ンクスのpH,m台率およびエポキシ基残存率を第
2表に示す。
幅夏調節式加熱装置、温度側および滴下ロートを装着し
た5oomb谷値の4ソロフラスコにN2気流下280
mbの脱気した蒸留水と乳化分散剤としてドデシルペン
センスルホン酸ナトリヮム0.6℃オヨヒ板両剤とじ−
C’fJ’、 1表に記載している墓を加え、加温して
内温を第1表になるように調節しながら毎分200回転
の攪拌速度で攪拌を継続する。これに重合開始剤として
03&の過硫酸カリウム・を加え1〜2分後に第1表に
記載されている単量体120〃を1時間要して滴下した
。単量体滴下中は重合熱により発熱が著しいので、時々
冷却して内温が常に第1表となるように、IAl整した
。単量体滴下終了後も同一条件で更に4時間反応を継続
し重合を完結した。このようにして製造したポリマーラ
テ・ンクスのpH,m台率およびエポキシ基残存率を第
2表に示す。
第2表
実施例−2
例示化合物(8)酢酸ビニル−エチルアクリレートニゲ
1リシジ(ルメタク、す“シート共重合体(68: 1
2 :20)ラテックスの製造 実施例−1で用いた装置を使用しNa気流中360m/
(の脱気した蒸留水と乳化分散剤としてト2ッ、り2に
=f10(日本油脂製) 4,0 、!?、緩衝剤とし
てNaH,PO,・zH,00,63& (0,004
モル)、No2HPO40,8fi 、9 (0,00
6モル)を加え加温して内温を70゜CKflるように
調整しながら毎分150回転の攪拌速度で攪拌を継続し
た。これに重合開始剤として0.2311の過−C酢ア
ンモニウムと重合促進剤として0.12 /の酸伯二亜
硫酸ナトリクムを加え、1〜2分後に酢酸ビニル6.1
g、エチルアクリレート1.1g、グリシジルメタク
リレート1.8gの混合液を一度に添加も重合が開始さ
れたら10分間添加酢酸ビニル54.9 & 、エチル
アクリレート9.9.!i’。
1リシジ(ルメタク、す“シート共重合体(68: 1
2 :20)ラテックスの製造 実施例−1で用いた装置を使用しNa気流中360m/
(の脱気した蒸留水と乳化分散剤としてト2ッ、り2に
=f10(日本油脂製) 4,0 、!?、緩衝剤とし
てNaH,PO,・zH,00,63& (0,004
モル)、No2HPO40,8fi 、9 (0,00
6モル)を加え加温して内温を70゜CKflるように
調整しながら毎分150回転の攪拌速度で攪拌を継続し
た。これに重合開始剤として0.2311の過−C酢ア
ンモニウムと重合促進剤として0.12 /の酸伯二亜
硫酸ナトリクムを加え、1〜2分後に酢酸ビニル6.1
g、エチルアクリレート1.1g、グリシジルメタク
リレート1.8gの混合液を一度に添加も重合が開始さ
れたら10分間添加酢酸ビニル54.9 & 、エチル
アクリレート9.9.!i’。
グリシジルメタクリレート16.29の混合液、単址体
rM F中は重合熱によ・り発熱が著しいので、冷却し
て同温が常に70℃となるように調節した。単hkf’
t’滴F終了後も同一条件で更に4時間反応を継続し、
重合を完結した。このようにして製造したポリマーラケ
・ンクスのpHは6.2.z台率98%、エポキシ基残
4ず率87%であった。
rM F中は重合熱によ・り発熱が著しいので、冷却し
て同温が常に70℃となるように調節した。単hkf’
t’滴F終了後も同一条件で更に4時間反応を継続し、
重合を完結した。このようにして製造したポリマーラケ
・ンクスのpHは6.2.z台率98%、エポキシ基残
4ず率87%であった。
実施例
例示化合物(9)スチレン−ブタジェン−グリシジルメ
タアクリレート共虚台体(60: 30 : 10 )
ラテックスの製造 (第3ドデシルメルカプタンは連鎖移動剤である。) 上記処方の原料を500 mA容量の簡易型オートクレ
ーブに入れ完全に封管し、攪拌速度を毎分600回転に
調整した。内温をω℃にあけると重合圧力5、Fi a
tm (ブタジェンによる圧力)となり、その後の4時
間を60℃で重合を行l−・た。次に内温を(資)℃に
あけると重合圧力3atmとなった。80 ℃で更に4
時間反応をつづけると重合圧力が−0,2atmとなシ
重合が完結した。このようにして製造したポリマーラテ
ックスのpHは7.2、重合率100%、エポキシ基残
存率89%であった。
タアクリレート共虚台体(60: 30 : 10 )
ラテックスの製造 (第3ドデシルメルカプタンは連鎖移動剤である。) 上記処方の原料を500 mA容量の簡易型オートクレ
ーブに入れ完全に封管し、攪拌速度を毎分600回転に
調整した。内温をω℃にあけると重合圧力5、Fi a
tm (ブタジェンによる圧力)となり、その後の4時
間を60℃で重合を行l−・た。次に内温を(資)℃に
あけると重合圧力3atmとなった。80 ℃で更に4
時間反応をつづけると重合圧力が−0,2atmとなシ
重合が完結した。このようにして製造したポリマーラテ
ックスのpHは7.2、重合率100%、エポキシ基残
存率89%であった。
このよえにして製造したエポキシ樹脂を有するポリマー
ラテックスの保存安定性(エポキシ基残存率、凝集性)
、機械的安定性、膜付性等を以下の実施例に示す。
ラテックスの保存安定性(エポキシ基残存率、凝集性)
、機械的安定性、膜付性等を以下の実施例に示す。
実施例
例示化合物(3)と同じ単量体組成のポリマーラテック
ス製造において緩衝剤を使用せず、他は実施例−1と同
条件で製造した化合物を比較化合物(1)として第3表
に反応時間の変化とエポキシ基残存率との関係を示す。
ス製造において緩衝剤を使用せず、他は実施例−1と同
条件で製造した化合物を比較化合物(1)として第3表
に反応時間の変化とエポキシ基残存率との関係を示す。
第3表
このように本発明の方法で製造したポリマーラテックス
はエポキシ基残存率が重合反応中ですでに高い。
はエポキシ基残存率が重合反応中ですでに高い。
実施例−5
例示化合物(1)、(2)、(力および(ωと同じ単量
体組成のボリマーラテ・ンクス製造において緩衝剤を使
用せず、他は実施例−1と同条件で製造した化合物をそ
れぞれ比較化合物(2)、(3)、(4)および(5)
としまた例示化合物(1)と同じ単il1組成のボリマ
ーラテ・シクス製造において緩衝剤を使用せず乳化分散
剤ラドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの代りにノ
ニオン系活性剤であるエマルグン950(花王石ケン製
)3.6I/を使用し、他は実施例−1と同条件で製造
した化合物を比較化合物(6)とする。
体組成のボリマーラテ・ンクス製造において緩衝剤を使
用せず、他は実施例−1と同条件で製造した化合物をそ
れぞれ比較化合物(2)、(3)、(4)および(5)
としまた例示化合物(1)と同じ単il1組成のボリマ
ーラテ・シクス製造において緩衝剤を使用せず乳化分散
剤ラドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムの代りにノ
ニオン系活性剤であるエマルグン950(花王石ケン製
)3.6I/を使用し、他は実施例−1と同条件で製造
した化合物を比較化合物(6)とする。
各々のポリマーラテックスの合成後2日および3ケ月お
よび6ケ月間、n℃で保存したもののエポキシ基残存率
、機械的安定性、保存性を第4表に示す。まだ比較化合
物の合成温度および製造直後のpHを第5表に示す。
よび6ケ月間、n℃で保存したもののエポキシ基残存率
、機械的安定性、保存性を第4表に示す。まだ比較化合
物の合成温度および製造直後のpHを第5表に示す。
機械的安定性の測定は、^分子ラテックスの化学(尚分
子刊行会出版 室外ボー著P2O1〜202)K記載さ
れている高速度攪拌試験で(14000rpm)行ない
[0%ラテックス樹脂礫度で30分まで凝集物が出なか
ったラテックスな○、加分まで凝集物が出なかったラテ
ックスな△、5分以下で凝集物が出だラテックスを×と
L7tつ 第 5 表 (比較化合物) (刑 エマルケン95Q 第4表で明らかなようVC本発明例である例示化合物(
11、(2)、(3)、f7)、f9) lユいずれも
緩衝剤を用いていない比較例である比軟化合物(1)〜
(6)時化べて経時変化が少なく、機械的安定性および
保存性が良好であることがわかる。
子刊行会出版 室外ボー著P2O1〜202)K記載さ
れている高速度攪拌試験で(14000rpm)行ない
[0%ラテックス樹脂礫度で30分まで凝集物が出なか
ったラテックスな○、加分まで凝集物が出なかったラテ
ックスな△、5分以下で凝集物が出だラテックスを×と
L7tつ 第 5 表 (比較化合物) (刑 エマルケン95Q 第4表で明らかなようVC本発明例である例示化合物(
11、(2)、(3)、f7)、f9) lユいずれも
緩衝剤を用いていない比較例である比軟化合物(1)〜
(6)時化べて経時変化が少なく、機械的安定性および
保存性が良好であることがわかる。
また、本発明例である例示化合物を写真用ポリエチレン
テレフタレート支持体に下引層として塗設したところ良
好な膜付を示した。
テレフタレート支持体に下引層として塗設したところ良
好な膜付を示した。
代理人 桑 原 服 美
Claims (1)
- エポキシ基を有するビニル単量体を乳化重合によって、
ポリマーラテックスを製造するとき、緩衝剤を用いて反
応源のpHを5〜8に調整することを特徴とするポリマ
ーラテックスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18975782A JPS5978211A (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | ポリマ−ラテツクスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18975782A JPS5978211A (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | ポリマ−ラテツクスの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5978211A true JPS5978211A (ja) | 1984-05-07 |
JPH0249321B2 JPH0249321B2 (ja) | 1990-10-29 |
Family
ID=16246664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18975782A Granted JPS5978211A (ja) | 1982-10-27 | 1982-10-27 | ポリマ−ラテツクスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5978211A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013543039A (ja) * | 2010-11-18 | 2013-11-28 | ソルヴェイ(ソシエテ アノニム) | ビニリデンクロリドポリマーラテックスの調製方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS502630A (ja) * | 1973-05-12 | 1975-01-11 | ||
JPS52100533A (en) * | 1976-02-19 | 1977-08-23 | Sumitomo Chem Co Ltd | Aqueous adhesive composition |
JPS5341387A (en) * | 1976-09-28 | 1978-04-14 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Removing volatile matter from styrene polymer |
JPS5541829A (en) * | 1978-09-18 | 1980-03-24 | Nippon Zeon Co Ltd | Closed system for waste water |
JPS5718713A (en) * | 1980-07-09 | 1982-01-30 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Preparation of high polymeric emulsion containing glycidyl group |
JPS5742707A (en) * | 1980-08-27 | 1982-03-10 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | Production of glycidyl group-containing styrene/ conjugated diene rubber |
JPS57115418A (en) * | 1981-01-09 | 1982-07-17 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Ordinary temperature-crosslinked type aqueous dispersion composition |
-
1982
- 1982-10-27 JP JP18975782A patent/JPS5978211A/ja active Granted
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS502630A (ja) * | 1973-05-12 | 1975-01-11 | ||
JPS52100533A (en) * | 1976-02-19 | 1977-08-23 | Sumitomo Chem Co Ltd | Aqueous adhesive composition |
JPS5341387A (en) * | 1976-09-28 | 1978-04-14 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Removing volatile matter from styrene polymer |
JPS5541829A (en) * | 1978-09-18 | 1980-03-24 | Nippon Zeon Co Ltd | Closed system for waste water |
JPS5718713A (en) * | 1980-07-09 | 1982-01-30 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Preparation of high polymeric emulsion containing glycidyl group |
JPS5742707A (en) * | 1980-08-27 | 1982-03-10 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | Production of glycidyl group-containing styrene/ conjugated diene rubber |
JPS57115418A (en) * | 1981-01-09 | 1982-07-17 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Ordinary temperature-crosslinked type aqueous dispersion composition |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013543039A (ja) * | 2010-11-18 | 2013-11-28 | ソルヴェイ(ソシエテ アノニム) | ビニリデンクロリドポリマーラテックスの調製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0249321B2 (ja) | 1990-10-29 |
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