JPS5978140A - 7−オクテン−3−オンの製造方法 - Google Patents

7−オクテン−3−オンの製造方法

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JPS5978140A
JPS5978140A JP57190570A JP19057082A JPS5978140A JP S5978140 A JPS5978140 A JP S5978140A JP 57190570 A JP57190570 A JP 57190570A JP 19057082 A JP19057082 A JP 19057082A JP S5978140 A JPS5978140 A JP S5978140A
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JP
Japan
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zinc
copper
octen
reaction
catalyst
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JP57190570A
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Noriaki Yoshimura
吉村 典昭
Masuhiko Tamura
田村 益彦
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本)6明は1.7−オクタシエンー3−オールの異性化
による7−オクテン−3−オンの製造方法に関する。
7−オクテン−3−オンは反応性に富む末端ビニル基お
よびカルボニル基を有しているこトカラ医薬、農薬、香
料などの出発原料として極めて有用であり、たとえば生
理活性を有するt−a−ヒドロキシデカン酸の原料とし
て用いらnることが知られている。しかし、こ扛までそ
の有利な製造法が開発さnていないこともめシ、7−オ
クテン1− −3−オンは工業的規模で生産さnるには至っていない
先に本発明者らはブタジェンと水とをパラジウム触媒の
存在下で反応させることによシ1,7−オクタジニンー
3−オールを工業的に有利に製造しうろことを見出した
(特開昭56−138129号および特開昭57−12
3129号参照)0本発明者らはかかる背景から1.7
−オクタレニン−3−オールを出発原料とする工業的実
施に適した7−オクテン−3−オンの製造方法を開発す
べく鋭意検討を行なった。その結果、1.7−オクタレ
ニン−3−オールを銅、クロム2よび亜鉛かろ選ばnる
金属の少くとも二種の組合せからなる金属酸化物触媒の
存在下に反応させるとアリル位の二重結合のみが選択的
に異性化した化合物である7−オクテン−3−オンが高
収率で生成することを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
本発明の方法に2いて使用さnる銅、クロムおよび亜鉛
から選ばnる金属の少くとも二種の組合せからなる金属
酸化物触媒としては、鋼亜鉛酸化2− 物、銅クロム酸化物、亜鉛クロム酸化物、銅−亜鉛−ク
ロム酸化物などケ例示することができる。
前記の金属酸化物触媒は一般に脱水系反応の触媒として
工東的にも汎用さn1商業生産さnて2り容易に人手す
ることができるほか、たとえば触媒工学講座10元素別
触媒便覧90〜92頁2よび365〜367頁(昭和4
2年2月25日株式会社地八豊館発行)、Ind、 f
fing、 Chem、、 20694(1928)な
どに1ピ載さ11.でいるイ■々め方法に健って製造す
ることもできる。こnらの触媒はタングステン、モリブ
デン、レニウム、マグネシウム、カルシウム、ジルコニ
ウム、マンガン、チタン、鉄、バリウムなどから選ばれ
る他の金属成分で部分的に変性さnていてもよい。また
触媒はアルミナ、シリカ、ケイソウ土などの相体に担持
さ牡ているものを使用することもできる。こnらの触媒
はそnぞt′1.単独で用いてもよく、あるいは二種も
しくはそれ以上組合せて用いてもよい。触媒はその使用
に先立ち予め水素処理すると触媒活性が向上する場合が
ある。反応を液相で実施する場合、3− 触媒は金属倶算で反応混合液に対して0.1〜20重量
パーセントの割合で用いらnる。なP異性化2よび水添
触媒として一般に汎用なパラジウム触媒、ニッケル触媒
、コバルト触媒、ロジウム触媒、白金触媒など紫用いて
1,7−オクタレニン−3−オールの異性化反応を実施
した場合には、7−オクテン−3−オンの生成は少7z
(,7−オクテン−3−オンとの分離が実質的に不可能
な多数の副生成物が多重に生成するので、とnら汎用の
触媒は1,7−オクタレニン−3−オールの異性化によ
る7−オクテン−3−オンの生成反応には使用し得ない
本発明方法にしたがう1,7−オクタレニン−3−オー
ルの異性化反応は好ましくは窒素ガス、炭酸ガス、ヘリ
ウムガス、アルゴンガスなどの反応条件下で不活性なガ
スの雰囲気下で行なわnるが、不活性カスの一部を水素
ガスに置@換えてもよい。
ただし、水素ガスの共存下で反応を行なう場合には、水
素カスの分圧を1気圧以下に留めた方がよい。水素ガス
の分圧が1気圧を越えると水添反応4− の割合が壇太し、7−オクテン−3−オンの選択率が低
下するので好ましくない。反応温度は130〜300℃
、とくに150〜250℃の範囲から選ばnる。反応は
撹拌型反応槽、気泡塔型反応+v1あるいは充填塔型反
応槽中で液相または気相に2いて連続方式またはパッチ
方式で実施することかできる。
反応を液相で実施する場合、yA科である1、7−オク
タレニン−3−オールまたは生成物でめる7−オクテン
−3−オンに溶媒としての機能を兼ねさせることができ
る。また反応は反応条件下に2いて不活性な他の有機溶
媒ケ用いて行なりこともできる2、使用fiJ能な有機
溶媒としては、へ千サン。
オクタン、デカン、流動パラフィンなどの飽和脂環式炭
化水素類、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンなど
の飽和脂環式炭化水素類、ベンゼン。
トルエン、キシレン、ビフェニルナトの芳香族炭化水素
類、ジイソプロピルエーテル、ジブナルエーテル、ジオ
クチルエーテル、ジフェニルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ポリエ
チレングリコールジメ5− チルエーテルなどのエーテル類、エタノール、ブタノー
ル、オクタツール、エチレングリコール。
グリセリン、ポリエチレングリコールなどのアルコール
類、などを挙げることができる。
本発明の方法によシ生成する7−オクテン−3−オンは
反応原料の1.7−オクタレニン−3−オールよシ低沸
点でめるので、7−オクテン−3−オンを反応系外に留
出させながら反応を行なうこと(反応蒸留方式)は本発
明方法の特に望ましい実施態様の1つであり、こnによ
シ副生物の生成が一層抑制さnる。反応で生成する7−
オクテン−3−オンは反応混合液または留出液から通常
の蒸留操作によって取得することができる。
本発明方法に従う反応に2いて、水を原料である1、7
−オクタレニン−3−オールに対して飽和溶解度以下の
量で共存させることによシ低沸点化合物の副生を抑制す
ることもできる。また、反応混合液から蒸留操作により
7−オクテン−3−オンを留出させだあとの残留液を前
記触媒の存在下に再度反応させると副生成物の大半が目
的物であ6一 る7−オクテン−3−オンに変換さ扛るので、反応の選
択率が一層向上する。
以下、実施例によp本発明の方法を具体的に説明する。
実施例1 攪拌装置、液およびガスフィードロ、留出液冷却装置を
備えた内容100x/の三つロフラスコに粉末状鋼クロ
ム酸化物触媒(日揮化学社ffN203:Cut)−C
r20a、rVInO+ 5 % ) 2. Of 2
よび流動パラフィン201rLlk仕込み、フラスコケ
230℃に保持さ扛たオイルバスケ用いて外部加熱した
。激しく攪拌しながら、窒素カスを25 t/hrの速
度で流通させつつ、1.7−オクタレニン−3−オール
を200 mlhrの速度で定量フィードポンプをオリ
用することによって連続的に供給した。このような要領
で合ITt8時間にわたって1.7−オクタレニン−3
−オールの異性化(蒸w)反応を行なった。
毎時約200dの留出液が得られ、反応を通じてフラス
コ内の液量は約20 mlに保た扛ていた。8時間の反
応により合計1550dの留出液が取得さ7− nた。ガスクロマトグラフィーによる分析から留出液中
には未反応の1.7−オクタレニン−3−オールf)i
 I 3.5 モル%、3−オクタノン2.6モルチ、
オクタジエン−3−オン10.9モルチ、オクタジエン
2.5モルチ、7−オクテン−3−オノカ70.5モル
チ含まnていることがわかった。この留出液1.−i埋
6m1段数40段の蒸留塔r用いて、P′#wしたとこ
ろ60〜61℃/ 10 m kLgの留分として7−
オクテン−3−オンがf’J700f(+%’B[98
チ)が得ら扛た。
実施例2〜42よび比較例1〜2 触媒の種類2よび量を変化させた以外は実施例1と同様
にして1.7−オクタシエンー3−オールの異性化反応
を行なった。反応結果を表1に示す。
な2、表1に2いて7−オクテン−3−オンへの異性化
率は仕込み1,7−オクタシエンー3−オールに対する
留出液中の7−オクテン−3−オールの割合(モルチ)
で示した。
表      1 a)反応混合液に対する触媒並属のN漬パーセントで示
した。
b)活性炭に対して金属パラジウムが3重層パーセント
の割合で相持さnていることを表わす。
C)ケイソウ土に対して釜属ニッケルが47重重パーセ
ントの割合で担持さn、でいることを表9− わす。
特許出願人  株式会社 り ラ し 代理人 弁理士本多 堅 10−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.7−オクタレニン−3−オール金銅、クロムPよび
    亜鉛から選ばnる金属の少くとも二種の組合せからなる
    金属酸化物触媒の存在下に異性化することを特徴とする
    7−オクテン−3−オンの製造方法。
JP57190570A 1982-10-28 1982-10-28 7−オクテン−3−オンの製造方法 Granted JPS5978140A (ja)

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