JPS5976340A

JPS5976340A - 便器装置

Info

Publication number: JPS5976340A
Application number: JP18781082A
Authority: JP
Inventors: 藤田　和明; 宏之松井; 正道山村; 洪　伝明
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1982-10-25
Filing date: 1982-10-25
Publication date: 1984-05-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は洗浄機能を有する便器装置に関するものであ
る。

従来例の構成とその問題点洗浄ノズルをスライド延出させる方式の従来の洗浄機態
付便器装置においては、第１図実線で示すように人体１
の肛門洗浄のみ行なう場合は、さほど問題にはならない
が、第１図想像線で示すように洗浄ノズル２のスライド
量を大きくして前局部洗浄をも行なおうとすると、洗浄
ノズ／Ｉ／２が斜め下方へ直線状に延出して洗浄ノズル
２と前局部との距離がかなシ離れるため、洗浄水３がま
わりに飛び散ったり、水滴が前局部に強く打ち当って洗
浄感が悪くなるという問題を有していた。

発明の目的この発明の目的は、洗浄水の飛散防止と洗浄感の向上を
図る便器装置を提供することである。

発明の構成この発明の便器装置は、便器の後部にシリンダ支持部材
を配置し、先端に洗浄ノズルを有するノズルシリンダを
、その洗浄ノズルが便器センターライン玉を人体に対応
してカーブスライドするように上記シリンダ支持部材に
進退自在に保持させたもので、肛門洗浄時と前局部洗浄
時とで、洗浄ノズルと人体との距踪および洗浄水の人体
への衝突角度をそれぞれほぼ同一に保つことによυ、洗
浄水の飛散防止と洗浄感の向上を図る。

実施例の説明この発明の一実ＩＮ例を第２図および第３図に示す。第
２図において、便器４の後部に設置する洗浄装置５には
洗浄ノズル６およびノズルシリンダ７を設け、これら洗
浄ノズル６およびノズルシリンダ７は、手動またはモー
タ等によυ、第３図に示すように便器センターライン上
に進退駆動させ前進して肛門洗浄および前局部洗浄を可
能とするとともに後退して洗浄装置５内に収納可能とす
る。

この場合、ノズルシリンダ７卦よび洗浄ノズル６は、支
持金具８に設けられた円弧状のガイド溝９に、ノズルシ
リンダ７の側部に突設した突部１３をスライド自在に嵌
合することにより、人体１に対応してカーブスライドす
るよう保持され、人体１の洗浄点である肛門および前局
部ともに洗浄ノズル６との距離をほぼ一定に保つ。また
、ノズルシリンダ７の一部にリプ１０を設け、このリプ
１０によりマイクロスイッチ１１が押されて、洗浄ノズ
ル６の適当な進出位置でのみ洗浄水１２が噴出されるよ
′うに構成する。

このように構成した結采、肛門洗浄時と前局部洗浄時と
で、洗浄ノズル６と人体１との距離および洗浄水１２の
人体１への衝突角変がほぼ一定するため、洗浄感および
洗浄効果が安定し、また不必要な洗浄水１２の飛び散り
も防止できる。さらに、洗浄ノズル６からの洗浄水１２
の噴出タイミングをマイクロスイッチ１１と連動させた
ため、意図する洗浄点のみに適確に洗浄水１２を命中さ
せることができ、人体１の不要な箇所まで個らさなくて
すむので後の乾燥も容易となる。その上、洗浄ノズ／Ｉ
／６およびノズルシリンダ７がカーブスライドするため
、洗浄ノズル６の延出量が大きくても洗浄ノズル６が便
器４の水面に近づくことがなく、高水面便器（サイフオ
ンジェット）にも取付可能となる。

この発明の他の実施例を第４図に示す。すなわち、この
便器装置は、上記実施例が、洗浄ノズル６お工びノズル
シリンダ７を直線状に形成するとともに、このノズルシ
リンダ７をガイドするガイド溝９を円弧状に形成するこ
とによシ、洗浄ノズル６をカーブスライドさせたのに対
し、第４図に示すように、洗浄ノズル６′およびノズル
シリンダ７′を円弧状に形成するとともに、ガイド溝９
′を直線状に形成することにより、洗浄ノズル６′をカ
ーブスライドさせるものである。その他の構成は上記実
施例と同様であるので、同一または相当部分に同−寸た
は相当符号を付してその説明を省略する。この実施例に
よっても上記実施例と同様の効果を達成できる。

発明の効果この発明の便器装置によれば、洗浄水の飛散を防止でき
るとともに、洗浄感を向上できるという効果が得られる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の洗浄ノズルの動作を示す側面図、第２図
はこの発明の一実施例の断面図、第３図はその要部拡大
側面図、第４図は他の実施例の要部拡大側面図である。４・・・便器、６，６′・・・洗浄ノズル、７．７′・
・・ノズルシリンダ、８，８′・・・シリンダ支持金具
、９．９′・・・ガイド溝、１０　、１０’・・・リプ
、１１　、１１’・・・マイクロスイッチ

Claims

【特許請求の範囲】（１）便器と、この便器の後部に配置したシリンダ支持
部材と、先端に洗浄ノズルを有しその洗浄ノズルが便器
センターライン上を人体に対応してカーブスライドする
ように前記シリンダ支持部材に進退自在に保持させたノ
ズルシリンダとを備えた便器装置。Ｃ２，）前記洗浄ノズルのカーブスライドは、前記シリ
ンダ支持部材に形成したシリンダガイド溝と、このシリ
ンダガイド溝に進退ガイドされるノズルシリンダのうち
、少なくとも一方を円弧状に形成することにより行なう
特許請求の範囲第（１）項記載の便器装置。（３）　　前記ノズルシリンダにリブを設けるとともに
、このノズルシリンダが所定位置へ進出したときにその
リプに押圧作動されて洗浄ノズルから洗浄水を噴出させ
るマイクロスイッチを設けた特許請求の範囲第（１）項
または第（２）項記載の便器装置。