JPS61126237A

JPS61126237A - 衛生洗浄装置

Info

Publication number: JPS61126237A
Application number: JP24747884A
Authority: JP
Inventors: 斉藤　公世
Original assignee: Toshiba Home Technology Corp
Current assignee: Toshiba Home Technology Corp
Priority date: 1984-11-22
Filing date: 1984-11-22
Publication date: 1986-06-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は、便器に備えて使用する衛生洗浄装置に関する
。

（発明の技術的背景〕便器に備えて使用する衛生洗浄装置は、通常、ヒータを
有する洗浄水タンクで洗浄水を一定温度に加温し、この
洗浄水をポンプによりノズルから噴出させ、便座に腰掛
けた人の肛門や、女性の局部を洗浄するものであるが、
肛門と女性の局部の位置とが違うため、両者を洗浄する
ためには洗浄水の噴出位置を変えなければならない。

このようなことから、従来の装置は、たとえば、ノズル
を２段に伸縮さけ、１段目で洗浄水が肛門に当るように
し、２段目で洗浄水が女性の局部に当るようにしている
。

〔背景技術の問題点〕

しかし、上述のように、ノズルを多段に伸縮させるよう
にすると、水の封止機構部や伸縮スライド機構部が複雑
となり、故障の確率が高くなる。

〔発明の目的〕

本発明は、上述のような点を改良し、容易に洗浄ができ
て、故障の少ない衛生洗浄装置を提供することを目的と
するものである。

〔発明の概要〕

本発明は、便器に取付けられ使用者に対して洗浄水を噴
出することにより洗浄を行なう衛生洗浄装置において、
上記便器に取付ける取付台に、後部を洗浄水タンクに接
続するシリンダを前後方向進退自在に設け、このシリン
ダの前部に、先端に噴出孔を有するとともに後端に水圧
を受ける受圧部を有するノズルを進退自在に設け、この
ノズルにこのノズルを常時上記シリンダ内側に付勢する
スプリングを設けたことを特徴とし、使用時に水圧によ
りノズルを突出させるとともに、ノズルを有するシリン
ダ全体を前後移動して洗浄するものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、洗浄装置１を示すもので、この洗浄装置１は
、板状の取付台２を有し、この取付台２の下部にガイド
部３が設けられ、このガイド部３にサポート４が前後方
向進退自在に支持され、このサポート４の前部に前下方
に向って傾斜した支持部５が形成され、この支持部５に
シリンダ６が固着され、このシリンダ６の後部に連通孔
７が形成されているとともに、シリンダ６の前端に活動
孔８が形成され、この摺動孔８に管状のノズル９が進退
自在に嵌挿され、このノズル９の先端に噴出孔１０が設
けられているとともに、ノズル９の後端に上記シリンダ
６の内壁に摺接するフランジ状の受圧部１１が形成され
、この受圧部１１と上記シリンダ６の前壁部との間にコ
イル状のスプリング１２が張設され、ノズル９はシリン
ダ６の内方に向って常時付勢されている。また、上記サ
ポート４の後端と上記取付台２の下面に突設した支片１
３との間にコイル状のスプリング１４が張設されて、サ
ポート４は常時後方に付勢されているとともに、サポー
ト４の側部にハンドル１５が設けられている。

また、第２図において、２１は洋式の便器で、この便器
２１の上部に便座２２が開閉自在に設けられて　　　　
ｉいるとともに、便器２１の後部に上記洗浄装置１がそ
の取付台２を介して取付けられている。また、上記便器
２１の後方上部に便器水洗用の水タンク２３が設けられ
、この水タンク２３にホース２４を介してヒータ（図示
しない）を内蔵した洗浄水タンク２５が接続され、この
洗浄水タンク２５にホース２６を介して上記洗浄装置ｉ
！１におけるシリンダ６の連通孔７が接続さ；れている
。

つぎに、作動を説明する。

水タンク２３からホース２４を介して洗浄水タンク２５
に水が供給され、この洗浄水タンク２５に供給された水
は洗浄水タンク２５内に設けたヒータにより一定温度に
加温される。

そうして、洗浄装置１においては、その不使用時には、
サポート４がスプリング１４により最後方位置に付勢支
持され、また、ノズル９はスプリング１２によりシリン
ダ６内に退行した状態で付勢支持されている。

ついで、使用時に、図示しない洗浄操作機構を操作する
と、洗浄水タンク２５からポンプにより一定′ａ度に加
μされた洗浄水がホース２６を介してシリンダ６内に圧
送され、これによりノズル９は受圧部１１に受ける水圧
により前方に所定長さ伸出するとともに、噴出孔１０か
ら洗浄水が噴出される。

この際、ハンドル１５によりサポート４を前後方向に移
動し、ノズル９の噴出孔１０に噴出される洗浄水の肖た
る位置を調節する。

たとえば、ノズル９がシリンダ６から最突出した状態で
、サポート４が取付台２に対して最後部に位置するとき
は、便座２２に腰掛けた人の肛門に洗浄水が当たるよう
に位置決めし、また、サポート４が取付台２に対して最
前部に移動したときには、便座２２に腰掛けた女性の局
部に洗浄水が当たるように位置決めしておけば、使用者
はサポート４を最後部または最前部にセラ１−するだけ
で、自分の洗いたい部分に十分に洗浄水を当てることが
できる。

このようにすることにより、ノズル９は水圧によりシリ
ンダ６に対して伸縮し、サポート４を介して全体として
前後動するのみであるため、従来のノズルを多段に伸縮
させるものに比べて故障の確率がきわめて小さい。

また、サポート４を取付台２に対してスプリング１４に
より常に最後部に位置するように付勢することにより、
シリンダ６は便器２１の後部に常に位置するため、男性
が小用で使用するときにも邪魔にはならない。

また、サポート４は手動によって進退するほか、自動的
に進退するようにしてもよい。

つぎに、第２の実施例を第３図および第４図を参照して
説明する。

この実施例は、前記第１図および第２図に示したものに
おいて、サポート４の上面に係合突部３１を形成すると
ともに、取付台２の下面に上記突部３１が係合する後方
凹部３２および前方凹部３３を形成し、この前方凹部３
３は係合突部３１が所定範囲前後動できる長さに形成し
、なお、サポート４のスプリング１４は設けないもので
ある。

そして、ノズル９の伸張状態で、サポート４の係合突部
３１が取付台２の後方凹部３１に係合しているきは、ノ
ズル９の噴出孔１０から噴出される洗浄水が便座２２に
腰掛けた人の肛門に当たるような位・置にあり、また、
サポート４を前方に移動させて、サポート４の係合突部
３１を取付台２の前方凹部３３に係合させて、この前方
凹部３３の後端側にあるときは、噴出孔１０から噴射さ
れる洗浄水は便座２２に腰掛けた女性の局部の後端部に
当たるとともに、前方凹部３３の前端側にあるときは、
洗浄水は女性の局部の前端部に当たるように位置する。

したがって、サポート４の係合突部３１を取付台２の前
方凹部３３に係合させたときは、サポート４を摺動抵抗
を感することなく動かせるので、噴出孔１０から噴出さ
れる洗浄水を女性の局部の前から後まで自由に当てて洗
浄することができる。

また、サポート４の係合突部３１を後方凹部３２と前方
凹部３３との１間で移動するときは、若干のＩＩａ抵抗
を感じさせながら移動する。

つぎに、第３の実施例を第５図および第６図を参照して
説明する。

この実施例は、前記第１図および第２図に示し　　　　
　（たものにおいて、サポート４にハンドル１５を設け
ずに、カム式の操作機構によりサポート４を前後動する
ようにしたものである。

すなわち、取付台２の下部に操作レバー４１を横方向進
退自在に設け、この操作レバー４１の先ｍ部に、第１の
係合部４２および第２の係合部４３を有するカム部４４
を形成し、このカム部４４に、サポート４の後端に突設
した突部４５をスプリング１４の付勢力で当接させたも
のである。

そうして、第５図に示すように、カム部４４の第１の係
合部４２にサポート４の突部４５が係合しているときは
、サポート４が後方位置にあって、便座２２に腰掛けた
人の肛門にノズル９の噴出孔１Ｇから噴出する洗浄水が
当たるようになり、また、第６図に示すように、カム部
４４の第２の係合部４３にサポート４の突部４５が係合
しているときは、サポート４が前方位置にあって、便座
２２に腰掛けた女性の局部にノズル９の噴出孔１０から
噴出する洗浄水が当たるようになる。

また、カム部４４の第２の係合部４３はゆるやかな円弧
状の凹部とすることにより、操作レバー４１の進退で洗
浄位置を前後することができる。

なお、前記各実施例において、サポート４の支持部５に
別個のシリンダ６を取付けるほか、シリンダ６にサポー
ト４部を一体に形成してもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、洗浄時には水圧によりノズルがシリン
ダに対して伸張し、かつ、シリンダを取付台に対して遭
遇することにより容易に洗浄することができるとともに
、ノズルをシリンダとともに全体として前後動するため
、従来のノズルを多段に伸縮させるものに比べて故障の
確率をきわめて少な（することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の装置の一実施例を示す一部を切り欠い
た側面図、第２図は第１図の装置を便器に取付けた状態
の一部を切り欠いた側面図、ｔｌＩ３図および第４図は
他の実施例を示す一部を切り欠いた側面図、第５図およ
び第６図はさらに他の実施例を示す平面図である。１・・洗浄製画、２・・取付台、６・・シリンダ、９・
・ノズル、１０・・噴出孔、１１・・受圧部、１２・・
スプリング、２１・・便器、２５・・洗浄水タンク。昭和５９年１１月２２日

Claims

【特許請求の範囲】

（１）便器に取付けられ使用者に対して洗浄水を噴出す
ることにより洗浄を行なう衛生洗浄装置において、上記便器に取付ける取付台に、後部を洗浄水タンクに接
続するシリンダを前後方向進退自在に設け、このシリンダの前部に、先端に噴出孔を有するとともに
後端に水圧を受ける受圧部を有するノズルを進退自在に
設け、このノズルにこのノズルを常時上記シリンダ内側に付勢
するスプリングを設けたことを特徴とする衛生洗浄装置。