JPS58173233A - 衛生洗浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、水や温水などを、ノズルから噴出させて、
用便後の肛門部を洗ったり、女性がビデ使用する衛生洗
浄器に関するものである。従来、肛門の後方に設置した
ノズルから、肛門に対して斜めに洗浄水を噴射する洗浄
器は広く知られている。しかし、このよう（こ斜め後方
からの噴射の場合番こは、肛門のひだのかくれた側のよ
ごれが落ちにくいことや、衣服や余分なところをぬらす
おそれがあるなどの欠点がある。従ってノズルの位置を
おしりの真下に設けて、上方に噴射するのがよいのだが
、こうすると用便時にノズルがじゃまになる。

そこで、ノズルをおしりの真下にもうけて、噴射水が肛
門にほぼ直角に当るようにし、しかも洗浄しない時には
、ノズルがじゃまにならない位置まで移動できるような
洗浄器を実現することを目的とした。

このような目的を達成するためには、便器と便座の間に
横方向からノズルをさし込んで設け、これを前後方向に
移動できるようにし、洗浄が終ったら、ノズルを後方に
移動させて、便座下の用便にじゃまにならない位置とす
るのが最も簡単な構造である。しかし、この構造には次
にのべるような困難がある。

ノズルの最も前の位置（ビデ使用）と、最も後の位置（
便座下に収納）との間の寸法は１８１程度必要となる。

ところが、便座前脚（１２）と便座後脚（１３）の間は
通常１５１程度であるから、ノズルを前後方向にストレ
ートに移動する方式をとることはできない。ノズル自身
の巾寸法も加えて考えると、この移動空間がまったく足
りない。もちろん、便座前脚（１２）と便座後脚（１３
）との間を大きくひろげればよいが、そうすると便座の
強度が不足してここへ腰かけた人の体重を支えることが
できないのである。

第１図、第２図に於て、腰かけ便器（１）には便座前脚
（１２）と便座後脚（１３）をそなえた便座（１１）が
ある。この腰かけ便器（１）の右側には洗浄器本体部（
１００）が設けられている。この洗浄器本体部（１００
）の、腰かけ便器（１）の横の位置には、回動中心（３
２）が設定されている。この回動中心（３２）を中心と
して、はぼ水平（二回動するノズルアーム（３）番よ、
腰かけ便器（１）の横の部分の上面と便座（１１）の間
を通って便器山中央部に伸び、その先端は、洗浄水をＬ
方へ噴出するノズル（３１）となっている。このノズル
（３１）は（３１Ａ）で図示したビデ洗浄位置力１ら、
（３１Ｂ）で図示した便器内壁ぞいで便座下の収納位置
まで回動することができ、途中の（３１）の位置は肛門
洗浄位置である。

このよう番こノズルアーム（３）を回動させること（こ
よって、便座の脚の間隔を特（こ大きくしなくとも、目
的の高い性能の衛生洗浄器を実現することができる。

（注記二本文中に於て、前後・左右などと（・うのは、
便座（１１）に通常通り腰かけた人にとって前後・左右
などである）。

さて、腰かけ便器（１）の便座（１１）に腰かけた人の
肛門の位置は、人により時により、前後方向に多少のず
れが起る。又、前後方向はどではな（・力；、左右にも
わずかな差が生じる。従って肛門を洗浄する際には、ノ
ズルから噴出される洗浄水は、固定的な一点に向けて噴
出されるのではなくて、ノズルの位置を操作して、少く
とも前後方向には調節できるようにしておいた方が命中
させやすい。

それから、女性がビデ使用する場合の洗浄個所は、肛門
のように一点ではなくて、前後方向にやや長い。従って
、この場合にも、ノズルが前後に少しは移動できるよう
にしておいた方が十分な洗浄ができる。

このように、操作して洗浄ノズルの位置を前後左右に、
少くとも前後方向に調節できるようにすること、これが
第二の目的である。この目的を実現するために、第１図
に於て、回動中心（３２）は固定された点ではなくて、
前後方向とわずかではあるが左右方向に移動できる構造
とした。洗浄器本体部（１００）は、この回動中心（３
２）を移動させる機構を主体として、場合によっては温
水装置や温風装置や各種操作装置などをそなえて一体的
にまとめたものである。

第３図は、このノズルアーム（３）の回動中心（３２）
を少くとも前後方向に操作移動する手段、即ち回動中心
移動手段（５）を詳細に示す斜視図である。縦ガイドレ
ール（５１）の中を縦スライダ−（５２）が前＠（こ滑
動できる。この縦スライダ−（５２）には、横ガイドレ
ール（５３）が固着され、この中を横スライダ−（５４
）が左右に滑動することができる。この横スライダ−（
５４）には回動中心（３２）があって、ノズルアーム（
３）の水平的な回動の中心となっている。縦移動リンク
（７４）は縦スライダ−ピン（５５）と操作棒（７３）
を結んでいる。横移動レバ（７１）の後部は固定支点（
７２）と、中央部は横スライダ−ピン（５６）と、前部
は操作棒（７３）と、それぞれ図のよう番こ係合してい
る。操作捧（７３）の下端は球状の支点（７５）　、上
端はハンドル（６）となっている。このような構造であ
るから、ノ・ンドル（６）を前後左右に操作すると、回
動中心（３２）が前後左右に、従ってノズル（３１）の
位置が前後左右に移動されることをこなる。ただし、操
作棒（７３）や横移動レバ（７１）の作用によって、ハ
ンドル（６）の移動長さより、回動中心（３２）の移動
長さの方が縮小されたものとなるので、ハンドル（６）
をラフに操作しても、噴射を目的のところに命中させや
すい。

回動中心移動手段（５）の他の実施例を第４図に示した
。これはパンタグラフと同じリンクの機構であって、ハ
ンドル（６）を前後左右に操作すると、回動中心（３２
）が、前後左右に移動する。この場合も、移動する長さ
は、縮小されたものとなる。

さて洗浄が終ったら、第３図（こ於て、ハンドル（６）
を後方ヘーばいに引くと、回動中心（３２）が後退し、
従って固定棒（４）によってノズルアーム（３）が回動
されて、収納位置に移動される。それから、第４図に於
て、ハンドル（６）を最も後方に引きませると、リンク
機構がスイッチ（８）を押し、これによってモーター（
９）が回転し、歯車装置を介してノズルアーム（３）を
収納位置に回動させる。

本発明の他の実施例を第５図・第６図で示した。

前述の実施例と異なる点は、回動中心（３２）の位置を
便器の内側としたこと、ノズルが肛門洗浄位置からビデ
使用位置に移るのは、ノズルアームの回動によってでは
なくて、縦スライター　（５２）　（７）移動によった
こと、などが主要な点である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の平面図である。 そのＣ−Ｃ断面図が第２図である。第３図と第４図は、
回動中心を移動させる手段を示した斜視図である。第５
図は本発明の他の実施例を示した平面図であり、その断
面図が第６図である。 １−腰かけ便器　　　３２−回動中心 ３−ノズルアーム　　　３１−ノズル ６−ハンドル　　　　　５−回動中心移動手段特許出願
人 図面の１１１身（内存にｔ史なし） 矛２図 手　　続　　補　　正　　書　（１豐）１．事件の表示
　　昭和５７年特許願第　０５に３？２号２、発明の名
称　　衛生洗浄器 ３、補正をする者 ４、補正命令の日付　＠贅１◆°正

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、腰かけ便器（１）の横位置に同動中心（３２）があ
   るノズルアーム（３）を、腰かけ便器（１）の横部分の
   上面と便座（１１）の間を通して便器内申央部の洗浄位
   置まで伸し設けて、この先端を洗浄水を上方へ噴出する
   ノズル（３１）とし、非洗浄時には前記ノズルアーム（
   ３）をほぼ水平に回動してノズル（３１）を便器内壁ぞ
   いに収納する衛生洗浄器。 ２、　ノズルアーム（３）の回動中心（３２）を、少く
   とも前後方向に操作移動する手段をそなえた特許請求の
   範囲第１項記載の衛生洗浄器。 ３、　ノズルアーム（３）の回動中心（３２）を最も後
   方に移動させる操作によって、ノズルアーム（３）をそ
   の収納位置に回動させる手段を作動させる特許請求の範
   囲第２項記載の衛生洗浄器。