JPS59762B2 - 変位測定装置 - Google Patents

変位測定装置

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JPS59762B2
JPS59762B2 JP2679879A JP2679879A JPS59762B2 JP S59762 B2 JPS59762 B2 JP S59762B2 JP 2679879 A JP2679879 A JP 2679879A JP 2679879 A JP2679879 A JP 2679879A JP S59762 B2 JPS59762 B2 JP S59762B2
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light
measured
displacement
image
light beam
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JP2679879A
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均 高林
敏夫 市川
昭宣 小笠原
修治 内藤
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Anritsu Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は光ビームを被測定物体に照射し、その反射光
を用いて被測定物体までの距離またはその変位を測定す
るようにした変位測定装置に関するものである。
光学的に粗な、表面を有する一般の被測定物体について
、被測定物体までの距離あるいはその変位を光学的に測
定することは、古くから試みられた重要な問題である。
なかでも形状測定における光切断法、あるいは土木測量
における三角測量法は基本原理として広く応用され、ま
た新しい活用法が種々試みられている。光ビームを被測
定物体に照射し、照射光ビームの方向と異なる方向から
観測したとき、被測定物体の動きを反射点の移動として
検出しようとする測定装置において、従来のものには次
のような問題点があつた。
1)照射光ビームの方向が測定しようとする変位方向と
平行になつていない。
2)反射点の像が受光面上を動くような配置を規定して
いない。
3)レンズにより形成された反射点の像の移動量が被測
定体の移動量に比例しないことに対する補正が考慮され
ていない。
この発明は上記の問題点を解消し、変位と出力変化が精
度よく比例する変位測定装置を提供するものである。
以下図面によりこの発明を詳細に説明する。第1図はこ
の発明の一実施例を示すものである。
この図において、1は光源で、レーザあるいはピンホー
ルやスリツトを用いて指向性をよくした発光ダイオード
等が用いられる。2は照射レンズで光源1からの光ビー
ムを細い照射光ビーム3にする。
4は被測定物体で矢印A,Bの方向に変位する。
5は集光レンズで反射した反射光37を収束させる。
6は位置検出器で、受光素子7、演算器8からなる。
9は補正回路である。
第2図は受光素子7の一例を示す拡散型PINフオトダ
イオードの構成図である。
この図で71はn型半導体基板、72はp型半導体領域
、73は前記n型半導体基板71に取りつけた電極、7
4,75は前記p型半導体領域に取りつけた電極である
。76は電源、77,78は負荷抵抗器である。
このような構成によれば反射光37の照射位置に応じて
負荷抵抗器77を流れる光電流11と負荷抵抗器78を
流れる光亀流12とが異なつてくるので、両者の比から
受光素子7の中心♂からの照射位置yは、として求めら
れる。
こ\にK1は定数である〇次に第1図の実施例の全体の
動作について説明する。第1図において、光源1から出
た光ビームは照射レンズ2で収束されて細い照射光ビー
ム3となつて被測定物体4に測定しようとする変位と平
行にして投射される。
理想的な鏡面以外の一般の物体表面では散乱を起し種々
の角度から明るい光のスポツトすなわち光点が観測でき
る。指向性のよい光源を用いれば細い光ビームが得られ
るので、被測定体4が矢印A,Bの方向に変位しても光
点の大きさはあまり変化せず、測定範囲の中を一様な精
度で測定することができる。
照射光ビーム3と異なる方向に反射する反射光3′を集
光レンズ5で受け、位置検出器6の中の受光素子7上に
光点の像を形成させる。このとき光点の像の軌跡と受光
面とが一致するように受光素子7を設置する。受光素子
7は受光面上の光点の像の位置によつて前記第2図で説
明したように両光電流11,i2の比が変化し、光点の
像位置yは演算器8によつて、il 卜 五 z のように求められる。
こ\にSは演算器8の出力、K2は定数である。ところ
で、出力Sの変化分と被測定物体4の変位xの変化分は
一般に比例しない。
その理由の一つは、第3図に示すように、集光レンズ5
による像の拡大率が集光レンズ5と被測定物体4との距
離によつて異なるために、X軸上の各点、例えば、中心
0から−A,+aの距離の点が集光レンズ5によつて変
換されてy軸上の各点、すなわち、中心01から−B,
+bの点に写されたとき、各点を結んだ距離の拡大率が
異なることに原因する。その他受光素子7の非直線性に
も原因する。そこで出力Sを補正回路9に入力し、変位
xと出力Sが比例するように補正する。補正回路9とし
ては、折線近似回路、指数関数回路、あるいはデイジタ
ル演算回路などが用いられる。次に、光点の像の軌跡と
受光面とを一致させなけれぱならない理由を第4図によ
つて説明する。
今光点の像の軌跡がFであるのに対し、受光面がF′の
ように設置されていると、両者が離れている軌跡F′上
の点例えばPは、反射光が集光レンズ5のどの部分を通
過したかに従い受光面上の像の強度分布が異なる。した
がつて被測定物体4の表面に反射指向性があると、変位
測定の誤差となる。第5図はこの発明の他の実施例を示
すもので、この実施例の場合には受光素子7,72が照
射光ビーム3に対し対称に2個設置されている。
この受光素子7,7′に対応する2つの位置検出器6,
6′の出力は演算器8,8′に入り、さらに演算器10
に入つて平均された後、補正回路9に入力される。この
ような光学的配置をすることによつて、照射光ビーム3
が何らかの影響で横ずれし、被測定物体4上の光点がず
れた場合においても、2個の位置検出器6,6′の出力
Sは互に逆力向に変化するので、それらの平均値は変化
しない。また、被測定物体4上の光点は有限の広がりを
もつているので、被測定物体4の表面において反射率の
急激な変化があり、その部分に光点が一致すると、光点
は一部分のみが明るく反射するので、光点の位置が変化
したような作用を呈してしまうが、第5図の実施例によ
ればこのような影響も相殺される。第6図はこの発明の
さらに他の実施例を示すものである。
この実施例においては、変位測定装置の出力のドリフト
あるいは周囲光や電気的なノイズなどの影響をなくすた
めに、光源1の光量を変調器11によつて変調し、受光
素子7の光電流11,i2の振幅を求める整流回路12
を用いている点が第1図に示す実施例と異なる。変調器
11は回転円板に細いスリツトを規則正しく配列したも
のを用いれば、安価に数百KHzの変調を行うことがで
き、振動など高周波の変位に応答させることができる。
また、変調器11はポツケルセルを用いることもできる
。そして、光源1が半導体レーザダイオードや発光ダイ
オードの場合には、光源自身の変調ができるので、同様
の効果が得られる。さらに整流回路12は半波、全波整
流あるいは変調信号を用いた同期検波、または変調信号
からタイミング信号を作つて、光電流11,i2をサン
プリングホールドすることもできる。なお、上記第1図
、第5図、第6図に示す各実施例は組合わせて使用でき
ることはもちろんである。
この発明は上記の構成を有するから下記のような利点が
ある。
(1)被測定物体の変位方向と照射光ビームの方向を平
行にしたので、測定点が明確になる。
すなわち、照射光ビームを斜めにすると被測定物体の変
位と共に測定点が移動してしまうが、この発明ではその
ようなことがない。(1)光点の像の軌跡と位置検出器
の受光面とを一致させたので、被測定面の反射指向性の
影響を受けないので、高い信頼性が得られる。
(111)照射光ビームに対称に2個の受光系、すなわ
ち、集光レンズ、位置検出器を設け、さらにこれら位置
検出器の出力の平均値を演算器で求めるようにしたもの
は、照射光ビームの方向が変化したり、被測定面上の反
射率が急激に変化する場合にも安定した測定が可能とな
る。
(1V)照射光ビームを変調器で変調し、この変調され
たアナログ出力の振幅を整流回路で求めるようにしたも
のは、周囲光あるいは電気的ノイズの影響を受けること
がなく、また、受光素子のドリフト、暗電流の変化など
に対して強い測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成略図、第2図は
この発明に用いる受光素子の一例を示す断面略図、第3
図、第4図はこの発明の原理を説明するための図、第5
図はこの発明の他の実施例を示す構成略図、第6図はこ
の発明のさらに他の実施例を示す構成略図である。 図中、1は光源、2は照射レンズ、3は照射光ビーム、
4は被測定物体、5は集光レンズ、6は位置検出器、7
は受光素子、8は演算器、9は補正回路、10は演算器
、11は変調器、12は整流回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光ビームを照射して被測定物体までの距離または前
    記被測定物体の変位を非接触に測定する装置において、
    指向性のよい光ビームを出す光源と、この光源の像を前
    記被測定物体上に変位あるいは距離を測定すべき方向と
    平行に投射し光点を形成させる照射レンズと、この照射
    レンズの光軸と異なる方向から前記光点からの反射光を
    集光し前記光点の像を形成する集光レンズと、前記被測
    定体が変位した場合に生ずる前記光点の像の軌跡に受光
    面を一致させて設置され受光面上における前記光点の像
    の位置出力を得る位置検出器と、さらに、前記被測定体
    の変位に対する前記位置出力の非直線性を補正する補正
    回路とから構成されたことを特徴とする変位測定装置。 2 集光レンズは照明レンズの両側に対称に配置され、
    位置検出器は前記両側に対称に配置された集光レンズに
    それぞれ対応して設けられ、さらに演算器は各位置検出
    器の出力の平均値を求める構成を有することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の変位測定装置。 3 光源は光ビームを強度変調する変調器を備え、位置
    検出器は前記変調器で変調された前記光ビーム中のアナ
    ログ出力の振幅を求める整流回路を備えたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の変位測定装置。
JP2679879A 1979-03-09 1979-03-09 変位測定装置 Expired JPS59762B2 (ja)

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