JPS597498Y2 - 二段式吊下げシヤツタ−における上部ケ−スの仕切装置 - Google Patents

二段式吊下げシヤツタ−における上部ケ−スの仕切装置

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Publication number
JPS597498Y2
JPS597498Y2 JP11240779U JP11240779U JPS597498Y2 JP S597498 Y2 JPS597498 Y2 JP S597498Y2 JP 11240779 U JP11240779 U JP 11240779U JP 11240779 U JP11240779 U JP 11240779U JP S597498 Y2 JPS597498 Y2 JP S597498Y2
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JP
Japan
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partition plate
shutter
upper case
panel
attached
Prior art date
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Expired
Application number
JP11240779U
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English (en)
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JPS5631170U (ja
Inventor
貞雄 河田
譲二 中山
Original Assignee
三和シヤツタ−工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三和シヤツタ−工業株式会社 filed Critical 三和シヤツタ−工業株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は二段式吊下げシャッターにおける上部ケースの
仕切装置に関するものである。
一般に機械の設置室等の如く階高のある建物の開口部の
防火区画には吊鉄扉式の防火シャッターが垂直に開閉さ
れるいわゆる吊下げシャッターが用いられる。
しかし、この持上げるスペースが不十分な場合には、こ
の吊下げ鉄扉を二又は三枚に分割し、上部ケース内に垂
直に重ねて収納する二枚式、三枚式(二段式、三段式と
もいう)構造のものが用いられている。
本考案はこの種二段式又は三段式吊下げシャッターにお
ける上部ケース内にあって、開閉駆動部や開閉従動部を
雨風等から保護する為、ケース内に取付ける仕切板の新
硯な構造を提供するものである。
第1図〜第4図を参照して本考案が実施される二段式吊
下げシャッターを概略説明する。
1は下側のシャッターパネル、2は上側のシャッターパ
ネルである。
3は上パネル2のガイドレール、4は下パネル1のガイ
ドレールである。
5は吊下げシャッターの上部ケースで、吊下げシャッタ
ーの開扉時にはこのケース内に収納される。
6は開閉機操作部でワイヤロープ8(第2図)を介し、
駆動軸10(第4図)に取付けられたロープ車9(第3
図)に連っている。
7はワイヤパイプで上部ケース5の側方張出部下面に取
付けられている。
11は下パネル1を吊上げるワイヤロープで、駆動軸1
0上のロープ車12によって巻上げられる。
13は上パネル2を吊っているローラチェーンで、軸1
4aに取付けられたスプロケット14を介し巻掛けられ
、バランスウエート15が反対側にとりつけられている
16は上パネルのストッパーで、これにより、上パネル
2の上限を規制している。
以上の構戒であるから、開閉機操作部6のハンドルを回
すと、ワイヤロープ8が巻取られ、駆動軸10が回り、
下パネル1はワイヤロープ11によって巻上げられる。
下パネル1の下端にある座板1aが上パネル2の下端2
aに当ると、今度は下パネル1と上パネル2が一体とな
って巻上げられる。
すると上パネル2と連結されているバランスウエート1
5が作用し、特別に付加抵抗を感ずることなく巻上げる
ことができる。
上パネル2がストッパー16に当ると開扉が完了する。
さて、17は上記の如き二段式吊下げシャッターにおい
て、開閉機の駆動部A及び従動部A′を雨風から保護す
る為の仕切板で、これによって駆動部A及従動部A′は
上部ケース5の両側部と仕切板17によって完全に仕切
られる。
本考案はこの仕切板の構造に係るものである。
特に台風のような強い風があると、まぐさと吊下げシャ
ッターの僅かなすきまから雨水が浸入する。
まぐさ開口部に対応する部分は水切板(第5図30)が
ケース内下部に設けてあるのでこれを伝って、サッシの
外部側に排出される。
ところが駆動部A側と従動部A′側には排出すべき開口
部がないため雨水がワイヤパイプ7を伝って開閉機操作
部6内から室内に漏出してしまうことがある。
本考案は浸入した雨水の排出が困難な、駆動部Aや従動
部A′に対しては確実に雨水の浸入を阻止するとともに
、駆動軸10,軸14 aなど駆動部や従動部に延設さ
れる部材の取付が容易な吊下げシャッターのケースの仕
切板構造を提供することを目白勺とするもので゛ある。
第5図を参照するに、17aは仕切板17を構或する下
部仕切板、17bは上部下側仕切板、17 Cは上部上
側仕切板である。
上部下側仕切板17 bと上部上側仕切板17 Cは共
に略三角形をなし、両者の斜辺部18を向い合せて組立
てられる。
上部下側仕切板17bは前記駆動軸10と軸14aの通
る半円形切欠19 a ,19 bを有している。
同様に上部上側仕切板17Cも半円形切欠20 a ,
20 bを有している。
下部仕切板17 aはその頂部に上部下側仕切板17
bを固定する取付板22と上部上側仕切板17Cを固定
する取付板21が予め溶接等で涸定されている。
又上部上側仕切板17 Cは上部下側仕切板17bに固
定する取付板23.24がその斜辺部18に予め溶接等
で固定されている。
25は例えばボルト・ナットならびにスプリングワツシ
ャよりなる固定具で、これにより上部下側仕切板17
b及び上部−ヒ側仕切板17 Cは下部仕切板17Hに
固着される。
26は同様にボルト・ナットならび゛にスフ゜リングワ
ツシャよりなる固着具で、上部上側仕切板17Cはこれ
により上部下側仕切板17 bに固着される。
27.28は上部ケース5に取付けられた取付アングル
である。
取付アングル27は下部仕切板17aと上部下側仕切板
17bの側縁をこれにより保持し、取付アングル28は
上部上側仕切板17 Cの上縁を支持する。
29は上部ケース5の前面板である。
以上の構或であるから、 (1)下部仕切板17a及び上部下側仕切板17bは予
め取りつけておき、 (2)シャッターの上廻りを一体に組込んだものを上部
ケース内にセットし、 (3)最後に上部上側仕切板17 Cをボルト・ナット
並びにワツシャーで締めつければ、組立ては完了する。
従ってその組込作業が非常に容易化される。
即ち従来の一枚板の場合ごとく、現地でシャフトをずら
して入れるような手間がなくなり、短時間で高精度の取
付けを行うことができる。
駆動部や従動部からまぐさ開口部に雨水排出用の水切板
を設けるには、駆動ワイヤがあるためワイヤパイプを囲
いしかもまぐさ開口部へ雨水を導く形状にせねばならず
、まぐさ開口部に対応する水切板との取合いなどもあり
形状が複雑になる。
本考案は開口部の両側を垂直の仕切板で仕切った駆動ワ
イヤや水切板の取合いに何ら影響されないので、製作が
容易な上にこの部分からの雨水の浸入を完全に阻止でき
る。
さらに上部仕切板17 aの上部の軸貫通部を分割可能
な2枚の略三角形状の上・下側仕切板17b,17Cに
し、駆動軸等の軸芯を結ぶ斜辺上に半円形切欠を相対的
に設けたので、組込み作業がきわめて容易となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は二段式吊下げシャッターの正面図、第2図は第
1図のII矢視図、第3図は第1図の側断面図、第4図
は第3図のIV矢視図、第5図は仕切板の詳細図。 図において;A・・・・・・開閉機駆動部、1・・・・
・・下パネル、2・・・・・・上パネル、3・・・・・
・ガイドレール、4・・・・・・ガイドレール、5・・
・・・・上部ケース、6・・・・・・開閉機操作部、7
・・・・・・ワイヤパイプ、8・・・・・・ワイヤロー
プ、9・・・・・・ロープ車、10・・・・・・駆動軸
、11・・・・・・ワイヤロープ、12・・・・・・ロ
ープ車、13・・・・・・ローラチェーン、14・・・
・・・スプロケット、14a・・・・・・軸、15・・
・・・・ハランスウエート、16・・・・・・ストッパ
ー、17・・・・・・仕切板、17 a・・・・・・下
部仕切板、17b・・・・・・上部下側仕切板、17
C・・・・・・上部上側仕切板、18・・・・・・斜辺
部、19 a ,19 b・・・・・・半円形切欠、2
0a,20b・・・・・・半円形切欠、21.22取付
板、23.24・・・・・・取付板、25・・・・・・
固着具、26・・・・・・固着具、27.28・・・・
・・取付アングル、29・・・・・・前面板。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)上部ケース5の片側の駆動部Aと該駆動部の反対
    側の従動部A′とをシャッターが開閉される開口部上方
    のシャッター収納部から仕切るべく立設し、上部ケース
    に取付けられた取付アングル27.28を介し取付ける
    仕切板17を有し、該仕切板17は下部仕切板17 a
    と、上部仕切板よりなり、該上部仕切板は下側仕切板1
    7 bと上側仕切板17 Cとに分割可能であって上部
    下側仕切板17bと上部上側仕切板17 Cは斜辺部で
    接合され、該斜辺部に下パネル1を吊上げるための駆動
    軸10の上パネル2の吊上軸14 aを挿通するための
    半円形切欠を設けたことを特徴とする二段式吊下げシャ
    ッターにおける上部ケースの仕切装置。
  2. (2)上部上側仕切板と下部下側仕切板を略三角形状に
    し、上下三角形の斜辺に半円形切欠を設けたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲(1)記載の二段式吊下
    げシャッターにおける上部ケースの仕切装置。
JP11240779U 1979-08-17 1979-08-17 二段式吊下げシヤツタ−における上部ケ−スの仕切装置 Expired JPS597498Y2 (ja)

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JP11240779U JPS597498Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 二段式吊下げシヤツタ−における上部ケ−スの仕切装置

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JP11240779U JPS597498Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 二段式吊下げシヤツタ−における上部ケ−スの仕切装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5631170U JPS5631170U (ja) 1981-03-26
JPS597498Y2 true JPS597498Y2 (ja) 1984-03-07

Family

ID=29344790

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JP11240779U Expired JPS597498Y2 (ja) 1979-08-17 1979-08-17 二段式吊下げシヤツタ−における上部ケ−スの仕切装置

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JPH0696878B2 (ja) * 1987-08-04 1994-11-30 新日軽株式会社 玄 関

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JPS5631170U (ja) 1981-03-26

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