JPS597407Y2 - 油圧シヨベルのブ−ム隆起装置 - Google Patents
油圧シヨベルのブ−ム隆起装置Info
- Publication number
- JPS597407Y2 JPS597407Y2 JP16281679U JP16281679U JPS597407Y2 JP S597407 Y2 JPS597407 Y2 JP S597407Y2 JP 16281679 U JP16281679 U JP 16281679U JP 16281679 U JP16281679 U JP 16281679U JP S597407 Y2 JPS597407 Y2 JP S597407Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- joint
- hydraulic excavator
- boom cylinder
- lifting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は油圧ショベルのブームシリンダの先端にジョ
イントを継足す如くしたことに関する。
イントを継足す如くしたことに関する。
油圧ショベルでは通常上方の掘削よりも下方の掘削に重
点をおき、できるだけブームが下降して掘削深さが深く
なるようにしている。
点をおき、できるだけブームが下降して掘削深さが深く
なるようにしている。
このため、ブーム、及び、ブームシリンダは下方掘削に
適するように作られ、したがって、上方への回動角度が
小さく、旋回時のアタッチメント部分での旋回半径があ
まり小さくならないというのが現状である。
適するように作られ、したがって、上方への回動角度が
小さく、旋回時のアタッチメント部分での旋回半径があ
まり小さくならないというのが現状である。
障害物のない広い場所における掘削作業では別に問題は
ないが、障害物のある狭い場所での掘削作業では掘削し
た土砂を後方に移す場合に旋回することができず、車体
を移動しながら障害物を避けて旋回するなど作業がやり
に＜＜、旋回半径は少しでも小さいほうが好ましい。
ないが、障害物のある狭い場所での掘削作業では掘削し
た土砂を後方に移す場合に旋回することができず、車体
を移動しながら障害物を避けて旋回するなど作業がやり
に＜＜、旋回半径は少しでも小さいほうが好ましい。
従来はこうした旋回半径を小さくするためにブームシリ
ンダの取付位置を変更したり、ブーム中間部のブームシ
リンダ取付ピン穴を２穴にしたものが考案されているが
、ブームシリンダの取付位置を変更する場合はブームシ
リンダ取付ピンを取外さなければならず、危険で作業が
難しい。
ンダの取付位置を変更したり、ブーム中間部のブームシ
リンダ取付ピン穴を２穴にしたものが考案されているが
、ブームシリンダの取付位置を変更する場合はブームシ
リンダ取付ピンを取外さなければならず、危険で作業が
難しい。
また、ブームに２穴開けた場合は、その穴しか利用でき
ず、旋回半径が限定されるという不具合があった。
ず、旋回半径が限定されるという不具合があった。
本考案はブームシリンダのロツド先端部にジョイントを
取付けるだけでよく、簡単で安価に製作でき、旋回半径
もジョイントの長さを変更することで作業の広さ、掘削
深さを考慮して最適の作業形態をとることができ、作業
現場でも簡単に取替えることが可能な油圧ショベルのブ
ーム隆起装置を提供することを目的としたものである。
取付けるだけでよく、簡単で安価に製作でき、旋回半径
もジョイントの長さを変更することで作業の広さ、掘削
深さを考慮して最適の作業形態をとることができ、作業
現場でも簡単に取替えることが可能な油圧ショベルのブ
ーム隆起装置を提供することを目的としたものである。
図面によって詳細に説明する。
１は油圧ショベルのブーム、２は該ブーム１に取付けた
ブラケット、３はブームシリンダであるが、ブームシリ
ンダ３のピストンロツド７の先端とブラケット２との間
にはジョイント４を連結している。
ブラケット、３はブームシリンダであるが、ブームシリ
ンダ３のピストンロツド７の先端とブラケット２との間
にはジョイント４を連結している。
ジョイント４はその両端に９０゜方向を異にしたピン孔
５，６を穿設しており、一方の端部はブームシリンダ３
のピストンロツド７の先端が挿入できる如く二又に分れ
ており、この部分にロツド７の先端を挿入し、ピン８で
回動自在に連結している。
５，６を穿設しており、一方の端部はブームシリンダ３
のピストンロツド７の先端が挿入できる如く二又に分れ
ており、この部分にロツド７の先端を挿入し、ピン８で
回動自在に連結している。
同様に他方はピン９でブラケット２に回動自在に連結し
ている。
ている。
なお、１０は油圧ショベル本体、１１はアーム、１２は
パケット、１３はアームシリンダ、１４はパケットシリ
ンダである。
パケット、１３はアームシリンダ、１４はパケットシリ
ンダである。
本考案ではピストンロツド７の先端にジョイント４を連
結し、ピストンロツド７がジョイント４の部分だけ長く
なるようにしたものであるから、ピストンロツド７とジ
ョイント４は一体に結合するか、あるいは、少なくとも
折れ曲ってはならぬ。
結し、ピストンロツド７がジョイント４の部分だけ長く
なるようにしたものであるから、ピストンロツド７とジ
ョイント４は一体に結合するか、あるいは、少なくとも
折れ曲ってはならぬ。
しかし、ブームシリンダ３は油圧ショベル本体１０に水
平方向のピン（図示せず）で垂直方向にのみ回動できる
如く連結され、また、ジョイント４はブーム１のブラケ
ット２に水平方向のピン９で垂直方向のみ回動できる如
く連結され、水平方向には回動することはできないから
、ピストンロツド７とジョイント４はブームシリンダ３
の回動方向のピン８で連結すれば、ジョイント４とピス
トンロツド７は折曲がることがない。
平方向のピン（図示せず）で垂直方向にのみ回動できる
如く連結され、また、ジョイント４はブーム１のブラケ
ット２に水平方向のピン９で垂直方向のみ回動できる如
く連結され、水平方向には回動することはできないから
、ピストンロツド７とジョイント４はブームシリンダ３
の回動方向のピン８で連結すれば、ジョイント４とピス
トンロツド７は折曲がることがない。
しかも、ピストンロツド７にはブラケット２に連結する
ための既存の孔が存在し、その孔の方向は自由に変えら
れるから、ジョイント４はピストンロツド７の先端に嵌
合でき、かつ、ピン８を挿入できるようにするだけで、
完全に固着した場合と同じ効果を発揮することができる
。
ための既存の孔が存在し、その孔の方向は自由に変えら
れるから、ジョイント４はピストンロツド７の先端に嵌
合でき、かつ、ピン８を挿入できるようにするだけで、
完全に固着した場合と同じ効果を発揮することができる
。
なお、ジョイント４がピストンロツド７の先端に完全に
固着されていす、ピン８の回りに回動可能であるから、
たとえジョイント４、および、ブームシリンダ３が垂直
方向にしか回動できるぬように規制されているとはいえ
、連結部のガタにより横方向に折曲がろうとするモーメ
ントが生ずるおそれがある。
固着されていす、ピン８の回りに回動可能であるから、
たとえジョイント４、および、ブームシリンダ３が垂直
方向にしか回動できるぬように規制されているとはいえ
、連結部のガタにより横方向に折曲がろうとするモーメ
ントが生ずるおそれがある。
したがって、ジョイント４の長さはあまり長くないほう
がよく、通常１００〜１５Ｑｍｍ位の長さにおさえるこ
とが好ましい。
がよく、通常１００〜１５Ｑｍｍ位の長さにおさえるこ
とが好ましい。
以上述べたように、本考案は油圧ショベルのブームシリ
ンダにジョイントを連結し、ブームシリンダの長さを長
くすることができるようにしているから、ブームの上方
への回動角度が大きくなり、したがって、パケットの先
端、あるいは、ブームの先端が通常の場合に比較して後
方にくるので、旋回半径が小さくなり、狭い場所での作
業が容易になる。
ンダにジョイントを連結し、ブームシリンダの長さを長
くすることができるようにしているから、ブームの上方
への回動角度が大きくなり、したがって、パケットの先
端、あるいは、ブームの先端が通常の場合に比較して後
方にくるので、旋回半径が小さくなり、狭い場所での作
業が容易になる。
第１図は本考案の正面図、第２図は第１図の側面図、第
３図、第４図、第５図は本考案を実際に使用した場合の
図であるが、第３図は正面図、第４図、第５図はいずれ
も側面図である。 １・・・・・・ブーム、３・・・・・・ブームシリンダ
、４・・・・・・ジョイント。
３図、第４図、第５図は本考案を実際に使用した場合の
図であるが、第３図は正面図、第４図、第５図はいずれ
も側面図である。 １・・・・・・ブーム、３・・・・・・ブームシリンダ
、４・・・・・・ジョイント。
Claims (1)
- 油圧ショベルのブームシリンダとブームの間に両端部に
直角に方向の異なるピン穴を開けたジョイントを連結す
ることにより、ブームの隆起角度を大きくすることがで
きるようにした油圧ショベルのブーム隆起装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16281679U JPS597407Y2 (ja) | 1979-11-24 | 1979-11-24 | 油圧シヨベルのブ−ム隆起装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16281679U JPS597407Y2 (ja) | 1979-11-24 | 1979-11-24 | 油圧シヨベルのブ−ム隆起装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5682062U JPS5682062U (ja) | 1981-07-02 |
| JPS597407Y2 true JPS597407Y2 (ja) | 1984-03-07 |
Family
ID=29673809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16281679U Expired JPS597407Y2 (ja) | 1979-11-24 | 1979-11-24 | 油圧シヨベルのブ−ム隆起装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS597407Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-24 JP JP16281679U patent/JPS597407Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5682062U (ja) | 1981-07-02 |
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