JPS5972439A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPS5972439A
JPS5972439A JP18344582A JP18344582A JPS5972439A JP S5972439 A JPS5972439 A JP S5972439A JP 18344582 A JP18344582 A JP 18344582A JP 18344582 A JP18344582 A JP 18344582A JP S5972439 A JPS5972439 A JP S5972439A
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gelatin
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photosensitive
paraffin
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JP18344582A
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Mitsuhiro Okumura
奥村 光広
Shinichi Nakamura
新一 中村
Keiji Obayashi
啓治 大林
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/7614Cover layers; Backing layers; Base or auxiliary layers characterised by means for lubricating, for rendering anti-abrasive or for preventing adhesion

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、更に詳しく
は、物理的圧力による写真性能の劣化が防tL ’aれ
、しかも高湿度下においても良好な耐接着性を発I’m
 i−るハロケン化銀写真感光材料に関する。
−・般に、ハロゲン化銀写真感光材料は光のみならず物
理的圧力(摩擦、圧縮)にも応答して画像を形成する。
この物理的圧力は、具体的には、乳剤等の塗布乾燥時に
使用する搬送ローラに付着したゴミ、感光材料の裁断に
用いる刃、包装あるいは露光時の手作業もしくは機械作
業1.高速自動プリンターによる高速搬送、現像処理時
の機械的圧力などに起因して感光材料に不可避的に加え
られる。このため、通常ハロゲン化銀写真感光材料はゼ
ラチンを主成分とするバインダーにより保護されている
が、物理的圧力が限界を超えて加えられると、減感もし
くは増感、あるいはカノリの発生等写真性能上の種々の
トラブルを起す。これらのトラブルが必要とする画像部
に現われることは写真感光材料の価値を著しく損なうこ
ととなる。
この様な欠点を解消するため、従来より物理的圧力に抗
し得る技術が提案されている。例えば、英国特許第1,
307,373号、および米国特許第3.772,03
2号各明細書、特開昭50−56227号、同50−8
7638号の各公報にはハロケン化銀写真感光材料中に
ポリマー・ラテックスを含有させること、米国特許第2
,628,167号明細書、特開昭50−116,02
5号、および特開昭51−107.1.29号の各公報
にはハロゲン化銀粒子の形成時に微量のイリジウム塩、
タリウム塩を添加することが記載されている。1〜かし
ながら、これらは物理的圧力に対抗する手段としては効
果が不充分なものであり、充分な効果を得るためには多
量のラテックスあるいはイリジウム塩もしくはタリウム
塩を添加する必要があり、この場合、他の写真性能に悪
影響を及ぼす結果となる。
特開昭4.9−5017号公報には、ハロゲン化銀写真
感光材料の最外層にパラフィン、およびN。
N−ジ置換−β−アミノプロピオン酸を含有すせること
が記載されている。これによると、物理的圧力によるカ
プリの発生は低減されるものの、感光材料表面が処理後
にマット化してしまうため。
表面の光沢を必要とする写真感光材料に適用することは
困難である。さらに添加されるパラフィンはその添加量
に応じて、感光材料の他の物質との接着性を増すという
不都合があった。
一般に、ハロゲン化銀写真感光材料は、その構成層のバ
インダーが主として、ゼラチンを主成分とする親水性コ
ロイドから成っており、このゼラチン膜は、特に高湿度
下で水分を吸収すると、他の物質と接着して、使用不可
能の状態となってしまう。特に、包装済の写真感光材料
は乳剤面を同一方向に向けて重ねられていることが通常
行なわれるが、感光材料の裏面に親水性の・ミツキング
層が塗設されていると、このノミッキング層とゼラチン
皮膜とが高湿度下で容易に接着してしまう。
また、現像処理後の感光材料、例えばプリントをアルバ
ムに保存し、あるいは額に入れて保存したとき、多湿状
態において感光材料が、アルバムのカバーフィルムや額
のカバーガラスと接着し、取外しの際に画像を損なって
しまう結果となる。
この様な接着トラブルは、前述のカブリ防止用のパラフ
ィン類を感光材料に添加した場合に顕著に現われるため
、物理的圧力に起因するカブリ防止用銀 更に他の手段によって接着トラブルを防ぐことが必要で
あり、この点における技術改良が期待されていた。
そこで、従来、ゼラチンを主成分とする親水性コロイド
層を有するハロゲン化銀写真感光材料の耐接着性を増す
ための種々の提案がなされている。
例えば、特公昭57−8456号および同57−657
7号各公報にはフッ素系界面活性剤を湿潤させる方法、
特公昭57−9052号、同57−12130号、同5
7−9053号、特開昭57−8540号等の各公報に
は感光材料の最外層にポリマー・マット剤を含有させる
方法が記載されている。ところが、これらの方法による
と、耐接着性に関する効果が不充分であったり、充分に
効果を発揮させるために多量を添加すると写真性能や光
沢度等のゼラチン皮膜特性に悪影響を与えたり、更に、
前記フッ素系界面活性剤を添加しても現像処理後はその
効果が殆ど消滅してしまったりといった欠点を有してい
た。
本発明は、従来のハロゲン化銀写真感光材料が有してい
た前述の欠点を解消すべくなされたものであり、その目
的とするところば、物理的圧力による写真性能の劣化が
防止され、しかも高湿度下においても良好な耐接着性を
発揮するノ・ロゲン化銀写真感光材料を提供することに
ある。
即ち1本発明のノ・ロゲン化銀写真感光利料は、支持体
上に、少なくとも1層のゼラチンを主成分とする親水性
コロイド層が設けられたノ・ロゲン化銀写真感光材料に
おいて、前記支持体に対して最も遠い位置に設けられた
感光性ノ・ロゲン化銀乳剤鳩゛よりも更に支持体に対し
て遠い位置に設けられた非感光性層中にパラフィンおよ
びポリ)イニルヒ。
ロリドンが含有されていることを特徴とするものである
本発明のノ・ロゲン化銀写真感光材料は、支持体上に少
なくとも1層のゼラチンを主成分とする親水性コロイド
層が設けられたものであれば何れであっても良く、感光
性ノ・ロゲン化鏝乳剤層および非感光性層の層数および
層序に特に制限はな(・。
代表的具体例としては、カラーもしくは白黒の、ネガも
しくはポジフィルム、カラーもしくは白黒印画紙、カラ
ーもしくは白黒スライド9.またはX線撮影用フィルム
などが挙げられる。通常は、前記感光性ハロゲン化銀乳
剤層および非感光性層の大部分が親水性バインダーとし
て好′適なゼラチンを含有する親水性コロイl−’層と
なっている。本発明においては、ゼラチンとして次の様
なゼラチン誘導体を用いても良い。この様なゼラチン誘
導体としては1例えば、アシル化ゼラチン、グアニジル
化ゼラチン、カルバミル化ゼラチン、シアノエタノール
化ゼラチン、エステル化ゼラチン等を挙げることができ
る。また目的に応じて、前記感光性層および非感光性層
には通常用いられる他の親水性バインダーを含ませるこ
とができる。
前記支持体に対して最も遠い位置に設けられた感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層よりも更に支持体に対して遠い位置に
設けられた非感光性層とは、通常は保護層および/また
は前記支持体に対して最も遠い感光性ハロゲン化銀乳剤
層と保護層との間に設けられた非感光性の層であり1本
発明においては、ノミラフインおよびポリビニルピロリ
ドンが含有される前記非感光性層がゼラチンを主成分と
する親水性コロイド”N’tとなっていることが必要で
ある。
本発明に用いられるパラフィンにすI′に制限はなく、
通常市販されているもので差し支えない。一般にパラフ
ィンは式c71.H2n+、(nは自然数を表わす)で
表わされる高級パラフィン系炭化水素類の混合物であり
、原料およびその精製法の違いによって、固形パラフィ
ンと流動ノミラフインとがあり、本発明においてはその
何れをも適用することができる。取扱い易さの点では流
動・ξラフインが好適で力〕る。使用するパラフィンの
量は、感光材邪1の用途、および非感光性層中のゼラチ
ン量によって変わるが、概ね、含有される非感光性層に
含まれるゼラチン100重量部に対して、1〜20重量
部、更には2〜20重縫部瀘好ましい。1重量部未満で
あると、減感もしくは増感、あるいはカブリといった物
理的圧力に起因する写真性能劣化を充分に防ぐことがで
きない。20重量部以−ヒであると、ゼラチン膜物性を
劣化させる傾向にある。
パラフィンの非感光性層への添加にあたっては。
固形もしくは流動ノミラフインに低沸点溶媒を加え。
界面活性剤を含むゼラチン水溶液と混合し、ホモジナイ
ザーを用いて分散液としてから添加するのが、/ξミラ
フィン不均一な分散を防げるために好ま1.い。分散す
るパラフィンの平均粒径は0.1〜5μであることが実
用上好ましい。
本発明に用いられるポリビニルピロリドンはビニルピロ
リドン であり.単量体としてビニルピロリド8ンのみを含むポ
リビニルピロリドンゝンであっても、ビニルピロIJ 
l−”ンと他の単量体とをそれぞれ繰り返し単位として
含む共重合体であっても良い。ビニルピロリドンと共に
共重合体を構成する単量体としては。
例えばアクリル酸.メタクリル酸,アクリルアミドゝ,
メタクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミ)”
、N−ヒト゛ロキシエチルアクリルアミl−8。
メチルメタクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート
、酢酸ビニル、フロピオン酸ヒニル、メチルビニルケト
ン、スチレン、メトキシスチレン、ビニル安息香酸、ビ
ニル上0リジン、ビニルイソオキサゾリドン、ビニルイ
ミダゾール、アクリロニトリル、ブタジェン、無水マレ
イン酸などが挙げられる。これらの単量体とビニルピロ
リド8ンとの共重合体におけるビニルピロIJ )ゝン
の配合聞は約40モル幅板−ヒ、更には約70モル幅以
上であることが,本発明の効果が充分に発揮されるため
に好ましい。とりわけビニルピロリド8ンのみを繰り返
し単位として含むポリビニル10IJI−’ンテあるこ
とが好ましい。
使用するポリビニルピロリドンの分子量は、重量平均分
子量で,50,000〜i,o o o,o o o、
更には2 0 0,0 0 0 〜i,o o o,o
 o oであることが好ましい。ポリビニルピロリドン
の前記非感光性層への含有量は,パラフィンの該層への
含有量に応じて決められるが、概ね,該I脅に含有され
るゼラチン]. O 0重量部に対して0,5〜2重量
部であることが好ましい。0.5型開部未満であると耐
接着性が悪くなり,2重量部を超えると処理後の乾燥時
にゼラチン皮膜の透明度が低下して画質の点から好まし
くない。
これらのパラフィンおよびポリビニルピロリドンは同一
の前記非感光性層に含有される必要があるが、これらの
化合物は、該非感光性層に同時に(あるいは同一の分散
液で)添加されても、別々に(あるいは別々の分散液で
)添加されても良い。
本発明に関する前記感光性ハロゲン化銀乳剤層において
用いられるハロゲン化銀としては、塩化銀、臭化銀、沃
化釧、塩臭化釧、沃臭化銀、塩沃臭化銀等の通常のハロ
ゲン化銀乳剤に使用される任意のものが包含される。
これらのハロゲン化銀粒子は、粗粒のものでも微粒のも
のでも良く、粒径の分布は狭くても広くても良い。
またこれらのハロゲン化銀粒子の結晶は、正常晶、双晶
でも良く、(100)面と(111)面の比率は任意の
ものが使用できる。更に、これらのハロゲン化銀粒子の
結晶構造は、内部から外部まで均一なものであっても、
内部と外部が異質の層状構造をしたものであっても良い
。また、これらのハロゲン化銀は潜像を主として表面に
形成する型のものでも1粒子内部に形成する型のもので
も良い。これらのハロゲン化銀粒子は、順混合法、逆混
合法、同時混合法、変換法、あるいは酸性法、中性法、
アンモニア法等の公知のいかなる方法によって調製した
ものでも良い。
ハロゲン化銀粒子をバインダー液中に分散せしめた感光
性ハロゲン化銀乳剤は1通常の化学増感あるいは色素増
感を行なっても良い。さらには、トリアゾール類、アザ
インデン類等の安定剤を加えても良い。また1本発明の
ハロゲン化銀写真感光材料が、所謂カラー写真感光材料
である場合には、支持体上に分光感度の異なる3種の感
光性ハロゲン化銀乳剤層が設けられ、各乳剤層は、耐拡
散性のイエロー、マゼンタおよびシアンの3種のカプラ
ーのうち1種ずつを含有している。この様な場合、感光
性ハロゲン化銀乳剤層とカプラーとの組合ゼとしては、
通常、赤感光性ハロゲン化銀乳剤層にシアンカプラーが
、緑感光性ハロゲン化銀乳剤層にマゼンタカプラーが、
また青感光性ハロゲン化銀乳剤層にイエローカプラーが
それぞれ組合される。この様な各乳剤層の積層順序、お
よび使用するシアン、マゼンタ、イエローの各カプラー
に特に制限はなく、従来公知のものの何れであっても良
い。賞月される。シアンカプラーとしては、フェノール
系カプラー、マゼンタカプラーとしては、■−フェニル
ー3−アニリノー5−ピラゾロン系カプラー、もしくは
ピラゾロトリアゾール系カプラー、イエローカプラーと
しては、α−ピバロイルアセトアニリド系カプラーがそ
れぞれ挙げられる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は5通常前述の感光
性ハロゲン化銀乳剤層のほか、前記支持体上に適宜の層
数および層序で設けられた保護層。
中間層、フィルタ一層、スカベンジャ一層などの非感光
性層、あるいはバッキング層を有する。これらの非感光
性層のバインダー塗布量は1通常は。
各々の層において1〜301v/dm’である。
本発明に用いられる支持体の代表例としては、必要に応
じて下引加工したポリエチレンテレフタレートフィルム
、ホリカーボネートフィルム、ホリスチレンフイルム、
ホリプロピレンフイルム、セルローストリアセテートフ
ィルム、ガラス、バライタ紙、ポリエチレンラミネート
紙などが含まれる。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、前述した添加剤
のほかに、種々の写真用添加剤を必要に応じて含有する
。例えば、膜物性改良剤、硬膜剤、延展剤、カプラー溶
媒、発色現像時に現像抑制剤を放出する所謂DIR物質
、帯電防止剤、消泡剤、紫外線吸収剤、螢光増白剤、ス
ハIJ防止剤、マット剤、増粘剤、あるいはイラジェー
ション防止剤等であり、これらの添加剤は単独で、もし
くは併用して各構成層に添加される。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、前述の任意の支
持体上に、例えば、ワイヤーバー塗布、ディップ塗布、
スライドホッパー塗布、エクストールジョン塗布、カー
テン塗布等公知の種々の塗布方法により構成層を同時に
あるいは別々に塗設して得られる。塗布速度は、207
7L/mL九〜300m/1nLnの範囲で行なうこと
ができ、急速乾燥、例えば塗布後5分以内の乾燥を行な
うこともできる。
かくして構成された本発明のハロゲン化銀写真感光材料
は、露光した後、公知の方法で現像処理される。この現
像処理は、目的に応じて、銀画像を得る黒白写真処理、
色画像を得るカラー写真処理などとして行なわれる。処
理温度および時間は適宜設定され、温度については、室
温、室温より低い例えば180以下の温度、あるいは室
温より高い30〜50trの温度の何れであっても良い
例えば、ハロゲン化銀カラー写真感光利料にあっては、
以下に述べる発色現像処理が行なわれる。
まず1発色現像主薬を含む発色現像液で発色現像する。
あるいは1発色現像主薬もしくはそのプレカーサーを前
記ハロゲン化銀カラー写真感光材料に含有させておき、
この感光材料をいわゆるアクティベーター液で発色現像
する。必要に応じて前記発色現像に先たつ−(、白黒現
像を行なっても良い。前記発色現像が終了した後、通常
は、常法に従って、漂白定着、および水洗を行なう。こ
の場合、発色現像液またはアクティベーター液による発
色現像、漂白定着および水洗は、それぞれ独立に行なう
場合もあるが、2つ以上を独立に行なう代わりに、それ
らの機能をもたせ、1回(1つの浴)で行なうことも可
能である。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料によれば。
製造時から使用時にわたって及ぼされる物理的圧力に良
く抗して、減感、増感、あるいはカブリといった写真性
能の劣化が良好に防止される。しかも多湿環境下におい
ても優れた耐接着性を発揮する。
以下に具体的実施例を示して本発明のハロゲン化銀写真
感光材料を更に詳細に説明する。
実施例1 常法に従い調製された臭化銀乳剤をポリエチレンテレフ
タレート支持体上に、金属銀としてIy/nl、ゼラチ
ン41/rrlの塗布量となるように塗布した。
乾燥後第1表に示した割合(ゼラチン1.00重量部に
対する重量部)のポリビニルピロリドン(K−90、G
AF社製)および流動パラフィン(中央化成■製)を含
有し、ゼラチンの塗布量が1v/Rの保護層を塗設、乾
燥してノ・ロゲン化銀写真感光材料を得た。
かくして得られた本発明に係る試料1〜5および比較試
料1〜6の各試料を4×4cmの大きさに裁断し、下記
要領にて耐接着性および圧力カブリの試験を行なった。
結果を併せて第1表に示した。
〈耐接着性試験〉 同種の2枚の試料の乳剤面とおしを重ね合わせ、更に3
0 f//cdlの圧縮荷重を懸けて、50C1相対湿
度80係のサーモ試験機中で2日問および4日間放置し
た。次いで試料の端を両手で持ち、引き離す際の2枚の
試料の接着の度合を調べ、下記符号にて第1表に示した
◎・・・全<<つついていない。
○・・・端の方がややくっついている。
△・・・試料の半分程度がくつついている。
×・・・試料の匂程度がくつついている。
X・・・ くっついてしまって全く分離不可能。
〈圧力カプリ試験〉 試料な引掻強度試験機(ヘイトン18型、新書科学■製
)に懸け、0.1771771φのダイヤ針にて荷重1
02〜1002の範囲で51単位で荷重量を変化して加
圧した19種の加圧試料を得、次いでこの試料を常法に
従って黒白現像、定着、水洗(使用した黒白現像液:コ
ニド−ル、定着液:コニフィックス、何れも小西六写真
工業■製)した後、加圧箇所のカブリの発生状況を観察
した。圧力カブリの発生した最小の荷重量を第1表に示
した。
第   1   表 第1表から明らかな様に、流動パラフィンのみを添加し
た比較試料3〜6においては、パラフィン量が増加する
に従って圧力カブリが発生しにくくなるものの、耐接着
性が極端に低下する。これらと比べて、本発明に係る試
料においてはポリビニルピロリドンの添加によって耐接
着性が著しく改善され、しかも圧力カブリも良好に防止
される。
実施例2 常法に従って調製した臭化銀を硫黄増感剤の存在下で化
学熟成した後3分割し、各乳剤に青感性増感色素アンヒ
ト80−5−メトキシ−5′−メチル−3,3’−1(
5−スルホブチル)セレナシアニン、緑感性増感色素ア
ンヒトゝロー5,5′−ジフェニル−9−エチル−3,
3’−(ジ−t−スルホプロピル)オキサカルボシアニ
ンヒト90オキシド9゜および赤感性増感色素アンヒド
ロ−2−(5−(3−エチル−5,6−シメトキシベン
ゾチアゾリンー2−イリデン)メチル−5,5−:)メ
チル−2−シクロヘキセン−1−イリデン)メチル−5
−(3−スルホプロピル)ベンゾチアゾリウムヒドロキ
ーメチル−1,3,38,7−チトラザインデン安定剤
を添加し、青感光性ハロゲン化銀乳剤、緑感光性ハロゲ
ン化銀乳剤、および赤感光性ハロゲン化銀乳剤を得た。
これら3種の乳剤を用いて、以下の構成の重層感光材料
を作製した。
く層構成〉 支持体 ポリエチレンネミネート紙支持体第1層 青感
光性ハロゲン化銀乳剤(塗布銀量350rv/m’)、
下記イエローカプラーya−1(塗布量0.9fl/l
r?)、ジ−ルーメチルフタレート(塗布量0.4Y/
n/)、およびゼラチン1.2 f / yy+’を含
む青感光性ハロゲン化銀乳剤層。
第2層 塗布量0.9y/−のゼラチン中間層。
第3層 緑感光性ハロゲン化銀乳剤(塗布銀量0.37
 Y/lt? )、下記マゼンタカプラーMC−1(塗
布量0.42 y7tt )、下記画像安定剤1および
2(塗布量は、それぞれ、 0.20 f/d、0.1
25il/ぜ)−トリクレジルホスフェート(塗布t0
.2y/lz、およびゼラチン1.3S’/n?を含む
緑感光性)・ロゲン化銀乳剤層。
第4層 塗布量1,9り/??/のゼラチンおよび0.
72/n−の下記紫外線吸収剤1および0.4Y/n?
の紫外線吸収剤2を含む中間層。
第5層 赤感光性・・ロゲン化銀乳剤(塗布銀量0.2
9 ?/lt? )、下記シアンカプラ刊C−1(塗布
量0.53 ?/n? )、ジ−ループチルフタレート
(塗布量0.32f/m’)、およびゼラチン1.6?
/n?を含む赤感光性ハロゲン化銀乳剤層。
第6層 塗布量11/−のゼラチン保護層。
ここで第6層に、第2表に示した割合(ゼラチン100
重量部に対する重址部)の、実施例1で用いたものと同
一のポリビニルピロリド5ンおよび流動パラフィンを添
加してノ・ロゲン化銀カラー写真感光;オ料を得た。
以下余白 c−i C−1 II o−1 jJ 画像安定剤I CH,CH。
画像安定剤2 紫外線吸収剤1 0、H,、(t) 紫外線吸収剤2ニジ−几−ブチルフタレートかくして得
られた試料6および7.比較試料7および8の各試料に
ついて、現像処理を下記の発色現像処理とする以外は実
施例1と同一の圧力カプリ試験を行なった。また、カラ
ーネガを通して日光像様露光したものに下記の発色現像
処理を施して画像試料を得た。
(処理工程) 発色現像   33C3分30秒 漂白定着   33C1分30秒 水  洗    30C2公 転  燥    80tZ’ (発色現像液) (漂白定着液) かくして得られた試料6および7の画像は、表面の光沢
が豊かで、彩色の豊かな鮮明な画像となっていた。次い
で試料6および7.および比較試料7および8の各プリ
ントをよく磨いたガラス板に挾み30 V/Crdの圧
縮荷重を懸け、50tT、相対湿度80壬の条件下で2
週問および4週間保存した。保存後の試料をガラス板か
ら引き離す際の接着の度合を実施例1と同一の方法で調
べ、結果を併せて第2表に示した。
以下余白 第   2   表 第2表から明らかな様に、本発明のノ・ロゲン化銀写真
感光材料においては、圧力カブリの発生が良好に防止さ
れ、かつ高湿度下においても優れた耐接着性を発揮する
手続補圧 省 (自発) 21発明の名称 ハロゲン化銀写真感光材料 3 補正をする者 手性との関係  特許出願人 住  所  東京都新宿区西新宿1丁目26番2号名 
 称  (127)小西六写真工業株式会社4、代理人 住 所  東京都千代田区九段南2丁目2軒8号5 補
正の 対象  願書に添付の1明細書」6、補正の内容
 別紙の通り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上ic、少な(とも1層のゼラチンを主成分とす
    る親水性コロイド層が設けられたハロゲン化銀写真感′
    A、拐料におい′C1前記支持体に対して最も違い位置
    に設けられた感光性)・ロゲン化銀乳剤層よりも更に支
    持体に対して遠い位置に設けられた非感光性胸中にパラ
    フィンおよびポリビニルピロリドンカチ゛有されている
    ことな特徴と1−るハロケン化銀写真感光材料。
JP18344582A 1982-10-19 1982-10-19 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPS5972439A (ja)

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JP18344582A JPS5972439A (ja) 1982-10-19 1982-10-19 ハロゲン化銀写真感光材料

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052235A (ja) * 1991-02-15 1993-01-08 Oriental Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料
WO1998026330A1 (fr) * 1996-12-13 1998-06-18 Oriental Photo Industrial Co., Ltd. Emulsion photographique a l'halogenure d'argent a lisse renforce, et procede correspondant de formation d'image

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052235A (ja) * 1991-02-15 1993-01-08 Oriental Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料
WO1998026330A1 (fr) * 1996-12-13 1998-06-18 Oriental Photo Industrial Co., Ltd. Emulsion photographique a l'halogenure d'argent a lisse renforce, et procede correspondant de formation d'image

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