JPH11316433A - 写真要素 - Google Patents

写真要素

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JPH11316433A
JPH11316433A JP11066059A JP6605999A JPH11316433A JP H11316433 A JPH11316433 A JP H11316433A JP 11066059 A JP11066059 A JP 11066059A JP 6605999 A JP6605999 A JP 6605999A JP H11316433 A JPH11316433 A JP H11316433A
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layer
silver halide
dye
emulsion layer
silver
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JP11066059A
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English (en)
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Gary W Visconte
ダブリュ.ビスコンテ ゲイリー
Alfred B Fant
ビー.ファント アルフレッド
Yongcai Wang
ワン ヨンカイ
Ronald G Olsen
ジー.オルセン ロナルド
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3022Materials with specific emulsion characteristics, e.g. thickness of the layers, silver content, shape of AgX grains
    • GPHYSICS
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    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/0051Tabular grain emulsions
    • G03C2001/0055Aspect ratio of tabular grains in general; High aspect ratio; Intermediate aspect ratio; Low aspect ratio
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03C1/04Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with macromolecular additives; with layer-forming substances
    • G03C1/047Proteins, e.g. gelatine derivatives; Hydrolysis or extraction products of proteins
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各色素生成ハロゲン化銀乳剤層において十分
にバランスのとれた水膨潤値を有し、優れた写真感度を
示す写真要素を提供する。 【解決手段】 支持体、並びに少なくとも一層の青感性
乳剤層、少なくとも一層の緑感性乳剤層、及び少なくと
も一層の赤感性乳剤層を含んだ、可視スペクトルの異な
る領域に分光増感された複数の色素生成親水性コロイド
含有ハロゲン化銀乳剤層を含んでなる写真要素であっ
て、前記ハロゲン化銀乳剤層はそれぞれ、0.07μm
未満の厚みを有する超薄平板状粒子を少なくとも25重
量%含んだ画像形成銀を含んでなり、そして前記ハロゲ
ン化銀乳剤層の一つが、他のいずれの感光性乳剤層より
も大きい水膨潤率を有する最外ハロゲン化銀乳剤層を含
む写真要素。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、改良されたセンシ
トメトリー特性を有する硬膜剤を含む多層多色写真要素
に関する。
【0002】
【従来の技術】支持体上に一層以上の写真活性層を形成
することによって写真要素を作成することが通常行われ
る。典型的に、これらの写真活性層は、乳剤を形成する
ためにゼラチン等の親水性コロイドに分散されたハロゲ
ン化銀を含有する。カラー写真に用いられる多層写真要
素の場合、フィルムもしくはペーパーのような写真支持
体の片側に塗布された一層以上の乳剤層からそれぞれ構
成される、少なくとも3種の選択感受性のカラー形成ユ
ニットが存在する。これらのカラー形成ユニットは、ス
ペクトルの赤、緑、及び青領域に種々に応答する。青感
性カラー形成ユニットは、典型的に、イエローカプラー
を含有し、緑感性カラー形成ユニットは、マゼンタカプ
ラーを含有し、そして赤感性カラー形成ユニットは、シ
アンカプラーを含有する。別の形態では、カラーカプラ
ーは、最初、写真要素中に存在しないで、画像形成露光
後の処理時に導入される。一般的に、親水性コロイド下
引き層、中間層及び保護層も存在する。青感性カラー形
成ユニットは、好ましくは最外ユニットを形成し、そし
て通常、イエローフィルター層が緑及び赤感性カラー形
成ユニットの上に置かれ、青感性カラー形成ユニットに
吸収されずに残った青光からこれらの層を保護する。こ
の一般的なタイプのカラー写真に用いられる多層写真要
素及びそれを調製する処理は当該技術分野では周知であ
る。
【0003】過去数年にわたって、写真製造業者は、写
真要素中の感光性ハロゲン化銀の塗布量を減らすことに
よって、高価な銀資源を節約する方法に注目してきた
(S. Honjo, J. Imaging Tech., 15, 182 (1989))。し
かし、シャープネス、感度、もしくは粒状性等の重要な
画像品質と妥協しない低銀含有感光性材料を得ることは
困難であった(欧州特許出願公開公報第0629909
号)。
【0004】Antoniades等の米国特許第5,250,403 号明
細書には、最外層中に透過光のスペキュラリティを明ら
かに改善して、下に位置する層のアキュータンスを改善
する超薄平板状粒子乳剤(厚さ0.07μm未満)を用
いる写真要素の記載がある。Sowinski等の米国特許第5,
219,715 号明細書には、低被覆量のある種の平板状ハロ
ゲン化銀粒子乳剤を含有する写真要素の記載がある。し
かし、Sowinski等の米国特許の発明者の一人によると、
そのような超薄平板状粒子乳剤を使用すると、これらの
薄型乳剤の前面反射が大きいために(リサーチディスク
ロージャー、25330, 1985 年、5 月)、感度が大きく低
下すると報告されている(A. E. Bohan,G. L. House,
J. Imaging Science and Tech., 38, 32 (1994) )。従
って、これらの超薄平板状粒子乳剤を、カラー写真材料
に従来用いられているいわゆる「連続層」構造に用いる
場合、例えば、支持体上に連続的に提供されている赤感
性層、緑感性層及び青感性層等の場合、感度低下もしく
は他の重要な写真特性の低下が結果として生じることが
予想される。
【0005】写真親水性コロイド層中に、摩耗、水性溶
液中での膨潤及び高温における軟化に対するそのような
コロイド層の感受性を低下させるかもしくは除くことを
目的としている硬膜剤と称する添加物を導入ことも従来
行われる。摩耗、膨潤及び軟化は処理時(特に、昇温に
よって処理を促進することが望ましい場合)の大きな関
心事である。硬膜剤で処理されないゼラチン含有層は、
一般的に耐水性、耐熱性及び湿潤耐摩耗性が劣ってい
る。
【0006】有用な画像を示すために、露光後に写真要
素は化学的に処理される。化学処理は二種類の基本的な
工程を必要とする。一つは、ハロゲン化銀をいくらかも
しくは全部金属銀に還元すると同時に、酸化された発色
現像主薬から有機色素を生成する発色現像主薬を用いて
露光済みハロゲン化銀を処理することである。もう一つ
は、そのようにして形成された金属銀、並びに(1)漂
白(現像された銀を酸化して銀塩にする)及び(2)定
着(銀塩を溶解して写真要素から除去する)の脱銀工程
により残りのハロゲン化銀を除去することである。
【0007】漂白及び定着工程は連続工程もしくは単独
の工程として行うことができる。現像の全体速度は、ゼ
ラチン層の膨潤及び種々の化学種の膨潤した乳剤層中へ
の拡散速度及びそこからの拡散速度に影響される。拡散
係数値と乳剤層膨潤厚は、処理温度に従って増加し、ゼ
ラチンの硬度の増加に従って低下する。乳剤層を硬膜す
ると、拡散係数の低下は、膨潤厚の減少及びこれによる
拡散経路の短縮によって部分的に相殺される。従って、
所定の処理条件下では、所望の光学濃度もしくはコント
ラスト又は写真感度を達成する最適な乳剤層硬度が存在
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、画像
形成層が0.07μm未満の厚みを有するハロゲン化銀
平板状粒子をかなりの部分含んでなる多層多色写真要素
を提供することである。この写真要素は、各色素生成親
水性コロイド含有ハロゲン化銀乳剤層において十分にバ
ランスのとれた水膨潤値を有し、優れた写真感度を示
す。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体、並び
に少なくとも一層の、青感性乳剤層、緑感性乳剤層及び
赤感性乳剤層を含んだ可視スペクトルの異なる領域に分
光増感された複数の色素生成親水性コロイド含有ハロゲ
ン化銀乳剤層を含んでなる多層多色写真要素を意図す
る。前記ハロゲン化銀乳剤層はそれぞれ、0.07μm
未満の厚みを有する超薄平板状粒子を少なくとも25重
量%含んだ画像形成銀を含有する。ハロゲン化銀乳剤層
の一つは、他のいずれの感光性乳剤層よりも大きい水膨
潤率を有する最外ハロゲン化銀乳剤層である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の多層多色写真要素は、典
型的に、可視スペクトルの三種の主領域にそれぞれ感度
を有する色素像生成層を含む。各層はそのスペクトル領
域に感度を有する単一の乳剤層もしくは複数の乳剤層を
含んでなることができる。写真要素の各層は当該技術分
野での公知の種々の順序に配置することができる。典型
的な多色写真要素は、それと組合わさる少なくとも一種
のシアン色素生成カプラーを有する少なくとも一種の赤
感性ハロゲン化銀乳剤層を含んで成るシアン色素像生成
層、それと組合わさる少なくとも一種のマゼンタ色素生
成カプラーを有する少なくとも一種の緑感性ハロゲン化
銀乳剤層を含んで成るマゼンタ色素像生成層及びそれと
組合わさる少なくとも一種のイエロー色素生成カプラー
を有する少なくとも一種の青感性ハロゲン化銀乳剤層を
含んで成るイエロー色素像生成層を坦持する支持体を含
んで成る。
【0011】当該要素は、一般的に、フィルター層、中
間層、オーバーコート層、下引き層、等の追加の層を有
する。これらを全て、透明もしくは反射となることがで
きる支持体上に塗布することができる。本発明に従って
保護される写真要素は、透明磁気記録層、例えば、磁性
粒子を含有する層を含んでもよい。当該カラー写真材料
の全ての親水性コロイド層の乾燥総厚は、当該ハロゲン
化銀乳剤が含有したカプラー、油性剤、添加剤等に依存
するが、全ての乳剤層のフィルム厚は好ましくは5〜3
5μmであり、10〜30μmが好ましい。
【0012】本発明の多層多色写真要素は支持体の種類
によって大きく変わることができる。一般的な支持体に
は、硝酸セルロースフィルム、酢酸セルロースフィル
ム、ポリビニルアセタールフィルム、ポリスチレン(シ
ンジオタクチックポリスチレンを含む)フィルム、ポリ
カーボネートフィルム、ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ガラス、
金属板、紙、ポリマーコート紙等が含まれる。支持体を
アニールしてもよい。
【0013】好ましい態様の一つでは、本発明に従う多
層多色写真要素の層構成は、支持体から連続的にコート
された、コロイド状銀ハレーション防止層、シアン色素
像生成層、中間層、マゼンタ色素像生成層、中間層、コ
ロイド状銀イエローフィルター層、イエロー色素像生成
層、紫外線吸収層、及び保護オーバーコート層を含んで
なる。
【0014】以下の層構成の議論では、赤感性層は、ハ
レーション防止層、複数の低感度及び高感度層を含むシ
アン色素像生成層、並びに中間層を含み、緑感性層は、
複数の低感度及び高感度層を含むマゼンタ色素像生成
層、並びにイエローフィルター層を含み、青感性層は、
複数の低感度及び高感度層を含むイエロー色素像生成
層、紫外線吸収層、及び保護オーバーコート層を含む。
従って、多層多色写真要素の層構成は、支持体から連続
的にコートされた、赤感性層、緑感性層、及び青感性層
を含んでなる。青感性層は最外ハロゲン化銀乳剤層を構
成する。
【0015】本発明に従って、青感性層は赤感性層もし
くは緑感性層よりも高い水膨潤率を有する。層の水膨潤
率を次のように定義する: (ΔD/D)×100 (式中、Dは層の乾燥厚を示し、そしてΔDは水膨潤の
ために層の乾燥厚を超えた厚みの増分を示す)。層の膨
潤は、例えば、ハロゲン化銀写真材料を20℃で5分間
蒸留水に浸漬して測定することができる。感光性層全部
の水膨潤率は250%以下であるのが好ましく、50〜
200%であるのが最も好ましい。水膨潤率が250%
を超えると、湿潤機械強度が大きく低下する。また、水
膨潤率が50%未満になると、現像及び定着速度が大き
く低下してセンシトメトリー特性に悪影響を与える。
【0016】各感光性層(即ち、青感性層、緑感性層、
及び赤感性層)の水膨潤率を、支持体上に別個に各層を
塗布することによって測定することができる。多層多色
写真要素の各感光性層の水膨潤率を、膨潤測定を組み合
わせた酵素熟成技法を用いて決定することができる。乾
燥フィルム厚を20℃及びコントロールされた湿度50
%で測定する。各層厚については、乾燥サンプルの断面
を各層のフィルム厚を測定するための走査電子顕微鏡で
拡大して写真撮影する。
【0017】本明細書で用いる場合、用語「平板状」粒
子は、0.3μm未満(青感性乳剤の場合は0.5μm
未満)の厚みを有し、且つ25超(好ましくは、100
超)の平均平板状度(T)を有するハロゲン化銀粒子を
いう。ここで用語「平板状度」は、当該技術分野で、 T=ECD/t2 (式中、ECDはμmで表す平板状粒子の平均等価円直
径であり、tはμmで表す平板状粒子の平均厚である)
として使用を認められて用いられているものである。平
板状粒子厚が薄くなると平板状度は著しく増加する。
【0018】一般的に平板状粒子に関しては、高平板状
度の利点を最大にするためには、上記厚み基準を満たす
平板状粒子が、乳剤の総投影面積の都合よく達成可能な
最高比率を占めることが一般的に好ましく、少なくとも
25%総粒子投影面積(TGPA%)を要し、そして少
なくとも50%TGPAが一般的である。例えば、好ま
しい乳剤では、上記厚み基準を満たす平板状粒子が総粒
子投影面積の少なくとも70%を占める。最高性能の平
板状粒子乳剤では、上記厚み基準を満たす平板状粒子が
総粒子投影面積の少なくとも90%を占める。
【0019】好適な平板状粒子乳剤は、例えば、リサー
チディスクロージャー、アイテム22534 、1983年1 月、
(Kenneth Mason Publications, Ltd., Dudley Annex, 1
2a North Street, Emsworth, Hampshire PO10 7DQ, Eng
land によって出版) ;米国特許第4,439,520 号、同4,
414,310 号、同4,433,048 号、同4,643,966 号、同4,64
7,528 号、同4,665,012 号、同4,672,027 号、同4,678,
745 号、同4,693,964号、同4,713,320 号、同4,722,886
号、同4,755,456 号、同4,775,617 号、同4,797,354
号、同4,801,522 号、同4,806,461 号、同4,835,095
号、同4,853,322号、同4,914,014 号、同4,962,015
号、同4,985,350 号、同5,061,069 号、同5,061,616
号、同5,219,715 号、及び同5,290,674 号各明細書(引
用することにより本発明の内容とする)の種々の通常の
教示の中から選ぶことができる。
【0020】「課題を解決するための手段」のところで
示したように、超薄平板状粒子は、総粒子含有率の少な
くとも25重量%を構成する。超薄平板状粒子は0.0
7μm未満の厚みを有する平板状粒子である。超薄平板
状粒子は、本発明の写真要素から実現される利点全体を
占めると考えられるスペキュラリティと反射率との所望
のバランスを示す。超薄平板状粒子の含有率が高くなる
と、より多くの効果を利用できる。超薄比率が総粒子の
少なくとも50重量%を構成し、より好適には少なくと
も65重量%を構成すると、所望の効果を高めることが
できる。認められている写真特性の互換性によると、本
発明の効果は、感度、銀量、シャープネスもしくは粒状
性に関して認められる。例えば、銀量が減少すると、銀
中心の数が減少して、画像粒状性が悪化すると予想され
る。本発明の成果は予想位置を超えて改善する。
【0021】画像形成銀含有率の観点から、本発明は銀
レイダウンが少なく、相応してより薄い層を有する写真
要素の使用を可能にする。従って、画像形成層のハロゲ
ン化銀乳剤のレイダウンは、それらの層の総銀が35m
g/dm2 未満となる程度である。必要ならば、銀量は
30mg/dm2 未満、25mg/dm2 未満、さらに
は20mg/dm2 未満に減らすことができる。銀レイ
ダウンの減少は、フィルム層の厚み及びフィルム全体の
厚みの低下としても表すことができる。従って、超薄平
板状粒子を使用することによって、支持体を除いた写真
要素の総厚を20μm未満、18μm未満、さらには1
5μm未満に薄くすることができる。
【0022】本発明の写真要素は、ISO 100 以上の感度
に設計されるフィルムのようなより高感度に設計される
フィルムに用いる場合に特に利点を有する。本発明の画
像形成工程は、本発明の写真要素を像様に露光するこ
と、そしてこの要素を現像液で処理して可視像を作成す
ることを含む。
【0023】必要ならば、この写真要素を、リサーチデ
ィスクロージャー、アイテム34390、1992年11月、及び
発明公開技法No. 94-6023 (1994年3 月15日公開)(引
用することにより本明細書の内容とする)に記載されて
いるような磁性層の適用と組み合わせて用いることがで
きる。本発明の材料を小フォーマットフィルムに用いる
ことが望ましい場合は、リサーチディスクロージャー
アイテム36230 、1994年6 月、に好ましい態様が提供さ
れている。
【0024】本発明の乳剤及び要素に用いるのに適した
材料はリサーチディスクロージャー、アイテム36544 、
1994年9 月に記載されている。このリサーチディスクロ
ージャーの内容(そこで引用されている特許明細書及び
公報を含む)は、引用することによって本発明の内容と
し、以下「セクション」はこのリサーチディスクロージ
ャーのセクションをいう。
【0025】バインダーとして任意の好適な親水性ポリ
マーを用いて各感光性層を作成することができる。これ
らには、例えば、デンプン、デンプン誘導体、セルロー
ス誘導体(例えば、セルロースエステル)、ポリサッカ
リド、カゼイン等の天然物質;ポリビニルラクタム、ア
クリルアミドポリマー、ポリビニルアルコール及びその
誘導体、加水分解ポリビニルアセテート、アルキル並び
にスルホアルキルアクリレート及びメタクリレートのポ
リマー、ポリアミド、ポリビニルピリジン、アクリル酸
ポリマー、マレイン酸無水物コポリマー、ポリアルキレ
ンオキシド、メタクリルアミドコポリマー、ポリビニル
オキサゾリジノン、マレイン酸コポリマー、ビニルアミ
ンコポリマー、メタクリル酸コポリマー、アクリロイル
オキシアルキルスルホン酸コポリマー、ビニルイミダゾ
ールコポリマー、ビニルスルフィドコポリマー、スチレ
ンスルホン酸を含有するホモポリマーもしくはコポリマ
ー等の合成透水性コロイドが含まれる。ゼラチンが最も
好ましい親水性バインダーである。
【0026】フィルム形成バインダーとしてゼラチンを
用いる場合、無機もしくは有機ゼラチン硬膜剤を、単独
もしくは組み合わせて使用して各感光性層の水膨潤率を
コントロールすることができる。そのような硬膜剤はリ
サーチディスクロージャー、No. 38957 、599-600 頁(1
996 年9 月) に記載されている。当該技術分野では、写
真要素の親水性コロイド層の硬膜剤としてのビニルスル
ホニル化合物の利用に大きな利点を認めている。
【0027】そのような化合物は複数のビニルスルホニ
ル基を有することよって特徴づけられる。多分最も簡単
な可能な構造形態、ジビニルスルホンでは、一つのスル
ホニル基が二つのビニル基と結合している。最も一般的
な複数のビニルスルホニルアルキル基、例えば、ビニル
スルホニルメチル、エチル、プロピルもしくはブチル基
は、中間エーテル、アミン、ジアミン、もしくは炭化水
素結合を介して結合する。ビスビニルスルホニルエーテ
ル(例えば、ビスビニルスルホニルメチル及びビスビニ
ルスルホニルエチルエーテル)、N,N−メチレン−ビ
ス((β−ビニルスルホニル)プロピオンアミド)が、
硬膜剤としての使用に特に適していることが見出されて
いる。
【0028】代表的なビニルスルホニル系硬膜剤並びに
それらの合成方法及び用途は、Burness 等の米国特許第
3,490,911 号(1970年1 月20日発行)、同3,539,644 号
(1970年11月10日発行)、及び同3,642,486 号(1972年
2 月15日発行)明細書(引用することにより本明細書の
内容とする)に開示されている。各感光性層の水膨潤率
をコントロールする別法は、異なる量の硬膜剤を各感光
性層に入れるか、その膨潤率を高めるために特定の層に
親水性ポリマーを使用するか、又は特定の層に、ポリマ
ー硬膜剤、もしくは硬膜剤反応性ポリマー、又はアミン
誘導ゼラチン等の改質ゼラチンを入れることによる層選
択硬膜技法を用いることである。
【0029】本発明の写真要素に用いる超薄平板状粒子
を、粗い、レギュラーもしくは微細粒子ハロゲン化銀結
晶もしくはそれらの混合物を含む他の種類のハロゲン化
乳剤と一緒に使用することができる。あるいは、塩化
銀、臭化銀、臭ヨウ化銀、塩臭化銀、塩ヨウ化銀、塩臭
ヨウ化銀、及びそれらの混合物等のハロゲン化銀を含ん
でなることができる。この乳剤はネガ型乳剤もしくは直
接陽画乳剤となることができる。これらは、主としてハ
ロゲン化銀粒子の表面もしくはハロゲン化銀粒子の内部
に潜像を形成することができる。これらを通常の実施に
従って、化学増感及び分光増感することができる。この
乳剤は典型的なゼラチン乳剤であるが、他の親水性コロ
イドも通常の実施に従って用いることができる。ハロゲ
ン化銀乳剤の詳細は、リサーチディスクロージャー、ア
イテム36544 、1994年9 月、及びそこに掲載されている
文献に記載されている。
【0030】本発明に用いる写真用ハロゲン化銀乳剤
は、当該技術分野で一般的な他の添加剤を含有すること
ができる。有用な添加剤は、例えば、リサーチディスク
ロージャー、アイテム36544 、1994年9 月、に記載され
ている。有用な添加剤には、分光増感色素、減感剤、カ
ブリ防止剤、マスキングカプラー、DIRカプラー、D
IARカプラー、DIR化合物、汚染防止剤、画像色素
安定化剤、フィルター色素及びUV吸収剤等の吸収性物
質、光散乱物質、塗布助剤、可塑剤及び滑剤等が含まれ
る。
【0031】写真要素に用いる色素像提供物質によって
は、色素像提供物質を、ハロゲン化銀乳剤層に導入して
もよく、もしくは乳剤層と関連する別の層に導入しても
よい。色素像提供物質は当該技術分野で知られている、
例えば、色素生成カプラー、漂白可能色素、色素現像剤
及びレドックス色素放出剤のいずれにもなることがで
き、使用する特定のものは写真要素の性質、所望の画像
の種類に依存する。
【0032】別個の溶液で処理するように設計された通
常の発色物質と共に用いられる色素像提供物質は、色素
生成カプラー(即ち、酸化された発色現像主薬と結合し
て色素を生成する化合物)であるのが好ましい。シアン
色素像を形成する好ましいカプラーは、フェノール類及
びナフトール類である。マゼンタ色素像を形成する好ま
しいカプラーは、ピラゾロン類及びピラゾロトリアゾー
ル類である。イエロー色素像を形成する好ましいカプラ
ーは、ベンゾイルアセトアニリド類及びピバリルアセト
アニリド類である。
【0033】本発明の写真要素は、少なくとも一層の導
電性層を有することができ、この層は表面保護層にも下
引き層にもなることができる。支持体の少なくとも片面
の表面抵抗率は、20℃、20%相対湿度で、好ましく
は、1×1012Ω/□未満、より好ましくは、1×10
11Ω/□未満である。表面抵抗率を小さくするために、
好ましい方法は、この導電性層に少なくとも一種の導電
性物質を導入することである。そのような物質には、電
導性金属酸化物及び電導性ポリマーもしくはオリゴマー
化合物の両方が含まれる。そのような物質は、例えば、
米国特許第4,203,769 号、同4,237,194 号、同4,272,61
6 号、同4,542,095 号、同4,582,781 号、同4,610,955
号、同4,916,011 号及び同5,340,676 号明細書に記載さ
れている。
【0034】本発明の写真要素は、例えば、ディップコ
ーティング、ロッドコーティング、ブレードコーティン
グ、エアナイフコーティング、グラビアコーティング及
び反転ロールコーティング、押出コーティング、スライ
ドコーティング、カーテンコーティング等の種々の周知
のコーティング技法のいずれによっても調製することが
できる。既知のコーティング及び乾燥方法は、リサーチ
ディスクロージャー、No. 308119、1989年12月発行、10
07-1008 頁に詳細に記載されている。
【0035】また、本発明は中に上述の写真要素が組み
込まれたシングルユースカメラにも向けられる。シング
ルユースカメラは当該技術分野では、レンズ付きフィル
ム、感光性材料パッケージユニット、ボックスカメラ及
び写真フィルムパッケージの種々の名称で知られてい
る。他の名称も用いられるが、名称に関係なくそれぞれ
多くの共通の特徴を有している。それぞれ、露出機能及
び予め装填された写真材料を有する本質的に写真製品
(カメラ)である。この写真製品は、写真材料が装填さ
れた内部カメラシェル、レンズ開口部及びレンズ、並び
に何種類かの外部包装(複数可)を含んでなる。この写
真材料はカメラ内で露光され、その後この製品を現像所
に送り、そこで写真材料が取り出され、現像される。消
費者にこの製品を戻すことは通常は行わない。
【0036】シングルユースカメラ及びその製造方法並
びに用途は、米国特許第4,801,957号、同4,901,097
号、同4,866,459 号、同4,849,325 号、同4,751,536
号、同4,827,298 号各明細書;欧州特許出願公開第460,
400 号、同533,785 号、同537,225 号公報に記載されて
いる(引用することにより本明細書の内容とする)。
【0037】
【実施例】本発明を次の例を参照して詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。多層写
真要素を次の層順で酢酸セルロース支持体上に作成し
た。「リップマン」は、直径0.05μmの微小粒子の
未増感臭化銀乳剤をいう。「ECD」もしくは「等価円
直径」を用いて、ハロゲン化銀粒子と同じ投影面積を有
する円の直径を表す。tは平板状粒子の厚みである。
【0038】 層1:ゼラチン 13.45mg/dm2 黒フィラメント状銀 1.29 UV吸収剤(色素−2) 0.75 シアンプリフォーム色素(色素−10) 0.29 マゼンタプリフォーム色素(色素−5) 0.16 イエローカラードマゼンタ色素フォーマー(色素−12) 1.25 イエロー着色剤(色素−3) 0.16 可溶性レッドフィルター色素(色素−6) 0.07
【0039】 層2:ゼラチン 5.38mg/dm2 Dox 掃去剤(OxDS-2) 0.54 ゼラチン増粘剤 0.21 層3:ゼラチン 20.98mg/dm2 低低感度シアン銀 2.37 t:0.084μm、ECD:0.38μm 低感度シアン銀 0.64 t:0.12μm、ECD:0.54μm 中感度シアン銀 3.22 t:0.054μm、ECD:0.934μm シアン色素フォーマー(C−1) 7.10 シアン色素生成漂白促進剤(B−1) 0.54 シアン色素生成画像改良剤(DIR−6) 0.21 シアン色素生成画像改良剤(DIR−7) 0.43 マゼンタカラードシアン色素生成 マスキングカプラー(MC−1) 0.19
【0040】 層4:ゼラチン 13.99mg/dm2 高感度シアン銀 3.01 t:0.05μm、ECD:1.76μm シアン色素フォーマー(C−1) 1.61 シアン色素生成画像改良剤(DIR−6) 0.11 シアン色素生成画像改良剤(DIR−7) 0.43 マゼンタカラードシアン色素生成 マスキングカプラー(MC−1) 0.32 層5:ゼラチン 5.38mg/dm2 Dox 掃去剤(OxDS-2) 0.54 ゼラチン増粘剤 0.21 層1〜5をシアン色素像生成層として一緒に塗布する。
【0041】 層6:ゼラチン 11.84mg/dm2 低低感度マゼンタ銀 1.29 t:0.084μm、ECD:0.38μm 低感度マゼンタ銀 0.38 t:0.091μm、ECD:0.65μm マゼンタ色素生成カプラー(M−2) 2.37 イエローカラードマゼンタ色素生成 マスキングカプラー(MC−2) 0.21 ゼラチン増粘剤 0.64 可溶性グリーンフィルター色素(色素−7) 0.07
【0042】 層7:ゼラチン 11.30mg/dm2 中感度マゼンタ銀 2.36 t:0.05μm、ECD:0.807μm マゼンタ色素生成カプラー(M−2) 1.29 イエローカラードマゼンタ色素生成 マスキングカプラー(MC−2) 0.64 マゼンタ画像改良剤(DIR−2) 0.05 シアン色素生成画像改良剤(DIR−6) 0.22 ゼラチン増粘剤 0.11 層8:ゼラチン 11.30mg/dm2 高感度マゼンタ銀 3.12 t:0.05μm、ECD:1.76μm マゼンタ色素生成カプラー(M−2) 0.97 マゼンタ画像改良剤(DIR−2) 0.03 ゼラチン増粘剤 0.40
【0043】 層9:ゼラチン 5.38mg/dm2 Dox 掃去剤(OxDS-2) 0.54 層6〜9をマゼンタ色素像生成層として塗布する。 層10:ゼラチン 15.60g/dm2 低低感度イエロー銀 1.61 t:0.084μm、ECD:0.38μm 低感度イエロー銀 0.86 t:0.05μm、ECD:1.19μm 中感度イエロー銀 0.43 t:0.05μm、ECD:1.94μm イエロー色素生成カプラー(Y−4) 9.04 イエロー色素生成画像改良剤(DIR−8) 0.16 シアン色素生成漂白促進剤(B−1) 0.05 ゼラチン増粘剤 0.40
【0044】 層11:ゼラチン 10.77mg/dm2 低−高感度イエロー銀 1.61 t:0.065μm、ECD:2.41μm 高感度イエロー銀 1.61 t:0.14μm、ECD:2.23μm イエロー色素生成カプラー(Y−1) 1.51 イエロー色素生成カプラー(Y−4) 1.51 イエロー色素生成画像改良剤(DIR−8) 0.16 シアン色素生成漂白促進剤(B−1) 0.05 ゼラチン増粘剤 0.07 可溶性ブルーフィルター色素(色素−9) 0.21 層12:ゼラチン 6.99mg/dm2 リップマン銀 1.08 UV吸収剤(色素−1) 1.08 UV吸収剤(色素−2) 1.08
【0045】 層13:ゼラチン 8.88mg/dm2 可溶性艶消しビーズ 1.08 永久艶消しビーズ 0.05 滑剤 0.364 層10〜13をイエロー色素像生成層として塗布する。 上記多層写真要素に用いたハロゲン化銀乳剤粒子の化学
組成は米国特許出願第08/595,612号(1996年2 月2 日出
願)明細書に詳細に記載されている(引用することによ
り、本明細書の内容とする)。
【0046】本発明に従って、イエロー色素像生成層
は、マゼンタ色素像生成層及びシアン色素像生成層の両
方よりも高い水膨潤率を有する。本発明例では、層1
(シアン色素像生成層の底部層)〜層10(イエロー色
素像生成層の底部層)にビス(ビニルスルホン)メタン
硬膜剤を分布させることによって、各感光性層の水膨潤
率をコントロールする。慎重に較正した段階状濃度試験
被写体を用いて、5500Kで白色光に塗膜を露光する
ことによって、塗膜の感度を測定した。露光時間は0.
02秒であった。
【0047】そして露光済み塗膜を、例えば、The Brit
ish Journal of Photographic Annual 1988, 196-198頁
に記載の、公知のC−41カラー処理を用いて、38℃
で195秒間現像した。現像銀を240秒間漂白して除
去し、180秒間洗浄し、定着浴中で240秒間処理し
て塗膜から残留銀塩を除去した。処理した試験片のステ
ータスM濃度を読み取り、特性曲線(濃度対logH)
を作成するのに用いた。そして、ISO 5800-1979(E)に記
載されている式を用いて、ISO 感度を計算した。本発明
に従って調製した写真要素では大きな感度増加が見られ
た。
【0048】調製した各写真要素の二つの試験片(35
mm×305mm)を、International Standard 5800
「写真−スチル写真用カラーネガフィルム−ISO 感度の
測定」に記載されているのと同じように露光し、処理し
た。再びInternational Standard ISO 5800 に記載され
ているのと同じように、得られた21ステップタブレッ
ト露光量をステータスMフィルタを用いて読み取った。
段階露光の個々のステップの濃度値を記録した。ステッ
プ1は最低フィルム透過濃度であり、ステップ21は最
高フィルム透過濃度である。赤、緑及び青についてのス
テップ15から20の平均濃度を計算する。赤、緑及び
青感性層における平均濃度変化を、比較例1の場合に見
られた平均濃度値を基準にして報告する。各感性層にお
いて、本発明に従って調製した写真フィルムに大きな濃
度増加が見出された。
【0049】
【表1】
【0050】多層例において、以下の構造の化合物を用
いた。
【化1】
【0051】
【化2】
【0052】
【化3】
【0053】
【化4】
【0054】
【化5】
【0055】
【化6】
【0056】
【化7】
【0057】
【化8】
【0058】本発明の他の好ましい態様を請求項1との
関連において、次に記載する。 (態様1)前記最外ハロゲン化銀乳剤層上に配置された
保護オーバーコートをさらに含んでなる請求項1に記載
の写真要素。 (態様2)前記支持体上に配置されたフィルター層をさ
らに含んでなる請求項1に記載の写真要素。
【0059】(態様3)前記支持体上に配置された下引
き層をさらに含んでなる請求項1に記載の写真要素。 (態様4)前記支持体上に配置された透明磁気記録層を
さらに含んでなる請求項1に記載の写真要素。
【0060】(態様5)前記支持体上に配置された帯電
防止層をさらに含んでなる請求項1に記載の写真要素。 (態様6)前記支持体が、硝酸セルロースフィルム、酢
酸セルロースフィルム、ポリビニルアセタールフィル
ム、ポリスチレンフィルム、ポリカーボネートフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレ
ンナフタレートフィルム、ガラス、金属板、紙、及びポ
リマーコート紙からなる群より選ばれる請求項1に記載
の写真要素。
【0061】(態様7)前記青感性乳剤層が最外ハロゲ
ン化銀乳剤層である請求項1に記載の写真要素。 (態様8)硬膜剤としてビニルスルホン化合物をさらに
含んでなる請求項1に記載の写真要素。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨンカイ ワン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14526, ペンフィールド,ヒッコリー ポンド ド ライブ 2 (72)発明者 ロナルド ジー.オルセン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14450, フェアポート,アンブルサイド ドライブ 9

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体、並びに少なくとも一層の青感性
    乳剤層、少なくとも一層の緑感性乳剤層、及び少なくと
    も一層の赤感性乳剤層を含んだ、可視スペクトルの異な
    る領域に分光増感された複数の色素生成親水性コロイド
    含有ハロゲン化銀乳剤層を含んで成る写真要素であっ
    て、 前記ハロゲン化銀乳剤層はそれぞれ、0.07μm未満
    の厚みを有する超薄平板状粒子を少なくとも25重量%
    含んだ画像形成銀を含んでなり、そして前記ハロゲン化
    銀乳剤層の一つが、他のいずれの感光性乳剤層よりも大
    きい水膨潤率を有する最外ハロゲン化銀乳剤層を含む写
    真要素。
JP11066059A 1998-03-13 1999-03-12 写真要素 Pending JPH11316433A (ja)

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US09/039047 1998-03-13
US09/039,047 US5928847A (en) 1998-03-13 1998-03-13 Photographic element having ultrathin tabular grains

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