JPS5971662A - 甘味料の製法 - Google Patents

甘味料の製法

Info

Publication number
JPS5971662A
JPS5971662A JP57100271A JP10027182A JPS5971662A JP S5971662 A JPS5971662 A JP S5971662A JP 57100271 A JP57100271 A JP 57100271A JP 10027182 A JP10027182 A JP 10027182A JP S5971662 A JPS5971662 A JP S5971662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stevioside
sweetener
reaction
sample
enzyme
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57100271A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6154386B2 (ja
Inventor
Tomochika Edahiro
枝広 知新
Hiromichi Shiaku
塩飽 裕道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IKEDA TOUKA KOGYO KK
Original Assignee
IKEDA TOUKA KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IKEDA TOUKA KOGYO KK filed Critical IKEDA TOUKA KOGYO KK
Priority to JP57100271A priority Critical patent/JPS5971662A/ja
Publication of JPS5971662A publication Critical patent/JPS5971662A/ja
Publication of JPS6154386B2 publication Critical patent/JPS6154386B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seasonings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要と背景〕 本発明は新しい修飾天然甘味料、さらに詳しくはステビ
オサイドから生化学的に誘導されたα−1,4−グルコ
ピラノシルステビオサイド頻を含有し、α−1,4−グ
ルコピラノシルレバウディオサイド類を含有しない甘味
料及びその製造法番こ関する。
天然月味料を食品に利用しようとする動きは、。
近年、とみに活発化している。例えば、既に実用段階に
ある甘草甘味料、ステビア甘味料はもちろん、甘茶から
得られるフィロズルチン、アフリカ産ベリー類に含まれ
るミラクリ/、同じくアフリカ産果実に含まれるモネリ
ンやソーマチン、中国産羅漢果から得られる甘味物質等
、種々の天然甘味料が世界中で盛んに研究されている。
中でも、ステビア甘味料は、甘味質が比較的砂糖に近く
、甘味倍数も砂糖の約300倍と高いし、熱に安定で食
品加工に適している等の理由から、それに対する一層の
需要の増大が嘱望されているものである。
ところで、ステビア(Stevia Rebaudia
na Be −rtoni)は南米パラグアイ原産のキ
ク科に属する多年生草木であって、その葉中にはステビ
オサイド(Stevioside)を主とするジテルペ
ン系甘味配糖体類°が含まれているから、これを抽出、
精製し、ステビア抽出物又はステビア抽出精製物として
甘味料に供する。
辻ステビア葉中の配糖体甘味物質としては、ステビオサ
イドの他、レバウディオサイド−A、C,D、Eおよび
ズルコサイドーAの各成分が知られている。
一般 に、ステビオサイドはステビア葉中の配糖体甘味
成分のうち含量的に最も多く、ステビア抽出物、ステビ
ア抽出精製物中の甘味成分の主体をなしている成分であ
る。氷晶は前述の如く強い甘味を持ち、かつその甘味の
質も比較的砂糖のそれに近いという利点があるが、反面
強い苦味や渋味をも有するため、これらの不快味が日中
に残るという欠点かある。
ず、残株を感じさせない良質の甘味成分であるうレバウ
ディオサイド−CとズルコサイドーAとは、ともにラム
ノースを有する成分であるか、甘味度は、それぞれレバ
ウディオサイド−A及びステビオサイドの約1/10程
度に過ぎない。かつ、含量的にも少く、甘味料の対象と
はなり難い。
レバウディオサイド−D、Eは、ともに甘味度、甘味質
ともステビオサイドより優れているという評価がなされ
ているが、微量成分であるため。
これまた甘味料の対象となり婦い。以下、参考までにこ
れまでに確認された6種のステビア甘味配糖体の化学構
造を示す。
ステビア葉中に含有されることが認められている上記6
種の配糖体のうち、とくにし/Nl+ウディオサイドー
Aは、甘味の強さ、質ともにステビオサイドより優れて
おり、含量的にもステビア抽出物・ステビア抽出精製物
の甘味に重要な役割をもつ成分である。したがって、ス
テビア系配糖体甘味成分のうち、旧味料として最も注目
されている成分である。
このレバウディオサイド−Aをステビア葉から抽出し、
精製・単離して甘味料に供することも可能であるが、 ■ 精製コストが高くなる。
■ 含量的に最も高いステビオサイド画分が副産物とし
て多量に得られ、しかも苦味・渋味が分離前のものより
、より強くなるための甘味料として利用しにくくなる。
等のデメリットが生じるので、これを工業的に実施する
のは困難である。
そこで、本発明者は、甘味料として優れているレバウデ
ィオサイド−Aをそのままにして右き、ステビオサイド
の苦味・渋味や不快な残株をなくす手段について鋭意研
究の結果、ステビア甘味料に、澱粉及び/又は澱粉部分
加水分解物を基質としてステビオサイドに対し選択的番
こ糖転位反応を触媒する酵素、例えばバチルス・マセラ
ンスIFO3490の産生ずるサイクロデキストリン・
グルコシルトランスフェラーゼを作用せしめることによ
りステビオサイドのみをα−1,4−グルコピラノシル
誘導体に変化させうることを見出した。
即ち、本発明は、ステビア甘味料の最も重要な旧株成分
であるステビオサイド及びレバウディオサイド−Aのう
ち、甘味質の劣るステビオサイドのみを酵素化学反応の
利用によって選択的にα−1,4−グルコピラノシルス
テビオサイドに変換し、ステビオサイドの欠点である苦
味・渋味をなりシ、シかも不快な残株を感じさせない良
質甘味に改善することを本質とする。
本発明者は、本発明に係る酵素反応によってステビオサ
イドの実質的部分ないし殆んど大部タカα−1,4−モ
ノグルコピラノシルステビオサイド、α−1,4−7グ
ルコピラノシルステビオサイド、α−1,4−)リグル
コピラノシルステビオサイド等に変化していることを確
認し、レバウディオサイド−Aには本発明による反応が
進行しないことを確認した。
因みに、ステビオサイド番こ、α−グルコシル糖化合物
を基質としてα−グルコンル糖転位酵素を作用させるこ
とにより、これをα−グリコジルステビオサイドに変換
させる甘味料の製法は本願出願前公知である(特開昭5
4−5076号公報参照)。しかるに、本公知方法はそ
の明細書の記載によると、精製ステビオシトとマルトデ
キストリンとをバチルス・ステアロサーモフィラスFE
RM−p A2222の培養物から得られた粗シクロデ
キストリングルカノトランスフェラーゼを用いて糖転位
反応を行わせた生成物中にはα−モノ、ジ及びトリグル
コシルステビオサイド以外に原料中のレバウディオサイ
ド−Aに由来するα−モノ及びジグルコシルレバウディ
オサイドーAを夾雑している旨記載されており(同明細
書433〜434頁「実験4」参照)、この結論に反す
る事実は記載されていない。即ち、水先If文献(こ記
載されている方法は、実質的に、オ 少なくともステビオサイドとレバウデン海イド−Aとを
含むステビア配糖体混合物に酵素転位反応を施すことに
よりステビオサイドとレバウディオサイド−Aの両者を
α−グリコジル詞導体に変換させる方法であると解され
る。しかるに、本発明の手段は原料中のステビオサイド
のみをα−1,4−グルコピラノシル誘導体に変換する
方法であって、原料中のレバウディオサイド−Aは全く
変化を受けない。従って、先テテ発明の目的物がα−1
,4−グルコピラノシル化合物であると否とを問わず、
本発明は前者とは趣を異にするのはもちろん、前者から
容易に推考し得ないものである。
本発明における酵素反応は、レバウディオサイド−Aを
殆んど含有しない高度に精製されたステビオサイドだけ
に限るものではなく、レバウディオサイド−Aを含有す
る混合物であっても、さCにその他のステビア系配糖体
甘味成分をも含有するステビア抽出物又はステビア抽出
精製物であってもよい。要は原料物質が実質的にステビ
オサイドを含有する限り、原料中のステビオサイドは酵
素の作用によって選択的にα−1,4−グルコピラノシ
ルステビオサイドに変換され、本発明による甘味料が製
造できる。
本発明に用いる澱粉もしくは澱粉部分加水分解物は、例
えばバチルス−マセランスIFO−3490の産出する
サイクロデキストリン・グルコシルトランスフェラーゼ
によってステビオサイドからα−1,4−グルコピラノ
シルステビオサイドを生成するものであればよく、好ま
しくは、D。
E、1′以下の澱粉からり、E、約30までの澱粉部分
加水分解物が適している。
また、本発明の実施に好適に用いられるバチルス・マセ
ランスIFO3490の産生するサイクロデキストリン
・グルコシルトランスフェラーゼは、必ずしも精製され
ている必要はなく、精製途中段階の酵素であっても、さ
らには培養炉液てあっても充分に目的を達することかで
きる。
本発明の反応は、少なくともステビオサイドと澱粉もし
くは澱粉部分加水分解物とを含有する水溶液に、例えば
バチルス・マセランスIFO3490の産生ずるサイク
ロデキストリ/・グルコシルトランスフェラーゼを作用
させることにより行われるが、より好ましくは酵素の最
適反応条件又はそれに近い条件か選はれる。即ち、温度
30〜65 ”CXpH4,5〜7.0番こて反応時間
2〜100時間とするのがよい。
また、反応に用いられるステビオサイドと澱粉もしくは
澱粉部分加水分解物との割合は、特に制限されるもので
はないか、好ましくはステビオサイドの型理に対する澱
粉もしくは澱粉部分加水分解物の重量比率を025〜1
00の範囲とするのがよい。さらに、反応液中のステビ
オサイドと澱粉もしくは澱粉部分加水分解物との固形分
製度についても特に制限はないか、溶解性の点から好ま
しくは1〜80%とするのかよい。
本発明原料であるステビア甘味料の甘味の強さは本発明
反応の実施前後とも殆んど同しである。しかし甘味の質
は反応の前後により著しく異なり、反応後では反応前の
原料に見られる苦味や渋味が消失し、しかも不快な残株
を呈しない爽やかでまろやかな良質甘味となる。
このように、本発明の反応によって生成されたα−1,
4−グルコピラノンルステビオサイドを含有する反応溶
液は、そのままでも甘味料として使用できるが、必要に
応じてイオン交換樹脂を用いて脱塩し、濃縮して液状製
品とすることもてきるし、さらに乾燥・粉末化して粉末
製品とし、または造粒し、顆粒製品とすることもてきる
イた、場合によっては、反応溶液から合成吸着樹脂を用
いて配糖体成分を吸着せしめ、未反応の澱粉もしくは澱
粉部分加水分解物や塩額を除去した後、メタノール、エ
タノール、アセトンもしくはこれら溶剤と水との混合溶
液にて吸着した配糖体成分を溶出せしめ、濃縮・乾燥・
粉末化し、より甘味度の高い甘味料とすることもてきる
このようにして得られる本発明の甘味料は、ステビオサ
イドに特有な呈味の欠点か改善され、爽やかでまろやか
な良質甘味となるため、食品及び医薬品の甘味料として
特に好ましいものである。
本発明に係る旧味料は、原料として用いたステビア甘味
料中のステビオサイドのみがα−1゜4−グルコピラノ
シル誘導体に変換されたものであって、レバウディオサ
イド−Aがそのまま残存している。故に原料の甘味の質
が飛躍約6こ向上した、食品及び医薬品工業上極めて有
用なものである。しかもその製造面において、原料中の
レバウティオザイドーAが酵素の作用を受けないため、
先行発明に比へて少い酵素量で充分な改質効果が得られ
るという利点がある。
以下、実験によって本発明を説明するが、本発明の技術
的範囲は、これらによって何ら限定されるものではない
〔本発明甘味料の製造〕
実験l 甘味料の製造 1−1 酵素の調製 コーンステイープリカー1%、溶性澱粉1%、硫酸アン
モニウム0.5%、炭酸カルシウム0.5%からなる種
培養用液体培地100m1を50〇−容の振とうフラス
コに入れ、121”C,30分間殺菌した後、バチルス
・マセランスIFO3490ヲt 白金耳植菌し、40
°Cにて15時時間表う培養した。
次いてこの種培養液30m1をとり、上記と同一組成か
らなる本培養用液体培地3,000mlを5,000 
i容ンヤーフアーメンターをこ入れ、上記と同一条件に
て殺菌した培地に加えて、40℃、48時間通気撹拌培
養した。培養後、培養液を13,000 X G、5分
′間遠心分離し、40単位/ mlのサイクロデキスト
リン・グルコシルトランスフェラーゼの活性を含む透明
な培養ろ液2,600mlを得た。
ここに、サイクロデキストリン・グルコシルトランスフ
ェラーゼの活性1単位とは、0.002+11の塩化カ
ルシウムを含む0.1Mの酢酸ナトリウム緩衝液、pH
5,5の1%溶性澱粉溶液0.5 rnlに適当に稀釈
した酵素液0.5 m7を加え、40’C,10分間正
確に反応させ、反応後、IMのグリシン塩酸緩衝液、p
H3,0,1mlを加えて反応を停止せしめ、さらにこ
の液にO,OIMのヨウ素−0,25Mのヨウ化カリウ
ム溶液1m!、を加えて発色させ、水5mlを加えて稀
釈した後、660nmの吸光度を測定し、660 nm
の吸光度を1分間(こ10%減少させる酵素量をいう。
この培養炉液を5°C以下に冷却し、湿熱処理澱粉so
yを加えて、1夜撹拌し、酵素を吸着せしめた。酵素の
吸着した澱粉を3,000 X 62分間遠心分離して
集め、5°C以下に冷却した蒸留水200 mlを用い
て3回洗浄し、同様に遠心分離し゛C澱粉を集めた。酵
素の吸着前後の活性測定結果から、ここに得られた酵素
吸着澱粉は、91,000単位の酵素量を吸着していた
。(酵素1)次に、この酵素吸着澱粉を0.05Mのグ
リシノ−水酸化ナトリウム緩衝液、pH9,0、120
mA’を用いて50°Cにて10分間処理して酵素を溶
出せしめ、490単位/rnlの酵素液130 n=l
を得た。(酵素2)この酵素液に硫酸アンモニウムを加
え、65%飽和とし、冷蔵庫に1夜放置、酵素を塩析さ
せた。塩析物を13,0OOXG 、 10分間遠心分
離して集め、蒸留水5mlに懸濁し、予め5°C以下に
冷却した0、01Mのグリシン−水酸化ナトリウム緩衝
液、p H9,0,3,000m7中で1昼夜透析し、
酵素を溶解させ、不溶物を13,0OOXG、 10分
間遠心分離して除去し、8,450単位/dの酵素液7
m1.を得た。
(酵素3) さらに、この酵素液を予め冷温室中て、0.01 Mの
クリノン−水酸化ナトリウム緩衝液、pH9,0、にて
平衡にしたセファデックス、G −1,50カラム(φ
2.2 X 94cm )にチャージし、ケルp過した
溶出液はフラクションコレクタにて1フラク/ヨン当り
7.7 mlずつ分取したところ、酵素は26〜33フ
ラクンヨンの間に溶出した。活性の強いフラクションを
集めて、1,200単位/ mlの酵素液38dを得た
。(酵素4) ■−2酵素の純度検定と最適反応条件 実験1−1で得られた酵素4の吸収スペクトルを測定し
たところ、280nmに極大吸収ピークを有し、250
nmに極小吸収を有する典型的なタンパク質の吸収スペ
クトルを示した。また、0D280 / 0D260 
= 1.89であり、核酸のコンタミネーションは考え
られなかった。
また、電気泳動にて酵素4の純度を検定したところ、わ
ずかなコンタミ不一ンヨンが見られたが、はぼ単一なタ
ンパク質にまで精製されていた。
一方、本酵素の最適反応条件を下記に示すか最適反応条
件は酵素の精製前後で差か認められなかった。
最適温度    55〜60℃ 最適pHpH5,0〜6,0 温度安定性   55〜60°C pH安定性  pH8,0〜10.0 1−3 甘味料の製造 薄層クロマトグラムと高速液体クロマトグラムによって
ステビオサイド以外のステビア系配糖体甘味成分のスポ
ットやピークが検出されなくなるまぜ一度に精製された
純ステヒオサイド10F?とり、E、8〜10の市販澱
粉部分加水分解物8゜2とを水220−に加熱溶解し、
冷却後002Mの塩化カルシウムを含むIMの酢酸ナト
リウム緩衝液、pH5,5,10mA’を加えてpH5
,5に調整し、温度55°Cに調節してから、実験1−
1で得た酵素4を800単位(1,5mlり加えて24
時間撹拌反応させた。反応後、反応溶液を沸騰水中に1
0分間保って酵素を加熱失活させ、液状甘味料を得た。
(試料1) 対照量は、酵素液の代りに水を加えた溶液及び酵素液を
沸騰水中に10分間保って酵素を加熱失活させて加えた
溶液を上記同様に処理して得た。(対照量l及び2) 実験2 高速液体クロマトグラフによる分析実験1−3
で得た試料lと対照量1及び2とを高速液体クロマトグ
ラフを用いて分析した。
高速液体クロマトグラフは、東洋ソータ製のHLC−8
02URを用い、カラムはLS−450NH2テ溶媒組
成はアセトニトリル:水==8:2、流速は1ml /
m i nにて分析し、検出方法は糖質の検出を防ぎ、
しかもステビオサイドを感度よく検出するため、200
nm lこおける吸光度を測定する方法によった。
試料11対照品1及び2の溶液をそれぞれ1−別々に分
取し、水4dを加えて稀釈し、この稀釈溶液のlOμl
を高速液体クロマトグラフに注入して分析した。その結
果を第1図に示す。
第1図に示した高速液体クロマトクラムから、対照品1
及び2ではステビオサイドのみしか検出されておらず、
しかも含有量の変化も認められなかったことがわかる。
一方、試料1の高速液体クロマトグラムでは、ステビオ
サイドのピーク(ピークl)の他に複数の新規なピーク
(ステビオサイドのピークから順番にピーク2.3.4
.5とする)か検出されており、しかもステビオサイド
の含有量か非常に減少していることが認められる。
これらの分析結果から、本発明による反応によって、ス
テビオサイドから新規反応生成物が得られていることは
明白である。
実験3 反応生成物の精製 実験1−3で得た試料1の液状甘味料の半量を分取し、
合成吸着樹脂(三菱化成製 商品名HP−50) 50
0m1をつめたカラムにsviで通じ、未反応のステビ
オサイド及び反応生成物を吸着せしめた後、カラムを水
で充分に洗浄して未反応の糖質と塩類を除去した。次に
、メタノール:水=1:1の混合溶媒1000−を用い
て吸着物を溶出させ、溶出液を濃縮−乾固して約52の
粉末状1」味料を得た。(試料2) 試料2の3yをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
ワコーケルC−200カラム、φ28×52礪、展開溶
媒はクロロホルム:メタノール:水=30:20:4)
にて分画し、未反応のステビオサイドの他、試料340
0mg、試料4300mg、試料szoomyの3分画
を得た。この3分画以外これ以上の分離はできなかった
試料3.4.5をそれぞれ1.5■鷹 の濃度になるよ
うに水に溶解して各溶液10μeを高速液体クロマトグ
ラフに注入し、分析した0 分析条件は、実験2て述べた高速液体クロマトグラフに
よる分析条件にて行った。
その結果、試料3のピークは、第1図の試料1の高速液
体クロマトグラムのピーク2に一致し、このピーク以外
のピークは検出されなかった。試料4.5についても同
様に分析したところ、それぞれについておのおの1本の
ピークのみが検出され、試料4のピークは第1図に示し
た試料1の高速液体クロマトグラムのピーク3に一致シ
、試料5のピークは同様にピーク4に一致した。
実M4  (1!  1−4−グルコピラノ・/ルステ
ビオサイドの確認。
4−1 グルコアミラーゼによる加水分解物の高速液体
クロマトグラフによる分析 ステビオサイドおよび実験3て得た試料3.45をそれ
ぞれ下記に示す重量とし、水3.6 mlを加えて溶解
した溶液をサンプル溶液として実験に供した。
ステビオサイド :4my 試  料  3    :    4.8試  料  
4   :   56 試  料  5   :    64 このサンプル溶液をおのおの0.9 mlすつとり、そ
れぞれ別々の試験管に入れ、それぞれの試験管をこIM
の酢酸ナトリウム緩衝液、pH4,8,50μeを加え
、さらに市販結晶グルコアミラーゼ゛を10my/ml
の濃度に調整した水溶液を50μl加えて、50°Cに
て1夜反応させた。反応後、この溶液のそれぞれ20μ
gを実験2に示した高速液体クロマトグラフの分析条件
下にて注入し、分析した。
その結果、ステビオサイド、試料3.4.5のすへての
反応溶液ともステビオサイドのみしか検出されず1.か
も検出されたステビオサイドの含有量は、はとんど同一
の量であった。
4−2 グルコアミラーゼによる加水分解物中のD−グ
ルコースの定量 実験4−1で調整したサンプル溶液を、おのおのの試料
について0.9dずつ2本の試験管に取り、それぞれの
試験管にIMの酢酸ナトリウム緩衝液、pH4,8,5
0μlを加え、さらに各々の2本の試験管のうち1木目
の試験管には、市販グルコアミラーセを10 my/m
lの濃度に調整した水溶液を50μe加え(試験液)、
各々の残る1本の試験管には、上記と同濃度の市販クル
コアミラーゼ応させた。
反応後、加水分解によって生成されたD−グルコースを
DNS法にて測定した。すなわち、反応後の反応溶液に
DNS試薬1rnlを加え、沸騰水中に5分間保った後
、冷水にて冷却し、水5mlを加えて稀釈した溶液の5
10nmにおける吸光度を測定した。この結果を表1に
示す。
表I   DNS法による分析結果 ステビオサイド    0.003        0
.009 μM試料3  0.401    1.14
H40,8132,31 //   5      1.257        
3.57をもって、あらかじめ市販特級D−グルコース
を用いて作製した検量線(D−グルコース爪μM= 2
.84 X△0D510 α二0.9999ただし、0
.5μM〜8011Mの範囲)から、D−グルコースの
分析値をIMで表わした。
ここで、ステビオサイドの分子量を805とし、試料3
はステビオサイド1モルにD−クルコースが1モルα−
1,4−結合したものであると仮定し分子量967、同
様に試料4はD−グルコース2モルが結合したものであ
るとして分子量1.129、同じく試料5はD−グルコ
ース3モルが結合したものとして分子Ji 1.291
  の各分子量を仮定してDNS法による分析結果を解
析してみた。
その結果を表2に示す。
表2   DNS法による分析結果の解析ステビオサイ
ド  1.0mg805  1.24μM   O,0
09A(0,0073試料3 1.2 967 1.2
4  1,14 0.92L/   4  1.4  
1,129  1.24   2,31  1.86u
   5  1.6  1,291  1.24   
3.57  2.88表2に示した結果から、試料3の
生成物は、ステビオサイド1モルにD−”ルコースカ0
.92モルニ:−1モルα−1,4−結合したものであ
ることが判 る。
同様に試料4は2モル、試料5は3モルのD−クルコー
スがα−1,4−結合したものであることが判る。
4−3 機器による分析結果 第2図、第3図、第4図に試料3.4.5のそれぞれの
KBr錠剤法による赤外吸収スペクトルを示す。赤外吸
収スペクトロメーターは、高滓製IR−24G  を用
い、スキャンスピード5分て測定した。
また、第5図には、試料3.4.5のそれぞれの炭素1
3−核磁気共鳴スペクトルを示す。炭素13−核磁気共
鳴スペクトロメーターとしては、日本分光製JNM−F
X−60Qを用い、パルスFT−NMRスペクトルを測
定した。試料は、ピリジンd5中、150mg、zWの
濃度で室温にて測定した。化学シフトは、ピリジンd5
の3組のトリプレットシグナルの中央のシグナルを各々
123.6 135.7 149.8゜ppmとしてδ
ppmで示した。その結果、ステビオサイドのC−20
の化学シフトは、15.4ppm(文献値15.4 p
pm) 、c −19では177、lppm (文献値
177.0 )が得られたので化学ソフトの求め方は正
しいものであると考えられた。
この炭素−13核磁気共鳴スペクトルから、試料3.4
.5ともに、97.9ppmにC−13−()Hに結合
したβ−D−グルコースのアノマー炭素、106.4p
pmにβ−ソホロース部のアノマー炭素、102.9p
pmに本発明による反応にて転移したα−D−グルコー
スのアノマー炭素(試料3は1個分、試料4は2個分、
試料5は3個分)の各シグナルが検出されていることが
判る。
この実験4のすへての結果を総合して考えると、試料3
はステビオサイド1モルにD−グルコース1モルがα−
1,4−結合したものであり、同様に試料4は2モル、
試料5は3モルのD−グルコースがα−1,4−結合し
たものであると結論される。
即ち、試料3はα−1,4−モノグルコピラノシルステ
ビオサイド、試料4はα−1,4−シクルコピラノンル
ステビオサイド、試°料5はα−1,4−トリグルコピ
ラノシルステビオサイドであることが判る。この他にも
、本発明の反応による反応生成物が、第1図に示した高
速液体クワマドグラムから確認されているが、上記結果
からα−1,4−グルコピラノシルステビオサイドの一
連の化合物であると推定される。
よって、本発明【こよる反応生成物は、ステビオサイド
に等モル以上のD−グルコースかα−1,4−結合した
一連の化合物、即ち、a7−1.4−グルコピラノシル
ステビオサイトであるということができる。
実験5 官能検査 5−1 甘味度の比較 実験1−3で得た本発明品の液状甘味料(試料1)と対
照量1及び2について甘味度の比較をしてみた。
試験液としてそれぞれの溶液52を分取し、それぞれに
水を加えて1,000 ydとして検査に供した。官能
検査パネルは、甘味にすぐれた検査員15名によって行
った。
ます、対シ陛と2について検査してみたとこ7)S 対照量1の甘味が強い    1名 1/、  Z   u       O名画者の甘味度
に差が認められない14名となり、対照量1と2とは甘
味度が同等であると見なされた。
次に対照量1と試料1とについ云比較検査した。その結
果は、 対照量lの甘味が強い    4名 試料 1        3名 両者の甘味度に差が認められない 8名となり、甘味度
は対照量1と試料1とて差が認められず、同等であると
見なされた。
また、対照量をステビオサイドとし、実験3て得た粉末
状甘味料(試料2)と甘味度の比較検査を行った。試験
液は、対照量、試料2ともにo、o i s%の水溶液
として検査に供した。その結果は、 対照量の甘味か強い     12名 試料2  ll        o名 画者の甘味度に差が認められない 3名となり、試料2
はステビオサイドに比し、弱い甘味度であると見なされ
“た。これは、本発明の反応によってステビオサイドに
等モル以上のD−グルコースがα−1,4=結合し、反
応生成物の分子量がステビオサイドより大きくなったた
めであると考えられた。
そこで、甘味度を捉えるため、試料2の濃度をすべて0
.015%とし、対照量ステビオサイドの0.01%、
0.0125%、0.015%の各溶液を調製し、甘味
度の比較をしてみた。その結果を表3に示す。
表3 甘味度の比較 0.01%     0123 0.0125%    4   3  80.015%
    1302 表3に示した結果から、試1F12の0015%溶液の
甘味度は、ステビオサイドの0.0125%溶液の月味
度に等しいことがわかる。
5−2 旧株質の比較 まず、試料1および対照量1.2について実験5−1で
調製した甘味度の比較試験溶液をそのまま用いて甘味質
の比較をしてみた。結果は、対照量1の甘味が最も良い
  0名 (12u       O名 試料1の甘味が最も良い  15名 となり、全員一致して試料lが最も良好な甘味質である
との結果を得た。
甘味質が良好である理由は、対照品1と2とはともにス
テビオサイドに特有の強い苦味を有し、かつ、渋味と相
いまって不快な残株を呈するのに対し、試料1には、こ
のような苦味・渋味が感じられず、さらに不快な残株を
も呈さない爽やかでまろやかな甘味であるとされた。
次に、対照品をステビオサイドとし、試料2との甘味の
質について比較検査してみた。試験溶液の濃度は、甘味
度をそろえるため、ステビオサイドを0.0125%、
試料2を0.015%として検査に供した。その結果は
、 対照品の甘味が最も良い  0名 試料2   η      15名 となった。甘味質が良好である理由は、試料lと同様に
試料2の甘味には苦味・渋味か伴わず、不快な残株を呈
さない爽やかでまろやかな甘味であるとされた。
これらの実験結果から、本発明による甘味料は、苦味−
渋味を伴わず、しかも不快な残株を呈しないまろやかな
良質の甘味料であることが判る。これらは原料中のステ
ビオサイドがα−1,4−グルコピラノシルステビオサ
イドに修飾された結果に因るものと結論される。
〔本発明の実施例〕
次に本発明に関する1〜2の実施例について述へる。
実施例1 高速液体クロマトグラフ分析によって第6図の■に示し
たクロマトグラムのパターンが得られる市販ステビア抽
出精製物(商品名:ステビア5T−AB 、池田糖化工
業株式会社製)3o−yと、DE8〜10の市販澱粉部
分加水分解物50yとを水110m1に加熱溶解し、冷
却後、002Mの塩化カルシウムを含むIMの酢酸ナト
リウム緩衝液、pH5,5,5mlを加え、さらに酢酸
的0.1mlを加えてpH5,5に調整し、温度を55
℃に調節してから実験1−1で述べた方法にて調製した
酵素1を加え(酵素の活性500単位に相当する澱粉量
を加えた)、40時間撹拌反応させた。
反応後の溶液1−を取り、沸騰水中に10分間保って酵
素を加熱失活させた後、水9mlを加えて稀釈した。こ
の稀釈溶液を0.45μmのフィルターで濾過し、その
10μrを高速液体クロマトグラフに注入し、実験2−
1で述べた条件下に分析した。この結果を第6図の■の
クロマトグラムで示す。
第6図の■と■とを比較すると、本発明による反応後の
溶液では、ステビオサイドの含有量が非常に減少し、し
かも反応前のステビア抽出精製物には見られないα−1
,4−グルコピラノシルステビオサイドの一連のピーク
が検出されていることがわかる。
また、レバウディオサイド−A、Cについては、本発明
による反応前後で含有量の変化が認められないことも同
時にわかる。
一方、反応の前後の溶液について官能検査してみたとこ
ろ、甘味度は反応前後で差が認められなかったが、甘味
質は、反応前に強い苦味及び渋味があり、不快な残株を
呈したの番こ対し、反応後ではこのような苦味・渋味及
び不快な残株が感じられず、爽やかでまろやかな甘味と
なっていた。
このことから、本発′明による方法では、ステビオサイ
ドを含有するステビア抽出物もしくはステビア抽出物を
用いて、含有量の高いステビオサイドに選択的に本発明
による反応を起こさせることによって、苦味・渋味及び
不快な残株をなくし、爽やかでまろやかな甘味に変換し
うることがわかる。
このようなステビア抽出物もしくはステビア抽出精製物
は、高度に精製されたレバウディオサイド−Aよりも安
価で製造できるため、本発明による反応を起こさせても
コスト的に安価で供給できる。
また、甘味質の向上も著しいので、食品や医薬品の旧味
料として特に好ましいものであり、有用に利用されるも
のであると信する。
実施例2 実施例1て用いたステビア抽出精製物3002とり、E
、8〜10の市販澱粉部分加水分解物5002とを水1
,100mA!に加熱溶解し、冷却後、酢酸を加えてp
H5,5に調整し、温度55°Cに調節してから実験1
−1で述へた方法にて調製した酵素2を加え(酵素の活
性5,000単位に相当する液量を加えた)、40時間
撹拌反応させた。反応後、反応溶液を沸騰水中に10分
間保って酵素を加熱失活させた後、スプレードライヤー
を用いて噴霧乾燥させ、750yの粉末状甘味料を得た
本甘味料は、反応前のステビア抽出精製物の甘味質に見
られた苦味・渋味や不快な残株を呈しない爽やかでまろ
やかな良質甘味であった。
〔参考例〕
薄層クロマトグラムと高速液体クロマトグラムによって
、レバウディオサイド−A以外のステビア系配糖体甘味
成分のスポントやピークか見られなくなるまで番こ高度
に精製された純レバウディオサイド−A1yと、DE、
8〜10の市販澱粉部分加水′)解物82とを水22.
nlに加熱溶解し、冷却後、0.02Mの塩化カルシウ
ムを含む1Mの酢酸ナトリウム緩衝液、pH5,5、l
ydを加えてpH5,5に調整し、温度55°Cに調節
してから実験1−1で得た酵素5の80単位(0,15
y++1)を加えて24時間撹拌反応させた。対照は、
酵素の添加直後の反応溶液から5−を分取し、沸騰水中
に10分間保って酵素を加熱失活させた溶液とした。
反応後、反応溶液を沸騰水中に10分間保って酵素を加
熱失活させた溶液の1Tnlを分取し、水4rnlを加
えて稀釈した。この稀釈溶液のlOμlを高速液体クロ
マトグラフに注入し、実験2−1に述べた条件下に分析
してみた。対照にらいても同様に稀釈して分析に供した
。その結果、反応溶液、対照溶液ともにレバウディオサ
イド−A以外のピークは検出されず、しかも両者の溶液
について含有量の差も認められなかった。
また、反応溶液と対照溶液との甘味度及びIt味の質を
比較官能検査してみたか、両者に差は認められなかった
【図面の簡単な説明】
第1図は純ステビオサイド(こ澱粉部分加水分解物の存
在てBacillus macerans IFO34
90の酵素を作用させたもの(試料1)と同酵素を作用
させない対照品(1,2)の高速液体クロマトグラム、
第2図〜第4図は、それぞれ第1図ピーク2〜4の試料
(試料3〜5)の赤外部吸収スペクトル、第5図は、そ
れぞれ第1図、ピーク2〜4の試料(試料3〜5)の核
磁気共鳴スペクトル、第6図は、レバウディオサイド−
Aを含む市販ステビア抽出精製物(こ第1図と同様の酵
素反応を行った場合における反応前のもの■)と反応後
のもの■の高速液体クロマトグラムである。 特許出願人 池田糖化工業株式会社 、パ− 代  理  人  弁理士  門  脇   清・:手
続補正書(自発) 昭和57年1′1′月18日 特許庁長官若杉 和夫 殿 18事件の表示 昭和57年 特 許 願第100271号2、発明の名
称  甘味料及びその製法3、 補正をする者 事件との関係  特許出願人 6、 補正により増加する発明の数   18 補正の
内容 続集紙のとおり。 (1)出願の種類に「特許願」とあるのを「特許願 (
特許法第68条ただし書の規定による特許出願)」に改
める。 (2)願書の「1、発明の名称」の欄の次に、「特許請
求の範囲に記載された発明の数 2」の欄を加入する。 9 添付書類の目録 (1)訂正願書   1通 手続補正書(自発) 昭和58年10月21日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特 許願第100271号 2、発明の名称 1J味料及びその製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住  所 広島県福山市桜馬場町2番28号名  称 
池田糖化工業株式会社 代表者 水 ノ 上 禎 男 4、代理人 住  所 大阪市淀用区東三国1−32−125、補正
命令の日付    な  し く1)  明細書の「特許請求の範囲」を別紙の通りに
改める。 〔2〕  明細書の第3頁、9行目:「多年生草木であ
って、」とあるのを「多年生草木であって、」と改める
。 13]  明細書の第4頁、6〜7行目:[含量的にス
テビオサイドより高く、」とあるのを[Cにステビオサ
イドに次いで多い成分であるが、甘味度はステビオサイ
ドm工」と改める。 141  明細書の同頁、下から8行目: 「含量的に
も少く、」とあるのを「含量拍メ上沙な及ユ」と改める
。 +5’l  明細書の第6頁、下から6行目:[分離前
のものより、より強く」とあるのを「分離前のものよ、
史強く」と改める。 161  明細書の同頁、下から5〜6行目:「ための
甘味料として」とあるのを「た汝■味料として」と改め
る。 17」  明細書の第7頁、5行目: 「糖転位反応を
」とあるのを「肺転移反応を」と改める。 181  明細書の同頁、6〜7行目=「サイクロデキ
ストリン・グルコシルトランスフェラーゼ」とあるのを
[サイクロデキストリン争グ1コシルトランスフェラー
ゼ」と改める。 191  明細書の第8頁、8〜9行目:「α−グルコ
シル糖転位酵素」とあるのを「α−グyコシル糖転移酵
素」と改める。 ]101  明細書の同頁、下から4〜5行目:「糖転
位反応を」とあるのを「糖転釜反応を」と改める。 1111  明細書の第9頁、5〜6行目= 「酵素転
位反応」とあるのを「酵素転移反応」と改める。 Uカ 明細書の第10頁、10〜11行目=「サイクロ
デキストリン・グルコシルトランスフェラーゼ」とある
のを「サイクロデキストリン・グリコジルトランスフェ
ラーゼ」と改める。 咽1 明細書の同頁、下から3〜4行目=「サイクロデ
キストリン−グルコシトランスフェラーゼ」とあるのを
「サイクロデキストリン・グルコシトランスフェラーゼ
」と改める。 帥 明細書の第13頁、下から6行目= 「比べて少い
酵素量」とあるのを「ル≦工沙な胡酵素量」と改める。 自 明細書の第18頁、7行目:r800単位(1,5
m1) Jとあるのを「800単位(立旦ヱ1)」と改
める。 9、添付書類の目録 (+1 別 紙        1通 [別  紙] 「2、特許請求の範囲 (1]  α−1,4−グルコピラノシルステビオサイ
トltDを含有し、α−1,4−グルコピラノシルレバ
ウディオサイド類を含有しないことを特徴とする甘味料
。 (2]  ステビオサイド及び/又はし/くウデイオサ
イド類を含有する特許請求の範囲第(1)項記載の甘味
料。 (3]  ステビア甘味料に、澱粉及び/又は澱粉部分
加水分解物を基質としてステビオサイドに対し選択的に
糖転移反応を起こさせるサイクロデキストリン争グ旦コ
シルトランスフエラーゼを作用させることを特徴とする
α−1,4−グルコピラノシルステビオサイド類を含有
し、α−1゜4−グルコピラノシルレバウディオサイド
類を含有しないことを特徴とする甘味料の製造法。 141  サイクロデキストリン・グリコジルトランス
フェラーゼが、バチルス・マセランス(Ba−cill
us macerans) I F O3490の産生
する酵素である特許請求の範囲第13)項記載の甘味料
の製造法。」 手続補正書(1鋤 1、事件の表示 昭和57年 特  許 願第100271号2、発明の
名称 甘味料及びその製法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住  所 広島県福山市桜馬場町2番28号名  称 
池田糖化工業株式会社 代表者 水 ) 上 禎 男 4、代理人 5、補正命令の日付 昭和58年10月25日(発送日) 6、補正により増加する発明の数  07、補正の対象 図面の「第2図」、「第3図」、「第4図」及び「第5
図J 8、補正の内容

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  α−1,4−グルコピラノシルステビオサイ
    ド頻を含有し、a+−1,4−グルコピラノシル  3
    ゜レバウディオサイド類を含有しないことを特徴とする
    甘味料。
  2. (2)  ステビオサイド及び/又はレバウディオサイ
    ド類を含有する特許請求の範囲第(1)項記載の甘味料
  3. (3)  ステビア甘味料(こ、澱粉及び/又は澱粉部
    分加水分解物を基質としてステビオサイトニ対し選択的
    に糖転位反応を起こさせるサイクロデキストリンーグル
    コシルトラノスフェラーゼを作用させることを特徴とす
    るα−1,4−グルコピラノシルステビオサイド類を含
    有し、α−1,4−’/”ルコピラノシルレバウディオ
    サイド類を含有しないことを特徴とする甘味料の製造法
  4. (4)  サイクロデキストリン・グルコシルトランス
    フェラーゼが、バチルス・マセランス(Ba−cill
    us macerans) IFO3490の産生ずる
    酵素である特許請求の範囲第(3)項記載の甘味料の製
    造法。
JP57100271A 1982-06-10 1982-06-10 甘味料の製法 Granted JPS5971662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57100271A JPS5971662A (ja) 1982-06-10 1982-06-10 甘味料の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57100271A JPS5971662A (ja) 1982-06-10 1982-06-10 甘味料の製法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4726185A Division JPS6128363A (ja) 1985-03-08 1985-03-08 甘味料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5971662A true JPS5971662A (ja) 1984-04-23
JPS6154386B2 JPS6154386B2 (ja) 1986-11-21

Family

ID=14269536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57100271A Granted JPS5971662A (ja) 1982-06-10 1982-06-10 甘味料の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5971662A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8030481B2 (en) 2007-05-21 2011-10-04 The Coca-Cola Company Stevioside polymorphic and amorphous forms, methods for their formulation, and uses
US8791253B2 (en) 2006-06-19 2014-07-29 The Coca-Cola Company Rebaudioside A composition and method for purifying rebaudioside A
US9012626B2 (en) 2006-06-19 2015-04-21 The Coca-Cola Company Rebaudioside a composition and method for purifying rebaudioside a

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6320307Y2 (ja) * 1985-08-19 1988-06-06

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147795A (en) * 1974-10-18 1976-04-23 Sanae Fukuda Senpaku niokeru sunaruisaishusochi
JPS545070A (en) * 1977-06-13 1979-01-16 Hayashibara Biochem Lab Production of sweetening agent

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5147795A (en) * 1974-10-18 1976-04-23 Sanae Fukuda Senpaku niokeru sunaruisaishusochi
JPS545070A (en) * 1977-06-13 1979-01-16 Hayashibara Biochem Lab Production of sweetening agent

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8791253B2 (en) 2006-06-19 2014-07-29 The Coca-Cola Company Rebaudioside A composition and method for purifying rebaudioside A
US9012626B2 (en) 2006-06-19 2015-04-21 The Coca-Cola Company Rebaudioside a composition and method for purifying rebaudioside a
US8030481B2 (en) 2007-05-21 2011-10-04 The Coca-Cola Company Stevioside polymorphic and amorphous forms, methods for their formulation, and uses

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6154386B2 (ja) 1986-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7277427B2 (ja) ステビオール配糖体の分離、単離及び評価のための方法
CN100455209C (zh) 甜味料及其制备方法
US11117916B2 (en) Recovery of steviol glycosides
CN110191643B (zh) 甜菊醇糖苷的生物合成生产及其工艺
CN113683712B (zh) 甜菊醇糖苷
KR20130014227A (ko) 신규한 α-글루코실 스테비오사이드 및 이의 제조 방법
JPS59120073A (ja) 甘味料及びその製造法
CN110790806A (zh) 新型罗汉果苷衍生物及其用途
JPS5971662A (ja) 甘味料の製法
JP3925356B2 (ja) 甘味料およびその製造方法
JPH0446190A (ja) 新規なステビオール配糖体、その製造方法及びこれを用いた甘味料
JPS5948059A (ja) 変性ステビオシド
JPS5848155B2 (ja) 甘味物の製造方法
JPH05255372A (ja) 新規ルブソシド誘導体
KR950002868B1 (ko) 프락토실 스테비오사이드의 제조방법 및 그를 주성분으로 하는 감미료
JPS6128363A (ja) 甘味料
KR20190002364A (ko) 레반수크라아제를 이용한 루부소사이드-프락토사이드의 합성 방법
JPH0694473B2 (ja) β−グルコシルルブソサイド及その製造方法及これを利用した甘味料
JPH0399092A (ja) 新規なステビオール配糖体及びその製造方法及びこれを用いた甘味料
JPS647750B2 (ja)
JPH0686475B2 (ja) 新規なステビオール配糖体及びその製造方法
Чхан Transglycosylation of Rebaudioside A by ft-Fructofuranosidase
JPH066065B2 (ja) 甘味料の製造方法
CN115927232A (zh) 一种用于改善甜菊糖苷味质的β-环糊精葡萄糖基转移酶及其应用