JPS5968402A - Ｐｃ桁の布設用門構吊上機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、１０桁（モルレール）の布設に使用する門構
吊上機に関する。

モルレールなどの高架軌道を布設する場合、その布設地
域条件には種々の地上障碍物がある。この地上障碍物と
しては、河川、海、高速道路、鉄道などがあるが、これ
らの上に１０桁を布設するには、地上からクレーンなど
によってｐｃ桁を供給することはできない。

このため従来では、地上障碍物のあるスパー７に対して
は、大がかりな手延機などを主体とした布設工法が提案
されているが、これらは工法が難しく、加えて大がかり
な装置を要することから、施工性が悪く、多くの労力と
期間を要するなどの問題点があった。

本発明は、このような実情に鑑みなされたもので、簡単
な構成と合理的な手段によって、脚柱間に搬入されたｐ
ａ桁を左右に横取り布設し、施工後、下手側の門構吊上
機が縮少された状態で、上子側の門構吊上機をくぐり先
行脚柱上に組立てられるようになし、λ基の門構吊上機
を順次先送りすることによって、効率のよいｐｃ桁布設
工法をなさしめんとするものである。

次に、矛／〜３図について実施例の詳細を説明すると、
（／α）　、　Ｃ／ｈ）はＰＣ桁布設工法において使用
する２基の門構吊上機で、これは、架設位置に搬入セッ
トされた１０桁を、吊上げて横取りし、脚柱上に降下設
置する役割を果すものである。次に、門構吊上機の構成
を説明すると、（２）は正面形状が門形をなす枠体で、
該枠体（２）の両側前後には、これの両側に設けられた
シリンダ（３）によって伸縮するロッド状の脚杆（４）
がとりつけられている。更に、との脚杆（４）の下端に
は、シリンダ（５）により外側方向に略直角に折られる
脚部（６）が連設しである。

そして、この脚部（６）の下端は、脚柱（７）の両側に
着脱自在に装着された取付体（８）上に着脱可能にとり
つけられる。また、左右の取付体（８）は締付連杆（９
）により結合される。

上記枠体（２）の上辺には、中途部にチェーンブロック
α０）を備えた横取り機構（１１）が設けである。図中
α２はチェーンブロックα〔に設けた吊り鈎である。

また］ア／図におけるα３は既設の１０桁、（／３α）
は架設されようとする１０桁、０４）は該１０桁（／３
α）の吊り金具、α最は手延機、（ｌ乙α）　、　（７
ｔｈχま該手延機（１５）上圧乗載した１０桁の送り台
車である。但しこの手延機ａωは、長尺のカーダにパイ
ロットトラスを結合したものをいう。、？３図は、後述
する門構運搬台ｍａｎｌ上に担架された門構吊上機（ｌ
α）。

（／ｈ）の脚杆（４）がシリンダ（３）の作用で縮み、
かつ、シリンダ（５）の作用で脚部（６）が外側方に向
け、略直角に折られた状態を示し、この状態のものカニ
、矢印方向に降下する門構運搬台車（１７１の旋回支持
装置（／７α）により下降し、かつ、ヲθ０旋回して１
１３図αｇ　　ｈｌ　　’ｌ　　ｄに示すように、他方
σ）門構吊上機の下をくぐり抜け、先方に運搬され、先
行の脚柱（７α）上に組立てられるものである。図中α
８１＆！作業台、ａ９はタラップである。また、図中（
１，＜Ｃ）＆！、先行脚柱にＭＦｉし、繰り出される手
延機を案内するローラーを運搬する台車である。

次に、矛グ図について上記門構運搬台車（Ｅ力の詳細を
説明する。この門構運搬台車α力は、上述したように、
矛３図の如く縮少された門構吊上機（／α）。

（ｔｂ）を旋回支持装置（／７α）にて担架し、運搬す
るとともに、これに搭載されたウィンチ（／７Ａ）によ
って布設せんとする１０桁（／３α）を牽引する役割を
果すものである。そしてこの門構運搬台車（１７１は、
上述した旋回支持装置（／７α）、ウィンチＣ／７ｂ）
　９駆動装置（／りＣ）によって構成されており、上記
手延機α９上に敷設されたレール（／！α）上を自走す
るものである。また、このレール（ｌｔｇ）上には、上
記ｐｃ桁（／３α）の送り出し台車（ｌ乙α）、　ＣＩ
ｔｈ＞も乗載されている。

次に１・！図α〜ｌについて、本発明門構吊上機（／α
）、（／ｂ）の作用を説明すると、αは、地上障碍物の
ない立地条件のよい、いくつかの脚柱（７）間に、地上
よりクレーン（イ）によりｐｃ桁α３）を荷上げ布設し
、この部位にｐｃ桁供給ヤード（２１）を設け、更にこ
の供給ヤード（２１）において、クレーン（２０）にて
約コスパーンの長さを有する手延機（１５）を上記既設
平行・２条のＰＣ桁０３）間に荷上げし組立て、加えて
クレーン（２０）により脚柱（７）上に、一方の門構吊
上機（ｌα）を荷上げし組立て固定し、更にクレーンに
て手延機α５）上に、門構運搬台車（１７１，前後２台
の２０桁の送り出し台車（ｌ乙α）ｌ　（／４ｈ）を荷
上げセットするとともに、門構運搬台車（Ｉ７）には、
他方の門構吊上機（ｌｈ）が第３図で示すように縮少さ
れた状態で、タグ横向きに搭載され、また平行コ条のＰ
Ｃ桁θ３）間には、前後２台のＰＣ桁運搬台車（，２２
α）Ｉ　Ｃ２２ｂ）を荷上げセットする。また、脚柱（
７）上に設置された門構吊上機（／α）には矛７図で示
すようにトラワイヤー（ハ）をかけ安全性を計る。以上
により２０桁の架設の準備は終る。

そしてｂに示すように、前方のＰＣ桁運搬台車（ココα
）のウィンチにより、手延機αωの後方を若−干持ち上
げ、このｐｃ桁運搬台車（２２α）の自走により手延機
Ｑ５）を前方に送り出し、Ｃのように、手延機（１５）
の先端が次の脚柱（７α）より充分突出するまで送り出
したのち、第７図に示す脚柱（７α）上のローラーＣ２
４）をサドル（図示せず）に置き換え、手延機（１５１
を脚柱（７α）に対して固定する。そしてこの送り出し
を終えたｐｃ桁運搬台車（２，２α）は、もう一方のＰ
Ｃ桁運搬のため供給ヤード（２ｎへ戻る。次いで他方の
門構吊上機（／ｂ）を担架した門構運搬台車（１７）は
、自走によりＣに示すよう！（一方の門構吊上機（ｌα
）の下をくぐり抜け、ｄに示すように前方の脚柱（７α
）上に至り、旋回シリンダ（／２α）を９０°旋回する
とともに、脚棒（４）を伸ばすとともに脚部（６）を直
状に戻し、脚柱（７α）の取付体（８）に固定し、矛７
図のようにトラワイヤー（２３）をかけて固定する。

そして、門構運搬台車（１７１は、Ｃのように手延機α
Ｑの先端付近まで移動し固定せしめられイ）。このとき
、手延機（ｌ（ト）上の２台の送り出し台車（／コαｘ
　＜ｉｔｂ＞は手延機（１５１の後部に位置している。

ｔ、　　ｆのように、供給ヤ−１’　（２１）カラＰ　
Ｃ桁（／Ｊ５りの両端を吊上げ支持してきた両ＰＣ桁運
搬台車（２２α）。

（，２，２ｈ）は、後方の門構吊上機（ｌα）の手前で
停止し、前方のｐｃ桁運搬台車（２２α）のウィンチに
より、ｐｃ桁（／３α）の前端を前方の送り出し台車（
／コα）上に荷預けする。そして、上記門構運搬台車（
ｌηのウィンチワイヤー（／７ｄ）を１で示すように２
０桁（／３α）の先端に連結し、このウィンチ（／７４
）の牽引作用と、後方のｐｃ桁運搬台車（，２２，６）
の自走作用により、１．ｈのように２０桁（７ｙａ）を
前方に送り出しながら、ｐｃ桁の後部を後方の送り出し
台車（ｌにｂ）に荷預けし、ｔのように２０桁（／３Ｃ
Ｌ）を架設所定位置にセットする。ｐｃ桁（／３α）を
搬送し終った両ＰＣ桁運搬台車（２２α）、　（，２ｊ
Ａ）は、同経間に架設する２本口のｐｃ桁運搬のため、
上記供給ヤード（２１）へ戻る。

次にノ゛で示すように、ｐｃ桁（／３α）の両端を第７
図に示す如く、両門構吊上磯（／α）、　（／ｂ）にて
吊上げ、送り出し台車（／乙α）、　（／、＜ｈ）より
地切りし、この送り出し台車（１ｇα）ｌ　（／Ｊｂ）
を手延機の後方へ移動させる。吊り上げられた２０桁（
１３α）は、両門構吊上機（ｌα）、（／ｂ）の横取り
設備により、定められた位置に横取り降下され、両脚柱
（７１，（７α）間に設置し固定せしめられる。このノ
゛における（／３ｂ）は（／３α）と平行におかれる別
の２０桁である。この２０桁（１３ｈ）の架設は、（／
３α）と同様な手順で行われる。

２本のｐｃ桁（１３α）、　（ｌｓｈ）がこのようにし
て架設された時点で、ｋで示すようにＰＣ桁運搬台車（
２２α）、　（２２Ａ）は既設ｐｃ桁に戻り、ｌで示す
ように、門構運搬台車α７）は、後方の門構吊上機（／
（Ｚ）の直下に戻り、この門構吊上機（／α）を上述の
要領で担架するとともに縮少させ、再び、１−５図６か
らの作業を繰り返す。

矛に、７図は、上述した脚柱（７１，（７α）、既設１
０桁α３）２両門構吊上磯（／α）、（／ｈ）門構運搬
台車ａ力。

ＰＣ桁の送り出シ台車（１ｇａ′）、（／Ｊ）、　手延
機（１５１及ヒ両ＰＣ桁運搬台車（ココα）、　（２Ｊ
ｈ）の位置関係及び相対位置―係を示している。またこ
の図は１，１−を図ｆの状態の詳細を示す。

このように本発明によれば、両門構吊上機の吊上げ、横
取り作用により脚柱間に一本のｐｃ桁を連続的に布設す
ることができ、特に門構吊上機が伸縮可能であることか
ら、上述のように手延機上を自走する門構運搬台車によ
り一方の門構吊上機を他方の門構吊上機の下をくぐらせ
、先行の脚柱上に設置固定し得られ、２基の門構運搬台
車により効率のよいｐｃ桁上セツトなしうるなと優れた
特長を有する。

【図面の簡単な説明】

矛１図は門構吊上機の正面図、２・２図は同上側面図、
１１３図は縮少状態の正面図、矛り図は門構運搬台車の
側面図１才！図α〜ｌは本発明門構吊上機を使用したｐ
ｃ桁の布設工法を示す説明図。 オ≦図は矛Ｓ図ｆの詳細平面図、１１２図は同上側面図
である。 （／α）、（／ｂ）・・・門構吊上機、（２）・・・枠
体、（３）・・・シリンダ、（４）・・・脚杆、（５）
・・・シリンダ、（６）・・・脚部、α■・・・チェー
ンブロック、　ａＩＪ・・・横取り機構。 特許出願人　日本通運株式会社 三和機工株式会社 第　１　図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 正面形状が門形をなす枠体の両側辺を、伸縮するロッド
   状の脚杆にて形成し、該脚杆の下部には、夫々シリンダ
   などの作用機により外側方に折られ、かつ、脚柱に設け
   ・た取付体に対し、着脱可能となした脚部を連設せしめ
   、更に、上記枠体の上辺には、チェーンブロックなどの
   吊上装置を備えた横取り機構を設けたことを特徴とする
   ２０桁の布設用門構吊上機。