JPS596784B2 - ふたたび開くことができる閉鎖キャップ - Google Patents

ふたたび開くことができる閉鎖キャップ

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JPS596784B2
JPS596784B2 JP50149648A JP14964875A JPS596784B2 JP S596784 B2 JPS596784 B2 JP S596784B2 JP 50149648 A JP50149648 A JP 50149648A JP 14964875 A JP14964875 A JP 14964875A JP S596784 B2 JPS596784 B2 JP S596784B2
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cap
bottle
piece
rim
wall
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ツアツプ ワルタ
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REFUIRU AG
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D55/00Accessories for container closures not otherwise provided for
    • B65D55/16Devices preventing loss of removable closure members
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D41/00Caps, e.g. crown caps or crown seals, i.e. members having parts arranged for engagement with the external periphery of a neck or wall defining a pouring opening or discharge aperture; Protective cap-like covers for closure members, e.g. decorative covers of metal foil or paper
    • B65D41/02Caps or cap-like covers without lines of weakness, tearing strips, tags, or like opening or removal devices
    • B65D41/16Snap-on caps or cap-like covers
    • B65D41/18Snap-on caps or cap-like covers non-metallic, e.g. made of paper or plastics
    • B65D41/185Snap-on caps or cap-like covers non-metallic, e.g. made of paper or plastics with integral internal sealing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65D45/00Clamping or other pressure-applying devices for securing or retaining closure members
    • B65D45/32Clamping or other pressure-applying devices for securing or retaining closure members for applying radial or radial and axial pressure, e.g. contractible bands encircling closure member
    • B65D45/322Clamping or other pressure-applying devices for securing or retaining closure members for applying radial or radial and axial pressure, e.g. contractible bands encircling closure member the clamping device being an annular member moved axially to clamp the closure by using radial pressure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、オリフイス縁lこより囲まれた分与オリフイ
スを持つびん口に終り、前記オリフイス縁の下側が縮め
られた頚部を備えたびん又は類似の容器を密封状態で閉
じるのに適する、ふたたび開くことができる閉鎖キヤツ
ブであつて、(イ)上壁と、(ロ)閉鎖位置において前
記分与オリフイスを囲む前記オリフイス縁の下側の頚部
の縮められた部分に連関するように形成され、リム内面
から内向きに突出する環状内縁を持つリムに終る、前記
上壁の周囲の側壁とを備え、閉鎖位置において、前記分
与オリフイスを密封するのに適する密封部材を、前記上
壁の内面に設け、前記側壁が、前記びん口に取り付けら
れるときに外広がりになるのを許容するように、前記リ
ムにより定められる平面に直角をなしてこのリムから延
び、前記環状内縁を貫いてこの環状内縁を越えて上向き
に延びる少くとも1つのみぞ穴を、前記側壁のリムに設
けた、ふたたび開くことができる閉鎖キヤツプにおいて
、(a)この閉鎖キヤツプと一体に形成され、前記みぞ
穴に隣接する周辺区域に配置された、指作動可能な持上
げ兼閉鎖部片と、(b)前記みぞ穴に対してそれぞれ前
記側壁と一体に設けられ、前記みぞ穴の両側において前
記側壁から外方へ突出し、前記各みぞ穴にまたがる弾性
部片と、を設け、 閉鎖キヤツプがびん上に据えつけられるときに、前記各
弾性部片が、前記側壁に対して接線方向にぴんと張られ
た状態に伸張させられることにより、.前記各弾性部片
がまたがつている前記みぞ穴の外広がりを妨げるように
、前記各弾性部片を配置したことを特徴とする、ふたた
び開くことができる閉鎖キヤツプにある。
又本発明は、側壁の外広がりを許容する1つのみぞ穴を
備えた、ふたたび開くことができる閉鎖キヤツブにおい
て、前記みぞ穴の各側に傾斜部分を設け、この傾斜部分
にまたがる弧状の持上げ兼閉鎖部片を、前記側壁に一体
にたわむことができるようにちようつがい式に連結し、
前記持上げ兼閉鎖部片を押し下げるときに、この持上げ
兼閉鎖部片により前記傾斜部分を互いに締めつけること
を特徴とする、ふたたび開くことができる閉鎖キヤツプ
にある。
さらに又本発明は、側壁の外広がりを許容する2つのみ
ぞ穴を備えた、ふたたび開くことができる閉鎖キヤツプ
において、前記みぞ穴にまたがる弾性的に伸張自在な架
橋部片を一体に設け、前記2つのみぞ穴の間に持上げ兼
閉鎖部片を配置したことを特徴とする、ふたたび開くこ
とができる閉鎖キヤツプにある。
この種の密封装置はウイリアム・サツツ(Willia
mSatz)を発明者とする1954年3月9日ノ 付
米国特許第2671572号明細書により従来からよく
知られている。アルバートオブリスト・エンド・カムパ
ニ(AlbertObrist&CO.)を発明者とす
る独国特許第2210414号明細書と、ジアン・グル
ツセン(JeamGrussen)を発門 明者とする
独国特許第2319617号明細書とに記載してあるび
ん密封装置は、キヤツプに対し回すことができるように
連結され、このキヤツプの周辺にこのびんを初めに開く
前に小さな引裂き控え部片により連結した環部片を備え
、損傷してjない控え部片により単にキヤツプが充満し
たびんからまだはずしてないことを示すようにしてある
。控え部片を引裂いた後環部片は、びんを初めに開き、
また逐次びんを開くときは、つねにキヤツプをはずすた
めのつかみ環として作用する。しかし前記した2種の環
部片はどちらも、びんの内圧に耐えるようにびんの口に
キヤツプを一層よく固定するのに役立たない。ウオルタ
一・ウイードマ一(WalterWledmer)を発
明者とする米国特許第3825144号明細書に記載し
てあるびん密封装置は、比較的わずかであつてもびん内
の圧力が上昇した場合、びんから吹飛ばされ、または強
すぎて固く固着し一方の手の一本の指ではびんを容易に
は開くことができない。これ等の環部片とは異つて、ウ
イリアム・サツツによる前記した密封装置に設けた環部
片は、びんのふたを密封するのに所要の役割りを果すが
、この環部片には若干の欠点がある。
みぞ穴付きキヤツプ側壁をびんのオリフイス縁に充分に
密封した状態で押付けるには、環部片が過度に弾性を持
つものであつてはならない。さらに、持上げ側において
は約40の円弧に相当する区域にわたり、環部片および
キヤツプ側壁間が接触していない。キヤツプ側壁が、残
りの約320触の円周にわたりびんと均等に押圧するに
は、環部片は比較的剛性を持たなければならない。した
がつてこの環部片のキヤツプ側壁に対する作用はこの環
部片を圧縮するよりも結合する。すなわち舌状部片の下
端領域は、たとえば温度の上昇、または内容物の振動に
よつてびん内の圧力が上昇すれば、びんのオリフイス縁
の下側から受動的に広がらないようにされるが、オリフ
イス縁の下側に能動的には押付けられない。このように
能動的に押付けようとすればびんを開くように環部片を
持上げる操作がはるかにむずかしくなるほどキヤツプ側
壁に対する環部片の圧力を強くしなければならない。し
かしこのような密封装置においては6ないし8気圧の増
大した内圧にも耐える、びん分与オリフイスの最も有効
な密封ができるが、しかし密封装置をはずすことにより
、びんを開く操作が用具を必要としないほど容易になり
、できれば1本の指、たとえばびんをその頚部により保
持する手の親指によつて、できるようにすることは、こ
のようなびん密封装置のよく知られている問題である。
したがつて本発明の主な目的は、環部片がびんを能動的
にかつ充分に密封すると共に、びん頚部の全部の側でキ
ヤツプ側壁に作用し、しかも比較的わずかな力を加えて
、たとえばびんを頚部により保持する手の親指で環部片
をはずし、キヤツプを持上げることのできる、初めに述
べたような密封装置を提供しようとするためにある。さ
らに本発明の目的は、初めに述べた密封装置において、
キヤツプの内側にそう入したわみ性材料から成る密封円
板により行おうとする、閉鎖位置でのびん分与オリフイ
スの密封が、とくにガラスびんにおいてびん口の前面と
また分与オリフイスを囲む部分の内壁とに通常認められ
る、高さまたは幅が1關まで変動するむらに適応でき、
そしてこれ等のむらがあつても確実な密封ができるよう
にしようとするにある。
これ等の目的は、本発明によれば、固定部片にキヤツプ
側壁に接線方向に伸長させることにより閉鎖位置で張力
を加えられ、したがつてこの側壁に存在する各みぞ穴の
圧縮を生じ、またびん頚部のオリフイス縁の下側に対し
キヤツプの内部環状縁の全部の側から一様な圧力を生ず
る、少くとも1個の引張部片を設けた点で改良された前
述の密封装置により達成され、さらに後述の利点も得ら
れる。
この固定部片はとくに、閉鎖に先だつて駆動側で閉鎖位
置から離れる向きに幾分上向きに曲げられ、閉鎖時に駆
動側の環部片領域により下方に動かされ、みぞ穴付きキ
ヤツブ側壁を圧縮し、これと同時にその内部環状縁によ
りびんのオリフイス縁の下側に対し密封状態で押付けら
れるようにした環部片を備えている。
これと共に、この環部片と、キヤツプ側壁の外面との間
に環部片の駆動側に設けた引張部片は、閉鎖位置で引張
作用を受けるがこの引張作用を環部片を持上げることに
より釈放できる引張装置である。この引張装置は、キヤ
ツプ側壁を駆動側の反対側に位置するヒンジ側でびん頚
部のオリフイス縁に引付けることにより、またこの側壁
を駆動側でびん頚部のオリフイス縁に押付けると共に、
環部片をヒンジ側から駆動側に向い接線方向に伸長させ
ることにより、したがつてヒンジ側および1駆動側の間
の領域でもびん頚部のオリフイス縁にキヤツプ側壁を均
等に押付けることにより、閉鎖位置でキヤツプ側壁の圧
縮ができる。すなわちこの環部片は、同時に、橋架部片
により駆動側の反対側でキヤツプ側壁に連結した固定環
の形にできる。引張装置は、固定環にトグル(レバー)
の形で連結した、少くとも1個の堅いまたは剛性の引張
部片を備えている。
この引張部片はキヤツプ側壁に支えられ、閉じた位置に
おいてキヤツプの周辺リムの平面の方向に曲げることに
より固定環に引張作用を加えて、前記トグルを伸ばすよ
うにする。とくに引張装置は、引張部片として少くとも
1個のなすべくは2個の剛性の控えを備えている。これ
等の控えは、キヤツプに関係的な固定環の回動運動を制
限し、駆動側で固定環にもキヤツプにも枢着してある。
固定環は、駆動側において、手動の取手部分として作用
し、びん頚部壁の方に内向きに向いた鼻部を持つつかみ
部片を支えることができる。
このつかみ部片は、閉鎖位置で密封装置の下部リムの切
欠き内に連関する。キヤツプの下部周辺リムには、この
場合複数の軸線方向みぞ穴を形成できる。
これ等のみぞ穴により、固定環を下部キヤツブリムから
上方に揺動させたときに、びん頚部の口にキヤツプを押
付けるとキヤツプ側壁を広げることができる。これと共
にキヤツプを定位置にし、固定環を伸ばし、下部キヤツ
プリムに向い下方に動かし、キヤツプに取りはずし自在
に保持するときは、前記固定環が周辺リムの各みぞ穴を
圧縮し、したがつてびん内の内圧が上がつてもキヤツプ
側壁がもはや広がらないようになる。固定環と、キヤツ
プと、このキヤツプを固定環に連結する橋架部片とは互
に一体にするのがよい。
最後に本実施例においては、固定部片は、支持部片(ま
たは筒形)として構成した部分を含んでいる。この部分
をびんの口の下側のびん頚部に固定することができる。
この部分にキヤツプを、回動できるように橋架部片の側
で支えてある。固定環およびキヤツプを回動できるよう
に結合して支えるために、前記支持部片にこの支持部片
および固定環に一体の帯状継手を設けてある。或は、堅
いまたは剛性の引張部片は、駆動側で固定環の内壁から
突出する鼻部でよい。
キヤツプ側壁は駆動側でその下部周辺リムに向い、閉鎖
位置においてキヤツプ側壁の横領域の接線方向の張力に
より鼻部がはまり込むくぼみを持つている。別の実施例
によれば、キヤツプの側壁に、駆動側に位置する単一の
みぞ穴をまたは駆動側から若干の距離をおいて2つのみ
ぞ穴を設ける。また環部片に、その各みぞ穴に対向する
内壁に、この環部片の平面の横方向に走るくぼみを形成
する。また引張装置は、各みぞ穴の各側にキヤツブの側
壁の外面から突出する傾斜部分を備えている。キヤツプ
の下部周辺リムの付近で、環部片を閉鎖位置に下向きに
動かしたときに、この環部片のくぼみの下面が傾斜部分
に乗り環部片にキヤツプの中心軸線から離れる向きに張
力を加えるほどに、これら傾斜部分は突出している。傾
斜部分は、この場合キヤツプの下部周辺リムの方向に広
くされ、環部片を閉鎖位置に下向きに動かしたときに、
猿部片のくぼみの側壁が傾斜部分に乗り、これ等の傾斜
部分を圧縮し、これ等の傾斜部分間のみぞ穴を狭めるよ
うにする。
前記くぼみはぱち形の横断面を持つのがよい。さらにキ
ヤツブとして構成した閉鎖装置の上面および下部周辺リ
ムの間の中間領域に、環部片のくぱみの下面をこれが閉
鎖位置に押されたときに押付けなければならない突出部
を、各傾斜部分は備えている。
環部片のくぼみは、この環部片をこれがびん頚部に当る
まで下向きに完全に揺動させるときにもくぼみの各側壁
が傾斜部分の外面に接触したままになり、このくぼみを
圧縮しみぞ穴を狭めるように構成するのが有利である。
また傾斜部分は、それぞれ下端部に、環部片のくぼみの
傾斜部分が下部リムを越える下向運動を妨げる停止鼻部
を備えている。
またキヤツプは、傾斜部分の上方に止め部分を備えてい
る。
この止め部分には環部片が上昇したときに当たることに
よりキヤツプをびんの頚部から持上げる。閉鎖状態にお
いては、びんに取付ける前に傾斜部分と、,駆動側から
離れる向きに反対側に向つて延びるキヤツプ側壁の隣接
領域との間に、またくぼみの下面および各側壁とくぼみ
の各側に隣接する環部片領域との間に、環部片の平面で
充分な空気すきまを設け、環部片が各傾斜部分上に乗る
区域のわずかに上方の駆動側で前記環部片と一体に密封
装置を作ることができるようにすればよい。
環部片を、弧状に形成し、キヤツプの各側に非駆動側か
ら駆動側に向い移動するキヤツプ側壁位置で枢着するの
がよい。弧状に構成した環部片は、駆動側のまわりでキ
ヤツプへの各枢着位置の間で1000ないし3300な
るべくは120Jいし180の円弧角を挟む。キヤツプ
がその上面の内壁に閉鎖位置においてびんの口内に突出
し案内兼密封部片として作用するように突出する止め部
分を持ち、また場合により、キヤツプ内壁から内方に突
出する密封つばを、前記止め部分のまわりの密封部片と
して設ければとくに有利である。
前記密封部片は、閉鎖位置において弾性的に変形し、こ
のつばが、びんの口の前面に密封状態で乗るようにして
ある。これと同時に、前記の止め部分と、つばの自由リ
ムとの間につねに自由通路が残り、つばおよびキヤツプ
内壁の間の内部空間を、前記止め部分の下方のびん頚部
の空間に連結する。本発明密封装置を、びんを保持する
手の親指で開くときに、本発明密封装置が落下しないよ
うにするには、一般に同じ手の人差し指を、ヒンジ側の
付近のキヤツプ上面に軽く当てるだけで充分である。
またこの場合本発明密封装置に、びんの口の下方のびん
頚部に確実に取付けることのできる支持部片のような駆
動装置部分を設けることができる。キヤツブを、ヒンジ
側で前記部分に回動できるように支える。固定環および
キヤツプを回動できるように協働して支えるために、弾
性的にたわむことのできる帯状継手をつばに設ける。こ
の継手を、つば部片および固定環に一体にするのがよい
。前記した好適な実施例においては、キヤツプとして構
成した本発明密封装置の上面の内壁に密封部片として止
め部分を当てれば、本発明密封装置の良好なはずし性と
共にとくに良好な密封効果が得られる。
閉鎖位置においては、下端部はびんの口内に突出する。
またこの止め部分の円筒形外壁は下端部に向い面取りし
てある。この面取り部は、これがびんの口からびん頚部
の上面を越えて突出し、また閉鎖位置においてびんの口
の彎曲リムに向い接線方向に押付けられるような部分で
ある。したがつて、びんのオリフイス縁の下側に対する
キヤツブ側壁の内縁の圧力が強められ、各傾斜部分が環
部片のくぼみの下面に向つて走る領域はわずかに傾けて
ある。これと同時に、止め部分のまわりの本発明密封装
置の内部の環状空間は、みぞ穴の上端部を介し、外部空
気に絶えず連通するのがとくに有利である。
キヤツプ上壁の内面からキヤツプ側面の内壁に存在する
内縁の距離より短いキヤツプ上壁内面からの距離を隔て
た面取り下部外端面と、止め部分との組合わせにより、
前記止め部分の面取り面が、びん口の前面からびん頚部
の内壁への転移部の環状区域に乗る点において、とくに
有利な力の相互作用を生ずることができる。この相互作
用は、とくにびんのオリフイス縁の下側に内縁が及ぼし
環部片の閉鎖位置において、キヤツプのみぞ穴の各側で
傾斜部分の接触面に対し、猿部片の内側でくぼみの下面
および側面の引張作用(トグル作用)により強められる
圧力で、びん頚部のオリフイス縁の狭めた下側に内縁が
乗る区域に直径に沿いほぼ対向して生ずる。また面取り
部の下方に位置する横壁により止め部分を、びんの内側
から密封できるが、止め部分により囲んた空間は、頂部
に向つて開くことができる。
さらに止め部分はラビリンス状の密封作用が得られるよ
うに、この止め部分のまわりの周辺に、複数条の環状の
リブを取付ける。
これ等の環状リブの高さは0.01ないし0.2顛とく
に0.05ないし11Lmにするのがよい。とくに簡単
な構造を持ち、作るのが容易な実施例によれば、キヤツ
プ側壁の形成みぞ穴は、キヤツプ側壁の駆動側およびそ
の反対側の間の領域にわたり均等に配分した少くとも2
個のみぞ穴から成つている。
各みぞ穴ごとに1個の引張部片を設けてある。この引張
部片は、このみぞ穴にまたがり、弧状の形を持ち、この
みぞ穴を広げたときに弾性的に伸長でき、この引張部片
がまたがるみぞ穴の各側においてこのみぞ穴から短い距
離を隔てて枢着される。また駆動側に設けた持上げ部片
は、キヤツプ側壁に固定され、そしてこの側壁と一体に
構成されるのがよい。キヤツプの,駆動側の中心から、
たとえば約600の角度だけキヤツプ側壁の反対側に向
いそれぞれ食違つた2個のみぞ穴を設けるのがよい。
キヤツプ側壁は、円形でない横断面を持ち、駆動側に位
置するキヤツプ環状内縁の領域が、キヤツプの中心軸線
からこの環状内縁の各みぞ穴により中断した横領域より
短い距離にある。
駆動側の反対の側に位置する環状内縁の領域も、また、
キヤツプの中心軸線から、駆動側およびその反対側の間
に位置する環状内縁中間領域より短かい距離にある。ま
た本発明の実施例において、キヤツプの固定部片は、支
持部片を備え、びん口の下方のびん頚部に固定できる部
分を備えている。
キヤツプは前記支持部片に回動できるように橋架部片の
側で当てがう。付加的な密封部片として止め部分のまわ
りに密封つばを設けることができる。
この密封つばは、本密封装置の上部内壁から上方に突出
し、閉鎖位置において弾性的に変形してびんの口の前面
に密封状態で乗るようになる。本発明による密封装置の
第1に述べた実施例および好適とする実施例においては
、共に、密封つばは、キヤツプの内壁に隣接する脚部に
おいて円形の横断面を持ち、またキヤツプが開いた位置
にあるときに、つばの自由リムにおいてだ円形の横断面
を持つ。
このだ円の長軸は、橋架部片からキヤツブの対向側壁に
延び、またこのつばの脚部からの自由リムの距離は一定
である。他の実施例によれば、密封つばは、そのキヤツ
プ内壁に隣接する脚部と、このつばの自由リムとにおい
て円形である。
このつばの自由リムから軸線方向に向く切欠きは、これ
等の切欠き間に残りつばの自由リムに隣接する各つば壁
区分を閉位置において相互に押付け、びんの口の前面に
密封状態で当たる。最後に第3の好適とする実施例にお
いては、密封つばは強めた密封環を備えている。
この密封環をつばの脚部に連結するつば壁は、脚部に隣
接してわずかに変形できる脚壁区域と、この脚壁区域に
隣接するたわみ性および弾性の一層高い彎曲区域と、密
封環を支える一層剛性の高い頚部区域とを備えている。
この密封環は、これがびんの口の前面に当たつたときに
、この前面とつば壁との間に自由空間が残るように厚く
してある。本発明密封装置の第1の実施例においては、
この空間は、キヤツプの側壁の軸線方向のみぞ穴を経て
外気に連通している。最後に止め部分は、面取り部の下
方の横壁により、びんの内側から密封できる。
またこの止め部分により囲んだ空間は、上方に開放でき
る。これと同時に、止め部分の横壁を厚くして、たわみ
性環状区域により止め部分の面取り部の端部に隣接させ
ることができる。以下本発明密封装置の実施例を添付図
面について説明する。
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、第6図、第
7図、第8図および第9図に示すように本発明によるび
ん密封装置の第1の実施例は3個の主要部品すなわち支
持部片1とキヤツプ2と固定環3とから成つている。
これ等の部品は、たわみ性の弾性接合部片により単一体
に結合される。弾性的にたわむことのできるヒンジ形の
帯状継手4により回動できるように支持部片1は固定環
3に連結する。また幾分たわみ性を持つ橋架部片5によ
り回動できるように固定環3をキヤツプ2に連結する。
帯状継手4により固定環3はキヤツプ2と一緒に支持部
片1から約1803またそれ以上もの角度だけ折返すこ
とができるが、橋架部片5による固定環3に関係的なキ
ヤツブ2の回動は、2個の引張部片すなわち控え6,7
の長さにより制限される。各控え6,7は、その中間部
分よりなるべくは厚みを薄くした弾性的にたわむことの
できる控え端部6a,7aにより固定環3に、また対応
して形成した各控え端部6b,7bによりキヤツブ2に
それぞれ枢動自在にただし分離しないで連結してある。
支持部片1はびん頚部の口部分に弾性的に伸長するよう
に押付け、支持部片1がその上部リム1aをオリフイス
縁11の下方にした位置になるようにしてある。
オリフイス縁11は、びんの口10を囲み隣接頚部壁1
2に支えてある。頚部壁12はびんの口10から広がつ
ている。これと同時に、支持部片1をびんに取付けてな
いときには、支持部片1の上端部においてびん口10の
方に向いた中心穴の直径は、びん頚部のオリフイス縁1
1の外径より小さく、また支持部片1の反対側の端部1
bすなわちびん口10から遠い方の端部における内径よ
り小さいということは支持部片1をびん頚部に固着する
のに役立つ。支持部片1の帯状継手4を連結した側とは
反対の側で、支持部片1にとい形のくぼみ13を形成し
てある。くぼみ13は、支持部片1の上端部に向つて開
放し滴捕捉部として作用する。第2図および第3図に明
らかなように帯状継手4により支持部片1と単一体を形
成する固定環3は、これを帯状継手4に接合した領域と
共に固定環3の反対側領域において外方に延びているの
で円形から幾分それた形状を持つている。
従つて固定環3とこれに連結したキヤツプ2とを支持部
片1から折曲げることは容易であり、またキヤツプ2に
関係的な固定環3の相対角変位を制限する前記した制限
部片すなわち折曲げ控え6,7を取付けることができる
。図示の実施例では固定環3の延長部分3a,3bによ
り台形の形状を形成する。これ等の延長部分は、各端部
領域が固定環3の中間領域3cより基本の円形の中心か
ら遠い距離にある限りは、だ円形、卵形またはその他の
任意所望の形状にできるのはもちろんである。しかし2
つの端部領域すなわち延長部分3a,3b間にある固定
環3の中間的領域3cはどの場合にもキヤツプ2の側壁
に対する接触弧ができるかぎり大きくなるように延びな
ければならない。帯状継手4から遠い方の延長部分3b
において固定環3は下向きのつかみ部片すなわちフツク
付き舌状部片8を取付けてある。舌状部片8はそのびん
壁に向いた内壁に鼻部9を設けてある。鼻部9により舌
状部片8は第6図に示すように鎖錠位置において支持部
片1の下縁部1bの下側に引掛けることができる。固定
環3の延長部分3aでは、橋架部片5が固定環3の内側
になるべくはこれと一体に取付けられキヤツプ2を支え
ている。
キヤツプ2は、固定環3がキヤツプ2のまわりに延びる
ように橋架部片5となるべくは一体にしてある。第1図
、第4図および第5図に示すように固定環3に張力を加
えてないときにキヤツプ2を上方に折曲げ固定環3の延
長部分3bを下方キヤツプリム2bからキヤツプ2の上
側2aに向い変位させるようにしてある。この張力を受
けてない位置では各控え6,7はその固定環3に枢着し
た端部6a,7aがそれぞれキヤツプ2に枢着した控え
端部6b,7bの上方に位置するように傾いている。す
なわち各控え6,7は固定環3の平面に関係的に600
ないし75,の角度を挟んで配置するのがよい。キヤツ
プ2はその内面に中心配置の止め部分14を備えている
。止め部分14はびん口10内にすきまをおいて延びキ
ヤツプ2の心合わせをする。材料を節約し射出成形材料
内に張力が発生するのを防ぐように、止め部分14はキ
ヤツプ2の上面2aに向つて開くくぼみ15を持つのが
よい。キヤツプ2は、その下部リム2bに向いその内側
壁に環状縁16を形成してある。キヤツプ2にはまたそ
の下部リム2bからそのほぼ上面2aまで延びる軸線方
向のみぞ穴17すなわち切欠きを形成されキヤツプ下部
リム2bの部分が一層伸長できるようにしてある。上部
キヤツプ壁面2aの内側面2cではキヤツプ2に密封つ
ば18を取付けてある。
密封つば18はキヤツプ2に一体に形成するのがよい。
第1の実施例では内壁2cに接合したつぱ18の脚端部
18aは第3図に示すように張力を受けてないときに円
形の横断面を持つ。しかしびん頚部端に向いたつば18
の自由リム19は張力を受けてないときにだ円形状を持
つている。このだ円の長軸19aは、橋架部片5の中間
から各控え6,7の中間点まで延びている。つば18の
脚端部18aの円形の形状によつて第1図および第3図
に明らかなようにこのだ円の長軸19aの両端部の領域
におけるつば壁は、張力を受けてないときに、だ円の短
軸19bの領域におけるつば壁よりもキヤツブ2の縦方
向軸線2dに関係的に一層急でない傾斜になる。密封部
片の別の好適とする実施例は第7図および第8図に示し
てある。
この場合密封つば28は密封環29を備えている。密封
環29は対応して一層厚い厚みを持つ壁により強めてあ
る。しかし密封環29をつば28の脚端部28aに連結
するつぱ壁は脚端部28aに隣接して幾分たわみやすい
脚壁領域21を備えている。壁領域21は隣接する彎曲
領域22につながつている。彎曲領域22はその対応す
る薄い方の壁によつてたわみ性および弾性が一層高い。
彎曲領域22には次で頚部領域23を接合してある。頚
部領域23は密封環29を支え、壁厚が一層厚いので一
層強い。第8図に閉鎖位置で示した密封つば28の作用
についてはさらに後述する。各壁領域21,22,23
の厚みの違いは、キヤツプおよび密封つばを作る材料の
伸長性による。
材料がだ円形変形をあまり伴わないで彎曲領域22の円
周方向の伸長を許すのに充分な伸長性を持つときは、3
つ全部の領域21,22,23の壁厚は同じにすること
ができる。第1図に開いた位置で示した本発明びん密封
装置は手によりキヤツプ2の上面2aに指の圧力を加え
ることにより閉じ、キヤツプ2および取付け環3が先ず
第4図に示した位置を通るようにする。
この位置では、びんの頚部の端部でびん口10を囲む前
面11aに先ず接触するのは、帯状継手4および橋架部
片5に隣接してだ円の長軸19aの端部に位置する自由
つばリム19の領域である。これと同時にキヤツプ2の
止め部分14が帯状継手4の方に向いたびんリム区域を
介しびん口10内にすべり込み、これに伴いキヤツプ2
の環状内縁16がびんの帯状継手4の方に向いたびん領
域においてびんのオリフイス縁11の下側11bに圧力
を及ほす。これと同時に前記した領域とは反対側のキヤ
ツプ環状内縁16の領域がびんのオリフイス縁11の上
部部分に接触し内縁16に沿い第5図に示した位置にす
べり下る。この位置ではキヤツプ2の環状内縁16はび
んのオリフイス縁11の下側の全側部に連関する。キヤ
ツプ2を第4図に示した位置から第5図に示した位置に
押下げる間に密封つば18の自由つばリム19はびん口
10の前面11aに対する圧力によりリム19が円形に
なるように変形する。
従つて第1図の張力を受けてない場合に比べて、ご円の
長軸19aの2端部の領域におけるつば壁はキヤツブ2
の縦方向軸線2dに関係的に一層急な傾斜になり、また
だ円の短軸19bの2端部の領域におけるつば壁はキヤ
ツプ2の縦方向軸線2dに対し一層急でない傾斜になる
。すなわち密封つば18が第5図および第6図の閉鎖位
置にあるときは、つば18はびん口10の前面11aに
密封状態で当たり、この場合つばリム19は円形の形状
になり、つば壁はどの部分でもキヤツプ2の縦方向軸線
2dに対し等しい傾きになる。第8図に示した密封つば
28の閉鎖位置ではこわい密封環29がびん口10の上
部前面11aに当たると共に開いた位置(第7図)を占
めるときの平均直径dを保持して、頚部領域23をこわ
い壁領域21に関係的に内方に曲げ領域2をその脚端部
28aにおいてキヤツプ20の壁に対し外向きに曲げる
ようにする。この位置ではびんの内側の止め部分14の
壁と密封環29との間に通路24が残らなければならな
い。通路24によりびん内の空間がつば28とキヤツプ
20の上部内壁20cとの間の小さい方の環状空間に自
由に連通したままになる。角度変形した密封つは28と
キヤツプ20の内側壁20bとびん口10の前面11a
との間に残る空間26aはみぞ穴27を介し外気と連通
する。びん内で圧力が増すと、たとえば大気温度が上昇
するときは、環状空間26内の頚部領域23に作用する
力成分は、キヤツプ20の反対側の前壁に作用しキヤツ
プ20をびん口10から吹き飛ばそうとする力成分とつ
りあいこの力成分を補償する。
このようにしてこの後者の力成分は止め部分14の限定
した表面だけに作用するが、キヤツプ20の土部内壁2
0cの著しい円形表面には作用しない。密封つば28の
壁領域21,22はキヤツプ20よりつねに薄い厚みを
持たなければならないから、密封つば28は極めて高い
内厚で破壊することができる。
これを防ぐために彎曲領域22とキヤツプ20の内側壁
20bとの間の距離は第8図に示すように閉鎖位置にお
いては、内圧が極めて高く上昇するとこれ等の環境のも
とでわずかに伸長する密封つば28の彎曲領域22が内
壁20bに位置するように短くしてある。密封環29が
前面11aに当たつたときにギア・ツプ20の内壁20
cに向う方向におけるつば28の最大のおそらくはだ円
形の変形またはがたつきを生ずる臨界的領域による頚部
領域23のはま込みを防ぐように、キヤツプ20は密封
環29に面する区域20aにおける内側で伸長させ、前
記の臨界的状態に達することができないようにしてある
そじてこれ等の条件のもとで密封環29がキヤツプ20
の内壁20cの区域20aに当たると、びん口内の止め
部分14を囲む自由空間と内部空間26との間の半径方
向みぞ29aを介し自由な連通が保たれガスの所要の通
路に留意しまた寸法変化を等しくするようにしてある。
第6図に示した閉鎖位置では、キヤツプ2は、びん口1
0のまわりに延び側壁25の環状縁16ですべての標準
の飲料びんの口の下方にある環状みぞ11bをつかむこ
とにより保持される。
びんを開くときまたは閉じるときにオリフイス縁11の
まわりのキヤツプ下部リム2aの滑動は、キヤツプ2の
側壁25の各区間をわずかに弾性的に広げることにより
一層容易になる。これ等の区間は側壁25に第9図に示
すように軸線方向のみぞ穴17により形成する。第2図
および第3図に示した実施例では6条のみぞ穴17を形
成してある。キヤツプ2を閉鎖位置でびん内部に存在す
る圧力によってびんから持上がらないように固着するた
めに、第3図および第12図において帯状継手4から遠
い方の領域すなわち延長部分3bで上方になお曲げてあ
る固定環3はこの場合つかみ部片すなわち舌状部片8に
加える指の圧力により第6図および第10図に示した取
付け位置に下向きに曲げる。
このようにして各みぞ穴17間のキヤツプ下部リム2b
の各区間は、これ等の区間の大部分をキヤツプ2の下部
リム2bの上方で密接に囲み各控え端部6b,7bによ
り控え6,7に連結した区間に、固定環3の主面への控
え6,7の引張り揺動運動によつて積極的に押付けるこ
とにより広がらないようにする。各控え6,7がこのよ
うにして平らな位置を占める(トグル効果)と、各控え
6,7は固定環3の前部領域3bを外方に付勢する。2
個の控え6,7が端部6b,7bでつながるキヤツプの
前部部分はこれに対応して上方に付勢される。
固定環3にこのようにして生ずる張力によつて固定環3
の側部領域3cはキヤツプ2のリムの側部区間に押付け
られ、従つてまた橋架部片5を介しキヤツプ2の反対側
のリム区間に押付けられる。
この反対側リム区間は橋架部片5に接合してキヤツブ2
のリムを外方に退かないように全周で固着する。従つて
キヤツプ2は全体としてこの場合、内圧が固定環3の弾
性張力を越えない間はもはや上方に退かない。従つてび
んの強さに対応して許容されびんの危険な爆発を防ぐよ
うに越えてはならない最高圧力は固定環3の材料および
横断面の選択により定めることができる。固定壊3の前
部部分3bがその最終位置に達する前に固定環3の側部
領域3cがキヤツプ2にかみ込まないように、固定環3
は第12図に示した引張作用を受けてない状態でわずか
に上方に曲がるような形状にするのが有利である。
その理由は、固定環3の側部領域3cはこの場合、固定
環3が充分に張力を受けた状態になる前に部分3bにお
ける前縁よりも早く下部の最終位置に達するからである
。しかしこの場合また固定環3は、その固有の張力にも
とづいて台形の広がつた部分の前縁部分3bによりふた
たび自動的に上昇する傾向を生ずる。
この張力はどの場合にも各控え6,7の死点を越える位
置の必要な移動により部分的につりあう。しかもこれだ
けではどの場合にも望ましくない開きに対し適当な安全
性が得られなくて、とくに避けられないことであるがび
んの頂部をつかむときにこのようになる。従つて固定環
3自体はその張力状態においてさらに固着しなければな
らない。このために固定環3はその開き側に前記した下
向きに延びる舌状部片8を設けてある。固定環3は舌状
部片8の鼻部9により固着位置に確実に保持される。舌
状部片8は支持部片1の下縁部1bの下側に引掛ける。
びん内の圧力が増すとたとえば外気の温度が上昇すると
、密封つば18,28はその内部空間19c,26内の
上昇する圧力によりびん口10の前面11aに一層強く
押付けられることにより一層確実に密封する。
このようにして本密封装置は或る最高圧力までは不時に
開かないようにできる。この最高圧力は安全上の理由で
びんの破裂応力より充分に低くなければならない。だ円
形の自由つばリムすなわち密封環19を持つ密封つば1
8の前記した実施例の代りにこのつばに円形のつばリム
を設けてもよい。
つば壁の隣接部分にはこのつば壁を各区間に分割するみ
ぞ穴(図示してない)を設ける。止め部分14はこれを
びん口に沿つて押すときにキヤツプ2を案内するほかに
、帯状継手4に面するびんオリフイスの側の止め部分壁
が口の縁部を過ぎびんオリフイス内にすべり込む間に、
びん内容物たとえばビールを良好な状態に保つのに役立
つ炭酸ガスの量によつて閉じ込め空気量を制限する別の
目的がある。
第6図、第10図および第11図に閉鎖位置で示した本
発明びん密封装置を開くには、第12図に示すように舌
状部片8の鼻部9の引掛けをはずし引続いて舌状部片8
をたとえば親指で持上げることにより固定環3の延長部
分3bを持上げ従つて控え6,7によりキヤツプ2を持
上げてキヤツプ2を第13図に示した位置に折返せるよ
うにすることによつて実施する。
舌状部片8を一層確実に引掛けるように、舌状部片8は
通常その張力を受けてない状態で閉鎖位置におけるより
も幾分一層内方に向いた位置にして舌状部片8に適当な
付勢作用が得られるようにする。
舌状部片8の下端部すなわち鼻部9は実際上外向きに曲
げる。
しかし鼻部9は極めて薄く弾性を持つから、鼻部9は内
方にも外方にも容易に屈従する。従つて使用者がびん頂
部をつかむときに不快感は感じなくて、使用者が鼻部9
に沿い下から指をすべらせるときは鼻部9は容易に上方
に曲がつて彎曲し、先ず引掛けをはずすときに取扱いが
容易でありこの運動をなめらかに続けて固定環3を持上
げさらにキヤツプ2の先端を上げびんを開くことができ
る。キヤツプ2は、これをたわみ性帯状継手4により固
定環3を介し支持部片1に枢着してあるから、つねにび
んに連結したままになつている。この構造では固定環3
の付勢作用により、舌状部片8の引掛けをはずした後に
固定環3自体の開く上向き運動を始める限りでは良好に
作動してなめらかな連続開き過程が得られる。
本発明びん密封装置のこの実施例の個々の部品の機能に
ついてさらに幾つかの説明を述べる。
液体をびんから注ぐときは本密封装置のキヤツプ2は第
1図に示すようにびん口10の前面11aに対し60図
ないし7ヂの角度を挟む実質的に開いた位置を占めるの
がよい。帯状継手4はこれに対応して折返す。この位置
にはたとえば第13図に示した約180この角度から反
復して折返すことにより容易に留めることができる。こ
の位置において本密封装置はたとえば射出成形によりポ
リエチレンなるべくはルボレン(LupOlen) 1
800dI0のような適当な重合体から作る。帯状継手
4として使う短く厚い帯状片はこのようにして、薄く長
い帯状片より一層容易に得られる恒久的形状である。
さらにびんをこれから液体を注ぎ出すために傾けたとき
に第4図に示した位置の方向における望ましくない閉鎖
を防ぐように広い帯状片の方がキヤツプ2および固定環
3の死荷重に対し狭い帯状継手4より一層強い抵抗が得
られる。最後に所望の使用位置はまたびんを開くときに
キヤツプ2を多少激しく折返す使用者により影響を受け
帯状継手4の付勢作用を生じないことにふたたび影響を
受ける。第14図、第15図、第16図、第17図、第
18図および第19図に示した本発明密封装置の各実施
例は構造および製造を実質的に簡略化してある。
第14図および第15図に示した密封装置はキヤツプ4
0として構成された土部壁40aを持ち中心くほみ53
を密封止め部分50により囲んである.止め部分50ほ
ぼ円筒形の側壁51は密封周縁54を備えているが、く
ぼみ53は横壁52よりびんの内側から隔離してある。
本密封装置をびん頚部に取付けると、止め部分50はび
ん口10内に突出し、密封縁54がたとえはウオルタ一
・ウイードマ一を発明者とする米国特許第382514
4号明細書から知られているように口10の内壁に当た
る。よく知られているように止め部分は、まだ開いてな
い充満したびん内の液体の上方の空気の容積が第16図
および第17図の実施例の場合よりも実質的に小さいと
いう利点がある。キヤツプ側壁41は、キヤツプ40の
上壁40aのなるべくは円形の周辺から下方に延び、駆
動側に単一のみぞ穴27を形成してある。
みぞ穴27は上壁40aの直下から下方にキヤツプ40
の下部周辺リム40bまで延びリム40b内に開口して
いる。内面ではキヤツプ側壁41は内縁49を形成して
ある。
内縁49は円のまわりに延びびん頚部の上端部でオリフ
イス縁11の下側に引掛けるようにしてある。みぞ穴2
7の各側に引張部片として外向きに突出する傾斜面42
,43を設けてある。
各傾斜面42,43はみぞ穴27の右側および左側でキ
ヤツプ40の上壁40aの周辺リムから下方にキヤツプ
40の下部周辺リム40bまで延びている。各傾斜面4
2,43の前面は、上部領域では上壁40aからほぼ内
縁49の高さ位置にあるキヤツプ側壁41の中間領域ま
で円すい形に外向きに面取りしたすベリ面42a,43
aとして構成され、また前記中間領域から下方に下部周
辺リム40bまで延びる下部領域では上壁40aの平面
に対しほぼ竪方向の接触面42b,43bとして構成し
てある。この実施例では固定環46はほぼ三日月形で約
1200の弧にわたりキヤツプ40の側壁41を部分的
に囲む。
固定環46はプラスチツク材の射出成形によりキヤツプ
40と一体に作られ2個所のたわみ性枢着部44,45
によりキヤツプ側壁41に接合してある。三日月形固定
環46およびキヤツプ40の間の枢着部は従つて、これ
等の好適とする実施例ではキヤツプ40の駆動側に向い
その反対側vから一層余分に移動する。
極めて適当な引張作用は、2個所の枢着部44,45間
で三日月形固定環46の内面46aにより得られる弧が
約1000ないし3304なるべくは1200ないし1
800であれば本発明密封装置によつて得られる。この
ようにして得られる固定環を短縮することにより材料を
著しく節約できる。駆動側では固定環46の内面46a
において各傾斜面42,43に対向して連続引張りみぞ
の形のくぼみ47を形成してある。
くぼみ47の下面47aは固定環46の平面で測つて各
傾斜面42,43の前面の幅の和より少くとも広くまた
はわずかに広い。また引張りみぞ47の2つの側面47
b,47bは下面に向つて末広がりになり固定環46の
平面内の引張りみぞ47の横断面がばち形になるように
してある。第15図に明らかなように引張りみぞ47は
固定環46の上面から下面まで連続している。固定環4
6はその表面に、引張りみぞの長さを増す厚いプロツク
状部分46bを備えている。厚いプロツク状部分46b
の前方では固定環46は駆動鼻部48を支出ている。鼻
部48にはたとえば本密封装置を操作する手の親指を当
てがう。第16図、第17図、第18図および第19図
による実施例では各対応部品は第14図および第15図
の実施例の場合と同じ参照数字を付けてある。
この第14図および第15図の実施例に対する唯一の違
いは、本実施例においてキヤツプ55はくぼみを持つ止
め部分を備えていなくて、その代りにびんの内部の方向
にキヤツプ55の上壁55aの内面から垂下スリーブと
して突出する止め部分56を備えている。
ノズル外側壁には、びん頚部の前面から内壁10aへの
転移区域の上下の領域で止め部分スリーブの下部リム5
8まで下方に延びる円すい形に面取りした密封面を形成
してある。本密封装置をびんの口に取付ける間にまた本
密封装置を取付けた後に、キヤツプ55の内側で止め部
分56を囲む環状空間59はみぞ穴27を経て外気に絶
えず連通している。第14図、第15図および第16図
は製造工程から得られる本発明密封装置をびんへの取付
けに先だつて示す。
この状態で内面46a並びに側面47bと引張りみぞ4
7の下面47aとの間と、キヤツプ側壁41の外面と各
傾斜面42,43の側面および前面との間とで開口する
すきまにより、本密封装置を射出成形により作る場合に
この成形品をその中子から極めて簡単に釈放することが
できる。第17図は第16図による実施例の横断面を示
し、実線は第16図と同じ条件に対応する。
影線は分りやすくするために一部を省いてある。また破
線は本実施例をびん口に取付けた位置で示す。第17図
に明らかなように本密封装置をびん口に取付けるときは
、キヤツブ側壁41が広がり位置41′を占めるが、引
張りみぞ下面47aと接触面42bとの間に遊びを残す
ように前以つて位置させた固定環46は、この場合破線
により示した位置46′に下向きに押下げらると、引張
りみぞ下面47aで外方に動いた傾斜面42〔または傾
斜面43〕の止め面42b′をキヤツプ側壁41と共に
押付け、従つてみぞ穴27を圧縮し、控え6,7ZZの
トグル作用によつて第1図ないし第13図による前記し
た実施例の場合と同様にキヤツプ側壁41の内縁49に
同じ円周方向密封張力を生ずる。
このようにしてみぞ穴27は、外側面42c,43cの
下部領域に接触する引張りみぞ47の側面47bを経て
狭められ従つて各傾斜面42,43を圧縮する。止め部
分56はまた第18図に示すように、口前面11aから
口10の内壁10aまで多くの場合に極めて均等でない
転移リムに接触する円すい形端面57によつて変形する
この変形は破線56′で示してある。第18図にはびん
口に取付けた本密封装置を示す。
この場合矢印A,N,B,仔,C,Dは、縁49を持つ
キヤツプ側壁と外端面57を面取りした止め部分56と
接触面42bとが引張りみぞ下面47a(第16図)と
共にこの位置ですべて相互作用し本密封装置の所望の密
封引張作用の得られる状態を指示する。キヤツプ55内
のスリーブ状止め部分56を囲む環状空間59はみぞ穴
27を経て外気に絶えず連通するから、本密封装置をび
ん頚部に取付けることは、公知の密封装置とは異つてこ
の環状室内に過度の圧力を生じない。
従つて空気は止め部分56の円すい形端面を過ぎびん内
の内容部の上方のびん口10の内部間に付加的に押込ま
れる。引張りみぞ47の側面47bと傾斜面42,43
の外側面42c,43cとの、みぞ穴27を狭める相互
作用は、第19図に明らかなように固定環46をその駆
動鼻部48によりびん頚部の外壁に向い下方に揺動させ
たときにも引張りみぞ下面47aが矢印Cの方向に(第
18図)傾斜面42,43の接触面42b,43bに対
しもはや作用できない状態に保たれる。第20図、第2
1図および第22図による好適な実施例では上壁60a
および下部周辺リム60bを持つキヤツプ60は第14
図ないし第19図の各実施例の形状と同様な形状を持つ
ている。
しかし各傾斜面42,43はその中心領域にすべり面4
2a,43aから接触面42b,43bへの転移点にお
いて傾斜面42の横縁61aど頃斜面43の横縁61b
とを持つている。各横縁61a,61bは、引張りみぞ
下面47aにより、接触面42b,43bからすべり面
42a,43aまでの固定環46の不時の上向きの滑動
を防ぐ。さらに各傾斜面42,43の下端部に停止鼻部
62a,62bを設けてある。各鼻部62a,62bに
より固定環46が第19図に示した位置に下方に揺動し
ないようにする。最後に第21図および第22図に示す
ように脚部分64およびたわみ性上部部分65を持つ密
封つばは上壁60aの内側に設けてある。
このつばは第1図ないし第13図の密封装置の実施例に
とくに第7図および第8図について詳述したように付加
的な密封手段になる。付加的な密封つば64は第21図
、第22図および第23図の実施例では第1図ないし第
13図の実施例の場合と同様にたわみ性上部部分65に
よりびん頚部の口の前面11aにリムが止め部分56に
向くように当たることがとくに重要である。
この場合クライグラ一(Krygler)を発明者とす
る仏国特許第1342700号明細書に記載してある密
封部片には存在しなG椙動密封効果が得られる。第23
図はさらに、第17図ないし第22図の各実施例の止め
部分56の利点に第15図の受け口形部分の利点を組合
わせたとくに好適とする実施例を示す。
上壁70aおよび下部周辺リム70bを持つキヤツプ7
0はこの実施例ではびんの内部に向いテーパの付いた密
封縁73の下端部に上壁70a内にくぼみ75を形成し
てある。
スリーブ状止め部分71は、とくに薄い壁の弾性転移区
域74により止め部分71の下端部に接合した一層厚い
壁厚の横壁72を備えている。さらにこの場合たわみ性
上部部分65を持つ密封つば64により付加的な密封作
用が得られる。
しかし多くの場合に表面73がびん口10の前面11a
と口10の内壁10aとの間のリム区域に接触すること
により得られる良好な密封は、第18図に矢印により表
わした各力の相互作用にもとづいて適当である。前記し
た本発明密封装置の各実施例は、加圧液体たとえばビー
ルまたは炭酸水を充満したびんの場合に増大した気温お
よび振動による8気圧までの内圧の上昇に有効に耐えた
最後に第24図および第25図は第23図の実施例をび
ん口に取付けて示す。
第24図は本密封装置をその固定環46を釈放位置にし
て示し、第25図はその固定環を引張り位置にして示す
。固定環46の駆動端は停止鼻部62a,62bに乗り
、横縁61a,61bにより不時の上向きのすべりと張
力の釈放とを防いである。固定環46を駆動鼻部46b
に親指を押付けることによj宕24図に示した位置から
さらに上昇させると、固定環46は上部停止鼻部63に
当たり、この場合ほとんど力を必要としないので引張り
作用を受けないキヤツプをびんの口から引土げる。充満
したびんがまだ開いてないことを指示するようにいたず
らよけの密封体として作用するためにみぞ穴27と第2
5図の閉鎖位置にある固定環46の厚み部分48の上面
とに密封部片を接着しまたは溶着することがでぎる。
この密封部片は、固定環46を持土げることによりびん
を初めに開いたときに引離しまたは押離せるだけである
。第1図ないし第9図の密封装置に対応する第26図の
密封装置の簡略化した実施例では支持部片を省いてある
。固定環33は第1図ないし第9図の場合と同じように
帯状継手として作用する橋架部片35によりキヤツプ側
壁31の開いた下端部の付近でキヤツプ30に連結して
ある。本密封装置の前記実施例では控えの代りに固定環
33に橋架部部片35を位置させた側とは反対の駆動側
で環内壁の単一の引張り控え36と控え36の下方の駆
動舌状部片38とを設けてある。
1駆動側で側壁31にその下部外側環状区域32にくぼ
み37を形成してある。
くぼみ37はキヤツプ30の中心軸線にほぼ平行である
。固定環33を下向きに押すと、引張り控え36の自由
端が閉鎖位置においてくぼみ37内に連関し、引張り控
え36がキヤツプ側壁31に同じ作用を及ぼし、第1図
ないし第9図による密封装置の実施例の各控え6,7と
同様に外部区域32内でキヤツプの取付け時に広がつた
みぞ穴17を狭める。固定環33をさらに下方には押せ
ないようにキヤツプ30の下部周辺リム30bに外向き
に突出する停止縁34を形成してある。キヤツプ側壁3
1の内面には内部環状縁39を設けてある。環縁39は
本発明密封装置の前記した実施例の内部環状環16、4
9と同じ作用をする。第27図、第28図、第29図、
第30図および第31図に示すようにたとえば射出成形
により容易に作れるとくに簡単な構造を持つ本密封装置
の実施例ではキヤツプ80に上壁80aおよび側壁81
を設けてある。
側壁81は2つのみぞ穴82、83を形成してある。各
みぞ穴82、83は上壁80aの付近からキヤツプ側壁
81の下部周辺リム80bまで軸線方向に延びリム80
bに開口している。2つのみぞ穴82、83は、キヤツ
プ80に2つの強め部分88a,88bを持つ駆動鼻部
88を取付けた駆動側からキヤツプ80の反対側に向い
互に60駆だけ食い違つている。
各みぞ穴82、83では、みぞ穴82またはみぞ穴83
にまたがりみぞ穴82またはみぞ穴83の各側でキヤツ
プ側壁81に枢着した引張り控え84、85をキヤツプ
80の周辺リム80bの近くに設けてある。内部環状縁
89はキヤツブ側壁81の内面から突出している。閉鎖
位置では環状縁89の上面はびん頚部のオリフイス縁1
1の下側に押付けてある。内部環状縁89の領域89a
のキヤツブ中心軸線からの距離は内部環状縁39の中間
領域89c,89dからの距離rより短くするのがよい
各領域89c,89dは、それぞれ各みぞ穴82,83
を備え、駆動側およびその反対側の間に位置している。
駆動側とは反対のキヤツプ80の側の内部環状縁89の
領域89bの距離もまた距離rより小さくするのがよい
。従つて内部環状縁89は、オリフイス縁11の下方の
狭めた部分にそれぞれ駆動側およびその反対側の領域8
9a,89bを一層深く連関させキヤツプ80の駆動鼻
部88によるてこ状の持上げを容易にする。
本密封装置をびん頚部の口に押付けるときは、下部周辺
リム80bがびんのオリフイス縁11を過きることによ
り各みぞ穴82、83を広げ、これと同時に引張り控え
84、85を引張り作用で伸長させる。
内部環状縁89をオリフイス縁11を過ぎて押し下げる
と、各引張り控え84、85が収縮し各みぞ穴82、8
3の開いた端部を圧縮して、本密封装置の前記した各実
施例の場合と同じように、控え6、7によりまたは三日
月形固定環46の引張りみぞ47と各傾斜面42、43
との相互作用により全部の側でオリフイス縁11の下側
に対する内部環状縁89の表面の圧力を増す。キヤツブ
80の上壁80aの内側にはスリーブ状止め部分86を
設けてある。止め部分86は本密封装置の前記各実施例
の場合と同じように構成できる。止め部分86の周辺内
で上壁80aに下向きのドーム形部分87を形成してあ
る。ドーム形部分87はびん口の内側の圧力が増すのに
伴いオリフイス縁11の下側に対する内部環状縁89の
上面の圧力を増す作用をする。さらに止め部分86の外
壁には複数の互に平行な環状縁86a(第30図)を形
成してある。各環状縁86aにより、びん口の前面11
aにリムが隣接する場合にびん口の内壁10aまたはリ
ムに各環状縁86が当たるときにラビリンス密封作用に
類似の密封作用が得られる。第30図に示した本密封装
置の実施例ではキヤツプ80は初めに述べた実施例の支
持部片1に類似する支持部片90を備えている。
支持部片90は帯状継手91によりキヤツプ80に一体
に接合するのがよい。射出成形による本密封装置のこの
実施例の製造は、支持部片90およびキヤツプ80を第
13図に示した相対位置にすると最も簡単に得られる。
支持部片を備える実施例の場合にはキヤツプは本装置を
開くときに吹飛ばない。
従つてびんは容易に洗えると共に開いたキヤツプがびん
に取付いたままになり、次でふたたび閉じることができ
る。またびんが充てん後にまだ開いてないことを指示す
るために各みぞ穴82、83内に密封幅状片を設けるこ
ともできる(この幅状片は図示してない)。キヤツプ8
0を充てんびんに機械的に取付けるときはこの操作はキ
ヤツプ80の中心軸線の方向に沿つて竪方向に実施する
。この幅状片は伸長することにより各みぞ穴82、83
の広がりに耐える。しかし駆動鼻部88の引土げに伴う
片側操作である、指によるキヤツプ80の持上げ時に、
幅状片は張力があまり均等には分布していないので引裂
ける。この単純な容易に作られる実施例のとくに著しい
特長は、本実施例がたとえばビールまたは類似の炭酸飲
料でよいびん内容物の上方の自由空間内で6ないし8気
圧までの圧力の上昇に耐えることである。
引張り装置の適当な構造によりたとえば一層厚い控えを
使うことにより一層高い圧力が得られる。しかしこのこ
とはびんの破裂のおそれを伴うので許容できない。本密
封装置はびん内容物の殺菌ができる。本密封装置の最も
重要な利点は、たとえば第12図に示すように1本の指
により固定環またはキヤツプのつかみ部片または駆動鼻
部を持上げることにより開閉が容易にできるから、初め
に述べた公知の密封装置の場合に比べて開閉に必要な力
が実質的に一層弱くてすむことである。
びん頚部の普通の許容できる寸法公差は本密封装置の確
実な取付けと信頼性のある機能とに干渉できない。
本密封装置は寸法公差が大きくたとえば1mmまでであ
つても漏れ防止作用がある。本密封装置に使う材料の比
較的高い弾性と形状の適応性とによつてこのような寸法
公差の補償を容易にする。最後に使用閉鎖圧力はびんの
許容最高内圧よりはるかに低くすることができる。液体
を注ぎ出した後びんの外側の汚れを防ぐように本密封装
置の初めに述べた実施例では橋架部片を支える側とは反
対の支持部片領域に滴捕捉部として作用するとい状また
はボケツト状のくぼみを形成することができる。
プラスチツク材たとえば西ドイツのルドウイアヒシヤー
フエンのBASFのルボレン1800S9から射出成形
によりとくに簡単に作られる本発明びん密封装置では、
固定猿とキヤツプとこのキヤツプを固定環を接合する橋
架部片と存在する場合に支持部片とこの支持部片を固定
環に接合する帯状継手とはすべて一体に成形できる。
支持部片の存在するこの場合に、キヤツブおよび固定環
が支持部片に対し180、の角度を挟む位置にあるとき
に最も簡単に射出成形ができる。この場合またキヤツブ
および固定環がこれ等を開位置に付勢する付勢作用持つ
という利点がある。本発明により初めに述べた公知の密
封装置とは異つて一方の手でまた王冠密封装置とは異つ
て用具を使わないで容易に開きふたたび閉じることので
きるびん密封装置が得られる。
支持部片が存在する場合に本密封装置はびんに接合した
ままになりからのびんを充てん場所に自動的にもどすこ
とができる。しかし本密封装置は、びんから飲むのに妨
げにならなくて、充てん場所で使う新式の洗浄機で上側
を下にしてびんを清掃する前に極めて簡単にびんから引
離すことができる。必要な場合に支持部片を持つ本びん
密封装置は前記の洗浄機で洗浄する直前に簡単な機械的
つかみ器たとえば内側にナイフエツジ構造を持つつかみ
あごでびんから上方に引離して、本密封装置を上方に引
上げている間にまたスリツトを開く。
本密封装置の好適とする簡単な実施例では本密封装置は
びんの洗浄に先だつてはずす。この場合びんの充てん後
ごとに新らたな密封装置を単に竪方向の圧力を加えるだ
けでびん頚部に機械的に取付けることができる。充てん
びんはこのようにして緊密に密封する。本密封装置はと
くに標準のびん口(SNV−79,100)に使うこと
ができる。本密封装置は一方の手で極めて簡単に開くこ
とができるが、しかも本密封装置は不時に開かないよう
に良好な保護ができる。キヤツプに内向きの止め部分を
設けてある場合には充てんびんは内容物の上方に極めて
わずかな空気しか残らないように閉じることができる。
分与オリフイスは王冠せんと同様に本キヤツプ密封装置
によりおおう。
この場合帯旧式の環形密封装置と初めに述べた公知の密
封装置とに比べ衛生上改良できる。従来の公知のプラス
チツク材キヤツプとは異つて、びんの形成時に使用材料
の量に従つてとくに広い公差のある内径を持つ口の内壁
に対し高い密封圧力を必要とする密封を行わないで、口
の上部の溶着してないリムの前面から口までの転移区域
で密封を行う。
口までのびんの外形寸法は成形により定める。この場合
17!Lmまでの公差は問題にならない。しかし公知の
密封装置では8ないし10気圧の最高内圧を越える高い
接触圧力で密封を行わなければならないが、本発明密封
装置の密封部片はスリーブ状止め部分でまた適切には密
封つばで初期密封を行うのに充分な中程度の圧力を必要
とするだけである。
本発明によれば内圧の上昇に伴い良好な密封は本発明の
使用により本密封装置のつば形の密封部片の内側に加わ
る内圧がチユーブなし自動車タイヤの場合と同様な効果
を持ちびん口の前面に密封つばを自動密封作用を伴つて
押付ける点で良好な高圧密封ができる。『びんまたは類
似物』という用語はなるべくは中央の分与オリフイスを
持つ頚部を備えた任意の形式の容器を意味する。
この場合頚部壁は初めに述べた形状を持つている。この
頚部を支える容器がたとえばビールびん、鉱水びんまた
はぶどう酒びんの場合のように円形横断面を持つている
か、またはたとえば多くの種類のリキユールびんの場合
のように正方形横断面を持つか、または箱内の袋として
または所望の任意の他の形状に構成してあるかは問題で
ない。さらにこの容器はガラス、セラミツク材、プラス
チツク材および金属でも作ることができる。この容器は
液体を充満すればよいがまた粒状固形物を充満してもよ
い。『頂部』および『底部』という用語を前記の説明で
使う場合はつねに、これ等の用語が本発明密封装置にと
くに横断面図および斜視側面図において関連するもので
ある。
同じことが『上方』および『下方』という用語について
もいえる。
キヤツブ側壁の種々の側に一貫した名称をできるだけ使
うように駆動側とは反対のキヤツプ側壁の側は『反対側
』または『ヒンジ側』(5りとして述べた。また第14
図ないし第25図に示した本密封装置の好適とする実施
例ではただしこれ等の実施例において三日月形である固
定環はキヤツプ側壁の2つの中央中間領域でキヤツプに
枢着してある。『内方」という用語はびん口の内側に向
う方向すなわち下方への運動を表わすが『上方』はびん
の内側から外へのすなわち上方への運動を表わす。
キヤツプ側壁の『みぞ穴』という用語は、この壁がキヤ
ツプの下部周辺リムで開きキヤツプの上壁に向い軸線方
向に延びる1条または複数条の切欠きまたはみぞ穴を持
つことを意味する。これ等のみぞ穴は初めに述べた公知
の密封装置では広いが本発明密封装置のみぞ穴は狭くす
るのがよい。以上本発明を詳細に説明したが本発明の構
成の具体例を要すれば次のようである。(1)固定部片
を、閉じる前に駆動側で閉鎖位置から離れる向きに幾分
上方に曲げそして閉鎖時に駆動側の領域により下方に動
かしてみぞ穴付きキヤツプ側壁を圧縮し、これと同時に
内部環状縁によりびんのオリフイス縁の下側に向い密封
状態で押付けるようにした壊部片により構成し、この環
部片の駆動側にこの環部片と前記キヤツプ側壁との間に
引張り部片を設け、この引張り部片を閉鎖位置において
張力を受けるがこの張力を前記環部片を持上げることに
より釈放するようにした少くとも1個の引張片により構
成し、この引張片により前記キヤツプ側壁をキヤツプ0
Uの駆動側とは反対のヒンジ側でびん頚部のオリフイス
縁に向い引張りまた前記キヤツブ側壁を前記キヤツプの
1駆動側で前記のびん頚部のオリフイス縁に向い押付け
ると共に前記環部片を前記キヤツプのヒンジ側からその
駆動側に向い接線方向に伸長させることによつて、前記
のヒンジ側および駆動側の間の各領域でまた前記のびん
頚部のオリフイス縁に対し前記キヤツプ側壁の一様な圧
力が生ずるようにした前記特許請求の範囲に記載の密封
装置。
2)環部片を、キヤツプ側壁にその駆動側とは反対側で
橋架部片により連結した固定環に形成した前項(1)に
記載の密封装置。
3)少くとも1個の引張片をこわくし、この引張片によ
り固定環に支えられまたキヤツプ側壁に支えたトグルに
より構成し、このトグルにより閉鎖位置において前記固
定環にキヤツプの周辺リムの平面の方向に曲げることに
より張力を加え前記トグルを伸ばすようにした前項(2
)に記載の密封装置。
4)引張部片を、引張片としてキヤツプに関係的な固定
環の回転運動を制限し駆動側で前記の固定環およびキヤ
ツプに枢着した少くとも2個の剛性の控えにより構成し
た前項(2)に記載の密封装置。
5)固定環に駆動側で手動の取手部分として作用しびん
頚部壁の方に内向きに向いた鼻部を持ち閉鎖位置で密封
装置下部リムの切欠きに連関するつかみ部片を取付けた
前項(2)に記載の密封装置。
6)キヤツプに、固定環を下部キヤツプリムから上方に
揺動させたときに前記キヤツプをびん頚部の口に沿つて
このキヤツプを押すとキヤッブ側壁を広げることのでき
る複数の軸線方向のみぞ穴を形成し、また前記キヤツプ
を定位置しこのキヤツプに向い前記固定環を下方に動か
し前記キヤツブに対し伸長状態に取りはずし自在に保持
し、この固定環により周辺リムのみぞ穴を圧縮し従つて
びん内の内圧が上昇すればキヤツブ側壁がもはや広がら
ないようにした前項(2)に記載の密封装置。
;7)固定環とキヤツプとこのキヤツブを前記固定環に
連結する橋架部片とを互に一体にした前項(2)に記載
の密封装置。
(8)固定部片をびんの口の下側でびん頚部に取付ける
ことのできる支持部片として構成されキヤツプを橋架部
片の側に回動できるように支えた部分により構成した前
項(2)に記載の密封装置。
(9)固定環およびキヤツプを回動できるように協働し
て支えるために、支持部片にこの支持部片および前記固
定環に一体の帯状継手を設けた前項(8)に記載の密封
装置。(自)こわいまたは剛性の引張片を駆動側で固定
環の内壁から突出する引張り控えにより構成し、キヤツ
プ側壁に5駆動側でその下部周辺リムに向い前記引張り
控えが閉鎖位置において前記キヤツプ側壁の横方向領域
の接線方向張力によりはまるくぼみを形成した前項(3
)に記載の密封装置。
(11)キヤツプにその側壁に駆動側に位置する単一の
みぞ穴またはこの駆動側から若干の距離に2つのみぞ穴
を設け、環部片にその平面の横方向に各みぞ穴とは反対
の内壁で走るくぼみを形成し、また引張部片を各みぞ穴
の各側で前記キヤツプの側壁の外面から突出する傾斜面
部分により構成し、前記環部片のくぼみの下面がこの環
部片を閉鎖位置に下方に動かしたときに傾斜面に乗りこ
の環部片に前記キヤツプの中心軸線から離れる方向に張
力を加えるまでは前記傾斜面部分が突出するようにした
前記特許請求の範囲に記載の密封装置。(12)各傾斜
面をキヤツプの下部周辺リムの方向に張出し、部片を閉
鎖位置に下方に動かしたときにこの環部片のくぼみの各
側壁が前記各傾斜面に乗りこれ等の傾斜面を圧縮しこれ
等の傾斜面間のみぞ穴を狭めるようにした前項a1)に
記載の密封装置。
(13)くほみがばち形の横断面を持つようにした前項
(11)に記載の密封装置。
(14)各傾斜面にそれぞれキヤツプの上面および下部
周辺リムの間の中間領域に、環部片のくぼみの下面をこ
の環部片が閉鎖位置に押されたときに沿つて押付けなけ
ればならない突出部を設けた前項a1)に記載の密封装
置。
15)環部片のくぼみを、この環部片がびん頚部に当た
るまでこの環部片を下方に充分に揺動させたときにも前
記くぼみの側壁が傾斜面の外面に接触したままになり前
記くぼみを圧縮しみぞ穴を圧縮するように構成した前項
(2)に記載の密封装置。
16)各傾斜面にその下端部において、これ等の傾斜面
の下部リムを越える環部片のくぼみの下降運動を防ぐ停
止鼻部を設けた前項(2)に記載の密封装置。
17)キヤツプに環部片が上昇時に当たる止め部分を傾
斜面の上方に設けることにより前記キヤツプをびんの頚
部から持上げるようにした前項(2)に記載の密封装置
18)びんに取付ける前の密封装置状態で傾斜面と,駆
動側から反対側に向い離れる向きに延びるキヤツプ側壁
の隣接領域の間にまたくぼみの下面および各側壁と環部
片の平面内で前記くぼみの各側に隣接する各環部片領域
との間に充分な空気すきまを設けて、前記環部片が傾斜
面に乗る区域のわずかに上方で駆動側で前記環部片に一
体に作ることができるようにした前項(2)に記載の密
封装置。
19)環部片を円弧として構成しキヤツプの各側に非駆
動側から駆動側に向い移動する各キヤツプ側壁位置で枢
着した前項(2)に記載の密封装置。
℃)円弧として構成した環部片がこれをキヤツプに枢着
した各位置の間で駆動のまわりに10(fないし330
0の角度を挟むようにした前項(19)に記載の密封装
置。20円弧として構成した環部片がこれをキヤツプに
枢着した各位置の間で駆動側のまわりに1200ないし
1800の角度を挟むようにした前項(19)に記載の
密封装置。
22)キヤツブ側壁のみぞ穴を、このキヤツプ側壁の駆
動側および反対側の間の相互に対向する領域にわたり同
じように配分した少くとも2個のみぞ穴により構成し、
これ等の各みぞ穴ごとにこのみぞ穴にまたがり弧状の形
を持ち前記みぞ穴を広げたときに弾性的に伸長でき前記
キヤツプ側壁にそのまたがるみぞ穴の各側でこのみぞ穴
から短い距離において枢着した1個の引張部片を設ると
共に、駆動側に設けた持上げ部片を前記キヤツプ側壁に
一体に固定した前記特許請求の範囲に記載の密封装置。
(3)それぞれ駆動側の中心からキヤツプ側壁の反対側
に向い約600の角度だけそれぞれ食い違わせた2個の
みぞ穴を設けた前項(22)に記載の密封装置。
(24)キヤツブ側壁に非円形の横断面を設け、駆動側
に位置する内部環状縁の領域を、各みぞ穴により中断し
た内部環状縁の横領域よりキヤツプの中心軸線から一層
短い距離を隔てた前項E2.2)に記載の密封装置。
(25)駆動側とは反対の側に位置する内部環状縁の領
域または駆動側および反対側の間に位置する内部環状縁
の中間領域よりキヤツブの中心軸線から一層短い距離を
隔てた前項(24)に記載の密封装置。
(26)固定部片に、支持部片として構成されびん頚部
にびんの口の下方に確実に取付けることのできる部分を
設け、前記支持部片にキヤツプを回動できるように橋架
部片の側で枢着した前項(22)に記載の密封装置。
(27)キヤツプにその上面の内壁に、閉鎖位置におい
てびんの口内に突出し案内および密封体として作用する
止め部分を設けた前記特許請求の範囲に記載の密封装置
(28)自由通路が止め部分とつはの自由リムとの間で
このつばおよびキヤツプ内壁の間の内部空間につねに連
通する状態につねに留まるようにした前項(27)に記
載の密封装置。
(29)キヤツプがその上面の内壁で密封部片として閉
鎖位置においてスリーブ状止め部分を備え、下端部がび
んの口内に突出し、円筒形外壁を前記下端部に向い面取
りし、この面取り部をこれがびん口からびん頚部の前面
を越えて突出しまた閉鎖位置においてびんの口の彎曲リ
ムに向い接線方向に押付けられるような形にし、従つて
キヤツプ側壁の内縁のびんオリフイス縁の下側に対する
圧力を強め各傾斜面の止め領域を環部片のくぼみの下面
に関係的にわずかに傾けた前記特許請求の範囲に記載の
密封装置。
(3ωスリーブ状止め部分のまわりの密封装置内部の環
状空間がみぞ穴の上端部を介して外気に絶えず連通する
ようにした前項(29)に記載の密封装置。
(30スリーブ状止め部分を杯状にしびんの内側から面
取り部の下方に位置する横壁により密封すると共に、前
記止め部分により囲んだくぼみを頂部に向い開いた前項
(29)に記載の密封装置。
(32)杯状のスリーブ状止め部分の横壁を厚くしこの
止め部分の面取り部の端部をたわみ性の環状O譬区域に
より接合した前項(29)′に記載の密封装置。
(33)スリーブ状市め部分にその外壁にこの止め部分
の周辺方向のまわりに複数の環状リムを取付けた前項(
29)に記載の密封装置。(34)各環状リムの高さを
0.01ないし0.2mm1こした前項(33)に記載
の密封装置。
(35)キヤツブの上壁に止め部分またはスリーブ状止
め部分の周辺内に中心空洞を設け、この空洞がキヤツプ
側壁を広げたときに内方に変形するようにした前項(2
7)に記載の密封装置。
(36)空洞の壁を少くともその中心に向いくぼみを囲
むキヤツプの上壁より薄くした前項?に記載の密封装置
。(37)止め部分またはスリーブ状止め部分のまわり
に付加的な密封部片として、密封装置上部内壁から内方
に突出し閉鎖位置において弾性的に変形する密封つばを
設けこの止め部分がびんの口の前面に密封状態で当たる
ようにした前項(27)に記載の密封装置。
(38)密封つばがそのキヤツプの内壁に隣接する前面
で円形横断面を持ちこのキヤツプが開位置にあるときに
前記つばの自由リムにおいてだ円形横断面を持ち、この
だ円の長軸が前記キヤツプの非駆動側から対向側壁に延
びまた前記つばの自由リムの脚部からの距離←定にした
前項@に記載の密封装置。
(39)密封つばにキヤツプ内壁に隣接する脚部とこの
つばの自由リムとで円形横断面を持つようにし、前記つ
ばの自由リムから出る軸線方向切欠きをこれ等の切欠ぎ
の間に残る、つば自由リムに隣接するつば壁の各区間を
閉鎖位置において互に押付けびんの口の前面に密封状態
で乗るようにした前項(37)に記載の密封装置〇(4
1密封つばを強めた密封環により構成し、この密封環に
前記つばの脚部に連結するつば壁がその脚部に隣接する
わずかにたわむことのできる脚壁とこの脚部壁区域に隣
接する一層強いたわみ性および弾性を持つ曲げ区域と前
記密封環を支える剛性の頚部区域とを設け、前記密封環
をこんがびんの口の前面に当たるときにこの前面および
つば壁の間にキヤツブの側壁の軸線方向のみぞ穴を経て
外気に連通する自由空間が留まるようにした前項(37
)に記載の密封装置。
なお本発明はその精神を逸脱しないで種種の変化変型を
行うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明びん密封装置の第1の実施例をびんの口
に取付け開いた位置で示す横断面図、第2図は第1図の
密封装置のキヤツプ部分の拡大平面図、第3図は第2図
のキヤツプ部分の内側から見た平面図である。 第4図および第5図は閉鎖運動中の互に異る2段でキヤ
ツプ部分を示す横断面図、第6図は第4図の全く閉じた
位置における横断面図、第7図は第4図の密封装置の密
封つばの好適とする実施例を開位置でキヤツプの一部を
示す拡大断面図、第8図は第7図をキヤツプを閉鎖位置
で示す横断面図である。第9図は第2図の−線に沿う第
6図と同様な閉鎖位置における横断面図である。第10
図および第11図はびん頚の口部分に閉じた位置におけ
る本びん密封装置の側面図、第12図は閉じる間に第5
図の位置にほぼ対応する開く間の中間位置で示す第10
図の密封装置の側面図、第13図は第10図の密封装置
をそのキヤツプ部分を全く折返して閉位置で示す側面図
である。第14図は本発明びん密封装置の別の好適とす
る実施例を内側から見た平面図、第15図は第14図の
XV−XV線に沿う断面図、第16図は第14図および
第15図に示したのと同様な実施例をそのびん頚部に固
定する前に製造により得られた状態で示す平面図、第1
7図は第16図の罵−X線に沿う断面図、第18図は第
17図の密封装置をびん頚部に取付けた状態で示す横断
面図、第19図は第14図ないし第18図に示した各実
施例の1つをその固定環をびんに対し全く下方に動かし
て示す斜視図である。第20図は本密封装置のとくに好
適な実施例の側面図、第21図は第20図の密封装置を
びん頚部への取付けに先だつて示す横断面図、第22図
は第20図の密封装置をびんに取付けて示す横断面図で
ある。第23図は本密封装置のなお別の実施例の横断面
図、第24図は第20図、第21図および第22図に示
した密封装置をびんに取付け固定環により張力を加える
前の状態で示す斜視図、第25図は第24図の密封装置
を固定理により張力を加えた状態で示す斜視図である。
第26図は本密封装置の支持部片なしの簡略化した実施
例の横断面図、第27図は本密封装置のとくに簡単な実
施例の平面図、第28図は第27図の側面図、第29図
は第27図の内部の平面図、第30図は第27図のXX
X,XXX線に沿う断面図、第31図は第27図、第2
8図および第29図に類似しているが支持部片を備えた
実施例をびん頚部に取付けて一部を横断面にして示す斜
視図である。2・・・・・・キヤツプ、2a・・・・・
・キヤツプ上壁、2b・・・・・・下部リム、3・・・
・・・固定環、5・・・・・・橋架部片、6,7・・・
・・・控え、8・・・・・・舌状部片(持上げ部片)、
10・・・・・・びん口、11・・・・・・オリフイス
縁、11a・・・・・・前面、16・・・・・・内部環
状縁、17・・・・・・みぞ穴、18・・・・・・密封
つば、25・・・・・・キヤツプ側壁、28・・・・・
・密封つば。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 オリフィス縁により囲まれた分与オリフィスを持つ
    びん口に終り、前記オリフィス縁の下側が縮められた頚
    部を備えたびん又は類似の容器を密封状態で閉じるのに
    適する、ふたたび開くことができる閉鎖キャップであつ
    て、(イ)上壁と、(ロ)閉鎖位置において前記分与オ
    リフィスを囲む前記オリフィス縁の下側の頚部の縮めら
    れた部分に連関するように形成され、リム内面から内向
    きに突出する環状内縁を持つリムに終る、前記上壁の周
    囲の側壁とを備え、閉鎖位置において、前記分与オリフ
    ィスを密封するのに適する密封部材を、前記上壁の内面
    に設け、前記側壁が、前記びん口に取り付けられるとき
    に外広がりになるのを許容するように、前記リムにより
    定められる平面に直角をなしてこのリムから延び、前記
    環状内縁を貫いてこの環状内縁を越えて上向きに延びる
    少くとも1つのみぞ穴を、前記側壁のリムに設けた、ふ
    たたび開くことができる閉鎖キャップにおいて、(a)
    この閉鎖キャップと一体に形成され、前記みぞ穴に隣接
    する周辺区域に配置された、指作動可能な持上げ兼閉鎖
    部片と、(b)前記みぞ穴に対してそれぞれ前記側壁と
    一体に設けられ、前記みぞ穴の両側において前記側壁か
    ら外方へ突出し、前記各みぞ穴にまたがる弾性部片と、
    を設け、 閉鎖キャップがびん上に据えつけられるときに、前記各
    弾性部片が、前記側壁に対して接線方向にぴんと張られ
    た状態に伸張させられることにより、前記各弾性部片が
    またがつている前記みぞ穴の外広がりを妨げるように、
    前記各弾性部片を配置したことを特徴とする、ふたたび
    開くことができる閉鎖キャップ。 2 側壁の外広がりを許容する1つのみぞ穴を備えた、
    ふたたび開くことができる閉鎖キャップにおいて、前記
    みぞ穴の各側に傾斜部分を設け、この傾斜部分にまたが
    る弧状の持上げ兼閉鎖部片を、前記側壁に一体にたわむ
    ことができるようにちようつがい式に連結し、前記持上
    げ兼閉鎖部片を押し下げるときに、この持上げ兼閉鎖部
    片により前記傾斜部分を互いに締めつけることを特徴と
    する、ふたたび開くことができる閉鎖キャップ。 3 側壁の外広がりを許容する2つのみぞ穴を備えた、
    ふたたび開くことができる閉鎖キャップにおいて、前記
    みぞ穴にまたがる弾性的に伸張自在な架橋部片を一体に
    設け、前記2つのみぞ穴の間に持上げ兼閉鎖部片を配置
    したことを特徴とする、ふたたび開くことができる閉鎖
    キャップ。
JP50149648A 1974-12-17 1975-12-17 ふたたび開くことができる閉鎖キャップ Expired JPS596784B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
CH1682074 1974-12-17
CH1408675A CH605306A5 (ja) 1974-12-17 1975-10-31

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JPS5192277A JPS5192277A (ja) 1976-08-12
JPS596784B2 true JPS596784B2 (ja) 1984-02-14

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AR (1) AR209130A1 (ja)
AT (1) AT351385B (ja)
AU (1) AU503979B2 (ja)
BR (1) BR7508380A (ja)
CA (1) CA1034539A (ja)
CS (1) CS215093B2 (ja)
DD (1) DD121081A5 (ja)
DE (1) DE2554887C2 (ja)
DK (1) DK549275A (ja)
ES (1) ES443576A1 (ja)
FI (1) FI753526A (ja)
FR (1) FR2294932A1 (ja)
GB (1) GB1530165A (ja)
GR (1) GR58606B (ja)
IE (1) IE43680B1 (ja)
IL (1) IL48615A (ja)
IT (1) IT1051070B (ja)
LU (1) LU73963A1 (ja)
MC (1) MC1088A1 (ja)
NL (1) NL7514281A (ja)
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IT1051070B (it) 1981-04-21
DD121081A5 (ja) 1976-07-12
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DK549275A (da) 1976-06-18
FR2294932B1 (ja) 1978-05-12
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