JPS5967597A - 車両用防音材の製法 - Google Patents
車両用防音材の製法Info
- Publication number
- JPS5967597A JPS5967597A JP57177829A JP17782982A JPS5967597A JP S5967597 A JPS5967597 A JP S5967597A JP 57177829 A JP57177829 A JP 57177829A JP 17782982 A JP17782982 A JP 17782982A JP S5967597 A JPS5967597 A JP S5967597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyurethane foam
- sheet
- asphalt
- soundproofing
- trimming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、車両用防音材の製法に関するものである。
一般に、自動車等においては、エンジン音等の室内−\
の透過状況を緩和するために、エンジンルームと室内と
を区画する壁■(フロントパネルと言う。)の室内側に
は、/?!r釉防音手段が講じられている。例えは、塩
化ビニル等のシート材に防音層を積層してなる防音材を
前記フロントパネルに貼付けたもの等である。この形式
においては、防音層の形式に関して、ポリウレタンフォ
ームに7スフアルト溶液あるいはエマルジョン等を含浸
させたものが防音性に秀れることが知られている(例え
ば実願57−47718号)。
の透過状況を緩和するために、エンジンルームと室内と
を区画する壁■(フロントパネルと言う。)の室内側に
は、/?!r釉防音手段が講じられている。例えは、塩
化ビニル等のシート材に防音層を積層してなる防音材を
前記フロントパネルに貼付けたもの等である。この形式
においては、防音層の形式に関して、ポリウレタンフォ
ームに7スフアルト溶液あるいはエマルジョン等を含浸
させたものが防音性に秀れることが知られている(例え
ば実願57−47718号)。
本発明の目的は、J:記防音材を有効に製造しうる方法
を提示することである。
を提示することである。
以下、本発明の一実施例を1面にしたがって説明する。
なお、以下の説明は自動車のフロントパネルに取付けら
れる防音材について行う。
れる防音材について行う。
防音材の製作にあたって、まずポリ塩化ビニ/しあるい
はゴム等のシート素材1およびポリウレタンフォームの
シー[H12の両シート素材に対しそれぞれを所定形状
に成形するためのトリミング工程が行われる。これらの
成形については、ポリ塩化ビニルおよびポリウレタンフ
ォームの両シート素材1,2をそれぞれローμ状に巻い
た物から所定寸法毎に裁断し、これらをそれぞれ一定形
状に仕丘げることによってなされる。かくして、各種部
品等の取付けのための適当な孔および凹凸が形成された
ポリ塩化ビニルシート6およびポリウレタンフォームシ
ート4が作製される。
はゴム等のシート素材1およびポリウレタンフォームの
シー[H12の両シート素材に対しそれぞれを所定形状
に成形するためのトリミング工程が行われる。これらの
成形については、ポリ塩化ビニルおよびポリウレタンフ
ォームの両シート素材1,2をそれぞれローμ状に巻い
た物から所定寸法毎に裁断し、これらをそれぞれ一定形
状に仕丘げることによってなされる。かくして、各種部
品等の取付けのための適当な孔および凹凸が形成された
ポリ塩化ビニルシート6およびポリウレタンフォームシ
ート4が作製される。
この後、ポリウレタンフォームシート4は所定量のアス
ファルトを含浸させる、含浸工程を経る(第2図参照)
。すなわちこの含浸工程において、トリミング工程を経
た後のポリウレタンフォームシート4は、まず繰り出し
ロー25からアスファルμト溶液あるいはエマルジョン
がt+:l ltゴれた槽6内−\浸漬される。この後
、各絞り田し用ローラ群7a〜7Cを介して所定量にア
スファルトを絞り出した下で、取り出される。この結果
、ポリウレタン7オームシート4Aには、詳しくは図示
しないがウレタンフオームの組織、り唸り連続した泡状
1イセ造における各小室がアスファルトで充填されない
程度で、その壁面にのみアスファルトの薄膜層が形成て
れる。
ファルトを含浸させる、含浸工程を経る(第2図参照)
。すなわちこの含浸工程において、トリミング工程を経
た後のポリウレタンフォームシート4は、まず繰り出し
ロー25からアスファルμト溶液あるいはエマルジョン
がt+:l ltゴれた槽6内−\浸漬される。この後
、各絞り田し用ローラ群7a〜7Cを介して所定量にア
スファルトを絞り出した下で、取り出される。この結果
、ポリウレタン7オームシート4Aには、詳しくは図示
しないがウレタンフオームの組織、り唸り連続した泡状
1イセ造における各小室がアスファルトで充填されない
程度で、その壁面にのみアスファルトの薄膜層が形成て
れる。
ここで、アスファルトの含浸工程を、ポリウレタンフォ
ームシート素材2のトリミング工程の後に行うことにし
た理由について説明する。仮に、と記とは逆の工程、つ
まジアスファルトを含浸させてからトリミング加工を行
うとすると、次の不具合を生じる。
ームシート素材2のトリミング工程の後に行うことにし
た理由について説明する。仮に、と記とは逆の工程、つ
まジアスファルトを含浸させてからトリミング加工を行
うとすると、次の不具合を生じる。
(1) アスファ/L’トの歩留が低下する。
つまシ、トリミング加工によって生じる残層分だけ、余
分にアスファルトを要するからである。
分にアスファルトを要するからである。
(2)トリミング作業が煩雑となる。
つまり、トリミングに要する成形型にアスク7)V )
が付着するため、適当な期間毎にその除去が強いられる
からである。
が付着するため、適当な期間毎にその除去が強いられる
からである。
(3)残層の後処理が困難である。
つまり、含浸面のポリウレタンフォームの残層であれば
、ウレタンチップ等として再利用等を図ることも可能で
あるが、アスファ/l/)が含浸されたものでは殆ど再
利用の途が閉ざされるからである、等の理由による。
、ウレタンチップ等として再利用等を図ることも可能で
あるが、アスファ/l/)が含浸されたものでは殆ど再
利用の途が閉ざされるからである、等の理由による。
なお、本例含浸工程において使用されるアスク7)vト
溶液2はエマルジョンはアスファルトをガソリン又はペ
ンゾール等の溶剤に概ね1:1の比率で溶解又は分散し
たものが用いられている。また、アス77/l/)の含
浸量は要求される遮音の程度に応じて種々選択されるも
のである。ちなみに、実験によればポリウレタン7オー
ムシー)4Aを約2011の厚さのものを選定すれは、
含浸量はポリウレタンフォームシー)4Aに対し乾燥後
の重蔗比で約50〜80%程度のものが遮音性良好であ
った。
溶液2はエマルジョンはアスファルトをガソリン又はペ
ンゾール等の溶剤に概ね1:1の比率で溶解又は分散し
たものが用いられている。また、アス77/l/)の含
浸量は要求される遮音の程度に応じて種々選択されるも
のである。ちなみに、実験によればポリウレタン7オー
ムシー)4Aを約2011の厚さのものを選定すれは、
含浸量はポリウレタンフォームシー)4Aに対し乾燥後
の重蔗比で約50〜80%程度のものが遮音性良好であ
った。
さて、ポリウレタンフォームシー)4Aはアス77ルト
含浸後、乾燥工程へ移行され、次いで前述したトリミン
グ後のポリ塩化ビニルシート6と貼り合わされる。該貼
り曾わせ工程では、両シー)3.4A間に接着剤が介在
され、この下でと下型による圧縮が行われる。この結果
、防音層BSの積層された防音材Bが得られる。即ち、
アス77A/)が含浸されたポリウレタンフォームシー
ト4Aは、遮音特性に後れ、防音材Bにおける防音層B
Sとして機能されるわけである。
含浸後、乾燥工程へ移行され、次いで前述したトリミン
グ後のポリ塩化ビニルシート6と貼り合わされる。該貼
り曾わせ工程では、両シー)3.4A間に接着剤が介在
され、この下でと下型による圧縮が行われる。この結果
、防音層BSの積層された防音材Bが得られる。即ち、
アス77A/)が含浸されたポリウレタンフォームシー
ト4Aは、遮音特性に後れ、防音材Bにおける防音層B
Sとして機能されるわけである。
なお、防音材Bのフロントバネ)Vfpへの取付けは、
防音層BS側をフロントバネ/l’fpの室内側壁面に
当てて、その適所をポμト等にて締付けることによって
なされる(第4図参照)。
防音層BS側をフロントバネ/l’fpの室内側壁面に
当てて、その適所をポμト等にて締付けることによって
なされる(第4図参照)。
石て、一本例製法はポリウレタンフォームシート素材2
に対レアスフアルド含浸工程に先立ってトリミング工程
を行う。つまシ、アス77 /l’ )成分が含浸され
ていない状態でトリミングを行うのである。そして、こ
の方式によりトリミングの際において、成形型にアスフ
ァルト等が伺涜されることがないため、トリミング工程
を円滑に行うことができる。また、トリミングによって
生じる残層にはアスファルト成分が含有されていないた
め、残層の爵利用を汎〈図ることができる。さらに、ア
スク1)vトを無駄なく、効率よく使用することができ
るため、アスファルトの歩留り向とにも寄与しうる。
に対レアスフアルド含浸工程に先立ってトリミング工程
を行う。つまシ、アス77 /l’ )成分が含浸され
ていない状態でトリミングを行うのである。そして、こ
の方式によりトリミングの際において、成形型にアスフ
ァルト等が伺涜されることがないため、トリミング工程
を円滑に行うことができる。また、トリミングによって
生じる残層にはアスファルト成分が含有されていないた
め、残層の爵利用を汎〈図ることができる。さらに、ア
スク1)vトを無駄なく、効率よく使用することができ
るため、アスファルトの歩留り向とにも寄与しうる。
以北詳述したように、本発明はポリ塩化ビニルシートあ
るいはゴム等のシート材およびポリウレタンフォームを
それぞれ所定形状に成形しておき、該成形後のポリウレ
タンフォームシートについては所要量のアスファルト溶
液あるいはエマルジョンを含浸させ、この後向シートを
重置接着することを要旨とする。即ち、本発明製法によ
れば、防資性の重要要素たるアスファルトを合理的かつ
効率よく使用することができるため、結果として防音材
の有効製造に多大に寄与しうる。
るいはゴム等のシート材およびポリウレタンフォームを
それぞれ所定形状に成形しておき、該成形後のポリウレ
タンフォームシートについては所要量のアスファルト溶
液あるいはエマルジョンを含浸させ、この後向シートを
重置接着することを要旨とする。即ち、本発明製法によ
れば、防資性の重要要素たるアスファルトを合理的かつ
効率よく使用することができるため、結果として防音材
の有効製造に多大に寄与しうる。
第1図はポリ塩化ビニルシートおよびポリウレタンフォ
ーム7−トのトリミング工程を示す説明図、第2図はア
スファルトの含浸工程を示す説明図、第5図は両シート
の貼り酋わせ工程を示す説明図、第4図は防音材の取付
は状態を示す断面図である。 1・・・ポリ塩化ビニ/L/シート素材2・・・ポリウ
レタンフォームノート素材6・・・ポリ塩化ビニルシー
ト 4.4人・・・ポリウレタンフォームシートB・・・防
音材 出 願 人 竹廣木材工業株式会社 代 理 人 弁理士 岡 1)英 彦第1r!!1 第2 図 第31!f jI4 図
ーム7−トのトリミング工程を示す説明図、第2図はア
スファルトの含浸工程を示す説明図、第5図は両シート
の貼り酋わせ工程を示す説明図、第4図は防音材の取付
は状態を示す断面図である。 1・・・ポリ塩化ビニ/L/シート素材2・・・ポリウ
レタンフォームノート素材6・・・ポリ塩化ビニルシー
ト 4.4人・・・ポリウレタンフォームシートB・・・防
音材 出 願 人 竹廣木材工業株式会社 代 理 人 弁理士 岡 1)英 彦第1r!!1 第2 図 第31!f jI4 図
Claims (1)
- ポリ塩化ビニルシートおるいはゴム等の7−ト材および
ポリウレタンフォームをそれぞれ所定形状に成形してお
き、該成形後のポリウレタンフォームシートについては
所要藍のアスファルト溶液あるいはエマルジョンを含浸
をせ、この後両ンートをJ[@接着することを%徴とす
る車両用防音材の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57177829A JPS5967597A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 車両用防音材の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57177829A JPS5967597A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 車両用防音材の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5967597A true JPS5967597A (ja) | 1984-04-17 |
Family
ID=16037831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57177829A Pending JPS5967597A (ja) | 1982-10-08 | 1982-10-08 | 車両用防音材の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5967597A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61214607A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | Hitachi Ltd | 制御電圧発生回路 |
JPS61171100U (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-23 | ||
JPH01161147U (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-09 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57126633A (en) * | 1981-01-29 | 1982-08-06 | Kasai Kogyo Co Ltd | Forming of insulator dash |
-
1982
- 1982-10-08 JP JP57177829A patent/JPS5967597A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57126633A (en) * | 1981-01-29 | 1982-08-06 | Kasai Kogyo Co Ltd | Forming of insulator dash |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61214607A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | Hitachi Ltd | 制御電圧発生回路 |
JPS61171100U (ja) * | 1985-04-12 | 1986-10-23 | ||
JPH01161147U (ja) * | 1988-04-30 | 1989-11-09 |
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