JPS6378743A - 自動車内装用ウツドパネルとその製造方法 - Google Patents

自動車内装用ウツドパネルとその製造方法

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Publication number
JPS6378743A
JPS6378743A JP22522786A JP22522786A JPS6378743A JP S6378743 A JPS6378743 A JP S6378743A JP 22522786 A JP22522786 A JP 22522786A JP 22522786 A JP22522786 A JP 22522786A JP S6378743 A JPS6378743 A JP S6378743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
panel
aluminum plate
automobile
wood panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP22522786A
Other languages
English (en)
Inventor
純一 荒川
浩二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPS6378743A publication Critical patent/JPS6378743A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、自動車内装用ウッドパネルとその製造方法
に関するものである。
〔背景技術〕
従来より、自動車の内装仕上げに、木目を印刷したポリ
塩化ビニルシートをABS樹脂等の成形品の表面に貼付
したパネルが使用されている。
しかしながら、かかるパネルでは木質感に乏しいという
欠点があった。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、木質感に冨み装飾効果にすぐれた自
動車内装用ウッドパネルとその製造方法を提供すること
である。
〔発明の開示〕
この発明の自動車内装用ウッドパネルは、アルミニウム
板を芯材とし、このアルミニウム板の少なくとも片面に
木質材料を積層してなるものである。
このように、この発明によれば、アルミニウム仮に木質
材料を積層したので、木質感のある装飾効果の高い自動
車内装用ウッドパネルを得ることができる。また、芯材
がアルミニウム板で構成されているので、自動車内でた
ばこの火がパネルに接触した場合に熱の放散が速やかに
行われ、パネルの耐熱性を高めることができる。
前記木質材料としては、天然木をスライスして得られる
木質化粧単板が使用可能である。さらに、南洋材等の素
材単板の複数枚を集成接着してフリッチを成形し、これ
をスライスして得られる人工的に木目模様をつくり出し
た化粧単板も使用可能である。
以下、この発明の自動車内装用ウッドパネルを第1図お
よび第2図に基づいて説明する。第1図はこの発明の自
動車内装用ウッドパネルの一例を示す説明図であり、芯
材であるアルミニウム板1の表面に不織布2を介して木
質化粧単板である木質材料3を積層接着したものである
不織布2は温度変化によるアルミニウム板1と木質材料
3との膨張収縮による寸法変化の差を吸収し、木質材料
3にクランクができるのを防止す得られた自動車内装用
ウッドパネル4は、第2図(A)に示すように金型によ
る打ち抜き加工により打ち抜き穴5を形成したり、ある
いは第2図(B)に示すようにベンダーにより曲げ加工
される。なお、曲げ加工時には表面の薄い木質材料3に
クランクができ美観を頃なうおそれがあるため、曲げ加
工の前処理としてパネル4を温水に浸漬して軟化処理す
るのが好ましい。
また、アルミニウム板1の接着性を改善するために、ア
ルミニウム板lとして表面をアルマイト加工していない
ものを使用し、あらかじめその表面をワイヤブラシで粗
面にするのが好ましい。アルミニウム板lをこのように
処理することにより高い接着強度で不織布2や木質材料
3を接着することができる。
なお、この発明ではアルミニウム板の片面にのみ木質材
料を積層した場合について説明したが、第3図に示すよ
うにアルミニウム板1の表裏両面に他の木質材料6.6
 (ぶな材、かば材等の単板または合板)を接着しかつ
表面側の他の木質材料6に不織布2および木質材料3を
接着したり、あるいは第4図に示すようにアルミニウム
板1の裏面にのみ他の木質材料6を接着してもよく、さ
らに第5図に示すようにアルミニウム板1の表面に他の
木質材料6を介して不織布2および木質材料3を積層す
るなどして、自動車内装用ウッドパネルの厚さを大きく
するようにしてもよい。
次に実施例をあげてこの発明の詳細な説明する。
実施例1: 厚さ0.8鶴のアルミニウム板の表面に接
着剤を用いて不織布と厚さ0.21の棒材の単板を積層
接着してパネルを得た。
このパネルを第2図(A)および(B)に示すように金
型で打ち抜き加工し、さらにベンダーで曲げ加工して所
定形状に仕上げた。
次にウッドスティンにて、スライス単板の表面の調色を
行い、色を均一にした後、塗装・研磨を5回くり返し、
自動車内装用ウッドパネルを得た。
実施例2: アルミニウム板の表裏両面に厚さ0.61
のぶな材の単板をそれぞれ配置し、さらに表面側のぶな
材の単板の上に不織布および棒材の単板を順次積層しこ
れらを一体に接着したほかは実施例1と同様にして第3
図に示すような厚さの大きい自動車内装用ウッドパネル
を得た。
実施例3: アルミニウム板の裏面にぶな材の単板を接
着したほかは実施例1と同様にして第4図に示すような
厚さの大きい自動車内装用ウッドパネルを得た。
実施例4 (接着性の改善)−表面がアルマイト処理さ
れていない厚さ0.8酊のアルミニウム板の表面をワイ
ヤブラシで研磨して粗面にしたのち、その粗面となった
表面に厚さ0.6flのぶな材の単板、不織布および厚
さQ、 2鶴の棒材の単板を接着剤を用いてこの順に積
層接着したほかは実施例1と同様にして第5図に示すよ
うな自動車内装用ウッドパネルを得た。このパネルは高
い接着強度を有していた。
実施例5(曲げ加工性の改善): 実施例2で得た厚さ
の大きいパネルを60℃の温水に10分間浸漬したのち
、ベンダーにより曲率半径5龍にて90°の曲げ加工を
行った。その結果、パネルの表面にクランクがはいらず
容易に曲げ加工できた。
〔発明の効果〕
この発明によれば、アルミニウム板に木質材料を積層し
たので、木質感のある装飾効果の高い自動車内装用ウッ
ドパネルを得ることができる。また、芯材がアルミニウ
ム板で構成されているので、自動車内でたばこの火がパ
ネルに接触した場合に熱の放散が速やかに行われ、パネ
ルの耐熱性を高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の自動車内装用ウッドパネルの一例を
示す説明図、第2図(A)および(B)はそれぞれ打ち
抜き加工および曲げ加工されたパネルの正面図および側
面図、第3図〜第5図はそれぞれこの発明の自動車内装
用ウッドパネルの他の例を示す説明図である。 1・・・アルミニウム板、2・・・不織布、3・・・木
質材料、4・・・自動車内装用ウッドパネル01)1)
010101)1)1)1)ゝ1アルミニつ4゛ 第3
図 第5図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム板を芯材とし、このアルミニウム板
    の少なくとも片面に木質材料を積層してなる自動車内装
    用ウッドパネル。
  2. (2)前記木質材料が木質化粧単板である特許請求の範
    囲第(1)項記載の自動車内装用ウッドパネル。
  3. (3)前記木質材料が不織布を介して前記アルミニウム
    板に積層された特許請求の範囲第(1)項記載の自動車
    内装用ウッドパネル。
  4. (4)アルミニウム板の少なくとも片面に木質材料を配
    置し一体に接着することを特徴とする自動車内装用ウッ
    ドパネルの製造方法。
  5. (5)前記アルミニウム板がアルマイト処理されていな
    い接着面を有し、かつこの接着面を接着に先立って粗面
    処理してなる特許請求の範囲第(4)項記載の自動車内
    装用ウッドパネルの製造方法。
JP22522786A 1986-09-24 1986-09-24 自動車内装用ウツドパネルとその製造方法 Pending JPS6378743A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01314161A (ja) * 1988-06-14 1989-12-19 Toppan Printing Co Ltd 化粧材の製造方法
JPH03114331U (ja) * 1990-03-08 1991-11-25
JPH04124551U (ja) * 1991-04-30 1992-11-13 株式会社カンセイ 自動車用リツドクラスター

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01314161A (ja) * 1988-06-14 1989-12-19 Toppan Printing Co Ltd 化粧材の製造方法
JPH03114331U (ja) * 1990-03-08 1991-11-25
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