JPS596311Y2 - 管接合部 - Google Patents
管接合部Info
- Publication number
- JPS596311Y2 JPS596311Y2 JP1975123942U JP12394275U JPS596311Y2 JP S596311 Y2 JPS596311 Y2 JP S596311Y2 JP 1975123942 U JP1975123942 U JP 1975123942U JP 12394275 U JP12394275 U JP 12394275U JP S596311 Y2 JPS596311 Y2 JP S596311Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- split ring
- tube body
- pipe
- sand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一方の管体に他方の管体を挿入接続し、管相互
の抜防止手段として締結杆にて締結せられた割リングを
連結部に嵌着せしめる管接合部に関するものである。
の抜防止手段として締結杆にて締結せられた割リングを
連結部に嵌着せしめる管接合部に関するものである。
従来、この種の管接合部においては割リングと管との密
着性の向上を図るため割リング内側に砂付層を設けるこ
とが行はれているが、(例えば実開昭51−13171
7号)、管体外周が粗面によって損傷し構造欠陥部とな
り、流体抵抗や地盤変動による応力が集中する接続部で
は大きな問題を惹起す。
着性の向上を図るため割リング内側に砂付層を設けるこ
とが行はれているが、(例えば実開昭51−13171
7号)、管体外周が粗面によって損傷し構造欠陥部とな
り、流体抵抗や地盤変動による応力が集中する接続部で
は大きな問題を惹起す。
また管接合部に長期にわたって応力がか・ると管体にク
リープが起って管接合部が抜けてしまうことがある。
リープが起って管接合部が抜けてしまうことがある。
本考案は管表面にも砂付層を設けて管を保護するととも
に管と割リングとの密着性を一層良好ならしめ、管体に
クリープが起っても管接合部が着実に抜防止されている
ようにすることを目的とするものである。
に管と割リングとの密着性を一層良好ならしめ、管体に
クリープが起っても管接合部が着実に抜防止されている
ようにすることを目的とするものである。
本考案を図に示す一実施例により説明すれば管体Aの端
部には管体Bを挿入接続するための膨拡部1が形或せら
れる。
部には管体Bを挿入接続するための膨拡部1が形或せら
れる。
膨拡部1には円周方向に沿って更に環状パッキン3を装
着するためのパッキン溝2が形或せられる。
着するためのパッキン溝2が形或せられる。
管体Aの膨拡部1に挿入接続される管体Bには円周方向
に沿ってフイルム面に砂を固着した砂付層4が接着剤に
より固着される。
に沿ってフイルム面に砂を固着した砂付層4が接着剤に
より固着される。
砂層4の固着位置は管体Bの挿入部より内側である。
5.6は2つ割の割リングであり、各々上部分5a,6
a、下部分5b,6bに分割され、端部に夫々耳5′a
,5’b、e’a,s’bが形或される。
a、下部分5b,6bに分割され、端部に夫々耳5′a
,5’b、e’a,s’bが形或される。
耳5’a,5’b、6′a,6’bには夫々2個の穴s
/a/, s/b/、6′a′,6′b′が穿設せられ
る。
/a/, s/b/、6′a′,6′b′が穿設せられ
る。
割リング5,6の内側には砂付層4と同様な砂付層5’
, 6’が設けられる。
, 6’が設けられる。
割リング5は管体Aの膨出部1の根部に嵌着せられる。
割リング6は管体Bに嵌着する。なお膨出部1の根部、
即ち割リング5の当接部に砂層7を設ける。
即ち割リング5の当接部に砂層7を設ける。
かくして割リング5と割リング6の間に締結杆8を差渡
す。
す。
締結杆8は両端部にボルト穴8′を有し上下の割リング
5a,5b、6a,6b(7)耳5′a,5’b、6’
a, 6’b(7)間に挾まれる。
5a,5b、6a,6b(7)耳5′a,5’b、6’
a, 6’b(7)間に挾まれる。
耳5’a,5’b、6’a, 6’b(7)穴s’a’
, s’b’、6’a’, 6’b’(7)一方に締結
杆8のボルト穴8′を介して夫々ボルト9を通しナット
10を螺合し締付固定を行なう。
, s’b’、6’a’, 6’b’(7)一方に締結
杆8のボルト穴8′を介して夫々ボルト9を通しナット
10を螺合し締付固定を行なう。
耳にあけられた2つの穴のうちどちらかを選ぶかは割リ
ング5,6間の距離と締結杆8の長さとによる。
ング5,6間の距離と締結杆8の長さとによる。
第4図に示すように締結杆8は耳5’a, 5’b、6
′a, 6’bの外側に固定されてもよい。
′a, 6’bの外側に固定されてもよい。
上記のようなぬけ防止機構を具えた管接合部において管
体Aから管体Bを引き抜くような力がか・れば、膨拡部
1の根部で係止せられている割ノング5と割リング6と
に差渡され、ボルト9により固定せられている締結杆8
により抜け防止される。
体Aから管体Bを引き抜くような力がか・れば、膨拡部
1の根部で係止せられている割ノング5と割リング6と
に差渡され、ボルト9により固定せられている締結杆8
により抜け防止される。
この際、割リング5,6の砂付層5’, 6’と管A,
Bの砂付層4,7とが噛合密着し摩擦係数が大きな
ものとなるから、管体Aと管体Bとのずれを最少限度に
止める。
Bの砂付層4,7とが噛合密着し摩擦係数が大きな
ものとなるから、管体Aと管体Bとのずれを最少限度に
止める。
なお割リング5,6および管A, Bに砂付層を設ける
には割リング5,6、管A, Bの砂付層形戊部表面に
接着剤を塗布しこれに砂をまぶすかまたは紙、ポリエチ
フイルム、ポリ塩化ビニルフイルム等のフイルム基村上
に砂を固着させた謂ゆるサンドペーパー状のものを砂層
形戊部表面に貼着する方法等がとられる。
には割リング5,6、管A, Bの砂付層形戊部表面に
接着剤を塗布しこれに砂をまぶすかまたは紙、ポリエチ
フイルム、ポリ塩化ビニルフイルム等のフイルム基村上
に砂を固着させた謂ゆるサンドペーパー状のものを砂層
形戊部表面に貼着する方法等がとられる。
また割リング5および管体Aは管体Aの膨出部1の根部
にて割リング5のずれを防止されるから必ずしも粗面を
形威しなくてもよい。
にて割リング5のずれを防止されるから必ずしも粗面を
形威しなくてもよい。
本考案は叙上のように管体Aの膨出部に管体Bを挿入接
続し、抜防止手段として割リングを夫々嵌着し、これに
締結杆をさしわたして締結する際、割リング内面と管体
の割リング当接面とに砂付層を形威させるものであるか
ら割リング内面と管体外周面とが相互に砂付層で保護さ
れ特に管体外周は損傷による構造欠陥から保護され接続
部の安全性が大きく向上する。
続し、抜防止手段として割リングを夫々嵌着し、これに
締結杆をさしわたして締結する際、割リング内面と管体
の割リング当接面とに砂付層を形威させるものであるか
ら割リング内面と管体外周面とが相互に砂付層で保護さ
れ特に管体外周は損傷による構造欠陥から保護され接続
部の安全性が大きく向上する。
更に両面の摩擦係数は極めて大きなものとなるから割リ
ングの締付力は小さくてもよい。
ングの締付力は小さくてもよい。
したがって管体に構造欠陥が生ずることは重復して防止
されるのである。
されるのである。
また更に管体にクリープが起っても粗面相互が緊密に噛
合して管接合部がはずれることを着実に防止するもので
ある。
合して管接合部がはずれることを着実に防止するもので
ある。
かくして土中に埋設されることの多い配管でも補修の頻
度が少なくなり、配管の堀り出しのような面倒な作業を
度々行ずにもすむし、また管の破損による管内を流れる
流体の漏洩による公害問題、あるいは管外の汚物の管内
への侵入と云った不都合は解消されるのである。
度が少なくなり、配管の堀り出しのような面倒な作業を
度々行ずにもすむし、また管の破損による管内を流れる
流体の漏洩による公害問題、あるいは管外の汚物の管内
への侵入と云った不都合は解消されるのである。
図は本考案に係る一実施例を示すもので第1図は一部切
欠き平面図、第2図は一部切欠き正面図、第3図は分解
斜視図である。 図中A, B・・・管体、1・・・膨拡部、5,6・・
・割リング、8・・・締結杆、4, 7, 5’,
6’・・・砂付層。
欠き平面図、第2図は一部切欠き正面図、第3図は分解
斜視図である。 図中A, B・・・管体、1・・・膨拡部、5,6・・
・割リング、8・・・締結杆、4, 7, 5’,
6’・・・砂付層。
Claims (1)
- 管体Aの端部に管体Bを挿入接続するための膨拡部を形
或し、上記膨拡部に管体Bを挿入接続し、上記管体Aの
膨拡部根部および管体Bの挿入部近傍に夫々割リングを
嵌着し、上記割リング相互を締結杆にて締結した構或に
おいて、少くとも管体B側の割リングおよび管体Bのリ
ング当接部に砂付層を設けたことを特徴とする管接合部
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975123942U JPS596311Y2 (ja) | 1975-09-09 | 1975-09-09 | 管接合部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975123942U JPS596311Y2 (ja) | 1975-09-09 | 1975-09-09 | 管接合部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5237311U JPS5237311U (ja) | 1977-03-16 |
JPS596311Y2 true JPS596311Y2 (ja) | 1984-02-27 |
Family
ID=28604490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975123942U Expired JPS596311Y2 (ja) | 1975-09-09 | 1975-09-09 | 管接合部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596311Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841431Y2 (ja) * | 1975-04-16 | 1983-09-19 | コスモコウキ カブシキガイシヤ | ジユシカンセツゾクブノキンテイカン |
-
1975
- 1975-09-09 JP JP1975123942U patent/JPS596311Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5237311U (ja) | 1977-03-16 |
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