JPS5939262Y2 - 管接合部 - Google Patents
管接合部Info
- Publication number
- JPS5939262Y2 JPS5939262Y2 JP1976020013U JP2001376U JPS5939262Y2 JP S5939262 Y2 JPS5939262 Y2 JP S5939262Y2 JP 1976020013 U JP1976020013 U JP 1976020013U JP 2001376 U JP2001376 U JP 2001376U JP S5939262 Y2 JPS5939262 Y2 JP S5939262Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- split ring
- socket
- pipe
- rough surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一方の管体の受口部に他方の管体の挿口部を挿
入接続し、管相互の抜防止手段として締結杆にて締結せ
られた割リングを連結部に嵌着せしめる管接合部に関す
るものである。
入接続し、管相互の抜防止手段として締結杆にて締結せ
られた割リングを連結部に嵌着せしめる管接合部に関す
るものである。
従来、この種の管接合部においては割リングと管との密
着性の向上を図るため割リング内側に粗面を設けたり、
割リングと管との間に弾性体を介在させることが行われ
ている。
着性の向上を図るため割リング内側に粗面を設けたり、
割リングと管との間に弾性体を介在させることが行われ
ている。
前者の方法では現在の管の主流はポリ塩化ビニルを材料
としたもので、このような粘弾性体材料からなる管の接
合部に長期にわたって応力がかかると管体に及ぼされる
粗面の剪断力によって管体に永久歪が積算して起って割
リングの管体に対する締付けがルーズになり、管接合部
が抜けてしまうことがある。
としたもので、このような粘弾性体材料からなる管の接
合部に長期にわたって応力がかかると管体に及ぼされる
粗面の剪断力によって管体に永久歪が積算して起って割
リングの管体に対する締付けがルーズになり、管接合部
が抜けてしまうことがある。
また粗面によって管体が損傷せられるおそれもある。
また後者の方法では割リング管との摩擦係数が弾性体に
よって増大させられるが、割リングの抜は落ちを完全に
防止するものとは言えない。
よって増大させられるが、割リングの抜は落ちを完全に
防止するものとは言えない。
本考案は管表面に粗面、割リング内面に弾性層を設けて
管と割リングとの密着性を一層良好ならしめ、管体に上
記のような永久歪が積算されることを防止して管接合部
が着実に抜防止されているようにするとともに粗面によ
る管体の損傷を防止することを目的とするものである。
管と割リングとの密着性を一層良好ならしめ、管体に上
記のような永久歪が積算されることを防止して管接合部
が着実に抜防止されているようにするとともに粗面によ
る管体の損傷を防止することを目的とするものである。
本考案を図に示す一実施例により説明すれば、管体Ａの
端部には管体Ｂを挿入接続するための拡径した受口部１
が形成せられる。
端部には管体Ｂを挿入接続するための拡径した受口部１
が形成せられる。
受口部１には円周方向にそって更に環状パツキン３を装
着するためのパツキン溝２が形成せられる。
着するためのパツキン溝２が形成せられる。
管体Ａの受口部１に挿入部を挿入接続される管体Ｂには
円周方向にそってフィルム面に砂を固着した砂層４が接
着剤により固着される。
円周方向にそってフィルム面に砂を固着した砂層４が接
着剤により固着される。
砂層４の固着位置は管体Ｂの挿入部より内側である。
５゜６は２つ割の割リングであり、各々上部分５ａ。
６ａ、下部分５ｂ、６ｂに分割され、端部に夫々耳５’
ａ、 ５’ ｂ、 ６’ ａ、 ６’
ｂには夫々２個の穴５’ ａ’、 ５’ ｂ’５
’ ａ’、 ６’ ｂ’ が穿設せられる。
ａ、 ５’ ｂ、 ６’ ａ、 ６’
ｂには夫々２個の穴５’ ａ’、 ５’ ｂ’５
’ ａ’、 ６’ ｂ’ が穿設せられる。
割りング５，６の内側には弾性層５’、 ６’ が設け
られる。
られる。
弾性層５’、 ６’ としてはゴム、軟質ポリ塩化ビ
ニル、軟質ポリウレタン等の軟質材料が用いられる。
ニル、軟質ポリウレタン等の軟質材料が用いられる。
割リング５は管体Ａの受口部１の根部に嵌圧着せられる
。
。
割リング６は管体Ｂに嵌圧着する。なお・、受口部１の
根部、即ち割リング５の当接部に砂層７を設ける。
根部、即ち割リング５の当接部に砂層７を設ける。
かくして割リング５と割リング６の間に締結杆８を差渡
す。
す。
締結杆８は両端部にボルト穴８′ を有し、上下の割リ
ング５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂの耳５’ ａ、 ５’
ｂ、 ６’ ａ、 ６’ ｂの間に挾まれ
る。
ング５ａ、５ｂ、６ａ、６ｂの耳５’ ａ、 ５’
ｂ、 ６’ ａ、 ６’ ｂの間に挾まれ
る。
耳５’ ａ、５’ ｂ、６’ ａ、６’ ｂの
穴５′ａ。５’ ｂ、 ６’ ａ、 ６’
ｂの一方に締結杆８のボルト穴８′ を介して夫々ボル
ト９を通しナラｌ−１０を螺合し締付固定を行う。
穴５′ａ。５’ ｂ、 ６’ ａ、 ６’
ｂの一方に締結杆８のボルト穴８′ を介して夫々ボル
ト９を通しナラｌ−１０を螺合し締付固定を行う。
耳にあけられた２つの穴のうちどちらを選ぶかは割リン
グ５，６間の距離と締結杆８の長さとによる。
グ５，６間の距離と締結杆８の長さとによる。
第４図に示すように締結杆８は耳５’ ａ、 ５’
ｂ、 ６’ ａ、 ６’ ｂの外側に固定
されてもよい。
ｂ、 ６’ ａ、 ６’ ｂの外側に固定
されてもよい。
上記のような抜防止機構を具えた管接合部において、管
体Ａから管体Ｂを引き抜くような力がかかれば、受口部
１の根部で係止せられている割リング５と割リング６と
に差渡され、ボルト９により固定せられている締結杆８
により抜防止される３この際、割リング５，６の弾性層
５’、 ６’ に管体Ａ、 Ｂの砂層４，７が噛合
密着し、管体Ａと管体Ｂとのズレを最小限度に止める。
体Ａから管体Ｂを引き抜くような力がかかれば、受口部
１の根部で係止せられている割リング５と割リング６と
に差渡され、ボルト９により固定せられている締結杆８
により抜防止される３この際、割リング５，６の弾性層
５’、 ６’ に管体Ａ、 Ｂの砂層４，７が噛合
密着し、管体Ａと管体Ｂとのズレを最小限度に止める。
なお、管体Ａ、 Ｂに粗面を設けるには、管体Ａ。
Ｂの粗面形成部表面に接着剤を塗布し、これに砂をまぶ
すかまたは紙、ポリエチフイルム、ポリ塩化ビニルフィ
ルム等のフィルム類材上に砂を固着させた謂ゆるサンド
ペーパー状のものを砂層形成部表面に貼着するか、ある
いは粗面形成部表面にやすり目を直接つけてもよい。
すかまたは紙、ポリエチフイルム、ポリ塩化ビニルフィ
ルム等のフィルム類材上に砂を固着させた謂ゆるサンド
ペーパー状のものを砂層形成部表面に貼着するか、ある
いは粗面形成部表面にやすり目を直接つけてもよい。
また引き抜き力がかかった場合、割リング５は管体Ａの
受口部１の根部にて係止されるから管体Ａ側には必ずし
も弾性層および粗面を形威しなくてもよいが、この場合
には受口部１の根部に割リング５が衝突することになり
、管体Ａ側にも弾性層および粗面を形成ずれば割リング
は粗面によって係止されて受口部１の根部に衝突するこ
とを防止される。
受口部１の根部にて係止されるから管体Ａ側には必ずし
も弾性層および粗面を形威しなくてもよいが、この場合
には受口部１の根部に割リング５が衝突することになり
、管体Ａ側にも弾性層および粗面を形成ずれば割リング
は粗面によって係止されて受口部１の根部に衝突するこ
とを防止される。
粗面としては、望ましくはやすり目をつけるよりも砂層
を形成させた方がよい。
を形成させた方がよい。
何となれば、砂層によって管体が傷つき破損することが
防止されるからである。
防止されるからである。
本考案は叙上のように、管体Ａの受口部に管体Ｂの挿口
部を挿入接続し、抜防止手段として割リングを夫々嵌装
し、これに締結杆を差渡して締結する際、割リング内面
に弾性層を設け、更に管体の割リング当接面に粗面を形
成させるものであるから、管接合部に引き抜き力がかか
った場合、弾性層に粗面が食い込んでおり、かかる食い
込みによる係止効果によって割リングが管体を滑動する
ことが殆んど完全に防止される。
部を挿入接続し、抜防止手段として割リングを夫々嵌装
し、これに締結杆を差渡して締結する際、割リング内面
に弾性層を設け、更に管体の割リング当接面に粗面を形
成させるものであるから、管接合部に引き抜き力がかか
った場合、弾性層に粗面が食い込んでおり、かかる食い
込みによる係止効果によって割リングが管体を滑動する
ことが殆んど完全に防止される。
そして該引き抜き力にもとづく弾性層と粗面との間の剪
断力は弾性層に殆んど吸収されるから管の粘弾性材料に
永久歪を生ずるような大きなものにはならず、したがっ
て管に永久歪が積算されることが防止され、管と割リン
グとの接触は緊密に維持される。
断力は弾性層に殆んど吸収されるから管の粘弾性材料に
永久歪を生ずるような大きなものにはならず、したがっ
て管に永久歪が積算されることが防止され、管と割リン
グとの接触は緊密に維持される。
また例え管に永久歪が生じて管外径が若干縮少したとし
てもかかる径の縮少は弾性層に吸収せられてしまい、管
と割リングとの接触は緊密に維持される。
てもかかる径の縮少は弾性層に吸収せられてしまい、管
と割リングとの接触は緊密に維持される。
更に管の粗面による損傷は弾性層による押圧力吸収効果
によって防止せられる。
によって防止せられる。
図は本考案に係る一実施例を示すもので、第１図は一部
切欠き平面図、第２図は一部切欠き正面図、第３図は分
解斜視図である。 図中、Ａ、 Ｂ・・・・・・管体、１・・・・・・受口
部、５，６・・・・・・割リング、８・・・・・・締結
杆、４，７・・・・・・砂層、５′６″・・・・・・弾
性層。
切欠き平面図、第２図は一部切欠き正面図、第３図は分
解斜視図である。 図中、Ａ、 Ｂ・・・・・・管体、１・・・・・・受口
部、５，６・・・・・・割リング、８・・・・・・締結
杆、４，７・・・・・・砂層、５′６″・・・・・・弾
性層。
Claims (1)
- 管体Ａの端部に管体Ｂを挿入接続するための拡径した受
口部を形成し、上記受口部に管体Ｂの挿口部を挿入接続
し、上記管体Ａの受口部根部および管体Ｂの挿入部近傍
に夫々割リングを嵌圧着し、上記割リング相互を締結杆
にて締結した槽底において、少なくとも管体Ｂ側の割リ
ング内面に弾性層を設け、更に管体Ｂのリング当接部に
粗面を設けたことを特徴とする管接合部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976020013U JPS5939262Y2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 管接合部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976020013U JPS5939262Y2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 管接合部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52111415U JPS52111415U (ja) | 1977-08-24 |
| JPS5939262Y2 true JPS5939262Y2 (ja) | 1984-11-01 |
Family
ID=28480048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976020013U Expired JPS5939262Y2 (ja) | 1976-02-20 | 1976-02-20 | 管接合部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5939262Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS502577U (ja) * | 1973-05-08 | 1975-01-11 | ||
| JPS5037218U (ja) * | 1973-07-31 | 1975-04-18 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4969107U (ja) * | 1972-09-26 | 1974-06-17 |
-
1976
- 1976-02-20 JP JP1976020013U patent/JPS5939262Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS502577U (ja) * | 1973-05-08 | 1975-01-11 | ||
| JPS5037218U (ja) * | 1973-07-31 | 1975-04-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52111415U (ja) | 1977-08-24 |
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