JPH0438154Y2 - - Google Patents

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JPH0438154Y2
JPH0438154Y2 JP1984196593U JP19659384U JPH0438154Y2 JP H0438154 Y2 JPH0438154 Y2 JP H0438154Y2 JP 1984196593 U JP1984196593 U JP 1984196593U JP 19659384 U JP19659384 U JP 19659384U JP H0438154 Y2 JPH0438154 Y2 JP H0438154Y2
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JP
Japan
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band
tubular body
clip
clip band
tightening
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JP1984196593U
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JPS61114189U (ja
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、クリツプバンドの締め付け構造に
係わり、更に詳しくはラバーホース等の管状体を
緊締する部分の面圧を確保するように構成したク
リツプバンドの締め付け構造に関するものであ
る。
〔従来技術〕
一般に、車両の燃料供給パイプの接続口や、家
庭用のガス管等の接続口には、接続口から燃料等
が洩れないようにするために金属性のクリツプバ
ンドが使用されている。
ところで、従来のクリツプバンドとしては、例
えば第1図〜第3図に示すようにラバーホース等
の管状体1の接続部等に帯状のクリツプバンド本
体2を巻付て、締め付け金具3を介して締め付け
るものであるが、管状体1の太さ及びクリツプバ
ンド本体2の厚さによつて第1図に示すようにク
リツプバンド本体2と管状体1との間に隙間Xが
出来ると言う問題があり、またクリツプバンド本
体2の締め付け時に於て、管状体1がクリツプバ
ンド本体2と共に引き摺られて管状体1が片寄つ
たり、更に管状体1がリツプステツクを起して第
2図及び第3図の面圧分布図に示すQにおいて管
状体1に対するクリツプバンド本体1の面圧が低
下し、管状体1の内部を流通する燃料等の洩れが
発生し易いと言う問題があつた。
このような問題を解決するため、従来では例え
ば実開昭58−167389号公報、及び実開昭55−
105686号公報に開示されているように、ホースの
緩み止めを防止するために、クリツプバンド本体
2に凸部を設けたり、またクリツプバンド本体2
の先端をテーパ状に形成したものが提案されてい
る。しかし、管状体1に対するクリツプバンド本
体2の緩みを防止したり、クリツプバンド本体2
の厚さによる段差を吸収することは出来るが、ク
リツプバンド本体2の厚さ以上に段差がある場合
には、クリツプバンド本体2と管状体1との間の
隙間Xを有効に吸収することができず、また管状
体1がクリツプバンド本体2と共に引き摺られる
ことによる管状体1のだぶつきに対してはクリツ
プバンド本体2の先端に形成したテーパ部では有
効に防止できないと言う問題があつた。
また、実開昭54−26715号公報によつて把手を
形成した側の半円環状部の内側に凸部を形成した
把手付きの小径のゴムホースの締付具が提案され
ている。しかし、この考案は比較的口径が大きく
て締結の際に大きく断面が変形するゴムホースの
締結力の不均一さ、リツプステツク等を解消する
ことを目的とするものではない。
更に、特公昭58−31513号公報によつてホース
クランプの挿入部材が提案されている。この挿入
部材はホースクランプ内に挿入され、押圧された
際に折曲部内に位置している部分が大きく外側に
変形するのでこれを防止するために浮出し部を形
成したものである。この浮出し部には前記折曲部
内に存在させたもの、挿入部材の全長の内方に筋
状に膨出させたものであるが、この考案の浮出部
はゴムホースをクランプした際に締付け力が弱い
部分を補正して強くしたり、リツプステツクを解
消するものではない。
〔考案の目的〕
この考案は、係る従来の問題点に着目して案出
されたもので、その目的とするところは管状体の
太さ及びクリツプバンド本体の厚さによつて生ず
るクリツプバンド本体と管状体との間に隙間をな
くし、またクリツプバンド本体の締め付け時に於
て、管状体がクリツプバンド本体と共に引き摺ら
れて管状体が片寄つたり、更に管状体がリツプス
テツクを起すのを有効に防止して、管状体に対す
るクリツプバンド本体の面圧を常に一定状態に保
持し、流体等の洩れを有効に防止することが出来
るクリツプバンドの締め付け構造を提供するもの
である。
〔考案の構成〕
この考案は上記目的を達成するため、締め付け
金具と、この金具に一端が接続された環状のバン
ド本体とからなる弾性管状体を緊締するためのク
リツプバンドであつて、前記バンド本体は金具の
挿入される部分の近傍より金具の固定部の方に延
長して両側内面に線状にビードが形成されてお
り、このビードの一端はバンド本体を弾性管状体
に巻付けて緊締した状態でバンド本体の固定端に
接近し、他端側はその高さが漸減するように形成
されているクリツプバンドの締め付け構造を提案
するものである。
〔考案の実施例〕
以下添付図面に基いて、この考案の実施例を説
明する。
なお以下の説明で、上記第1図〜第2図におい
て説明した従来例と同一構成要素は同一符号を付
して説明は省略する。
第4図〜第6図は、この考案の第1実施例を示
し、2はラバーホース等の管状体1の接続部を緊
締する環状のクリツプバンド本体を示している。
前記クリツプバンド本体2の面圧が小さくなる
部分、即ちクリツプバンド本体2の端末重合部分
近傍の裏面側には、第5図及び第6図に示すよう
に二本のビード5が長手方向に向つて一体的に形
成され、このビード5の長さとしては管状体1に
巻付けるクリツプバンド本体2の周長の約1/4と
し、その先端5aは段差をなくすために除々に薄
くなるように形成されている。
このように、クリツプバンド本体2にビードを
形成することによつて面圧が小さくなる部分の間
隙Xをなくし、均一な面圧を確保することが出来
るようにしたものである。
〔考案の効果〕
この考案に係るクリツプバンドの締め付け構造
は、締め付け金具と、この金具に一端が接続され
た環状のバンド本体とからなる弾性管状体を緊締
するためのクリツプバンドであつて、前記バンド
本体は金具の挿入される部分の近傍より金具の固
定部の方に延長して両側内面に線状にビードが形
成されており、このビードの一端はバンド本体を
弾性管状体に巻付けて緊締した状態でバンド本体
の固定端に接近し、他端側はその高さが漸減する
ように構成されている。
従つて、ゴム管等の弾性管状体がバンド本体に
よつて締付けられる際にはこのバンド本体の内面
に金具の近傍より長さ方向に延長され、端部が漸
減するように高さが減少したビードを設けている
ため、バンド本体の厚さの関係で生ずる段差によ
る間隙をなくすことができ、均一な締め付け力を
得ることができる。
また、バンド本体を締付ける際にはこのバンド
本体が金具に引込まれる部分に弾性管状体を引込
むように変形してこの弾性管状体が片寄つたり、
リツプステツクを起し易い。しかし、この考案に
おいてはバンド本体の長手方向に所定の範囲で設
けたビードが恰もレールのように作用して弾性管
状体とバンド本体との間に滑りが発生してこの弾
性管状体を均一に押圧して面圧を一定に保持する
ことができる。
従つて、この考案のクリツプバンドの締め付け
構造によれば、弾性管状体を流体の漏れのないよ
うに締め付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の管状体にクリツプバンド本体を
締め付けている状態を示す断面図、第2図は従来
のクリツプバンド本体の正面図、第3図は第2図
のクリツプバンド本体の面圧分布図、第4図はこ
の考案を実施したクリツプバンド本体の側面図、
第5図はクリツプバンド本体の正面図、第6図は
第5図の−線に沿う断面図である。 1……管状体、2……クリツプバンド本体、5
……ビード、Q……面圧の小さくなる部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 締め付け金具と、この金具に一端が接続された
    環状のバンド本体とからなる弾性管状体を緊締す
    るためのクリツプバンドであつて、前記バンド本
    体は金具の挿入される部分の近傍より金具の固定
    部の方に延長して両側内面に線状にビードが形成
    されており、このビードの一端はバンド本体を弾
    性管状体に巻付けて緊締した状態でバンド本体の
    固定端に接近し、他端側はその高さが漸減するよ
    うに形成されているクリツプバンドの締め付け構
    造。
JP1984196593U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH0438154Y2 (ja)

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JP1984196593U JPH0438154Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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JP1984196593U JPH0438154Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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JPS61114189U JPS61114189U (ja) 1986-07-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426715B2 (ja) * 1977-06-06 1979-09-05
JPS5831513A (ja) * 1981-08-19 1983-02-24 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 固体電解コンデンサの製造方法

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JPS5426715U (ja) * 1977-07-27 1979-02-21

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