JPS5831513A - 固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents
固体電解コンデンサの製造方法Info
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- JPS5831513A JPS5831513A JP13081381A JP13081381A JPS5831513A JP S5831513 A JPS5831513 A JP S5831513A JP 13081381 A JP13081381 A JP 13081381A JP 13081381 A JP13081381 A JP 13081381A JP S5831513 A JPS5831513 A JP S5831513A
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- Japan
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- capacitor element
- capacitor
- solid electrolytic
- anode lead
- metal powder
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は固体電解コンデンサの製造方法に関し。
特にコンデンサエレメントと@極す−ドとの接続性の改
良に関するものである。
良に関するものである。
一般にこの種固体電解コンデンサは例えばタンタル、ニ
オブ、アルミニウムなどのように弁作用を有する金属粉
末を円柱状に加圧成形し焼結してなるコンデンサニレメ
ン)K予め弁作用を有する金属線を陽極リードとして植
立し、この陽極リードの導出部分に第1の外部リード部
材を溶接すると共に、第2の外部リード部材をコンデン
サエレメントの局面に形成された電極ジ1出し層に半田
付けし、然る後、コンデンサエレメントを含む主要部分
を樹脂材にて被覆して構成されている。
オブ、アルミニウムなどのように弁作用を有する金属粉
末を円柱状に加圧成形し焼結してなるコンデンサニレメ
ン)K予め弁作用を有する金属線を陽極リードとして植
立し、この陽極リードの導出部分に第1の外部リード部
材を溶接すると共に、第2の外部リード部材をコンデン
サエレメントの局面に形成された電極ジ1出し層に半田
付けし、然る後、コンデンサエレメントを含む主要部分
を樹脂材にて被覆して構成されている。
ところで、コンデンサエレメントは弁作用を有する金属
粉末をダイスに所定量供給した後、上。
粉末をダイスに所定量供給した後、上。
下パンチの加圧操作によって形成されるのであるが、こ
の皺に、上パンチの軸中心より@歓す−ドとしての金属
線が金属粉末に植立されると同時に加圧される関係で、
成形状態のコンデンサエレメントにおける金属粉末の加
圧密度は陽極リードの周辺が最も小さ、<、外周に向け
て大きくなっている。このために、コンデンサエレメン
トの外周部分の空孔塵が極端に小さくなる傾向にある。
の皺に、上パンチの軸中心より@歓す−ドとしての金属
線が金属粉末に植立されると同時に加圧される関係で、
成形状態のコンデンサエレメントにおける金属粉末の加
圧密度は陽極リードの周辺が最も小さ、<、外周に向け
て大きくなっている。このために、コンデンサエレメン
トの外周部分の空孔塵が極端に小さくなる傾向にある。
通常、コンデンサニレメンかにはその表面(内表面を含
む)に酸化層、半導体層を形成するに先立って、化成液
、半導体母液が外周部分より含浸されるのであるが、外
周部分における空孔度の低下によって含浸性が著しく阻
害されることになる。
む)に酸化層、半導体層を形成するに先立って、化成液
、半導体母液が外周部分より含浸されるのであるが、外
周部分における空孔度の低下によって含浸性が著しく阻
害されることになる。
このために、コンデンサエレメントの内表面への酸化層
、半導体層の形成が不充分となって、所望するコンデン
サ特性が得られないという問題がある。
、半導体層の形成が不充分となって、所望するコンデン
サ特性が得られないという問題がある。
従って、従来におψではコンデンサエレメントの外周部
分の加圧密度が、化成液、半導体母液の含浸性を充分に
改善できるように低く設門されている関係で、陽極リー
ドの植立部分の加圧密度はかなり小さくなる。このため
に、コンデンサエレメントの焼結後において、陽極リー
ドに比較的小さな引張力が作用しただけでも、コンデン
サエレメントから容易に抜けたり、或いはがたつきが生
じたりし、コンデンサの製造が不可能になったり、或い
は製造後、特性が不安定になったりしてコンデンサの品
位を高く保つことができないという問題がある。
分の加圧密度が、化成液、半導体母液の含浸性を充分に
改善できるように低く設門されている関係で、陽極リー
ドの植立部分の加圧密度はかなり小さくなる。このため
に、コンデンサエレメントの焼結後において、陽極リー
ドに比較的小さな引張力が作用しただけでも、コンデン
サエレメントから容易に抜けたり、或いはがたつきが生
じたりし、コンデンサの製造が不可能になったり、或い
は製造後、特性が不安定になったりしてコンデンサの品
位を高く保つことができないという問題がある。
それ故に、近時、このような問題を解消すべく、コンデ
ンサエレメントを、陽極リードを植立しない状態で加圧
成形すると共に、焼結後にそれの周面に@極す−ドを溶
接する方法が検討されている。
ンサエレメントを、陽極リードを植立しない状態で加圧
成形すると共に、焼結後にそれの周面に@極す−ドを溶
接する方法が検討されている。
この方法によれば、コンデンサエレメントにおける金属
粉末の加圧密度か比較的均一化される関係で、化成液、
半導体母液の含浸性が改善できることによってコンデン
サ特性も改善できるものである。
粉末の加圧密度か比較的均一化される関係で、化成液、
半導体母液の含浸性が改善できることによってコンデン
サ特性も改善できるものである。
シカし乍ら、コンデンサエレメントを構成する金属粉末
と@極す−ドとが同一の全腰部材、例えばアルミニウム
で構成される場合にはコンデンサエレメントが多孔質に
形成されていることもあって、充分の機械的強廖、を以
って接続することが困難である。このために、製造工程
における一寸した外力によって陽極リードがコンデンサ
エレメントよね簡単にはずれてしまい、工程不良が増加
するという欠点がある。
と@極す−ドとが同一の全腰部材、例えばアルミニウム
で構成される場合にはコンデンサエレメントが多孔質に
形成されていることもあって、充分の機械的強廖、を以
って接続することが困難である。このために、製造工程
における一寸した外力によって陽極リードがコンデンサ
エレメントよね簡単にはずれてしまい、工程不良が増加
するという欠点がある。
本発明はこのような点に鑑み、陽極リードのコンデンサ
エレメントに対する充分の接続性を確保できる固体電解
コンデンサの製造方法を提供するもので、以下その一製
造方法につい・て第1図〜第5図を参照して説明する。
エレメントに対する充分の接続性を確保できる固体電解
コンデンサの製造方法を提供するもので、以下その一製
造方法につい・て第1図〜第5図を参照して説明する。
まず、第1図に示すように、ダイスlに、中央部分に半
円状の突出部2を有する下バンチ3を挿入すると共に、
ダイス内空間に弁作用を有する一種ないし複数種の金属
粉末を所定量注入する。そして、ダイスlの上方に、下
端面が平坦な上バンチ5を位置させる。次に、第2図に
示すように、上パンチ5を下降させることによって金属
粉末4は下バンチ3.上パンチ5により加圧され、扁平
な直方体に成形される。そして、これを焼結することに
よって第3図に示すコンデンサエレメント6が得られる
0尚、このコンデンサエレメント6の一つの面には半円
状の凹溝?が形成されている。
円状の突出部2を有する下バンチ3を挿入すると共に、
ダイス内空間に弁作用を有する一種ないし複数種の金属
粉末を所定量注入する。そして、ダイスlの上方に、下
端面が平坦な上バンチ5を位置させる。次に、第2図に
示すように、上パンチ5を下降させることによって金属
粉末4は下バンチ3.上パンチ5により加圧され、扁平
な直方体に成形される。そして、これを焼結することに
よって第3図に示すコンデンサエレメント6が得られる
0尚、このコンデンサエレメント6の一つの面には半円
状の凹溝?が形成されている。
次に、第4図に示すように、弁作用を有する金属線より
なり、かつその外径がコンデンサエレメント6の凹溝7
によって構成される孔と同等ないし若干大きい目に設定
された陽極リード8を一対のコンデンサエレメント6.
6にて、凹溝717VC収納されるように挾持する。そ
して、この状態に 5− て真空焼結する。次に、第5図に示すように、コンデン
サエレメント60局面に、酸化層、半導体層を介して電
極引出し層9を形成する。そして、第1の外部リード部
材lOを&&’J−ド8に溶接すると共に、第2の外部
リード部材11を電極引出しN119に半田付けする。
なり、かつその外径がコンデンサエレメント6の凹溝7
によって構成される孔と同等ないし若干大きい目に設定
された陽極リード8を一対のコンデンサエレメント6.
6にて、凹溝717VC収納されるように挾持する。そ
して、この状態に 5− て真空焼結する。次に、第5図に示すように、コンデン
サエレメント60局面に、酸化層、半導体層を介して電
極引出し層9を形成する。そして、第1の外部リード部
材lOを&&’J−ド8に溶接すると共に、第2の外部
リード部材11を電極引出しN119に半田付けする。
然る後、コンデンサエレメント6を含む主要部分を樹脂
材12にてモールド被覆することにより固体電解コンデ
ンサの製造を完了する。
材12にてモールド被覆することにより固体電解コンデ
ンサの製造を完了する。
このようにコンデンサエレメント6は金属粉末4に@極
り一ドを植立しない状態で加圧成形される関係で、それ
の加圧密度を比較的均一化できる。
り一ドを植立しない状態で加圧成形される関係で、それ
の加圧密度を比較的均一化できる。
従って、加圧密度を適正に設定することにより、化成液
、半導体母液の含浸性が改善できるのみならず、酸化層
、半導体層の形成率向上によってコンデンサ特性をも改
善できる。
、半導体母液の含浸性が改善できるのみならず、酸化層
、半導体層の形成率向上によってコンデンサ特性をも改
善できる。
特に、一対のコンデンサエレメント6.6の衝合部分に
若干の隙間が形成されるように構成すれば、この隙間を
通してコンデンサエレメント6の深層部への化成液、半
導体母液のしみ込み性か向 6− 上し、コンデンサ特性のみならず、作業能率をも著しく
改善できる。
若干の隙間が形成されるように構成すれば、この隙間を
通してコンデンサエレメント6の深層部への化成液、半
導体母液のしみ込み性か向 6− 上し、コンデンサ特性のみならず、作業能率をも著しく
改善できる。
又、 li&リード8Fi一対のコンデンサエレメント
6.6による挾持状態で再焼結される関係で、mWリー
ド8とコンデンサエレメント61触部分ハコンデンサエ
レメント6の加圧状態に関係なく、充分に融着させるこ
とができる。このために、陽極リード8のコンデンサエ
レメント6に対する接続強度は大きくなり、製造工程に
おける一寸した外力か作用しても陽極リード8けコンデ
ンサエレメント6からはずれにくくなる上、工程不良も
著しく減少できる。
6.6による挾持状態で再焼結される関係で、mWリー
ド8とコンデンサエレメント61触部分ハコンデンサエ
レメント6の加圧状態に関係なく、充分に融着させるこ
とができる。このために、陽極リード8のコンデンサエ
レメント6に対する接続強度は大きくなり、製造工程に
おける一寸した外力か作用しても陽極リード8けコンデ
ンサエレメント6からはずれにくくなる上、工程不良も
著しく減少できる。
次に具体的実施例について説明する。アルミニウム粉末
を3 X 4 X 1.5−で、かつ中央部分に半径が
043m の半円状の凹溝が形成されるように加圧成形
し焼結する。次に、このコンデンサエレメントの一対に
て0.5−のアルミニウム、II(陽極リー ド)を、
凹溝に圧入されるように挾持した後、真空塵が10 〜
10 mH9の高真空中において。
を3 X 4 X 1.5−で、かつ中央部分に半径が
043m の半円状の凹溝が形成されるように加圧成形
し焼結する。次に、このコンデンサエレメントの一対に
て0.5−のアルミニウム、II(陽極リー ド)を、
凹溝に圧入されるように挾持した後、真空塵が10 〜
10 mH9の高真空中において。
温度を630℃に設定して再焼結する。以下通常の方法
にてアルミニウム固体電解コンデンサ特性作する。
にてアルミニウム固体電解コンデンサ特性作する。
このコンデンサの製造工程における陽極リードのコンデ
ンサエレメントからのけずれ不良を含む工程不良は皆無
であった。しかし乍ら、アルミニウム線をコンデンサエ
レメントの外周面に溶接したものの、工程不良は3%で
あった。
ンサエレメントからのけずれ不良を含む工程不良は皆無
であった。しかし乍ら、アルミニウム線をコンデンサエ
レメントの外周面に溶接したものの、工程不良は3%で
あった。
尚、本発明において、コンデンサエレメントは。
扁平な直方体の他、円柱状に構成することもできるし、
それの凹溝は半円状の他、角形、くさび形などに形成す
ることもできる。
それの凹溝は半円状の他、角形、くさび形などに形成す
ることもできる。
以上のように本発明によれば、@極り一ドをコンデンサ
エレメントに確実に接続することができ、製造工程にお
ける@極り一ドはずれなどに起因する工程不良を著しく
減少できる。
エレメントに確実に接続することができ、製造工程にお
ける@極り一ドはずれなどに起因する工程不良を著しく
減少できる。
図は本発明方法の説朗図であって、第1図は金属粉末の
加圧前の状態を示す側断面図、第2図は加圧状態を示す
側断面図、第3図はコンデンサエレメントの側面図、°
第4図はコンデンサエレメントによる@極す−ドの挾持
状態を示す平面図、第5図は完成状態を示す固体電解コ
ンデンサの側断面図である0 9− 第1図 第3闇 ′r 第4図 第5図
加圧前の状態を示す側断面図、第2図は加圧状態を示す
側断面図、第3図はコンデンサエレメントの側面図、°
第4図はコンデンサエレメントによる@極す−ドの挾持
状態を示す平面図、第5図は完成状態を示す固体電解コ
ンデンサの側断面図である0 9− 第1図 第3闇 ′r 第4図 第5図
Claims (1)
- 弁作用を有する金属粉末を、一つの面に凹溝が形成され
るように柱状に加圧成形し焼結することによりコンデン
サエレメントを形成する工程と、弁作用を有する金属線
よりなる陽極リードを一対のコンデンサエレメントにて
、それが凹溝に収納されるように挾持して再焼結する工
程とを含むことを特徴とする固体電解コンデンサの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13081381A JPS5831513A (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13081381A JPS5831513A (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5831513A true JPS5831513A (ja) | 1983-02-24 |
Family
ID=15043304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13081381A Pending JPS5831513A (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831513A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61114189U (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-18 | ||
JPS622517A (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-08 | 日立コンデンサ株式会社 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
-
1981
- 1981-08-19 JP JP13081381A patent/JPS5831513A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61114189U (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-18 | ||
JPH0438154Y2 (ja) * | 1984-12-28 | 1992-09-07 | ||
JPS622517A (ja) * | 1985-06-27 | 1987-01-08 | 日立コンデンサ株式会社 | 固体電解コンデンサの製造方法 |
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