JPS596183Y2 - 換気扇 - Google Patents
換気扇Info
- Publication number
- JPS596183Y2 JPS596183Y2 JP17534078U JP17534078U JPS596183Y2 JP S596183 Y2 JPS596183 Y2 JP S596183Y2 JP 17534078 U JP17534078 U JP 17534078U JP 17534078 U JP17534078 U JP 17534078U JP S596183 Y2 JPS596183 Y2 JP S596183Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide passage
- oil
- oil sump
- bottom wall
- sump container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ventilation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は案内用通路から滴下する油滴を確実に油溜容器
内に収容できるように改良した換気扇に関する。
内に収容できるように改良した換気扇に関する。
従来より換気扇の前面には一般にプラスチック製のカバ
ーが取付けてあり、該カバーの下部位には油溜装置が設
けてある。
ーが取付けてあり、該カバーの下部位には油溜装置が設
けてある。
第1図及び第2図は従来の油溜装置を示すもので、第1
図及び第2図に於いて、30は換気扇本体31の前面に
取付けたカバーで、32は該カバー30の下部位の裏側
に突出形威された横方向に長い矩形状の収納用筒壁で、
この収納用筒壁32の内部には油溜容器33を収納して
いる。
図及び第2図に於いて、30は換気扇本体31の前面に
取付けたカバーで、32は該カバー30の下部位の裏側
に突出形威された横方向に長い矩形状の収納用筒壁で、
この収納用筒壁32の内部には油溜容器33を収納して
いる。
34は油溜容器33の上方に位置するように形戊した案
内用通路で、これはベルマウス35の最下部位から垂下
されて、前記収納用筒壁32に連なる左右両側壁部36
.37及び底壁部38によって囲まれた空洞から構或
され、その底壁部38は半径の大なる円弧面に形或され
ている。
内用通路で、これはベルマウス35の最下部位から垂下
されて、前記収納用筒壁32に連なる左右両側壁部36
.37及び底壁部38によって囲まれた空洞から構或
され、その底壁部38は半径の大なる円弧面に形或され
ている。
39はベルマウス35の内面に付着した油滴を案内用通
路34内に流し込むべくベルマウス35に形威した透孔
である。
路34内に流し込むべくベルマウス35に形威した透孔
である。
而して、ベルマウス35内面に付着した油滴は該ベルマ
ウス35に沿って流下し、やがて透孔39から案内用通
路34内に流入する。
ウス35に沿って流下し、やがて透孔39から案内用通
路34内に流入する。
更に油滴はそこから底壁部38に案内されて、その先端
から油溜容器内に滴下するのであるが、前述の底壁部3
8の半径は大きく設定され、微視的には水平面を威すの
で、油滴の一部は表面張力により、案内用通路34の底
壁部38の下面を伝わって、左右両側壁部36.37に
向かって逆流し、遂には収納用筒壁32に沿って流下し
、油溜容器33内に収容できないと云う不具合があった
。
から油溜容器内に滴下するのであるが、前述の底壁部3
8の半径は大きく設定され、微視的には水平面を威すの
で、油滴の一部は表面張力により、案内用通路34の底
壁部38の下面を伝わって、左右両側壁部36.37に
向かって逆流し、遂には収納用筒壁32に沿って流下し
、油溜容器33内に収容できないと云う不具合があった
。
本考案は上記不具合に着眼してなされ、その目的は、案
内用通路の底部を両側から中央に向かって下降傾斜する
ように形戊すると共に前記案内用通路及び油溜容器のう
ち何れか一方に案内用通路の底部からの油滴を伝わらせ
て油溜容器内に導入する導入用突部を形或することによ
り、案内用通路から滴下する油滴を油溜容器内に確実に
収容し得る換気扇を提供するにある。
内用通路の底部を両側から中央に向かって下降傾斜する
ように形戊すると共に前記案内用通路及び油溜容器のう
ち何れか一方に案内用通路の底部からの油滴を伝わらせ
て油溜容器内に導入する導入用突部を形或することによ
り、案内用通路から滴下する油滴を油溜容器内に確実に
収容し得る換気扇を提供するにある。
以下本考案の第一実施例を第3図乃至第5図を参照して
説明する。
説明する。
1は室内A側及び室外B側に夫々開口した矩形状の外枠
で、2は前記外枠1の室外B側の開口部に配設した複数
のシャッター片で、各シャッター片2は逆L字型のロツ
ド3に連結され、その下方に位置するスイッチ4を開閉
する引き紐5の引き下げ操作に連動して開閉する。
で、2は前記外枠1の室外B側の開口部に配設した複数
のシャッター片で、各シャッター片2は逆L字型のロツ
ド3に連結され、その下方に位置するスイッチ4を開閉
する引き紐5の引き下げ操作に連動して開閉する。
6は引張スプリングで、外枠1とロツド3の上部との間
に張架され、前記ロツド3を介してシャッター片2を閉
鎖方向に付勢している。
に張架され、前記ロツド3を介してシャッター片2を閉
鎖方向に付勢している。
7は前記外枠1の略中央に配設したモータ支持部で、そ
の中心部にはモータ8が水平に支持され、室内A側に指
向した該モータ8の軸(図示せず)には送風ファン8a
が取着されている。
の中心部にはモータ8が水平に支持され、室内A側に指
向した該モータ8の軸(図示せず)には送風ファン8a
が取着されている。
以上によって換気扇本体9が構威されている。
10はプラスチック製のカバーで、外側には矩形状枠1
0 aが、内側には室内A側に向かって拡開するテーパ
状を威すベルマウス10bが夫々一体に形威されている
。
0 aが、内側には室内A側に向かって拡開するテーパ
状を威すベルマウス10bが夫々一体に形威されている
。
11は矩形状枠10 aの先端部の上下両側に一体に突
設した複数の突起、12は外枠1の室内A側の端部の上
下両側に一体に延設され先端部にV字型の突条部12
aを有する保合片であり、カバー10を保合片12に嵌
合するように押込むと、突起11が係合片12の突条部
12 aに弾性的に係合し、もってカバー10を外枠1
の室内A側の端部に着脱自在に取付けている。
設した複数の突起、12は外枠1の室内A側の端部の上
下両側に一体に延設され先端部にV字型の突条部12
aを有する保合片であり、カバー10を保合片12に嵌
合するように押込むと、突起11が係合片12の突条部
12 aに弾性的に係合し、もってカバー10を外枠1
の室内A側の端部に着脱自在に取付けている。
13はカバー10の前面下部位に形威した横方向に長い
矩形状の凹陥部で、この中央には後述する油溜容器の出
入口14が形威され、裏側には、横に長い矩形状の収納
用筒壁15が一体に突出形或されており、該収納用筒壁
15の内部は出入口14に連通している。
矩形状の凹陥部で、この中央には後述する油溜容器の出
入口14が形威され、裏側には、横に長い矩形状の収納
用筒壁15が一体に突出形或されており、該収納用筒壁
15の内部は出入口14に連通している。
上記収納用筒壁15の上面壁は中央部が開放され、その
開放部上方には油滴の案内用通路16が設けられている
。
開放部上方には油滴の案内用通路16が設けられている
。
この案内用通路16はカバー10の裏側に一体に突設さ
れ上下両端をベルマウス10b及び収納用筒壁15の上
面壁に連ねた左右両側壁17.18と、この両側壁17
.18間に形威された底壁19とによって囲まれた空洞
部から或り、底壁19は両側から中央に向かって下降傾
斜するように、例えば下に凸で、半径の小さな円弧面を
なし、且つ全体が先端方向に向かって下降傾斜している
。
れ上下両端をベルマウス10b及び収納用筒壁15の上
面壁に連ねた左右両側壁17.18と、この両側壁17
.18間に形威された底壁19とによって囲まれた空洞
部から或り、底壁19は両側から中央に向かって下降傾
斜するように、例えば下に凸で、半径の小さな円弧面を
なし、且つ全体が先端方向に向かって下降傾斜している
。
20はベルマウス10bの最下部に形或され、案内用通
路16内に上方から臨む透孔で、ベルマウス10bに沿
って流下する油滴はこの透孔20から案内用通路16内
に流入する。
路16内に上方から臨む透孔で、ベルマウス10bに沿
って流下する油滴はこの透孔20から案内用通路16内
に流入する。
21は矩形状の偏平な油溜容器で前面部には下方に突出
する深底部21を有し、また左右両側面にはV字溝2l
bを形戊している。
する深底部21を有し、また左右両側面にはV字溝2l
bを形戊している。
22は油溜容器21の底部から垂直上方に突出形威した
導入用突部である。
導入用突部である。
そして油溜容器21は出入口14を介して、収納用筒壁
15内に挿入操作で着脱自在に配置され、深底部21
aが凹陥部13に当接して、設定以上深く挿入されるの
を防止すると共に、V字溝21 bが収納用筒壁15の
左右両側面壁に形威した弾性爪15aに係合されて不用
意な抜けを防止している。
15内に挿入操作で着脱自在に配置され、深底部21
aが凹陥部13に当接して、設定以上深く挿入されるの
を防止すると共に、V字溝21 bが収納用筒壁15の
左右両側面壁に形威した弾性爪15aに係合されて不用
意な抜けを防止している。
このような油溜容器21の収納状態に於いて、案内用通
路16の底壁19の先端部は油溜容器21内に臨み、ま
た導入用突部22の上端部は底壁19の最下部先端に接
触している。
路16の底壁19の先端部は油溜容器21内に臨み、ま
た導入用突部22の上端部は底壁19の最下部先端に接
触している。
23はベルマウス10 bの透孔20の後縁部に案内用
通路16の底壁19に臨むように垂下させた油切片でこ
れはベルマウス10bの最下部後方から流れてくる油滴
を底壁19上に滴下させる作用をなす。
通路16の底壁19に臨むように垂下させた油切片でこ
れはベルマウス10bの最下部後方から流れてくる油滴
を底壁19上に滴下させる作用をなす。
次に上記のとうり構成した本実施例の作用について説明
する。
する。
換気扇の下部に位置する引き紐5を引き下げると、ロツ
ド3が引張スフ゜リング6の弾性力に抗しつつ鉛直下方
に移動し、シャッター片2は室内B側に対して開放方向
に略90゜回動し、その開口部を全開する。
ド3が引張スフ゜リング6の弾性力に抗しつつ鉛直下方
に移動し、シャッター片2は室内B側に対して開放方向
に略90゜回動し、その開口部を全開する。
そして図示しないロック装置が作動し、シャッター片2
をこの状態に固定すると共にスイッチ4が閉或し、モー
タ8が起動して、送風ファン9を回転させる。
をこの状態に固定すると共にスイッチ4が閉或し、モー
タ8が起動して、送風ファン9を回転させる。
こうして、室内Aの空気がベルマウス10bから外枠1
内に吸引され、外枠1の室外B側の開口部から室外Bへ
排出される所謂換気運転が行なわれる。
内に吸引され、外枠1の室外B側の開口部から室外Bへ
排出される所謂換気運転が行なわれる。
斯る換気運転中、調理等によって発生した油煙等は換気
流に乗じて飛翔してその中の油粒子がベルマウス10
bに付着し、これが油滴を形威して、ベルマウス10
bに沿って流下する。
流に乗じて飛翔してその中の油粒子がベルマウス10
bに付着し、これが油滴を形威して、ベルマウス10
bに沿って流下する。
油滴はやがて透孔20から案内用通路16内に流れ込み
、案内用通路16の底壁19に沿って流下するわけであ
るが、前述の底壁19は両側から中央部に向かって下降
傾斜する即ち半径の小さな円弧面で構威されていると共
に先端方向に向かって下降傾斜しているので、油滴は重
力により表面張力及び付着力を凌いで、前述の底壁19
の曲面に沿って、その最下部に集中するように流下する
と共に底壁19の先端部に向かって流動する。
、案内用通路16の底壁19に沿って流下するわけであ
るが、前述の底壁19は両側から中央部に向かって下降
傾斜する即ち半径の小さな円弧面で構威されていると共
に先端方向に向かって下降傾斜しているので、油滴は重
力により表面張力及び付着力を凌いで、前述の底壁19
の曲面に沿って、その最下部に集中するように流下する
と共に底壁19の先端部に向かって流動する。
こうして案内用通路16の底壁19の最下部先端に到っ
た油滴は該先端から滴下しようとするが、油溜容器21
の底部に突設した導入用突部22の先端が案内用通路1
6の底壁19の最下部先端に接している為、油滴は直ち
に底壁19から導入用突部22の先端に伝い移って該突
部22の表面を流下して、遂には確実に油溜容器21内
に流入し収容される。
た油滴は該先端から滴下しようとするが、油溜容器21
の底部に突設した導入用突部22の先端が案内用通路1
6の底壁19の最下部先端に接している為、油滴は直ち
に底壁19から導入用突部22の先端に伝い移って該突
部22の表面を流下して、遂には確実に油溜容器21内
に流入し収容される。
このようにして所望時間運転後、前記引き紐5を再び引
き下げると、図示しないロック装置が解除されロツド3
に取付けられた引張スプリング6の弾性力によって前記
ロツド3は鉛直上方に移動し、シャッター片2は閉鎖方
向に略90゜回動し室外B側の開口部を遮蔽すると同時
にスイッチ4が開放され、モータ8の回転が停止する。
き下げると、図示しないロック装置が解除されロツド3
に取付けられた引張スプリング6の弾性力によって前記
ロツド3は鉛直上方に移動し、シャッター片2は閉鎖方
向に略90゜回動し室外B側の開口部を遮蔽すると同時
にスイッチ4が開放され、モータ8の回転が停止する。
向上記一実施例では導入用突部22の先端を案内用通路
16の底壁19の最下部に接触させるようにしたが、両
者の間に油滴の流れが跡切れない程度の隙間を設けても
良い。
16の底壁19の最下部に接触させるようにしたが、両
者の間に油滴の流れが跡切れない程度の隙間を設けても
良い。
次に第6図及び第7図は本考案の第二実施例を示すもの
で第一実施例と同一部分には同一符号を用いて異なった
部分のみ説明する。
で第一実施例と同一部分には同一符号を用いて異なった
部分のみ説明する。
24は案内用通路16の底壁19の最下部先端に切欠形
戊したコの字状の係合凹部で、25は上端が案内用通路
16の底壁19の最下部に対応する形の曲面で形威され
た導入用突部である。
戊したコの字状の係合凹部で、25は上端が案内用通路
16の底壁19の最下部に対応する形の曲面で形威され
た導入用突部である。
この導入用突部25の上端剖分は係合凹部24の各内面
に夫々当接しlて、係合凹部24に適確な嵌合状態で係
合している。
に夫々当接しlて、係合凹部24に適確な嵌合状態で係
合している。
尚、26は導入用突部25を支持する補強用のリブであ
る。
る。
上記構戒に於いて、油溜容器21を収納用筒壁15内に
装着すべく挿入してゆくと、先ず導入用突部25の上端
部が案内用通路16の底壁19に当接し、その底壁19
を弾性的に上方向に撓ませ乍ら進み、遂には係合凹部2
4に嵌合され、前述の底壁19は元の形状に復帰する。
装着すべく挿入してゆくと、先ず導入用突部25の上端
部が案内用通路16の底壁19に当接し、その底壁19
を弾性的に上方向に撓ませ乍ら進み、遂には係合凹部2
4に嵌合され、前述の底壁19は元の形状に復帰する。
また油溜容器21を収納用筒壁15内から取出すべく引
き抜くと、導入用突部25が係合凹部24から抜け出し
、且つ案内用通路16の底壁19の中央を撓ませつつそ
こを摺動する。
き抜くと、導入用突部25が係合凹部24から抜け出し
、且つ案内用通路16の底壁19の中央を撓ませつつそ
こを摺動する。
このようにして、油溜容器21は収納用筒壁15の着脱
自在に収納される。
自在に収納される。
尚、案内用通路16の底壁19の最下部は薄肉に形或さ
れて、導入用突部25の上端部が摺動する際に撓み易く
していると共に、導入用突部25の上端の前後両稜部は
面取りされていて、導入用突部25の両端が案内用通路
16の底壁19の下面に滑り込み易くしている。
れて、導入用突部25の上端部が摺動する際に撓み易く
していると共に、導入用突部25の上端の前後両稜部は
面取りされていて、導入用突部25の両端が案内用通路
16の底壁19の下面に滑り込み易くしている。
そして導入用突部25は係合凹部24に対する保合によ
り油溜容器の抜け止めをなす他、下記の作用を有する。
り油溜容器の抜け止めをなす他、下記の作用を有する。
即ち、導入用突部25は下方にゆくに従って漸次幅広に
なる台形板で構或されているので、油溜容器が鉛直上方
に移動しようとすると、挿入用突部25の傾斜する両側
部分が強く係合凹部24の両側縁に係止され、その方向
の移動を確実に防止すると同時に、左右方向の移動をも
確実に防止している。
なる台形板で構或されているので、油溜容器が鉛直上方
に移動しようとすると、挿入用突部25の傾斜する両側
部分が強く係合凹部24の両側縁に係止され、その方向
の移動を確実に防止すると同時に、左右方向の移動をも
確実に防止している。
こうして係合凹部24と導入用突部25とは油溜容器2
1の位置決めの機能を果たしている。
1の位置決めの機能を果たしている。
従って、第一実施例に於いて油溜容器21を収納用筒壁
15に収納する際油溜容器21の側面に弾性的に係合さ
せていた部材、即ち弾性爪15aは勿論、収納用筒壁1
5の上面壁及び左右両側壁の大部分を省き得て、原価の
低減化に寄与できるものである。
15に収納する際油溜容器21の側面に弾性的に係合さ
せていた部材、即ち弾性爪15aは勿論、収納用筒壁1
5の上面壁及び左右両側壁の大部分を省き得て、原価の
低減化に寄与できるものである。
一方油滴は曲面状の底壁19に沿って流下し、その底壁
19の最下部先端に形戊した係合凹部24から滴下する
わけであるが、係合凹部24には導入用突部25の上端
部が係合している構或上、油滴は直ちに導入用突部25
に伝わるので、表面張力によって底壁19の下面を辿り
漏洩方向に逆流する現象は全くおこらず、導入用突部2
5に案内されて確実に油溜容器21内に収容されるもの
である。
19の最下部先端に形戊した係合凹部24から滴下する
わけであるが、係合凹部24には導入用突部25の上端
部が係合している構或上、油滴は直ちに導入用突部25
に伝わるので、表面張力によって底壁19の下面を辿り
漏洩方向に逆流する現象は全くおこらず、導入用突部2
5に案内されて確実に油溜容器21内に収容されるもの
である。
次に第8図及び第9図は本考案の第三実施例を示すもの
で、第一実施例と同一部分には同一符号を用いて異なっ
た部分のみを説明する。
で、第一実施例と同一部分には同一符号を用いて異なっ
た部分のみを説明する。
27は案内用通路16の曲面状の底壁19の最下部先端
に垂下させて形威した例えば円柱状の導入用突部たる油
切部材である。
に垂下させて形威した例えば円柱状の導入用突部たる油
切部材である。
上記構或に於いて、案内用通路16の底壁19の最下部
先端に到り、そこから滴下する油滴は、該底壁19の曲
面半径を小さく設定したことから、底壁19の下面を辿
り漏洩方向に逆流するという現象は全く起こらず、各油
滴は表面張力により底壁19から連続してその直下に位
置する前記油切部材24に悉く伝わり移り、該油切部材
27から確実に油溜容器21内に落下収容される。
先端に到り、そこから滴下する油滴は、該底壁19の曲
面半径を小さく設定したことから、底壁19の下面を辿
り漏洩方向に逆流するという現象は全く起こらず、各油
滴は表面張力により底壁19から連続してその直下に位
置する前記油切部材24に悉く伝わり移り、該油切部材
27から確実に油溜容器21内に落下収容される。
以上の説明から明らかなように、本考案は案内用通路の
底部を両側から中央部に向かって下降傾斜するように形
威すると共に、案内用通路及び油溜容器のうち何れか一
方に案内用通路の底部からの油滴を伝わらせて油溜容器
内に導入する導入用突部を形或したことにより、案内用
通路内に流れ込んだ油滴は、その底部の最下部に集合し
、そこから直ちに導入用突部に伝わり移って、油溜容器
内に遺漏なく案内されるから、油滴が案内用通路の底壁
下面を伝わって油溜容器外に滴下すると云う不具合を完
全に解消し得て、案内用通路内に流れ込んだ油滴を確実
に油溜容器内に収容できる換気扇を提供し得る。
底部を両側から中央部に向かって下降傾斜するように形
威すると共に、案内用通路及び油溜容器のうち何れか一
方に案内用通路の底部からの油滴を伝わらせて油溜容器
内に導入する導入用突部を形或したことにより、案内用
通路内に流れ込んだ油滴は、その底部の最下部に集合し
、そこから直ちに導入用突部に伝わり移って、油溜容器
内に遺漏なく案内されるから、油滴が案内用通路の底壁
下面を伝わって油溜容器外に滴下すると云う不具合を完
全に解消し得て、案内用通路内に流れ込んだ油滴を確実
に油溜容器内に収容できる換気扇を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の換気扇を示し、第1図はカバ
ーの下部位を背面から見た斜視図、第2図はその縦断面
図である。 第3図乃至第5図は本考案の第一実施例を示し、第3図
は全体の縦断面図、第4図はカバーの下部位を背方から
見た拡大斜視図、第5図はその拡大縦断面図である。 第6図及び第7図は本考案の第二実施例を示し、第6図
は第4図相当図、第7図は第5図相当図である。 第8図及び第9図は本考案の第三実施例を示し、第8図
は第4図相当図、第9図は第5図相当図である。 図中、9は換気扇本体、10はカバー、16は案内用通
路、19は案内用通路の底壁(底部)、21は油溜容器
、22.25は導入用突部、24は係合凹部、27は油
切部材(導入用突部)である。
ーの下部位を背面から見た斜視図、第2図はその縦断面
図である。 第3図乃至第5図は本考案の第一実施例を示し、第3図
は全体の縦断面図、第4図はカバーの下部位を背方から
見た拡大斜視図、第5図はその拡大縦断面図である。 第6図及び第7図は本考案の第二実施例を示し、第6図
は第4図相当図、第7図は第5図相当図である。 第8図及び第9図は本考案の第三実施例を示し、第8図
は第4図相当図、第9図は第5図相当図である。 図中、9は換気扇本体、10はカバー、16は案内用通
路、19は案内用通路の底壁(底部)、21は油溜容器
、22.25は導入用突部、24は係合凹部、27は油
切部材(導入用突部)である。
Claims (1)
- 換気扇本体に取付けられたカバーの下部位に油溜容器を
装着すると共に該カバーにこれに付着した油滴を前記油
溜容器に案内する案内用通路を形威したものに於いて、
前記案内用通路の底部を両側から中央部に向かって下降
傾斜するように形或すると共に前記案内用通路及び油溜
容器のうちの何れか一方に案内用通路の底部からの油滴
を伝わらせて油溜容器内に導入する導入用突部を形戊し
たことを特徴とする換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17534078U JPS596183Y2 (ja) | 1978-12-18 | 1978-12-18 | 換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17534078U JPS596183Y2 (ja) | 1978-12-18 | 1978-12-18 | 換気扇 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5589929U JPS5589929U (ja) | 1980-06-21 |
JPS596183Y2 true JPS596183Y2 (ja) | 1984-02-25 |
Family
ID=29182806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17534078U Expired JPS596183Y2 (ja) | 1978-12-18 | 1978-12-18 | 換気扇 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596183Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-12-18 JP JP17534078U patent/JPS596183Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5589929U (ja) | 1980-06-21 |
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