JPH0438180Y2 - - Google Patents
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- JPH0438180Y2 JPH0438180Y2 JP1985001113U JP111385U JPH0438180Y2 JP H0438180 Y2 JPH0438180 Y2 JP H0438180Y2 JP 1985001113 U JP1985001113 U JP 1985001113U JP 111385 U JP111385 U JP 111385U JP H0438180 Y2 JPH0438180 Y2 JP H0438180Y2
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- JP
- Japan
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- oil
- panel
- pool
- attached
- oil pool
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Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 19
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000779 smoke Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、台所等の油煙を生じる空間に配設
される油だまり付きの換気扇の構造に関するもの
である。
される油だまり付きの換気扇の構造に関するもの
である。
[従来の技術]
第3図と第4図は実開昭58−114425号公報に示
された従来の換気扇を示す正面図と断面図であ
る。
された従来の換気扇を示す正面図と断面図であ
る。
図において、1はプラスチツクなどで成形され
た換気扇のパネルで、中央には羽根2を囲むよう
な筒体3が一体に形成されている。4は内部にモ
ーター5を支持した本体枠で、前面には前記パネ
ル1がその弾力性を利用して着脱自在に嵌合して
いる。6はモーター5の回転軸に羽根2を固定す
るスピンナー、7は本体枠4の背面部に開閉自在
に取り付けた複数個のシヤツター、8はパネル1
の下部に着脱自在に嵌合した油だまりで、パネル
1の巾と同一の巾に成形され、かつ、表面のデザ
インはパネル1のそれと統一されている。
た換気扇のパネルで、中央には羽根2を囲むよう
な筒体3が一体に形成されている。4は内部にモ
ーター5を支持した本体枠で、前面には前記パネ
ル1がその弾力性を利用して着脱自在に嵌合して
いる。6はモーター5の回転軸に羽根2を固定す
るスピンナー、7は本体枠4の背面部に開閉自在
に取り付けた複数個のシヤツター、8はパネル1
の下部に着脱自在に嵌合した油だまりで、パネル
1の巾と同一の巾に成形され、かつ、表面のデザ
インはパネル1のそれと統一されている。
さらにパネル1側には筒体3の最前部の内径A
より広い巾Bの凹部1aが設けられており、油だ
まり8の前壁上部において上記凹部1aに対応す
る部分には、前方上方に突出する凸部8aが設け
られている。そして、この凹部1aの最前縁と凸
部8aの内側上縁とは細長い一定巾の油流入口9
を形成する。
より広い巾Bの凹部1aが設けられており、油だ
まり8の前壁上部において上記凹部1aに対応す
る部分には、前方上方に突出する凸部8aが設け
られている。そして、この凹部1aの最前縁と凸
部8aの内側上縁とは細長い一定巾の油流入口9
を形成する。
従来の換気扇は、上記のように構成され、モー
ター5を運転すると羽根2が回転する。そして、
羽根2によつて周囲に飛ばされた油は筒体3の内
周面に付着し、次第に下方へ移動し、そして、最
後に油流入口9から油だまり8の中に落下し、油
だまり8に収容される。
ター5を運転すると羽根2が回転する。そして、
羽根2によつて周囲に飛ばされた油は筒体3の内
周面に付着し、次第に下方へ移動し、そして、最
後に油流入口9から油だまり8の中に落下し、油
だまり8に収容される。
[考案が解決しようとする問題点]
上記のような従来の換気扇は、パネル1と油だ
まり8がプラスチツクで成形されるために成形歪
が大きく、また、特に油だまり8の前壁は、その
肉厚に比して巾が広く、しかも両端に続く二辺と
底板に続く一辺とからなる合計三辺でしか支持さ
れていないために成形時に反り等の変形が生じや
すい。このため、油流入口9の巾(第4図の寸法
C参照)を機能的に必要な最小値に設定したとす
ると、上記変形のために、油流入口9の巾が必要
最小値以下に狭まつてしまつたり、最悪の場合に
は、パネル1の凹部1aと油だまり8の凸部8a
とが接触してしまつたりして、いずれの場合にも
油の回収に支障をきたすことになる。
まり8がプラスチツクで成形されるために成形歪
が大きく、また、特に油だまり8の前壁は、その
肉厚に比して巾が広く、しかも両端に続く二辺と
底板に続く一辺とからなる合計三辺でしか支持さ
れていないために成形時に反り等の変形が生じや
すい。このため、油流入口9の巾(第4図の寸法
C参照)を機能的に必要な最小値に設定したとす
ると、上記変形のために、油流入口9の巾が必要
最小値以下に狭まつてしまつたり、最悪の場合に
は、パネル1の凹部1aと油だまり8の凸部8a
とが接触してしまつたりして、いずれの場合にも
油の回収に支障をきたすことになる。
これを解消するためには、生じる歪を想定し
て、寸法Cを大き目に設定すれば、一応、油の回
収に支障はなくなるが、このようにすると凸部8
aが、パネル1の表面から前方に大きく突出し
て、換気流のスムーズな流れの障害となり、換気
能力や静粛性を低下させることになる。
て、寸法Cを大き目に設定すれば、一応、油の回
収に支障はなくなるが、このようにすると凸部8
aが、パネル1の表面から前方に大きく突出し
て、換気流のスムーズな流れの障害となり、換気
能力や静粛性を低下させることになる。
また、他の公知技術に、実公昭59−6184号公報
に掲載の技術がある。
に掲載の技術がある。
この技術は、扇風機本体の室内側端面にカバー
を装着するようにしたものにおいて、カバーの下
面を左右両側から所定部位に向けて下向傾斜せし
め、その最下降部分の下方に油溜容器を配設した
ものである。
を装着するようにしたものにおいて、カバーの下
面を左右両側から所定部位に向けて下向傾斜せし
め、その最下降部分の下方に油溜容器を配設した
ものである。
しかし、この技術は、油の確実な回収性の観点
からすると、次のような問題がある。
からすると、次のような問題がある。
第一に、油溜容器14を陥没段部12に取り付
けるために、冂(けい)の字形の取付枠14bを
収納空洞13に押込み、取付枠14bの水平端部
を外枠1に当接させており、このため、回収され
た油が取付枠14bを伝わつて、収納空洞13の
内部及びカバー10の裏面、果ては外枠1にまで
付着して仕舞う(上記の各符号は上記公報記載の
符号をそのまま用いたものである。) 第二に、カバーの下面を油等が左右両側から流
れ、それらが付着するから、視認し難い個所であ
るにもかかわらず、繰返し清掃を行なわないと油
の回収に支障をきたすことになる。
けるために、冂(けい)の字形の取付枠14bを
収納空洞13に押込み、取付枠14bの水平端部
を外枠1に当接させており、このため、回収され
た油が取付枠14bを伝わつて、収納空洞13の
内部及びカバー10の裏面、果ては外枠1にまで
付着して仕舞う(上記の各符号は上記公報記載の
符号をそのまま用いたものである。) 第二に、カバーの下面を油等が左右両側から流
れ、それらが付着するから、視認し難い個所であ
るにもかかわらず、繰返し清掃を行なわないと油
の回収に支障をきたすことになる。
また、上記の技術は、換気能力及び静粛性の観
点からすると、次のような問題点がある。
点からすると、次のような問題点がある。
第一に、上記の技術は、油溜8の嵌め込み時
に、カバー10の下部と、油溜8とが一体化され
るような(即ち面一と成るような)構成を取つて
いないし、取ることが出来ない。
に、カバー10の下部と、油溜8とが一体化され
るような(即ち面一と成るような)構成を取つて
いないし、取ることが出来ない。
第二に、油滴をすべて回収するために、ベルマ
ウス10bの全周に亙る陥没段部及びこれの下方
に連続する凸の字形の陥没段部から成る陥没段部
12を設け、油滴を油溜8に導いている。かくし
て生成された上記の不連続乃至陥没段部は、前者
の公知技術と同様の不具合を有している。
ウス10bの全周に亙る陥没段部及びこれの下方
に連続する凸の字形の陥没段部から成る陥没段部
12を設け、油滴を油溜8に導いている。かくし
て生成された上記の不連続乃至陥没段部は、前者
の公知技術と同様の不具合を有している。
[考案の目的]
それ故、この考案の目的は、成形歪や使用中の
歪が生じても確実に油を回収することが出来ると
共に、運転時の静粛性にも優れた換気扇を提供す
ることにある。
歪が生じても確実に油を回収することが出来ると
共に、運転時の静粛性にも優れた換気扇を提供す
ることにある。
[目的を達成するための手段]
この考案の目的を達成するための主な手段は、
パネルとこれに取り付ける油だまりとが形成す
る油流入口の領域内に、パネルと油だまりとの間
に突起を介在させること、 パネル1の前側面と、筒体3の最前部の内側面
との境界領域は、陥没段部等の不連続面無しの、
連続曲面として構成すること、 パネル1と、パネル1の油だまり取付部10に
取り付けた油だまり8とは、外形面において一体
化する様に構成すること、 油だまり取付部10の前側面には、水平方向の
寸法が筒体3の最前部の内径と同程度又はそれ以
上の面取り部10b及び垂直壁10cを形成する
こと、 以つて、油だまり取付部10の面取り部10b
及びこれに続く下端開放の垂直壁10cと、油だ
まり8の前壁上部との間に、油流入口9を形成せ
しめること、 油だまり取付部10の面取り部10b及び下端
開放の垂直壁10c側と、前記油だまり8の前壁
上部内側との間に、1乃至複数個の突起11を介
在せしめること、及び、 これら1乃至複数個の突起11は、油流入口9
の領域内に、適宜分散配設すること の諸点によつて成立する。
る油流入口の領域内に、パネルと油だまりとの間
に突起を介在させること、 パネル1の前側面と、筒体3の最前部の内側面
との境界領域は、陥没段部等の不連続面無しの、
連続曲面として構成すること、 パネル1と、パネル1の油だまり取付部10に
取り付けた油だまり8とは、外形面において一体
化する様に構成すること、 油だまり取付部10の前側面には、水平方向の
寸法が筒体3の最前部の内径と同程度又はそれ以
上の面取り部10b及び垂直壁10cを形成する
こと、 以つて、油だまり取付部10の面取り部10b
及びこれに続く下端開放の垂直壁10cと、油だ
まり8の前壁上部との間に、油流入口9を形成せ
しめること、 油だまり取付部10の面取り部10b及び下端
開放の垂直壁10c側と、前記油だまり8の前壁
上部内側との間に、1乃至複数個の突起11を介
在せしめること、及び、 これら1乃至複数個の突起11は、油流入口9
の領域内に、適宜分散配設すること の諸点によつて成立する。
[作用]
この考案においては、パネルと油だまりとの間
に介在する突起が、油流入口の間隔を一定値以上
に規制するために油だまりやパネルが変形しても
油の回収が妨げられることがない。又、この考案
においては、使用時に油だまり8をパネル1に嵌
め込むと、第5図図示の様に、油だまり8とパネ
ル1はその外形面において一体化する様に構成さ
れており、パネル1と筒体3は連続的に形成され
ているので、パネル・油だまりの面に沿つて筒体
3へ流入する空気の流れを乱すことがない。
に介在する突起が、油流入口の間隔を一定値以上
に規制するために油だまりやパネルが変形しても
油の回収が妨げられることがない。又、この考案
においては、使用時に油だまり8をパネル1に嵌
め込むと、第5図図示の様に、油だまり8とパネ
ル1はその外形面において一体化する様に構成さ
れており、パネル1と筒体3は連続的に形成され
ているので、パネル・油だまりの面に沿つて筒体
3へ流入する空気の流れを乱すことがない。
[実施例]
第1図はこの考案の一実施例を示す油だまりを
引き出した状態の斜視図であり、第2図は油だま
りを取り付けた状態における下半部分の縦断面図
である。
引き出した状態の斜視図であり、第2図は油だま
りを取り付けた状態における下半部分の縦断面図
である。
図において、2〜8は上記従来装置と同一また
は相当部分を示すものである。
は相当部分を示すものである。
パネル1は略正方形の箱型の外形を有し、その
中央部分には後方にむけて筒体3が一体に形成さ
れている。パネル1の後部には、その外側壁の内
面に本体枠4の前部外周が嵌め込まれて、両者間
が結合されている。また、パネル1の下部には、
その両側面と前面とが一般表面よりも後退した油
だまり取付部10が設けられている。油だまり取
付部10の両側壁と下壁とは後述する油だまり8
の両側面内面と底板後部上面とが嵌り合う寸法に
定められており、油だまり取付部10の前壁の中
央部分には水平に走る一定高さの係合窓10aが
加工されている。パネル1の前面中央下部で油だ
まり取付部10と隣接する部分は、筒体3の前方
部内径よりも大きい巾をもつ面取り部10bとし
て斜に削られている。面取り部10bの下端は垂
直に折れ曲り、僅かの高さの垂直壁10cを形成
している。この垂直壁10cの巾方向の2箇所に
は小さい突起11が設けられている。
中央部分には後方にむけて筒体3が一体に形成さ
れている。パネル1の後部には、その外側壁の内
面に本体枠4の前部外周が嵌め込まれて、両者間
が結合されている。また、パネル1の下部には、
その両側面と前面とが一般表面よりも後退した油
だまり取付部10が設けられている。油だまり取
付部10の両側壁と下壁とは後述する油だまり8
の両側面内面と底板後部上面とが嵌り合う寸法に
定められており、油だまり取付部10の前壁の中
央部分には水平に走る一定高さの係合窓10aが
加工されている。パネル1の前面中央下部で油だ
まり取付部10と隣接する部分は、筒体3の前方
部内径よりも大きい巾をもつ面取り部10bとし
て斜に削られている。面取り部10bの下端は垂
直に折れ曲り、僅かの高さの垂直壁10cを形成
している。この垂直壁10cの巾方向の2箇所に
は小さい突起11が設けられている。
前記油だまり8は長方形の箱状であつてプラス
チツクで成形されており、その前壁、両側壁及び
底板の外面はパネル1の油だまり取付部10の嵌
め込まれたときに、第5図図示の如く、パネル1
の他の一般表面の下方部分と一体化するように、
別言すれば面一(つらいち)と成るように形成さ
れている。油だまり8の後壁は高さが低く、か
つ、その上縁の近くから後方に向けてガイド板8
bが延出している。このガイド板8bは底板と平
行で油だまり取付部10の係合窓10aと巾と高
さが一致している。
チツクで成形されており、その前壁、両側壁及び
底板の外面はパネル1の油だまり取付部10の嵌
め込まれたときに、第5図図示の如く、パネル1
の他の一般表面の下方部分と一体化するように、
別言すれば面一(つらいち)と成るように形成さ
れている。油だまり8の後壁は高さが低く、か
つ、その上縁の近くから後方に向けてガイド板8
bが延出している。このガイド板8bは底板と平
行で油だまり取付部10の係合窓10aと巾と高
さが一致している。
油だまり8は、パネル1の油だまり取付部10
の前方から嵌め込まれ、油だまり8の両側壁内面
と底板後部上面及びガイド板8bとが、油だまり
取付部10の両側面外面と下壁下面及び係合窓1
0aとにそれぞれ係合されることにより上下左右
に位置決めされ、さらに油だまり前壁後面と後壁
後面とが油だまり取付部10の突起11の先端と
前壁前面とにそれぞれ当接されることにより前後
方向の位置が定められる。
の前方から嵌め込まれ、油だまり8の両側壁内面
と底板後部上面及びガイド板8bとが、油だまり
取付部10の両側面外面と下壁下面及び係合窓1
0aとにそれぞれ係合されることにより上下左右
に位置決めされ、さらに油だまり前壁後面と後壁
後面とが油だまり取付部10の突起11の先端と
前壁前面とにそれぞれ当接されることにより前後
方向の位置が定められる。
この状態で、パネル1の油だまり取付部10の
面取り部10bと垂直壁10cがその前方に位置
する油だまり8の前壁後面上部との間に油流入口
9を形成している。
面取り部10bと垂直壁10cがその前方に位置
する油だまり8の前壁後面上部との間に油流入口
9を形成している。
上記のように構成された換気扇においては、モ
ーター5の羽根2から飛散して筒体3に付着した
油は、次第に集まつて下方に下降し、面取り部1
0bに至る。ここで油滴はこの面に導かれてパネ
ル1の表面から内下方に向つて油流入口9に入れ
垂直壁10cを下方に流れて油だまり8に滴下す
る。
ーター5の羽根2から飛散して筒体3に付着した
油は、次第に集まつて下方に下降し、面取り部1
0bに至る。ここで油滴はこの面に導かれてパネ
ル1の表面から内下方に向つて油流入口9に入れ
垂直壁10cを下方に流れて油だまり8に滴下す
る。
ここで油流入口9の領域は、上述のように油だ
まり取付部10、すなわち、パネル1側から突起
11が突出しその先端が油だまり8と当接してい
るので、油流入口9の広さ(第1図及び第2図の
寸法D参照)、すなわち、油流入口9の領域は確
実に保たれる。このため、油滴が油だまり8の表
面に流れ落ちるなどの油回収に不調が生じること
はない。
まり取付部10、すなわち、パネル1側から突起
11が突出しその先端が油だまり8と当接してい
るので、油流入口9の広さ(第1図及び第2図の
寸法D参照)、すなわち、油流入口9の領域は確
実に保たれる。このため、油滴が油だまり8の表
面に流れ落ちるなどの油回収に不調が生じること
はない。
さらに、この実施例においては、油だまり取付
部10に面取り部10bを設けたことにより、油
だまり8前壁上部の前方への突出を不要とするこ
とができたので、換気流の流れがよりスムーズと
なり換気能力が向上し、さらに静粛運転も可能と
なる。
部10に面取り部10bを設けたことにより、油
だまり8前壁上部の前方への突出を不要とするこ
とができたので、換気流の流れがよりスムーズと
なり換気能力が向上し、さらに静粛運転も可能と
なる。
なお、上記実施例では突起11をパネル1側に
設けたがこれを油だまり8の前壁上部後面に設け
ることもでき、このようにしても同様の効果を期
待できる。
設けたがこれを油だまり8の前壁上部後面に設け
ることもでき、このようにしても同様の効果を期
待できる。
[考案の効果]
以上説明したとおり、この考案の換気扇は、羽
根を囲む筒体を有するパネルの油だまり取付部の
面取り部及び垂直壁側と前記油だまり側との間に
介在し、前記パネルとこれに取り付けた前記油だ
まりとが形成する油流入口の領域内に突起を配設
したものであるから、パネルとこれに取り付ける
油だまりとの間の突起により、パネルと油だまり
の成形歪があつても確実に油を回収することがで
き、また、換気流に乱れを生じさせないので、換
気効率や静粛性にも優れるという効果がある。そ
して、油の流れがパネルの表面を流れるから、取
り付け状態でも清掃でき、その汚れの管理が容易
である。
根を囲む筒体を有するパネルの油だまり取付部の
面取り部及び垂直壁側と前記油だまり側との間に
介在し、前記パネルとこれに取り付けた前記油だ
まりとが形成する油流入口の領域内に突起を配設
したものであるから、パネルとこれに取り付ける
油だまりとの間の突起により、パネルと油だまり
の成形歪があつても確実に油を回収することがで
き、また、換気流に乱れを生じさせないので、換
気効率や静粛性にも優れるという効果がある。そ
して、油の流れがパネルの表面を流れるから、取
り付け状態でも清掃でき、その汚れの管理が容易
である。
第1図はこの考案の一実施例を示す換気扇の油
だまりを取り外した状態の全体斜視図、第2図は
油だまりを取り付けた状態における下半部分の縦
断面図、第3図は従来技術を示す正面図、第4図
はその下半分の縦断面図、第5図は第1図の換気
扇の油だまりを取り付けた状態における全体斜視
図である。 図において、1……パネル、2……羽根、3…
…筒体、4……本体枠、5……モーター、6……
スピンナー、7……シヤツター、8……油だま
り、8b……ガイド板、9……油流入口、10…
…油だまり取付部、10a……係合窓、10b…
…面取り部、10c……垂直癖、11……突起で
ある。なお、図中、同一符号及び同一記号は、同
一または相当部分を示す。
だまりを取り外した状態の全体斜視図、第2図は
油だまりを取り付けた状態における下半部分の縦
断面図、第3図は従来技術を示す正面図、第4図
はその下半分の縦断面図、第5図は第1図の換気
扇の油だまりを取り付けた状態における全体斜視
図である。 図において、1……パネル、2……羽根、3…
…筒体、4……本体枠、5……モーター、6……
スピンナー、7……シヤツター、8……油だま
り、8b……ガイド板、9……油流入口、10…
…油だまり取付部、10a……係合窓、10b…
…面取り部、10c……垂直癖、11……突起で
ある。なお、図中、同一符号及び同一記号は、同
一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モータ5に取り付けた回転可能な羽根2と、
前記羽根2を囲む筒体3を有するパネル1と、
前記パネル1に取り付けた油だまり8を具備す
る換気扇において、 パネル1の前側面と、筒体3の最前部の内側
面との境界領域は、陥没段部等の不連続面無し
の、連続曲面として構成し、 パネル1の下端部には、パネル1と同程度の
水平方向寸法を有する、油だまり取付部10を
形成し、 パネル1と、パネル1の油だまり取付部10
に取り付けた油だまり8とは、外形面において
一体化する様に構成し、 油だまり取付部10の前側面には、水平方向
の寸法が筒体3の最前部の内径と同程度又はそ
れ以上の、面取り部10b及び垂直壁10cを
形成し、 以つて、油だまり取付部10の面取り部10
b及びこれに続く下端開放の垂直壁10cと、
油だまり8の前壁上部との間に、油流入口9を
形成せしめ、 油だまり取付部10の面取り部10b及び下
端開放の垂直壁10c側と、前記油だまり8の
前壁上部内側との間に、油流入口9の広さDを
機能上必要な最小寸法の程度に規制するため
の、1乃至複数個の突起11を介在せしめ、 且、これら1乃至複数個の突起11は、油流
入口9の領域内に、適宜分散配設して成る 換気扇。 (2) 前記突起11は、油だまり8側に設けたこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載の換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985001113U JPH0438180Y2 (ja) | 1985-01-09 | 1985-01-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985001113U JPH0438180Y2 (ja) | 1985-01-09 | 1985-01-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61119043U JPS61119043U (ja) | 1986-07-26 |
JPH0438180Y2 true JPH0438180Y2 (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=30473560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985001113U Expired JPH0438180Y2 (ja) | 1985-01-09 | 1985-01-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0438180Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596184U (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-14 | 三協アルミニウム工業株式会社 | 断熱・結露防止用構造材 |
-
1985
- 1985-01-09 JP JP1985001113U patent/JPH0438180Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596184U (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-14 | 三協アルミニウム工業株式会社 | 断熱・結露防止用構造材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61119043U (ja) | 1986-07-26 |
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