JPS5957913A - 流動性の良好な高濃度合成炭酸カルシウムスラリ−の製造方法 - Google Patents
流動性の良好な高濃度合成炭酸カルシウムスラリ−の製造方法Info
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- JPS5957913A JPS5957913A JP17072482A JP17072482A JPS5957913A JP S5957913 A JPS5957913 A JP S5957913A JP 17072482 A JP17072482 A JP 17072482A JP 17072482 A JP17072482 A JP 17072482A JP S5957913 A JPS5957913 A JP S5957913A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、合成炭酸カルシウムから、流動性の良好な高
濃度スラリーを製造する方法に関するものである。
濃度スラリーを製造する方法に関するものである。
炭酸カルシウムは、各種プラスチックの充てん剤、紙の
てん料、塗被剤などとして用いられているが、これを高
濃度スラリーとする場合、天然品では流動性の良好なも
のとなるが、合成品では流動性が劣ったものとなるとい
う問題があるため、合成炭酸カルシウムのスラリーとし
ては、せいぜい濃度60係程度が上限であり、そのため
用途が制限を受けるのを免れなかった。
てん料、塗被剤などとして用いられているが、これを高
濃度スラリーとする場合、天然品では流動性の良好なも
のとなるが、合成品では流動性が劣ったものとなるとい
う問題があるため、合成炭酸カルシウムのスラリーとし
ては、せいぜい濃度60係程度が上限であり、そのため
用途が制限を受けるのを免れなかった。
本発明者らは、このような合成炭酸カルシウムにおける
欠点を克服し、合成炭酸カルシウムから流動性が良好で
、かつ濃度65%又はそれ以上という高濃度のスラリー
を製造する方法を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、特
定の分散剤を用い、せん断速度の異なる2段階分散処理
を行うことにより、意外にもその目的を達成しうろこと
を見出し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
欠点を克服し、合成炭酸カルシウムから流動性が良好で
、かつ濃度65%又はそれ以上という高濃度のスラリー
を製造する方法を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、特
定の分散剤を用い、せん断速度の異なる2段階分散処理
を行うことにより、意外にもその目的を達成しうろこと
を見出し、この知見に基づいて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、含水率1重量%以下、粒径0.1
〜1.0μmをもつ立方体状合成炭酸カルシウムに対し
、分散剤として重量平均分子量がs 、 ooo〜15
0,000で、アクリル酸単位少なくとも90モル係を
含むアクリル系重合体又は共重合体のアルカリ金属塩又
はアンモニウム塩を、合成炭酸カルシウムの全量当り0
.5〜5.0重量%の割合で、最終混合物全量当り35
重重量%下の量の水に溶かした水溶液を添加したのち、
先ずせん断速度102〜10’ sec で−次分散
を行い、次いでぜん断速度105〜107se%で二次
分散を行うことを特徴とする固形分含量65重重量%上
の流動性の良好な高濃度スラリーの製造方法を提供する
ものである。
〜1.0μmをもつ立方体状合成炭酸カルシウムに対し
、分散剤として重量平均分子量がs 、 ooo〜15
0,000で、アクリル酸単位少なくとも90モル係を
含むアクリル系重合体又は共重合体のアルカリ金属塩又
はアンモニウム塩を、合成炭酸カルシウムの全量当り0
.5〜5.0重量%の割合で、最終混合物全量当り35
重重量%下の量の水に溶かした水溶液を添加したのち、
先ずせん断速度102〜10’ sec で−次分散
を行い、次いでぜん断速度105〜107se%で二次
分散を行うことを特徴とする固形分含量65重重量%上
の流動性の良好な高濃度スラリーの製造方法を提供する
ものである。
本発明においては特に立方体状の粒子形状を有し、0.
1〜1.0μm好ましくは0.2〜0.5μm の粒径
を有する微粉状の合成炭酸力ルンウムが用いられる。こ
のような合成炭酸カルシウム粉体は、通常、含水率1重
量%以下で提供されるので、そのtls本発明方法に使
用されるが6本発明においてはこの含水率はそれほど重
要ではない。
1〜1.0μm好ましくは0.2〜0.5μm の粒径
を有する微粉状の合成炭酸力ルンウムが用いられる。こ
のような合成炭酸カルシウム粉体は、通常、含水率1重
量%以下で提供されるので、そのtls本発明方法に使
用されるが6本発明においてはこの含水率はそれほど重
要ではない。
才だ、本発明の方法に用いられる分散剤は、アクリル酸
栄位を少なくとも90モル係含有する重量平均分子量8
,000〜150,000の重合体類のアルカリ金属塩
又はアンモニウム塩である。このような重合体類はアク
リル酸の単独重合体及びアクリル酸90モル係以上と他
の共重合性単量体10モル係以下との共重合体を包含す
る。アクリル酸と共重合させる共単量体としては、例え
ばメタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸な
どのエチレン性不飽和モノ又はポリカルボン酸、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリル
アミドなとのアミド基含有単量体、ビニルスルホン酸、
アリルスルホン酸、ビニルトルエンスルホン酸、スチレ
ンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸、スルホグロビル(メタ)アクリレートな
どの脂117i )M又は芳香族ビニルスルホン酸;メ
チル(メタ)アクリレート、ブチルメタクリレート、ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレートなどのエステル;
スチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル及びアクリロニ
トリルなどを挙げることができる。上記共単量体のうち
カルボキシル基やスルホン酸基を含有するものは、その
アルカリ金属塩又はアンモニウム塩として共重合に供し
うるが、塩の形で共重合体内に存在させるには、通常共
重合後に中和処理される。これら共単量体は、1種でも
よいし、2種以上を組み合わせて用いることができる。
栄位を少なくとも90モル係含有する重量平均分子量8
,000〜150,000の重合体類のアルカリ金属塩
又はアンモニウム塩である。このような重合体類はアク
リル酸の単独重合体及びアクリル酸90モル係以上と他
の共重合性単量体10モル係以下との共重合体を包含す
る。アクリル酸と共重合させる共単量体としては、例え
ばメタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸な
どのエチレン性不飽和モノ又はポリカルボン酸、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリル
アミドなとのアミド基含有単量体、ビニルスルホン酸、
アリルスルホン酸、ビニルトルエンスルホン酸、スチレ
ンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸、スルホグロビル(メタ)アクリレートな
どの脂117i )M又は芳香族ビニルスルホン酸;メ
チル(メタ)アクリレート、ブチルメタクリレート、ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレートなどのエステル;
スチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル及びアクリロニ
トリルなどを挙げることができる。上記共単量体のうち
カルボキシル基やスルホン酸基を含有するものは、その
アルカリ金属塩又はアンモニウム塩として共重合に供し
うるが、塩の形で共重合体内に存在させるには、通常共
重合後に中和処理される。これら共単量体は、1種でも
よいし、2種以上を組み合わせて用いることができる。
これらの共単量体のうち、好ましいものはカルボキシル
基又はスルホン酸基含有単量体類及びそのアルカリ金属
塩好ましくはナトリウム塩又はアンモニウム塩である。
基又はスルホン酸基含有単量体類及びそのアルカリ金属
塩好ましくはナトリウム塩又はアンモニウム塩である。
共重合体分散剤において、アクリル酸単位が90モル係
未満では流動性が悪く、本発明の目的を達成することが
できないので好ましくない。また、アクリル酸単位を少
なくとも90モル係含有する重合体又は共重合体は重量
平均分子量がs、ooo〜150.000 の範囲に
あることが重要で、よシ低分子量でも、よシ高分子量で
も分散剤としての性能が低下し、本発明の目的を達成す
ることができない。好ましい分子量は約30 、000
〜130,000であり、特に約40,000〜100
,000が好ましい。本発明における重量平均分子量は
、分子量既知のポリエチレングリコールを標準物質とし
てゲルパーメイションクロマトグラフイーを用いて容易
に測定することができる。
未満では流動性が悪く、本発明の目的を達成することが
できないので好ましくない。また、アクリル酸単位を少
なくとも90モル係含有する重合体又は共重合体は重量
平均分子量がs、ooo〜150.000 の範囲に
あることが重要で、よシ低分子量でも、よシ高分子量で
も分散剤としての性能が低下し、本発明の目的を達成す
ることができない。好ましい分子量は約30 、000
〜130,000であり、特に約40,000〜100
,000が好ましい。本発明における重量平均分子量は
、分子量既知のポリエチレングリコールを標準物質とし
てゲルパーメイションクロマトグラフイーを用いて容易
に測定することができる。
本発明の方法は、このような分散剤を前記合成炭酸カル
シウムに対し、その重量の0.5〜5.0重量%を用い
、最終的に形成されるスラリーの35重重量%下の水と
ともに混合して、せん断速度の異なる2段階の分散処理
を行うものであり、このような組合せ処理要件により、
固形分濃度が65重重量%上で、実用上望ましい流動性
を有する合成炭酸カル7ウム水性スラリーを容易に調製
することができる。
シウムに対し、その重量の0.5〜5.0重量%を用い
、最終的に形成されるスラリーの35重重量%下の水と
ともに混合して、せん断速度の異なる2段階の分散処理
を行うものであり、このような組合せ処理要件により、
固形分濃度が65重重量%上で、実用上望ましい流動性
を有する合成炭酸カル7ウム水性スラリーを容易に調製
することができる。
分散剤の使用量が合成炭酸カルシウムの帆5重重量%満
では、分散力が不足して分散安定性の良好なスラリーが
得られないし、5重量%を超えるとスラリーの流動性が
低下するので好ましくない。
では、分散力が不足して分散安定性の良好なスラリーが
得られないし、5重量%を超えるとスラリーの流動性が
低下するので好ましくない。
才だ、スラリー形成のために用いられる水は、最終的に
得ようとするスラリーの水濃度に見合う35重重量%下
の量が使用されるが、その添加に際しては、使用する分
散剤をあらかじめその水に加えて水溶液として合成炭酸
カルシウム粉体と混合することが好寸しい。しかし、−
・部の水を合成炭酸カル/ラム粉体の湿潤に用いること
もできる。
得ようとするスラリーの水濃度に見合う35重重量%下
の量が使用されるが、その添加に際しては、使用する分
散剤をあらかじめその水に加えて水溶液として合成炭酸
カルシウム粉体と混合することが好寸しい。しかし、−
・部の水を合成炭酸カル/ラム粉体の湿潤に用いること
もできる。
本発明の方法においては、合成炭酸カルシウム粉体と分
散剤水溶液との混合物を、先ずせん断速度102〜10
3sec で−次分散処理し、次いでせん断速度10
5〜107sec で二次分散処理する組合せ処理が
極めて重要である。このせん断速度の異なる2段階処理
は、それぞれ上記範囲のせん断速度の組合せが最も効果
的で、良好なスラリー流動性を得ることができる。
散剤水溶液との混合物を、先ずせん断速度102〜10
3sec で−次分散処理し、次いでせん断速度10
5〜107sec で二次分散処理する組合せ処理が
極めて重要である。このせん断速度の異なる2段階処理
は、それぞれ上記範囲のせん断速度の組合せが最も効果
的で、良好なスラリー流動性を得ることができる。
一次分散に用いられる分散機としては、例えばディスク
キャビチー7ヨンミキサー、ステイタ−ローター、ケデ
ーミル、コロイドミル及びコーレスミキサーなどの高す
り速度を与える分散機を挙げることができる。これらの
分散機を用いて一次分散処理を行うには、通常円筒状容
器に所定量の水を入れ、所定の分散剤を加えて分散機で
かきまぜながら所定量の合成炭酸カルシウム粉を投入す
る方法が実用上有利に採用でき、混和後102〜103
sec−”のせん断速度で、例えば5〜30分程度の時
間分散処理することにより一次分散を行うことができる
。
キャビチー7ヨンミキサー、ステイタ−ローター、ケデ
ーミル、コロイドミル及びコーレスミキサーなどの高す
り速度を与える分散機を挙げることができる。これらの
分散機を用いて一次分散処理を行うには、通常円筒状容
器に所定量の水を入れ、所定の分散剤を加えて分散機で
かきまぜながら所定量の合成炭酸カルシウム粉を投入す
る方法が実用上有利に採用でき、混和後102〜103
sec−”のせん断速度で、例えば5〜30分程度の時
間分散処理することにより一次分散を行うことができる
。
本発明においては、このような−次分散処理したスラリ
ーを、例えばサンドミル型分散機のような高せん断速度
を有する二次分散機を用い、−次分散におけるせん断速
度よシさらに高いせん断速度で分散処理することが重要
である。この二次分散は、例えば任意の形状のか@まぜ
用羽根とガラスピーズなどの粉砕媒体を容器内に備え、
これらを回転させて充てん微粒子を高ぜん断速度でかき
まぜ分散処理するような分散機が有利であり、そのよう
な分散機では、−次分散処理スラリーを一定の速度で供
給し、分散系内に、例えば5〜60分の滞留時間で分散
処理される。この分散処理は1回でもよいが、必要に応
じて複数回循環処理することもできる。
ーを、例えばサンドミル型分散機のような高せん断速度
を有する二次分散機を用い、−次分散におけるせん断速
度よシさらに高いせん断速度で分散処理することが重要
である。この二次分散は、例えば任意の形状のか@まぜ
用羽根とガラスピーズなどの粉砕媒体を容器内に備え、
これらを回転させて充てん微粒子を高ぜん断速度でかき
まぜ分散処理するような分散機が有利であり、そのよう
な分散機では、−次分散処理スラリーを一定の速度で供
給し、分散系内に、例えば5〜60分の滞留時間で分散
処理される。この分散処理は1回でもよいが、必要に応
じて複数回循環処理することもできる。
一次分散処理におけるせん断速度が上記範囲を逸脱する
ときは、二次分散処理によって良好な流動性スラリーが
形成され難く、また二次分散処理におけるせん断速度が
上記範囲を逸脱するときも安定かつ良好な流動性のスラ
リーが得られないので好ましくない。
ときは、二次分散処理によって良好な流動性スラリーが
形成され難く、また二次分散処理におけるせん断速度が
上記範囲を逸脱するときも安定かつ良好な流動性のスラ
リーが得られないので好ましくない。
このように特定の合成炭酸カルシウムと特定の分散剤を
絹み合わせ、その高濃度水混和物を2段階の分散処理に
かけることにより、従来の合成炭酸カルシウムのスラリ
ーでは到底得られなかった65重重量%上の高固形分濃
度の実用的流動性スラリーが提供できたことは全く意外
な発見であった。
絹み合わせ、その高濃度水混和物を2段階の分散処理に
かけることにより、従来の合成炭酸カルシウムのスラリ
ーでは到底得られなかった65重重量%上の高固形分濃
度の実用的流動性スラリーが提供できたことは全く意外
な発見であった。
このように、本発明の方法によれば、固形分濃度65重
重量%上の良好な流動性を有するスラリーが容易に得ら
れる。本発明の方法によシ得られる高濃度スラリーは、
特に高速せん断ずシ速度のかきまぜ時における流動状態
が良好で、その望ましい性質を利用して、従来低濃度ス
ラリーのために行い得なかった合成炭酸カル/ラムを用
いた高濃度カラー処方による製紙塗工プロセスにも採用
でき、用途の大幅な拡大が期待できる。
重量%上の良好な流動性を有するスラリーが容易に得ら
れる。本発明の方法によシ得られる高濃度スラリーは、
特に高速せん断ずシ速度のかきまぜ時における流動状態
が良好で、その望ましい性質を利用して、従来低濃度ス
ラリーのために行い得なかった合成炭酸カル/ラムを用
いた高濃度カラー処方による製紙塗工プロセスにも採用
でき、用途の大幅な拡大が期待できる。
次に、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1
羽根径250胴φのかきまぜ羽根を有するコーレス型ミ
キサーの容量3tのステンレス(SUS 304 )製
容器に、水1.5tを入れ、これをかきまぜながら分散
剤としてポリアクリル酸ソーダを39.8yを添加溶解
した。次いで粒子径0.2〜0.4μmの立方体状合成
炭酸カルシウム4 Ky (含水率0.6重量%)を加
え、羽根のかきまぜ速度10.00Orpm(せん断速
度5X102sec )で20分間−次分散処理を行
った。この際の固形分濃度は71.3%であった。
キサーの容量3tのステンレス(SUS 304 )製
容器に、水1.5tを入れ、これをかきまぜながら分散
剤としてポリアクリル酸ソーダを39.8yを添加溶解
した。次いで粒子径0.2〜0.4μmの立方体状合成
炭酸カルシウム4 Ky (含水率0.6重量%)を加
え、羽根のかきまぜ速度10.00Orpm(せん断速
度5X102sec )で20分間−次分散処理を行
った。この際の固形分濃度は71.3%であった。
次に、粒径1〜1.5胴φの硬質ガラスピーズ450O
rを充てん物とし、かきまぜ羽根を備えた長さ13.5
cy++の棒型かき捷ぜ翼を有する容量4.9tのアト
ライターIS型(三井三池製作所製)分散機に、上記−
次分散処理スラIJ−3500rを加え、回転速度26
0 rpm (せん断速度I X 106sec”−1
)で20分間分散処理を行った。
rを充てん物とし、かきまぜ羽根を備えた長さ13.5
cy++の棒型かき捷ぜ翼を有する容量4.9tのアト
ライターIS型(三井三池製作所製)分散機に、上記−
次分散処理スラIJ−3500rを加え、回転速度26
0 rpm (せん断速度I X 106sec”−1
)で20分間分散処理を行った。
この処理を各種分子量のポリアクリル酸のナトリウム塩
分散剤について、それぞれ同様に行い、得られた各二次
分散処理スラリーの粘度及び高速せん断粘度を測定した
。
分散剤について、それぞれ同様に行い、得られた各二次
分散処理スラリーの粘度及び高速せん断粘度を測定した
。
スラリーの粘度は、B型粘度計を用い回転速度60 r
pm +温度25℃での1分値を測定(−だものであり
、高速せん断粘度は)・−キュレス高速せん断粘度計を
用いBBobを使用して2200rpmで測定したもの
である。
pm +温度25℃での1分値を測定(−だものであり
、高速せん断粘度は)・−キュレス高速せん断粘度計を
用いBBobを使用して2200rpmで測定したもの
である。
分散剤として使用したポリアクリル酸ナトリウムの各種
分子量とそれぞれの結果を第1表にまとめて示す。
分子量とそれぞれの結果を第1表にまとめて示す。
第 1 表
添付図面第1図及び第2図は、第1表における分散剤の
分子量とスラリー粘度との関係を示すグラフで、第1図
はB型粘度計によバまた第2図はバーキュレス高速せん
断粘度計により測定したものである。
分子量とスラリー粘度との関係を示すグラフで、第1図
はB型粘度計によバまた第2図はバーキュレス高速せん
断粘度計により測定したものである。
実施例2
粒子径0.5〜0.8μmの立方体状合成炭酸カルシウ
ムを用い、分散剤として分子量71 、000のポリア
クリル酸ナトリウムを用いて、実施例1と同様にして二
次分散処理スラリーを調製した。
ムを用い、分散剤として分子量71 、000のポリア
クリル酸ナトリウムを用いて、実施例1と同様にして二
次分散処理スラリーを調製した。
得られたスラリーをB型粘度計及びバーキュレス高速せ
ん断粘度計によシ、それぞれ実施例1と同様の条件で測
定したところ1350cps及び95cpsであった。
ん断粘度計によシ、それぞれ実施例1と同様の条件で測
定したところ1350cps及び95cpsであった。
実施例3
粒子径0.15〜0.2μmの立方体状合成炭素カルシ
ウム2900f/ (含水率)1分散剤として分子量7
1,000のポリアクリル酸ナトリウム297を用い、
スラリーの固形分濃度を65重量%にして実施例1と同
条件で一次分散処理を行った。
ウム2900f/ (含水率)1分散剤として分子量7
1,000のポリアクリル酸ナトリウム297を用い、
スラリーの固形分濃度を65重量%にして実施例1と同
条件で一次分散処理を行った。
得られたスラリーを実施例1と同様に二次分散処理し、
その粘度を測定して、それぞれ3,100cps(’B
型)及び26ocp日(バーキュレス)を得た。
その粘度を測定して、それぞれ3,100cps(’B
型)及び26ocp日(バーキュレス)を得た。
実施例4
容量2m’のステンレス(5US304 )容器に水I
Rを入れ、分子量71 、000のポリアクリル酸ナト
リウム26.7Kgを添加溶解させたのち、これをかき
まぜながらその中に粒子径帆2〜0.4μmの立方体状
合成炭酸カルシウム2,670Kg(含水率0.6重量
%)を加え、堝根径508咽φを有するコーレス型ミキ
サーを用いて回転速度939 rpm (せん断連1j
j 4.2 X 1(13sec−1)で30分間かき
まぜ一次分散させた。
Rを入れ、分子量71 、000のポリアクリル酸ナト
リウム26.7Kgを添加溶解させたのち、これをかき
まぜながらその中に粒子径帆2〜0.4μmの立方体状
合成炭酸カルシウム2,670Kg(含水率0.6重量
%)を加え、堝根径508咽φを有するコーレス型ミキ
サーを用いて回転速度939 rpm (せん断連1j
j 4.2 X 1(13sec−1)で30分間かき
まぜ一次分散させた。
得られた固形分濃度71.5重量%のスラリーを次のよ
うに二次分散処理した。
うに二次分散処理した。
粒径1〜1.5關φの硬質ガラスピーズ10Kgが充て
んされ、200叫φのディスク型かきまぜ羽根5段を備
えた容量15tのサンドグラインダー(五十嵐製作所製
)を用い、羽根の回転速度220rpmで作動させなが
ら、上記−次分散スラリーを2.3Kg/minの割合
で供給した。
んされ、200叫φのディスク型かきまぜ羽根5段を備
えた容量15tのサンドグラインダー(五十嵐製作所製
)を用い、羽根の回転速度220rpmで作動させなが
ら、上記−次分散スラリーを2.3Kg/minの割合
で供給した。
このように二次分散処理したスラリーのB型粘度計及び
バーキュレス高速せん断粘度計による測定粘度は、それ
ぞれ1410cps及び97cpsであつた。
バーキュレス高速せん断粘度計による測定粘度は、それ
ぞれ1410cps及び97cpsであつた。
実施例5
分散剤の種類を変更する以外は、すべて実施例1と全く
同様にして、各種二次分散スラリーを調製した。
同様にして、各種二次分散スラリーを調製した。
調製に用いた分散剤は次のとおりである。
A8分子量71,000のポリアクリル酸ナトリウム上
記分散剤中、A、B、D、Fi、Fは本発明に係るもの
でありC及びGは本発明外のものである。
記分散剤中、A、B、D、Fi、Fは本発明に係るもの
でありC及びGは本発明外のものである。
これらの各分散剤を用いて調製されたスラリーの粘度を
測定した結果を第2表に示す。
測定した結果を第2表に示す。
第 2 表
第1図及び第2図は、ポリアクリル酸ナトリウム分散剤
の分子量と二次分散処理スラリーの粘度及び高速せん断
粘度との関係を示すグラフである。 特許出願人 奥多摩工業株式会社(ほか1名)代理人
阿 形 明 第1図 %、O3 〜5 緊 2 国
の分子量と二次分散処理スラリーの粘度及び高速せん断
粘度との関係を示すグラフである。 特許出願人 奥多摩工業株式会社(ほか1名)代理人
阿 形 明 第1図 %、O3 〜5 緊 2 国
Claims (1)
- 1 含水率1重竜係以下、粒径0.1〜1.0μmをも
つ立方体状合成炭酸カルシウムに対し、分散剤として重
量平均分子量がs、ooo〜150,000で、アクリ
ル酸単位少なくとも90モル係を含むアクリル系重合体
又は共重合体のアルカリ金属塩又はアンモニウム塩を、
合成炭酸カルシウムの全量当シ帆5〜5.0重量係の割
合で、最終混合物全量当935重量係以下の量の水に溶
かした水溶液を添加したのち、先ずせん断速度102〜
103sec’で一次分散を行い、次いでせん断速度1
05〜107sec−’で二次分散を行うことを特徴と
する固形分含量65重量係以上の流動性の良好な高濃度
合成炭酸カルシウムスラリーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17072482A JPS5957913A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 流動性の良好な高濃度合成炭酸カルシウムスラリ−の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17072482A JPS5957913A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | 流動性の良好な高濃度合成炭酸カルシウムスラリ−の製造方法 |
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