JPS595775B2 - 過給機付エンジンの過給圧制御装置 - Google Patents
過給機付エンジンの過給圧制御装置Info
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- JPS595775B2 JPS595775B2 JP56026621A JP2662181A JPS595775B2 JP S595775 B2 JPS595775 B2 JP S595775B2 JP 56026621 A JP56026621 A JP 56026621A JP 2662181 A JP2662181 A JP 2662181A JP S595775 B2 JPS595775 B2 JP S595775B2
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- engine
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- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/12—Control of the pumps
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- F02B37/12—Control of the pumps
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02B37/183—Arrangements of bypass valves or actuators therefor
- F02B37/186—Arrangements of actuators or linkage for bypass valves
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- F02D41/0002—Controlling intake air
- F02D41/0007—Controlling intake air for control of turbo-charged or super-charged engines
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- F02D2200/00—Input parameters for engine control
- F02D2200/02—Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
- F02D2200/04—Engine intake system parameters
- F02D2200/0406—Intake manifold pressure
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は過給機付エンジンの過給圧制御装置に関するも
のである。
のである。
従来、エンジンの出力を高めるため吸気通路に過給機を
設けた自動車用等の過給機付エンジンにおいては、あま
りに過給圧が上がりすぎるとエンジンの耐久性を損ねる
とともにノッキングを生じる等の問題が生ずることから
、ある程度以上は過給圧が高くならないように最大過給
圧を制御するという手段は知られている。
設けた自動車用等の過給機付エンジンにおいては、あま
りに過給圧が上がりすぎるとエンジンの耐久性を損ねる
とともにノッキングを生じる等の問題が生ずることから
、ある程度以上は過給圧が高くならないように最大過給
圧を制御するという手段は知られている。
従来のこの種の制御手段としては、吸気通路内の過給圧
が所定値を越えたとぎに吸気ガス（空気あるいは混合気
）の一部をリリーフするようにした所謂過給リリーフ方
式と、過給機の駆動を排気タービンにより行うターボ過
給機において、排気系に排気タービンを迂回するバイパ
ス通路を設け、過給圧が所定値を越えたとぎ、このバイ
パス通路を開いて排気タービンによる過給機駆動力を減
少させるようにした所謂ウェストゲート方式とがあり（
実開昭５４−４４８１０号公報）、これらの手段はいず
れも、吸気圧力を基準として、過給圧が予め設定された
所定値に達してからは単に過給圧を一定に維持するよう
にしたものであった。
が所定値を越えたとぎに吸気ガス（空気あるいは混合気
）の一部をリリーフするようにした所謂過給リリーフ方
式と、過給機の駆動を排気タービンにより行うターボ過
給機において、排気系に排気タービンを迂回するバイパ
ス通路を設け、過給圧が所定値を越えたとぎ、このバイ
パス通路を開いて排気タービンによる過給機駆動力を減
少させるようにした所謂ウェストゲート方式とがあり（
実開昭５４−４４８１０号公報）、これらの手段はいず
れも、吸気圧力を基準として、過給圧が予め設定された
所定値に達してからは単に過給圧を一定に維持するよう
にしたものであった。
しかしながら、このように過給圧を一定に維持しても、
エンジン回転数が上昇すると単位時間当りの吸気ガス量
は増加するため、とくに高速運転域では吸気ガス量の増
大に伴うエンジン発熱量の過度の上昇を補いぎれす、エ
ンジンの耐久性を損ねる。
エンジン回転数が上昇すると単位時間当りの吸気ガス量
は増加するため、とくに高速運転域では吸気ガス量の増
大に伴うエンジン発熱量の過度の上昇を補いぎれす、エ
ンジンの耐久性を損ねる。
また、高速回転域では単位時間当りの排気ガス量も増大
して排気温度が過大になり、これに起因して、排気系に
設けられた触媒（排気ガス浄化装置）に熱劣化を生じ、
さらにターボ過給機にあっては排気タービンに熱劣化が
生ずる等の欠点が残されていた。
して排気温度が過大になり、これに起因して、排気系に
設けられた触媒（排気ガス浄化装置）に熱劣化を生じ、
さらにターボ過給機にあっては排気タービンに熱劣化が
生ずる等の欠点が残されていた。
本発明はこれらの事情に鑑み、過給機付エンジンにおい
て、単に過給圧制御値（最高過給圧値）を一定に維持す
るだけでは防止できない高速運転域でのエンジン発熱量
の過度の上昇および排気温度の過度の上昇を防止し、と
くに電気的制御手段を用いて理想的な過給圧特性を得る
ことができ、これによってエンジンの耐久性を高め、か
つ、排気系に設けられた触媒等の熱劣化も防ぐことので
きる過給機付エンジンを提供せんとするものである。
て、単に過給圧制御値（最高過給圧値）を一定に維持す
るだけでは防止できない高速運転域でのエンジン発熱量
の過度の上昇および排気温度の過度の上昇を防止し、と
くに電気的制御手段を用いて理想的な過給圧特性を得る
ことができ、これによってエンジンの耐久性を高め、か
つ、排気系に設けられた触媒等の熱劣化も防ぐことので
きる過給機付エンジンを提供せんとするものである。
以下、本発明の実施例を図面によって詳述する。
第１図において、１はエンジン本体、２は吸気通路、３
は排気通路である。
は排気通路である。
また、４は吸気通路２に設けられた過給機で、当実施例
では、排気通路３中に設けたタービン５によって駆動さ
れるターボ過給機を用いており、上記タービン５は排気
ガス流によって回転せしめられ、これに連動して吸気通
路２中のブロア型コンプレッサすなわち過給機４が回転
することにより、強制的に空気をエンジン本体１に送り
込むものである。
では、排気通路３中に設けたタービン５によって駆動さ
れるターボ過給機を用いており、上記タービン５は排気
ガス流によって回転せしめられ、これに連動して吸気通
路２中のブロア型コンプレッサすなわち過給機４が回転
することにより、強制的に空気をエンジン本体１に送り
込むものである。
６は過給機４より下流の吸気通路２に設けられたスロッ
トルバルブ、１は吸気通路２に吸入される空気を浄化す
るエアクリーナ、８は排気通路３に設けられた触媒装置
である。
トルバルブ、１は吸気通路２に吸入される空気を浄化す
るエアクリーナ、８は排気通路３に設けられた触媒装置
である。
この過給機付エンジンに、過給圧制御装置として、エン
ジン回転数を検出する回転数検出器１１と、吸気通路２
内の過給圧を検出する圧力検出器１２と、過給圧を調節
する調節装置１３と、上記雨検出器１１．１２の出力信
号を入力として上記調節装置１３を制御する制御回路１
６とを設けている。
ジン回転数を検出する回転数検出器１１と、吸気通路２
内の過給圧を検出する圧力検出器１２と、過給圧を調節
する調節装置１３と、上記雨検出器１１．１２の出力信
号を入力として上記調節装置１３を制御する制御回路１
６とを設けている。
上記回転数検出器１１および圧力検出器１２はそれぞれ
エンジン回転数および吸気通路２内の圧力を検出し、電
気的信号に変換するものである。
エンジン回転数および吸気通路２内の圧力を検出し、電
気的信号に変換するものである。
一方、上記調節装置１３は、当実施例では、前記タービ
ン５に流れる排気ガス量ひいては過給機４の駆動力を制
御する方式によっており、前記タービン５を迂回して排
気通路３に付設したバイパス通路１４と、該バイパス通
路１４を開閉する弁体１５ａを備えたバイパス制御弁１
５とからなる。
ン５に流れる排気ガス量ひいては過給機４の駆動力を制
御する方式によっており、前記タービン５を迂回して排
気通路３に付設したバイパス通路１４と、該バイパス通
路１４を開閉する弁体１５ａを備えたバイパス制御弁１
５とからなる。
該バイパス制御弁１５は、比例電磁弁等を用いることに
より、前記制御回路１６から送られる信号に応じて弁体
１５ａを開閉作動するように構成されている。
より、前記制御回路１６から送られる信号に応じて弁体
１５ａを開閉作動するように構成されている。
また、前記制御回路１６は、前記回転数検出器１１によ
り検出されるエンジン回転数の上昇に伴って目標過給圧
値を与える回路と、この目標過給圧値と前記圧力検出器
１２で検出される現実過給圧値とを比較する回路と、こ
の両値の差がなくなるように上記調節装置１３に信号を
出力する回路とで構成されている。
り検出されるエンジン回転数の上昇に伴って目標過給圧
値を与える回路と、この目標過給圧値と前記圧力検出器
１２で検出される現実過給圧値とを比較する回路と、こ
の両値の差がなくなるように上記調節装置１３に信号を
出力する回路とで構成されている。
すなわち、この過給圧制御装置を第２図のブロック図に
よって説明すると、制御回路１６は、設定電圧発生回路
１１と、比較回路１８と、制御弁駆動回路１９とを有す
る。
よって説明すると、制御回路１６は、設定電圧発生回路
１１と、比較回路１８と、制御弁駆動回路１９とを有す
る。
上記設定電圧発生回路１７は、前記回転数検出器１１か
ら送られる信号を入力とし、エンジン回転数に対応して
目標過給圧値に相当する設定電圧を発生させるもので、
例えば第３図のグラフに実線Ａで示す過給圧特性が得ら
れるように、過給圧が所定値Ｐに達してからのエンジン
の中速運転域（エンジン回転数ｒ１から同ｒ２までの範
囲）ではエンジン回転数にかかわらず目標過給圧をほぼ
一定の所定値Ｐに保ち、エンジン回転数がさらに高くな
る高速運転域ではエンジン回転数の上昇に伴いしだいに
目標過給圧を低下せしめるべ（、これに相当する設定電
圧を発生させる構成としている。
ら送られる信号を入力とし、エンジン回転数に対応して
目標過給圧値に相当する設定電圧を発生させるもので、
例えば第３図のグラフに実線Ａで示す過給圧特性が得ら
れるように、過給圧が所定値Ｐに達してからのエンジン
の中速運転域（エンジン回転数ｒ１から同ｒ２までの範
囲）ではエンジン回転数にかかわらず目標過給圧をほぼ
一定の所定値Ｐに保ち、エンジン回転数がさらに高くな
る高速運転域ではエンジン回転数の上昇に伴いしだいに
目標過給圧を低下せしめるべ（、これに相当する設定電
圧を発生させる構成としている。
比較回路１８は、上記の目標過給圧値に相当する設定電
圧と前記圧力検出器１２から送られる信号とを入力とし
てこの肉入力を比較することにより、現実過給圧値と目
標過給圧値との差が生じたとぎそれに応じた出力を得る
ものである。
圧と前記圧力検出器１２から送られる信号とを入力とし
てこの肉入力を比較することにより、現実過給圧値と目
標過給圧値との差が生じたとぎそれに応じた出力を得る
ものである。
また、制御弁駆動回路１９は比較器１８からの出力を受
けて前記バイパス制御弁１５に駆動信号を送るものであ
る。
けて前記バイパス制御弁１５に駆動信号を送るものであ
る。
なお、図例ではさらに、燃料供給系として、吸気通路２
中に燃料噴射弁２１な臨ませた燃料噴射装置を用い、か
つ、吸気通路２中に流量計２２を装備して吸入空気量を
測定し、制御回路１６内に設けた燃料噴射量制御用回路
（図示省略）により、上記流量計から制御回路１６に送
られる信号を受けて、吸入空気量に応じて燃料噴射弁２
１から噴射される燃料の量を制御するようにしている。
中に燃料噴射弁２１な臨ませた燃料噴射装置を用い、か
つ、吸気通路２中に流量計２２を装備して吸入空気量を
測定し、制御回路１６内に設けた燃料噴射量制御用回路
（図示省略）により、上記流量計から制御回路１６に送
られる信号を受けて、吸入空気量に応じて燃料噴射弁２
１から噴射される燃料の量を制御するようにしている。
この過給圧制御装置によると、第３図のグラフに実線Ａ
で示す如き過給圧特性が得られるもので、この装置の動
作および作用を、上記グラフに対応づけて次に説明する
。
で示す如き過給圧特性が得られるもので、この装置の動
作および作用を、上記グラフに対応づけて次に説明する
。
先ず、エンジン回転数が比較的低いとぎには、前記バイ
パス通路１４はバイパス通路制御弁１５によって閉じら
れ、この状態では、エンジン回転数が上昇するにつれ、
前記タービン５を通過する排気ガス量が増加して過給機
４の駆動力が高められる。
パス通路１４はバイパス通路制御弁１５によって閉じら
れ、この状態では、エンジン回転数が上昇するにつれ、
前記タービン５を通過する排気ガス量が増加して過給機
４の駆動力が高められる。
これにより、ある程度の高さのエンジン回転数ｒ１に至
るまではエンジンの回転数に比例して過給圧が高くなり
、設定上の最大過給圧に相当する所定値Ｐに達する。
るまではエンジンの回転数に比例して過給圧が高くなり
、設定上の最大過給圧に相当する所定値Ｐに達する。
次いでエンジン回転数がさらに高くなると、前記制御回
路１６からの信号に基づ（バイパス制御弁１５の作動に
より、上記制御回路１６において与えられる目標過給圧
直に即し、現実の過給圧が規制される。
路１６からの信号に基づ（バイパス制御弁１５の作動に
より、上記制御回路１６において与えられる目標過給圧
直に即し、現実の過給圧が規制される。
すなわち、この制御回路１６の設定電圧発生回路１７に
おいては、前記回転数検出器１１で検出されたエンジン
回転数に対応して、予め定められた目標過給圧値に相当
する電圧信号が発生し、前記圧力検出器１２により検出
された現実過給圧値が上記目標過圧値を越えると、前記
比較回路１８および制御弁駆動回路１９を介して上記両
値の差に応じた信号がバイパス制御弁１５に送られ、バ
イパス制御弁１５を開作動する。
おいては、前記回転数検出器１１で検出されたエンジン
回転数に対応して、予め定められた目標過給圧値に相当
する電圧信号が発生し、前記圧力検出器１２により検出
された現実過給圧値が上記目標過圧値を越えると、前記
比較回路１８および制御弁駆動回路１９を介して上記両
値の差に応じた信号がバイパス制御弁１５に送られ、バ
イパス制御弁１５を開作動する。
これによって、排気ガスの一部が前記バイパス通路１４
に逃され、その分だけ前記タービン５による過給機４の
駆動力が弱められ、過給圧が目標過給圧値に一致するま
で引下げられる。
に逃され、その分だけ前記タービン５による過給機４の
駆動力が弱められ、過給圧が目標過給圧値に一致するま
で引下げられる。
かくして、目標過給圧値がとりもなおさず現実の過給圧
となり、当実施例によると、前述せる如く目標過給圧値
を設定しておやことにより、エンジンの中速運転域付近
（グラフにおけるエンジン回転数ｒ１から同ｒ２の範囲
には過給圧が所定値Ｐに保たれ、これ以上にエンジン回
転数が高くなる高速運転域ではエンジン回転数の上昇に
伴い過給圧がしだいに低下することとなる。
となり、当実施例によると、前述せる如く目標過給圧値
を設定しておやことにより、エンジンの中速運転域付近
（グラフにおけるエンジン回転数ｒ１から同ｒ２の範囲
には過給圧が所定値Ｐに保たれ、これ以上にエンジン回
転数が高くなる高速運転域ではエンジン回転数の上昇に
伴い過給圧がしだいに低下することとなる。
この場合、最大過給圧に相当する所定値Ｐは中速運転域
でのエンジンの出力および耐久性に適切な程度に、また
、高速運転域でのエンジン回転数の上昇に伴う過給圧の
低下の度合は吸入ガス量および排気ガス量の過度の増加
を防止する程度にすべく、予め前記設定電圧発生回路１
７において目標過給圧値を適宜設定しておくことができ
る。
でのエンジンの出力および耐久性に適切な程度に、また
、高速運転域でのエンジン回転数の上昇に伴う過給圧の
低下の度合は吸入ガス量および排気ガス量の過度の増加
を防止する程度にすべく、予め前記設定電圧発生回路１
７において目標過給圧値を適宜設定しておくことができ
る。
さらに、過給機を備えてエンジン出力（トルク）を向上
させるようにした過給機付エンジンにおいては、加速時
等の過給効果による出力（トルク）アップをねらう例え
ば３０００ｒｐｍ前後の運転域においてこの過給性能を
充分利用する必要があるが、逆にそれ以上の高速運転域
ではエンジン本体あるいは排気系の耐久性の面から本発
明のごとく過給圧を低下させる、つまり、中速運転域か
ら問題となる点として、過給圧が高くなりすぎると耐久
性の面からも、また一般に知られているようにノッキン
グの面からも好ましくないため、中速運転域では過給圧
が所定値２以上にならないように規制することが重要で
あり、一方、このように過給圧を所定値Ｐに規制してお
けば、ある程度の回転数まではエンジン回転数の上昇に
よって吸気量が増加することは出力面から望ましく、か
つ熱的影響の面からも許容される。
させるようにした過給機付エンジンにおいては、加速時
等の過給効果による出力（トルク）アップをねらう例え
ば３０００ｒｐｍ前後の運転域においてこの過給性能を
充分利用する必要があるが、逆にそれ以上の高速運転域
ではエンジン本体あるいは排気系の耐久性の面から本発
明のごとく過給圧を低下させる、つまり、中速運転域か
ら問題となる点として、過給圧が高くなりすぎると耐久
性の面からも、また一般に知られているようにノッキン
グの面からも好ましくないため、中速運転域では過給圧
が所定値２以上にならないように規制することが重要で
あり、一方、このように過給圧を所定値Ｐに規制してお
けば、ある程度の回転数まではエンジン回転数の上昇に
よって吸気量が増加することは出力面から望ましく、か
つ熱的影響の面からも許容される。
そしてそれ以上に回転数が高くなると吸気量の増加に伴
う発熱量の増加が耐久性に悪影響を及ぼす。
う発熱量の増加が耐久性に悪影響を及ぼす。
したがって、中速運転域では過給圧をほぼ一定の所定値
Ｐに保ち、高速運転域では過給圧を低下させることが出
力面、ノッキング防止および耐久性のすべてにとって最
も望ましい。
Ｐに保ち、高速運転域では過給圧を低下させることが出
力面、ノッキング防止および耐久性のすべてにとって最
も望ましい。
この場合、過給圧を一定に規制する運転域（回転数ｒ１
）および過給圧を低下させる運転域（回転数ｒ２）は
こうしたことをふまえて適宜設定すれば良い。
）および過給圧を低下させる運転域（回転数ｒ２）は
こうしたことをふまえて適宜設定すれば良い。
第４図は本発明の別の実施例を示し、この実施例では、
吸気通路内の吸気ガスの一部をＩＪ ＩＪ−フする方式
を基にして過給圧制側装置が構成されている。
吸気通路内の吸気ガスの一部をＩＪ ＩＪ−フする方式
を基にして過給圧制側装置が構成されている。
すなわち、吸気通路２における過給機４の下流側と上流
側とをつなぐリリーフ通路２４と、該通路２４を開閉す
る弁体２５ａを備たＩＪ ＩＪ−フ制御弁２５とで過給
圧調節装置１３′を構成し、上記ＩＪ ＩＪ−フ制御弁
２５を、回転数検出器１１および圧力検出器１２の検出
信号を入力とする制御回路１６により制御するようにし
、上記リリーフ制御弁２５および制御回路１６は、前記
基本実施例のバイパス制御弁１５および制御回路１６と
同様に構成されている。
側とをつなぐリリーフ通路２４と、該通路２４を開閉す
る弁体２５ａを備たＩＪ ＩＪ−フ制御弁２５とで過給
圧調節装置１３′を構成し、上記ＩＪ ＩＪ−フ制御弁
２５を、回転数検出器１１および圧力検出器１２の検出
信号を入力とする制御回路１６により制御するようにし
、上記リリーフ制御弁２５および制御回路１６は、前記
基本実施例のバイパス制御弁１５および制御回路１６と
同様に構成されている。
その他基本実施例と同一部分は同一符号をもって示し、
説明は省略する。
説明は省略する。
この構造によっても、圧力検出器１２により検出される
現実過給圧値がエンジン回転数に対応して制御回路１６
で与えられた目標過給圧値を越えると、前記ＩＪ ＩＪ
−フ制御弁２５が開作動し、吸気ガスの一部が過給機４
の下流側から上流側へＩＪ ＋Ｊ−フされることにより
、目標過給圧値と一致するまで過給圧が引下げられ、も
って、基本実施例と同様の過給圧特性が得られる。
現実過給圧値がエンジン回転数に対応して制御回路１６
で与えられた目標過給圧値を越えると、前記ＩＪ ＩＪ
−フ制御弁２５が開作動し、吸気ガスの一部が過給機４
の下流側から上流側へＩＪ ＋Ｊ−フされることにより
、目標過給圧値と一致するまで過給圧が引下げられ、も
って、基本実施例と同様の過給圧特性が得られる。
この方式による場合、過給機としてはエンジン駆動の過
給機を用いてもよい。
給機を用いてもよい。
尚、本発明装置は、上記各実施例以外にも種々変更可能
である。
である。
例えば、バイパス制御弁１５もしくはＩＪ ＩＪ−フ制
御弁２５としては、比例電磁弁のほかにも、排気ガス等
の流体圧力に応動するダイヤフラム機構にてバイパス通
路もしくはリリーフ通路中の弁体を作動するようにし、
このダイヤフラム機構への作動圧力導入路中に前述の制
御回路１６により制御される電磁弁を設けるなどの構造
も採用し得る。
御弁２５としては、比例電磁弁のほかにも、排気ガス等
の流体圧力に応動するダイヤフラム機構にてバイパス通
路もしくはリリーフ通路中の弁体を作動するようにし、
このダイヤフラム機構への作動圧力導入路中に前述の制
御回路１６により制御される電磁弁を設けるなどの構造
も採用し得る。
また、前記基本実施例では、高速運転域でエンジン回転
数の上昇に伴って除々に無段階に過給圧が低下するよう
にしているが、制御回路ないし過給圧調節装置の設計変
更により、高速運転域でエンジン回転数が一定量上昇す
るごとに段階的に過給圧を低下せしめるようにしておい
てもよい。
数の上昇に伴って除々に無段階に過給圧が低下するよう
にしているが、制御回路ないし過給圧調節装置の設計変
更により、高速運転域でエンジン回転数が一定量上昇す
るごとに段階的に過給圧を低下せしめるようにしておい
てもよい。
以上説明したように、本発明は、エンジン回転数の検出
器と、過給圧の検出器と、過給圧調２装置と、上記雨検
出器の出力信号を入力として上記過給圧調節装置を制御
する制御回路とを用い、該制御回路により、エンジン回
転数に対応し、中速運転域ではほぼ一定の所定値であっ
て、高速運転域ではエンジン回転数の上昇に伴って低下
する目標過給圧値を与え、この目標過給圧値と現実過給
圧値とを比較して両値の差がなくなるように過給圧調節
装置な制御している。
器と、過給圧の検出器と、過給圧調２装置と、上記雨検
出器の出力信号を入力として上記過給圧調節装置を制御
する制御回路とを用い、該制御回路により、エンジン回
転数に対応し、中速運転域ではほぼ一定の所定値であっ
て、高速運転域ではエンジン回転数の上昇に伴って低下
する目標過給圧値を与え、この目標過給圧値と現実過給
圧値とを比較して両値の差がなくなるように過給圧調節
装置な制御している。
このため、中速運転域では過給圧が過度に上昇すること
を防止しながら出力的な要求も満足し、また高速運転域
ではエンジン回転数の上昇に応じて過給圧が低下するこ
とにより、過給圧を一定に保つだけでは避けられない高
速運転域での吸気ガス量の増大およびそれに伴うエンジ
ン発熱量の過度の上昇を防止し得、エンジンの耐久性を
格段に高めると共に、排気温度の上昇も防止して排気系
の触媒等の熱劣化を防止することかできる。
を防止しながら出力的な要求も満足し、また高速運転域
ではエンジン回転数の上昇に応じて過給圧が低下するこ
とにより、過給圧を一定に保つだけでは避けられない高
速運転域での吸気ガス量の増大およびそれに伴うエンジ
ン発熱量の過度の上昇を防止し得、エンジンの耐久性を
格段に高めると共に、排気温度の上昇も防止して排気系
の触媒等の熱劣化を防止することかできる。
とくに、目標過給圧値を適。正に設定することにより理
想的な過給圧制御が可能となるものである。
想的な過給圧制御が可能となるものである。
第１図は本発明の過給圧制御装置を備えた過給機付エン
ジンの一実施例を示す概略図、第２図は過給圧制御装置
のブロック図、第３図はこの過給圧制御装置による過給
圧特性を示すグラフ、第４図は本発明の別の実施例を示
す概略図である。 １・・・・・・エンジン本体、２・・・・・扱気通路、
３・・・・・・排気通路、４・・・・・・過給機、１１
・・・・・・回転数検出機、１２・・・・・・圧力検出
器、１３ｔ１３’−・・・・過給圧調節装置、１６・・
・・・・制御回路。
ジンの一実施例を示す概略図、第２図は過給圧制御装置
のブロック図、第３図はこの過給圧制御装置による過給
圧特性を示すグラフ、第４図は本発明の別の実施例を示
す概略図である。 １・・・・・・エンジン本体、２・・・・・扱気通路、
３・・・・・・排気通路、４・・・・・・過給機、１１
・・・・・・回転数検出機、１２・・・・・・圧力検出
器、１３ｔ１３’−・・・・過給圧調節装置、１６・・
・・・・制御回路。
Claims (1)
- １ 吸気過給のための過給機が吸気通路に設けられた過
給機付エンジンにおいて、エンジン回転数を検出する回
転数検出器と、吸気通路内の過給圧を検出する圧力検出
器と、該過給圧を調節する調節装置と、上記雨検出器の
出力信号を入力として上記調節装置を制御する制御回路
とを設け、該制御回路は、上記回転数検出器により検出
されるエンジン回転数信号を入力して、中速運転域では
エンジン回転数にかかわらずほぼ一定の所定値であって
、高速運転域ではエンジン回転数の上昇に伴って低下す
るように設定した目標過給圧値を与える回路と、上記目
標過給圧値と上記圧力検出器で検出される現実過給圧値
とを比較する回路と、この両値の差がなくなるように上
記調節装置に信号を出力する回路とで構成したことを特
徴とする過給機付エンジンの過給圧制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56026621A JPS595775B2 (ja) | 1981-02-24 | 1981-02-24 | 過給機付エンジンの過給圧制御装置 |
| US06/351,440 US4459809A (en) | 1981-02-24 | 1982-02-23 | Turbocharger bypass control for internal combustion engines |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56026621A JPS595775B2 (ja) | 1981-02-24 | 1981-02-24 | 過給機付エンジンの過給圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57140523A JPS57140523A (en) | 1982-08-31 |
| JPS595775B2 true JPS595775B2 (ja) | 1984-02-07 |
Family
ID=12198535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56026621A Expired JPS595775B2 (ja) | 1981-02-24 | 1981-02-24 | 過給機付エンジンの過給圧制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4459809A (ja) |
| JP (1) | JPS595775B2 (ja) |
Families Citing this family (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4691521A (en) * | 1984-04-25 | 1987-09-08 | Nissan Motor Co., Ltd. | Supercharger pressure control system for internal combustion engine with turbocharger |
| JPS6155316A (ja) * | 1984-08-28 | 1986-03-19 | Nissan Motor Co Ltd | タ−ボチヤ−ジヤの過給圧制御装置 |
| US4656834A (en) * | 1985-12-24 | 1987-04-14 | The Garrett Corporation | Electronic turbocharger control |
| US4848086A (en) * | 1986-11-19 | 1989-07-18 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Boost pressure control method for a supercharged internal combustion engine |
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| US6079211A (en) * | 1997-08-14 | 2000-06-27 | Turbodyne Systems, Inc. | Two-stage supercharging systems for internal combustion engines |
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| US8136357B2 (en) | 2008-08-27 | 2012-03-20 | Honda Motor Co., Ltd. | Turbocharged engine using an air bypass valve |
| US9574489B2 (en) | 2012-06-07 | 2017-02-21 | Boise State University | Multi-stage turbo with continuous feedback control |
| US9188058B2 (en) | 2012-10-17 | 2015-11-17 | Ford Global Technologies, Llc | Method for controlling a turbocharger arrangement with an electric actuator and spring |
| US9243553B2 (en) | 2013-05-16 | 2016-01-26 | Ford Global Technologies, Llc | Electric waste gate control system sensor calibration with end-stop detection |
| US9243552B2 (en) * | 2013-06-10 | 2016-01-26 | Ford Global Technologies, Llc | Method for determining wastegate valve lift |
| EP2840249A1 (en) * | 2013-08-15 | 2015-02-25 | Honeywell International Inc. | Control method and control system for internal combustion engine with turbocharger |
| JP6077485B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2017-02-08 | ヤンマー株式会社 | エンジン |
| US9695740B2 (en) | 2015-07-14 | 2017-07-04 | Ford Global Technologies, Llc | Methods and systems for boost control |
| JP7331548B2 (ja) * | 2019-08-09 | 2023-08-23 | トヨタ自動車株式会社 | ハイブリッド車両の制御装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4202176A (en) * | 1975-11-07 | 1980-05-13 | Dr. Ing. H.C.F. Porsche Aktiengesellschaft | Internal combustion engine with an exhaust gas turbocharger formed by an exhaust gas turbine and by a supercharging blower driven thereby |
| SE440254B (sv) * | 1977-09-20 | 1985-07-22 | Audi Ag | Utblasningsventil |
| US4222240A (en) * | 1978-02-06 | 1980-09-16 | Castellano Thomas P | Turbocharged engine |
| DE2823255C2 (de) * | 1978-05-27 | 1986-07-17 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Vorrichtung zur Bestimmung der Aufladung einer abgasturbogeladenen Brennkraftmaschine |
| JPS5584818A (en) * | 1978-12-18 | 1980-06-26 | Hino Motors Ltd | Apparatus for controlling boost pressure of turbo- supercharger |
-
1981
- 1981-02-24 JP JP56026621A patent/JPS595775B2/ja not_active Expired
-
1982
- 1982-02-23 US US06/351,440 patent/US4459809A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4459809A (en) | 1984-07-17 |
| JPS57140523A (en) | 1982-08-31 |
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