JPS605773B2 - 過給機付エンジンの過給圧制御装置 - Google Patents
過給機付エンジンの過給圧制御装置Info
- Publication number
- JPS605773B2 JPS605773B2 JP55128966A JP12896680A JPS605773B2 JP S605773 B2 JPS605773 B2 JP S605773B2 JP 55128966 A JP55128966 A JP 55128966A JP 12896680 A JP12896680 A JP 12896680A JP S605773 B2 JPS605773 B2 JP S605773B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- engine
- supercharging
- control device
- intake
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、過給機付エンジンの過給圧制御装置に関する
。
。
従来、自動車用の過給機付エンジンにおいては、．最高
過給圧を制御するため、週給機下流側の吸気圧力を検出
して、該吸気圧力が所定値を越えたとき、吸気の一部を
過給機下流側から上流側ヘリリーフするいわゆる過給リ
リーフ方式が知られている。
過給圧を制御するため、週給機下流側の吸気圧力を検出
して、該吸気圧力が所定値を越えたとき、吸気の一部を
過給機下流側から上流側ヘリリーフするいわゆる過給リ
リーフ方式が知られている。
また、過給機の駆動を排気タービンにより行なうターボ
過給機においては、排気系に排気タービンを迂回するバ
イパス通路を設け、過給機下流側の吸気圧力が所定値を
越えたとき、このバイパス通路を開いて排気の一部を排
気タービンから迂回させることにより、週給機に与えら
れた駆動力を減少させるようにした、いわゆるウエスト
ゲート方式も知られている。これら公知の方法は、いず
れも吸気通路の圧力を基準として過給圧を単に一定に維
持しようとするが、この制御では、エンジン回転数の上
昇に伴って吸入空気量が過剰に増大し、エンジンに対し
て過大な負荷がかかったり、吸気通路の長さの要因等に
より充填効率の低くなる回転数領域があり、あるいは大
気温度により充填効率が変化するので、エンジンの耐久
性を確保しつつ十分かつ適正な週給を行なえないという
問題がある。そこで従来、この問題を解決するため、特
関昭５４−１５５３１び号公報に記載されたような、吸
入空気量に基づいて週給圧を制御する過給圧制御装置が
知られている。
過給機においては、排気系に排気タービンを迂回するバ
イパス通路を設け、過給機下流側の吸気圧力が所定値を
越えたとき、このバイパス通路を開いて排気の一部を排
気タービンから迂回させることにより、週給機に与えら
れた駆動力を減少させるようにした、いわゆるウエスト
ゲート方式も知られている。これら公知の方法は、いず
れも吸気通路の圧力を基準として過給圧を単に一定に維
持しようとするが、この制御では、エンジン回転数の上
昇に伴って吸入空気量が過剰に増大し、エンジンに対し
て過大な負荷がかかったり、吸気通路の長さの要因等に
より充填効率の低くなる回転数領域があり、あるいは大
気温度により充填効率が変化するので、エンジンの耐久
性を確保しつつ十分かつ適正な週給を行なえないという
問題がある。そこで従来、この問題を解決するため、特
関昭５４−１５５３１び号公報に記載されたような、吸
入空気量に基づいて週給圧を制御する過給圧制御装置が
知られている。
しかしながら、この種の過給圧制御装置においては、吸
入空気量が丸まど多くないエンジンの低中速回転高負荷
運転時には過給圧が制限されなくなるため過給圧が異常
に上昇し、／ツキングを誘発してピストンの溶損を招く
問題が残されている。本発明は、このような問題に鑑み
、エンジンに過大圧力を生ずることなく、しかも十分な
過給を達成できる過給圧制御装置を提供することを目的
とする。
入空気量が丸まど多くないエンジンの低中速回転高負荷
運転時には過給圧が制限されなくなるため過給圧が異常
に上昇し、／ツキングを誘発してピストンの溶損を招く
問題が残されている。本発明は、このような問題に鑑み
、エンジンに過大圧力を生ずることなく、しかも十分な
過給を達成できる過給圧制御装置を提供することを目的
とする。
すなわち、本発明は、吸気過給のための週給機が吸気通
路に設けられた週給機付エンジンにおいて、過給機より
下流の週給圧を調整する過給圧調整装置と、前記過給圧
の最高値がエンジンの低中遠回転域ではエンジンの回転
数に無関係にほぼ一定になり、エンジンの高速回転城で
はエンジン回転数の上昇に伴って徐々に低下する特性に
調整されるように前記過給圧調整装置を制御する制御装
置とを設けたものである。
路に設けられた週給機付エンジンにおいて、過給機より
下流の週給圧を調整する過給圧調整装置と、前記過給圧
の最高値がエンジンの低中遠回転域ではエンジンの回転
数に無関係にほぼ一定になり、エンジンの高速回転城で
はエンジン回転数の上昇に伴って徐々に低下する特性に
調整されるように前記過給圧調整装置を制御する制御装
置とを設けたものである。
過給圧調整装置としては、過給機下流側の吸気の一部を
上流側に戻す過給リリーフ方式、、或いはターボ週給機
にあっては、排気系のタービンバイパス通路を適宜開く
ウエストゲート方式等を任意に利用できる。以下、本発
明の実施例を図について説明すると、まず第１図におい
て、エンジン１は吸気通路２及び排気通路３を有し、吸
気通路２には絞り弁４及び該絞り弁４より上流側に吸入
空気量検知装置としての流量計５が設けられている。
上流側に戻す過給リリーフ方式、、或いはターボ週給機
にあっては、排気系のタービンバイパス通路を適宜開く
ウエストゲート方式等を任意に利用できる。以下、本発
明の実施例を図について説明すると、まず第１図におい
て、エンジン１は吸気通路２及び排気通路３を有し、吸
気通路２には絞り弁４及び該絞り弁４より上流側に吸入
空気量検知装置としての流量計５が設けられている。
流量計５の出力は制御回路６に与えられ、該制御回路６
は流量計５からの流量信号のほか、エンジン運転に関係
する種々の要因を表わす信号を受けて出力を発生し、そ
の出力により燃料噴射弁７が制御される。吸気通路２に
は、流量計５と絞り弁４との間において、過給機８が設
けられ、この過給機８は排気通路３に設けられた排気タ
ービン９により駆動される。
は流量計５からの流量信号のほか、エンジン運転に関係
する種々の要因を表わす信号を受けて出力を発生し、そ
の出力により燃料噴射弁７が制御される。吸気通路２に
は、流量計５と絞り弁４との間において、過給機８が設
けられ、この過給機８は排気通路３に設けられた排気タ
ービン９により駆動される。
排気通路３には、排気タービン９を迂回するバイパス通
路３０が形成され、該バイパス通路３０‘こは圧力応動
弁３１が設けられている。圧力応動弁３１には、絞り弁
４より下流側において吸気通路２に通じる通路３２ａか
ら吸気圧力が導入され、この吸気圧力が所定値以上に達
したとき、圧力応動弁３１が開かれる。したがって、こ
のバイパス通路３０及び弁３１は、過給圧を調整するよ
うに働らく、いわゆる過給圧調整装置としてのウエスト
ゲートを構成している。通路３２ａは、過給機８の上流
側に通じる還流路３２ｂを形成し、この通路３２Ｍこは
比例電磁弁３３が設けられている。
路３０が形成され、該バイパス通路３０‘こは圧力応動
弁３１が設けられている。圧力応動弁３１には、絞り弁
４より下流側において吸気通路２に通じる通路３２ａか
ら吸気圧力が導入され、この吸気圧力が所定値以上に達
したとき、圧力応動弁３１が開かれる。したがって、こ
のバイパス通路３０及び弁３１は、過給圧を調整するよ
うに働らく、いわゆる過給圧調整装置としてのウエスト
ゲートを構成している。通路３２ａは、過給機８の上流
側に通じる還流路３２ｂを形成し、この通路３２Ｍこは
比例電磁弁３３が設けられている。
比例電磁弁３３は適当な絞り量の常関型で、該比例電磁
弁３３には、制御装置３４の出力が与えられる。制御装
置３４は、流量計５からの流量信号を受ける演算回路と
、該演算回路に所定の吸入空気量に相当する設定電圧を
与える設定電圧発生回路と、演算回路の出力を受ける電
磁弁駆動回路とを包含する。
弁３３には、制御装置３４の出力が与えられる。制御装
置３４は、流量計５からの流量信号を受ける演算回路と
、該演算回路に所定の吸入空気量に相当する設定電圧を
与える設定電圧発生回路と、演算回路の出力を受ける電
磁弁駆動回路とを包含する。
流量計５からの流量信号は、吸入空気量に対して第２図
ａに曲線Ａで示すように変化し、設定電圧は曲線Ｂで示
すように一定である。演算回路は、信号Ａ，Ｂの減算を
行ない、第２図ｂにｃで示すような出力を発生する。こ
の世力は回路に与えられ、演算回路からの信号が正のと
き、その信号の大きれこ応じた出力Ｄを発生し、この出
力が比例電磁弁３３を駆動して、該出力に応じた関度を
比例電磁弁３３に与える。したがって通常は、圧力応敷
弁３１に与えられる圧力は比例電磁弁３３の絞りの影響
を受け、吸気圧力よりやや低い値となる。第３図は吸入
空気量と過給圧とを示すもので、週給圧は折線Ｇで示す
ように、バイパス通路３０及び弁３１によって、一定回
転数以上ではほぼ一定に保たれ低中遠回転域でのノッキ
ングの発生を防止し、その間に吸入空気量日は、エンジ
ン回転数の増加と共に漸次増加する。吸入空気量日が所
定値に達すると、比例電磁弁３３が閉じ始め、その開度
が小さくなるため、圧力応敷弁３！に与えられる圧力が
高まり、その関度が大きくなる。したがって、週給圧Ｇ
は漸次減少して吸入空気量日はほぼ一定に維持される。
なお、上記した吸入空気量検知装置は質量流量の検出に
よるものが最も好ましいが「流速のみの検出によるもの
でも十分に目的を達成することができる。以上説明した
ように「本発明によれば、週給機より下流の週給圧を調
整する過給圧調整装置と、前記過給圧の最高値がエンジ
ンの低中途回転城ではエンジンの回転数に無関係にほぼ
一定になりトェンジンの高速回転城ではエンジン回転数
の上昇に伴って徐々に低下する特性に調整されるように
前記週給圧調整装置を制御するようにしたので、過給圧
に応じた制御を行なう従来の方式に見られた欠点を防止
することができ、能率のよい週給が可能になる。
ａに曲線Ａで示すように変化し、設定電圧は曲線Ｂで示
すように一定である。演算回路は、信号Ａ，Ｂの減算を
行ない、第２図ｂにｃで示すような出力を発生する。こ
の世力は回路に与えられ、演算回路からの信号が正のと
き、その信号の大きれこ応じた出力Ｄを発生し、この出
力が比例電磁弁３３を駆動して、該出力に応じた関度を
比例電磁弁３３に与える。したがって通常は、圧力応敷
弁３１に与えられる圧力は比例電磁弁３３の絞りの影響
を受け、吸気圧力よりやや低い値となる。第３図は吸入
空気量と過給圧とを示すもので、週給圧は折線Ｇで示す
ように、バイパス通路３０及び弁３１によって、一定回
転数以上ではほぼ一定に保たれ低中遠回転域でのノッキ
ングの発生を防止し、その間に吸入空気量日は、エンジ
ン回転数の増加と共に漸次増加する。吸入空気量日が所
定値に達すると、比例電磁弁３３が閉じ始め、その開度
が小さくなるため、圧力応敷弁３！に与えられる圧力が
高まり、その関度が大きくなる。したがって、週給圧Ｇ
は漸次減少して吸入空気量日はほぼ一定に維持される。
なお、上記した吸入空気量検知装置は質量流量の検出に
よるものが最も好ましいが「流速のみの検出によるもの
でも十分に目的を達成することができる。以上説明した
ように「本発明によれば、週給機より下流の週給圧を調
整する過給圧調整装置と、前記過給圧の最高値がエンジ
ンの低中途回転城ではエンジンの回転数に無関係にほぼ
一定になりトェンジンの高速回転城ではエンジン回転数
の上昇に伴って徐々に低下する特性に調整されるように
前記週給圧調整装置を制御するようにしたので、過給圧
に応じた制御を行なう従来の方式に見られた欠点を防止
することができ、能率のよい週給が可能になる。
第１図は本発明の過給圧制御装置の−実施例を示す概略
図、第２図ａ，ｂ，ｃはそれぞれ流量計出力、演算回路
出力及び駆動回路出力を示す図表、第３図は過給圧及び
吸入空気量の変化を示す図表である。 ２…・・・吸気通路、３・・・…排気遍路、５・・…・
流量計、８・・・・・・過給機、９・・・・・・排気タ
ービン、３０・・・・・・バイパス通路、３１…・・・
弁、３３・・・・・・比例電磁弁、３４……制御装置。 第１図第２図 第３図
図、第２図ａ，ｂ，ｃはそれぞれ流量計出力、演算回路
出力及び駆動回路出力を示す図表、第３図は過給圧及び
吸入空気量の変化を示す図表である。 ２…・・・吸気通路、３・・・…排気遍路、５・・…・
流量計、８・・・・・・過給機、９・・・・・・排気タ
ービン、３０・・・・・・バイパス通路、３１…・・・
弁、３３・・・・・・比例電磁弁、３４……制御装置。 第１図第２図 第３図
Claims (1)
- １ 吸気過給のための過給機が吸気通路に設けられた過
給機付エンジンにおいて、前記過給機より下流の過給圧
に応動し、該過給圧の最高値を調整する過給圧調整装置
と、エンジンの回転数に対応して変化する信号に応じて
、前記過給圧の最高値がエンジンの低中速回転域ではエ
ンジンの回転数に無関係にほぼ一定になり、エンジンの
高速回転域ではエンジン回転数の上昇に伴って徐々に低
下する特性に調整されるように前記過給圧調整装置を補
正制御する制御装置とが設けられたことを特徴とする過
給機付エンジンの過給圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55128966A JPS605773B2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 過給機付エンジンの過給圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55128966A JPS605773B2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 過給機付エンジンの過給圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5752638A JPS5752638A (en) | 1982-03-29 |
| JPS605773B2 true JPS605773B2 (ja) | 1985-02-14 |
Family
ID=14997810
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55128966A Expired JPS605773B2 (ja) | 1980-09-17 | 1980-09-17 | 過給機付エンジンの過給圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605773B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61167127A (ja) * | 1986-01-29 | 1986-07-28 | Honda Motor Co Ltd | 過給圧コントロール装置 |
| JPH09177555A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-07-08 | Toyota Motor Corp | 過給機の過給圧制御装置 |
| DE10310221B4 (de) * | 2003-03-08 | 2006-11-23 | Daimlerchrysler Ag | Verfahren zur Begrenzung eines Ladedrucks |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2511348A (en) * | 1946-07-26 | 1950-06-13 | George M Holley | Supercharger control |
| US3097478A (en) * | 1963-07-16 | Exhaust gas driven compressor | ||
| US3421314A (en) * | 1965-03-20 | 1969-01-14 | Buckau Wolf Maschf R | Air-fuel ratio control system |
| JPS53137324A (en) * | 1977-05-06 | 1978-11-30 | Kubota Ltd | Supercharger equipped engine |
-
1980
- 1980-09-17 JP JP55128966A patent/JPS605773B2/ja not_active Expired
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3097478A (en) * | 1963-07-16 | Exhaust gas driven compressor | ||
| US2511348A (en) * | 1946-07-26 | 1950-06-13 | George M Holley | Supercharger control |
| US3421314A (en) * | 1965-03-20 | 1969-01-14 | Buckau Wolf Maschf R | Air-fuel ratio control system |
| JPS53137324A (en) * | 1977-05-06 | 1978-11-30 | Kubota Ltd | Supercharger equipped engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5752638A (en) | 1982-03-29 |
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