JPS595724B2 - 暗きよ形成兼稲わら処理装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は収穫作業終了後圃場に残された稲わらを処理す
ると共に、当該圃場に暗きょを形成する装置を提供しよ
うとするものである。

以下、図面を参照しながら本願の１実施例の詳細を説明
する。

１は本願の装置である。

そして、その構成は、トラクター２の進行方向に対して
直交するよう連結せしめたフレーム３に上記トラクター
の進行方向に向けてナイフ４を垂下取付けると共に、上
記ナイフの後方にはブロア５を設け、上記ブロアには上
記フレーム下面に設けた稲わら移送用スクリュ６を連結
し、かつ、上記移送用スクリュは前方に横長の開口部７
Ａを形成した断回路り伏のカバー７で覆われ、さらに上
記開口部には稲わらを拾い上げる爪ＩＢが並列状態で突
設されている。

一方、上記ブロアから突出せしめた稲わら排出用シュー
）５Ａの下端は上記ナイフの後下方に開口せしめられて
いる。

図中、３Ａは上記フレームより突出せしめられたブラケ
ット、トラクターのロアリンクに連結される。

また、４Ａは上記ナイフ４を支持する側板で、この側板
の上端にはトラクターのトップリンクが連結される。

さらに上記ナイフについては、振動クランク４Ｂを利用
してバイブロサブソイラ−の如く振動するよう構成する
ことができる。

上記スクリュ６については、螺旋羽根の替りに掻き上げ
羽根６Ａを所定間隔をもって枢着せしめたものでもよい
。

５Ｂは上記ブロア内に設けられた回転板、５Ｃはこの回
転板にピンＰで取付けられた羽根、５Ｄは上記回転板に
連設されたシャフト、５Ｂはスプリングで、このシャフ
トを利用してスクリュが設けられている。

そして、ブロアやスクリュはＰ、Ｔ、０軸からの動力で
作動するよう構成されている。

なお、稲わらを拾い上げる爪７Ｂのかわりに第７図、第
８図の如く回転体ＩＣにピックアップ用のタイン７Ｄを
植設したものでもよい。

また、上記ブロア５のかわりに第１５図、第１６図の如
く縦スクリュ５Ｅにより稲わらを下方へ移送するよう構
成してもよい。

図中８はローリングコールタ、９はゲージホイル、１０
はピックアップホイルをそれぞれ示す。

ナイフを地面に差込み前方へ引きながら進行せしめると
溝１１が形成される。

このときブロア、スクリュなどを作動させると、圃場上
にフィンガーレーキなどでかき寄せられている稲わら１
２は爪７Ｂによって拾い上げられ開口部よりカバー７内
に導入され、スクリュで内方へ移送され、さらにブロア
でナイフの後下方へ吹き込まれる。

こののちは上記溝はサブソイラ−での処理後の如く開口
部は自然に閉じ暗きょとなる。

このように本願のものによれば、収穫後処理に困難であ
った稲わらを処理すると同時に暗きょを形成しうる有用
な発明と言うべきものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の１実施例を示すもので、第１図は平面図
、第２図は右側面図、第３図は背面図、第４図は拡大正
面図、第５図は同上のＡ−Ａ線端面図、第６図は側面図
、第７図は他の実施例の正面図、第８図は同上の略図的
縦断面図、第９図は要部拡大縦断面図、第１０図は回転
板の正面図、第１１図は同上の右側面図、第１２図はス
クリュ部分の他の実施例を示す平面図、第１３図は同上
の側面図、第１４図は縦スクリュ部分の正面図、第１５
図は同上の縦断面図、第１６図は第１４図の横断面図で
ある。 １・・−装置、２・ ）ラフター、３・・・フレーム、
４・・・ナイフ、５・・・プロア、６・・・移送用スク
リュ、７・・・カバー、７Ｂ・・・爪。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ トラクターの進行方向に対しで直交するよう連結せ
   しめたフレームに上記トラクターの進行方向に向けてナ
   イフを垂下取付けると共に、上記ナイフの後方にはブロ
   アを設け、上記ブロアには上記フレーム下面に設けた稲
   わら移送用スクリュを連結し、かつ、上記移送用スクリ
   ュは前方に横長の開口部を形成した断回路り状のカバー
   で覆われ、さらに上記横長の開口部には稲わらを拾い上
   げる爪が並列状態で突設され、一方、上記ブロアから突
   出せしめた稲わら排出用シュートの下端は上記ナイフの
   後下方に開ロゼしめたことを特徴とする暗きょ形成兼稲
   わら処理装置。