JPS595639Y2 - パツシブシ−トベルトの自動瞬間解除装置 - Google Patents
パツシブシ−トベルトの自動瞬間解除装置Info
- Publication number
- JPS595639Y2 JPS595639Y2 JP964280U JP964280U JPS595639Y2 JP S595639 Y2 JPS595639 Y2 JP S595639Y2 JP 964280 U JP964280 U JP 964280U JP 964280 U JP964280 U JP 964280U JP S595639 Y2 JPS595639 Y2 JP S595639Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat belt
- door
- release device
- passive seat
- runner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Buckles (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はドアの開閉によって作動するパッシブシ一トベ
ルトの駆動装置におけるシートベルトの自動瞬間解除装
置に関するものである。
ルトの駆動装置におけるシートベルトの自動瞬間解除装
置に関するものである。
従来、ルーフサイド等に設けられドアの開閉によって作
動するシートベルトの駆動装置においては、第２図に示
すようにシートベルト１を前後方向に移動させるため該
シートベルト１の先端をランナー２を介して取付けたラ
ックワイヤ３をドアの開閉によって駆動するモータ（図
示せず）に連動して回転するピニオン４とローラ５とで
扶持するようにしてピニオン４の空回りを防止していた
。
動するシートベルトの駆動装置においては、第２図に示
すようにシートベルト１を前後方向に移動させるため該
シートベルト１の先端をランナー２を介して取付けたラ
ックワイヤ３をドアの開閉によって駆動するモータ（図
示せず）に連動して回転するピニオン４とローラ５とで
扶持するようにしてピニオン４の空回りを防止していた
。
このため万一該モータ部に故障が発生して動かない時は
シートベルト１の前後移動が停止するだけではなく、ピ
ニオン４とラックワイヤ３とが噛合っているため該シー
トベルト１を手で移動させることができなかった。
シートベルト１の前後移動が停止するだけではなく、ピ
ニオン４とラックワイヤ３とが噛合っているため該シー
トベルト１を手で移動させることができなかった。
又、修理する際もラックワイヤを手で動かすことができ
ないため、その都度該駆動装置を分解しなければならな
いという問題があった。
ないため、その都度該駆動装置を分解しなければならな
いという問題があった。
又、上記従来の駆動装置においてはモータに正逆転モー
タを使用し、シートベルト１の前後方向の移動をすべて
該駆動装置によって行うようになされているために、該
シートベルト１の解除速度が遅く、乗員が急いで降りた
い時などはもどかしかった。
タを使用し、シートベルト１の前後方向の移動をすべて
該駆動装置によって行うようになされているために、該
シートベルト１の解除速度が遅く、乗員が急いで降りた
い時などはもどかしかった。
本考案は上記従来の欠点を解消するためになされたもの
であって、シートベルトの解除時において、ドアの開閉
に連動してラックとピニオンとの噛合を解きりトラクタ
の巻取力を利用してシートベルトを素早く解除できるよ
うになしたシートベルトの自動瞬間解除装置を提供する
ことを目的とするものである。
であって、シートベルトの解除時において、ドアの開閉
に連動してラックとピニオンとの噛合を解きりトラクタ
の巻取力を利用してシートベルトを素早く解除できるよ
うになしたシートベルトの自動瞬間解除装置を提供する
ことを目的とするものである。
以下、本考案を図示せる実施例に随って説明する。
ａはシートベルト１１の駆動装置であって、ドア１２の
開閉によって駆動するモータ１３と、該モータ１３の駆
動に連動して回転するピニオン１４と、該ピニオン１４
の回動により前後移動するラックワイヤ１５と、該ラッ
クワイヤ１５をピニオン１４に押付け作動時に噛合状態
を保持させるローラ１６とから或っている。
開閉によって駆動するモータ１３と、該モータ１３の駆
動に連動して回転するピニオン１４と、該ピニオン１４
の回動により前後移動するラックワイヤ１５と、該ラッ
クワイヤ１５をピニオン１４に押付け作動時に噛合状態
を保持させるローラ１６とから或っている。
上記ピニオン１４とローラ１６とはケース１７内に一体
的に収納されている。
的に収納されている。
１Ｂはローラ１６の押圧状態を保持するスプリング。
（第３図、第４図参照）
上記ケース１７内のローラ１６の位置する上部には空洞
部１７ ａが形或され、該空洞部１７ Ｈの上方にはド
ア１２を開けた時ドアスイッチ１９に連動して働き、ロ
ーラ１６を吸着する電磁石２０が設けられている。
部１７ ａが形或され、該空洞部１７ Ｈの上方にはド
ア１２を開けた時ドアスイッチ１９に連動して働き、ロ
ーラ１６を吸着する電磁石２０が設けられている。
したがって該電磁石２０が働いた時、ラックワイヤ１５
はフリーとなり、該ラックワイヤ１５の先端はりトラク
タ２１に先端が巻込まれたテンションロープ２２に連結
されているので該りＩ・ラクタ２１により前方に移動す
る。
はフリーとなり、該ラックワイヤ１５の先端はりトラク
タ２１に先端が巻込まれたテンションロープ２２に連結
されているので該りＩ・ラクタ２１により前方に移動す
る。
尚、この場合リトラクタ２１のバネを複数にしたり、あ
るいはバネ径を大きくしてバネの巻数を多くすることに
より巻取力を強くしてテンションロープ２２を素早く巻
取りシートベルト１１を瞬間的に前方移動させることが
望ましい。
るいはバネ径を大きくしてバネの巻数を多くすることに
より巻取力を強くしてテンションロープ２２を素早く巻
取りシートベルト１１を瞬間的に前方移動させることが
望ましい。
ドア１２を閉めると電磁石２０が切れローラ１６が下が
り、ラックワイヤ１５をピニオン１４に噛合させ、シー
トベルト１１の後方移動への態勢を整える。
り、ラックワイヤ１５をピニオン１４に噛合させ、シー
トベルト１１の後方移動への態勢を整える。
２３はガイドレール、２４はリレー、２５は後方リミッ
トスイッチで該リミットスイッチ２５は後述するプレー
ト２８に取付けられており、（図示せず）ランナー２６
がフ゜レート２８に当ったときＯＦＦとなリモータ１３
を停止させる。
トスイッチで該リミットスイッチ２５は後述するプレー
ト２８に取付けられており、（図示せず）ランナー２６
がフ゜レート２８に当ったときＯＦＦとなリモータ１３
を停止させる。
（第１図、第３図、第４図、第５図参照）
上記ランナー２６はラックワイヤ１５にシートベルト１
１を取付ける部材であって、該ランナー２６の後端部に
は装着状態を保持するロック部材２７が設けられている
。
１を取付ける部材であって、該ランナー２６の後端部に
は装着状態を保持するロック部材２７が設けられている
。
該ロック部材２７は車体に取付けたプレート２８に設け
られたロック用爪２９に係合する係止部３０ ａを有し
、ランナー２６の後方に延在するロツク本体３０と、ラ
ックワイヤ１５の前方移動時に該ロックを自動的に解除
する爪ガイド部３１ ａを有するすべり部材３１とから
なっている。
られたロック用爪２９に係合する係止部３０ ａを有し
、ランナー２６の後方に延在するロツク本体３０と、ラ
ックワイヤ１５の前方移動時に該ロックを自動的に解除
する爪ガイド部３１ ａを有するすべり部材３１とから
なっている。
３２はロック用爪２９を弾持するスプリングである。
上記すべり部材３１に設けた長穴３１ ｂには、ロック
本体３０に固着されたピン３３が嵌合されていて、ラン
ナー２６の前後移動を遅動的にすべり部材３１に伝え、
ロック用爪２９を上下させ、ランナー２６をロック、又
はロック解除させる。
本体３０に固着されたピン３３が嵌合されていて、ラン
ナー２６の前後移動を遅動的にすべり部材３１に伝え、
ロック用爪２９を上下させ、ランナー２６をロック、又
はロック解除させる。
ドア１２を閉めるとランナー２６が後方に移動し、ベル
トが装着状態になり、ランナー２６とすべり部材３１が
一諸に移動して係止部３０ ａがロック用爪２９に係合
してロックされる。
トが装着状態になり、ランナー２６とすべり部材３１が
一諸に移動して係止部３０ ａがロック用爪２９に係合
してロックされる。
又、ドア１２を開けた時すべり部材３１だけがランナー
２６の表面を移動し、爪ガイド部３１ ａがロック用爪
２９を押し下げるのでロックが解除され、すべり部材３
１もランナー２６と共に前方へ移動する。
２６の表面を移動し、爪ガイド部３１ ａがロック用爪
２９を押し下げるのでロックが解除され、すべり部材３
１もランナー２６と共に前方へ移動する。
（第６図、第７図参照）以上述べたように本考案によれ
ば、降車の際ドアを開けた時、ドアスイッチと連動して
電磁石を働かせ、ラックワイヤをピニオンとの噛合から
解放させ、巻取力の強いリトラクタにより素早く巻取り
、解除するようになしたので、乗員が急いで降りたい時
にもベルトが足にからまるということがない。
ば、降車の際ドアを開けた時、ドアスイッチと連動して
電磁石を働かせ、ラックワイヤをピニオンとの噛合から
解放させ、巻取力の強いリトラクタにより素早く巻取り
、解除するようになしたので、乗員が急いで降りたい時
にもベルトが足にからまるということがない。
第１図はシートベルトとその駆動装置の取付け状態を示
す自動車の要部斜視図、第２図は従来の駆動装置とラッ
クワイヤとの関係を示す要部正面図、第３図は本考案に
よる駆動装置とラックワイヤとりトラクタの関係を示す
要部正面図、第４図は駆動装置の側断面図、、第５図は
ドアスイッチと電磁石との関係を示す回路図、第６図は
ロック部材の拡大正面図でシートベルトを装着した時の
ランナーのロック状態を示す。 第７図は同上のランナーのロック解除状態を示す。 ａは駆動装置、１１はシートベルト、１５はラックワイ
ヤ、１９はドアスイッチ、２０は電磁石、２１はリトラ
クタ。
す自動車の要部斜視図、第２図は従来の駆動装置とラッ
クワイヤとの関係を示す要部正面図、第３図は本考案に
よる駆動装置とラックワイヤとりトラクタの関係を示す
要部正面図、第４図は駆動装置の側断面図、、第５図は
ドアスイッチと電磁石との関係を示す回路図、第６図は
ロック部材の拡大正面図でシートベルトを装着した時の
ランナーのロック状態を示す。 第７図は同上のランナーのロック解除状態を示す。 ａは駆動装置、１１はシートベルト、１５はラックワイ
ヤ、１９はドアスイッチ、２０は電磁石、２１はリトラ
クタ。
Claims (1)
- ドアの開閉によって作動するパッシブシ一トベルトの駆
動装置において、該駆動装置ケース内のラックワイヤを
挾持するピニオンとローラの上方に空洞部を形或し、該
空洞部内にドアを開けた時ドアスイッチと連動して作動
する電磁石を設け、ドアを開けた時に該電磁石によりロ
ーラの押圧を解除させる、該ラックワイヤをリトラクタ
により取るようにしてなるパッシブシ一トベルトの瞬間
解除装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP964280U JPS595639Y2 (ja) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | パツシブシ−トベルトの自動瞬間解除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP964280U JPS595639Y2 (ja) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | パツシブシ−トベルトの自動瞬間解除装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56113055U JPS56113055U (ja) | 1981-09-01 |
| JPS595639Y2 true JPS595639Y2 (ja) | 1984-02-20 |
Family
ID=29606283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP964280U Expired JPS595639Y2 (ja) | 1980-01-31 | 1980-01-31 | パツシブシ−トベルトの自動瞬間解除装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595639Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-01-31 JP JP964280U patent/JPS595639Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56113055U (ja) | 1981-09-01 |
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