JPS63247149A - 自動車のシ−トベルト装置 - Google Patents

自動車のシ−トベルト装置

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JPS63247149A
JPS63247149A JP62083416A JP8341687A JPS63247149A JP S63247149 A JPS63247149 A JP S63247149A JP 62083416 A JP62083416 A JP 62083416A JP 8341687 A JP8341687 A JP 8341687A JP S63247149 A JPS63247149 A JP S63247149A
Authority
JP
Japan
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buckle
tongue
water
seat belt
solenoid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62083416A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Mori
森 暎二
Shizuo Harada
原田 静雄
Sohei Kurosawa
黒沢 惣平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車のシートベルト装置に係り、詳しくは、
バックル内にタングの係止解除用アクチュエータが備え
られたシートベルト装置に関するものである。
〔従来技術〕
シートベルト装置は、搭乗者の安全を図るために、リト
ラクタから繰り出されたベルトで身体をシートに固定し
、急制動時などの場合に搭乗者がシートから飛び出すの
を防止するようにしたものである。そのシートベルトは
、一方の先端にタングがあり、他方の先端にはバックル
が設けられていて、タングがバックル内へ挿入されると
、タングがバックル内のフック部材と係合し、搭乗者が
意図的にその係合を解除しない限り、シートベルトのタ
ングとバックルとの係止は保持されるようになっている
(例えば、実開昭56−23553号公報を参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、自然災害の中の一つとして水災が挙げられる
が、その際、水量によっては車室内に水が浸入するよう
な場合がある。
本発明は、そのような場合においても、容易に降車する
ことができるようにしたもので、その目的は、車室内へ
水が浸入した場合などにタングとバックルとの係止を自
動的に解除して、搭乗者が一々ベルトの解除操作をしな
くても直ちに降車することができるようにした自動車の
シートベルト装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の自動車のシートベルト装置は、シートベルトの
タングを係止するバックルに係止解除用アクチュエータ
を設けた自動車のシートベルト装置に通用され、その特
徴とするところは、車室内に水浸入検出手段が設置され
、上記係止解除用アクチュエータは、その水浸入検出手
段が水の浸入を検出したとき、タングの係止を解除する
ように駆動されるようになっていることである。
〔作   用〕
水災時に路上に溢れた雨水が自動車の車室内へ浸入する
と、車室内のいずれにか取り付けられた水浸入検出手段
が水に浸る。その水浸入検出手段から水に浸っている信
号が出ると、バックル内でベルトのタングを係止してい
るシートベルトの係止機構が係止解除用アクチュエータ
の駆動で解除作動する。例えば、水浸入検出手段が導通
センサなどであると、そのセンサ自体がアクチュエータ
の通電回路に介在されたスイッチとして機能し、また、
アクチュエ〜り通電回路にリレースイッチなどが設けら
れている場合には、水浸入検出手段によりリレーが作動
してそのスイッチが接続するようになっている。このよ
うにして車室内に水が浸入した場合に水浸入検出手段が
動作するから、シートベルトのタングとバックルとの係
止が解除され、シートベルトが搭乗者の身体から直ちに
外れる。
〔発明の効果〕
本発明の自動車のシートベルト装置は、車室内に水浸入
検出手段を設けているので、車室内に水が浸入した場合
に、直ちに水浸入検出手段でそれが検出される。それに
よって、シートベルトの係止解除用アクチュエータが駆
動され、バックルにおけるタングの係止が解除される。
したがって、搭乗者が一々ベルトの解除操作をしなくて
も直ちに降車することができる。
〔実 施 例〕
以下に、本発明をその実施例に基づき詳細に説明する。
第F図はシートベルトのタングを係止するバックルに設
けられた係止解除用アクチュエータの駆動回路図で、本
発明の自動車のシートベルト装置を構成する主要部であ
る。本実施例における構成は、車室内に設置される幾つ
かの水浸入検出手段である導電センサ1と、それの導電
動作により駆動される複数の係止解除用クチュエータの
ためのソレノイド2が設けられ、導電センサ1が水に浸
るとバッテリ3からの電力がソレノイド2へ供給され、
そのソレノイド2が励磁され、係止解除用アクチュエー
タが駆動されるようになっている。
以下に訝しく述べると、上記した導電センサlは車室内
の例えば3個所に設置される。第2図に示すように、通
常は雨水などに触れない個所の車室内に導電センサ1が
設置され、それらが分散して配置されている。図示の例
ではフロントシート5のシートクツシコン側部6、ボン
ネットの内面部7、トランクルームのフロア部8などの
車室内に設けられている。これらの導電センサ1は、例
えば第3図に示すように水に触れることにより、遮断状
態にある導線9Aと9Bとの電気的接続を実現したり、
図示しないが水に濡れると電力を発生してリレーを作動
させるようなリチウム電池などを含む水浸入センサ等が
採用される。導電センサ1の場合を図を基にして説明す
ると、2本の導線9A、9Bがその先端に僅かな隙間1
0を残して対向配置され、それぞれがプラスチックの容
器11内にクリップ12などで固定されている。容器1
1はボックスであるが、水が浸入するように孔13が多
数あけられている。なお、導線9の先端には銅製の通電
端子14が取り付けられ、水が両者の隙間10に入ると
、水の導電作用で導線9Aと9Bとが電気的に導通する
わけである。
一方、導電センサ1によって通電されるソレノイド2は
、第4図に示すようなバックル15に内蔵された係止解
除用アクチュエータ16を駆動する。シートベルト17
は図示しないリトラクタから繰り出されるベルト17A
とシートに固定された短いベルト17Bとからなる。前
者の先端には平らな金具で係止孔18の形成されたタン
グ19が固定され、後者の先端にはバックル15が取り
付けられている。
バックル15の構成を簡単に説明すると、タング19が
挿入されると係合するフック部材20、そのフック部材
20を動かすために嵌合状態にある操作部材21、その
操作部材21を支点22を中心にして回動させるために
、その上部に引っ掛けられている鉤状部材23がある。
そして、タング19とフック部材20に形成された突起
24との係止を保持させる可動部材25、その可動部材
25をタング19の先端に押し付ける弾発力を発揮する
スプリング26などを含んでいる。なお、バックル15
の開口側にはタング19を手ibでバックル15から外
すための解錠レバー27がある。
上述したソレノイド2が励磁されると、係止解除用クチ
ュエ−タ16は鉤状部材23を引き寄せ、フック部材2
0の突起24をタング19から外すように操作部材21
を矢印28方向に回動させる。
したがって、シートベルトの自動的な係止解除がなされ
、ベルト17Aはりトラクタの巻き取り力で格納され、
解錠レバー27による手動の係止解除操作はもはや必要
でなくなる。ちなみに、第1図の例にあっては、ソレノ
イド2が4つ設けられているが、2つのフロントシート
およびリヤシートの2個所に設けられた4個所のシート
ベルトのバックルに、同様の機能を持たせるようにして
いるからである。
ところで、前述した係止解除用アクチュエータの駆動回
路には、第1図に示すように、ドアのロックを解除する
ロック解除モータ29を駆動する回路も設けられている
。そして、上述したシートベルト17の係止解除と共に
、ドアのロック機構によるドアロック状態も解除される
。したがって、走行中にロックされていたドアも、水が
浸入してきたときなどにそのロックも自動的に解除され
、降車が容易となる構成とされている。すなわち、ソレ
ノイド2への通電回路にはソレノイド2と並列にリレー
30が設けられていて、手動切換スイッチ31によりオ
フ状態にあったロック解除モータ29がリレー接点30
aの導通で、バッテリ3からの電力を受けて駆動される
。なお、4ドア自動車を例にしているので、ロック解除
モータも4個設置されている。
以上述べたような構成の自動車のシートベルト装置は次
のように作動し、シートベルトの係止解除とドアロック
の解除がなされる。
走行中は通常搭乗者の操作でドアのロックノブが押され
、ドアは開かないようにロックされる。
手動切換スイッチ31はオフ状態とされているが、停車
した後降車する際にそのスイッチ31がオン操作される
とロック解除モータ29が駆動され、ドアのインナーハ
ンドルを操作すればドアは開く。
いま走行状態にあるとすると、ドアは上述のようにして
ロックされており、走行前に搭乗者が自らのシートベル
ト17を身体に掛け、そのタング19が第4図に示すよ
うにバックル15に嵌めて係止された状態にある。
走行中に雨や雪などに遭遇しても、前述した導電センサ
ーは車室内にあって、容器11内に水が浸入することは
ない。したがって、導電センサ1が通電状態となること
はなく、上述の走行中のドアロックやタング係止は維持
される。
自動車が路上に溢れた雨水などに浸るような事態が発生
すると、シートクッション側部6、ボンネットの内面部
7、トランクルームのフロア部8に位置するいずれかの
導電センサ1の容器ll内へ孔13から水が浸入する。
隙間10に浸入した水の導電作用で遮断状態にある導線
9Aと9Bとが通電端子14.14を介して電気的に接
続された状態となる。その結果、導線32からなるソレ
ノイド駆動回路が通電状態となり、バッテリ3からの電
力で全てのバックル15に内蔵された各係止解除用アク
チュエータ16のソレノイド2が励磁される。鉤状部材
23が第5図に示すように矢印33方向に引き寄せられ
、操作部材21が矢印28方向〔第4図参照〕に回動さ
れる。これにより操作部材21によるフック部材20の
押さえ付けが解かれ、可動部材25がスプリング26の
弾発力で進出してきて、フック部材20を押し上げる。
したがって、突起24とタング19との係止が解除され
、リトラクタにおけるリールの巻き取り力でベルト17
Aは搭乗者の身体から外れる。
ちなみに、鉤状部材23が操作部材21を完全に回動さ
せると、操作部材21の背部が通電カットスイッチ34
を作動させ、それによってソレノイド2への通電を阻止
し、通電時間を短くしてその発熱を防止し、またソレノ
イド2の小型化やパワーアップを図りやすいように配慮
されている。
以上のタング19とフック部材20との係止動作と同時
に、導電センサ1の通電でリレー30が駆動され、リレ
ー接点30aが通電状態とされる。
手動切換スイッチ31によりオフ状態にあったロック解
除モータ29も駆動され、ドアロツタも解除される。し
たがって、最も簡単な通常操作のみで搭乗者が降車する
ことができる。
なお、導電センサ1の数は1つでもよいが本例のように
複数個設けておけば、部分的に水が浸入したときでもそ
の機能を発揮させることができる。
また、係止解除用アクチュエータ16やロック解除モー
タ29は、それぞれその車体に設けられているシートベ
ルト17の数やドア数に応じて採用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す係止解除用アクチュエー
タのソレノイド駆動回路図、第2図は導電センサが装着
されている位置を示す自動車の全体図、第3図は導電セ
ンサの一例の斜視図、第4図はタングが係止されている
状態のバックルの内部構造図、第5図は係止解除作動説
明図である。 1−水浸入検出手段(導電センサ)、16−係止解除用
アクチュエータ、17.17A、17B−シートベルト
、19−タング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シートベルトのタングを係止するバックルに係止
    解除用アクチュエータを設けた自動車のシートベルト装
    置において、 車室内に水浸入検出手段が設置され、上記係止解除用ア
    クチュエータは、その水浸入検出手段が水の浸入を検出
    したとき、タングの係止を解除するように駆動されるこ
    とを特徴とする自動車のシートベルト装置。
JP62083416A 1987-04-03 1987-04-03 自動車のシ−トベルト装置 Pending JPS63247149A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62083416A JPS63247149A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 自動車のシ−トベルト装置

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JP62083416A JPS63247149A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 自動車のシ−トベルト装置

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JPS63247149A true JPS63247149A (ja) 1988-10-13

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ID=13801832

Family Applications (1)

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JP62083416A Pending JPS63247149A (ja) 1987-04-03 1987-04-03 自動車のシ−トベルト装置

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Cited By (6)

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