JPS5955437A

JPS5955437A - 着色されたハロゲン化銀写真感光材料

Info

Publication number: JPS5955437A
Application number: JP57166353A
Authority: JP
Inventors: Akira Ito; 章伊藤; Akira Takemura; 武村　昭
Original assignee: Mitsubishi Paper Mills Ltd
Current assignee: Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority date: 1982-09-22
Filing date: 1982-09-22
Publication date: 1984-03-30
Also published as: US4497894A; JPH0326813B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は着色さノ１．たハロゲン化銀写真感）゛Ｃ月月
刺関するものである。更に詳しくｂａｒ、イシジエー７
ヨン防止およびハレーシ三重ン防市手段を施したハロゲ
ン化銀写真感光月利に関するものである。

ハロゲン化銀写真感光材料において、その感光乳剤層中
での有害な反射、散乱、拡散光などを吸収したり、ある
いは、乳剤層と支持体ペース境界面および支持体ベース
背面からの望ましくない反射光を吸収する染料を含有さ
せることによって、イラジェーションおよびノ・レーシ
ョンを防止して、仕」二った写真画像の鮮鋭度を向上さ
せることはよく知られている。

イラジェーションおよびハレーション’ｌｘ　防１ｈす
るために、感光乳剤層や乳剤層と支持体の間あるいは支
持体裏塗層に投与する染料は溶液調製中に変退色したり
、感光乳剤製造中および保存中だ経時変化を起してはな
らないことは当然であり、カブリ、減感など写真特性に
悪影響をおよぼしてもいけない。

また現像処理工程中、完全かつ速やかに脱色するか、ま
たは写真感光材料中から溶出しなければならない。また
何よりも、それぞれの目的に合致した分光吸収特性を有
し、イラノエーン−）ン防止およびハレーション防止の
効果含有していなければならない。とりわけ近年、ｌｌ
ｃ　　Ｎｃレーザーや発光ダイオードといった新しい光
源の開発にともない、０３０　６８ｔｌ　旧ＩＩに分ノ
ｒ、吸収極大を有する染料の開発が望寸れている。イラ
ジエーンヨス防止およびノ・レー／ヨン防止染料として
従来広く用いられてきブこポリメチン染料は、その吸収
楡犬を長波長側に伸ばすためメチン鎖の数を増すと、水
溶液中およびゼラチン中で不安定になる。特開昭５５−
１１．７１１２　Ｅｌにおいては、安定なペンタメチン
オギソノールの例が述べられているが十分であるとはい
えない。一方、マラカイトグリーンで代表さＡ上るトリ
フェニルメタン系染料は、長波長光を吸収する比較的安
定な染料であることが知ら：）しＣいる。しかしながら
その吸収極大は、捷々の１１′ｆ換基を導入してもたか
だか６４０ｎｍ程度にしかならない。

本発明の目的は第一に、写真感）’ｅ　＋′；３’　：
ｆ４を構成するゼラチンなどの親水性コロ４１３層６：
ｄｊ色するのに有用な水溶性染料を提供すること−（−
゛ある。

本発明の目的は第二に、長波長）孔金吸収する新規な染
料ｆ：提供することである。

本発明の目的１は第三に、水溶液中およびゼラチン中で
安定でありしかも、現１象処ＩＩ工程中、完全かつ速や
かに脱色かつ除去される新規な染料を提供することであ
る。

本発明の目的は第四に、感光乳剤層に智、影響を及ぼさ
ない染料を提供することである。

これらの目的は、スルホ基を有するジアミノトリフェニ
ルメタン系染料の該アミノフェニル基以外＋７）フェニ
ル基を、その２位で中央炭素原子と結合したベンゾ〔Ｉ
〕〕フランもしくはベンゾ〔１〕〕チオフエンとしたこ
とを特徴とする染料を少なくとも１つ含有するノ・ロゲ
ン化銀写真感光材料によって達成された。

ベンツ〔ｂ〕フランもしくはベンゾ〔１〕〕チオフエン
がその８位で中央炭素原子と結合した骨格を持つ染料（
後記の比較染料Ａ、Ｂなど）やチオフェンがその２位で
結合した骨格を持つ染料（後記の比較染料Ｃなど）では
本発明の目的を果すことはできない。

特に有用な染料は、下記一般式（１）で表わされるもの
である。

Ｌ３〔式中Ｂ＋は水素原子、アルキル基（例えば、メチル、
エチル、プロｔノペブチル、カルボキシメチル、ヒドロ
キシェチノへ４ンＳクル等）、アリール；’＋＋；　（
ｆ”！ｌえげ、フェニル、トリル、クロ／ｌｚフェニル
等）、アルケニル基（例えばアリル等）を表わす１、朗はアルキル７１友（例えば、メチル、エチル、ペン、
ジルＡ：′Ｆ）、アルコキシ基（例えば、メトキシ、エ
トキシ、ペンジルオキンＡ、（ｆ、　）　、゛γアリー
ルキシー）ｒ（（（′／＋ｊえば］１ノキン等）、アル
ケニル基（例えばアリル等）、ハロゲン原子（例えｆ！
ｊＫ素、臭素！′Ｒ）　ｆ　’ｒｋわ呟ｎ！、ｊｇ、■
、−またｉｊ、２−Ｑある２、几３は水素原子、アルキル基（例えば、メグール、エチ
ル、プロピル、ブチル、カルボキシメチル、ペン、−）
ル等）、ア２Ｌ・ケニル基（等えはアリル等）、ハロゲ
ン原子（例えば條素、臭素等）、ニトロ基、シアノ基、
Ｓ０２几４、゛ｊＯ几４を表わし７、■４は水酸基、ア
ルキル基（例えばメチル、ベンジル等）、アリール基（
例えばフェニル等）−ｔｓある。Ｌけアルキレン基（例
、ｌｆ、エチレン、フロピレン、ブチレン等）を表わし
２、Ｍは水素摩子または他の無機、もしくけ有機カチオ
ン（例えば、アルカリ金属、アルカリ土類全屈、アンモ
ニウム等）を表わす。Ｘは酸素原子またはイオウ原子で
ある。

次に、本発明でイ史用される染料のうちイ（表的染料刈染料■ 比較染料Ａ、ＢＡ　：　Ｘ＝０　　酬：い２２ｎｍＢ　：　Ｘ＝８　　λ高１）２５１ｍ比１は染料Ｃ λＯシ５５旧ｎ［１２０本発明で使用される染料は上記例示染料のみ　　　１に
限定されることはない。また必要に応ピては　　　−二
種以上の上？ｆ１２染料、または他の構造を有する染料
を組合せて使用することができる。

上記一般式（１）で示される染料は、下記一般式（２）
で示さｔｚるアニリン誘導体と一般式（８）で示さ　　
　′れるベンゾ〔ｂ）フラン−２−カルボ　アルデヒド
もしくはベンゾ［ｂ）チオフェン−２−カルボ　　　゛
アルデヒＦ′＊　ｒｃｚ触媒下に縮合せしめ、得られた
　　　１０イコ体ｔ３Ｖｉｈ当な酸化剤で酸化するとい
う当業界公知の方法で合成できる。（一般式（２）およ
び（８）において、１１．菫、　Ｒ２，ＴＬ”　、　Ｌ
　、　Ｍ　、　Ｘ　、　＋＋を」一般式（１）におりる
と同じＸ°１味を表わす。）ノ（２）　　　　　　　　　　　　　（８）一般式（２）
で表わされるアニリン誘導体は公知′ヒ合物であり、容
易に合成できる。一般式（８）で龜わされる化合物のう
ち、Ｘ＝０のものはケミカルアブストラクト第７１巻（
＋１１９８　ｈ記載のか法に従って合成でき、またＸ＝
Ｓのものはジャーナルオブ、フォーガニツクケミストリ
ー第２３給５６８ページに記載の方法によって合成でき
る。

次に本発明の染料の合成法について、代表例と具体的に
述べる。

１成例染料＋１１：５−メチルベンゾフラン−２−カルぜアル
デヒド０．６４９と８−（Ｎ−メチル−Ｎ−７エ＝ル）
７ミ、／プロパンスルホン酸１．８８７の混合物にＩ　
Ｎ　１１２８０４２５　ｍｌを加え、１５時間ｌＪｌ熱
還流した。冷却後６　Ｎ　ＮａＯＨで中和し、減圧下に
水分を除去した。得られた残ＲＦにメタノ−／ｌ／２５
ｍｅトｎ　−りｏ　７＝７１ｚ　１．、ｔｌ　ｇｒｃｔ
ｒｖ、−室温で１９時間かき１ぜた。メタノール不竹物
ケよろ別し、ｌｉＪ液を濃縮後、シリカゲル力シノ、ク
ロマトで精製することにより染料Ｉｌｌ　１．、　ｆｉ
　Ｊ　９４Ｈ）”４：）た：暗緑色固体、１１１１３２
手７°Ｃ（ｄｅｃ、）。

他の本発明で用いられる染Ｔ１も上記合成例に準じて、
容易に合成することができる。

前記一般式で表わさえ１．る染料をハロゲン化銀写真乳
剤または保獲コロイＦ溶液中に添加するには水溶液寸た
はメタノール、エタノーノペセロソルブ類、グリコール
類、ツメチルポルムアミド、ノメチルスルポキシド、ピ
リジン等の溶液として、またこれら有機溶媒と水との混
合液、染料の有機、無・機のアルカリ塩水溶液曽有機溶
媒の、容液の形で乳剤層、裏塗層、下引層、中間層、保
護層、紫外線吸収層中に添加し、存在せしめることがで
きる。

これら染１Ｆの使用量は適用する写真層によって異なる
が、一般には感光桐材の面積１　ｎＮあたり５〜１．０
００ｒｎ；）　　になるよう塗布される。

本発明で用いられるハロゲン化銀乳剤としては、例えば
、塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀な
どの乳剤がある。

捷だ本発明で用いられるハロゲン化銀乳剤は貴金属、増
感剤、硫黄増感剤、あるいはポリアルキレンオキサイド
系化合物の添加が施されていてもよい。

１だ本発明で用いられるハロゲン化銀乳剤は通常用いら
れるシアニン、メロシアニン色素等で分光増感される。

更に公知の方法により、本発明の写真材料はアミン基、
あるいシまアンモニウム基を含むポリマー、含窒素複素
環を含むポリマー等の塩基性媒染剤、安定剤、界面と譜
生剤、硬膜剤、紫外線吸収剤、螢光増白剤のような添加
剤を含有ぜしめることができる。本発明に用いられるハ
ロゲン化銀写真乳剤がカラー用Ｆ盛光材料に用いられる
時には、カラーカプラーやその分散剤を含有させること
ができる。

１だハロゲン化銀乳剤の［呆獲コロイｌ？としては、ゼ
ラチンのほかにフタル化ゼラチン、マロン化ゼラチンの
ようなゼラチン誘導体、ポリビニルアルコールやポリビ
ニルピロリドンのような水溶性ポリマー、そして寸法安
定性のだめの可塑剤、ラテックスポリマーなどを加える
ことができる。

本発明で用いられる写真乳剤はバライタ紙、レジンコー
ト紙、合成紙、セルローズトリアセテート系あるいはポ
リエステル系などの天然せたは合成の高分子フィルムな
どの支持体に塗布することができる。

次に本発明による染料を使用してイラジェーション防止
層、ハレーション防止層およびフィルタ一層を形成する
代表的な実施例について述べる。

実施例１ゼラチン１．５５ｇを水１５ｎ＋ｌに加えて膨潤させた
後、４０℃に加温してゼラチンをｍ解した。

このゼラチン溶液に本発明で用いられる染料の水溶液（
１，８４ｘｌＯ””’　モル／水２．０　ｍｅ　）　、
！：　硬膜剤、界面活性剤ｋ・加え、更に水を加えて全
量を２０ｍ１にした。次（（この着色溶液を下引きした
。！？リエステルフィルム′９−ス」二に”　９Ａｎ″
になるようにｉ′、ＩＴ；Ｍ５シ、５　（１℃テ２４時
間別？＝％、　Ｌ　テ、８．０Ｘ１１．５．：！の１−
鼾方形に裁断して試￥１とした、。

試料を８　（１００のＤ−７２現像液に５秒よ？よび１
５秒浸漬した１、そ流水中で１０秒間水洗し、附属した
水滴で濾紙でｋよさんで吸いとり乾燥しＣ処理済の試料
とい′し。試料および処理済試料はトクペス透ｊ１舶Ｚ
′１度計ＴＤ−５（１４・（フィルクーとしＣ、ラッテ
ンゼラチン屈９４を用いた）を用いて５点を測５ゾし、
その平均値を各々のｔ′↓］Ｗとした。

公知染料としては下記官造の化ａ物な用いた。

５Ｏ３０ａ／２公知染料Ｄ　　　　　　　公知染料Ｅト紬Ｘ λ　　０８９　ｎｍ　　　　　　　λ　　Ｇ８０れｍ１
１２０　　　　　　　　　　　　　　　　　）（２（１
得られた結果を表（１，）　［示寸。表中、処理後の濃
度５秒、１５秒はＤ　−７２ＩＣ浸清【７た時間がそれ
ぞれ５秒、１５秒であるととを示す。

表　（］）表（１）より明らかなように、本発明で用いられる染料
は初期濃度と処理後の濃度の差が大きくすなわち染料の
抜けがすぐｉｌていることがわかる。

実施例２ポリエチレンをラミネートした写真用支持体の上に塩臭
化銀乳剤、硬膜剤、界面活性剤を保持する印画紙を作っ
た。一方、上記乳剤に本発明染料１　（０，２０ｍｍｏ
　ｌ／ｇＡｇＮＯｓ　）　ｆ添加した以外は全く上記と
同様にした試料を調製した。比較のための公知染料Ｆと
しては下記４？’を造のものを用いた（　０．１８　ｍ
ｍｏ　１７ｇ　ＡｇＮＯ３）。

公知染料Ｆｉｘ λＨ２ｏ６１８ｎｍこれらの試料を露光したのち、２０℃のＤ　−７２現像
液で９０秒現像した。表（２）に得られた感度金示す。

表（２）表（２）から明らかなように、公知染料Ｆにおいて見ら
れる強い減感性が、染ｙＡｌでは大きく改善された。ま
た染料１を含む試料は現像処理中に速やかに脱色し、処
理後も染料の残存や復色による着色は見受けられなかっ
た。

手続補正￥１ト（白魚昭和、ｒｇ　ｉｌｌ　７月７１１１、“？１ｉ’ｌ庁長官　　若杉和夫殿１１１ｆｉの表
小昭和５７Ｆｌ　　　　　ｆ、？許＋１１！ｌ’ｌ第１ｔ
ｔ、３左３　　号２゜発明の名称看乙グ本ｆユノい）１ノ化鑵子具へ・尤側膠叫３　補止
をする考小作との関係　　　特　許　出願大作　）すｉ　　　　東京部下代１１１区丸の内　］″ｌ
−１４番２号名称　　（５９８）　−、ｔ　＝　：’ｊ
４紙体式会（１４代理人居　１ｉＪｉ　　〒１００東京都ｆ代■］区丸の内Ｉ−
４丁［」４番２号−・、菱袈イ氏株式会ｔｌ内５、補正命令のｌＩ付昭和　　年　　月　　　１−１６、神ｊ自こより垢ｊ加する発明の数　　グし７、補止
の月象（１）明細書の第３．１１１行目ら２行目（，１′ノー
′けて「イラジェーション」を「イラジェーション」に訂正（２）同　第１０頁干かう２行目ｒＨＬ　５Ｏ４ｊを「硫酸」に訂正

Claims

【特許請求の範囲】

（１）スルホ基を有するジアミノトリフェニルメタン系
染オ′４の該アミノフェニル基以外のフエフェンとした
ことを特徴とする染才１を少なくとも１つぼ有するハロ
ゲン化銀写貞感）Ｙ；月利。