JPS5953223B2 - 眼鏡レンズ用ガラス - Google Patents
眼鏡レンズ用ガラスInfo
- Publication number
- JPS5953223B2 JPS5953223B2 JP13592079A JP13592079A JPS5953223B2 JP S5953223 B2 JPS5953223 B2 JP S5953223B2 JP 13592079 A JP13592079 A JP 13592079A JP 13592079 A JP13592079 A JP 13592079A JP S5953223 B2 JPS5953223 B2 JP S5953223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- specific gravity
- lenses
- weight
- refractive index
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Eyeglasses (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は屈折率が大きい割には比重の小さい眼鏡レンズ
用ガラスに関するものであって、さらに詳しくは屈折率
(nd)が1.59以上で、アツベ数(νd)が36以
上であり、しかも比重が2.50以下である眼鏡レンズ
用ガラスに係る。
用ガラスに関するものであって、さらに詳しくは屈折率
(nd)が1.59以上で、アツベ数(νd)が36以
上であり、しかも比重が2.50以下である眼鏡レンズ
用ガラスに係る。
眼鏡レンズの矯正率は、使用するレンズの屈折率と両面
の曲率に依存するが、度の進んだ近視又は遠視を矯正す
るためのレンズは、周辺部又は中心部が厚くなるので、
美観を損うばかりか、重量も増して使用者に不快感を与
えている。
の曲率に依存するが、度の進んだ近視又は遠視を矯正す
るためのレンズは、周辺部又は中心部が厚くなるので、
美観を損うばかりか、重量も増して使用者に不快感を与
えている。
従来技術はこの問題の解決を日差して、比較的低比重で
、屈折率の高い眼鏡レンズ用ガラスを提案しており、そ
の例は特開昭49−87716号公報及び特公昭54−
2645号公報に見ることができる。
、屈折率の高い眼鏡レンズ用ガラスを提案しており、そ
の例は特開昭49−87716号公報及び特公昭54−
2645号公報に見ることができる。
そしてこれらの公知技術によれば、±3以上のジオプト
リー値を有する眼鏡レンズに於て、その軽量化を図るこ
とができる。
リー値を有する眼鏡レンズに於て、その軽量化を図るこ
とができる。
しかしながら、±3以上のジオプトリー値を有するレン
ズの装用率は全体の約20%であって、残りの80%は
所謂弱視のレンズである。
ズの装用率は全体の約20%であって、残りの80%は
所謂弱視のレンズである。
然るに装用率が80%にも達するレンズについては、上
記公知技術に於ける比重3.0付近のガラスを用いても
、軽量化を期待できない。
記公知技術に於ける比重3.0付近のガラスを用いても
、軽量化を期待できない。
本発明は需要の多い低ジオプトリー領域をまかなう薄く
て軽い眼鏡レンズを製造することが可能なガラスを提案
するものであって、既存の普通の眼鏡用ガラスと同程度
に低比重である高屈折率ガラスを提供する。
て軽い眼鏡レンズを製造することが可能なガラスを提案
するものであって、既存の普通の眼鏡用ガラスと同程度
に低比重である高屈折率ガラスを提供する。
本発明のガラスは比較的高いアツベ数を持つため、色収
差が少なく、また眼鏡レンズとして使用に耐え得る充分
な化学的耐久性をも備えている。
差が少なく、また眼鏡レンズとして使用に耐え得る充分
な化学的耐久性をも備えている。
本発明に係る眼鏡レンズ用ガラスの組成範囲を重量百分
率で示すと、次の通りである。
率で示すと、次の通りである。
5iO256〜67%
B2030〜7%
Al2030〜5%
Na2O0〜11%
に200〜10%
Li200〜7%
Na2O+に20+Li2011〜18%Tie213
〜19% MgO+CaO+SrO+Zn0 0〜
4%La2O3+ZrO2+Nb203o〜2%SiO
2はガラス形成酸化物として用いられるが、67%以上
ではガラスが難溶になるばかりでなく、不安定になり、
56%以下では比重を大きくしてしまう。
〜19% MgO+CaO+SrO+Zn0 0〜
4%La2O3+ZrO2+Nb203o〜2%SiO
2はガラス形成酸化物として用いられるが、67%以上
ではガラスが難溶になるばかりでなく、不安定になり、
56%以下では比重を大きくしてしまう。
B2O3は比重を小さくし、分散を低め、ガラスの溶融
を容易にするが、7%以上では強い分相傾向を示す。
を容易にするが、7%以上では強い分相傾向を示す。
Al2O3はガラスの安定化のために用いられるが、5
%以上では強い分相傾向を示す。
%以上では強い分相傾向を示す。
Na2O、K2O及びLi2Oのアルカリ金属酸化物は
ガラスの溶融を容易にし、さらにガラスの分相傾向を抑
え、安定化のために必要な成分であるが、その和が18
%以上では、比重が大きくなると共に、化学的耐久性が
劣化して眼鏡用として使用に耐えない。
ガラスの溶融を容易にし、さらにガラスの分相傾向を抑
え、安定化のために必要な成分であるが、その和が18
%以上では、比重が大きくなると共に、化学的耐久性が
劣化して眼鏡用として使用に耐えない。
また、その和が11%以下では強い分相傾向を示す。
これら3成分のうちNa2Oが11%以上、K2Oが1
0%以上では化学的耐久性が劣化する。
0%以上では化学的耐久性が劣化する。
Li2Oは、屈折率を上げるので、比重の小さいガラス
を得るのに有効な成分であるが、7%以上では強い結晶
化傾向を示し、また原料価格が高くなるので、7%以上
で用いることは好ましくない。
を得るのに有効な成分であるが、7%以上では強い結晶
化傾向を示し、また原料価格が高くなるので、7%以上
で用いることは好ましくない。
TiO2は最も高い屈折率と小さい比重をもたらすため
の不可欠な成分であるが、19%以上では所定の比重が
得られず、また分散を高める。
の不可欠な成分であるが、19%以上では所定の比重が
得られず、また分散を高める。
13%以下では所定の屈折率が得られない。
2画成分酸化物は、光学恒数調整のために使用できるが
、アルカリ金属酸化物に比してMgO以外は比重を大き
くするので、その合量が4%以上では所望の比重が得ら
れない。
、アルカリ金属酸化物に比してMgO以外は比重を大き
くするので、その合量が4%以上では所望の比重が得ら
れない。
このうちで、上記の理由により、MgOは有効成分であ
るが、4%以上では強い分相傾向を示す。
るが、4%以上では強い分相傾向を示す。
またアツベ数の調整のために、少量のLa2O3、Zr
O2、Nb2O5をTiO2ノ一部と置換することも可
能であるが、その合量が2%以上では所望の比重が得ら
れない。
O2、Nb2O5をTiO2ノ一部と置換することも可
能であるが、その合量が2%以上では所望の比重が得ら
れない。
Ta205、Y2O3、Gd2O3も光学恒数調整のた
めに少量添加することは可能であるが、それらは高価な
ため好ましくない。
めに少量添加することは可能であるが、それらは高価な
ため好ましくない。
なお、ガラスの清澄のためにAs2O3,5b203が
用いられるが、その量は0.5%以下で充分である。
用いられるが、その量は0.5%以下で充分である。
次に本発明のガラスの実施例を示す。
これらのガラスは砕石粉、水酸化アルミニウム、酸化チ
タン、硼砂、炭酸カリ、炭酸マグネシウム等の原料の混
合物をタンク類あるいは白金製ルツボで1300〜14
00℃で熔解し、攪拌して充分均質化、泡切れを行った
後、適当な温度で予熱した金型に鋳込み、あるいは直接
プレス成形し徐冷することによって製造する。
タン、硼砂、炭酸カリ、炭酸マグネシウム等の原料の混
合物をタンク類あるいは白金製ルツボで1300〜14
00℃で熔解し、攪拌して充分均質化、泡切れを行った
後、適当な温度で予熱した金型に鋳込み、あるいは直接
プレス成形し徐冷することによって製造する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 I SiO356〜67重量% B2030〜7重量% AI。 03 0〜5重量%Na2O
0〜11重量% に200〜10重量% Li200〜7重量% Na2O+に20+Li2011〜18重量%TiO2
13〜19重量% MgO+ CaO+ SrO+ Zn0 0〜
4重量%La2O3+AO□+Nb2050〜2重量%
なる組成を有し、屈折率が1.59以上で、アツベ数が
36以上であり、しかも比重が2.60以下である眼鏡
レンズ用ガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13592079A JPS5953223B2 (ja) | 1979-10-23 | 1979-10-23 | 眼鏡レンズ用ガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13592079A JPS5953223B2 (ja) | 1979-10-23 | 1979-10-23 | 眼鏡レンズ用ガラス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5659640A JPS5659640A (en) | 1981-05-23 |
JPS5953223B2 true JPS5953223B2 (ja) | 1984-12-24 |
Family
ID=15162931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13592079A Expired JPS5953223B2 (ja) | 1979-10-23 | 1979-10-23 | 眼鏡レンズ用ガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5953223B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3139212C2 (de) * | 1981-10-02 | 1987-02-12 | Schott Glaswerke, 6500 Mainz | Verwendung eines Glases mit Brechwerten nd ≥ 1,58, Abbezahlen ≥ 45 und Dichten ≦ 2,75 g/cm↑3↑ als Brillenglas |
GB2115403B (en) * | 1982-02-20 | 1985-11-27 | Zeiss Stiftung | Optical and opthalmic glass |
US4444893A (en) * | 1982-06-11 | 1984-04-24 | Schott Glass Technologies, Inc. | Highly refractive, low dispersion, low density optical glass suitable for corrective lenses |
JPS5918131A (ja) * | 1984-01-27 | 1984-01-30 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 眼鏡レンズ用軽量ガラス |
FR2622569B1 (fr) * | 1987-11-04 | 1992-07-17 | Corning Glass Works | Verre a indice de refraction moyen pour application ophtalmiques |
DE19738428C1 (de) * | 1997-09-03 | 1998-08-20 | Schott Glaswerke | Bleifreies optisches Bariumflintglas |
DE19958517C1 (de) | 1999-12-04 | 2001-06-21 | Schott Glas | Bleifreie optische Leichtflintgläser |
-
1979
- 1979-10-23 JP JP13592079A patent/JPS5953223B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5659640A (en) | 1981-05-23 |
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