JPS5952896B2 - イミド基を有する重合体の製造法 - Google Patents

イミド基を有する重合体の製造法

Info

Publication number
JPS5952896B2
JPS5952896B2 JP54044426A JP4442679A JPS5952896B2 JP S5952896 B2 JPS5952896 B2 JP S5952896B2 JP 54044426 A JP54044426 A JP 54044426A JP 4442679 A JP4442679 A JP 4442679A JP S5952896 B2 JPS5952896 B2 JP S5952896B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
carbon atoms
organosilicon compound
groups
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54044426A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54138100A (en
Inventor
ロベ−ル・カサ
ブル−ノ・ビニヤンド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhone Poulenc Industries SA
Original Assignee
Rhone Poulenc Industries SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Industries SA filed Critical Rhone Poulenc Industries SA
Publication of JPS54138100A publication Critical patent/JPS54138100A/ja
Publication of JPS5952896B2 publication Critical patent/JPS5952896B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/42Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
    • C08G77/452Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing nitrogen-containing sequences
    • C08G77/455Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing nitrogen-containing sequences containing polyamide, polyesteramide or polyimide sequences
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
    • C08G73/06Polycondensates having nitrogen-containing heterocyclic rings in the main chain of the macromolecule
    • C08G73/10Polyimides; Polyester-imides; Polyamide-imides; Polyamide acids or similar polyimide precursors
    • C08G73/12Unsaturated polyimide precursors
    • C08G73/121Preparatory processes from unsaturated precursors and polyamines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31551Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
    • Y10T428/31609Particulate metal or metal compound-containing
    • Y10T428/31612As silicone, silane or siloxane
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31652Of asbestos
    • Y10T428/31663As siloxane, silicone or silane

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、イミド基を持つ重合体の製造法に関する。
特に、本発明は、イミド基を持つ新規な熱安定性重合体
の製造法及び工業製品としてのそれらの使用に関する。
これらの重合体は、次の化合物、即ち(a)オリゴイミ
ドと(b)ヒドロキシル基含有有機けい素化合物との反
応又は別法として(a)オリゴイミドと、(b)ポリア
ミンと(c)ヒドロキシル基含有有機けい素化合物との
反応から生じる。これらの重合体は、被覆、成形品、ラ
ミネート又は気泡構造を有する製品を製造するのに使用
することができる。フランス特許第1555564号か
ら、不飽和ジカルボン酸にビス第一ジアミンを反応させ
ることによつて熱硬化性重合体を取得できることが知ら
れている。
これらの重合体を熱の作用下に硬化させると、熱安定性
の樹脂が生成する。ここに、本発明に従えば、これまで
知られたこの種の重合体と比較して一層向上した耐老化
性を有するイミド基を持つ新規な重合体が見出された。
本発明の重合体の他の利益は、次の記載から明らかにな
るであろう。
更に具体的に言えば、本発明は、 (1)(a)一般式(1) 〔上記式中、Dは、次の式の基 (ここで、Y及びY’は同一又は異なつていてよく、H
,CH。
又はClを表わし、そしてmは0又は1に等しい)のう
ちの一つである二価基を表わし、記号Aは50個までの
炭素原子を含有する原子価nの有機基を表わし、そして
nは少なくとも1.5多くて5に等しい数を表わす〕の
オリゴイミド、又は (b) 一般式 , 〔上記式中、D,A及びnは先に記載の意味を有する〕
のオリゴイミドと一般式(N) G(NH。
)z (1)〔上記式中、Gは原子価zの有機基であり
そしてzは少なくとも2に等しい整数である〕のポリア
ミンとの混合物、又は (c)前記オリゴイミド(I)と前記ポリアミン(1)
との反応から生じる生成物の一つであるイミド官能基を
有する化合物と、(2)けい素原子に結合した少なくと
も1個のヒドロキシル基を分子中に含有する有機けい素
化合物との混合物を50〜300℃に加熱することを特
徴とする新規な重合体の製造法に関する。
オリゴイミドに関して言えば、一般式 〔上記式中、Y’,A及びnは先に記載した意味を有す
る〕のマレインイミドが好ましくは使用される。
上記式(I)及び(aにおいて、記号Aは、13個より
少ない炭素原子を有するアルキレン基フエニレン若しく
はシクロヘキシレン基、又は次の式〔上記式中、tは1
〜3の整数を表わす〕の基のうち1つを表わすことがで
きる。
また、記号Aは、単原子価結合によつて、又は−0−,
−S−、1〜3個の炭素原子を有するアルキレン基、一
CO−,−SO2−,−NRl− −N=N−,CON
H−,−P(0)−R1−,−CONH−XNHCO−
、′11′ VV▲1 〔上記式中、R1は水素原子、1〜4個の炭素原子を有
するアルキル基又はフエニル若しくはシクロヘキシル基
を表わし、そしてxは13個よりも少ない炭素原子を有
するアルキレン基を表わす〕の如き不活性原子若しくは
基によつて互いに結合されたフエニレン又はシクロヘキ
シレル基よりなる、12〜30個の炭素原子を有する二
価基を表わすこともできる。
その上、各々のフエニレン又はシクロヘキシレン基をC
H3及び0CH3の如き基によつて又は塩素原子によつ
て置換されていてよい。また、記号Aは、50個までの
炭素原子を含有し且つ3〜5個の遊離原子価を有する基
を表わすこともでき、そして前記基は、ナフタリン、ピ
リジン若しくはトリアジン核、1〜3個のメチル基によ
つて置換されていてよいベンゼン核、又は先に記載した
もののうちの1つ又はであつてよい不活性原子若しくは
基によつて互いに結合された幾つかのベンゼン核よりな
ることができる。
最後に、記号Aは、18個までの炭素原子を含有するこ
とのできる線状若しくは分枝状のアルキル若しくはアル
ケニル基、環中に5若しくは6個の炭素原子を含有する
シクロアルキル基、18個までの炭素原子を含有する単
環若しくは二環式アリール基又はアルキルアリール若し
くはアラルキル基、次の基のうちの1つ、又は単原子価
結合によつて又は−0− −S−,1〜3個の炭素原子
を有するアルキレン基、−CO−,−SO2−,−NR
l−,−N=N− −CONH−,−COO一若しくは
−COORl(ここでR1は先に記載の意味を有する)
の如き不活性原子若しくは基によつて互いに結合された
フエニル及びフエニレン基よりなる一価基を表わすこと
ができる。
その上、これらの各々の基は、F,Cl,CH3,OC
H3,OC2H5,OH,NO2,−℃00H,の如き
原子又は基によつて置換されていてよい。
前記の記載から、本発明を実施するのに選定されるマレ
インイミド成分は、特定のポリマレインイミド又は異な
る官能基を持つマレインイミドを含有する混合物であつ
てよいことが明らかである。モノマレインイミドを含む
混合物を用いるような特定の場合では、混合物中のモノ
マレインイミドの割合は、好ましくは、モノマレインイ
ミドによつて提供されるマレインイミド官能基の数が反
応に用いられるマレインイミド官能基の総数の30%以
上を占めない程である。式(自)のマレインイミドは、
具体的には例えばN,N″一エチレンビスマレインイミ
ド、N,N″−ヘキサメチレンビスマレインイミド、N
,N″−メタフエニレンビスマレインイミド、N,N″
−パラフエニレンビスマレインイミド、N,N″−4,
4″−ビフエニレンビスマレインイミド、N,N″−4
,4″−ジフエニルメタビスマレインイミド、N,N″
−4,4″−(ジフエニルエーテル)ビスマレインイミ
ド、N,N″−4,4″−(ジフエニルスルフイド)ビ
スマレインイミド、N,N′−4,4′−ジフエニルス
ルホンビスマレインイミド、N,N″−4,4″−ジシ
クロヘキシルメタンビスマレインイミド、N,N″−α
,α″−4,4″−ジメチレシタロヘキサンビスマレイ
ンイミド、N,N″−メタキシレンビスマレインイミド
、N,N″−パラキシリレンビスマレインイミド、N,
N″−4,4″−(1,1−ジフエニルシクロヘキサン
)ビスマレインイミド、N,N″4,4″−ジフエニル
メタンビスクロロマレインイミド、N,N″−4,4″
−(1,1−ジフエニルプロパン)ビスマレインイミド
、N,N″−4,4″−(1,1,1−トリフエニルエ
タン)ビスマレインイミド、N,N″−4,4″一トリ
フエニルメタンビスマレインイミド、N,N″−3,5
−トリアゾール−1,2,4−ビスマレインイミド、N
,N″−ドデカメチレンビスマレインイミド、N,N″
−(2,2,4−トリメチルヘキサメチレン)ビスマレ
インイミド、N,N″−4,4″−ジフエニルメタンビ
スシトラコンイミド、1,2−ビス(2−マレイミドエ
トキシ)エタン、1,3−ビス(3−マレイミドプロポ
キシ)プロパン、N,N″−4,4″−ベンゾフエノン
ビスマレインイミド、N,N″−ピリジンニ2,6−ジ
イルビスマレインイミド、N,N″−ナフチレン一1,
5−ビスマレインイミド、N,N″−シクロヘキシレン
一1,4−ビスマレインイミド、N,N″5−メチル、
フエニレン一1,3−ビスマレインイミド又はN,N″
−5−メトキシフエニレン1,3−ビスマレインイミド
の如きビスマレインイミドであつてよい。
これらのビスイミドは、米国特許第3018290号及
び米国特許第1137592号に記載の方法を応用する
ことによつて製造することができる。
使用することのできるモノマレインイミドの特定の例と
しては、N−フエニルマレインイミド、N−フエニルメ
チルマレインイミド、N−フエニルクロロマレインイミ
ド、N−P−クロロフエニルマレインイミド、N−P−
メトキシフエニルマレインイミド、N−P−メチルフエ
ニルマレインイミド、N−P−ニトロフエニルマレイン
イミド、N−P−フエノキシフエニルマレインイミド、
N−P−フエニルアミノフエニルマレインイミド、N−
P−フエノキシカノレボニノレフエニノレマレインイミ
ド、1−マレイミド−4−アセトキシサクシンイミドベ
ンゼン、4−マレイミド−4″−アセトキシサクシンイ
ミドフエニルメタン、4ーマレイミド−4″−アセトキ
シサクシンイミドジフエニルエーテル、4−マレイミド
−4″−アセトアミドジフエニルエーテル、2−マレイ
ミド−6−アセトアミドピリジン、4−マレイミド−4
″−アセトアミドジフエニルメタン及びN−P−フエニ
ルカルボニルマレインイミドを挙げることができる。
これらのモノイミドは、米国特許第2444536号に
記載の方法をN−アリールマレインイミドの製造に対し
て応用することによつて製造することが.で゛きる。
また、マレインイミド(自)の例としては、一般式Ll
.J〔上記式中、xは約0.1〜2の範囲内の数を表わ
し、記号R2は一般式0=R2 にこで、酸素原子は基R2の炭素原子に結合される)の
ケトン又はアルデヒドから誘導される1〜8個の炭素原
子を有する二価炭化水素基を表わし、そして記号ぴは、
2〜24個の炭素原子を有し、原子価が隣接炭素原子に
よつて維持され、そして一般式の分子内酸無水物から誘
導される二価有機基を表わし、しかも基D″の少なくと
も約60%の割合が式 一一に・
で、記号Yは先に記載の意味を有する)の基に相当し、
これによつて、残存する可能性のある基D″は特にアル
キレン、シクロアルキレン又は炭素環式若しくは複素環
式芳香族基を表わすことができる〕のイミド基含有オリ
ゴマ一を挙げることができる。
イミド基を含有するこれらのオリゴマ一の製造例はドイ
ツ特許第2230874号に記載されている。一般式G
(NH2)zのポリアミンに関して言えば、一般式H2
N−Q−NH2(5)のビス第一ジアミン(ここで、記
号Qは記号Aによつて表わされる二価基のうちの一つを
表わすことができる)が特に使用される。
本発明で好適なポリアミンの例としては、4,4″−ジ
アミノジシクロヘキシルメタン、1,4−ジアミノシク
ロヘキサン、2,6−ジアミノピリジン、m−フエニレ
ンジアミン、P−フエニレンジアミン、4,4″−ジア
ミノジフエニルメタン、2,2−ビス(4−アミノフエ
ニル)プロパン、ベンジジン、4,4″−ジアミノフエ
ニルエーテル、4,4″−ジアミノフエニルスルフイド
、4,4″−ジアミノジフエニルスルホン、ビス(4−
アミノフエニル)メチルホスフインオキシド、ビス(4
−アミノフエニル)フエニルホスフインオキシド、N,
N−(4−アミノフエニル)メチルアミン、1,5−ジ
アミノナフタリン、m−キシリレンジアミン、P−キシ
リレンジアミン、1,1−ビス(P−アミノフエニル)
プタラン、ヘキサメチレンジアミン、6,6″−ジアミ
ノ−2,2″−ビピリジル、4,4″−ジアミノベンゾ
フエノン、4−4″−ジアミノアゾベンゼン、ビス(4
−アミノフエニル)フエニルメタン、1,1−ビス(4
−アミノフエニル)シクロヘキサン、1,1−ビス(4
−アミノ−3−メチルフエニル)シクロヘキサン、2,
5−ビス(m−アミノフエニル)一1,3,4−オキサ
ジアゾール、2,5−ビス(P−アミノフエニル)−1
,3,4−オキサジアゾール、2,5−ビス(m−アミ
ノフエニル)一チアゾロ〔4,5−d〕チアゾール、5
,5″−ジ(m−アミノフエニル)ビス(1,3,4−
オキサジアジリル一2,2″)、4,4″−ビス(Pー
アミノフエニル)−2,2′−ビチアゾール、m−ビス
〔4−(P−アミノフエニル)チアゾール一2−イル〕
ベンゼン、2,2′−ビス(m−アミノフエニル)−5
,5″−ビベンゾイミダゾール、4,4″−ジアミノベ
ンゾアニリド、4,4″−ジアミノ安息香酸フエニル、
N,N″−ビス(4−アミノベンゾイル)−P−フエニ
レンジアミン、3,5−ビス(m−アミノフエニル)−
4−フエニル一1,2,4−トリアゾール、4,4゛一
〔N,N″−ビス(P−アミノベンゾイル)ジアミノ〕
ジフエニルメタン、ビス−P−(4−アミノフエノキシ
カルボニル)ベンゼン、ビス−P一(4−アミノフエノ
キシ)ベンゼン、3,5−ジアミノ−1,2,4−トリ
アゾール、1,1−ビス(4−アミノフエニル)−1−
フエニルエタン、3,5−ビス(4−アミノフエニル)
ピリジン、1,2,4−トリアミノベンゼン、1,3,
5−トリアミノベンゼン、2,4,6−トリアミノトル
エン、2,4,6−トリアミノ−1,3,5−トリメチ
ルベンゼン、1,3,7−トリアミノナフタリン、2,
4,4″一トリアミノビフエニル、2,4,6−トリア
ミノピリジン、2,4,4″一トリアミノジフエニルエ
ーテル、2,4,4″一トリアミノジフエニルメタン、
2,4,4″ートリアミノジフエニルスルホン、2,4
,4″一トリアミノベンゾフエノン、2,4,4″一ト
リアミノ一3−メチルジフエニルメタン、N,N,N−
トリス(4−アミノフエニル)アミン、トリス(4−ア
ミノフエニル)メタン、4,4″,4″″一トリアミノ
トリフエニルオルトホスフエート、トリス(4−アミノ
フエニル)ホスフインオキシド、3,5,4″一トリア
ミノベンゾアニリド、メラミン、3,5,3″,5″−
テトラアミノベンゾフエノン、1,2,4,5−テトラ
アミノベンゼン、2,3,6,7−テトラアミノナフタ
リン、3,3″ジアミノベンジジン、3,3″, 4,
4″−テトラアミノジフエニルエーテル、3,3″,
4,4″−テトラアミノフエニルメタン、3,3″,
4,4″−テトラアミノジフエニルスルホン、3,5−
ビス(3,4−ジアミノフエニル)ピリジン、及び平均
式〔上記式中、R2及びxは先に記載の意味を有する〕
のオリゴマ一を挙げることができる。
アミノ基を含有するこれらのオリゴマ一は、フランス特
許第1430977号、同第1481935号及び同第
1533696号に記載される如き公知の方法に従つて
得ることができる。本発明の範囲内に入るヒドロキシル
基含有有機けい素化合物は、次の一般式(7)〔上記式
中、R3,R4,R5,R6及びR7は、同一又は異な
つていてよく、ヒドロキシル基又は0R8にこでR8は
1〜6個の炭素原子を有する線状若しくは分枝アルキル
基であつてよい);水素原子;1〜6個の炭素原子を有
しそして場合により1個以上の塩素若しくは弗素原子に
よつて若しくは−CN基によつて置換されていてよい線
状若しくは分枝状のアルキル基、1〜6個の炭素原子を
有する線状若しくは分枝状のアルケニル基;又は場合に
より1〜4個の炭素原子を有する1個以上のアルキル及
び(若しくは)アルコキシ基によつて若しくは1個以上
の塩素原子によつて置換されていてよいフエニル基を表
わし、そしてyは0〜1000の整数又は分数である〕
に相当する公知化ノ合物である。
式(7)の特定の有機けい素化合物について言えば、y
は実際には常に整数である。
しかしながら、この場合(yが1よりも大きいとき)に
はこれらは重合体構造の化合物であるので、めつたに単
一化合物とならずにたいていの場合に分子中の反復単位
の数が異なるところの同じ化学構造の化合物の混合物で
ある。即ち、これは、整数又は分数であつてよいyの平
均値である。上記種類のヒドロキシル基含有有機けい素
化合物は、それらが有するヒドロキシル基の重量対それ
らの分子の総重量の比率によつて特徴づけることができ
る。
本発明を実施するために使用される有機けい素化合物は
、分子中のヒドロキシル基の重量比が少なくとも0.0
005好ましくは少なくとも0.001に等しいところ
の上記化合物である。
この好ましい群に属する有機けい素化合物の中で、特に
好適なものは、式(7)においてR3、R4、R5及び
R6が同一又は異なつていてよく1〜6個の炭素原子を
有する線状若しくは分枝状のアルキル基、1〜6個の炭
素原子を有する線状若しくは分枝状のアルケニル基又は
フエニル基を表わし、R7がヒドロキシル基を表わし、
そしてyがO〜250の整数又は分数であるような化合
物である。
それ故に、これらの化合物は、yがOに等しいときのシ
ランジオール又はyがOとは異なるときのポリシロキサ
ンジオールである。これらの製造に関しては、米国ニユ
ーヨーク所在のアカデミツク・プレスによつて発行され
たダブリユ一・ノール著・ケミストリ一・アンド・テク
ノロジー・オブ・シリコーンズ・を参照されたい特に好
適な有機けい素化合物は、ジエチルシランジオール、ジ
フエニルシランジオール、メチルフエニルシランジオー
ル、1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン−1,
3−ジオール、1,1−ジメチル−3,3−ジフエニル
ジシロキサン一1,3−ジオール、1,3−ジメチル−
1,3ジフエニルジシロキサン一1,3−ジオール、1
,1,3,3,5,5−ヘキサメチルトリシロキサン−
1,5−ジオール、1,1,3,3,5,5,7,7−
オクタメチルテトラシロキサン1,7−ジオール、1,
1,3,3,5,5,7,7,9,9−デカメチノレペ
ンタシロキサン一1,9−ジオール、1,1,3,3,
5,5,7,7,9,9,11,11−ドデカメチノレ
ヘキサシロキサン一1,11−ジオール、1,3,5,
7,9−ペンタメチル−1,3,5,7,9−ペンタフ
エニルペンタシロキサン一1,9−ジオール及びそれら
の対応する高級同族体からなる群から選定される。
また、特に好適なヒドロキシル基含有有機けい素化合物
は上記化合物の2種以上の混合物であつてよい。
かくして、市販のヒドロキシル基含有ポリシロキサンオ
イル又は樹脂を都合よく使用することができる。これら
は、具体的には、0.2〜0.3重量%のヒドロキシル
基(ローン・プーラン社からの″″48V500オイル
″″)若しくは10〜12重量%のヒドロキシル基(ロ
ーン・プーラン社からの″″48V50オイル″″)を
有するα,ω−ジヒドロキシル基含有ポリメチルポリシ
ロキサンオイル、又は4.5〜5重量%のヒドロキシル
基(ローン・プーラン社からの″″50606オイル″
″)若しくは7.5〜8.5重量%のヒドロキシル基(
ローン・プーラン社からの″″50305レジゾ″)を
有するα,ω−ジヒドロキシル性メチルフエニルポリシ
ロキサンオイル若しくは樹脂であるが、これらの市販油
又は樹脂は一例として示すものであつて、同等に好適と
なり得る他のものも存在する。本発明の重合体の製造に
対しては、オリゴイミドの混合物並びにヒドロキシル基
含有有機けい素化合物の混合物を使用するのが可能であ
ることを理解されたい。
同様に、用語「ポリアミン」は、同じ官能基を持つポリ
アミンの混合物又は少なくとも2種が異なる官能基を有
するところのポリアミンの混合物を意味することもでき
る。一般には、1種以上のビス第一ジアミンがそれより
多い官能基を持つ1種以上のポリアミンにれは、用いる
ジアミンの重量の50重量%までに相当することができ
る)と随意に組合せて使用される。それ故に、本発明の
記載では、用語「オリゴイミド」、用語「ポリアミン」
及び用語「ヒドロキシル基含有有機けい素化合物」は、
この種の各々の化合物のみならず、オリゴイミド、ポリ
アミン又はヒドロキシル基含有有機けい素化合物の混合
物も包含する。オリゴイミド(1)及びヒドロキシル基
含有有機けい素化合物(7)から本発明の重合体を製造
するときには(方法1)、反応体の量は、0.05〜0
.8のの重量比を与えるように選定される。
0.1〜0.5の重量比が通常使用される。
オリゴイミド及びヒドロキシル基含有有機けい素化合物
の相対割合を決める他の方法は、有機けい素化合物中の
ヒドロキシル官能基の数対オリゴイミド基の数の比率を
示すことよりなる。この比率は、一般には0.0003
〜10好ましくは0.001〜2の間である。オリゴイ
ミド(1)、ポリアミン(l)及びヒドロキシル基含有
有機けい素化合物から本発明に従つた重合体を製造する
ときには(方法2)、反応体の使用量は、有機けい素化
合物 の重量比が0.05〜0.8の間になる程である。
この重量比は、通常、0.1〜0.5の間である。もし
反応体の相対割合を重量ではなしにそれらの官能基によ
つて定めるならば、一方におけるヒドロキシル基含有有
機けい素化合物中のヒドロキシル官能基の数及びポリア
ミン中のアミン官能基の数と、他方におけるオリゴイミ
ド中のイミド基の数との比率は、一般には0.1〜10
、好ましくは0.2〜4の間で゛ある。方法2の場合に
は、ヒドロキシル基含有有機けい素化合物及びポリアミ
ンの割合は、の比率が0.005〜40好ましくは0.
01〜10の間になる程である。
反応温度は、存在する反応体の性質及び数の函数として
かなり広い範囲内で変えることができるが、しかし一般
的には50〜300℃の間である。
本発明に従つた重合体は、方法1では上記の如きオリゴ
イミド(1)及びヒドロキシル基含有有機けい素化合物
CV)、そして方法2ではオリゴイミド(1)、ポリア
ミン(1)及びヒドロキシル基含有有機けい素化合物C
V)よりなる混合物を少なくとも均質な液体が得られる
まで加熱することによつて塊状で製造することができる
。以下の記載では、この混合物は表現“反応体混合物゛
によつて表わされる。反応体混合物を加熱する前に、こ
れは有益には均質化される。また、本発明に従つた重合
体は、50〜300℃の範囲の少なくとも一部分におい
て液状である有機希釈剤中で反応体混合物を加熱するこ
とによつて製造することもできる。
これらの希釈剤の中で特に挙げることのできるのは、キ
シレン及びトルエ,ンの如き芳香族炭化水素、クロルベ
ンゼンの如きハロゲン炭化水素;ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン及びジブチルエーテルの如きエーテル;ジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチル
ピロリドン、N−ビニルピロリドン、メチルグリコール
及びメチルエチルケトンである。重合体の溶液又は懸濁
液は、得られたま・で多くの目的に対して使用すること
ができる。また、重合体は、場合によつては、使用する
溶剤と混和性の有機希釈剤による沈殿後に、例えばろ過
によつて,分離することもできる。本発明では、120
℃を実質上越えない沸点を有する炭化水素を有利に使用
することができる。しかしながら、これらの重合体は、
250℃よりも低い温度において軟化点(一般には、こ
の軟化5点は50〜200℃の間である)を有するプレ
ポリマ一(P)の形態にあつてもよい。
重合体の軟化点は、ガラス棒を該重合体中に数Mm容易
に突入できるときのおよその温度と見なされる。これら
のプレポリマ一は、一般には50〜200℃の温度にお
いて反応体の混合物を均質又はぺースト状生成物が得ら
れるまで加熱することによつて塊状で得ることができる
。また、プレポリマ一は、50〜200℃の範囲の少な
くとも一部分において液体の希釈剤中において懸濁状で
又は溶液状で製造することもできる。本発明の好ましい
具体例に従えば、方法2の場合においてアミン官能基当
りイミド基1.2〜5個の割合でオリゴイミド及びポリ
アミンの全部又は一部分からプレポリマ一(PP)を形
成し、次いで、一般には50〜200℃の軟化点を有す
るこのプレポリマ一(PP)にヒドロキシル基含有有機
けい素化合物、そして適当ならば残りのオリゴイミド及
びポリアミンを混合してプレポリマ一(P)を取得でき
ることに注目されたい。
プレポリマ一(P)は液体の形態で使用することができ
、これによつて成形品を造形及び製造するのに簡単な高
温注型で十分である。
また、冷却及び粉砕後に、それらを圧縮成形操作に対し
て著しく好適な粉末の形態で、そして随意に粉末、球体
、粒体、繊維又はフレークの形態の充填剤の存在下に使
用することも可能である。懸濁液又は溶液の形態では、
プレポリマ一(P)を使用して被覆及び予備含浸中間製
品にの補強材は、けい酸アルミニウム、酸化アルミニウ
ム、けい酸ジルコニウム、酸化ジルコニウム、炭素、グ
ラフアイト、ほう素、アスベスト又はガラスを基材とし
た繊維質材料よりなることができる)を生成することが
できる。また、これらのプレポリマ一(P)は、例えば
アゾジカルボンアミドの如き気孔形成剤の配合後に使用
して気泡物質を生成することができる。第二段階におい
て、プレポリマ一(P)は、350℃程度、そして一般
には150〜300℃の温度に加熱することによつて硬
化させることができ、そして補足的な成形は、硬化の間
に随意として真空中で又は大気圧よりも高い圧力下に実
施することができるが、これらの操作が連続的であるこ
とも可能である。
硬化は、ラウロイルペルオキシド若しくはアゾビスイソ
ブチロニトリルの如き遊離基重合開示剤の存在下に又は
ジアザビシクロオクタンの如き陰イオン性重合触媒の存
在下に実施することがどきる。本発明の方法において起
る反応は、主として、イミド官能基の二重結合に対する
有機けい素化合物のヒドロキシル基の付加である。
ν▲▲z また、この反応の条件下では、イミド官能基の二重結合
同志の付加反応、イミド官能基の二重合結合へのポリア
ミンのアミノ基の付加、さらには有機けい素化合物のヒ
ドロキシル基の脱水縮合反応も起り得る。
本発明の方法における反応は、例えば反応体混合物をあ
る一定温度にしたときの生成重合体の剛さの変化からこ
れらの反応速度を求めることにより研究することができ
る。本発明に従つた重合体は、良好な機械的及び電気的
特性並びに200〜300℃程度の温度での高い安定性
を有する物質を要求するような産業分野において価値が
ある。
また、本発明に従つた重合体は、例えば上に述べたフラ
ンス特許第1,555,564号に記載のポリイミドの
如き従来技術の重合体に相当するよりも高い温度指数を
有することに特に注目されたい。
物質の温度指数は、それが20,000時間後に初期の
機械的特性値の50%に等しい機械的特性を保持すると
きの温度と見なされる。更に、本発明に従つた新規なイ
ミド基を有する重合体は、この重合体の敏感な部分にお
けるかなり向上された特性、即ち、水性媒体中における
重合体の寸法及び重量安定性によつて特徴づけられる。
これらの利益のすべては本発明に記載の重合体によつて
提供される大きな価値を示すが、これらの利益は先に記
載のものによつて決して限定されるものでない。
これらは、成形品、ラミネート、ペイント、フイルム、
被覆等の如き様々な形態で使用することができる。
電気又は機械産業の如き分野並びに電気絶縁、放射、対
流又は伝導による力日熱及び含浸回路の分野におけるそ
れらの応用は、それらの特性によつて提供される利益か
ら生じる。 2次の実施例は、本発明の一例を
示すものであつて本発明を限定するものではない。例1 アミン官能基1個当りイミド基2.5個の割合で反応体
の混合物を160℃において20分間加熱する.ことに
よつてN,N″−4,4″−ジフエニルメタンビスマレ
インイミド及び4,4″−ジアミノフエニルメタンから
イミド基含有プレポリマ一を製造する。
冷却後、プレポリマ一を粉砕しそしてN−メチルピロリ
ドン(NMP)中に溶解させる。上で製造したプレポリ
マ一655gを1000g(7)N−メチルピロリドン
中に溶解させた溶液に、0.2重量%のヒドロキシル基
を有する165gのヒドロキシル基含有メチル化ポリシ
ロキサンオイル(ローン・プーラン社からの″48V5
00オイル”)を加・える。かくして、55重量%のN
MP及び45重量%の溶質(36重量%のイミド基含有
プレポリマ一及び9%のヒドロキシル基含有ポリシロキ
サン)を含有する溶液(又はコロジオン)が得られる。
“AllOOフイニツシユ” (繊維製造業者による繊
維の表面処理)で処理したガラス繊維(1m2当り20
0g重量の布)の両面上に前記のコロジオンを刷毛で付
着させて65/35のガラス繊維/イミド基含有プレポ
リマ一+ポリシロキサン混合物の重量比を与えるように
する。コロジオンは、2回の通過で付着される。これら
の通過は、140℃で1分間乾燥することによつて隔て
られる。2回目の通過後、周知の通風炉において乾燥を
140℃で14分間実施する。
かくして得たプリプレグを使用してラミネートを生成す
る。
(a) 12層のラミネート (12のプリプレグ層)
各層を160℃において6分間加熱し、次いで60バー
ル下に160℃で15分間圧縮し、最後に60バール下
に180℃で75分間圧縮する。通風炉での焼付けを2
00℃で24時間実施する。ラミネートに対する樹脂の
割合は22.5重量%である(b) 40層のラミネー
ト (40のプリプレグ層)。
各層を160℃いおいて8分間加熱し、次いで60バー
ル下に160℃で15分間そして60バール下に180
℃で75分間圧縮する。通風炉において焼付けを200
℃で24時間実施する。ラミネートに対する樹脂の割合
は、24.6重量%である。前記の12層のラミネート
、及び同じガラス繊維を用いるがしかし上で製造したイ
ミド基含有プレポリマ一のみを用いて作製された対照1
2層のラミネート にの対照ラミネートに対する樹脂の
割合=30.1重量%)に対して測定した機械的特性を
次の表に要約する。
測定は、ASTM標準規格D79Oに従つて焼付け後に
周囲温度(約20℃)で実施される。
例2 165gのジフエニルシランジオール(15.7重量%
のヒドロキシル基を含有)を1000g(7)N−メチ
ルピロリドン(NMP)中に溶解させた溶液に、例1に
おける如くして製造した655gのイミド基含有プレポ
リマ一を加える。
この溶液(又はコロジオン)の粘度は、0.65ポイズ
であり、そしてコロジオンを周囲温度(約20℃)で4
8時間貯蔵するときに変化しない。
このコロジオンをガラス繊維(゜゜A1100フイニツ
シユ゛で処理した300g/M2重量のサチン)の両面
上に刷毛で付着させる。被覆は、35/65処方(35
重量%の樹脂及び65重量%のガラス繊維)に従つて2
回通過される。この通過は、170℃で1分間乾燥する
ことによつて隔てられる。全乾燥時間は、通風炉におい
て170℃で16分間である。上で得たプリプレグを使
用してラミネートを生成する。これは、40バール下で
180℃において1時間の圧縮次いで200℃において
24時間の焼付けによつて行われる。かくして、32.
0%の樹脂割合を含有する21層ラミネート、26.5
%の樹脂割合を含有する12層のラミネート及び28.
0%の樹脂割合を含有する8層ラミネートを作製する。
12層のラミネート、及び同じガラス繊維(300g/
m・重量のサチン)を用いてそしてイミド官能基含有プ
レポリマ一のみを用いて被覆して作製した対照12層の
ラミネート (樹脂割合:28.8重量%)に対して機
械的特性を測定する。
測定は、180℃において種々の老化時間の間実施され
る(ASTM標準規格D79O)。
結果を第2表に示す。8層及び21層のラミネートにつ
いて電気的特性を測定する(第3表の結果を参照)。
24時間、500時間、1,000時間及び1,500
時間の滞留時間後の試料の寸法及び重量を測定すること
によつて沸とう水中での21層のラミネートの挙動を測
定する。
比較として、同じ支持体繊物上のイミド基含有プレポリ
マ一のみから作製した同じ厚さの対照ラミネートに同じ
試験を施す(第4表)。44BureaudeN0nn
a1isati0ndesMat1eres″のBNM
P975Oに記載されるUL標準規格94(アンダーラ
イターズ・ラポラトリーズの)に従つて、本例において
先に記載の如くして作製した0.7mm及び1.4[N
Inの厚さを有するラミネートを火炎にさらすときの挙
動は、厚さ及びコンデイシヨニングに関係なく94V1
の分類に帰着する。
例3 4.8重量%のヒドロキシル基官能基を含有する165
gのα,ω−ジヒドロキシル性メチルフエニ.ルポリシ
ロキサンオイル(ローン・プーラン社からの“5060
6オイル”)を1000g(7)N−メチルピロリドン
(NMP)中に溶解させた溶液に、例1に記載の方法に
従つて製造したイミド官能基を持つ655gのプレポリ
マ一を加える。
かくして得たコロジオンの粘度は、0.56ポイズであ
つて時間と共に安定である。
このコロジオンをガラス繊維(“AllOOフイニツシ
ユ・で処理した300g/M2重量のサチン)の両面上
に刷毛で付着させる。
被覆は、35/65処方(35重量%の樹脂及び65重
量%のガラス繊維)に従つて2回通過で実施される。こ
の通過は、180℃で1分間乾燥させることによつて隔
てられる。最終乾燥は、通風炉において180℃で9分
間実施される。上で得たプレブレグから、積重ね(12
一又は20一プライ)を40バール下に180℃で1時
間圧縮し次いで200℃で24時間焼付けることによつ
てラミネートを作製する。
かくして、26.6重量%の樹脂割合を含有する12層
ラミネート及び29.0重量%の樹脂割合を含有する2
0層ラミネートを作製する。
12層ラミネート、及びイミド基を持つプレポリマ一(
樹脂割合:28.8重量%)のみ用いて被覆した同じガ
ラス繊維(300g/M2重量のサチン)で作製した対
照ラミネートに対して機械的特性を測定する。
測定は、180℃における様々な老化時間を得るために
180℃で実施される(ASTM標準規格D79O)。
結果を第5表に示す。本発明に従つた組合せを用いて作
製した12層のラミネートに対して200℃で実施され
た測定は、次の初期の値(時間0)を与える。
200℃における曲げ強度 45.1kg/Md2
OO℃における曲げ弾性率 2685kg/Mitま
た、20層のラミネートについてある種の電気的特性を
測定し、次いでラミネートを水中に24時間放置した後
にこれらの特性について第2回目の一連の測定を実施す
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)(a)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔上記式中
    、Dは、次の式の基 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼及び▲数式、化学式、表等があります
    ▼(ここで、Y及びY′は同一又は異なつていてよく、
    H、CH_3又はClを表わし、そしてmは0又は1に
    等しい)のうちの1つである二価基を表わし、記号Aは
    50個までの炭素原子を含有する原子価nの有機基を表
    わし、そしてnは少なくとも1.5多くて5に等しい数
    を表わす〕のオリゴイミド、又は (b)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )〔上記式中
    、D、A及びnは先に記載の意味を有するのオリゴイミ
    ドと一般式(II) G(NH_2)z(II) 〔上記式中、Gは原子価zの有機基であり、そしてzは
    少なくとも2に等しい整数である〕のポリアミンとの混
    合物、又は(c)前記オリゴイミド( I )と前記ポリ
    アミン(II)との反応から生じる生成物の一つであるイ
    ミド官能基を有する化合物と、(B)けい素原子に結合
    した少なくとも1個のヒドロキシル基を分子中に含有す
    る有機けい素化合物との混合物を50°〜300℃に加
    熱することを特徴とするイミド基を有する重合体の製造
    法。 2 用いられるオリゴイミドが式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III)〔上記式中
    、Y′、A及びnは特許請求の範囲第1項記載の意味を
    有する〕のマレインイミドであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 ポリアミンが基材反応体中に存在するときは式(I
    V)H_2N−Q−NH_2(IV) 〔上記式中、記号Qは記号Aによつて表わされる基のう
    ちの一つを表わす〕のビス第一ジアミンであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1〜第2項のいずれかに記載
    の製造法。 4 有機けい素化合物(B)が一般式(V)▲数式、化
    学式、表等があります▼(V)〔上記式中、R_3、R
    _4、R_5、R_6及びR_7は、同一又は異なつて
    いてよく、ヒドロキシル基又は式−OR_8(ここで、
    R_8は1〜6個の炭素原子を有する線状若しくは分枝
    アルキル基又はフェニル基であつてよい)の基;水素原
    子;1〜6個の炭素原子を有しそして場合により1個以
    上の塩素若しくは弗素原子によつて若しくは−CN基に
    よつて置換されていてよい線状若しくは分枝状のアルキ
    ル基;1〜6個の炭素原子を有する線状若しくは分枝状
    のアルケニル基;又は場合により1〜4個の炭素原子を
    有する1個以上のアルキル及び(若しくは)アルコキシ
    基によつて若しくは1個以上の塩素原子によつて置換さ
    れていてよいフェニル基を表わし、そしてyは0〜10
    00の整数又は分数である〕に相当することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の製造法
    。 5 式(V)の有機けい素化合物がヒドロキシル基を少
    なくとも0.0005、好ましくは少なくとも0.00
    1に等しい重量比で分子中に有することを特徴とする特
    許請求の範囲第4項記載の製造法。 6 有機けい素化合物が式(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V)〔上記式中、
    R_3、R_4、R_5、及びR_6は、同一又は異な
    つていてよく、1〜6個の炭素原子を有する線状若しく
    は分枝状のアルキル基;1〜6個の炭素原子を有する線
    状若しくは分枝状のアルケニル基;又はフェニル基を表
    わし、R_7はヒドロキシル基を表わし、そしてyは0
    〜250の整数又は分数である〕の化合物であることを
    特徴とする特許請求の範囲第4〜5項のいずれかに記載
    の製造法。 7 オリゴイミド( I )とポリアミン(II)との反応
    生成物が式(III)▲数式、化学式、表等があります▼
    (III)〔上記式中、Y′はH、CH_3又はClを表
    わし、記号Aは50個までの炭素原子を含有する原子価
    nの有機基を表わし、そしてnは1.5〜5の数を表わ
    す〕のオリゴイミドて式(IV) H_2N−Q−NH_2(IV) 〔上記式中、記号Qは記号Aによつて表わされる基のう
    ちの一つを表わす〕のポリアミンとを、アミン官能基1
    個につき1.2〜5個のイミド基の割合で、反応させる
    ことによつて得られる50℃〜200℃の軟化温度を持
    つ重合体であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の製造法。 (8)(ヒドロキシル基含有有機けい素化合物)/(オ
    リゴイミド+ヒドロキシル基含有有機けい素化合物)の
    重量比が0.05〜0.8、好ましく0.1〜0.5の
    間であるように反応体の量を選定することを特徴とする
    、オリゴイミド及びヒドロキシル基含有有機けい素化合
    物を加熱することによりなる特許請求の範囲第1項記載
    の製造法。 (9)(ヒドロキシル基含有有機けい素化合物)/(反
    応体の混合物)の重量比が0.05〜0.8、好しくは
    0.1〜0.5の間であるように、且つヒドロキシル基
    含有有機けい素化合物中のヒドロキシル官能基の数対ポ
    リアミン中のアミン官能基の数の比率が0.005〜4
    0、好ましくは0.01〜10の間にあるように、反応
    体の量を選定することを特徴とする、オリゴイミドとポ
    リアミンとヒドロキシル基含有有機けい素化合物との加
    熱することよりなる特許請求の範囲第1項記載の製造法
    。 10 第一段階において50〜200℃の軟化点をプレ
    ポリリマー(P)を生成するように反応体を加熱し、次
    いで150〜300℃の温度で加熱することによりプレ
    ポリマー(P)の硬化を生ぜしめることによりなること
    を特徴とする特許請求の範囲の第1項に記載の製造法。 11 オリゴイミド及びポリアミンの全部又は1部分か
    らアミン官能基当りイミド基1.2〜5の割合で50〜
    200℃の軟化点を有するプレポルマー(PP)を生成
    し、次いでこのプレポリマー(PP)にヒドロキシル基
    含有有機けい素化合物及び適当ならば残部のオリゴイミ
    ド及びポリアミンを混合してプレポリマー(P)を得る
    ことよりなることを特徴とする特許請求の範囲第1又は
    10項のいずれかに記載の製造法。
JP54044426A 1978-04-13 1979-04-13 イミド基を有する重合体の製造法 Expired JPS5952896B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR000078/11450 1978-04-13
FR7811450A FR2422696A1 (fr) 1978-04-13 1978-04-13 Polymeres a groupements imide

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54138100A JPS54138100A (en) 1979-10-26
JPS5952896B2 true JPS5952896B2 (ja) 1984-12-21

Family

ID=9207293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54044426A Expired JPS5952896B2 (ja) 1978-04-13 1979-04-13 イミド基を有する重合体の製造法

Country Status (13)

Country Link
US (1) US4238591A (ja)
JP (1) JPS5952896B2 (ja)
BE (1) BE875543A (ja)
CA (1) CA1119744A (ja)
CH (1) CH641478A5 (ja)
DE (1) DE2915084A1 (ja)
DK (1) DK151979A (ja)
FR (1) FR2422696A1 (ja)
GB (1) GB2018802B (ja)
IE (1) IE48739B1 (ja)
IT (1) IT1119748B (ja)
LU (1) LU81144A1 (ja)
NL (1) NL185016C (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2460308A1 (fr) * 1979-07-03 1981-01-23 Rhone Poulenc Ind Procede de preparation de polymeres a groupements imide modifies par du silicium
FR2493662A1 (fr) * 1980-11-05 1982-05-07 Rhone Poulenc Ind Substrats metallises pour circuits imprimes et leur procede de preparation
US4472565A (en) * 1982-11-18 1984-09-18 General Electric Company Silicone-polyimide copolymers, condensation vulcanizable compositions obtained therefrom, and methods for making
CA1204760A (en) * 1982-11-18 1986-05-20 Hong-Son Ryang Silicone-polyimide copolymers, condensation vulcanizable compositions obtained therefrom, and methods for making
US4533737A (en) * 1984-04-02 1985-08-06 General Electric Company Silicon functionalized norbornane carboxyimide and methods for making
US4957993A (en) * 1987-03-31 1990-09-18 Occidental Chemical Corporation Novel polyimidesiloxanes and methods for their preparation and use
CA1335616C (en) * 1987-04-14 1995-05-16 Kaoru Tominaga Polyimide resin compositions
JPH0737571B2 (ja) * 1987-04-14 1995-04-26 三井石油化学工業株式会社 電子部品用成形体
US4826929A (en) * 1987-09-24 1989-05-02 Basf Corporation Toughened bismaleimide resin systems
JP2625817B2 (ja) * 1988-02-09 1997-07-02 信越化学工業株式会社 マレイミド樹脂組成物
US4980427A (en) * 1989-02-09 1990-12-25 Basf Aktiengesellschaft Toughened bismaleimide resin systems
US8735733B2 (en) * 2011-01-18 2014-05-27 Hitachi Chemical Company, Ltd. Resin composition, prepreg laminate obtained with the same and printed-wiring board

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA823286A (en) 1969-09-16 O. Kirwan Harry Process for preparing arylamine-aldehyde condensation products
US2444536A (en) * 1946-05-14 1948-07-06 Du Pont Synthesis of nu-aryl-maleimides
DE1114326B (de) * 1956-10-12 1961-09-28 Union Carbide Corp Verfahren zur Herstellung von Organopolysiloxanen
US3018290A (en) * 1959-11-12 1962-01-23 Union Carbide Corp Preparation of maleimides
US3159600A (en) * 1960-10-13 1964-12-01 Minnesota Mining & Mfg Reaction product of hydroxy siloxanes and polyalkylenimines
US3297759A (en) * 1964-01-13 1967-01-10 Upjohn Co Continuous process for producing mixtures of methylene-bridged polyphenyl polyamines
CA919836A (en) 1966-08-05 1973-01-23 L. Powers Eugene Polyamines
FR1555564A (ja) * 1967-07-13 1969-01-31
USRE29316E (en) 1967-07-13 1977-07-19 Rhone-Poulenc S.A. Cross-linked resins
US3558741A (en) * 1969-05-05 1971-01-26 Gen Electric Imido-substituted organopolysiloxane compositions
US3598784A (en) * 1970-03-11 1971-08-10 Gen Electric Polysiloxane amides
FR2142740B1 (ja) 1971-06-24 1973-06-29 Rhone Poulenc Sa
US3740305A (en) * 1971-10-01 1973-06-19 Gen Electric Composite materials bonded with siloxane containing polyimides
US3736290A (en) * 1972-03-01 1973-05-29 Gen Electric Method for making polyimide block copolymers
CH582205A5 (ja) * 1973-11-12 1976-11-30 Goldschmidt Ag Th
US4065433A (en) * 1973-12-21 1977-12-27 Ciba-Geigy Corporation Process for the manufacture of polyaddition products containing imide groups
US4011198A (en) * 1974-04-08 1977-03-08 General Electric Company Method for making polyetherimides
JPS51125277A (en) * 1974-12-28 1976-11-01 Shin Etsu Chem Co Ltd Aprocess for preparing organosilane compounds

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54138100A (en) 1979-10-26
DE2915084A1 (de) 1979-10-25
GB2018802A (en) 1979-10-24
BE875543A (fr) 1979-10-12
NL7902928A (nl) 1979-10-16
CH641478A5 (fr) 1984-02-29
FR2422696A1 (fr) 1979-11-09
IE48739B1 (en) 1985-05-01
US4238591A (en) 1980-12-09
FR2422696B1 (ja) 1980-10-31
GB2018802B (en) 1982-10-27
LU81144A1 (fr) 1980-05-07
DK151979A (da) 1979-10-14
IT7921872A0 (it) 1979-04-13
IT1119748B (it) 1986-03-10
CA1119744A (fr) 1982-03-09
IE790763L (en) 1979-10-13
NL185016B (nl) 1989-08-01
NL185016C (nl) 1990-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4299946A (en) Imido copolymers from oligoimide and phenolic compound
USRE29316E (en) Cross-linked resins
JPH01217037A (ja) 低吸湿性かつ高接着性のシリコン含有ポリイミド及びその前駆体の製造方法
US3673145A (en) Polyimide solution and method of preparing same
JPS5952896B2 (ja) イミド基を有する重合体の製造法
JP2017095709A (ja) 有機無機ハイブリッドコポリマー製造用組成物
JPH03504025A (ja) ポリイミド樹脂
US4110294A (en) Processing aids for high temperature polymers
US4361690A (en) Novel imido/hydroxylate organosilicon copolymers
US4849490A (en) Novel bis(maleimide)/polysiloxanes
EP0078039B1 (en) Thermosetting resin composition, prepolymer thereof and cured article thereof
US4076697A (en) Process for the manufacture of polyaddition products containing imide groups
JPH01129025A (ja) ポリアミノビスイミド系樹脂組成物
JPH0354131B2 (ja)
JPH02158626A (ja) ヒンダードジアミンから製造したイミド基含有ポリマー製造用混合物
US4247672A (en) Heat-curable mixtures based on polyimides and poly-β-iminocrotononitriles
JPS5946980B2 (ja) 新規なスルホンアミド化合物重合体の製造方法
JPH02294361A (ja) ヒンダードジアミンから製造するイミド基含有ポリマー製造用混合物
JPS6222830A (ja) 珪素含有ポリイミド樹脂の製造法
JPS63305134A (ja) 熱硬化性樹脂組成物およびそのプレポリマ
JPS62209136A (ja) 架橋シリコン含有ポリイミドの製造法
CA1270592A (en) Heat-curable polymers which contain imide groups and process
JP2910957B2 (ja) 不飽和イミド樹脂組成物
CA1066840A (en) N-cyanosulfonamide resins and intermediates therefor and products thereof
JPH05170951A (ja) ポリアミノビスマレイミドプリプレグの製造方法