JPS5952539B2 - 半導体装置のトランスフアモ−ルド装置 - Google Patents

半導体装置のトランスフアモ−ルド装置

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JPS5952539B2
JPS5952539B2 JP1160577A JP1160577A JPS5952539B2 JP S5952539 B2 JPS5952539 B2 JP S5952539B2 JP 1160577 A JP1160577 A JP 1160577A JP 1160577 A JP1160577 A JP 1160577A JP S5952539 B2 JPS5952539 B2 JP S5952539B2
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JP
Japan
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heat sink
mold
resin
recess
cavity
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JP1160577A
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English (en)
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JPS5397370A (en
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敏克 経広
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体装置のトランスファモールド装置にかか
り、特に樹脂封止型の半導体装置のモールドにおける樹
脂バリを防止するトランスファモールド装置に関する。
一例の半導体装置の大電力用パワートランジスタ、サイ
リスタの如きは半導体素子が金属の放熱フィンに取着さ
れ、前記素子の電極がアウタリードに配設されたものが
放熱板の一主面と他主面の一部を外囲器から露出し、前
記他主面の残部にして半導体素子およびその取着部を含
む部位からアウターリードの一部にかけエポキシの如き
モールド樹脂によりモールドを施し、第1図aに斜視図
で、また同図bに図aの断面図によつて示される形状に
形成される。
図において、1は放熱板、2は半導体素子(電極の表示
は略す)、3はアウタリード、4はモールド樹脂体、4
aはモールド樹脂によるいわゆる樹脂バリである。図に
みられる放熱板1に設けられた孔1aは、この半導体装
置を冷却フィン(図示省略)に取着するためのものであ
る。かかる半導体装置における放熱のルートはまず放熱
板から冷却フィンを介して外部雰囲気に至るものと、次
に放熱板から外部雰囲気に至るものと、さらにモールド
樹脂から外部雰囲気に至る夫々の熱伝達作用に大別され
る。効率的には当然第1に挙げた放熱が大部を占めるの
で、放熱板を大にすること、およびまたは放熱板と冷却
フィンとの接触面積を大にすることが有効である。上記
放熱板を大にすることは一般に半導体装置の外形寸法が
標準として定められているので限度がある。そこで接触
面積を大にすることが取りあげられるが、これには次に
述べる問題がある。即ちかかる半導体装置の製造、就中
樹脂モールドにおいて放熱板に樹脂バリを生じ、これが
冷却フィンに至る熱伝達を著るし<劣化することである
。上記樹脂モールドにおけるモールド状況をモールド金
具とともに第2図に示す。図において5a、5bはモー
ルド金具の上型と下型、6はモールド金具内に設けられ
たキャビティで、一例の底面に次に述べる半導体素子組
立体7を放熱板1の主面(半導体装置に形成された場合
の放熱板の露出主面)にて密接せしめて装入する。前記
半導体素子組立体は、放熱板1と、これに接続したアウ
タリード3と、前記放熱板に取着されると同時に電極を
前記アウタリードに配設した半導体素子2とからなるも
のである。なお図における8はモールド樹脂圧入口であ
り、図示したギヤツプdは放熱板1とキヤビテイ底面と
の間に通常存在する数十ミクロンのものである。上記の
如き装置を用い、モールド樹脂を120〜150℃にて
約30〜100kgノc]N2に加圧圧入することによ
つてモールドが達成されるが、上記ギヤツプによる樹脂
バリが厚さ30〜100μに第1図aに示す如く発生す
る。
これは一般には外観上30μ厚さ位まで許容はされるが
好ましくないものであり、さらに上述の熱伝達を阻害す
る重大な欠点がある。よつて樹脂バリを機械的に除去す
るには相当の労力を要する上、放熱板の表面を損傷する
もので、従来樹脂バリ低減のための対策として、モール
ド金型の精度の向上、リードフレームの精度向上、また
リードフレームの特に放熱板とこれが面接するキヤビテ
イの底面に対する改良、即ち放熱板または前記底面の平
面を改めて第2図におけるギヤツプdを零にする如く屈
曲(例えば側面「へ」字型)にて形成するなどしても効
果は認められなかつた。本発明は上記従来の欠点を除去
するための半導体装置のトランスフアモールド装置の改
良構造を提供するものである。
本発明の半導体装置のトランスフアモールド装置は放熱
板の1主面を露出した樹脂封止型の半導体装置をトラン
スフアモールドするにあたり、放熱板が接するモールド
金具のキヤビテイの1面に凹部を設け、放熱板の1主面
の周縁がそのモールド樹脂の封入圧力によりキヤビテイ
の一面に密着しやすくし樹脂バリを防止する如くしたこ
とを特徴とする。
次に、本発明を一実施例の半導体装置のトランスフアモ
ールド装置につき図面を参照して詳細に説明する。
第3図aはモールド装置の断面図で、1は媛熱板、2は
半導体素子(電極の表示省略)で前記放熱板に配設され
、3はアウタリードで前記放熱板に接続するとともに前
記半導体素子の電極に配設されて半導体素子組立体7を
形成する。前記組立体7はモールド金型15の上型15
aと下型15bとの合わせ部分に設けられたキヤビテイ
16内に配置される如くなる。また、21は前記キヤビ
テイの一部に設けられた凹部で、その開口端は放熱板の
一主面の周縁部の少くとも一部に密接してこの放熱板を
支持する如くなる。また、前記凹部の一部に一端を開口
し、他端を大気に開放した透孔22を備える。さらに、
図における18はキヤビテイの前記凹部および放熱板が
接する部位を除くキヤビテイの面に開口したモールド樹
脂圧入口で、ここから一例のエポキシの如きモールド樹
脂を30〜100kg/Cm2の圧力で圧入する。この
ときキヤビテイにおける放熱板の一主面(図における上
面)にはモールド樹脂の圧入圧が印加されてをり、他の
主面(図における下面)は大気圧にある。モールド樹脂
の圧力に比すれば大気?は無視できる程度に小さいので
、放熱板はモールド樹脂の圧力(成形圧力)によつて凹
部の開口端に強く圧着される。なお下部金型15bの上
主面(キヤビテイ側から視た図)を第3図bに示す。図
において21はキヤビテイの凹部、22は前記凹部に一
端を開口し他端を大気に開放する透孔である。次に、第
4図に示す本発明の次の一実施例のモールド金具25は
、図aに断面図、図bに下部金型25bの上面図によつ
て示す如きキヤビテイの凹部31に特徴を有する。即ち
、この凹部の開口端は放熱板1をその周縁で支持し、前
記周縁よりやや内側にこれに沿う深い溝状の第1の凹部
31aと、前記第1の凹部に囲まれ、これよりも浅い第
2の凹部31bとからなる。32は前記凹部に一端を開
口し他端を大記に開放する透孔である。
なお、図中点線表示した1は装入される放熱板の外形線
を示すものである。また、上記実施例のものは第2の凹
部を浅く形成することによつて放熱板の反(そ)りを防
止しうると同時に、第1の凹部によつて圧力の均等化が
はかれるという利点もある。次に、第5図に示す実施例
は放熱板11に半導体素子取着のための凹み40が例え
ばプレス形成されてなり、この場合凹部41は放熱板の
前記凹み40と反対主面に形成された突起4『を避ける
ような形状としてある。
即ち、凹部41はこれに続く逃げ孔43を有している。
この場合、たとえば放熱板と凹部開口端との密接度が極
めて良好、かつ凹部と逃げ孔との容積が相当大なるとき
凹部41を大気に連通する透孔は省略してもよいことが
ほぼ確かめられた。しかして第5図の例では、透孔42
を点線で図示したように必要に応じて設けてもよいこと
を示している。次に、第6図に示す実施例は第5図に示
すものとほぼ同様であるが、放熱板1が突起のない平板
の場合を示している。
この場合、凹部41に続く逃げ孔43は、第5図の場合
に比し小容積ですむことを示している。また、第6図で
は第5図におけるような透孔42を設けていない。上述
の各実施例からも明らかなように、本発明によれば半導
体装置のトランスフアモールド形成においてモールド樹
脂の圧入圧が放熱板の上面に加えられた際、少くとも凹
部の存在によりその凹部内の空気は圧縮され、したがつ
て放熱板が凹部の開口端に強く圧着される。
それ故放熱板の下面周縁への樹脂の侵入が防止され樹脂
バリがほぼ完全に防止できる。このため特に大電力用ト
ランジスタ、サイリスタの如きにおいて放熱板と冷却フ
インとの熱抵抗を極限することができるとともに半導体
装置の外観の向上に益する点が多大である。
なお、本発明は樹脂モールドを施して形成される一般の
半導体装置の金属板の露出面に対する樹脂バリを防止す
ることに広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は樹脂モールド型半導体装置の図aは斜視図、図
bは断面図、第2図は樹脂モールド金具と半導体素子組
立体とを説明するための断面図、第3図は本発明の一実
施例にかかるモールド金具を示す図aは断面図、図bは
その下型の上面図、第4図ないし第6図はいずれも夫々
が本発明の実施例を示し、第4図aは断面図、同図bは
下型の上面図、第5図、第6図はいずれも断面図である
。 なお図中同一符号は同一または相当部分を夫々示すもの
とする。1,11・・・・・・半導体装置の放熱板、4
・・・・・・モールド樹脂、15,25・・・・・・モ
ールド金具、15a,25a・・・・・・モールド金具
の上型、15b,25b・・・・・・モールド金具の下
型、゛ 16・・・・・・キヤビテイ、18・・・・・
・モールド樹脂圧入口、21,31,41・・・・・・
キヤビテイの凹部、32,42・・・・・・透孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 放熱板、この放熱板の片面に取付けられた半導体素
    子、この放熱板に対し並置され前記半導体素子に電気的
    に接続されたアウターリードおよび前記放熱板の他面を
    露出させた状態で前記各部材をモールドするモールド樹
    脂体を有する半導体装置を形成するためのトランスファ
    モールド装置において、前記モールド樹脂体形成用のト
    ランスファモールド型が、その内部に形成された樹脂封
    入キャビティと、このキャビティ内壁の前記放熱板配置
    位置に形成され放熱板の一方の周縁よりも内側の面に対
    向する開口を有する凹部と、前記放熱板の他方の面側に
    おいて前記キャビティ内に通じるモールド樹脂圧入口と
    を具備することを特徴とする半導体装置のトランスファ
    モールド装置。
JP1160577A 1977-02-07 1977-02-07 半導体装置のトランスフアモ−ルド装置 Expired JPS5952539B2 (ja)

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JP2014143240A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Shindengen Electric Mfg Co Ltd モールド金型、該モールド金型を用いた樹脂封止型半導体装置の製造方法、および樹脂封止型半導体装置

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