JPS5952332B2 - 空調機の制御装置 - Google Patents

空調機の制御装置

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Publication number
JPS5952332B2
JPS5952332B2 JP55035539A JP3553980A JPS5952332B2 JP S5952332 B2 JPS5952332 B2 JP S5952332B2 JP 55035539 A JP55035539 A JP 55035539A JP 3553980 A JP3553980 A JP 3553980A JP S5952332 B2 JPS5952332 B2 JP S5952332B2
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JP
Japan
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data
memory
memory means
value
air conditioner
Prior art date
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Expired
Application number
JP55035539A
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English (en)
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JPS56130550A (en
Inventor
昭夫 森地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPS56130550A publication Critical patent/JPS56130550A/ja
Publication of JPS5952332B2 publication Critical patent/JPS5952332B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空調機の制御装置に関するものである。
従来の空調機の制御装置は被空調室内の温度又は湿度等
の制御値を検出し、検出値と予め定められる設定値とを
比較して冷暖房或いは調湿運転を行なう空調機の断続運
転制御を行なっている。
例えば除湿運転を行なう場合、空調機の能力には限りが
あり、梅雨のような多湿時に設定値を低目にすると、運
転開始当初は湿度が急激に下がるものの、湿度低下はす
ぐに鈍くなり、やがて設定値に到達しないまま飽和状態
となる。
このため、空調機は連続運転を行ない、電力消費量が極
めて大きくなる。
これは冷暖房運転や加湿運転を行なう場合も同様である
本発明は上述の事実に鑑みてなされたものであり、被空
調室内の温度、湿度等の制御値を繰り返し検出し、検出
値が飽和状態に近づくのを監視して飽和状態になる直前
の検出値を基に所定巾の設定値を定め、以後入力される
制御値と設定値とを比較して空調機を断続運転させるこ
とを特徴とし、空調負荷に適応した運転制御を行ない、
電力の節約を図るようにしたものである。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に於いて、1は運転スイッチ、2は停止スイッチ
、3は被空調室(図示せず)の湿度を感知する湿度セン
サー、4は湿度センサ3のアナログ電圧をデジタル信号
に変換するA/D変換器、5,6は設定スイッチ、7は
マイクロコンピュータである。
マイクロコンピュータ7はA/D変換器4から入力され
る湿度データを所定周期で取込み、これを記憶する第1
メモリ8と、第1メモリ8に新たなデータが記憶される
ごとに第1メモリ8の旧データが転送され、これを記憶
する第2メモリ9と、両メモリーのデータが更新される
ごとに両メモリのデータの偏差を演算し、演算値と所定
値との比較を行なう演算部10と、演算部10の単位時
間毎の出力を計数する計数部11と、計数部11の計数
出力が演算部10に入つ外時、第2メモリ9のテ゛−夕
が転送され、これを記憶する第3メモリ12と、設定ス
イッチ5にて設定される70%を中心とする設定データ
を記憶する第4メモリ13と、設定スイッチ6にて設定
される40%を中心とする設定データを記憶する第5メ
モリ14と、第3メモリ12のデータと第4メモIJ1
3並びに第5メモリ14のテ゛−夕とを所定のプログラ
ムにて比較し、最適なデータを選択する優先部15と、
第1メモリ8のデータ及び優先部15の出力データを比
較する比較部16と、比較部16の比較出力に応じて1
又は0の出力を発する出力部17とから成る。
18は出力部17の1又は0の信号に応じて運転又は停
止する空調機であり、被空調室の除湿機能を有する。
而して、マイクロコンピュータ7は運転スイッチ1の投
入を判別すると、A/D変換器4から送られてくる湿度
信号を所定周期で読込み、第1メモリ8に記憶させる。
又、第2メモリ9は第1メモリ8に新たなデータが供給
されると、今までの旧データが転送され、これを記憶す
る。
そして演算部10は第2図に示すように第1メモリ8の
データM1及び第2メモリ9のデータM2が更新される
ごとに、両データの差(M2 Ml)を求め、差が0
以上で、a(正の定数)より小さいかを判別する。
次いで、この条件を満たす時は計数部11の計数値に1
を加算して計数値がb(正の定数)を超えるかを判別し
、超える場合には第2メモリ9のデータを第3メモリ1
2に転送し、演算を終了する。
一方、0≦M2−M1くaの条件を満たさない場合には
計数部11の計数値をOに戻して第1メモリ8のデータ
を第2メモリ9に転送し、計数値≧bの条件を満たさな
い場合には第1メモリ8のデータの第2メモリ9への転
送を行なう。
このように演算部10は05M2−Mlくaの条件を連
続して一定時間溝たして計数値がbに到達し、第3メモ
リ12にデータが転送されるまで上述の動作を繰返す。
マイクロコンピュータ7は演算部10での演算と併行し
て優先部15が第3図に示すプログラムにて優先データ
を選択している。
すなわち、第3メモリ12に未だ第2メモリ9からデー
タ転送が無い状態では優先部15は第5メモリ14の設
定データM5を比較部・16に送出する。
又、第3メモリ12に演算の結果得られたデータM3が
入力されていると、データM3と第4メモリ13の設定
データM4とを比較し、M3〈M4を満たす時にはデー
タM3を比較部16に送出し、M3〈M4を満たさない
時には設定デー1夕M4を比較部16に送出する。
このようにして優先部15から送られてくるデータM3
又はM4又はM5は比較部16のオフ設定値(Soff
)となり、オフ設定値に所定値を加算したものが比較部
16のオン設定値(Son)となり、比較部16は固設
定値と、第1メモリ8のデータM1とを比較する。
そして出力部17は比較部16のM□> Sonの比較
出力に基づき、1信号を発して空調機18に除湿運転を
行なわせ、Ml< 5offの比較出力に基づき0信号
を発して空調機を停止させる。
第4図は本装置を用いることによる被空調室の湿度変化
を調べたものであり、A点で運転スイッチ1が投入され
ている。
運転スイッチ1投入当初のA−B間は湿度の低下が激し
く、演算部10の演算出力はM2−M1≧aとなるため
、計数部11での計数は行なわれない。
今、B点で室内の戸又は窓が一時的に開放されると、外
部の湿気が流入するため、湿度変化はB点近傍で小さく
なり、演算部10の指令にて計数部11が計数するが、
戸又は窓が閉められるまでのB−C間は(M2−Ml)
が0より小さくなり、計数部11は計数値がOに戻る。
そしてC点で戸又は窓が閉めれれると、湿度が急激に低
下する。
その後、D−E間で湿度低下が鈍くなり、これが一時的
なものであると、D−E間での0≦M2−M1<aを満
たすコトによる計数部11の計数値はbに到達せずに、
E−F間で再びM2−M1≧aとなることにより、計数
値が0に戻る。
やがてF点を過ぎると、湿度低下が鈍くなり、F−G間
にて0≦M2−M1くaを満たすとともに、G点にて計
数部11の計数値がbとなる。
従ってG点に於いて、マイクロコンピュータ7は第2メ
モリ9のデータM2を第3メモリ12に送る。
優先部15はA−G間では第3メモリ12にデータがな
いので、第5メモリ14の設定データMS (たとえば
40%)を比較部16に送出している。
比較部16はこれを基にオフ設定値5offを40%、
オン設定値Sonを例えば3%加算した43%とし、こ
れらと第17モリ8の最新の制御湿度データM1とを比
較している。
従ってA−G間では制御湿度が40%を下回らない限り
、出力部17が1信号を発し、空調機18は連続して除
湿運転を行なう。
G点にて得られた第3メモリ12のデータM3がM5≦
M3〈M4(たとえば70%)の範囲にある時、優先部
15はM5に代ってM3を比較部16に送出する。
この結果、比較部16はM3 (たとえば60%)を5
offとし、5offに3%を加算した値(たとえば6
3%)をSonとする。
従ってG点にて出力部17から0信号が出され、空調機
18の運転が停止し、以後、H点にて除湿運転が再開さ
れ、1点にて停止するというように、空調機18は1点
にて停止スイッチ2が投入されるまでの間、制御湿度が
オン、オフ設定値Son、 5offの所定巾に入るよ
うに断続運転を行なう。
もし、M3が第4メモリ13の設定データM4より高い
値であると、優先部15はM4を比較部16に送出し、
比較部16は5offを70%、Sonを73%とする
すなわち、湿度が70%を超える高い状態で飽和した場
合に、この制御湿度を基準にして空調機を断続運転させ
ることは顧客に不快感を与える虞れがあるため、顧客が
設定スイッチ5にて設定した値までは必ず連続運転でき
るようにしたのである。
又、制御湿度がM5を下回ると、第3メモリ12のデー
タM3が求まる前に、空調機18がM5を基準にして断
続運転を開始するので、設定スイッチ6の設定湿度(た
とえば40%)より低い湿度で空調機18が運転するこ
とがなく、電力の消費が防止される。
尚、上述の実施例に於いて、空調機18が除湿運転する
場合について説明したが、本発明は空調機が冷暖房運転
成いは加湿運転を行なう場合にも同様に適用できるもの
である。
本発明は上述の如く、被空調室内の温度、湿度等の制御
値を検出する検出手段と、この検出手段の出力データを
所定周期で取込んでこれを記憶する第1メモリ手段と、
この第1メモリ手段に新たなデータが記憶されるごとに
第1メモリ手段の旧テ゛−夕が転送されてこれを記憶す
る第2メモリ手段と、この第1、第2の両メモリ手段の
データが更新されるごとに両メモリ手段のデータの偏差
を演算してこの演算値が所定値以下の時に第2メモリ手
段のデータを第3メモリ手段に転送する演算手段と、こ
の第3メモリ手段のデータを基に所定巾のオン、オフ設
定値を定めこの設定値と第1メモリ手段のデータとを比
較する比較手段と、この比較手段の出力で空調機を断続
運転させる出力手段とを備えたから、空調負荷に対応し
て制御値が飽和する直前の所定巾の設定値内に制御値が
維持され、空調効果が損われることなく電力の節約が行
なわれることになる。
又、本実施例のように、同じ演算結果が複数回得られた
時に所定巾の設定値が定まるようにすることにより、戸
や窓の開放等に伴なう制御値の一時的な変動に追随する
のを防止でき、予め所定範囲を決める特定値を定め、検
出値が所定範囲内にある場合に特定値を設定値として優
先させることにより、設定値が所定範囲に定まることに
よる空調効果の阻害や電力消費を排除できるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本装置の一実施例を示す接続図、第2図は第1
図で用いた演算部の動作説明用のフローチャート、第3
図は第1図で用いた優先部の動作説明用のフローチャー
ト、第4図は本装置の動作説明用の説明図である。 3・・・湿度センサ、7・・・マイクロコンピュータ、
8、 9. 12. 13. 14・・・メモリ、10
・・・演算部、11・・・計数部、15・・・優先部、
16・・・比較部、17・・・出力部、18・・・空調
機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被空調室内の温度、湿度等の制御値を検出する検出
    手段と、この検出手段の出力データを所定周期で取込ん
    でこれを記憶する第1メモリ手段と、この第1メモリ手
    段に新たなデータが記憶されるごとに第1メモリ手段の
    旧データが転送されてこれを記憶する第2メモリ手段と
    、この第1、第2の両メモリ手段のデータが更新される
    ごとに両メモリ手段のデータの偏差を演算してこの演算
    値が所定値以下の時に第2メモリ手段のデータを第3メ
    モリ手段に転送する演算手段と、この第3メモリ手段の
    データを基に所定中のオン、オフ設定値を定めこの設定
    値と第1メモリ手段のデータとを比較する比較手段と、
    この比較手段の出力で空調機を断続運転させる出力手段
    とを備えたことを特徴とする空調機の制御装置。
JP55035539A 1980-03-18 1980-03-18 空調機の制御装置 Expired JPS5952332B2 (ja)

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JPS56130550A JPS56130550A (en) 1981-10-13
JPS5952332B2 true JPS5952332B2 (ja) 1984-12-19

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ID=12444532

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