JPS5952324B2 - グロ−プラグ用セラミツクヒ−タ− - Google Patents
グロ−プラグ用セラミツクヒ−タ−Info
- Publication number
- JPS5952324B2 JPS5952324B2 JP1622978A JP1622978A JPS5952324B2 JP S5952324 B2 JPS5952324 B2 JP S5952324B2 JP 1622978 A JP1622978 A JP 1622978A JP 1622978 A JP1622978 A JP 1622978A JP S5952324 B2 JPS5952324 B2 JP S5952324B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed
- ceramic
- glow plug
- resistor
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Resistance Heating (AREA)
- Surface Heating Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従来ディーゼルエンジンのグロープラグ用ヒーターとし
てはシーズヒーターを利用したグローブフラグが用いら
れているが、これは間接加熱であり、バッテリーの面か
らもワット密度には限界があり、また抵抗の温度係数が
ｏまたは負であるから８００℃の昇温には数十秒の時間
を要し、一方この長い昇温時間を短縮改善するために通
電々流を、増加すると昇温後の発熱線の溶断が避けられ
ない。
てはシーズヒーターを利用したグローブフラグが用いら
れているが、これは間接加熱であり、バッテリーの面か
らもワット密度には限界があり、また抵抗の温度係数が
ｏまたは負であるから８００℃の昇温には数十秒の時間
を要し、一方この長い昇温時間を短縮改善するために通
電々流を、増加すると昇温後の発熱線の溶断が避けられ
ない。
本発明は多層基板の技術を応用したセラミックヒーター
の開発によつてこれらの不具合を解消しようとするもの
で、第１図は円板状のうすいセラ・ ミツクグリーンシ
ート１で、その上に第２図に示すようにＭｏ、Ｗ、Ｍｎ
等の高融点金属粉末から成るインキで抵抗体２を印刷し
、その両端部３、４を該グリーンシートの周縁に延設取
り出して印刷層５を形成する。
の開発によつてこれらの不具合を解消しようとするもの
で、第１図は円板状のうすいセラ・ ミツクグリーンシ
ート１で、その上に第２図に示すようにＭｏ、Ｗ、Ｍｎ
等の高融点金属粉末から成るインキで抵抗体２を印刷し
、その両端部３、４を該グリーンシートの周縁に延設取
り出して印刷層５を形成する。
これらのグリーンシートの複数枚を同質のセラミックペ
ーストを介し又は介さずに積層して一体の柱状体または
棒状体とし、所定の長さの発熱体の本体６を形成する。
抵抗体部分はセラミックペーストにより被覆される。こ
の本体の側面に沿つて前記抵抗体の端部を結び同種のイ
ンキで印刷を施して各印刷層の抵抗体を並列に結線７す
る。また第５図のｄに示すようにジグザグにつなげば直
列結線となる。これらの印刷部分はまた同質のセラミッ
クペーストで被覆する。或はまた当初の円板として第４
図に示すように周縁に切欠き８を予め凹設し、抵抗体の
端部をこの切欠き８の位置まで延ばし、このような印刷
層を前記のごとくセラミックペーストを介して積層する
と形成された本体の側面にスルーホールが形成される。
このスルーホールに臨む抵抗体端部を結んで前記の如く
印刷を施し並列或は直列に抵抗体をつなぐ。このスルー
ホールを同種のセラミツクペーストでうづめ印刷部分を
被覆すれば全体として本体の形状は円柱状となる。この
ようにして印刷部分を被覆絶縁した後還元性雰囲気で焼
結して一体化してセラミツクヒータ一を構成する。本廃
明のセラミツクヒータを構成する各印刷層はその抵抗体
配線パターンの幅と長さを適当にえらぶことにより層内
のワツト密度を上下に調整することができる。また層の
厚さをうすくし、ワツト数を増加することができる。上
記のごとく並列結線にすればワツト密度を上げ易い。低
温用の場ζ′：．′：．′：′：JメFＴソツ希ソつ−１
，２，１，１、１た抵抗体の温度係数は正であるから通
電直後に多量の電流が流れて速やかに昇温し、高温に達
したら電流量が減り昇温速度がおそくなり、温度の上り
すぎの危険を防ぐものである。また各層ごとに表面に均
一に抵抗印刷を施し、同質のセラミツクペーストを介し
て又は介さずにそれらを積層して、発熱体本体を形成し
たものであるから、内部まで発熱体全体が均一に発熱し
急熱しても発熱ムラによる熱応力の差が生じにくい。電
流の断続による熱衝撃に対し割れにくい特徴がある。発
熱体の端子部が昇温しすぎると酸化するおそれがある場
合には、第５図の実施例に示すように抵抗体が印刷され
ていない層を積層するか或は一体成型されたプロツクを
端子部として本体に連設することもできる。この場合、
無印刷部と抵抗体印刷部との境は順次抵抗値の異つたパ
ターンの印刷層を積層するか印刷層と無印刷層を交互に
積層したり或は厚さの異る層を積層するようにして発熱
量を次第に変化させて熱歪を少くする。また発熱体はセ
ラミツク材であり、印刷部分は同質材で被覆されている
ので酸化劣化のおそれがない。実施例、第５図に分解し
て示すように直径５ｍｍφ、厚さ０．３ｍｍのセラミツ
クグリーンシート上に１０ΩのＷ抵抗体を印刷し、これ
を同質のセラミツクペーストを介して２５枚積層する。
ーストを介し又は介さずに積層して一体の柱状体または
棒状体とし、所定の長さの発熱体の本体６を形成する。
抵抗体部分はセラミックペーストにより被覆される。こ
の本体の側面に沿つて前記抵抗体の端部を結び同種のイ
ンキで印刷を施して各印刷層の抵抗体を並列に結線７す
る。また第５図のｄに示すようにジグザグにつなげば直
列結線となる。これらの印刷部分はまた同質のセラミッ
クペーストで被覆する。或はまた当初の円板として第４
図に示すように周縁に切欠き８を予め凹設し、抵抗体の
端部をこの切欠き８の位置まで延ばし、このような印刷
層を前記のごとくセラミックペーストを介して積層する
と形成された本体の側面にスルーホールが形成される。
このスルーホールに臨む抵抗体端部を結んで前記の如く
印刷を施し並列或は直列に抵抗体をつなぐ。このスルー
ホールを同種のセラミツクペーストでうづめ印刷部分を
被覆すれば全体として本体の形状は円柱状となる。この
ようにして印刷部分を被覆絶縁した後還元性雰囲気で焼
結して一体化してセラミツクヒータ一を構成する。本廃
明のセラミツクヒータを構成する各印刷層はその抵抗体
配線パターンの幅と長さを適当にえらぶことにより層内
のワツト密度を上下に調整することができる。また層の
厚さをうすくし、ワツト数を増加することができる。上
記のごとく並列結線にすればワツト密度を上げ易い。低
温用の場ζ′：．′：．′：′：JメFＴソツ希ソつ−１
，２，１，１、１た抵抗体の温度係数は正であるから通
電直後に多量の電流が流れて速やかに昇温し、高温に達
したら電流量が減り昇温速度がおそくなり、温度の上り
すぎの危険を防ぐものである。また各層ごとに表面に均
一に抵抗印刷を施し、同質のセラミツクペーストを介し
て又は介さずにそれらを積層して、発熱体本体を形成し
たものであるから、内部まで発熱体全体が均一に発熱し
急熱しても発熱ムラによる熱応力の差が生じにくい。電
流の断続による熱衝撃に対し割れにくい特徴がある。発
熱体の端子部が昇温しすぎると酸化するおそれがある場
合には、第５図の実施例に示すように抵抗体が印刷され
ていない層を積層するか或は一体成型されたプロツクを
端子部として本体に連設することもできる。この場合、
無印刷部と抵抗体印刷部との境は順次抵抗値の異つたパ
ターンの印刷層を積層するか印刷層と無印刷層を交互に
積層したり或は厚さの異る層を積層するようにして発熱
量を次第に変化させて熱歪を少くする。また発熱体はセ
ラミツク材であり、印刷部分は同質材で被覆されている
ので酸化劣化のおそれがない。実施例、第５図に分解し
て示すように直径５ｍｍφ、厚さ０．３ｍｍのセラミツ
クグリーンシート上に１０ΩのＷ抵抗体を印刷し、これ
を同質のセラミツクペーストを介して２５枚積層する。
さらに直径５ｍｍφ、厚さ０．６ｍｍのグリーンシート
上に１０ΩのＷ抵抗体を印刷したものを同様に３枚積層
する。次に同じく５ｍｍφで厚さ１．２ｍｍのグリーン
シート上に１０ΩのＷ抵抗体を印刷したものを２枚積層
連成する。その上に抵抗体の印刷されていないセラミツ
クグリーンシートを全長３０ｍｍになるまで積層する。
各層の抵抗体は両側に七−の極を出し、これを並列にＷ
インキでつなぎ、且つその上にグリーンシートと同質の
絶縁ペーストで被覆する。このものを還元雰囲気で焼結
し一体化すると２０℃における抵抗値がほ・゛０．３５
Ωの発熱体が得られ、これに１２の電圧を印加すると５
秒後に約８００℃に達し、そのときの抵抗は約１Ωとな
る。第６図はこのセラミツク発熱体を装着したグロープ
ラグの縦断面図であつて、９は本発明のセラミツタ発熱
体でその側面の印刷部分１０はセラミツクペースト１１
で被覆される。
上に１０ΩのＷ抵抗体を印刷したものを同様に３枚積層
する。次に同じく５ｍｍφで厚さ１．２ｍｍのグリーン
シート上に１０ΩのＷ抵抗体を印刷したものを２枚積層
連成する。その上に抵抗体の印刷されていないセラミツ
クグリーンシートを全長３０ｍｍになるまで積層する。
各層の抵抗体は両側に七−の極を出し、これを並列にＷ
インキでつなぎ、且つその上にグリーンシートと同質の
絶縁ペーストで被覆する。このものを還元雰囲気で焼結
し一体化すると２０℃における抵抗値がほ・゛０．３５
Ωの発熱体が得られ、これに１２の電圧を印加すると５
秒後に約８００℃に達し、そのときの抵抗は約１Ωとな
る。第６図はこのセラミツク発熱体を装着したグロープ
ラグの縦断面図であつて、９は本発明のセラミツタ発熱
体でその側面の印刷部分１０はセラミツクペースト１１
で被覆される。
発熱体の上部表面にメタライズ層１２を形成して主体金
具１３に銀ろう接着する。１４は中軸、１５はシリコン
ゴム弾性体、１６は絶縁体、１７はナツトを示す。
具１３に銀ろう接着する。１４は中軸、１５はシリコン
ゴム弾性体、１６は絶縁体、１７はナツトを示す。
本発明の多層基板によるセラミツクヒータ一はデイーゼ
ルエンジンのグロープラグ発熱体のほかにガス、石油器
具の着火用イグナイタ一、各種電気炉等の加熱用速熱型
ヒーターの発熱体として適用することができる。
ルエンジンのグロープラグ発熱体のほかにガス、石油器
具の着火用イグナイタ一、各種電気炉等の加熱用速熱型
ヒーターの発熱体として適用することができる。
第１図は本発明の発熱体に使用するセラミツクグリーン
シートの斜視図、第２図は同じくその上に高融点金属粉
末より成るインキで印刷を施した抵抗体印刷層の斜視図
、第３図は同じく積層された発熱体本体の斜視図、第４
図は別の実施例のセラミツクグリーンシートの斜視図、
第５図Ａ，ｂ，Ｃ，ｄは夫々一実施例の分解図、樅断面
図、並列及び直列の結線図を示し、第６図はこの発熱体
を装着したデイーゼルエンジン用グロープラグの縦断面
図である。 １，５″・・・・・・セラミツクグリーンシート、２・
・・・・・抵抗体。
シートの斜視図、第２図は同じくその上に高融点金属粉
末より成るインキで印刷を施した抵抗体印刷層の斜視図
、第３図は同じく積層された発熱体本体の斜視図、第４
図は別の実施例のセラミツクグリーンシートの斜視図、
第５図Ａ，ｂ，Ｃ，ｄは夫々一実施例の分解図、樅断面
図、並列及び直列の結線図を示し、第６図はこの発熱体
を装着したデイーゼルエンジン用グロープラグの縦断面
図である。 １，５″・・・・・・セラミツクグリーンシート、２・
・・・・・抵抗体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ Ｍｏ、Ｗ、Ｍｎのような高融点金属粉末から成るイ
ンキを用い円板状のセラミックグリーンシート上に抵抗
体を印刷してその複数枚を同質のセラミックペーストを
介して又は介さずに積層一体となし、所定長さの発熱体
本体を形成するとともに、該本体側面に沿い前記抵抗体
の端部を結んで同種のインキによる印刷を施して前記抵
抗体を直列或は並列につなぎ、これら印刷部分をさらに
前記同質のセラミックペーストで被覆し、還元性雰囲気
で焼結一体化して成るグロープラグ用セラミックヒータ
ー。 ２ 前記発熱体本体に対し、無印刷のセラミックグリー
ンシート積層部が一体成型されたブロックを連設して端
子部とした特許請求の範囲第１項記載のグロープラグ用
セラミックヒーター。 ３ 無印刷の端子部と印刷を施した本体との間に順次抵
抗値の漸増する印刷層を積層した特許請求の範囲第２項
記載のグロープラグ用セラミックヒーター。 ４ 無印刷の端子部と印刷を施した本体との間に印刷層
と無印刷層を交互に積層した発熱体を介した特許請求の
範囲第２および第３項記載のグロープラグ用セラミック
ヒーター。 ５ 印刷層として厚さの異なるセラミックグリーンシー
トを用いた特許請求の範囲第２〜４項記載のグロープラ
グ用セラミックヒーター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1622978A JPS5952324B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | グロ−プラグ用セラミツクヒ−タ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1622978A JPS5952324B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | グロ−プラグ用セラミツクヒ−タ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54109536A JPS54109536A (en) | 1979-08-28 |
| JPS5952324B2 true JPS5952324B2 (ja) | 1984-12-19 |
Family
ID=11910707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1622978A Expired JPS5952324B2 (ja) | 1978-02-15 | 1978-02-15 | グロ−プラグ用セラミツクヒ−タ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5952324B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3146653C2 (de) * | 1981-02-07 | 1986-09-04 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Glühkerze für Brennkraftmaschinen |
| US4425692A (en) * | 1981-03-23 | 1984-01-17 | Jidosha Kiki Co., Ltd. | Glow plug for use in diesel engine and method of manufacturing the same |
| JPS5871568U (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-14 | 京セラ株式会社 | デイ−ゼル機関用セラミツクグロ−プラグのリ−ド端子部構造 |
| JPS58137276U (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-14 | 日本特殊陶業株式会社 | グロ−プラグ |
| DE3318458A1 (de) * | 1983-05-20 | 1984-11-22 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Gluehkerze fuer brennkraftmaschinen |
| DE3539970A1 (de) * | 1985-11-11 | 1987-05-14 | Beru Werk Ruprecht Gmbh Co A | Gluehkerze |
| DE3843863A1 (de) * | 1988-12-24 | 1990-06-28 | Bosch Gmbh Robert | Hochtemperatur-heizelement, verfahren zu seiner herstellung und verwendung desselben |
| DE3901545A1 (de) * | 1989-01-20 | 1990-08-02 | Bosch Gmbh Robert | Hochtemperatur-heizelement sowie verfahren zu seiner herstellung |
| JP6703872B2 (ja) | 2016-03-28 | 2020-06-03 | 日本碍子株式会社 | ヒータ及びそのヒータを備えるハニカム構造体 |
-
1978
- 1978-02-15 JP JP1622978A patent/JPS5952324B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54109536A (en) | 1979-08-28 |
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