JP2021086837A - チップ抵抗器 - Google Patents

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裕介 山本
Yusuke Yamamoto
裕介 山本
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Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、高電力に対応できるチップ抵抗器を提供することを目的とするものである。【解決手段】本発明のチップ抵抗器は、絶縁基板11と、前記絶縁基板11の上面の両端部に設けられた一対の上面電極12と、前記絶縁基板11の上面に設けられ、かつ前記一対の上面電極12間に形成された抵抗体13と、前記抵抗体13を覆うように設けられガラスで構成された第1の保護膜14と、前記第1の保護膜14を覆うように設けられた第2の保護膜15と、少なくとも前記一対の上面電極12と電気的に接続されるように前記絶縁基板11の両端面に設けられた一対の端面電極16と、前記一対の端面電極16の表面に形成されためっき層17とを備え、前記第1の保護膜14は前記一対の上面電極12の一部を覆い、前記一対の上面電極12同士が対向する長さ方向において、前記第1の保護膜14の両端部は前記抵抗体13の両端部より外側に位置している。【選択図】図1

Description

本開示は、各種電子機器に使用される厚膜抵抗体で形成された小形のチップ抵抗器に関する。
従来のこの種のチップ抵抗器は、図2に示すように、絶縁基板1と、この絶縁基板1の上面の両端部に設けられた一対の上面電極2と、絶縁基板1の上面に設けられ、かつ一対の上面電極2間に形成された抵抗体3と、抵抗体3を覆うガラスで構成された第1の保護膜4と、抵抗体3と一対の上面電極2の一部を覆うように設けられた第2の保護膜5と、一対の上面電極2と電気的に接続されるように絶縁基板1の両端面に設けられた一対の端面電極6と、一対の上面電極2の一部と一対の端面電極6の表面に形成されためっき層7とを備えていた。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2013−70108号公報
上記した従来のチップ抵抗器においては、高電力に対応しようとすると、抵抗体3の発熱が大きくなるため、抵抗体3の表面温度が高温となり、対応できないという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、高電力に対応可能なチップ抵抗器を提供することを目的とするものである。
第1の態様に係るチップ抵抗器は、絶縁基板と、前記絶縁基板の上面の両端部に設けられた一対の上面電極と、前記絶縁基板の上面に設けられ、かつ前記一対の上面電極間に形成された抵抗体と、前記抵抗体を覆うように設けられガラスで構成された第1の保護膜と、前記第1の保護膜を覆うように設けられた第2の保護膜と、少なくとも前記一対の上面電極と電気的に接続されるように前記絶縁基板の両端面に設けられた一対の端面電極と、前記一対の端面電極の表面に形成されためっき層とを備え、前記第1の保護膜は前記一対の上面電極の一部を覆い、前記一対の上面電極同士が対向する長さ方向において、前記第1の保護膜の両端部は前記抵抗体の両端部より外側に位置している。
第2の態様に係るチップ抵抗器は、第1の態様において、前記長さ方向において、前記第1の保護膜の両端部は前記第2の保護膜の両端部より外側に位置している。
本発明のチップ抵抗器は、第1の保護膜の長さを長くすることができるため、抵抗体の長さも長くすることが可能となり、これにより、抵抗体の面積が大きくなる。この結果、抵抗体で発生した熱が拡散し、抵抗体の表面温度(ホットスポット温度)が低くなり、高電力に対応できるという優れた効果を奏する。
本開示の一実施の形態におけるチップ抵抗器の断面図 従来のチップ抵抗器の断面図
以下、本開示の一実施の形態におけるチップ抵抗器について、図面を参照しながら説明する。
図1は本開示の一実施の形態におけるチップ抵抗器の断面図である。
本開示の一実施の形態におけるチップ抵抗器は、図1に示すように、絶縁基板11と、この絶縁基板11の上面の両端部に設けられた一対の上面電極12と、絶縁基板11の上面に設けられ、かつ一対の上面電極12間に形成された抵抗体13と、抵抗体13を覆う第1の保護膜14と、第1の保護膜14を覆う第2の保護膜15とを備えている。
また、少なくとも一対の上面電極12と電気的に接続されるように絶縁基板11の両端面に設けられた一対の端面電極16と、一対の端面電極16の表面に形成されためっき層17とを備えている。
そして、第1の保護膜14はガラスで構成され、さらに、一対の上面電極12の一部を覆い、その両端部は第2の保護膜15および抵抗体13の両端部より外側に位置している。
上記構成において、前記絶縁基板11は、Al23を96%含有するアルミナで構成され、その形状は上面視矩形状となっている。
また、前記一対の上面電極12は、絶縁基板11上面の両端部に設けられ、銀、銀パラジウム、または銅からなる厚膜材料を印刷、焼成することによって形成されている。なお、絶縁基板11裏面の両端部に裏面電極(図示せず)を形成してもよい。
さらに、前記抵抗体13は、絶縁基板11の上面において、一対の上面電極12間に、銀パラジウム、酸化ルテニウム、または銅ニッケルからなる厚膜材料を印刷した後、焼成することによって形成されている。抵抗体13の両端部は、一対の上面電極12の下面に位置している。なお、抵抗体13は棒状ではなく、その両端部は絶縁基板11の内側に位置している。
前記第1の保護膜14は、抵抗体13を保護するために設けられ、そして、一対の上面電極12の一部および抵抗体13を覆い、硼珪酸ガラスで構成されている。
この第1の保護膜14の両端部は、一対の上面電極12同士が対向するチップ抵抗器の長さ方向において抵抗体13の両端部より外側(絶縁基板11の端面側)に位置する。また、長さ方向と直交する幅方向においても第1の保護膜14の両端部は抵抗体13の両端部より外側に位置する。すなわち、第1の保護膜14は上面視で抵抗体13を完全に覆っている。
そして、第1の保護膜14の上方からレーザを照射して抵抗体13に抵抗値調整用のトリミング溝(図示せず)を設ける。
第2の保護膜15は、第1の保護膜14の一部を覆うように形成され、エポキシ樹脂か
らなる厚膜材料により設けられている。
第2の保護膜15の両端部は、第1の保護膜14の両端部、抵抗体13の両端部より内側(絶縁基板11の中央部側)に位置する、すなわち、長さ方向において上面視にて抵抗体13、第1の保護膜14に完全に覆われている。
したがって、その面積は、第1の保護膜14、抵抗体13、第2の保護膜15の順に小さくなる。
一対の端面電極16は、絶縁基板11の両端部に設けられ、少なくとも一対の上面電極12と電気的に接続されるように、Agと樹脂からなる材料を印刷することによって形成される。
さらに、この一対の端面電極16の表面には、Niめっき層、Snめっき層からなるめっき層17が形成されている。一対の端面電極16、めっき層17は、第2の保護膜15の両端部を覆うように形成されている。
上記したように一実施の形態においては、第1の保護膜14の長さを長くすることができるため、抵抗体13の長さも長くすることが可能となり、これにより、抵抗体13の面積が大きくなる。この結果、抵抗体13で発生した熱が拡散し、抵抗体13の表面温度(ホットスポット温度)が低くなり、高電力に対応できるという効果が得られる。
すなわち、抵抗体13は第1の保護膜14で完全に覆われているため、第1の保護膜14の長さが長くなれば、抵抗体13の長さも長くすることが可能になる。したがって、抵抗体13の面積を大きくすることができ、これにより、抵抗体13で発生した熱を拡散させることができ、抵抗体13の表面温度(ホットスポット温度)を低くすることが可能になる。
さらに、第2の保護膜15の両端部が第1の保護膜14の両端部より内側に位置するため、第1の保護膜14が第2の保護膜15から露出する面積が広がり、これにより、第2の保護膜15のブリードによる一対の端面電極16と一対の上面電極12との接続性劣化を防止することができる。
また、チップ抵抗器の上面をフラットに近くすることができるため、製品の強度が増加する。
そして、樹脂で構成され他構成材料との熱膨張率が大きく異なる第2の保護膜15の面積が小さいため、応力を緩和させることができる。
本発明に係るチップ抵抗器は、高電力に対応できるという効果を有するものであり、特に、各種電子機器に使用され厚膜抵抗体で形成された小形のチップ抵抗器等において有用となる。
11 絶縁基板
12 一対の上面電極
13 抵抗体
14 第1の保護膜
15 第2の保護膜

Claims (2)

  1. 絶縁基板と、前記絶縁基板の上面の両端部に設けられた一対の上面電極と、前記絶縁基板の上面に設けられ、かつ前記一対の上面電極間に形成された抵抗体と、前記抵抗体を覆うように設けられガラスで構成された第1の保護膜と、前記第1の保護膜を覆うように設けられた第2の保護膜と、少なくとも前記一対の上面電極と電気的に接続されるように前記絶縁基板の両端面に設けられた一対の端面電極と、前記一対の端面電極の表面に形成されためっき層とを備え、前記第1の保護膜は前記一対の上面電極の一部を覆い、前記一対の上面電極同士が対向する長さ方向において、前記第1の保護膜の両端部は前記抵抗体の両端部より外側に位置しているチップ抵抗器。
  2. 前記長さ方向において、前記第1の保護膜の両端部は前記第2の保護膜の両端部より外側に位置している請求項1に記載のチップ抵抗器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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