JPS595123Y2 - エンジンの潤滑油回路 - Google Patents
エンジンの潤滑油回路Info
- Publication number
- JPS595123Y2 JPS595123Y2 JP6554579U JP6554579U JPS595123Y2 JP S595123 Y2 JPS595123 Y2 JP S595123Y2 JP 6554579 U JP6554579 U JP 6554579U JP 6554579 U JP6554579 U JP 6554579U JP S595123 Y2 JPS595123 Y2 JP S595123Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- port
- valve
- discharge side
- lubricating
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエンジンの潤滑油回路に関するものである。
従来、この種の潤滑油回路としては第1図に示す如く、
オイルポンプaの吐出側すをフィルタ・クーラCを経て
潤滑部dに供給し、該吐出側すにレギュレータバルブe
を設けたもの、第2図に示す如く潤滑部(メインギヤラ
リ−)dの流入側にレギュレータバルブe、吐出側すに
リリーフバルブfを設けたもの等が知られている。
オイルポンプaの吐出側すをフィルタ・クーラCを経て
潤滑部dに供給し、該吐出側すにレギュレータバルブe
を設けたもの、第2図に示す如く潤滑部(メインギヤラ
リ−)dの流入側にレギュレータバルブe、吐出側すに
リリーフバルブfを設けたもの等が知られている。
しかし、前者の回路では潤滑油の油温、油種によって潤
滑部dに供給される潤滑油圧力が不揃いとなってしまう
との不具合を有し、後者の回路ではバルブが2個あるの
でコスト高となってしまうとの不具合を有する。
滑部dに供給される潤滑油圧力が不揃いとなってしまう
との不具合を有し、後者の回路ではバルブが2個あるの
でコスト高となってしまうとの不具合を有する。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的は潤滑油の油温、油種にかかわらず潤滑部の潤滑油圧
力を一定に保つことができると共に、バルブを1個とし
てコスト安とできるエンジンの潤滑油回路を提供するこ
とである。
的は潤滑油の油温、油種にかかわらず潤滑部の潤滑油圧
力を一定に保つことができると共に、バルブを1個とし
てコスト安とできるエンジンの潤滑油回路を提供するこ
とである。
以下第3図以降を参照して本考案の実施例を説明する。
オイルポンプ1の吐出側1aはフィルタ・クーラ2を経
てタイミングギヤ3とメインギヤラリ4とに接続してあ
り、その人口側と前記吐出側1aどはバイパス路5で短
絡され、該バイパス路5にはバルブ6が設けである。
てタイミングギヤ3とメインギヤラリ4とに接続してあ
り、その人口側と前記吐出側1aどはバイパス路5で短
絡され、該バイパス路5にはバルブ6が設けである。
該バルブ6は第4図に示す如く、弁本体7にフィルタ・
クーラ2の出口側に接続した第1ポート8とオイルポン
プ吐出側1aに接続した第2ポート9とオイルパン10
に開口したドレーンポート11とが形成され、かつ前記
各ポー) 8,9.11を連通制御するスプール12が
嵌挿しである。
クーラ2の出口側に接続した第1ポート8とオイルポン
プ吐出側1aに接続した第2ポート9とオイルパン10
に開口したドレーンポート11とが形成され、かつ前記
各ポー) 8,9.11を連通制御するスプール12が
嵌挿しである。
該スプール12は第2ポート9とドレーンポート11と
を連通する括れ部13が形成され、かつバネ17で遮断
する位置に付勢してあり、該括れ部13に油路14が開
口し、該油路14はチェックバルブ15を経て軸方向推
力を付与する受圧室(スプール頭部12a)16に開口
連通している。
を連通する括れ部13が形成され、かつバネ17で遮断
する位置に付勢してあり、該括れ部13に油路14が開
口し、該油路14はチェックバルブ15を経て軸方向推
力を付与する受圧室(スプール頭部12a)16に開口
連通している。
しかして、ポンプ1の吐出側1a内の吐出圧が増大する
と(始動時など)チェックバルブ15を押し開いて受圧
室16に流入しスプール12をバネ17に抗して下方に
押し下げ第2ポート9をドレーンポート11に開口して
リリーフ動作する。
と(始動時など)チェックバルブ15を押し開いて受圧
室16に流入しスプール12をバネ17に抗して下方に
押し下げ第2ポート9をドレーンポート11に開口して
リリーフ動作する。
また、定常運転状態となると吐出側1aの圧力は低下す
るのでチェックバルブ15は閉じ潤滑部3.4の圧力が
第1ポート8より受圧室16に流入し、スプール12は
その圧力で下方に押し下げられてリリーフ動作する。
るのでチェックバルブ15は閉じ潤滑部3.4の圧力が
第1ポート8より受圧室16に流入し、スプール12は
その圧力で下方に押し下げられてリリーフ動作する。
したがって、油温、油種にかかわらず潤滑部3,4の圧
力を一定とすることができ、バルブ6は1個で良いので
コスト安となる。
力を一定とすることができ、バルブ6は1個で良いので
コスト安となる。
本考案は前述のように構成したので、潤滑油の油温、油
種にかかわらず潤滑部3,4の潤滑油圧力を一定に保つ
ことができると共に、バルブ6を1個としてコスト安と
することができる。
種にかかわらず潤滑部3,4の潤滑油圧力を一定に保つ
ことができると共に、バルブ6を1個としてコスト安と
することができる。
第1図、第2図は従来例の説明図、第3図は本考案の実
施例を示す全体説明図、第4図はバルブの実施例を示す
断面図である。 1はオイルポンプ、1aは吐出側、2はフィルタ・クー
ラ、3,4は潤滑部、5はバイパス路、6はバルブ。
施例を示す全体説明図、第4図はバルブの実施例を示す
断面図である。 1はオイルポンプ、1aは吐出側、2はフィルタ・クー
ラ、3,4は潤滑部、5はバイパス路、6はバルブ。
Claims (1)
- オイルポンプ1の吐出側1aをフィルタ・クーラ2を経
て潤滑部3,4に供給し、該吐出側1aと前記潤滑部3
,4の入力側とをバイパス路5で短絡すると共に、該バ
イパス路5とドレーンとの間にバルブ6を設け、該バル
ブ6の弁本体7には前記潤滑部3,4の入力側に接続す
る第1ポート8と前記吐出側1aに接続した第2ポート
9とドレーンに接続したドレーンポート11とを形成す
ると共に、第2ポート9とドレーンポート11とを連通
するスプール12を設け、このスプール12をバネ17
で第2ポート9とドレーンポート11とを遮断する位置
に付勢維持すると共に、受圧室16内の圧力でスプール
12をバネ17に抗して第2ポート9とドレーンポート
11とを連通ずる位置に押動するようにし、該受圧室1
6をチェックバルブ15を介して前記第2ポート9に接
続すると共に、該チェックバルブ15を受圧室16より
第2ポート9への流通を阻止し、第2ポート9内の圧力
が所定圧力以上となると第2ポート9より受圧室16へ
の流通を許容する構造としたことを特徴とするエンジン
の潤滑油回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6554579U JPS595123Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | エンジンの潤滑油回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6554579U JPS595123Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | エンジンの潤滑油回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55165908U JPS55165908U (ja) | 1980-11-28 |
JPS595123Y2 true JPS595123Y2 (ja) | 1984-02-16 |
Family
ID=29299545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6554579U Expired JPS595123Y2 (ja) | 1979-05-18 | 1979-05-18 | エンジンの潤滑油回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595123Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-18 JP JP6554579U patent/JPS595123Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55165908U (ja) | 1980-11-28 |
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