JPS5951052B2 - 磁気テ−プ装置の制御回路 - Google Patents

磁気テ−プ装置の制御回路

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JPS5951052B2
JPS5951052B2 JP53119997A JP11999778A JPS5951052B2 JP S5951052 B2 JPS5951052 B2 JP S5951052B2 JP 53119997 A JP53119997 A JP 53119997A JP 11999778 A JP11999778 A JP 11999778A JP S5951052 B2 JPS5951052 B2 JP S5951052B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気テープ装置を使用したシステムにフおいて
、停電復帰後に人手を介さずに磁気テープ装置を停電前
の状態にすることが可能な磁気テープ装置の制御回路に
関するものである。
予備電源を有さない電子計算機用のオープンリール型磁
気テープ装置を使用するシステムにおいて、停電が生じ
ると、人手を介さないで元の状態に戻すことは不可能で
あり、オペレータがセットし直さなければならなかつた
即ち、従来のシステムにおける磁気テープ装置と磁気テ
ープ制御装置又はCPU(中央処理装置)との間の信号
(イ’シダ−フェイス信号)は大別して、ライトデータ
、リードデータ等のデータ信号と、テープ走行命令、リ
ード又はライト命令、記録密度の設定命令等の磁気テー
プ装置を種々のモードで動作させるための命令信号と、
オンライン、レディ、・ BOT、、EOT等の磁気テ
ープ装置の状態を磁気テープ制御装置に知らせるための
ステイタス信号との3つから成る。このため、電源が一
且切断されると、オペレータはロードスイッチを操作し
てテープ駆動系(リール制御回路及びキヤプスタン制フ
御回路)をオンにし、磁気テープ状態をオンライン状態
にセットし直す必要があつた。このような従来のシステ
ムであつても、オペレータが常に監視していれば、停電
回復後に比較的速く動作させることができるが、夜間で
の使用又は遠隔地での日吏用のように実質的に無人でデ
一タ収録をする場合には停電後の動作が不可能になる。
またオペレータが監視している場合であつても、操作に
よつて磁気テープ装置を再動作させることは面倒なこと
であつた。そこで、本発明の目的は、停電復帰後に人手
を介さずに、磁気テープ装置を停電前の状態に復帰させ
ることが可能な制御回路を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、停電後の電源回復
に応答して自動復帰信号を発生する自動復帰信号発生回
路と、該自動復帰信号発生回路の出力に応答してテープ
駆動系をオンにし且つオンライン状態にセツトするため
のテープ駆動系及びオンライン制御回路とを具備してい
ることを特徴とする磁気テープ装置の制御回路に係わる
ものである。
上記本発明によれば、停電後の電源回復に応答して自動
復帰信号が発生し、これがテープ駆動系及びオンライン
制御回路に付与されるので、磁気テープ装置はテープ駆
動系オン状態即ちテープ走行可能状態となり、またオン
ライン状態になるので、磁気テープ制御装置又はCPU
等の外部回路から命令信号を受けて所望の動作を開始す
る。
従つて人手を介さずに復帰動作させることが可能になる
。以下、図面を参照して本発明の実施例について述べる
本発明の1実施例に係わるオープンリール型磁気テープ
装置の制御回路を示す第1図において、+V電源端子に
テープ装着即ちロード(LOAD)スイツチ1が接続さ
れ、またテープ装着解除即ちアンロード(UNLOAD
)スイツチ2も接続されている。
またBOTマーカ即ち磁気テープの記録領域始端を示す
マーカを検出するBOT(テープ記録領域始端)検出回
路3が設けられ、テープ上の反射膜等によるBOTマー
カの例えば光学的検出に応答して閉成するBOT検知ス
イツチ4が設けられている。一方、磁気テープ装置に電
気的に結合される磁気テープ制御装置内に自動復帰信号
発生回路22が設けられている。
この自動復帰信号発生回路22は電源ライン21に接続
され、電源の回復に応答してパルス出力を発生し、これ
をインターフエイス信号として磁気テープ装置に付与す
る。また磁気テープ装置には自動復帰設定スイツチ51
が設けられている。そして、自動復帰させたい場合には
、磁気テープ装置を含むシステムを起動した後にスイツ
チ51をオンにする。これにより、停電が回復した時に
自動復帰信号発生回路22から自動復帰信号が発生し、
第1の0Rゲート52を介して第1のフリツプフロツプ
6のセツト端子に付与されると共に、第2の0Rゲート
53を介して第3のフリツプフロツプ24のセツト端子
に付与され、磁気テープ装置はテープ駆動可能状態とな
り且つオンライン状態になる。即ち停電前の状態となる
。常開接点構成の上記ロードスイツチ1は、点線で囲ん
で示すテープ駆動系オン制御回路5を構成する第1のフ
リツプフロツプ6のセツト端子に第1の0Rゲート52
を介して接続され、第1のフリツプフロツプ6のQ出力
端子にはテープ駆動系オン回路7が接続されているので
、ロードスイツチ1をオン操作すれば、第1のフリツプ
フロツプ6のセツトされ、テープ駆動系オン回路7が動
作して、テープ駆動可能状態となる。
第1のフリツプフロツプ6のりセツト端子Rはりセツト
信号発生回路8に接続され、りセツト信号発生回路8は
電源スイツチのオフに応答してりセツト信号を発生する
パワーリセツト回路9と、BOT及びEOT検出回路に
よるテープ切断検出に応答してテープオフセツト信号を
発生するテープオフリセツト回路10と、テンシヨンス
イツチによるテープフエイル検出に応答してテープフエ
イル(テープ無し)りセツト信号を発生するテープフエ
イルリセツト回路11と第3の0Rゲート12とから成
るので、いずれか1つのりセツト信号が発生すると、第
1のフリツプフロツプ6はりセツトされる。点線で囲ん
で示すフオワード走行制御回路13は、セツト端子Sが
ロードスイツチ1に接続され、りセツト端子Rが第4の
0Rゲート14を介してBOT検知スイッチ4に接続さ
れた第2のフリツプフロツプ15と、この第2のフリツ
プフロップ15のQ出力と後述する第4のフリツプフロ
ツプ27のQ出力をインバータ17で反転した信号とを
入力とする第1のANDゲート16と、第1のANDゲ
ート16の出力で゛制御されるフオワード走行回路18
とから成り、ロードスイツチ1の操作に応答した第2の
フリツプフロツプ15のセツトでフオワード走行命令信
号が発生し、フオワード走行回路18が動作し、テープ
はフオワード走行状態となる。
そして、BOT検出回路3によるBOTマー力の検出に
応答して第2のフリツプフロツプ15はりセツトされ、
フオワード走行回路18は非動作状態となる。尚第4の
フリツプフロツプ27のQ出力がインバータ17を介し
てANDゲート16に入力されているので、高速巻戻し
状態からフオワード走行状態には転換しない。点線で囲
んで示すオンライン制御回路19は第2のフリツプフロ
ツプ15の出力端子Qに接続された後縁検出回路20即
ちセツトからリセツト−の転換を検出する回路と、この
後縁検出回路20の出力とBOT検知スイツチ4の出力
とを入力とする第2のANDゲート23と、この第2の
ANDゲート23の出力をセツト信号とし、第5のフリ
ツプフロツプ30のQ出力をりセツト信号とする第3の
フリツプフロツプ24と、この第3のフリツプフロツプ
24の出力端子Qに接続されたオンライン回路25とか
ら成る。
尚この説明では第2のフリツプフロツプ15をフオワー
ド走行制御回路13の一部としたので、オンライン制御
回路19は第2のフリツプフロツプ15を介してロード
スイツチ1に間接的に接続されているが、実際には第2
のフリツプフロツプ15はフオワード走行制御回路13
とオンライン制御回路19とで共用しているので、第2
のフリツプフロツプ15をオンライン制御回路19の一
部と考えるとロードスイツチ1に直接に接続されている
ことになる。この実施例では回路構成を簡略にするため
に、第2のフリツプフロツプ15を共用したが、オンラ
イン制御回路19のために独立に第2のフリツプフロツ
プ15と同様なフリツプフロツプを設けてもよい。上述
のオンライン制御回路19は、ロードスイツチ1の操作
に応答したフオワード走行制御回路13の動作で、テー
プがBOTまで巻取られ、第2のフリツプフロツプ15
がりセツトされたこと及びBOTが検出されたことに応
答してオンライン状態を設定するものである。オンライ
ン状態になれば、磁気テープ装置は磁気テープ制御装置
又は電子計算機の中央処理装置(CPU)等の外部回路
に電気的に接続され、外部回路から付与される走行、停
止等の命令に従う動作となり、磁気テープにデジタル信
号を記録する。点線で囲んで示す高速巻戻し制御回路2
6は、セツト端子Sがアンロードスイツチ2に接続され
、りセツト端子Rが第2の0Rゲート14に接続された
第4のフリツプフロツプ27と、この第4のフリツプフ
ロツプ27の出力端子Qに接続されたBOTまでの高速
巻戻し回路28とから成り、アンロードスイツチ2の操
作に応答してテープをBOTまで高速で巻戻す制御をな
す回路である。
点線で囲んで示すテープ低速巻戻し制御回路29は、セ
ツト端子Sがアンロードスイツチ2に接続され、りセツ
ト端子Rが第5の0Rゲート34を介してりセツト信号
発生回路8とロードスイツチ1との両方に接続された第
5のフリツプフロツプ30と、この第5のフリツプフロ
ツプ30のセツト出力と第4のフリツプフロツプ27の
セツト出力をインバータ32で反転した信号とを入力と
する第3のANDゲート31と、この第3のANDゲー
ト31の出力で制御される低速でテープを巻戻すための
低速巻戻し回路33とから成り、アンロードスイツチ2
の操作と第4のフリツプフロツプのりセツトとに応答し
てテープを低速でフアイルリールに全部巻取るための回
路である。
尚この実施例ではANDゲート31の一方の入力は第4
・のフリツプフロツプ27の出力反転信号となつている
が、低速巻戻し制御回路29の中に独立に第4のフリツ
プフロツプ27と同じものを設け、この反転出力を入力
させてもよい。本実施例に係わる磁気テープ装置の機械
的構成フを概略的に示す第2図について述べると、オペ
レータコントロールパネル35にはLOADと書かれた
ロードスイツチ1の押釦操作部と、UNLOADと書か
れたアンロードスイツチ2の押釦操作部と、POWER
と書かれたパワースイツチ36と、丁自動復帰設定スイ
ツチ51とが設けられている。
左側のフアイルリール37と右側のマシンリール38と
には磁気テープ39が装架され、テープ39の走行経路
には磁気へツド40、テンシヨンカーラ41,42、キ
ヤプスタン43等が配置さフれ、更に第1図で示したB
OT検出回路3を構成するマー力検出器3aが配されて
いる。第1図及び第2図には詳しく示されていないが、
テープに設けられたBOTマー力又はEOTマー力をマ
ーカ検出器3aにて光学的に検出しこの検出に応答して
トランジスタで構成されたBOT検知スイツチ4又は図
示されていないEOT検知スイツチがオンになるように
構成されている。尚記憶装置としての磁気テープ装置4
4は、外部回路構成の磁気テープ制御装置45又は電子
計算機の中央処理装置(CPU)にケーブル46で接続
されて使用される。またこの磁気テープ装置は、停電時
にテープがテープ走行経路から外れないように構成され
ている。第3図は自動復帰信号発生回路22を詳しく示
すものであり、磁気テープ制御装置45の電源ライン2
1と接地との間に抵抗54とコンデンサ55とから成る
RC時定数回路が接続され、コンデンサ55の一端がト
ランジスタ56のベースに接続され、このトランジスタ
56のエミツタは接地され、コレクタは抵抗57を介し
て電源ライン21に接続され、コレクタから自動復帰信
号発生ライン58が導出されている。
従つて電源が回復した直後はトランジスタ56はオフで
あり、ライン58から高レベルの自動復帰信号が送出さ
れる。しかる後コンデンサ55が充電されるとトランジ
スタ56はオンになり、ライン58が低レベルとなり、
自動復帰信号は消滅する。勿論、自動復帰信号発生回路
22は第3図の回路に限ることなく、電源ライン21に
接続した微分回路、又は電源回復に同期して発振する単
安定マルチバイブレータ等で構成してもよい。上述の磁
気テープ装置の取扱い方法及び動作を更に詳しく説明す
ると、自動復帰設定スイツチ51をオフに保つた状態で
まず一対のリール37,38にテープ39を装架する。
この状態では勿論BOTマーカがマーカ検出器3aを通
過していない。またパワースイツチ36をテープ装架前
又は後にオンにする。次にロードスイツチ1をオン操作
する。これにより、テープの装着及びオンライン状態が
自動的に進行する。即ち、ロードスイツチ1をオン操作
すると、第1及び第2のフリツプフロツプ6,15にセ
ツト信号が付与され、これ等がセツトされると共に、第
5のフリツプフロツプ30にりセツト信号が付与され、
これを確実に゛りセツト状態に保つ。ロードスイツチ1
の操作で第1のフリツプフロツプ6がセツトされると、
テープ駆動系オン回路7が動作し、テープ駆動系がテー
プ走行可能状態になる。同時に第2のフリツプフロツプ
15がセツトされ、第1のANDゲート16を介してフ
オワード走行回路18が動作し、テープはBOTまでフ
オワード走行する。第1のANDゲート16が設けられ
ているが、第4のフリツプフロツプ27はりセツト状態
にあるので、インバータ17の出力は高レベルであり、
第2のフリツプフロツプ15の出力はANDゲート16
を通過する。テープが少しフオワード走行すると、BO
Tマーカがマーカ検出器3aで検出さlれ、BOT検知
スイツチ4がBOTマーカが検出されている期間のみオ
ンになり、第4の0Rゲート14を介して第2のフリツ
プフロツプ15にりセツト信号が付与される。これによ
り、第2のフリツプフロツプ15はりセツトされ、フオ
ワード走行も停止する。同時に、後縁検出回路20が第
2のフリツプフロツプ15のセツト出力パルスの後縁即
ちセツトからリセツト−の転換時点を検出し、この時点
で微分パルスを発生し、第2のANDゲート23を介し
て第3のフリツプフロツプ24にセツト信号を付与し、
これをセツトする。
第2のANDゲート23のもう一方の入力はBOT検知
スイツチ4に接続されているので、BOTマーカが検出
され、同時に後縁検出回路20から出力が生じたときの
み第3のフリツプフロツプ24はセツトされ、オンライ
ン回路25が動作し、オンライン状態になる。このよう
にしてオンライン回路25が動作した後には、磁気テー
プ装置44は磁気テープ制御装置45からの信号に応答
して、停止、走行、巻戻し等のモードをとり、データの
記録又は再生を行う。上述の如きロード状態にて、アン
ロードスイツチ2をオン操作すると、第4及び第5のフ
リツプフロツプ27,30にセツト信号が付与され、夫
々セツトされる。
そして、第4のフリツプフロツプ27のセツト出力はB
OTまでの高速巻戻し回路28に付与され、これが動作
するために、テープ高速巻戻し状態になる。またアンロ
ードスイツチ2が操作されると、同時に第5のフリツプ
フ”ロツプ30の出力で゛第3のフリツプフロツプ24
がりセツトされ、オフラインとなる。上述の高速巻戻し
が行われて、BOTマーカが検出され、BOT検知スイ
ツチ4がオンになると、第4のフリツプフロツプ27に
りセツト信号が付与され、高速巻戻し回路28は非動作
となり、高速巻戻しがBOTマー力で終了する。
第4のフリツプフロツプ27がりセツトすると、インバ
ータ32の出力が高レベルとなり、第5のフリツプフロ
ツプ30の出力が第3のANDゲート31を通過するこ
とが可能になり、低速巻戻し回路33が動作し、高速巻
戻しに代つてBOTから実際のテープ端までテープを低
速で巻戻す。このようにBOTからテープを低速で巻戻
すのは、テープをすべてフアイルリール37に巻取つた
時に直ちにリールの回転を停止することを容易にするた
めである。もし、リールの回転が直ちに停止しないと、
テープエツジを損傷することがある。また低速巻戻しは
、テンシヨンアーム等のテープ緩衝装置からテープが急
激に外れて緩衝装置に衝撃を与えることを防ぐためにも
行われる。テープ低速巻戻し状態を継続すると、−フア
イルリール37にテープがすべて巻取られ、テープオフ
によつてりセツト信号発生回路8からりセツト信号が発
生し、これが0Rゲート34を介して第5のフリツプフ
ロツプ30をりセツトする。第4のフリツプフロツプ2
7がセツトされているアンロード状態において、ロード
スイツチ1を操作すると、第5のフリツプフロツプ30
に0Rゲート34を介してりセツト信号が付与され、こ
れがりセツトされる。
従つて、高速巻戻しから低速巻戻しに移ることはなく、
BOTでテープ走行は停止する。ロードスイツチ1を操
作すると、第1及び第2のフリツプフロツプ6,15が
セツトされるが、第4のフリツプフロツプ27のセツト
出力がインバータ17を介して第1のANDゲート16
に付与されているので、フオワード走行回路18が動作
することはない。高速巻戻しでBOTマー力が検出され
ると、第2及び第4のフリツプフロツプ15,27がり
セツトされる。これにより、後縁検出器20で第2のフ
リツプフロツプ15の反転が検出され、この検出信号で
第3のフリツプフロツプ24がセツトされ、オンライン
状態となる。従つてアンロード中にロード操作をするこ
とが可能である。また、第4のフリツプフロツプ27が
りセツトされ、第5のフリツプフロツプ30がセツトさ
れて低速巻戻し状態にあるときに、ロードスイツチ1を
操作すると、第5のフリツプフロツプ30がセツトされ
て低速巻戻しが停止し、第1及び第2のフリツプフロツ
プ6,15のセツトでフオ→ード走行が開始する。
そしてBOTが検出されると第2のフリツプフロツプ1
5がりセツトされ、これに代つて第3のフリツプフロツ
プ24がセツトされ、オンライン状態になる。尚図示は
されていないが、低速巻戻し中にフオワード走行回路1
8が動作するのを禁止する回路が設けられている。
また、BOTマー力は約28mmであつて非常に短いの
で、高速巻戻し動作をこの28mmの間で停止すること
は難しく、第4のフリツプフロツプ27がセツトされて
いる期間にロードスイツチ1を操作した場合にBOTマ
ー力で停止させることは難しい。そこで、本実施例では
高速巻戻し時にリールに於けるテープ巻径を光学的に検
出し、これによりBOT直前に至つたことを検知してテ
ープ速度を下げ、BOTで確実に停止するようにしてい
る。勿論この代りに、高速巻戻しによるBOTマー力の
検出に応答してBOT通過後に完全に停止させ、BOT
検出から停止までの時間遅れの後に第2のフリツプフロ
ツプ15にセツト信号を付与してBOTまでフオワード
走行させてもよい。例えば第4のフリツプフロツプ27
の出力端子Qと第2のフリツプフロツプ15のセツト端
子Sとの間に後縁検出回路と遅延回路とを接続し、遅延
回路にBOT検出から停止までの時間に相当する,遅延
を持たせ、この遅延出力で第2のフリツプフロツプ15
をセツトし、BOTまでフオワード走行させてもよい。
これにより、BOTj直前で速度を下げることが不要に
なる。この装置を無人運転又は夜間運転等する場合には
、ロードスイツチ1を操作して磁気テープ装置をオンラ
イン状態にした後に、自動復帰設定スイツチ5をオンに
する。
オンライン状態によつて磁ゝ気テープ制御装置又はCP
U等の外部回路で制御されて磁気テープ装置が動作して
いる時に、停電になれば、当然、磁気テープ装置の動作
は停止し、すべてがりセツト状態になる。しかる後電源
が回復する磁気テープ制御装置内の自動復帰信号フ発生
回路22から自動復帰信号が発生し、第1及び第3のフ
リツプフロツプ6,24がセツトされ、テープ駆動系オ
ン回路7及びオンライン回路25が動作し、停電前の状
態に戻り、再びデータの収録を開始する。テープ装置は
停電してもテ一プ走行経路から外れないように構成され
ているので、オンライン制御で動作可能である。磁気テ
ープの位置が停電前と後とで異なることによつて不都合
が生じる場合には、磁気テープ制細装置を介して正確な
位置にセツトさせるための手段をソフトウエアによつて
とる。上述から明らかなように、この実施例によれば、
停電後の電源回復に応答して磁気テープ装置の第1及び
第3のフリツプフロツプ6,24にセツト信号が付与さ
れるので、停電前の状態にすることが可能になる。
従つて無人運転、夜間運転等に好めて都合がよい。また
この実施例の装置では、ロードスイツチ1とアンロード
スイツチ2との操作のみで、磁気テープ装置を確実に動
作させることが可能である。
従つて、操作性が優れていると共に、円滑に動作する装
置を提供することが出来る。またこの実施例では第4の
フリツプフロツプ27の出力でフオワード走行回路18
をオフに制御しているので、高速巻戻し状態にフオワー
ド走行に転換してテープに無理な張力が加わるようなこ
とはない。
以上本発明の実施例について述べたが、本発明は上述の
実施例に限定されるものではなく、更に変形可能なもの
である。
例えば、第1〜第5のフ5リツプフロツプ6,]5,2
4,27,30、第1〜第3のANDゲート16,23
,31.第1〜第3の0Rゲート12,14,34、イ
ンバータ17,32等で制御回路を構成する代りに、マ
イタロコンピユータを設け、ここに、ロードスイ.ツチ
1によるロード信号と、アンロードスイツチ2によるア
ンロード信号と、BOT検知スイツチ4によるBOT信
号と自動復帰信号とを入力させ、これ等の入力信号に応
答して、所定のプログラムでテープ駆動系オン回路7、
フオワード走行回路18、オンライン回路25、高速巻
戻し回路28、低速巻戻し回路33を制御する信号を送
出するようにしてもよい。従つて、各回路を独立して構
成せずに、互いに回路要素を共用するように構成しても
よい。またアンロード中にロードスイツチ1を操作した
場合における巻戻し中に再びアンロードスイツチ2を操
作することにより、口ードスイツチ1の操作が取り消さ
れ、アンロード状態が継続するようにしてもよい。また
自動復帰信号発生回路22を磁気テープ装置内又はCP
U内に設けてもよい。
又はスイツチ51の代りにゲート回路を設けて、自動復
帰信号を選択的に送出してもよい。自動復帰信号発生回
路22が停電回復時のみに作動するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に係わる磁気テープ装置の制
御回路を示すプロツク図、第2図は磁気テープ装置と磁
気テープ制御装置とを概略的に示す正面図、第3図は自
動復帰信号発生回路を示す回路図である。 尚図面に用いられている符号において、1はロードスイ
ツチ、2はアンロードスイツチ、3はBOT検出回路、
4はBOT検知スイツチ、5はテープ駆動系オン制御回
路、6は第1のフリツプフロツプ、7はテープ駆動系オ
ン回路、13はフオワード走行制御回路、15は第2の
フリツプフロツプ、19はオンライン制御回路、21は
電源ライン、22は自動復帰信号発生回路、51は自動
復帰設定スイツチ、52は第1の0Rゲート、53は第
2の0Rゲートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 停電後の電源回復に応答して自動復帰信号を発生す
    る自動復帰信号発生回路と、該自動復帰信号発生回路の
    出力に応答してテープ駆動系をオンにし且つオンライン
    状態にセットするためのテープ駆動系及びオンライン制
    御回路と、を具備していることを特徴とする磁気テープ
    装置の制御回路。 2 前記自動復帰信号発生回路は、電源に接続されたR
    C時定数回路と、該RC時定数回路のコンデンサが所定
    電圧に充電されるまでの期間だけ自動復帰信号を発生す
    るトランジスタ回路とから成るものである特許請求の範
    囲第1項記載の磁気テープ装置の制御回路。 3 前記テープ駆動系及びオンライン制御回路は、その
    セット端子に前記自動復帰信号発生回路とロードスイッ
    チとが接続された第1のフリップフロップと、前記第1
    のフリップフロップの出力端子に接続されたテープ駆動
    系オン回路と、前記ロードスイッチの操作に応答してセ
    ットされBOT(テープ記録領域始端)マーカの検出に
    応答してリセットされる第2のフリップフロップと、前
    記第2のフリップフロップの出力端子に接続されセット
    からリセツトへの転換を検出する転換検出回路と、その
    セット端子に前記自動復帰信号発生回路と前記転換検出
    回路とが接続された第3のフリップフロップと、該第3
    のフリップフロップの出力端子に接続されたオンライン
    回路とから成るものである特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の磁気テープ装置の制御回路。
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