JPS5951042B2 - 時間軸制御方式 - Google Patents

時間軸制御方式

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JPS5951042B2
JPS5951042B2 JP53117461A JP11746178A JPS5951042B2 JP S5951042 B2 JPS5951042 B2 JP S5951042B2 JP 53117461 A JP53117461 A JP 53117461A JP 11746178 A JP11746178 A JP 11746178A JP S5951042 B2 JPS5951042 B2 JP S5951042B2
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control pulse
signal
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control
amplitude
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JP53117461A
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利樹 青井
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TDK Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマルチチャネル記録再生方式における再生信号
の時間軸を等化するための制御方式に関する。
テレビジョン信号のごとき広帯域信号は直接磁気記録す
ることが困難であるので、回転ヘッドを用いたり、又は
複数の狭帯域チャネルに分割して記録する方式が用いら
れている。
後者は、テレビジョン信号のごとき広帯域信号をアダマ
ール変換回路のごとき回路により複数の狭帯域チャネル
に分割して記録する方式である。記録されるトラックの
数は分割された狭帯域チャネルの数に等しいか又はこれ
より少ない。この方式では各トラックの記録/再生ヘッ
ドのスリットギャップが完全に一直線上に配列されてい
ないと再生出力の位相にズレが生じ合成波形に大きな歪
を与える。例えば記録信号の波形が1μmのとき、、ヘ
ッドギャップ相互にわずか0.5μmのズレがあると再
生信号には1800の大きな位相差が生じることになる
。この位相差の許容値を仮に90としても、ヘッドギャ
ップ相互の許されるズレはわずかに0.025μm程度
であり、このような精度は現在の機械加工技術ではとう
てい実現することが出来ない。この問題を解決するため
に、記録時に各狭帯域チャネルに所定の時間間隔の同期
した制御パルスを挿入すると共に、再生回路に可変遅延
回路をもつた時間軸制御回路を挿入し、各チャネルの制
御パルスを同期させるごとく可変遅延回路を制御して、
各チャネルの時間軸等化を電気的に行なう方式が提案さ
れている。本出願人が先に提案した特願昭49−437
17(磁気記録再生装置、昭和49年4月17日出願)
はこの考えにもとづくものである。しかしながら従来の
時間軸制御回路では、各再生チャネルからの制御パルス
の抽出が、制御パルスと一般の信号とのレベルの相違に
基づいて行なわれるので、一般の信号のレベルは制御パ
ルスのレベルに比べて十分に小さくなければならない。
フもしこの関係が逆になると時間軸制御回路では一般の
信号を制御パルスと誤認するので正しい時間軸等化が行
なわれなくなる。このように一般の信号のレベルが小さ
くなければならないことは、信号のS/N(信号対雑音
比)を大きくとれないと5いう欠点につながる。又制御
パルスの幅が狭く高調波成分を多くふ<むので、帯域を
制限された回路によりリンギングが発生し信号に悪影響
を与える。従つて本発明は従来の技術の上記欠点を改善
するもので、その目的は信号のS/Nを低下させずに時
間軸等化を行なう方式を提供することにあり、その特徴
は、広帯域信号を複数の狭帯域チヤネルに分割し、各チ
ヤネルに所定の時間間隔の制御パルスを挿入した後チヤ
ネルの数に等しいか又はこれより少ないトラツクに磁気
記録し、各トラツクの再生出力の時間軸を前記制御パル
スを基準として等化した後原広帯域信号を復元するごと
き磁気記録再生方式において、ひとつの狭帯域チヤネル
に挿入される基準制御パルスの振幅が信号の振幅よりも
十分高く、当該チヤネルの再生出力から振幅の相違を利
用して制御パルスを抽出し、抽出された制御パルスをゲ
ート信号として他のチヤネルの制御パルスを抽出し、前
記基準制御パルスを基準として各チヤネルの制御パルス
の時間軸を等化するごとき時間軸制御方式にある。
以下図面により説明する。第1図は本発明の適用される
磁気記録再生装置の構成例で、入力端子1Nに印加され
る広帯域のテレビジヨン信号はアダマール変換回路Hに
より複数の狭帯域チヤネル1,2,3・・・・・・nに
分割され、各チヤネルの信号に時間軸等化のための制御
パルスが所定の時間間隔で挿入された後、磁気テープB
のトラツク対応にもうけられる磁気ヘツドhを介して磁
気テープBに記録される。
このときアダマール変換の性質から、高次チヤネルが画
質に与える影響が小さいので、高次チヤネルの記録を省
略して、記録トラツクの数をチヤネルの数よりも少なく
することが可能である。第2図は制御パルスPの挿入さ
れた各チヤネルの記録信号の波形図で、制御パルスのパ
ルス幅をτとし、制御パルスの挿入位置はテレビジヨン
信号の水平同期パルスの挿入区間Tのほ・゛中央とする
制御パルスPの振幅はチヤネル1〜n−1までは、信号
Sの振幅の最大値にほ・゛等しいか又はこれより小さな
値とし、又チヤネルnに対しては、信号S(7)振幅の
最大値よりも十分に大きな値とする。このようにチヤネ
ル1〜n−1において″制御パルスPの振幅と信号Sの
振幅がほず等しいか又はPがSより小さいことは本発明
の特徴のひとつで、これにより信号のS/Nを改善する
ことが出来る。なおチヤネルnにおいては制御パルスP
の振幅は信号の振幅Sよりも十分に大きくなければなら
ないが、アダマール変換では高次チヤネルの信号の振幅
は小さく、かつ画質に与える影響も小さいので制御パル
スの存在による画像のS/Nの劣化は無視出来る。第2
図の波形が磁気テープに記録再生されると、へツドギヤ
ツプのミスアライメントにより、各チヤネルの制御パル
スの間に時間的なズレが発生する(第4図参地)。
この時間ズレ(圧第3図に示す時間軸等化回路TBCに
より等化される。
等化された信号はアダマール逆変換回路H−1(第1図
)により統合されて、元の広帯域ビデオ信号が得られる
。次に第3図により本発明による時間軸等化回路を説明
する。
第3図において、1−1,1−2,・・・・・・, 1
−nはゲート回路Gで、その制御端子CにスイツチSW
を介してゲート信号が印加されるときは、ゲート信号が
印加されたときのみ導通するものとし、又スイツチSW
が端子bに接続されて制御端子Cが開放されたときは常
に導通するものとする。2−1,2−2,・・・・・・
, 2−nは可変遅延素子DELで実施例では制御端子
Cに印加される周波数によつて遅延時間が制御されるC
CD(電荷結合素子)又はBBDのごときものとする。
3−1,3−2,・・・・・・, 3−nは別のゲート
回路Gで制御端子Cが開放のときは常に導通し、制御端
子CにスイツチSWを介してゲート信号が与えられると
きは当該信号が存在するときのみ導通するものとする。
4−1,4−2,・・・・・・,4−nは位相比較回路
PH−CMP、5−1,5−2,・・・・・・ 5−n
は低域フイルタLPF、6−1,6一2,・・・・・・
, 6−nは電圧制御発振器CO、71,7−2,・・
・・・・, 7一nは入力レベルが所定の範囲のレベル
のときにのみ出力を発生するウインドコンパレータW−
CMP、8−1,8−2,・・・・・・ 8−nはスイ
ツチSW、9はレベル検出器L−DET、10はフライ
ホイール発振器FLY・GENである。
フライホイール発振器は、入力周波数に慣性をもつて迫
ずいする発振器で入力周波数の時間的平均値が安定化さ
れて出力される。従つて入力周波数のジツタはフライホ
イール発振器によりほとんど除去される。なお本実施例
ではフライホイール発振器10は制御パルスの挿入区間
Tに等しいパルス幅のパルスを入力周波数に等しい繰り
返し周波数で発生するものとする。第3図において、初
期状態においてスイツチSWは接点aに接続されている
ものとし、各チヤネルの入力端子INに再生信号が印加
される。
チヤネルnでは制御パルスPの振幅が信号の振幅よりも
大であるので、この性質を利用してレベル検出器9は制
御パルスを抽出し、抽出された制御パルスによりフライ
ホイール発振器10を制御する。従つてフライホイール
発振器10はパルス幅Tで繰り返し周期が制御パルスの
それに等しい安定化されたパルスを発生する (第4図
の波形FW)。フライホイール発振器10の出力はスイ
ツチSWを介してゲート回路1−1,1−2,・・・・
・・, 1−nの制御端子cに印加され、従つて各チヤ
ネルは時間幅Tで抽出される。この時間幅Tの中には第
4図に示すごとく、各チヤネル共、制御パルスPのみが
含まれ、信号Sは含まれていないものとする。従つて各
チヤネルの制御パルスはゲートGを通つて可変遅延素子
DELに印加され、その出力はゲート3−1,3−2,
・・・・・・, 3−n:を通つて(このときゲート3
−1,3− 2,・・・・・・, 3−nは、スイツ
チSWの端子bが開放状態であるので、導通状態にある
)、位相比較回路PH− CMPの一方の入力に印加さ
れる。位相比較回路PH− CMPの他方の入力にはフ
ライホイール.発振器10の出力パルスが印加されてお
り、両者の位相差に対応する電圧が低域フイルタLPF
を介して電圧制御発振器VCOに印加される。この電圧
制御発振器の出力周波数により可変遅延素子DELの遅
延時間が制御される。位相比較回路とj低域フイルタと
電圧制御発振器と可変遅延素子とは閉じた制御ループを
構成しているので、系は位相比較回路の2つの入力が所
定の位相関係となり、その出力が0になるごとく制御さ
れる。制御系が安定した定常状態では、各チヤネルにお
ける5可変遅延素子の出力における制御パルスの時間軸
はフライホイール発振器10の出力を基準として完全に
等化されている。従つて可変遅延素子の出力から各チヤ
ネルの等化出力0UTをとり出し、これらをアダマール
逆変換回路H−”(第1図)に4印加する。一方系が安
定した定常状態では、低域フイルタLPFの出力は所定
のレベルとなるので、このレベルをウインドコンパレー
タW − CMPにより検出し、その出力によりスイツ
チSWを接点bに切替える。
これによりゲート1−1,1−2,・・・・・・, 1
− nは導通状態となり、各チヤネルの信号は可変遅延
素子DELにより時間等化されて出力端子に提供される
。一方別のゲート回路3−1,3−2,・・・・・・,
3−nはフライホイール発振器10のパルス幅Tの時
間のみ導通するので、各チヤネルから制御パルスのみが
抽出され、抽出された制御パルスにより閉ループ系が制
御されて時間軸の等化が行なわれる。なお電圧制御発振
器の中心周波数は、可変遅延素子の遅延時間が制御パル
スの周期の整数倍になるごとく選ばれているものとする
次に制御パルスのパルス幅τと制御パルスの挿入される
ブランキング区間TF及びフライホイール発振器の出力
のパルス幅Tの関係を第4図により説明する。
第4図において、基準となる第(n)チヤネルが他のチ
ヤネルに対し2tだけずれても、フライホイール発振器
のパルス幅Tの中に各チヤネルの制御パルスが含まれる
ためには、フライホイール発振器のパルス幅Tは第(n
)チヤネルの制御パルスを中心にT=4t+τであり、
又各チヤネルのブランキング区間TFは当該チヤネルの
制御パルスを中心にTF=8t+τでなければならない
。この関係が満足されれば第(n)チヤネル以外の各チ
ヤネルの制御パルスの振幅は信号の振幅よりも低くても
さしつかえない。なお第3図において、定常状態ではス
イツチSWは接点bに接続されているが、何等かの原因
で時間軸の同期が大きく外れて制御パルスがフライホイ
ール発振器のパルス幅Tの外側に出たときは、当該チヤ
ネルのウインドコンパレータの出力が0になつてスイツ
チSWが接点aに接続され、初期設定と同じ過程で時間
軸等化が行なわれる。
その後制御パルスが時間Tの範囲内に入るとスイツチS
Wは再び接点bに接続され定常状態の制御が行なわれる
。なお定常状態では制御パルスは時間Tでゲートされて
いるので、各チヤネルの信号に異常に振幅の高いノイズ
または信号が発生しても、ノイズまたは大振幅信号を制
御パルスと誤認して制御系が乱されることはない。
以上実施例により説明したごとく、本発明によると信号
Sの振幅を制御パルスの制約なしに十分に大きくとるこ
とが出来るので信号のS/Nが向上し、良好な画質をう
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用される磁気記録再生装置の系統図
、第2図は記録信号の波形図、第3図は時間軸制御回路
のプロツクダイヤグラム、第4図は再生信号の波形図で
ある。 TBC;時間軸制御回路、H,H−1;アダマール(逆
)変換回路、P;制御パルス、S;信号、G;ゲート回
路、DEL;可変遅延素子、PH・CMP;位相比較回
路、LP;低域フイルタ、VCO:電圧制御発振器、W
−CMP;ウインドコンパレータ、SW;スイツチ、L
−DET;レベル検出器、FLY−GEN;フライホイ
ール発振器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 広帯域信号を複数の狭帯域チャネルに分割し、各チ
    ャネルに所定の時間間隔の制御パルスを挿入した後チャ
    ネルの数に等しいか又はこれより少ないトラックに磁気
    記録し、各トラックの再生出力の時間軸を前記制御パル
    スを基準として等化した後原広帯域信号を復元するごと
    き磁気記録再生方式において、ひとつの狭帯域チャネル
    に挿入される基準制御パルスの振幅が信号の振幅よりも
    十分高く、当該チャネルの再生出力から振幅の相違を利
    用して制御パルスを抽出し、抽出された制御パルスをゲ
    ート信号として他のチャネルの制御パルスを抽出し、前
    記基準制御パルスを基準として各チャネルの制御パルス
    の時間軸を等化することを特徴とする時間軸制御方式。
JP53117461A 1978-09-26 1978-09-26 時間軸制御方式 Expired JPS5951042B2 (ja)

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JPS5545119A JPS5545119A (en) 1980-03-29
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JPS5545119A (en) 1980-03-29

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