JPS595086Y2 - 建設車輌のブレ−ド自動制御装置 - Google Patents

建設車輌のブレ−ド自動制御装置

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JPS595086Y2
JPS595086Y2 JP6551978U JP6551978U JPS595086Y2 JP S595086 Y2 JPS595086 Y2 JP S595086Y2 JP 6551978 U JP6551978 U JP 6551978U JP 6551978 U JP6551978 U JP 6551978U JP S595086 Y2 JPS595086 Y2 JP S595086Y2
Authority
JP
Japan
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blade
signal
control device
outputs
deviation
Prior art date
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Expired
Application number
JP6551978U
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English (en)
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JPS54167504U (ja
Inventor
太四郎 竹田
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Publication date
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建設車輛のブレード自動制御装置に関する。
従来、建設車輛例えばブルドーザのブレード自動制御装
置は第1図に示すようにブレードリフトシリンダ2にシ
リンダストロークセンサ3を並設する一方、車体1に振
子型傾斜計4を配設し、これらのセンサ3と傾斜計4の
出力とブレード高さ設定器6の設定値とに基いて演算回
路7により予設定ブレード高さと現在のブレード高さと
の偏差を算出し、この演算回路7の偏差出力信号を増幅
器8で増幅した後油圧駆動部9に加え、予設定高さにブ
レードを制御するようにしている。
しかしながら、振子型傾斜計は重力方向の傾きのみなら
ず車に加わる加速度の影響を受けるため、車輌の発進時
、停止時或いは旋回時にその影響が表われ、ブレード制
御を非常に悪くするという欠点がある。
このような加速度の影響を除くために発進時、停止時或
は旋回時等においてはブレード高さをその直前の値にホ
ールドしたり、或いはブレード制御をオフにする方法が
提案されているが、かかる方法においてはホールド或は
オフの間はブレードの制御ができないために不便である
等の欠点があった。
本考案は上述の欠点を除去する目的でなされたもので、
前記演算回路の後に特性が可変するフィルタ回路を接続
し、加速度が加えられたときにフィルタの特性を変化さ
せて加速度の影響を軽減するようにした建設車輛のブレ
ード自動制御装置を提供するものである。
以下本考案を添付図面の一実施例に基いて詳述する。
第2図において、ブルドーザ1のブレードリフトシリン
ダ2にはシリンダストロークセンサ3が並設されており
、リフトシリンダ2のストロークを検出して対応するス
トローク信号elを出力する。
また、ブルドーザ1の車体には振子型傾斜計4が配設さ
れており車体の傾斜に応じた傾斜信号esを出力する。
振子型傾斜計4は重力の方向を利用した通常の傾斜計で
ある。
高さ設定器6はブレード5の高さを設定するためのもの
で予設定高さに応じた設定信号Ehを出力する。
演算部7は入力信号el、es及びEhに基いてブレー
ド5の現在の高さhと予設定高さHとの偏差jhを演算
し対応する偏差信号、Ieを出力してフィルタ回路15
に加える。
センサ10はブルドーザ1の発進、停止を検出するため
のもので例えばメインクラッチ(図示せず)の近傍位置
に配設されており、このメインクラッチの入り、切りを
検出し、この入り、切り時に信号emを出力する。
センサ11はブルドーザ1の旋回を検出するためのもの
で例えばステアリングレバー(図示せず)の近傍位置に
配設されており、このステアリングレバーの旋回位置を
検出して信号・erを出力する。
これらの信号e’m、 e rはオア回路12を介して
微分回路13に加えられる。
ワンショット回路14は微分回路13から信号が加えら
れると一定時間の開信号enを出力する。
フィルタ回路15は特性が可変するフィルタで例えば演
算増幅器OPにコンデンサC1,C2が並列接続されて
おり、且つコンデンサC2はスイッチング回路SWを介
して接続されている。
このスイッチング回路SWはワンショット回路14の出
力信号enが加えられている間オンとなるようになって
いる。
そして、このフィルタ回路15の時定数はコンデンサC
1,C2によって決定される。
スイッチング回路SWがオフのときのコンデンサの値は
C1であり、オンのときのコンデンサの値はC,+C2
となる。
従って、スイッチング回路SWがオフ。オンのときの時
定数を夫々T1.T2とすると、T1〈T2となる。
尚、これらのコンデンサC1,C2の値は設計上の問題
である。
フィルタ回路15を介して出力された前記偏差信号ie
は増幅回路8で増幅された後油圧駆動部9に加えられる
油圧駆動部9は入力信号Jeに応じてリフトシリンダ2
を駆動し、ブレード5を予設定高さに制御する。
ブルドーザ1のメインクラッチ及びステアリングレバー
のいずれも操作されないとき例えばブルドーザ1が停止
或は直進走行しているときには、センサ10,11から
は信号em、erが出力されない。
従って、フィルタ回路15の時定数はT1となっており
、油圧駆動部9はこの時定数T1に応じた応答速度で作
動してリフトシリンダ2を駆動する。
ブルドーザ1の発進時、停止時にはセンサ10から信号
ernが出力され、旋回時にはセンサ11から信号e、
rが出力される。
これらの信号em或はerのうち、少くともいずれか一
方が出力された場合には、ワンショット回路14から信
号enが出力され、スイッチング回路、S、Wがオンと
なる。
従って、フィルタ回路15の時定数がT2となる。
そして、油圧駆動部9はこの時定数T2に応じた応答度
度で作動してリフトシリンダ2を駆動する。
時定数T2はT1よりも大きく従って、その差T2−T
I分だけ偏差入力信号Aeの変化が緩やかとなって出力
され、油圧駆動部9の駆動速度が遅くなり、リフトシリ
ンダ2が緩やかに制御される。
従って、発進時、停止時或は旋回時に傾斜計に加えられ
る重力以外の加速度の影響を除去してブレード制御を行
うことができる。
以上説明したように本考案によれば、車輌の発進、停止
或は旋回時に加えられる重力以外の加速度の影響を非常
に軽減することができ、ブレードの自動制御を良好にす
ることができる。
また、従来の制御装置に簡単に取付けることができ、安
価且つ高精度のブレード自動制御装置を提供することが
できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブレード自動制御装置を示す図、第2図
は本考案に係る建設車輛のブレード自動制御装置の一実
施例を示す図である。 1・・・・・・ブルドーザ、2・・・・・・リフトシリ
ンダ、3・・・・・・シリンダストロークセンサ、4・
・・・・・傾斜計、7・・・・・・演算部、9・・・・
・・油圧駆動部、10.11・・・・・・センサ、14
・・・・・・ワンショット回路、15・・・・・・フィ
ルタ回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に配した振子型傾斜計の出力信号とブレードリフト
    シリンダに配したストロークセンサの出力信号とブレー
    ド高さ設定器の設定信号とに基いて予設定ブレード高さ
    と現在のブレード高さとの偏差に応じた偏差信号を得、
    該偏差信号に基いてブレード高さを制御するブレード自
    動制御装置において、車輌の発進、停止を検出する第1
    のセンサと、車輌の旋回を検出する第2のセンサと、該
    第1、第2のセンサの出力の少くなくも1つが入力され
    た時に所定の開信号を出力するワンショット回路と、該
    ワンショット回路の出力信号が加えられている開時性が
    変化して、前記偏差信号を緩やかに出力するフィルタ回
    路とを具え、車輌の発進、停止或は旋回時における加速
    度の影響を除去してブレード制御を行なうようにした建
    設車輛のブレード自動制御装置。
JP6551978U 1978-05-16 1978-05-16 建設車輌のブレ−ド自動制御装置 Expired JPS595086Y2 (ja)

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JP6551978U JPS595086Y2 (ja) 1978-05-16 1978-05-16 建設車輌のブレ−ド自動制御装置

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JPS54167504U JPS54167504U (ja) 1979-11-26
JPS595086Y2 true JPS595086Y2 (ja) 1984-02-15

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ID=28970660

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